JP3313998B2 - 位相同期回路 - Google Patents

位相同期回路

Info

Publication number
JP3313998B2
JP3313998B2 JP06269197A JP6269197A JP3313998B2 JP 3313998 B2 JP3313998 B2 JP 3313998B2 JP 06269197 A JP06269197 A JP 06269197A JP 6269197 A JP6269197 A JP 6269197A JP 3313998 B2 JP3313998 B2 JP 3313998B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
frequency
voltage
signal
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP06269197A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10256906A (ja
Inventor
弘久 菊川
Original Assignee
日本プレシジョン・サーキッツ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本プレシジョン・サーキッツ株式会社 filed Critical 日本プレシジョン・サーキッツ株式会社
Priority to JP06269197A priority Critical patent/JP3313998B2/ja
Priority to TW087103491A priority patent/TW407400B/zh
Priority to US09/041,466 priority patent/US5903197A/en
Priority to CN98108872A priority patent/CN1111955C/zh
Priority to KR1019980008930A priority patent/KR100265453B1/ko
Publication of JPH10256906A publication Critical patent/JPH10256906A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3313998B2 publication Critical patent/JP3313998B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/08Details of the phase-locked loop
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/08Details of the phase-locked loop
    • H03L7/085Details of the phase-locked loop concerning mainly the frequency- or phase-detection arrangement including the filtering or amplification of its output signal
    • H03L7/093Details of the phase-locked loop concerning mainly the frequency- or phase-detection arrangement including the filtering or amplification of its output signal using special filtering or amplification characteristics in the loop
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S331/00Oscillators
    • Y10S331/02Phase locked loop having lock indicating or detecting means

