JPH09239609A - ワークの内球面加工方法及びその装置 - Google Patents
ワークの内球面加工方法及びその装置Info
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- JPH09239609A JPH09239609A JP5003596A JP5003596A JPH09239609A JP H09239609 A JPH09239609 A JP H09239609A JP 5003596 A JP5003596 A JP 5003596A JP 5003596 A JP5003596 A JP 5003596A JP H09239609 A JPH09239609 A JP H09239609A
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- spindle
- axis
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ワークの内球面形状の加工を高い真球精度で良
好に仕上げる。 【構成】ワークの支持装置側の回転軸の軸線L2 をU軸
加工機側のスピンドルの軸線L1 に交わらせ、ツール9
の刃先9aをワークの旋回中心Oに合わせる。そして刃
先9aの回転軌跡が断面円43aを描くようにU軸方向
へ移動させ、スピンドルを回転させると、突端部42,
42aには夫々部分S1 ,S1 が切り込まれる。次にこ
こからL2 を軸としてワークを90°回転させると、断
面円43aの上下半分が、夫々突端部42,42aに対
して相対的に球形43の4分の1の軌跡を描くことにな
り、これと干渉する部分S2 ,S2 が夫々点対称に切除
される。更に90°回転させると、残りの4分の1ずつ
の扇状部分が切除されて、突端部42,42aの対向面
には、球形43と干渉する内球面形状44,44の部分
が夫々切除される。
好に仕上げる。 【構成】ワークの支持装置側の回転軸の軸線L2 をU軸
加工機側のスピンドルの軸線L1 に交わらせ、ツール9
の刃先9aをワークの旋回中心Oに合わせる。そして刃
先9aの回転軌跡が断面円43aを描くようにU軸方向
へ移動させ、スピンドルを回転させると、突端部42,
42aには夫々部分S1 ,S1 が切り込まれる。次にこ
こからL2 を軸としてワークを90°回転させると、断
面円43aの上下半分が、夫々突端部42,42aに対
して相対的に球形43の4分の1の軌跡を描くことにな
り、これと干渉する部分S2 ,S2 が夫々点対称に切除
される。更に90°回転させると、残りの4分の1ずつ
の扇状部分が切除されて、突端部42,42aの対向面
には、球形43と干渉する内球面形状44,44の部分
が夫々切除される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば図6に示す
ように、ワーク40に平行に突設された突端部42,4
2a(例えばコネクティングロッドとの継手部分等)間
の互いの対向面に、球形43の一部となる対称な内球面
形状44,44を切削加工する場合や、或は図7の如
く、ワーク45に穿設した透孔46の内面に、球形47
の一部となる連続した内球面形状48を切削加工する場
合等に好適な内球面加工方法と、その方法を実現するた
めの装置に関するものである。
ように、ワーク40に平行に突設された突端部42,4
2a(例えばコネクティングロッドとの継手部分等)間
の互いの対向面に、球形43の一部となる対称な内球面
形状44,44を切削加工する場合や、或は図7の如
く、ワーク45に穿設した透孔46の内面に、球形47
の一部となる連続した内球面形状48を切削加工する場
合等に好適な内球面加工方法と、その方法を実現するた
めの装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来上記のような内球面加工方法として
は、まず図6のようなワークの場合、総型バイトを用い
て、ワークを工作機械のスピンドルに取り付けて回転さ
せながら切削加工する方法や、剣先バイトを用いて、同
様にワークを回転させながら、ワーク内での剣先バイト
の軸方向と切り込み方向との移動量をNCで同時制御し
て、内球面形状を切削加工する方法が採用されている。
又図7のようなワークの場合は、エンドミルを用い、球
形中心とエンドミルの刃先中心とを合わせて、エンドミ
ルの軸心に対して所定角度傾斜させたワークを回転さ
せ、刃先を徐々に切り込ませることでまず内球面の半分
を切削し、次にワークを反対側へ傾斜させて同様に回転
