JPH09237454A - スライド機構及びその組立方法 - Google Patents

スライド機構及びその組立方法

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JPH09237454A
JPH09237454A JP8069323A JP6932396A JPH09237454A JP H09237454 A JPH09237454 A JP H09237454A JP 8069323 A JP8069323 A JP 8069323A JP 6932396 A JP6932396 A JP 6932396A JP H09237454 A JPH09237454 A JP H09237454A
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JP
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slide
rail
tray
housing
rails
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JP8069323A
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Inventor
Hisao Otani
尚生 大谷
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 構造が簡単でスライドトレーの本体側筐体に
対する組み立てが簡単で、小型化及び軽量化を可能とす
る。 【解決手段】 スライドトレー3を本体側筐体2に対し
引出可能なスライド機構で、スライドトレーに固定した
トレー側レール16と、本体側筐体に固定した筐体側レ
ール29と、レール部材に対し摺動自在にしたスライド
レール22とを有し、トレー側レールに対するスライド
トレーの押込方向への抜けを防止しスライドレール及び
筐体側レールの一方の摺動面に、他方のレール側に切起
状で、摺動方向に対し傾斜した板バネ34を形成し、ス
ライドレール及び筐体側レールの他方の摺動面に、板バ
ネの先端部34aに係合する係止部27を形成し、スラ
イドレールを筐体側レールに対しスライドトレーの引込
方向へ摺動時、板バネを係止部が乗り越えその摺動を許
容し、スライドトレーの引出方向への摺動を板バネの先
端部と係止部との係合により防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規なスライドトレ
ーのスライド機構及びその組立方法に関する。詳しく
は、スライドトレーの本体側筐体に対する組み立てが簡
単であると共に、小型化及び軽量化を可能とする技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器に、本体側筐体に引出可能にさ
れたスライドトレーを備えたスライド機構がある。
【0003】例えば、光ディスク再生装置がそのような
スライド機構を備えたものの一である。
【0004】そして、光ディスク再生装置のスライドト
レーを引出可能にするためにスライド機構があるが、ス
ライド機構にはスライドトレーを装置本体側筐体から引
き出した状態で、スライドトレーの後端部が本体側筐体
内に残るタイプとその全体が引き出されるタイプとがあ
る。
【0005】前者のスライド機構は、スライドトレーと
本体側筐体との間のオーバーラップする部分に対応する
部分、即ち、スライドトレーの後端部と本体側筐体の前
面開口近傍とに各別に係止部を設けることにより、スラ
イドトレーが本体側筐体から抜け出るのを防止するよう
になっている。
【0006】また、後者のスライド機構は、スライドト
レー側レールと筐体側レールとに各別に摺動するスライ
ドレールを備え、スライドトレー側レールとスライドレ
ールとの間に係止部を設け、かつ、筐体側レールとスラ
イドレールとの間に係止部を設け、スライドトレーの全
体が本体側筐体から引き出された状態で、各係止部が係
合してそれ以上の引き出しを防止するようになってい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した前
者のスライド機構にあっては、スライドトレー側の係止
部又は筐体側の係止部のうち少なくとも一方はスライド
トレーを本体側筐体に組み込んだ後に取着する必要があ
り、構造は比較的簡単であるが、スライドトレーの本体
側筐体に対する組付作業性が悪かった。また、このよう
なスライド機構を使用する場合、スライドトレーと本体
側筐体との間にオーバーラップ部が存在するため、該オ
ーバーラップ部の分だけスライドトレーの奥行寸法が大
きくなり、従って、これを収納する本体側筐体の奥行寸