Landscapes

  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は位相同期回路に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】現在、移動体通信等に利用されるPLL
周波数シンセサイザに用いられる位相同期回路において
起動時やチャンネル切換時のロックアップタイムを短縮
するためにさまざまな試みがなされている。
【0003】例えば、図12(a)に示すようにチャー
ジポンプ回路121の出力を平均化して電圧制御発振回
路122の周波数制御用の制御電圧とするローパスフィ
ルタ回路いわゆるループフィルタとして、時定数の異な
る2つのローパスフィルタ123、124を設けたもの
がある。これは周波数遷移時には時定数の小さいローパ
スフィルタ回路123のみを用いてループ安定に要する
時間を短縮し、ロックアップ後には時定数の大きなロー
パスフィルタ回路124に切り換えるものである。な
お、125は基準信号源であり、126、127はそれ
ぞれ基準信号源125、電圧制御発振回路122の出力
を分周する分周回路であり、128は位相比較回路であ
る。
【0004】また、図12(b)に示すように時定数可
変なローパスフィルタ回路129を用い周波数遷移時に
は時定数を小さくするものもある。
【0005】また、図示しないがループフィルタへの電
荷供給能力の異なる2つのチャージポンプ回路を設けた
ものもある。これは、電圧制御発振回路の出力の周波数
が目的の周波数いわゆるロック周波数から大きく離れて
いる時には電荷供給能力の高いチャージポンプ回路によ
りループフィルタ回路への電荷のチャージ、ディスチャ
ージを行い、電圧制御発振回路の出力をロック周波数近
くまで急速に合わせ込み、その後電荷供給能力の小さい
チャージポンプで微少な調整を行いロックアップさせる
ものである。
【0006】また、図12(c)に示すように位相比較
回路128にて比較される比較周期数を制御するため、
分周回路126、127に加えて別途分周回路130、
131を設け、これらの分周比を制御回路132にて制
御するように構成し、周波数の遷移開始時に一時的に比
較周波数を通常の周波数より高くしてロックアップタイ
ムを短縮し、チャンネル切り換えは通常の周波数でロッ
クさせるものもある。なお、23はローパスフィルタ回
路である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ループフィルタ回路やチャージポンプ回路を切り換える
方式では切換タイミングの判断が難しい。そのため、切
換信号を発生させる回路規模が大きくなるばかりか、ス
イッチング時のノイズによる周波数変動を引き起こす。
さらに、ループフィルタ回路を切り換えるものでは2種
類のループフィルタ回路が必要であるため回路面積が大
きくなる。また、チャージポンプ回路を切り換えるもの
では電荷供給能力の大きいチャージポンプ回路自体がP
LL系のノイズを拾い、ループフィルタへ影響を及ぼす
こととなる。
【0008】また、上述の比較周波数を遷移開始時に一
時的に高くするものでは、比較周波数を高くするための
余分な分周回路130、131が必要である。そればか
りか、遷移開始時の比較周波数からチャンネル切換時の
通常の周波数に切り換える時にPLL系に乱れが生じ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では位相
同期回路において、位相比較回路の出力する位相差に応
じて制御電圧を出力するローパスフィルタ回路の積分回
路の容量素子に、チャージポンプ回路とは別途、ブース
ト電圧を印加する制御回路を設ける。これにより、高速
でしかもより安定した周波数遷移を可能とする。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の位相同期回路は、基準周
波数信号を発生する基準信号源と、上記基準信号源から
出力される上記基準周波数信号を分周する第1の分周回
路と、制御電圧に応じて目的周波数の信号を出力する電
圧制御発振回路と、上記電圧制御発振回路の出力する信
号を分周する第2の分周回路と、上記第1、第2の分周
回路それぞれから出力される信号の位相を比較し、位相
差に応じたパルス幅の誤差信号を出力する位相比較回路
と、上記位相比較回路の出力する上記誤差信号により駆
動されるチャージポンプ回路と、積分回路を有し、上記
チャージポンプ回路の出力を平均化して上記制御電圧と
して出力するローパスフィルタ回路と、上記誤差信号を
監視し、所定の値以上の位相差が生じている間、上記ロ
ーパスフィルタの積分回路の容量素子に、上記電圧制御
発振回路を上記目的周波数で発振させる上記制御電圧に
近似した値のブースト電圧を印加する制御回路とを具備
することを特徴とする。
【0011】
【0012】また、上記制御回路は、上記誤差信号のパ
ルス幅比較用のウインドウ信号を発生し、上記ウインド
ウ信号と上記誤差信号とを比較して上記誤差信号のパル
ス幅が所定の値以上となったときに上記電圧制御発振回
路を目的の周波数にて発振させる際の制御電圧値の近傍
の値に上記ブースト電圧を設定するために予め設定され
