JPH09238073A - 位相同期回路 - Google Patents

位相同期回路

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JPH09238073A
JPH09238073A JP8044485A JP4448596A JPH09238073A JP H09238073 A JPH09238073 A JP H09238073A JP 8044485 A JP8044485 A JP 8044485A JP 4448596 A JP4448596 A JP 4448596A JP H09238073 A JPH09238073 A JP H09238073A
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JP
Japan
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circuit
locked loop
signal
phase locked
charge pump
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JP8044485A
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English (en)
Inventor
Yoshitaka Soma
義孝 相馬
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NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
Original Assignee
NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】位相同期回路内のチャージポンプ回路の電流供
給能力を最適な制御タイミングで切替える。 【解決手段】位相同期回路内のチャージポンプ回路は、
小電流を流す電流源I1,I2と大電流を流す電流源I
3,I4と、位相比較器出力である入力信号UP,DO
WNに応じてオン/オフするP型トランジスタTr1、
Tr3およびN型トランジスタTr2,Tr4と、入力
信号UP,DOWNのパルス幅とディレイ回路291の
遅延幅を比較し出力信号c1を出力する切替信号生成回
路29と、切替信号生成回路29の出力信号,その反転
信号に応じてオン/オフするP型トランジスタTr5お
よびN型トランジスタTr6と、を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は位相同期回路に関
し、特にチャージポンプ回路を有する位相同期回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の位相同期回路は、一般に
PLL(Phase LockedLoop)回路と呼
ばれ、コイルを持たない同調回路,発振回路などに広く
用いられている。たとえば、図4は、従来の位相同期回
路の1例を示すブロック図である。この位相同期回路
は、発振周波数が制御電圧に対して変化する電圧制御発
振器VCO(Voltage Conntroled
Oscillator)と、発振周波数を分周する分周
器と、発振周波数が分周フィードバックされた信号DI
Vおよび入力信号CLKを比較しそれら信号間の正/負
の位相差に対応したパルス幅を持つアップ信号UP/ダ
ウン信号DOWNを出力する位相比較器と、充/放電電
流を入力および平滑しVCO制御電圧を出力する平滑容
量であるループフィルタと、パルス幅の期間に充/放電
電流CPOUTを出力するチャージポンプ回路と、を備
えている。
【0003】この位相同期回路において、素早く目標の
周波数のクロックを出力する(以後、ロックアップす
る、と記す。)ことが必要であり、同時に、目標の周波
数の出力信号をバラツキが少なく安定して出力されるこ
ととが必要である。素早くロックアップするためにはチ
ャージポンプ回路の電流供給能力が大きいことが必要で
ある。また、目標の周波数の出力信号をバラツキが少な
く安定して出力させるためにはチャージポンプ回路の電
流供給能力が小さいことが必要である。