法が大きくなってしまうと言う問題がある。
【0008】そこで、このような奥行寸法の問題を解決
するため、上記後者のスライド機構があるが、かかるス
ライド機構にあっては、スライドトレー側レールとスラ
イドレールとの間及び筐体側レールとスライドレールと
の間にそれぞれ係合部を設ける必要があり、かつ、これ
ら係合部はスライドトレーを本体側筐体に組み付けてか
ら設ける必要があり、構造が複雑になると共に、スライ
ドトレーの本体側筐体に対する組付作業性が極めて悪い
という問題があった。
【0009】そこで、本発明は、構造が簡単であると共
に、スライドトレーの本体側筐体に対する組み立てが簡
単であり、小型化及び軽量化を可能とすることを課題と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明スライド
機構は、上記課題を解決するために、スライドレール及
び筐体側レールの一方の摺動面に、他方のレール側に切
起状で、かつ、摺動方向に対して傾斜した板バネを形成
し、スライドレール及び筐体側レールの他方の摺動面
に、上記板バネの先端部に係合する係止部を形成して、
スライドレールを筐体側レールに対して相対的にスライ
ドトレーの引込方向へ摺動させたときは、上記板バネを
上記係止部が乗り越えてその摺動を許容し、該乗り越え
た状態においては、スライドトレーの引出方向への摺動
を板バネの先端部と係止部との係合により防止するよう
にしたものである。
【0011】従って、本発明スライド機構にあっては、
筐体側レール又はスライドレールの一方に切起状の板バ
ネを形成し、また、他方に該板バネの先端部に係合する
係止部を形成しただけなので、構造が簡単であり、その
分小型化及び軽量化を図ることができる。
【0012】また、本発明スライド機構の組立方法は、
スライドレール及び筐体側レールの一方の摺動面に、他
方のレール側に切起状で、かつ、摺動方向に対して傾斜
した板バネを形成し、スライドレール及び筐体側レール
の他方の摺動面に、上記板バネの先端部に係合する係止
部を形成して、スライドレールを筐体側レールに対して
相対的にスライドトレーの引込方向へ摺動させたとき
は、上記板バネを上記係止部が乗り越えてその摺動を許
容し、該乗り越えた状態においては、スライドトレーの
引出方向への摺動が板バネの先端部と係止部との係合に
より防止されており、上記トレー側レールに対してスラ
イドトレーの前方からスライドレールを係合し、次に、
該スライドレールを筐体側レールに対してその前方から
係合することによりスライドトレーを本体側筐体に対し
てスライド可能に組み立てるようにしたものである。
【0013】従って、本発明スライド機構の組立方法に
あっては、スライドレールのトレー側レールに対する組
立方向と、スライドレールの筐体側レールに対する組立
方向とを同一方向とすることができ、かつ、各レールの
係合後に別部材の抜け止め用の係止部材などを取着する
必要がないので、スライドトレーの本体側筐体への組み
付けを簡単に行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
示した実施の一例に従って説明する。
【0015】尚、図示した実施例は、本発明を光ディス
ク再生装置に適用したものである。
【0016】光ディスク再生装置1は、例えば、ノート
型パーソナルコンピュータのCD−ROM読取装置とし
て使用されるものであり、本体側筐体2にスライドトレ
ー3が引出及び収納自在に設けられている。
【0017】そして、スライドトレー3は、引出時に
は、図1に示すように、該スライドトレー3と本体側筐
体2が後述するスライドレールにより連結された状態で
本体側筐体2の開口面2aより前方まで引出可能とされ
ている。
【0018】本体側筐体2は金属材料により形成され、
前方及び下方に開口されたカバー体4と略平板状の底面
板5と上記カバー体4の一部に形成された後述する切欠
を覆う覆い板6とから成る。
【0019】カバー体4はアルミ材料により形成され、
その壁板7のうち天板7aには、図4に示すように、平
面で見てU字状の切欠8が形成され、該切欠8は天板7
aの左右方向における中央部においてその前端縁に開口
し、前後方向における中央部まで達するように形成され
ている。切欠8の周縁は稍下方へ変位した段差面として
形成された切欠縁部8aとされ、該切欠縁部8aの上面
には複数の加締突起8b、8b、・・・が突設されてい
る(図4及び図5参照)。
【0020】覆い板6はステンレス材料により形成さ
れ、その形状は上記切欠縁部8aの外形状に対応する形
状を為し、また、その厚みは上記天板7aの厚み(図5
に示すT1)の約4分の1(図5に示すT2)にされて
いる。
【0021】覆い板6の上記加締突起8b、8b、・・