たレベル設定データに基づいて上記ブースト電圧を発生
させることも好ましい。
【0013】また、上記制御回路は上記第1の分周回路
および/または上記第2の分周回路の分周比等の設定デ
ータとともに上記レベル設定データを記憶した記憶回路
を備え、これらの分周比の設定とともに上記ブースト電
圧の設定を行うことも好ましい。
【0014】また、基準周波数信号を発生する基準信号
源と、上記基準信号源から出力される上記基準周波数信
号を分周する第1の分周回路と、制御電圧に応じた周波
数の信号を出力する電圧制御発振回路と、上記電圧制御
発振回路の出力する信号を分周する第2の分周回路と、
上記第1、第2の分周回路それぞれから出力される信号
の位相を比較し、位相差に応じたパルス幅の誤差信号を
出力する位相比較回路と、上記位相比較回路の出力する
上記誤差信号により駆動されるチャージポンプ回路と、
積分回路を有し、上記チャージポンプ回路の出力を平均
化して上記制御電圧として出力するローパスフィルタ回
路と、上記誤差信号を監視し、上記位相差が所定の値を
越えている間上記ローパスフィルタの積分回路の容量素
子にブースト電圧を印加し、ブースト電圧の印加の停止
後に上記位相差が再び所定の値を越えてもブースト電圧
の印加を行わない制御回路とを具備する位相同期回路を
構成することも好ましい。
【0015】
【実施例】次に本発明の第一実施例の位相同期回路につ
いて説明する。図1は本発明の一実施例の構成を説明す
るための説明図である。同図において1は基準信号源で
あり、基準となる信号を発生する。2は分周回路であ
り、基準信号源1の出力する信号を分周する。3は電圧
制御発振回路であり、制御端子に印加される制御電圧に
応じた周波数の信号を出力する。4は分周回路であり、
電圧制御発振回路3の出力する信号を分周する。5は位
相比較回路であり、分周回路2、4の出力する信号A、
Bの位相を比較し、端子U、Dより位相差に応じたパル
ス幅の誤差信号を出力する。すなわち、信号Aの位相が
信号Bに対して進んでいるときにはその位相差に対応す
る誤差信号を端子Uより出力し、逆に遅れているときに
は端子Dより誤差信号を出力する。また、6はチャージ
ポンプ回路であり、図示しないが、電源端子VDD(5
V)、VSS(0V)間にPチャネルMOSトランジス
タ、NチャネルMOSトランジスタの互いのドレイン同
士を接続してなる直列回路を接続し、ドレイン同士の接
続点を出力端子としてあり、PチャネルMOSトランジ
スタ、NチャネルMOSトランジスタのゲートはそれぞ
れ位相比較回路5のU端子、D端子の出力によりオン、
オフ駆動される。
【0016】7はローパスフィルタ回路であり、チャー
ジポンプ回路6の出力を平均化して制御電圧として出力
する。具体的な構成は図2に示す。ここでは2段の積分
回路71、72からなる。1段目の積分回路71は、抵
抗R1〜R4、容量素子C1からなり、抵抗R1の一方
の端子CHにチャージポンプ回路6の出力が印加され、
抵抗R2の一方の端子BSに後述するブースト電圧が印
加される。2段目の積分回路72は抵抗R5、容量素子
C2よりなり、出力端子OUTに制御電圧を生じる。
【0017】8はウインドウジェネレータ回路であり、
位相比較回路5に入力される信号Bの立下がりをパルス
幅の中心としたウインドウ信号を出力する。すなわち、
分周回路4の分周段の内部信号を波形整形してウインド
ウ信号が生成される。なお、ここでは信号Bの立下がり
をパルス幅の中心としたウインドウ信号を出力すること
とするが、同様に信号Aの立下がりをパルス幅の中心と
したウインドウ信号を出力するようにしてもよい。
【0018】9はブーストジェネレータ回路であり、ウ
インドウ信号、誤差信号U、Dを受け、ウインドウ信号
のパルス幅内に上記誤差信号が収まらない場合にブース
ト信号を発生し、上記ウインドウ信号のパルス幅内に上
記誤差信号がおさまる場合にブースト信号の発生を停止
する。すなわち、出力端子の状態をハイインピーダンス
とする。ここでは端子U、Dからの誤差信号に対してそ
れぞれ“H”、“L”の状態の信号を発生する。
【0019】10はレベルジェネレータ回路であり、ブ
ーストジェネレータ回路9の出力するブースト信号に応
答し、発振周波数変更時に用いられる分周データととも
にあらかじめ設定された電圧レベルデータに応じた電圧
値をブースト電圧として出力する。すなわち、電圧制御
発振回路3を目的の周波数で発振させる際に用いられる
制御電圧の近傍の電圧値がブースト電圧として発生され
る。
【0020】11は発振制御回路であり、電圧制御発振
回路3を複数の目的の周波数にて発振させるために、各
周波数毎に分周データ、電圧レベルデータを設定した記
憶部(図示しない。)を備え、図示しない制御部(例え
ば、本例を用いた電子機器の制御部)からの周波数変更
指令に応じて目的の周波数に応じた分周データに基づい
て分周比設定信号を分周回路2、4に出力し、これらの
分周比を変更せしめるとともに、電圧レベルデータに基
づいてレベル設定信号をレベルジェネレータ回路9に出
力し、ブースト電圧の値を決定せしめる。
【0021】次に本例の動作について図3のタイミング
チャートを参照しながら説明する。
【0022】図3では、電圧制御発振回路3の発振周波