させ、残りの半分を切削する方法がとられている。
は、まず図6のようなワークの場合、総型バイトを用い
て、ワークを工作機械のスピンドルに取り付けて回転さ
せながら切削加工する方法や、剣先バイトを用いて、同
様にワークを回転させながら、ワーク内での剣先バイト
の軸方向と切り込み方向との移動量をNCで同時制御し
て、内球面形状を切削加工する方法が採用されている。
又図7のようなワークの場合は、エンドミルを用い、球
形中心とエンドミルの刃先中心とを合わせて、エンドミ
ルの軸心に対して所定角度傾斜させたワークを回転さ
せ、刃先を徐々に切り込ませることでまず内球面の半分
を切削し、次にワークを反対側へ傾斜させて同様に回転
させ、残りの半分を切削する方法がとられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】総型バイトを用いた加
工方法においては、加工面が広いために切削抵抗が過大
となる上、切粉の排出が悪いために、加工面にビビリや
むしれが発生することがある。又剣先バイトを用いた加
工方法にあっては、切り込み方向の動作変換点での刃先
の制御時に生じる移動装置側のバックラッシが刃先移動
の遅れとなり、加工面の真球度が確保できない。更に両
者ともワークを主軸に装着して回転させる構成であるた
め、アンバランス状態で質量的にも大きくなり、回転数
を上げることができず、加工精度の低下や加工時間の冗
長を招く結果ともなってしまう。一方エンドミルを用い
た加工方法においては、切削工程が断続的となって時間
のロスが生じるのに加え、エンドミルのチャッキングに
軸心からの振れが生じると、加工面を悪くさせたり、真
球度に誤差を生じさせ寸法管理が困難となる虞れがあ
る。
工方法においては、加工面が広いために切削抵抗が過大
となる上、切粉の排出が悪いために、加工面にビビリや
むしれが発生することがある。又剣先バイトを用いた加
工方法にあっては、切り込み方向の動作変換点での刃先
の制御時に生じる移動装置側のバックラッシが刃先移動
の遅れとなり、加工面の真球度が確保できない。更に両
者ともワークを主軸に装着して回転させる構成であるた
め、アンバランス状態で質量的にも大きくなり、回転数
を上げることができず、加工精度の低下や加工時間の冗
長を招く結果ともなってしまう。一方エンドミルを用い
た加工方法においては、切削工程が断続的となって時間
のロスが生じるのに加え、エンドミルのチャッキングに
軸心からの振れが生じると、加工面を悪くさせたり、真
球度に誤差を生じさせ寸法管理が困難となる虞れがあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、加工精
度の向上と加工面の良好な仕上を、簡単な構成で達成す
ることができるワークの内球面加工方法とその装置を提
供するもので、その構成は、まず内球面加工方法として
は、スピンドルに設けたツールの刃先を前記スピンドル
の軸線との交差方向へ移動させて、前記刃先が球形の中
央断面円と等しい軌跡を描くようにスピンドルを回転さ
せる一方、前記ワークを、前記刃先の回転中心を通る線
を中心軸として、前記中央断面円を横切る方向に回転さ
せることで、前記刃先の中央断面円に、ワークに対する
相対的な球形軌跡を描かせて、その球形軌跡と干渉する
部分のワークを切削することを特徴とするものである。
又内球面加工装置としては、軸方向に前後移動可能なス
ピンドルの先端に、前記スピンドルの軸線から刃先を交
差方向に移動可能なツールを備えたU軸加工機構と、そ
のU軸加工機構の前方に配置されて前記ワークを把持す
ると共に、前記スピンドルの軸線と交差する線を中心軸
とし、且つその交差点に球形の中心を設定してワークを
回転させる支持機構とを備えたことを特徴とするもので
ある。
度の向上と加工面の良好な仕上を、簡単な構成で達成す
ることができるワークの内球面加工方法とその装置を提
供するもので、その構成は、まず内球面加工方法として
は、スピンドルに設けたツールの刃先を前記スピンドル
の軸線との交差方向へ移動させて、前記刃先が球形の中
央断面円と等しい軌跡を描くようにスピンドルを回転さ
せる一方、前記ワークを、前記刃先の回転中心を通る線
を中心軸として、前記中央断面円を横切る方向に回転さ
せることで、前記刃先の中央断面円に、ワークに対する
相対的な球形軌跡を描かせて、その球形軌跡と干渉する
部分のワークを切削することを特徴とするものである。
又内球面加工装置としては、軸方向に前後移動可能なス
ピンドルの先端に、前記スピンドルの軸線から刃先を交
差方向に移動可能なツールを備えたU軸加工機構と、そ
