JPH09236309A - クーラ用風向調節ルーバ - Google Patents

クーラ用風向調節ルーバ

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Publication number
JPH09236309A
JPH09236309A JP8065549A JP6554996A JPH09236309A JP H09236309 A JPH09236309 A JP H09236309A JP 8065549 A JP8065549 A JP 8065549A JP 6554996 A JP6554996 A JP 6554996A JP H09236309 A JPH09236309 A JP H09236309A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dew
louver
cooler
wind direction
right ends
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8065549A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Harada
英司 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CHIYOUFU SEISAKUSHO KK
Chofu Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
CHIYOUFU SEISAKUSHO KK
Chofu Seisakusho Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by CHIYOUFU SEISAKUSHO KK, Chofu Seisakusho Co Ltd filed Critical CHIYOUFU SEISAKUSHO KK
Priority to JP8065549A priority Critical patent/JPH09236309A/ja
Publication of JPH09236309A publication Critical patent/JPH09236309A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 左右の端部に露が生じても、その露が落下す
ることのないクーラ用風向調節用ルーバを提供すること
を目的とする。 【解決手段】 吹出し口から吹き出される冷風の風向を
調節するクーラ用風向調節ルーバ4において、左右の端
部に多数の窪み5を設けるようにしたことにより、左右
の端部に生じた露が落下することのないクーラ用風向調
節用ルーバが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クーラの吹出し口
から吹き出される冷風の風向を調節するクーラ用風向調
節ルーバに関する。
【0002】
【従来の技術】図3は一般的なクーラを示す斜視図であ
る。図3において、1はクーラ、2はクーラ用風向調節
用ルーバ、3は冷風が吹き出される吹出し口である。図
4は従来のクーラ用風向調節用ルーバ2aを示す説明図
である。図5、図6は図4のM−M線断面図である。図
5、図6において、2bは風向調節用ルーバ2aに生じ
た露、2cは風向調節用ルーバ2aから落下する露であ
る。
【0003】このような露が生じる原因について説明す
る。図4に示すように、風向調節用ルーバ2aの下面
(裏面)から冷風aが吹き出ると、冷風aに向かって左
右から空気bが流れ込む。この空気bはクーラから吹き
出される風よりも湿度が高い為、風向調節用ルーバ2a
の左右の端部の下面を流れる冷風aとぶつかり、その端
部の下面に露を生じる。この露は空気bの湿度が高けれ
ば高いほど多量となる。このようして生じた露は、図5
に示すように風向調節用ルーバ2aの水平面に対する角
度θが小さい状態(以下、「横向き状態」という)では
下方へ落ちることはないが、図6に示すように風向調節
用ルーバ2aの水平面に対する角度θが大きい状態(以
下、「縦向き状態」という)では露2cとなって床面等
へ落下する。最近のクーラではルーバモータが内蔵され
ているものが多く、このため、自動風向時には縦向き状
態が周期的に現れ、またクーラの運転停止時に現れる。
なお、実際は結露状態の露はごく小さいものであるが、
これらの露が多数集まることにより図5、図6に示すよ
うな露となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のク
ーラ用風向調節用ルーバ2aでは、左右の端部に生じた
露が縦向き状態で落下するという問題点を有していた。
【0005】このような課題を解決するため本発明は、
左右の端部に露が生じても、その露が落下することのな
いクーラ用風向調節用ルーバを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の請求項1に記載の発明は、吹出し口から吹き
出される冷風の風向を調節するクーラ用風向調節ルーバ
において、左右の端部に多数の窪みを設けるように構成
したものである。この構成では、露が生じても上記窪み
により下方への移動が妨げられるという作用を有する。
【0007】この課題を解決するための請求項2に記載
の発明は、吹出し口から吹き出される冷風の風向を調節
するクーラ用風向調節ルーバにおいて、左右の端部に多
数の突条を設けるように構成したものである。この構成
では、露が生じても上記突条により下方への移動が妨げ
られるという作用を有する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1、図2を用いて説明する。
【0009】(実施の形態1)図1(a)、(b)は本
発明の第1の実施の形態によるクーラ用風向調節ルーバ
を示し、図1(a)は縦向き状態のクーラ用風向調節ル
ーバの端部の縦断面を概略的に示す概略端部縦断面図で
あり、図1(b)はクーラ用風向調節ルーバの端部付近