数が遷移している状態を示してあり、分周回路2、4か
らそれぞれ出力される基準信号源1、電圧制御発振回路
11から信号を分周した信号A、Bは、図3のA、Bに
示すように信号Aの位相に対して信号Bの位相が遅れた
状態にある。位相比較回路5は信号A、Bを比較して図
3のUに示す誤差信号Uを出力する。誤差信号Uにより
チャージポンプ回路6が作動し、ローパスフィルタ回路
7の容量素子C1、C2がチャージされる。さて、ウイ
ンドウジェネレータ回路8は信号Bの立下がりをパルス
幅中心とする図3のWに示すウインドウ信号Wをブース
トジェネレータ回路9に出力している。ブーストジェネ
レータ回路9は、ここではウインドウ信号Wのパルス幅
内から誤差信号Uがはみだすため、誤差信号Uに応答し
てブースト信号を発生する。ブースト信号を受けたレベ
ルジェネレータ回路10は図3のBSに示すように電圧
制御発振回路3を目的の周波数で発振させる際に用いら
れる制御電圧の近傍の電圧値のブースト電圧を出力す
る。例えば、図4に示すように目的の周波数をf1とし
たときは、その発生に要する制御電圧値V1近傍の電圧
値のブースト電圧が発生する。このブースト電圧は図3
に示したローパスフィルタ回路7の端子BSに印加され
る。これにより、1段目の積分回路71において、コン
デンサC1は端子CHに印加されるチャージポンプ回路
6からの出力に加えてブースト電圧によってもチャージ
され、制御電圧は速やかに上昇する。電圧制御発振回路
3の発振周波数の上昇によって信号A、Bの位相差が小
さくなり、誤差信号がウインドウ信号のパルス幅内に収
まるとブースト電圧は停止され、端子BSはハイインピ
ーダンスとなる。この後、チャージポンプ回路6による
チャージのみにて制御電圧は上昇し、目的の周波数を発
生するのに適当な制御電圧値となり本例の位相同期回路
はロックアップする。図5のa、bにそれぞれブースト
電圧を用いた場合と用いない場合の周波数と時間の関係
を示す。aではブースト電圧を用いて周波数を一気に上
昇させて目的の周波数f1に近づけた後、チャージポン
プ回路6によりロックアップさせるため、ブースト電圧
を用いない場合bに比べて速やかにロックアップする。
a、bそれぞれタイミングt0、t1にてロックアップ
する。
【0023】なお、信号Bの位相が信号Aの位相に比べ
て進んでいてしかも、誤差信号Dがウインドウ信号のパ
ルス幅内におさまらない場合には、“L”レベルのブー
スト信号が発生されるが、これを受けたレベルジェネレ
ータ回路10はブースト電圧を電源端子VSSの電位と
するので周波数は速やかに低下し、上述の信号Bの位相
が信号Aの位相に対して遅れ、上述の動作が行われる。
【0024】以上のように本例では、周波数遷移の初期
にチャージポンプ回路6からの出力に加えてブースト電
圧によって制御電圧を速やかに上昇させ、その後チャー
ジポンプ回路6のみにより細かい精度で制御電圧を上昇
させるので、高速かつ高精度にて目的の周波数を得るの
に適当な制御電圧値とすることができ、速やかに本例の
位相同期回路はロックアップさせることができる。な
お、目標の周波数がf1である場合にブースト電圧の値
をVDDとした場合では、コンデンサC1への電荷チャ
ージが大きすぎて周波数f1より高い上のfx付近まで
電圧制御発振回路3が動作してしまう。このため、図5
のcに示すようにオーバーシュート及びこれを補正する
アンダーシュートが大きくなりすぎて収束に時間がかか
りロックアップタイムは速くならない。本例では、この
ような点を考慮してブースト電圧を目的の周波数の発生
に要する制御電圧値の近傍の値とし、誤差信号が所定の
パルス幅を越える場合にブースト信号を用いるのであ
る。また、ウインドウ信号と誤差信号とを比較し、必要
な場合のみブースト電圧を用いることもオーバーシュー
ト、アンダーシュートの抑制に貢献している。
【0025】また、本例でのブースト電圧の値は目的の
周波数の発生に要する制御電圧値の近傍の値ではあるが
目的の周波数の発生に要する制御電圧値そのものではな
く、電圧制御発振回路3の特性(例えば、応答性等)や
ローパスフィルタの構造や時定数によっても異なり、各
周波数毎に最適な値に設定する。このような設定は、分
周データの設定と同時に行う。一般に周波数遷移の際に
位相同期回路にて用いられるデータは基準信号源に対す
る分周回路の分周比の設定用、電圧制御発振回路に対す
る分周回路の分周比の設定用及び機能設定用の3種類で
あり、これらのデータは各周波数毎に予め設定され、位
相同期動作を制御する制御回路の記憶部(本例では発振
制御回路11内の図示しない記憶部)に格納されてい
る。また、基準信号源に対する分周回路の分周比の設
定、機能設定は同時に行われ、特に基準信号源に対する
分周回路の分周比により設定される周波数(本例におけ
る信号Aの周波数)は一度設定されると通常変更される
ことはない。これに対して電圧制御発振回路に対する分
周回路の分周比の設定は周波数変更の度に行われる。そ
こで、本例では、ブースト電圧設定用のデータビットを
電圧制御発振回路3に対する分周回路4の分周比の設定
用のデータビットに加えて記憶し、周波数の変更の度に
読み出し、分周回路4の設定と同時にレベルジェネレー
タ回路7の設定をも行う。このように本例では各周波数