のU軸加工機構の前方に配置されて前記ワークを把持す
ると共に、前記スピンドルの軸線と交差する線を中心軸
とし、且つその交差点に球形の中心を設定してワークを
回転させる支持機構とを備えたことを特徴とするもので
ある。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1において、1は内球面加工装置
で、U軸加工機2と、ワークの支持装置3とからなり、
U軸加工機2のスピンドルの軸線L1 と、支持装置3の
回転軸の軸線L2 とが直交するようにテーブル上に配置
されている。まずU軸加工機2を説明する。図2にも示
すように、スピンドル4は、本体5内において軸方向へ
前後移動可能に支持される六角形のクイル6によって軸
支されると共に、主軸モータ7によって回転する。又本
体5には、クイル6を軸方向へ前後移動させる送りモー
タ8が備えられている。更にスピンドル4先端に装着さ
れるツール9は、スピンドル4に内蔵した図示しない移
動装置によって刃先をU軸方向(スピンドルの軸線L1
との交差方向)へ移動可能となっているが、この移動装
置は、スピンドル4に内蔵され、スピンドル4の軸線上
に揺動中心を設定したシーソー部材の後端を、スピンド
ル4の軸心に設けられたドローバー10の軸方向の移動
によって所定角度傾斜させることで、シーソー部材の前
端に装着したツール9をU軸方向へ傾斜させる構成であ
る。尚この移動装置は、ドローバー10の移動によって
ツールを装着したスライド部材をU軸方向へ移動させる
スライド方式のものでも良い。そして13は、前記ドロ
ーバー10にロータリージョイント11を介して連結さ
れる送りネジ12を回転させて、ドローバー10を軸方
向へ移動させるツール制御モータである。これら3つの
モータがNC制御されて、スピンドル4の回転と軸方向
への送り、及びツール9のU軸方向への移動が行われる
ものである。
基づいて説明する。図1において、1は内球面加工装置
で、U軸加工機2と、ワークの支持装置3とからなり、
U軸加工機2のスピンドルの軸線L1 と、支持装置3の
回転軸の軸線L2 とが直交するようにテーブル上に配置
されている。まずU軸加工機2を説明する。図2にも示
すように、スピンドル4は、本体5内において軸方向へ
前後移動可能に支持される六角形のクイル6によって軸
支されると共に、主軸モータ7によって回転する。又本
体5には、クイル6を軸方向へ前後移動させる送りモー
タ8が備えられている。更にスピンドル4先端に装着さ
れるツール9は、スピンドル4に内蔵した図示しない移
動装置によって刃先をU軸方向(スピンドルの軸線L1
との交差方向)へ移動可能となっているが、この移動装
置は、スピンドル4に内蔵され、スピンドル4の軸線上
に揺動中心を設定したシーソー部材の後端を、スピンド
ル4の軸心に設けられたドローバー10の軸方向の移動
によって所定角度傾斜させることで、シーソー部材の前
端に装着したツール9をU軸方向へ傾斜させる構成であ
る。尚この移動装置は、ドローバー10の移動によって
ツールを装着したスライド部材をU軸方向へ移動させる
スライド方式のものでも良い。そして13は、前記ドロ
ーバー10にロータリージョイント11を介して連結さ
れる送りネジ12を回転させて、ドローバー10を軸方
向へ移動させるツール制御モータである。これら3つの
モータがNC制御されて、スピンドル4の回転と軸方向
への送り、及びツール9のU軸方向への移動が行われる
ものである。
【0006】次に図3はワークの支持装置3の説明図
で、装置本体14内には、回転軸15が、軸方向の前後
に配置された一対のテーパローラベアリング16,16
によって軸支される。この回転軸15は、段部15a
と、間座17を介して回転軸15に螺合される軸ナット
18とにより、軸方向への移動を規制されている。又回
転軸15の後方(図3の右側)には、回転駆動用のサー
ボモータ19が配置されており、モータシャフト20
を、回転軸15の後端に固着されるカップリング21を
貫通して回転軸15内の中空部へ突出させ、その突出端
部を締結ナット22で締着することで、モータシャフト
20と回転軸15とは一体回転可能に連結されている。
更に装置本体14は、スライドベース23によって垂直
方向へスライド移動可能にガイドされると共に、スライ
ドネジ24の回転操作によってそのスライド移動の調整
が可能となっている。このスライドネジ24には、互い
にピッチの異なる逆ネジ部を有して夫々装置本体14側
とスライドベース23側とに螺合し、回転操作に伴って
ネジのピッチ差分移動する差動ネジ方式が採用されてお