・に対応する位置には小孔6a、6a、・・・が形成さ
れており、覆い板6の小孔6a、6a、・・・に切欠縁
部8aに形成された加締突起8b、8b、・・・を挿入
することにより、覆い板6を切欠縁部8aに位置決めす
ると共に、上記切欠8を覆い、そして、加締突起8b、
8b、・・・の小孔6a、6a、・・・から上方に突出
した上端部を加締めることにより覆い板6がカバー体4
に取着される(図5参照)。このように加締突起8b、
8bの上端部を加締めると、覆い板6の上面側には加締
められた部分としての突部が形成されるが、反対側、即
ち、本体側筐体2の内面側は突部を有さず平面のままで
ある。
【0022】従って、スライドトレー3を本体側筐体2
内に収納し又は本体側筐体2から引き出すとき、スライ
ドトレー3の内部に配設された図示しないプリント回路
基板に連結されたフレキシブルプリント基板がスライド
トレー3の移動に伴って該スライドトレー3の後方側の
本体側筐体2内にむき出しの状態で移動されるが、上記
のように、切欠縁部8aの下面側を平面にしておけば、
上記フレキシブルプリント基板がその移動の際に傷つけ
られてしまうような不具合は生じない。
【0023】本体側筐体2内の空間のうち切欠8により
形成される空間及びその下側の空間は、スライドトレー
3が収納され又は引き出されるときにスライドトレー3
の中央部上面に突設された後述するセンターガイドが移
動する移動空間9とされる。そして、図5に示すよう
に、移動空間9は本体側筐体2内のその余の空間に比
し、天板7aの厚みT1と覆い板6の厚みT2との差に
より高さ方向に広くされている。
【0024】そして、本体側筐体2の高さは上方に突出
するセンターガイドの高さにより決定されているため、
上記のようにセンターガイドの移動空間9をその余の空
間に比し高さ方向に広くすることにより、本体側筐体2
の薄型化、延いては、光ディスク再生装置1の薄型化を
図ることが出来る。
【0025】尚、本実施例においては切欠8を形成し該
切欠8を覆う厚さT2の覆い板6を設けたものを示した
が、このようにすれば、本体側筐体2の剛性を高くする
ことができるが、切欠8を全く覆わずに移動空間9を高
さ方向に広くするようにしてもよく、或は、切欠8の形
成後にシート部材、例えば、ラベルを天板7aに貼って
切欠8を覆うようにしてもよい。
【0026】また、移動空間9を形成するためには、上
記のように切欠8を形成する方法の他、天板7aの下面
側を切削加工等により薄くして下方に開口する凹部を形
成する方法も考えられる。
【0027】そして、上記切欠8や下方に開口する凹部
はU字状に限らず、例えば、平面で見て矩形状に形成し
てもよい。
【0028】また、切欠8は天板7aに形成されている
が、例えば、光ディスク再生装置1が縦長となる向きに
載置される場合には、切欠8はセンターガイドの突出方
向に合わせて右側面又は左側面に位置することになる。
【0029】上記した実施例は、引出時には、スライド
トレー3が本体側筐体2の開口面2aより前方まで引出
可能なタイプ(以下、「完全引出型再生装置」とい
う。)において切欠8を設け移動空間9を広くしたもの
であるが、これに限らず、引出時に、スライドトレー3
が本体側筐体2の開口面2aより前方まで引き出されず
本体側筐体2とスライドトレー3との間にオーバーラッ
プする部分のあるタイプ(以下、「オーバーラップ型再
生装置」という。)において切欠8等を設け移動空間9
を広くするようにしてもよい。
【0030】スライドトレー3は図示しない光学ピック
アップ、スピンドルモータ、光学ピックアップの送りモ
ータ等の電気的部材が搭載された本体部10と浅い箱状
をした底部11等から成り、底部11の上側に本体部1
0が取り付けられている。
【0031】本体部10は本体側筐体2内に収納される
収納部10aと該収納部10aの前面に取着された前面
板10bとから成り、収納部10aの上面の略中央部に
は光ディスク12を位置決め及び保持するためのセンタ
ーガイド13が突出され、該センターガイド13に設け
られたチャック手段により光ディスク12がチャキング
される(図5参照)。
【0032】前面板10bは収納部10aの前面の大き
さよりも一回り大きい横長の矩形状に形成され、スライ
ドトレー3を本体側筐体2内に収納したときに、本体側
筐体2の開口面2aを閉塞するようにされている。
【0033】前面板10bの背面の中央部であってその
上側縁に寄った位置及び下側縁に寄った位置にはそれぞ
れ後方に突出した補強部14、14が設けられている
(図6及び図7参照)。補強部14、14は後方から見
て上下方向に扁平な台形状を為し、スライドトレー3の
収納時には本体側筐体2のカバー体4の前端縁及び底面
板5の前端縁にそれぞれ内側から近接して位置され、そ