毎に最適のブースト電圧を設定でき、電圧制御発振回路
3における全周波数域にわたりロックアップタイムを短
縮できる。また、位相同期回路の設計にあたり、電圧制
御発振回路の仕様変更がなされても、ブースト電圧の設
定値を変更することによって対応可能であり、電圧制御
発振回路以外の部分の仕様変更を最小にとどめることが
可能であり、ひいてはコストの低減を進めることが可能
である。
【0026】また、上記第一実施例ではレベルジェネレ
ータ回路10によってブースト電圧の値を設定したが、
本発明はこれに限るものではなく、ブースト電圧を予め
一つの値に固定しても良く、また、ブースト電圧の使用
に制限を加えても良い。以下にそのように構成した第二
実施例の位相同期回路について説明する。
【0027】まず、本例の構成について図6を参照しな
がら説明する。同図において図1と同じ符号で示したも
のは図1と同じ構成要素を示すこととする。図6におい
て12は位相比較回路であり、13はチャージポンプ回
路である。これら位相比較回路12とチャージポンプ回
路13の具体的な構成は図7に示される。位相比較回路
12は複数のNANDゲート、インバータにより構成さ
れ、信号A、Bをそれぞれ端子FR、FVに受け、信号
Aの位相が信号Bに対して進んでいるときにはその位相
差に対応する誤差信号を端子uより出力し、逆に遅れて
いるときには端子dより誤差信号を出力する。チャージ
ポンプ回路13はPチャネルMOSトランジスタ、Nチ
ャネルMOSトランジスタを互いのドレイン同士が接続
されるように電源端子VDD、VSS間にて直列に接続
し、ドレイン同士を接続する接続点に出力端子OUT1
を設けてなる。P、NチャネルMOSトランジスタはそ
れぞれ位相比較回路5の端子u、dからの誤差信号に応
答してオン、オフされ、出力端子OUT1から後述する
ローパスフィルタ回路に電源を供給する。なお、図7に
おいて端子Rはリセット端子であり、図示しない発振制
御回路のリセット信号を入力し、位相比較回路12、チ
ャージポンプ回路13をリセットするためのものであ
る。14はローパスフィルタ回路であり、具体的な構成
は図8に示されるとおり、ここでは2段の積分回路14
1、142からなる。1段目の積分回路141は、抵抗
r1〜r4、容量素子c1からなり、抵抗r1の一方の
端子chにチャージポンプ回路13の出力が印加され、
抵抗r2の一方の端子bsに後述するブースト回路から
のブースト電圧が印加される。なお、2段目の積分回路
142は抵抗r5、容量素子c2よりなり、出力端子O
UT2に制御電圧を生じる。15はブースト回路であ
り、具体的な回路構成は図9に示すとおりであり、Dフ
リップフロップdf1〜df4、NANDゲートna1
〜na5、NORゲートno1、インバータi1〜i
4、NチャネルMOSトランジスタN1、PチャネルM
OSトランジスタP1からなる。インバータi1の入力
端子にウインドウ信号を受けるとともに、端子d1、d
2に位相比較回路12の端子u、dからの誤差信号を受
け、出力端子OUT3にそれぞれに対応した出力電圧を
発生する。
【0028】次に本例の動作について説明する。
【0029】図10は本例の動作を説明するためのタイ
ミングチャートであり、図3に示したものと同じ符号は
図3と同じ信号を示すものとする。図10のタイミング
t0において本例の位相同期回路は動作を開始するもの
とする。なお、このタイミングにおいてリセット信号R
により本例の位相同期回路全体にリセットをかけた後、
動作が開始される。これにより、Dフリップフロップd
f1〜df4はリセット状態を保持しており、NORゲ
ートno1は出力を“H”としてあり、PチャネルMO
SトランジスタP1、NチャネルMOSトランジスタN
2はともにオフであり、出力端子OUT3はハイインピ
ーダンスとなり、ローパスフィルタ回路14はチャージ
ポンプ回路13からの出力のみを受ける。
【0030】動作開始直後、信号Aに対して信号Bが遅
れているとすると、タイミングt1に誤差信号uが
“H”となる。次にタイミングt2にウインドウ信号W
が発生する。Dフリップフロップdf1は、インバータ
i1、NANDゲートna1を介してクロック端子CP
1に受け、ウインドウ信号Wの立下がりに同期してデー
タ端子d1に受けている端子uからの信号“H”をラッ
チし、出力信号をQ1に示すように“H”とする。信号
Q1はNANDゲートna4を介してPチャネルMOS
トランジスタP1をオンとする。これにより、端子OU
T3は電源端子VDD側に引かれ、ブースト電圧として
ローパスフィルタ14の端子bsに印加される。なお、
ここでは目的の周波数を発生させるのに要される電圧制
御発振回路3の制御電圧値を電源端子VDDの値として
ある。また、これより低い制御電圧値が必要な場合は、
出力端子OUT3の出力を適当な電圧値とする分圧回路
を介して出力するようにすればよい。例えば、図11に
示すような分圧回路16を設け、出力端子OUT3を分
圧用の2つの抵抗r6、r7からなる直列回路を介して
電源端子VSSに接続し、2つの抵抗の接続点を出力端
子とし、この出力端子からの出力をトランスミッション
ゲートtrを介して端子bsに出力するようにすればよ
い。なお、同図において図8、9に用いたものと同じ符