り、ここで微小調整を容易に行えるようにしている。こ
れらのスライド機構は、後述する内球面加工方法の実施
の際、回転軸15の軸線L2 をU軸加工機2側のスピン
ドル4の軸線L1 に垂直方向で交わらせるためのもの
で、調整後は、装置本体14とスライドベース23とを
ボルト25,25で固定して、振動等によるズレを防止
している。
で、装置本体14内には、回転軸15が、軸方向の前後
に配置された一対のテーパローラベアリング16,16
によって軸支される。この回転軸15は、段部15a
と、間座17を介して回転軸15に螺合される軸ナット
18とにより、軸方向への移動を規制されている。又回
転軸15の後方(図3の右側)には、回転駆動用のサー
ボモータ19が配置されており、モータシャフト20
を、回転軸15の後端に固着されるカップリング21を
貫通して回転軸15内の中空部へ突出させ、その突出端
部を締結ナット22で締着することで、モータシャフト
20と回転軸15とは一体回転可能に連結されている。
更に装置本体14は、スライドベース23によって垂直
方向へスライド移動可能にガイドされると共に、スライ
ドネジ24の回転操作によってそのスライド移動の調整
が可能となっている。このスライドネジ24には、互い
にピッチの異なる逆ネジ部を有して夫々装置本体14側
とスライドベース23側とに螺合し、回転操作に伴って
ネジのピッチ差分移動する差動ネジ方式が採用されてお
り、ここで微小調整を容易に行えるようにしている。こ
れらのスライド機構は、後述する内球面加工方法の実施
の際、回転軸15の軸線L2 をU軸加工機2側のスピン
ドル4の軸線L1 に垂直方向で交わらせるためのもの
で、調整後は、装置本体14とスライドベース23とを
ボルト25,25で固定して、振動等によるズレを防止
している。
【0007】そして回転軸15の前端には、取付プレー
ト26を介して筒状のチャック本体27がボルトで固定
されている。このチャック本体27の開口部には、軸線
L2から放射状にコレットチャック28,28・・が配
置されて、その後端がチャック本体27の内部に設けた
ピストン29にねじ込まれている。又30は取付プレー
ト26に突設されたワークの突き当てブロックである。
よってこのチャック機構によれば、例えば図6で示した
ようなワーク40を、基端41からチャック本体27に
手で挿入してコレットチャック28に把持させ、装置本
体14側から供給される図示しない油圧機構を作動させ
て、ピストン29を回転軸15側へ移動させると、コレ
ットチャック28が後退しながらチャック本体27のテ
ーパ状の開口27aにガイドされて軸線L2 側へ縮小す
る。ここでワーク40を回転軸15側に引き込んで基端
41を突き当てブロック30に当接させて、ワーク40
をしっかりと把持することになる。
ト26を介して筒状のチャック本体27がボルトで固定
されている。このチャック本体27の開口部には、軸線
L2から放射状にコレットチャック28,28・・が配
置されて、その後端がチャック本体27の内部に設けた
ピストン29にねじ込まれている。又30は取付プレー
ト26に突設されたワークの突き当てブロックである。
よってこのチャック機構によれば、例えば図6で示した
ようなワーク40を、基端41からチャック本体27に
手で挿入してコレットチャック28に把持させ、装置本
体14側から供給される図示しない油圧機構を作動させ
て、ピストン29を回転軸15側へ移動させると、コレ
ットチャック28が後退しながらチャック本体27のテ
ーパ状の開口27aにガイドされて軸線L2 側へ縮小す
る。ここでワーク40を回転軸15側に引き込んで基端
41を突き当てブロック30に当接させて、ワーク40
をしっかりと把持することになる。
【0008】加工例1 以上の如く構成された内球面加工装置1を用いてワーク
の内球面加工を行う方法を主に図4を用いて説明する。
尚同図(A)〜(C)の上図は夫々ワーク40の突端部
42,42aの部分斜視、下図は夫々突端部42aの部
分側面を示すものである。まず支持装置3のスライドネ
ジ24の操作によって、回転軸15の軸線L2 をU軸加
工機2側のスピンドル4の軸線L1 に交わらせる。次に
送りモータ8の駆動によりクイル6を前進させてスピン
ドル4を前方へ送り、ツール9の刃先9aを、加工しよ
うとする内球面の中心、即ちワークの旋回中心Oに合わ
せる。そしてツール制御モータ13の駆動により、図4
(A)の如く、旋回中心Oから刃先9aまでの距離が、
内球面が含まれる球形43の中央断面円(以下断面円と
いう)43aの半径に等しくなるようにU軸方向へ移動