の上面14a及び下面14bは本体側筐体2の天板7a
及び底面板5が弾性変形する範囲内に位置されている
(図7参照)。
【0034】補強部14、14の後部14c、14c
は、図7に示すように、上方に行くに従って前方へ変位
する傾斜面に形成されている。これは、スライドトレー
3を本体側筐体2内に収納するときにカバー体4の天板
7a又は底面板5がある程度内側に撓んでいても、天板
7aの前端縁又は底面板5の前端縁が補強部14、14
の後部14c、14cに乗り上げてスライドトレー3の
スムーズな収納が為されるようにするためである。
【0035】また、補強部14、14の頂部14d、1
4dは天板7a及び底面板5と平行な水平面に形成され
ている。これは、天板7a又は底面板5が撓んで補強部
14、14に接触したときにスライドトレー3に前方へ
の移動力が生じないようにするためである。
【0036】しかして、スライドトレー3の収納時に本
体側筐体2に外部からストレスがかかり、天板7a又は
底面板5が内側に撓んでしまった場合でも、補強部1
4、14の上面14a又は下面14bと天板7aの前端
縁又は底面板5の前端縁とが接触してそれ以上の撓みを
防止するので、天板7a又は底面板5が塑性変形してし
まうようなことはない。
【0037】尚、補強部14、14は本体側筐体2にス
トレスがかかったときに最も撓み易い部分、即ち、左右
方向における中央部に対応する位置に設けられている
が、補強部14、14を収納部10aの前端縁の全体に
水平方向に長く延びるように設けてもよい。この場合に
は、補強部14、14を中央部だけに設けた場合よりも
ストレスに対しての強度が大きくなる。
【0038】また、上記補強部14、14は収納部10
aの上下両方に設けられているが、上方からのストレス
が最も想定される場合には補強部14を上方側にのみ設
けてもよく、或は、左右方向からのストレスも想定され
る場合にはカバー体4の壁板7の側面板7b、7bの塑
性変形を防止するために、収納部10aの左右両側部に
も補強部を設けてもよい。
【0039】さらに、補強部14、14の上面14a及
び下面14bは本体側筐体2内にスライドトレー3が収
納されたときに、天板7a及び底面板5と軽く接触する
ようにしてもよい。
【0040】本実施例は、完全引出型装置である光ディ
スク再生装置1に補強部14、14を設けたものである
が、オーバーラップ型装置に補強部を設けても、完全引
出型装置における場合と同様の効果が得られる。
【0041】また、本実施例においては補強部14、1
4を前面板に設けたものを示したが、補強部を収納部1
0aの前端部に設けてもよく、或は、補強部を収納部1
0aと前面板10bと共に一体に形成するようにしても
よい。
【0042】スライドトレー3の底部11の後端縁の中
央部には挿入案内部15が形成されている(図8参
照)。挿入案内部15は底部11の後面壁11aの一部
を切り起こすことにより形成され、底部11の底面壁1
1bの後端縁から後斜め上方に延びるように形成されて
いる。
【0043】しかして、スライドトレー3が本体側筐体
2の開口面2aより前方まで引き出された状態でスライ
ドトレー3が本体側筐体2より稍下側に位置してしまっ
た場合でも(図9に実線で示す状態)、この状態からス
ライドトレー3を本体側筐体2内に収納するときに、底
面板5の前端縁に挿入案内部15の外面が接触してスラ
イドトレー3が上方へ持ち上げられ、スライドトレー3
が本体側筐体2内にスムーズに収納される(図9に2点
鎖線で示す。)。
【0044】尚、挿入案内部15を側面で見て僅かに外
方に膨らませて丸みを帯びるように形成してもよい。
【0045】図10に示すものは挿入案内部15の変形
例であり、底部11の後面壁11aの下部全体を傾斜さ
せて挿入案内部15Aとして形成したものである。この
場合にもスライドトレー3が本体側筐体2内にスムーズ
に収納される。
【0046】本実施例においては挿入案内部15又は1
5Aを底部11の後端縁、即ち、スライドトレー3の下
部に設けた場合を示したが、これに限らず、挿入案内部
をスライドトレー3の後端縁の上部や左右両側部に設け
るようにしてもよい。
【0047】挿入案内部を上部に設けた場合には、例え
ば、カバー体4の天板7aが内側に撓んでいるときでも
スライドトレー3が本体側筐体2内にスムーズに収納さ
れる。また、挿入案内部を左右両側部に設けた場合に
は、例えば、カバー体4の側面板7b、7bが内側に撓
んでいるときでもスライドトレー3が本体側筐体2内に
スムーズに収納される。
【0048】スライドトレー3の底部11の両外側面に
は金属材料により形成された前後方向に長いトレー側レ
ール16、16が固着され、該トレー側レール16、1
6は前方から見てそれぞれ外方に開口された略C字状を
為している(図13参照)。