【0004】図5は、この従来の位相同期回路における
チャージポンプ回路の1例を示す回路図である。このチ
ャージポンプ回路2は、小電流を流す電流源I1,I2
と大電流を流す電流源I3,I4と、入力信号UP,D
OWNに応じてオン/オフするP型トランジスタTr
1,Tr3およびN型トランジスタTr2,Tr4と、
位相同期回路外部からの入力信号である制御信号および
制御信号の反転信号に応じてオン/オフするP型トラン
ジスタTr5およびN型トランジスタTr6と、を備え
ている。このチャージポンプ回路2は、充/放電電流C
POUTをループフィルタ3に出力し、さらにループフ
ィルタ3は、VCO制御電圧を出力している。
【0005】図5を参照して、動作について簡単に説明
する。従来のチャージポンプ回路は、制御信号が“ハ
イ”のとき、電流源I1,I2のみでループフィルタ3
のコンデンサCに充/放電電流CPOUTを出力し、ル
ープフィルタ3のコンデンサCの出力であるVCO制御
電圧を滑らかに変化させる。一方、制御信号が“ロウ”
のとき、電流源I1,I2の他に電流源I3,I4でル
ープフィルタ3のコンデンサCに充/放電電流CPOU
Tを出力し、ループフィルタ3のコンデンサCの出力で
あるVCO制御電圧を急峻に変化させている。また、制
御信号は位相同期回路の動作開始直後は“ロウ”であ
り、一定期間が過ぎると“ハイ”へ変化する。そのた
め、VCO制御電圧は、位相同期回路が動作開始直後は
急峻に変化し、一定期間が過ぎると滑らかに変化する。
この一定期間は、位相同期回路の外部で設定されてい
る。
【0006】次に、従来の位相同期回路におけるチャー
ジポンプ回路の他の例を示す。たとえば、図6は、特開
平2−164128号公報に示されている位相同期回路
におけるチャージポンプ回路を示す回路図である。この
チャージポンプ回路は、位相同期用チャージポンプ部2
Nおよび位相引き込み用チャージポンプ部2Hとから大
きく構成され、大電流を流す電流源21H,22H,3
2Hと、小電流を流す電流源21N,22N,32N
と、入力信号13H,13N,14H,14Nでオン/
オフするスイッチ26H,26N,27H,27Nと、
電流源21H,22H,32Hをオン/オフする制御信
号17と、リード/ライト信号18と引き込み信号19
とで制御信号17を出力する電流切替回路4と、を備え
ている。このチャージポンプ回路は、充/放電電流をル
ープフィルタ3に出力し、さらに、ループフィルタ3
は、VCO制御電圧を出力している。
【0007】図6を参照し、このチャージポンプ回路の
動作について説明する。まず、位相同期用チャージポン
プ部2N内の動作を説明する。この位相同期用チャージ
ポンプ部2Nは、ループフィルタ3内のコンデンサを、
電流源21Nにより常に充電し、スイッチ27Nおよび
26Nがそれぞれオンしたときに電流源22Nおよび3
2Nにより放電する。したがって、スイッチ27N,2
6Nが共にオフのとき、ループフィルタ3内のコンデン
サを放電しないので、ループフィルタ3のVCO制御電
圧は上昇する。また、スイッチ27Nのみがオンしてい
るとき、電流源21Nによる充電量と電流源22Nによ
る放電量とが等しくなり、ループフィルタ3のVCO制
御電圧は変化せず安定する。さらに、スイッチ27N,
26Nが共にオンのとき、電流源21Nによる充電量よ
りも電流源22N,32Nによる放電量が大きいので、
ループフィルタ3のVCO制御電圧は下降する。
【0008】次に、位相引き込み用チャージポンプ部2
H内の動作は、電流源21H,22H,32Hが制御信
号17によりオン/オフ制御されることを除き、位相同
期用チャージポンプ部2N内の動作と同様であり、重複
説明を省略する。すなわち、電流源21H,22H,3
2Hおよびスイッチ26H,27Hの動作は、電流源2
1N,22N,32Nおよびスイッチ26N,27Nと
同様である。一方、制御信号17は、リード/ライト信
号18および引き込み信号19で生成されている。この
制御信号17が電流源21H,22H,32Hをオンし
ているときのみ、位相引き込み用チャージポンプ部2H
内の動作が活性化され、ループフィルタ3内のコンデン
サを充放電する電流が大きな値になり、ループフィルタ
3のVCO制御電圧が急速に上昇または下降する。
【0009】そのため、位相同期回路が、目標とする周