させ、主軸モータ7の駆動でスピンドル4を回転させる
と、刃先9aの回転軌跡は上記断面円43aと等しくな
り、突端部42,42aの対向面には、夫々点線で示す
部分S1 ,S1 が切り込まれることになる。尚刃先9a
の形状から実際の切り込み部分はV字状の溝となるが、
ここでは切削原理の説明のため、切り込み位置を単に点
線で示す。次にこの状態から支持装置3側のサーボモー
タ19を作動させて回転軸15を回転させ、チャック本
体27と共にワーク40を、L2 を軸として図4(A)
の矢印方向へ90°回転させる。すると断面円43aに
おける旋回中心Oを境とした上下半分が、夫々突端部4
2,42aの対向面に対して相対的に球形43の4分の
1の軌跡を描くことになり、この軌跡と干渉する突端部
42,42aにおいては、同図(B)に示すように、S
1 から連続して内球面形状44の4分の1となる扇状の
部分S2 ,S2 が夫々点対称に切除されることになる。
そしてここから更に90°回転させると、同様の原理で
残りの4分の1ずつの扇状部分が切除されて、同図
(A)から180°のワーク40の回転が終了すると、
丁度断面円43aがワーク40に対して相対的に球形4
3を描く形となって、同図(C)のように突端部42,
42aの対向面には、球形43と干渉する内球面形状4
4,44の部分が夫々切除されるのである。
の内球面加工を行う方法を主に図4を用いて説明する。
尚同図(A)〜(C)の上図は夫々ワーク40の突端部
42,42aの部分斜視、下図は夫々突端部42aの部
分側面を示すものである。まず支持装置3のスライドネ
ジ24の操作によって、回転軸15の軸線L2 をU軸加
工機2側のスピンドル4の軸線L1 に交わらせる。次に
送りモータ8の駆動によりクイル6を前進させてスピン
ドル4を前方へ送り、ツール9の刃先9aを、加工しよ
うとする内球面の中心、即ちワークの旋回中心Oに合わ
せる。そしてツール制御モータ13の駆動により、図4
(A)の如く、旋回中心Oから刃先9aまでの距離が、
内球面が含まれる球形43の中央断面円(以下断面円と
いう)43aの半径に等しくなるようにU軸方向へ移動
させ、主軸モータ7の駆動でスピンドル4を回転させる
と、刃先9aの回転軌跡は上記断面円43aと等しくな
り、突端部42,42aの対向面には、夫々点線で示す
部分S1 ,S1 が切り込まれることになる。尚刃先9a
の形状から実際の切り込み部分はV字状の溝となるが、
ここでは切削原理の説明のため、切り込み位置を単に点
線で示す。次にこの状態から支持装置3側のサーボモー
タ19を作動させて回転軸15を回転させ、チャック本
体27と共にワーク40を、L2 を軸として図4(A)
の矢印方向へ90°回転させる。すると断面円43aに
おける旋回中心Oを境とした上下半分が、夫々突端部4
2,42aの対向面に対して相対的に球形43の4分の
1の軌跡を描くことになり、この軌跡と干渉する突端部
42,42aにおいては、同図(B)に示すように、S
1 から連続して内球面形状44の4分の1となる扇状の
部分S2 ,S2 が夫々点対称に切除されることになる。
そしてここから更に90°回転させると、同様の原理で
残りの4分の1ずつの扇状部分が切除されて、同図
(A)から180°のワーク40の回転が終了すると、
丁度断面円43aがワーク40に対して相対的に球形4
3を描く形となって、同図(C)のように突端部42,
42aの対向面には、球形43と干渉する内球面形状4
4,44の部分が夫々切除されるのである。
【0009】但し実際には、いきなり刃先9aが断面円
43aを描くように設定して加工するものではなく、上
記原理に従って、 (1) 最初は刃先9aのU軸方向への移動量を小さくし
て、突端部42,42aへの切込量を浅くした状態でツ
ール9を回転させ、ここでワーク40を180°回転さ
せて、断面円43aより小さい断面円で浅い内球面形状
を切削加工する。このサイクルを、徐々にU軸方向への
切込量を増やしながら繰り返す。 (2) 回転するツール9を一定速度でU軸方向へも移動さ
せて刃先円を徐々に拡大させながら、ワーク40にも1
80°で反復回転させて連続的に切削加工する。刃先円
が断面円43aに達するとU軸方向への切込は停止さ
せ、最後にワーク40を180°旋回させて仕上加工を
行う。の2方法で加工するのが好ましい。特に(2) の方
法では加工時間の一層の短縮を図ることができる。この
ように上記加工方法によれば、ワーク40をスピンドル
4の軸線L1 に対して直交する軸線L2 を中心として回
転させることで、内球面形状44,44が簡単に切削加