号は、図8、9のものと同様の構成要素を示してある。
また、図10に示す動作において出力端子OUT3がハ
イインピーダンスとなるようなタイミングにおいては、
トランスミッションゲートtrが閉じて端子bs側がハ
イインピーダンスとなるように構成することが好まし
い。
【0031】さて、コンデンサc1はチャージポンプ回
路13からの誤差信号とともにブースト電圧によっても
充電され、ブースト電圧は目的の周波数に要される制御
電圧値(ここでは電源端子VDDの値)の近傍となる。
これにより、信号A、Bの位相差が小さくなり、誤差信
号uがウインドウ信号Wのパルス幅内に収まるようにな
ると、すなわちタイミングt3においてウインドウ信号
Wが誤差信号uが再び“H”となるのに先行して立ち下
がり、Dフリップフロップdf1は端子d1の状態
“L”を読み込み、信号Q1を“L”とする。これによ
り、PチャネルMOSトランジスタP1はオフとなり、
出力端子OUT3はハイインピーダンスとなり、ローパ
スフィルタ回路14はチャージポンプ回路13の出力の
みを受けることとなる。また、信号Q1の立下がりによ
り、Dフリップフロップdf3はデータ端子d3に受け
る信号“H”(データ端子d3は電源VDDに引かれて
いる。)をラッチして出力信号Q3を“H”とする。こ
れにより、NORゲートno1は出力を“L”に固定す
る。これにより、以後ウインドウ信号Wのパルス幅に収
まらないウインドウ信号uが生じた場合でもブースト回
路15は出力端子OUT3をハイインピーダンスに維持
し、出力電圧は生じない。すなわち、本例では動作開始
直後の一度だけブースト電圧を用いることになる。これ
により、ウインドウ信号のパルス幅を僅かに超過するよ
うな誤差信号の発生によって過度にブースト電圧が用い
られ、かえってオーバーシュート、アンダーシュートが
生じることを避けるものであり、コンデンサc1の過剰
な電荷チャージを抑えている。すなわち、ブースト電圧
の値をローパスフィルタ回路13によって一つの値に固
定しておく場合においては、上記第一実施例のように細
かいブースト電圧設定を行った場合に比べオーバーシュ
ート、アンダーシュートが起こりやすく、本例ではこれ
を避けるためにブースト電圧の使用を一度に制限してあ
る。言い換えれば、本例では細かなブースト電圧の設定
を行う必要がなく、回路構成を安価にできる。
【0032】なお、タイミングt4以降には、本例の位
相同期回路を再起動し、信号Aに対して信号Bの位相が
進んでいる場合の動作を示してある。この場合、位相比
較回路12の端子dに誤差信号dが生じることとなる。
この誤差信号dをデータ端子d2に受けるDフリップフ
ロップdf2はクロック端子CP2にウインドウ信号W
を反転したものに相当する信号を受けており、その立下
がりでデータ端子d2の状態をラッチして出力信号Q2
を“H”とする。また、Dフリップフロップdf4はク
ロック端子に出力信号Q2を受けており、その立下がり
にデータ端子d4の状態“H”をラッチする。これによ
り、誤差信号dがウインドウ信号Wのパルス幅内に収ま
らない場合にNチャネルMOSトランジスタN1をオン
として出力端子OUT3を“L”となる。これにより、
ローパスフィルタ回路14の端子bsは電源端子VSS
側に引かれ、チャージポンプ回路13の出力のみを受け
るに比べて急速に制御電圧値は降下する。また、誤差信
号dがウインドウ信号Wのパルス幅内に収まると出力端
子OUT3がハイインピーダンス状態となる。また、こ
の場合でも出力端子OUT3は一度“L”になってハイ
インピーダンスとなると、以降ハイインピーダンスに保
持される。
【0033】なお、以上の説明では、位相同期回路の起
動時にブースト電圧を用いることとして説明したが、電
圧制御発振回路3の周波数を変更する際にDフリップフ
ロップdf3、df4をリセットするようにしてこの時
にもブースト電圧を用いることとしても良い。
【0034】以上のように本例では上記第一実施例とほ
ぼ同様に高速ロックアップさせるという効果を維持しな
がら、ブースト電圧の使用を制限して、ブースト電圧値
の設定を簡素化してある。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、高速でしかも安定した
周波数遷移が可能となる。
【0036】特に目的の周波数に応じたブースト電圧を
設定し、所定の位相差が生じことに応答してブースト電
圧を用いるものでは、電圧制御発振回路の全周波数域に
わたり周波数遷移を高速化できる。ひいては位相同期回
路の設計において電圧制御発振回路の仕様変更にあわせ
た設計変更が容易となり、コストの低減をすすめること
が可能となる。
【0037】また、ブースト電圧の使用を一度だけに制
限するようにすれば、それほど細かなブースト電圧の設
定を行うことなくオーバーシュート、アンダーシュート
を抑えることができ、安価な構成で高速な周波数遷移可
能な位相同期回路が実現可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例の位相同期回路の構成を説
明するための説明図。
【図2】図1の要部の構成を説明するための説明図。
【図3】図1の動作説明のためのタイミングチャート。
【図4】図1の動作説明のための説明図。