波数のクロックを素早く出力することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図5、図6に示した従
来の位相同期回路における問題点は、位相同期回路内の
チャージポンプ回路の電流供給能力の切替えを,位相同
期回路の出力信号に依存しない、位相同期回路の外部か
らの入力信号で生成された制御信号を用いて行っている
点である。
【0011】その理由は、制御信号の制御タイミイング
が位相同期回路の出力信号の周波数に依存していないた
め、最適な制御タイミングを作成することは困難であ
る。
【0012】たとえば、図7および図8は、位相同期回
路内のVCO制御電圧の動作例を示す説明図である。図
7に示すように位相同期回路の動作開始から制御信号に
よるチャージポンプ回路の電流供給能力の切替えが早す
ぎた場合は、小さい電流供給能力でループフィルタのコ
ンデンサCの充電を行うので充電に時間がかかり、ロッ
クアップタイムが大きくなる。反対に、図8に示すよう
に電流供給能力の切替えが遅すぎた場合は、位相同期回
路が目標の周波数の出力信号を出力するまでループフィ
ルタのコンデンサCの充電を行った後も、大きい電流供
給能力でループフィルタのコンデンサCの充放電を行
う。そのため、電流供給能力が切り替わるまで、位相同
期回路の出力信号の周波数が目標の周波数を中心に上下
にばらついてしまう。
【0013】従って、本発明の目的は、位相同期回路内
のチャージポンプ回路の電流供給能力を最適な制御タイ
ミングで切替えることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明は、発
振周波数が制御電圧に対して変化する電圧制御発振器
と、前記発振周波数がフィードバックされた信号および
入力信号を比較しそれら信号間の正/負の位相差に対応
したパルス幅を持つアップ信号/ダウン信号を出力する
位相比較器と、充/放電電流を入力および平滑し前記制
御電圧を出力する平滑容量と、前記パルス幅の期間に前
記充/放電電流を出力し且つ前記充/放電電流の値が切
替信号により切替えられるチャージポンプ回路と、を有
する位相同期回路において、前記チャージポンプ回路
が、前記位相差の大小関係に対応して前記切替信号を生
成する切替信号生成回路を備えている。
【0015】また、前記切替信号生成回路が、前記アッ
プ信号/ダウン信号を遅延し出力する遅延回路を備え、
前記切替信号が前記遅延回路の遅延時間の内外で前記充
/放電電流の値を切替えている。
【0016】また、前記充/放電電流の値が、前記遅延
時間内で小さく、前記遅延時間外で大きい。
【0017】また、前記パルス幅が前記遅延時間より大
きくなったとき、前記切替信号が前記充/放電電流の値
を大きな値に切替えている。
【0018】さらに、前記チャージポンプ回路が、前記
充/放電電流の値に対応した複数の定電流源回路を持っ
ている。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して詳細に説明する。
【0020】図1は、本発明の位相同期回路におけるチ
ャージポンプ回路の実施形態を示すブロック図である。
図1を参照すると、本実施形態におけるチャージポンプ
回路は、小電流を流す電流源I1,I2と大電流を流す
電流源I3,I4と、位相比較器出力である入力信号U
P,DOWNに応じてオン/オフするP型トランジスタ
Tr1、Tr3およびN型トランジスタTr2,Tr4
と、入力信号UP,DOWNのパルス幅とディレイ回路
291の遅延幅を比較し出力信号c1を出力する切替信
号生成回路29と、切替信号生成回路29の出力信号,
その反転信号に応じてオン/オフするP型トランジスタ
Tr5およびN型トランジスタTr6と、を備えてい
る。また、このチャージポンプ回路は、充/放電電流C
POUTをループフィルタ3に出力し、さらに、ループ
フィルタ3は、VCO制御電圧を出力している。
【0021】図2は、図1のチャージポンプ回路の動作
例を示す説明図である。まず、図2を参照して、チャー
ジポンプ回路の入力信号UP,DOWNのパルス幅とル
ープフィルタ3のVCO制御電圧との関係について説明
する。
【0022】たとえば、図2(a)の範囲のように、