工できる。特にツール9にはU軸方向への移動量のみを
設定する単純な制御で済むため、真球精度の高い加工が
行え、良好な仕上面が得られる。又ツール9の高速回転
が可能となるため、一層の加工精度の向上と加工時間の
短縮が期待できるのである。
43aを描くように設定して加工するものではなく、上
記原理に従って、 (1) 最初は刃先9aのU軸方向への移動量を小さくし
て、突端部42,42aへの切込量を浅くした状態でツ
ール9を回転させ、ここでワーク40を180°回転さ
せて、断面円43aより小さい断面円で浅い内球面形状
を切削加工する。このサイクルを、徐々にU軸方向への
切込量を増やしながら繰り返す。 (2) 回転するツール9を一定速度でU軸方向へも移動さ
せて刃先円を徐々に拡大させながら、ワーク40にも1
80°で反復回転させて連続的に切削加工する。刃先円
が断面円43aに達するとU軸方向への切込は停止さ
せ、最後にワーク40を180°旋回させて仕上加工を
行う。の2方法で加工するのが好ましい。特に(2) の方
法では加工時間の一層の短縮を図ることができる。この
ように上記加工方法によれば、ワーク40をスピンドル
4の軸線L1 に対して直交する軸線L2 を中心として回
転させることで、内球面形状44,44が簡単に切削加
工できる。特にツール9にはU軸方向への移動量のみを
設定する単純な制御で済むため、真球精度の高い加工が
行え、良好な仕上面が得られる。又ツール9の高速回転
が可能となるため、一層の加工精度の向上と加工時間の
短縮が期待できるのである。
【0010】加工例2 そして上記方法及び装置によれば、図7に示したワーク
45の透孔46の内面を内球面形状48に簡単に加工す
ることもできる。即ち図5(A)(B)に示すように、
支持装置3の配置変更、或はチャック機構のみの設計変
更により、透孔46の軸線と一致させた支持装置3側の
回転軸15の軸線L2 が、スピンドル4の軸線L1 に対
して所定角度α傾斜するように設定し、加工しようとす
る内球面の断面円47aでスピンドル9の刃先9aを回
転させて、ワーク45をL2 を軸にして同図(A)の矢
印方向へ180°回転させると、前述と同じ原理で、ワ
ーク45の回転に従って透孔46の内面は、その内面を
斜めに横切る断面円47aに切削される。即ち図5にお
いて、切削開始時には透孔46のツール9側に位置して
いた断面円47a上の接点Aが、ワーク45の回転に連
れて相対的に断面円47aに沿って透孔46の内面に転
写され、180°の回転終了時には透孔46の反対側の
接点A1 の位置へ移動することで、内面の左半分が球形
47の形状で切除され、同様に接点A1 からAへの転写
により、右半分が切除されることになる。よって透孔4
6全体に内球面形状48が形成されるのである。このよ
うに加工例2においても、ツール9にはU軸方向への移
動量のみを設定するだけで、加工工程が断続することな
く、真球精度の高い加工が迅速且つ簡単に行え、良好な
仕上面が得られる。勿論ツールの高速回転化による加工
精度の向上と加工時間短縮の効果も同様に得られる。尚
透孔46の全面を内球面形状に加工する場合は、図5の
如く断面円47aの上方の接点A1 と下方の接点Aと
が、夫々透孔46内面の前端と後端若しくはそれより外
部に位置するように設定する必要がある。逆にL2 の傾
きや透孔46の軸方向の長さを変えることで、透孔46
内面の途中に上記接点A、A1 が位置するような設定と
すれば、透孔46の内面途中へ局部的に内球面形状48
等を形成することもできる。
45の透孔46の内面を内球面形状48に簡単に加工す
ることもできる。即ち図5(A)(B)に示すように、
支持装置3の配置変更、或はチャック機構のみの設計変
更により、透孔46の軸線と一致させた支持装置3側の
回転軸15の軸線L2 が、スピンドル4の軸線L1 に対
して所定角度α傾斜するように設定し、加工しようとす
る内球面の断面円47aでスピンドル9の刃先9aを回
転させて、ワーク45をL2 を軸にして同図(A)の矢
印方向へ180°回転させると、前述と同じ原理で、ワ
ーク45の回転に従って透孔46の内面は、その内面を
斜めに横切る断面円47aに切削される。即ち図5にお
いて、切削開始時には透孔46のツール9側に位置して
いた断面円47a上の接点Aが、ワーク45の回転に連
れて相対的に断面円47aに沿って透孔46の内面に転
写され、180°の回転終了時には透孔46の反対側の
接点A1 の位置へ移動することで、内面の左半分が球形
47の形状で切除され、同様に接点A1 からAへの転写
により、右半分が切除されることになる。よって透孔4