【図5】図1の動作説明のための説明図。
【図6】本発明の第二実施例の位相同期回路の構成を説
明するための説明図。
【図7】図6の要部の構成を説明するための説明図。
【図8】図6の要部の構成を説明するための説明図。
【図9】図6の要部の構成を説明するための説明図。
【図10】図6の動作説明のためのタイミングチャー
ト。
【図11】図6の要部の変更例を示すための説明図。
【図12】従来の位相同期回路の構成を説明するための
説明図。
【符号の説明】 1 基準信号源 2 分周回路(第1の分周回路) 3 電圧制御発振回路 4 分周回路(第2の分周回路) 5 位相比較回路 6 チャージポンプ回路 7 ローパスフィルタ回路 8 ウインドウジェネレータ回路(制御回路) 9 ブーストジェネレータ回路(制御回路) 10 レベルジェネレータ回路(制御回路) 11 発振制御回路(制御回路) 12 位相比較回路 13 チャージポンプ回路 14 ローパスフィルタ回路 15 ブースト回路(制御回路)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準周波数信号を発生する基準信号源
    と、 上記基準信号源から出力される上記基準周波数信号を分
    周する第1の分周回路と、 制御電圧に応じて目的周波数の信号を出力する電圧制御
    発振回路と、 上記電圧制御発振回路の出力する信号を分周する第2の
    分周回路と、 上記第1、第2の分周回路それぞれから出力される信号
    の位相を比較し、位相差に応じたパルス幅の誤差信号を
    出力する位相比較回路と、 上記位相比較回路の出力する上記誤差信号により駆動さ
    れるチャージポンプ回路と、 積分回路を有し、上記チャージポンプ回路の出力を平均
    化して上記制御電圧として出力するローパスフィルタ回
    路と、 上記誤差信号を監視し、所定の値以上の位相差が生じて
    いる間、上記ローパスフィルタの積分回路の容量素子
    、上記電圧制御発振回路を上記目的周波数で発振させ
    る上記制御電圧に近似した値のブースト電圧を印加する
    制御回路とを具備することを特徴とする位相同期回路。
  2. 【請求項2】 上記制御回路は、上記誤差信号のパルス
    幅比較用のウインドウ信号を発生し、上記ウインドウ信
    号と上記誤差信号とを比較して上記誤差信号のパルス幅
    が所定の値以上となったときに上記電圧制御発振回路を
    目的の周波数にて発振させる際の制御電圧値の近傍の値
    に上記ブースト電圧を設定するために予め設定されたレ
    ベル設定データに基づいて上記ブースト電圧を発生させ
    ることを特徴とする請求項1記載の位相同期回路。
  3. 【請求項3】 上記制御回路は上記第1の分周回路およ
    び/または上記第2の分周回路の分周比等の設定データ
    とともに上記レベル設定データを記憶した記憶回路を備
    え、上記分周比の設定とともに上記ブースト電圧の設定
    を行うことを特徴とする請求項2記載の位相同期回路。
  4. 【請求項4】 基準周波数信号を発生する基準信号源
    と、 上記基準信号源から出力される上記基準周波数信号を分
    周する第1の分周回路と、 制御電圧に応じた周波数の信号を出力する電圧制御発振
    回路と、 上記電圧制御発振回路の出力する信号を分周する第2の
    分周回路と、 上記第1、第2の分周回路それぞれから出力される信号
    の位相を比較し、位相差に応じたパルス幅の誤差信号を
    出力する位相比較回路と、 上記位相比較回路の出力する上記誤差信号により駆動さ
    れるチャージポンプ回路と、 積分回路を有し、上記チャージポンプ回路の出力を平均
    化して上記制御電圧として出力するローパスフィルタ回
    路と、 上記誤差信号を監視し、上記位相差が所定の値を越えて
    いる間上記ローパスフィルタの積分回路の容量素子にブ
    ースト電圧を印加し、ブースト電圧の印加の停止後に上
    記位相差が再び所定の値を越えてもブースト電圧の印加
    を行わない制御回路とを具備することを特徴とする位相
    同期回路。
JP06269197A 1997-03-17 1997-03-17 位相同期回路 Expired - Lifetime JP3313998B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06269197A JP3313998B2 (ja) 1997-03-17 1997-03-17 位相同期回路
TW087103491A TW407400B (en) 1997-03-17 1998-03-10 Phase-locked loop circuit
US09/041,466 US5903197A (en) 1997-03-17 1998-03-12 Phase-locked loop circuit
CN98108872A CN1111955C (zh) 1997-03-17 1998-03-17 锁相环电路
KR1019980008930A KR100265453B1 (ko) 1997-03-17 1998-03-17 위상 동기 회로