【0049】トレー側レール16は底部11の側面壁1
1cに支持された主部17と該主部17の上下両側縁か
らそれぞれ水平方向に延びる水平部18u、18dと該
水平部18u、18dの先端縁から下方又は上方に延び
る垂直部19u、19dとから成る。
【0050】尚、以下の説明にあっては、上下に一対の
ものが形成されている場合にあっては、上側に位置する
ものの符号に「u」を付し、下側に位置するものの符号
に「d」を付してその形成位置の説明は省略する。
【0051】主部17の上端部と水平部18uと垂直部
19uとにより下方に開口するガイド部20uが形成さ
れ、主部17の下端部と水平部18dと垂直部19dと
により上方に開口するガイド部20dが形成され、ガイ
ド部20u、20dには後述するスライドレールの被ガ
イド部が係合される。
【0052】垂直部19u、19dはその後側略3分の
1の部分がその余の部分より下方又は上方に稍長く形成
され、これにより上記3分の1の部分とその余の部分と
の境部に前方を向く係止縁21u、21dが形成されて
いる(図12参照)。
【0053】スライドレール22、22は合成樹脂によ
り前後方向に長く上記トレー側レール16と略同じ長さ
の板状に形成され、上下方向における中央の部分である
基体部22aがその余の部分(以下、「係合部」とい
う。)22bより稍幅狭に形成されている(図13及び
図14参照)。スライドレール22の係合部22b、2
2bの上端面及び下端面にはそれぞれ上方及び下方に開
口し前後方向に延びる凹溝23u、23dが形成され、
該凹溝23u、23dを挟んで上下左右に計4つの被ガ
イド部24u、24u、24d、24dが形成されてい
る(図13参照)。また、凹溝23u、23dは前端部
が浅くされ、その余の部分25、25が前端部よりも深
く形成されたガイド溝として形成され、該ガイド溝2
5、25の前端と上記凹溝23u、23dの前端部との
境部に後方を向くストッパ面26、26が形成されてい
る(図11及び図12参照)。
【0054】スライドレール22の基体部22aの一方
の側面(外側)の後端部には係止部27が設けられてい
る(図14参照)。係止部27は上記被ガイド部24
u、24dの側面と同一平面上に位置する側面27aと
その前端縁からこれと垂直に形成された係止面27bと
側面27aの後端縁から後方に行くに従って内側へ変位
する傾斜面27cとから形成されている。
【0055】また、係合部27の直ぐ前側には基体部2
2aの内外の側面間を貫通する貫通孔28が形成されて
いる。
【0056】本体側筐体2のカバー体4の側面板7b、
7bの内面には金属材料により形成された筐体側レール
29、29が取着され、該筐体側レール29、29は前
方から見てそれぞれ内方に開口された略C字状を為して
いる(図13参照)。
【0057】尚、筐体側レール29、29は上記トレー
側レール16、16と略同じ形状に形成されている。
【0058】即ち、筐体側レール29は側面板7bに支
持された主部30と該主部30の上下両端縁からそれぞ
れ水平方向に延びる水平部31u、31dと該水平部3
1u、31dの先端縁から下方又は上方に延びる垂直部
32u、32dとから成る。そして、主部30の上端部
と水平部31uと垂直部32uとにより下方に開口する
ガイド部33uが形成され、主部30の下端部と水平部
31dと垂直部32dとにより上方に開口するガイド部
33dが形成され、ガイド部33u、33dには上記ス
ライドレール22におけるトレー側レール16と係合さ
れない側の被ガイド部24u、24dが係合される。
【0059】筐体側レール29の前後方向における略中
央部には板バネ34が形成されている(図14及び図1
5参照)。板バネ34は、主部30の一部に前方に開口
する向きのコ字状の切欠を形成し該切欠に囲まれた部分
を主部30の内方へ折り曲げることにより形成される。
そして、板バネ34はその先端部34aにおける主部3
0側の端縁34bは丸みを帯びるように形成されている
(図17参照)。これは、後述するようにスライドレー
ル22の抜け防止を確実にするためである。
【0060】また、板バネ34の先端部34aの主部3
0からの突出量は上記スライドレール22の基体部22
aの側面と被ガイド部24u、24dの側面との間の間
隔よりも小さくされており、これにより、後述するよう
にスライドレール22が筐体側レール29に対してスラ
イドしたときに板バネ34がスライドレール22に干渉
しないように、即ち、接触しないようになっている。
【0061】スライド機構(トレー側レール16、スラ
イドレール22、筐体側レール29)の組立方法を図1
乃至図3に従って説明する。
【0062】尚、この組立方法の説明は、一方の側の各
レール部材16、22、29について行うが、実際の組