6全体に内球面形状48が形成されるのである。このよ
うに加工例2においても、ツール9にはU軸方向への移
動量のみを設定するだけで、加工工程が断続することな
く、真球精度の高い加工が迅速且つ簡単に行え、良好な
仕上面が得られる。勿論ツールの高速回転化による加工
精度の向上と加工時間短縮の効果も同様に得られる。尚
透孔46の全面を内球面形状に加工する場合は、図5の
如く断面円47aの上方の接点A1 と下方の接点Aと
が、夫々透孔46内面の前端と後端若しくはそれより外
部に位置するように設定する必要がある。逆にL2 の傾
きや透孔46の軸方向の長さを変えることで、透孔46
内面の途中に上記接点A、A1 が位置するような設定と
すれば、透孔46の内面途中へ局部的に内球面形状48
等を形成することもできる。
【0011】尚本発明は上記実施の形態で示したよう
に、ワークの一対の突端部の互いの対向面に夫々内球面
形状を加工する態様において好適であるが、ワークの1
面のみに内球面形状を加工するものでも本発明の方法や
装置は同様に適用でき、同様の効果が得られる。又内球
面加工装置においては、U軸加工機をマシニングセンタ
のUセンタ工具に代える等、同機能の構造に置換するこ
とができる。同様にワークの支持装置においても、回転
軸の回転制御をサーボモータに代えて、油圧・空圧のシ
リンダ等で行ったり、単純に回転軸にハンドルを直結し
て手動で回すようにしたり、更に回転軸の軸受けに用い
るテーパローラベアリングに代えて、ボールベアリング
やメタル軸受け等を採用したりする等、種々の設計変更
が可能である。勿論ワークのチャック機構も、加工する
ワークの形状に応じて具体的な構造は適宜変更して差し
支えない。加えてワークの支持装置に、軸方向への送り
機構等の付加機能を付与すれば、上記ワーク40におい
て突端部44,44の間隔が離れているような場合に、
突端部の片方ずつ切削加工することができる。又U軸加
工機とワークの支持装置との配置形態も、例えば先に示
したU軸加工機2を垂直にして内球面加工装置1を構成
する等の変更ができる。この場合ワークの支持機構3に
おいても、スライド機構による装置本体14のスライド
方向を水平方向とする等、U軸加工機に合わせて適宜変
更すれば良い。
に、ワークの一対の突端部の互いの対向面に夫々内球面
形状を加工する態様において好適であるが、ワークの1
面のみに内球面形状を加工するものでも本発明の方法や
装置は同様に適用でき、同様の効果が得られる。又内球
面加工装置においては、U軸加工機をマシニングセンタ
のUセンタ工具に代える等、同機能の構造に置換するこ
とができる。同様にワークの支持装置においても、回転
軸の回転制御をサーボモータに代えて、油圧・空圧のシ
リンダ等で行ったり、単純に回転軸にハンドルを直結し
て手動で回すようにしたり、更に回転軸の軸受けに用い
るテーパローラベアリングに代えて、ボールベアリング
やメタル軸受け等を採用したりする等、種々の設計変更
が可能である。勿論ワークのチャック機構も、加工する
ワークの形状に応じて具体的な構造は適宜変更して差し
支えない。加えてワークの支持装置に、軸方向への送り
機構等の付加機能を付与すれば、上記ワーク40におい
て突端部44,44の間隔が離れているような場合に、
突端部の片方ずつ切削加工することができる。又U軸加
工機とワークの支持装置との配置形態も、例えば先に示
したU軸加工機2を垂直にして内球面加工装置1を構成
する等の変更ができる。この場合ワークの支持機構3に
おいても、スライド機構による装置本体14のスライド
方向を水平方向とする等、U軸加工機に合わせて適宜変
更すれば良い。
【0012】
【発明の効果】以上本発明の内球面加工方法及び装置に
よれば、内球面形状が簡単且つ迅速に切削加工できる。
特にツールは単純に球形の中央断面円の軌跡で回転させ
るのみであるから、高い真球精度と良好な仕上面が得ら
れると共に、ツールの高速回転も可能となり、加工精度
の向上と加工時間の短縮とをより効果的に達成すること
ができる。
よれば、内球面形状が簡単且つ迅速に切削加工できる。
特にツールは単純に球形の中央断面円の軌跡で回転させ
るのみであるから、高い真球精度と良好な仕上面が得ら
れると共に、ツールの高速回転も可能となり、加工精度
の向上と加工時間の短縮とをより効果的に達成すること
ができる。
【図1】内球面加工装置の説明図である。
【図2】U軸加工機の説明図である。
【図3】ワークの支持装置の説明図である。
【図4】(A)加工例1における内球面加工方法の説明
図である。 (B)加工例1における内球面加工方法の説明図であ