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06269197A JP3313998B2 (ja) 1997-03-17 1997-03-17 位相同期回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10256906A JPH10256906A (ja) 1998-09-25
JP3313998B2 true JP3313998B2 (ja) 2002-08-12

Family

ID=13207576

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06269197A Expired - Lifetime JP3313998B2 (ja) 1997-03-17 1997-03-17 位相同期回路

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5903197A (ja)
JP (1) JP3313998B2 (ja)
KR (1) KR100265453B1 (ja)
CN (1) CN1111955C (ja)
TW (1) TW407400B (ja)

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6154508A (en) * 1998-03-23 2000-11-28 Vlsi Technology, Inc. Method and system for rapidly achieving synchronization between digital communications systems
JP3447617B2 (ja) * 1999-06-04 2003-09-16 エヌイーシーマイクロシステム株式会社 ディジタル可変周波数オシレータ
US7242229B1 (en) 2001-05-06 2007-07-10 Altera Corporation Phase locked loop (PLL) and delay locked loop (DLL) counter and delay element programming in user mode
US6992517B2 (en) * 2003-08-11 2006-01-31 Atmel Corporation Self-limiting pulse width modulation regulator
JP4063779B2 (ja) * 2004-02-27 2008-03-19 三洋電機株式会社 Pll回路
JP4469758B2 (ja) * 2005-07-04 2010-05-26 パナソニック株式会社 音声処理装置
US7501803B1 (en) * 2005-09-22 2009-03-10 Cypress Semiconductor Corporation Synchronized boost signal apparatus and method
US7268632B2 (en) * 2005-09-30 2007-09-11 International Business Machines Corporation Structure and method for providing gate leakage isolation locally within analog circuits
KR100800143B1 (ko) * 2006-04-11 2008-02-01 주식회사 하이닉스반도체 위상 고정 루프 및 위상 고정 방법
JP4104634B2 (ja) * 2006-05-23 2008-06-18 シャープ株式会社 半導体装置
KR100934222B1 (ko) * 2007-08-29 2009-12-29 한국전자통신연구원 고해상도의 정전용량-시간 변환 회로
CN101202616B (zh) * 2007-12-14 2011-12-28 华为技术有限公司 控制数据的处理方法及装置
CN101615906B (zh) * 2008-10-28 2012-10-03 东莞理工学院 一种时钟同步数字锁相方法和装置
CN201489094U (zh) * 2009-08-03 2010-05-26 中兴通讯股份有限公司 电池电量告警电路
WO2015081564A1 (zh) * 2013-12-06 2015-06-11 海能达通信股份有限公司 基于锁相环频率快速锁定的频率合成方法及其电路
US9906227B2 (en) * 2015-08-13 2018-02-27 Maxlinear, Inc. Method and system for a sampled loop filter in a phase locked loop (PLL)
US9449655B1 (en) 2015-08-31 2016-09-20 Cypress Semiconductor Corporation Low standby power with fast turn on for non-volatile memory devices
US10199929B2 (en) * 2016-10-03 2019-02-05 Texas Instruments Incorporated Transient event detector circuit and method
TWI660564B (zh) * 2018-06-01 2019-05-21 杰力科技股份有限公司 電壓轉換電路及其控制電路
CN114172511B (zh) * 2021-12-13 2024-06-18 四川九洲电器集团有限责任公司 一种基于fpga的频率预置控制方法、装置、介质、电子设备
CN114422043B (zh) * 2022-03-28 2022-07-08 成都嘉纳海威科技有限责任公司 一种可靠性试验装置及方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6010458B2 (ja) * 1979-08-23 1985-03-18 富士通株式会社 フエ−ズ・ロツクド・ル−プ回路
US4543540A (en) * 1983-04-25 1985-09-24 Honeywell Inc. Phase locked loop with limited phase correction when in locked condition
US4562411A (en) * 1983-12-29 1985-12-31 Rca Corporation Prepositioning circuit for phase lock loop
IL71718A (en) * 1984-05-01 1990-01-18 Tadiran Ltd Millimeter wave frequency synthesizer
DE69130046T2 (de) * 1990-10-22 1999-05-06 Nec Corp., Tokio/Tokyo Frequenzsynthesierer mit PLL, der einen Frequenzwechsel des Ausgangs mit hoher Geschwindigkeit ermöglicht

Also Published As

Publication number Publication date
TW407400B (en) 2000-10-01
CN1111955C (zh) 2003-06-18
KR100265453B1 (ko) 2000-09-15
CN1203483A (zh) 1998-12-30
US5903197A (en) 1999-05-11
JPH10256906A (ja) 1998-09-25
KR19980080333A (ko) 1998-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3313998B2 (ja) 位相同期回路
US6937075B2 (en) Method and apparatus for reducing lock time in dual charge-pump phase-locked loops
KR940001724B1 (ko) 위상동기회로
US5831483A (en) PLL frequency synthesizer having circuit for controlling gain of charge pump circuit
JP2795323B2 (ja) 位相差検出回路
KR100337998B1 (ko) 위상동기루프회로
JP4607227B2 (ja) 適応ループ帯域を有する位相同期ループ
US6066988A (en) Phase locked loop circuit with high stability having a reset signal generating circuit
US6687321B1 (en) Digital PLL circuit
US6150879A (en) Semiconductor apparatus for use in low voltage power supply
US5970106A (en) Phase locked loop having a phase/frequency comparator block
KR100800143B1 (ko) 위상 고정 루프 및 위상 고정 방법
JPH08307254A (ja) 同期クロック生成回路
JP3350345B2 (ja) 半導体装置
KR920013933A (ko) Pll 합성회로
CN112737508B (zh) 时钟电路及芯片电路
US20030214330A1 (en) Phase-locked loop circuit
JPH11355134A (ja) 位相同期回路
JPWO2006129396A1 (ja) 周波数シンセサイザおよびこれに用いるチャージポンプ回路
JP3080389B2 (ja) クロツク発生回路及び本回路を用いた情報処理装置
JPH1022824A (ja) 位相同期回路
KR20010083266A (ko) 초기 전압 발생기를 가진 위상동기루프
KR100233274B1 (ko) 전원전압의 변화에 관계없이 안정적인 동작이 가능한 위상 동기 루프
JP2003289248A (ja) Pll回路
EP1186090A1 (en) Method and circuit for reduced power consumption in a charge pump circuit

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020425

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090531

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100531

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110531

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120531

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130531

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140531

Year of fee payment: 12

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term