立は左右両側で同時に行われる。
【0063】先ず、本体部10を取り付けない状態の底
部11に固着されたトレー側レール16のガイド部20
u、20dに、スライドレール22の係止部27が設け
られていない側(内側)の被ガイド部24u、24dを
トレー側レール16の前側から係合してスライドレール
22を後方へスライドさせていく(図2参照)。このと
き、トレー側レール16の垂直部19u、19dのうち
係止縁21u、21dより後側の部分がスライドレール
22のガイド溝25、25内を相対的に前方へ移動する
ことになる。そして、トレー側レール16の係止縁21
u、21dとスライドレール22のストッパ面26u、
26dが当接する位置、即ち、スライドレール22の後
方側の移動端までスライドレール22をスライドさせ
る。スライドレール22がトレー側レール16に対する
後方側の移動端に位置された状態では、スライドレール
22はその略半分が底部11の後端から突出される(図
3参照)。
【0064】次に、底部11にスライドトレー3の本体
部10の収納部10aを載置し、これを底部11の下側
からねじ止めして取り付ける。本体部10の前面板10
bは底部11の直ぐ前側に位置され(図3参照)、これ
により、トレー側レール16に係合したスライドレール
22、22がスライドトレー3から前方へ抜け出ないよ
うになっている。
【0065】カバー体4の側面板7bに固着された筐体
側レール29のガイド部33u、33dに、スライドト
レー3に組み付けたスライドレール22の係止部27が
設けられた側の被ガイド部24u、24dを筐体側レー
ル29の前方から係合してスライドレール22を後方へ
スライドさせていく(図3参照)。
【0066】スライドレール22を後方へスライドさせ
ていくと、筐体側レール29の板バネ34にその基端側
からスライドレール22の係止部27の傾斜面27cが
当接する。さらにスライドレール22を後方へスライド
させると、板バネ34は係止部27によりカバー体4の
側面板7b側(外側)に押圧されて撓み、板バネ34が
側面27aを相対的に乗り越えたところでその弾発力に
より元の状態に復帰し、板バネ34の先端部34aがス
ライドレール22の基体部22aの側面に近接される。
【0067】カバー体4とスライドトレー3がトレー側
レール16、スライドレール22及び筐体側レール29
を介して連結され、スライドレール22はトレー側レー
ル16及び筐体側レール29に摺動自在に支持される。
【0068】しかして、この状態からスライドレール2
2を前方に移動させようとすると、図15に示すよう
に、スライドレール22の係止部27の係止面27bに
板バネ34の端縁34bが衝突し、スライドレール22
はそれより前方へは移動されず、従って、筐体側レール
29からのスライドレール22の抜け止めが為される。
【0069】また、係止部27に衝突するのは板バネ3
4の先端部34aのうち切り起こされた側と反対側の端
縁34bであり、該端縁34bは丸みを帯びるように形
成されているため、係止面27bに端縁34bが当接し
た状態からスライドレール22を無理に前方へ移動させ
ようとすると、端縁34bが板バネ34を切り起こす方
向に係止面27b上をすべろうとして、上記抜け止めが
強化される。さらに、端縁34bが丸みを帯びるように
形成されているため、係止面27bと端縁34bとの衝
突時に合成樹脂により形成されたスライドレール22の
係止部27を削り取ってしまうという弊害も生じにく
い。
【0070】次に、スライドレール22を筐体側レール
29から取り外すときは、図16に示すように、例え
ば、ピン35をスライドレール22の貫通孔28にカバ
ー体4の側面板7bの反対側から挿入し、板バネ34を
側面板7b側に押圧すれば板バネ34と係止部27との
係合が解除され、スライドレール22を筐体側レール2
9から簡単に取り外すことが出来る。
【0071】尚、収納時には、本体側筐体2側とスライ
ドトレー3側が図示しないロック手段によりロックさ
れ、本体側筐体2内からスライドトレー3が無闇に飛び
出してしまわないようにされている。そして、スライド
レール22、22はトレー側レール16、16と筐体側
レール29、29とに左右両側から挟まれるようにして
本体側筐体2内に収納されている。
【0072】また、引出時には、上記したように、スラ
イドトレー3は該スライドトレー3と本体側筐体2がス
ライドレール22、22により連結された状態で本体側
筐体2の開口面2aより前方まで引き出されている。そ
して、引き出された状態においては、スライドレール2
2、22は、板バネ34、34と係止部27、27との
係合により前方への移動が阻止され、かつ、トレー側レ
ール16、16の係止縁21u、21dとストッパ面2