を背面側から見た概略背面図である。図1(a)、
(b)において、4は本実施の形態によるクーラ用風向
調節ルーバ、5はクーラ用風向調節ルーバ4の背面側に
形成された多数の窪み、6は窪み5に捕らえられた露、
6aはごく小さい結露、7はクーラ用風向調節ルーバ4
の端部である。
【0010】以上のように構成されたクーラ用風向調節
ルーバ4における露の動きについて説明する。クーラ用
風向調節ルーバ4に生じる結露6aはごく小さいもので
あるが、クーラ用風向調節ルーバ4が縦向き状態である
ことにより、結露6aが下方へ移動するに伴い大きな露
6となる。しかし、この大きな露6は途中の窪み5に捕
らえられ、それよりも下方へ移動することはない。つま
り、窪み5は露6に対するトラップとなる。
【0011】以上のように本実施の形態によれば、露6
が下方へ移動しようとしても、その途中にある窪み5に
捕らえられ、従って、露6が下方へ落下することはな
い。
【0012】(実施の形態2)図2(a)、(b)は本
発明の第2の実施の形態によるクーラ用風向調節ルーバ
を示し、図2(a)は縦向き状態のクーラ用風向調節ル
ーバの端部の縦断面を概略的に示す概略端部縦断面図で
あり、図2(b)はクーラ用風向調節ルーバの端部付近
を背面側から見た概略背面図である。図2(a)、
(b)において、8は本実施の形態によるクーラ用風向
調節ルーバ、9はクーラ用風向調節ルーバ4の背面側に
形成された多数の突条(細長い角棒状の突起)、10は
突条9により下方への進行を妨げられた露、10aはご
く小さい結露、11はクーラ用風向調節ルーバ8の端部
である。
【0013】以上のように構成されたクーラ用風向調節
ルーバ8における露の動きについて説明する。クーラ用
風向調節ルーバ8に生じる結露10aはごく小さいもの
であるが、クーラ用風向調節ルーバ8が縦向き状態であ
ることにより、結露10aが下方へ移動するに伴い大き
な露10となる。しかし、この大きな露10は途中の突
条9によりその下方への進行を妨げられ、それよりも下
方へ移動することができない。
【0014】以上のように本実施の形態によれば、露1
0が下方へ移動しようとしても、その途中にある突条9
によりその下方への進行が停止させられ、従って、露1
0が下方へ落下することはない。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明のクーラ用風向調節
ルーバによれば、左右の端部に生じた露が下方へ移動し
ようとしても、その途中にある窪み又は突条によりその
下方への進行が防止されるので、左右の端部に露が生じ
ても、その露が落下することはないという有利な効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)縦向き状態のクーラ用風向調節ルーバの
端部の縦断面を概略的に示す概略端部縦断面図である。 (b)クーラ用風向調節ルーバの端部付近を背面側から
見た概略背面図である。
【図2】(a)縦向き状態のクーラ用風向調節ルーバの
端部の縦断面を概略的に示す概略端部縦断面図である。 (b)クーラ用風向調節ルーバの端部付近を背面側から
見た概略背面図である。
【図3】一般的なクーラを示す斜視図である。
【図4】従来のクーラ用風向調節用ルーバを示す説明図
である。
【図5】横向き状態における図4のM−M線断面図であ
る。
【図6】縦向き状態における図4のM−M線断面図であ
る。
【符号の説明】
1 クーラ 3 吹出し口 2、4、8 クーラ用風向調節用ルーバ 5 窪み 6、10 露 6a、10a 結露 7、11 端部 9 突条

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吹出し口から吹き出される冷風の風向を調
    節するクーラ用風向調節ルーバにおいて、左右の端部に
    多数の窪みを設けたクーラ用風向調節ルーバ。
  2. 【請求項2】吹出し口から吹き出される冷風の風向を調
    節するクーラ用風向調節ルーバにおいて、左右の端部に
    多数の突条を設けたクーラ用風向調節ルーバ。
JP8065549A 1996-02-26 1996-02-26 クーラ用風向調節ルーバ Pending JPH09236309A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8065549A JPH09236309A (ja) 1996-02-26 1996-02-26 クーラ用風向調節ルーバ

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JP8065549A JPH09236309A (ja) 1996-02-26 1996-02-26 クーラ用風向調節ルーバ

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JPH09236309A true JPH09236309A (ja) 1997-09-09

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ID=13290213

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JP8065549A Pending JPH09236309A (ja) 1996-02-26 1996-02-26 クーラ用風向調節ルーバ

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JP (1) JPH09236309A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108344147A (zh) * 2017-01-23 2018-07-31 青岛海尔空调电子有限公司 一种防凝露的空调面板

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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