る。 (C)加工例1における内球面加工方法の説明図であ
る。
図である。 (B)加工例1における内球面加工方法の説明図であ
る。 (C)加工例1における内球面加工方法の説明図であ
る。
【図5】(A)加工例2における内球面加工方法の説明
図である。 (B)加工例2における内球面加工方法の説明図であ
る。
図である。 (B)加工例2における内球面加工方法の説明図であ
る。
【図6】内球面形状が加工されたワークの一例である。
【図7】内球面形状が加工されたワークの一例である。
1・・内球面加工装置、2・・U軸加工機、3・・支持
装置、4・・スピンドル、6・・クイル、7・・主軸モ
ータ、9・・ツール、15・・回転軸、27・・チャッ
ク本体、40,45・・ワーク、42,42a・・突端
部、44,48・・内球面形状。
装置、4・・スピンドル、6・・クイル、7・・主軸モ
ータ、9・・ツール、15・・回転軸、27・・チャッ
ク本体、40,45・・ワーク、42,42a・・突端
部、44,48・・内球面形状。
Claims (2)
- 【請求項1】 ワークに球形の一部を凹設するための内
球面加工方法であって、スピンドルに設けたツールの刃
先を前記スピンドルの軸線との交差方向へ移動させて、
前記刃先が前記球形の中央断面円と等しい軌跡を描くよ
うにスピンドルを回転させる一方、前記ワークを、前記
刃先の回転中心を通る線を中心軸として、前記中央断面
円を横切る方向に回転させることで、前記刃先の中央断
面円に、ワークに対する相対的な球形軌跡を描かせて、
その球形軌跡と干渉する部分のワークを切削することを
特徴とするワークの内球面加工方法。 - 【請求項2】 ワークに球形の一部を凹設するための内
球面加工装置であって、軸方向に前後移動可能なスピン
ドルの先端に、前記スピンドルの軸線から刃先を交差方
向に移動可能なツールを備えたU軸加工機構と、そのU
軸加工機構の前方に配置されて前記ワークを把持すると
共に、前記スピンドルの軸線と交差する線を中心軸と
し、且つその交差点に前記球形の中心を設定してワーク
を回転させる支持機構とを備えたことを特徴とするワー
クの内球面加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5003596A JPH09239609A (ja) | 1996-03-07 | 1996-03-07 | ワークの内球面加工方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5003596A JPH09239609A (ja) | 1996-03-07 | 1996-03-07 | ワークの内球面加工方法及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09239609A true JPH09239609A (ja) | 1997-09-16 |
Family
ID=12847754
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5003596A Pending JPH09239609A (ja) | 1996-03-07 | 1996-03-07 | ワークの内球面加工方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09239609A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107175353A (zh) * | 2017-07-03 | 2017-09-19 | 沈阳透平机械股份有限公司 | 离心压缩机端盖槽体的加工方法及装置 |
CN114161512A (zh) * | 2021-11-29 | 2022-03-11 | 天地伟业技术有限公司 | 一种内球面制作装置及方法 |
-
1996
- 1996-03-07 JP JP5003596A patent/JPH09239609A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107175353A (zh) * | 2017-07-03 | 2017-09-19 | 沈阳透平机械股份有限公司 | 离心压缩机端盖槽体的加工方法及装置 |
CN114161512A (zh) * | 2021-11-29 | 2022-03-11 | 天地伟业技术有限公司 | 一种内球面制作装置及方法 |
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