6、26との係合により後方への移動が阻止され、これ
により、スライドトレー3が本体側筐体2から前方へ抜
け出ることはない。
【0073】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明スライド機構は、スライドトレーを本体側筐
体に対して引出可能にしたスライド機構であって、スラ
イドトレーに固定されたトレー側レールと、本体側筐体
に固定された筐体側レールと、これらレール部材に対し
て各別に摺動自在にされたスライドレールとを有し、ス
ライドレールのトレー側レールに対するスライドトレー
の押込方向への抜けが防止されていて、スライドレール
及び筐体側レールの一方の摺動面に、他方のレール側に
切起状で、かつ、摺動方向に対して傾斜した板バネを形
成し、スライドレール及び筐体側レールの他方の摺動面
に、上記板バネの先端部に係合する係止部を形成して、
スライドレールを筐体側レールに対して相対的にスライ
ドトレーの引込方向へ摺動させたときは、上記板バネを
上記係止部が乗り越えてその摺動を許容し、該乗り越え
た状態においては、スライドトレーの引出方向への摺動
を板バネの先端部と係止部との係合により防止すること
を特徴とする。
【0074】従って、本発明によれば、筐体側レール又
はスライドレールの一方に切起状の板バネを形成し、ま
た、他方に該板バネの先端部に係合する係止部を形成し
ただけなので、構造が簡単であり、その分小型化及び軽
量化を図ることができる。
【0075】また、本発明スライド機構の組立方法は、
スライドトレーを本体側筐体に対して引出可能にしたス
ライド機構の組立方法であって、スライド機構は、スラ
イドトレーに固定されたトレー側レールと、本体側筐体
に固定された筐体側レールと、これらレール部材に対し
て各別に摺動自在にされたスライドレールとを有し、ス
ライドレールのトレー側レールに対するスライドトレー
の押込方向への抜けが防止されていて、スライドレール
及び筐体側レールの一方の摺動面に、他方のレール側に
切起状で、かつ、摺動方向に対して傾斜した板バネを形
成し、スライドレール及び筐体側レールの他方の摺動面
に、上記板バネの先端部に係合する係止部を形成して、
スライドレールを筐体側レールに対して相対的にスライ
ドトレーの引込方向へ摺動させたときは、上記板バネを
上記係止部が乗り越えてその摺動を許容し、該乗り越え
た状態においては、スライドトレーの引出方向への摺動
が板バネの先端部と係止部との係合により防止されてお
り、上記トレー側レールに対してスライドトレーの前方
からスライドレールを係合し、次に、該スライドレール
を筐体側レールに対してその前方から係合することによ
りスライドトレーを本体側筐体に対してスライド可能に
組み立てたることを特徴とする。
【0076】従って、本発明によれば、スライドレール
のトレー側レールに対する組立方向と、スライドレール
の筐体側レールに対する組立方向とを同一方向とするこ
とができ、かつ、各レールの係合後に別部材の抜け止め
用の係止部材などを取着する必要がないので、スライド
トレーの本体側筐体への組み付けを簡単に行うことがで
きる。
【0077】尚、上記実施例においては、筐体側レール
に板バネを形成し、スライドレールに板バネの先端部に
系止する係止部を設けたものについて説明したが、本発
明は、これに限らず、スライドレールに板バネを形成
し、筐体側レールに係止部を設けるようにしてもよい。
かかる場合、筐体側レールに係止解除を行うための貫通
孔を設けてもよい。
【0078】また、上記実施例では、本発明を光ディス
ク再生装置に適用したものを示したが、本発明は、本体
側筐体に引出可能に設けられたスライドトレーを有する
ものであれば、該スライドトレーにディスク回転機構や
光学ピックアップ装置を搭載したものに限らず、筐体内
にこれら機構や装置が設けられ、スライドトレーにはデ
ィスク載置部のみが有るものであっても良い。また、本
発明は光ディスク装置に限らず、スライドトレーが筐体
内に引出可能に設けられた各種のもので、例えば、テー
ププレーヤなどに広く適用することができることは勿論
である。
【0079】さらに、上記実施例において示した具体的
な形状乃至構造は、本発明を実施するに当たっての具体
化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって
本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあって
はならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図17と共に本発明の実施の一例を示
すものであり、本図は光ディスク再生装置の概略斜視図
である。
【図2】光ディスク再生装置の概略分解斜視図である。