位相同期回路がロックアップしたときの電位と比べてV
CO制御電圧が低いとき、図2(b)の範囲での周期
波形のように、入力信号UPのパルス幅は大きい。次
に、図2(a)の範囲のように、VCO制御電圧が上
昇するにつれ、図2(b)の範囲での周期波形のよう
に、入力信号UPのパルス幅は徐々に小さくなる。次
に、図2(a)の範囲のように、位相同期回路がロッ
クアップしたときの電位とVCO制御電圧とが等しくな
ると、図2(b)の範囲での周期波形のように、入力
信号UPのパルス幅は最小となる。また、反対に、位相
同期回路がロックアップしたときの電位と比べてVCO
制御電圧が高いとき、入力信号DOWNのパルス幅が大
きい。次に、VCO制御電圧が低くなるにつれ、入力信
号DOWNのパルス幅は徐々に小さくなる。
【0023】次に、図1および図2を参照して、本実施
形態の位相同期回路の動作について説明する。チャージ
ポンプ回路の入力信号UP,DOWNのどちらかのパル
ス幅が大きいとき、すなわち、位相同期回路がロックア
ップしたときの電位からVCO制御電圧が大きくずれて
いる場合について説明する。
【0024】このときは、図2(b)の範囲での周期
波形のように、入力信号UPと入力信号DOWNの反転
信号により図1に示すノード電位a1は変化しディレイ
回路3により遅延され、ノード電位b1となる。これら
ノード電位a1,b1が共に“ハイ”の期間に、切替信
号生成回路の出力信号c1が“ロウ”となる。出力信号
c1が“ロウ”の期間は、P型トランジスタTr5およ
びN型トランジスタTr6がオンし、ループフィルタ3
内のコンデンサCは電流源I1,I2以外に電流源I
3,I4により充放電されるので、ループフィルタ3の
VCO制御電圧は急峻に変化する。
【0025】次に、図2(b)の範囲での周期波形の
ように、チャージポンプ回路の入力信号UP,DOWN
のパルス幅が切替信号生成回路1内のディレイ回路3の
遅延幅より小さくなると、ノード電位a1,b1が共に
“ハイ”の期間が無くなり、切替信号生成回路1の出力
信号c1が“ハイ”のみとなり、ループフィルタ3内の
コンデンサCは電流源I1,I2のみにより充放電され
るので、ループフィルタ3のVCO制御電圧は滑らかに
変化する。さらに、図2(a)の範囲のように、位相
同期回路がロックアップしたときの電位にVCO制御電
圧が到達すると、チャージポンプ回路の入力信号UP,
DOWNのパルス幅が同じとなり、電流源I1によるコ
ンデンサCの充電量と電流源I2によるコンデンサCの
放電量とが同じくなり、VCO制御電圧は安定する。図
3は、このVCO制御電圧の動作例を示す説明図であ
る。
【0026】このように、本発明の位相同期回路におけ
るチャージポンプ回路は、位相同期回路の出力信号の周
波数が目標の周波数から大きくずれているとき、入力信
号UP,DOWNのいずれかのパルス幅が大きく、位相
同期回路の出力信号の周波数が目標の周波数に近づくに
つれ、入力信号UP,DOWNのいずれかパルス幅が大
きかった方の信号のパルス幅が徐々に小さくなることを
利用している。そのため、入力信号UP,DOWNのパ
ルス幅がディレイ回路の遅延幅より大きいときは電流供
給能力が大きく、入力信号UP,DOWNのパルス幅が
ディレイ回路の遅延幅より小さくなると、電流供給能力
が小さくなるように切り替わる。
【0027】これにより、本発明の位相同期回路は、位
相同期回路の出力信号の周波数が目標の周波数から大き
くずれているときチャージポンプ回路の電流供給能力は
大きくなり、位相同期回路の出力信号の周波数は素早く
目標の周波数に近づく。その後、位相同期回路の出力信
号の周波数が目標の周波数を中心とした設定範囲内に入
ると、チャージポンプ回路の電流供給能力は小さくな
り、位相同期回路の出力信号の周波数は滑らかに変化
し、位相同期回路の出力信号の周波数変動は小さくな
る。また、この設定範囲はディレイ回路の遅延幅により
設定することができる。
【0028】そのため、本発明の位相同期回路は、位相
同期回路の外部からの制御信号を必要とせずに、チャー
ジポンプ回路の電流供給能力を切替えることができ、チ
ャージポンプ回路の電流供給能力を最適タイミングで切
替えることができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による位相