【図3】本体側筐体にスライドトレーが取り付けられる
前の状態を示す概略斜視図である。
【図4】覆い板と該覆い板が取り付けられる切欠縁部と
を分離して示す拡大分解斜視図である。
【図5】切欠縁部への覆い板の取付状態を示す拡大断面
図である。
【図6】前面板とその背面側に設けられた補強部を示す
拡大斜視図である。
【図7】補強部と本体側筐体の位置関係を示す拡大断面
図である。
【図8】スライドトレーの底板に設けられた挿入案内部
を本体側筐体の一部と共に示す拡大斜視図である。
【図9】挿入案内部の機能を示す概念図である。
【図10】挿入案内部の変形例を示す拡大斜視図であ
る。
【図11】スライドレールの前部を示す拡大平面図であ
る。
【図12】トレー側レールに係止されたスライドレール
の状態をスライドレールを断面にして示す拡大側面図で
ある。
【図13】スライドレールがトレー側レール及び筐体側
レールに取り付けられた状態を示す拡大正面図である。
【図14】スライドレールの後部と筐体側レールを一部
を省略して示す拡大斜視図である。
【図15】板バネとスライドレールとの係止状態を示す
拡大断面図である。
【図16】スライドレールの筐体側レールからの取り外
し方法を示す拡大断面図である。
【図17】板バネの先端部を示す拡大斜視図である。
【符号の説明】
2…本体側筐体、3…スライドトレー、16…トレー側
レール、22…スライドレール、27…係止部、28…
貫通孔、29…筐体側レール、34…板バネ、34a…
先端部、34b…端縁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スライドトレーを本体側筐体に対して引
    出可能にしたスライド機構であって、 スライドトレーに固定されたトレー側レールと、本体側
    筐体に固定された筐体側レールと、これらレール部材に
    対して各別に摺動自在にされたスライドレールとを有
    し、 スライドレールのトレー側レールに対するスライドトレ
    ーの押込方向への抜けが防止されていて、 スライドレール及び筐体側レールの一方の摺動面に、他
    方のレール側に切起状で、かつ、摺動方向に対して傾斜
    した板バネを形成し、 スライドレール及び筐体側レールの他方の摺動面に、上
    記板バネの先端部に係合する係止部を形成して、 スライドレールを筐体側レールに対して相対的にスライ
    ドトレーの引込方向へ摺動させたときは、上記板バネを
    上記係止部が乗り越えてその摺動を許容し、該乗り越え
    た状態においては、スライドトレーの引出方向への摺動
    を板バネの先端部と係止部との係合により防止すること
    を特徴とするスライド機構。
  2. 【請求項2】 板バネの先端縁のうち切り起こした側と
    反対側の端縁を面取りしたことを特徴とする請求項1に
    記載のスライド機構。
  3. 【請求項3】 板バネと係止部とが係合した状態で、ス
    ライドレール及び筐体側レールの他方における上記板バ
    ネの先端部に対応する部分に、摺動面と該摺動面の反対
    側の面との間を貫通する貫通孔を形成したことを特徴と
    する請求項1に記載のスライド機構。
  4. 【請求項4】 スライドトレーを本体側筐体に対して引
    出可能にしたスライド機構の組立方法であって、 スライド機構は、スライドトレーに固定されたトレー側
    レールと、本体側筐体に固定された筐体側レールと、こ
    れらレール部材に対して各別に摺動自在にされたスライ
    ドレールとを有し、 スライドレールのトレー側レールに対するスライドトレ
    ーの押込方向への抜けが防止されていて、 スライドレール及び筐体側レールの一方の摺動面に、他
    方のレール側に切起状で、かつ、摺動方向に対して傾斜
    した板バネを形成し、 スライドレール及び筐体側レールの他方の摺動面に、上
    記板バネの先端部に係合する係止部を形成して、 スライドレールを筐体側レールに対して相対的にスライ
    ドトレーの引込方向へ摺動させたときは、上記板バネを
    上記係止部が乗り越えてその摺動を許容し、該乗り越え
    た状態においては、スライドトレーの引出方向への摺動
    が板バネの先端部と係止部との係合により防止されてお
    り、 上記トレー側レールに対してスライドトレーの前方から
    スライドレールを係合し、次に、該スライドレールを筐
    体側レールに対してその前方から係合することによりス
    ライドトレーを本体側筐体に対してスライド可能に組み
    立てることを特徴とするスライド機構の組立方法。
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