同期回路は、チャージポンプ回路の電流供給能力の切替
えを行う切替信号を位相同期回路内部の信号により生成
している。そのため、位相同期回路の出力信号の周波数
に応じて、電流供給能力の切替タイミングを容易に設定
することが可能であり、最適タイミングで切替えること
ができる。
【0030】また、位相同期回路がバラツキの小さい目
標の周波数の出力信号を短時間に出力することが可能で
あるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の位相同期回路におけるチャージポンプ
回路の実施形態を示す回路図である。
【図2】図1のチャージポンプ回路の動作例を示す説明
図である。
【図3】本発明の位相同期回路内のVCO制御電圧の動
作例を示す説明図である。
【図4】位相同期回路の1例を示すブロック図である。
【図5】従来の位相同期回路におけるチャージポンプ回
路例を示す回路図である。
【図6】従来の位相同期回路における他のチャージポン
プ回路例を示す回路図である。
【図7】従来の位相同期回路内のVCO制御電圧の動作
例を示す説明図である。
【図8】従来の位相同期回路内のVCO制御電圧の他の
動作例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 位相比較器 2,2H,2N チャージポンプ回路 3 ループフィルタ,平滑容量 4 電流切替器 21H,21N,22H,22N,32H,32N,I
1〜I4 電流源 26H,26N,27H,27N スイッチ 29 切替信号生成回路 291 ディレイ回路 Tr1,Tr3,Tr5 P型トランジスタ Tr2,Tr4,Tr6 N型トランジスタ a1,b1 ノード電位 c1 切替信号(切替信号生成回路出力) CLK PLL回路の入力信号 CPOUT 充/放電電流(チャージポンプ回路出
力) DOWN ダウン信号(位相比較器出力) UP アップ信号(位相比較器出力) DIV 分周器出力

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発振周波数が制御電圧に対して変化する
    電圧制御発振器と、前記発振周波数がフィードバックさ
    れた信号および入力信号を比較しそれら信号間の正/負
    の位相差に対応したパルス幅を持つアップ信号/ダウン
    信号を出力する位相比較器と、充/放電電流を入力およ
    び平滑し前記制御電圧を出力する平滑容量と、前記パル
    ス幅の期間に前記充/放電電流を出力し且つ前記充/放
    電電流の値が切替信号により切替えられるチャージポン
    プ回路と、を有する位相同期回路において、前記チャー
    ジポンプ回路が、前記位相差の大小関係に対応して前記
    切替信号を生成する切替信号生成回路を備えることを特
    徴とする位相同期回路。
  2. 【請求項2】 前記切替信号生成回路が、前記アップ信
    号/ダウン信号を遅延し出力する遅延回路を備え、前記
    切替信号が、前記遅延回路の遅延時間の内外で前記充/
    放電電流の値を切替える、請求項1記載の位相同期回
    路。
  3. 【請求項3】 前記充/放電電流の値が、前記遅延時間
    内で小さく、前記遅延時間外で大きい、請求項1または
    2記載の位相同期回路。
  4. 【請求項4】 前記パルス幅が前記遅延時間より大きく
    なったとき、前記切替信号が前記充/放電電流の値を大
    きな値に切替える、請求項1,2または3記載の位相同
    期回路。
  5. 【請求項5】 前記チャージポンプ回路が、前記充/放
    電電流の値に対応した複数の電流源回路を持つ、請求項
    1,2,3または4記載の位相同期回路。
JP8044485A 1996-03-01 1996-03-01 位相同期回路 Pending JPH09238073A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101273753B1 (ko) * 2011-08-04 2013-06-12 삼성전기주식회사 반도체 회로
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