JPH09236224A - 粗大ごみ処理方法 - Google Patents

粗大ごみ処理方法

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JPH09236224A
JPH09236224A JP32710496A JP32710496A JPH09236224A JP H09236224 A JPH09236224 A JP H09236224A JP 32710496 A JP32710496 A JP 32710496A JP 32710496 A JP32710496 A JP 32710496A JP H09236224 A JPH09236224 A JP H09236224A
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JP
Japan
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waste
combustible component
crusher
combustible
component
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Application number
JP32710496A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Harada
裕昭 原田
Yoshiyuki Sakiyama
芳行 崎山
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Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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  • Gasification And Melting Of Waste (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課 題】建設費が少なく、工期も短縮できる粗大ごみ
の処理方法を提供する。 【解決手段】 収集された粗大ごみを第1の破砕機で破
砕するとともに一般ごみを第2の破砕機で破砕し、破砕
された粗大ごみと一般ごみとを混合して混合廃棄物を形
成し、混合廃棄物cを大気圧以下で加熱して熱分解し、
乾留ガスと主として不揮発性成分からなる熱分解残留物
とを生成し、熱分解残留物を燃焼性成分と不燃焼性成分
とに分離するとともに、燃焼性成分を粉砕し、粉砕され
た燃焼性成分と前記乾留ガスとを燃焼処理する粗大ごみ
処理方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は粗大ごみの処理方
法、より詳しくは家具や家庭電気製品等の燃焼性成分と
不燃焼性成分とより構成された、比較的大型の粗大ごみ
の処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、生活環境の高度化と多様化により
家庭からの廃棄物が多くなって来ている。この家庭から
の廃棄物は家庭の台所から日々発生する生ごみ(一般ご
み)と不定期に発生する家具や家庭電気製品等の比較的
大型の粗大ごみとがある。これらの廃棄物の内、前者の
一般ごみは通常は燃焼性成分が多く含まれているため、
ストカー炉や流動床炉等に投入され燃焼処理されてい
る。
【0003】一方、後者の粗大ごはは、例えば鉄やアル
ミ等の不燃焼性成分が比較的多く含まれており、この鉄
やアルミ等を回収して再利用するため、所定の大きさに
破砕した後、磁選機、鉄分風選機、プラスチック風選機
やアルミ選別機等多くの選別機を順次配置した分別設備
に供給し、燃焼性成分と不燃焼性成分とを分離し、更に
不燃焼性成分を鉄、アルミ、ガレキ等に分離回収し、か
つ前記燃焼性成分を燃焼処理することが行なわれてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで前記の粗大ご
みは一定の形状をしておらず、種々の形をなした比較的
大型の単位廃棄物であり、しかも燃焼性成分を構成する
物質の種類も多く、かつその使用されている位置も特定
し難い。そのため前記したように多くの選別機を順次配
置して分別する必要があり、結果として分別設備が大型
化し、建設費の増大、工期の長期化や精度の良い選別が
できないという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記したよ
うな問題点を解決するため鋭意検討の結果、通常一般ご
み処理装置の一つとして知られている、廃棄物を大気圧
以下の低酸素雰囲気で加熱して熱分解し、乾留ガスと主
として不揮発性成分よりなる熱分解残留物とを生成し、
この熱分解残留物を燃焼性成分と不燃焼性成分とに分離
し、この燃焼性成分と乾留ガスとを燃焼器で燃焼処理す
るようにした廃棄物処理装置に着目し本発明をなすに至
った。
【0006】即ち、第1の発明は、収集された粗大ごみ
を第1の破砕機で破砕するととにも一般ごみを第2の破
砕機で所定の大きさに破砕する第1の工程と、この破砕
された粗大ごみと一般ごみとを混合して混合廃棄物とし
て形成させる第2の工程と、この混合廃棄物を大気圧以
下の低酸素雰囲気で加熱して熱分解し、乾留ガスと主と
して不揮発性成分とからなる熱分解残留物とを生成する
第3の工程と、この熱分解残留物を燃焼性成分と不燃焼
性成分とに分離するとともに、この燃焼性成分を粉砕す
る第4の工程と、この粉砕された燃焼性成分と前記乾留
ガスとを燃焼処理する第5の工程とよりなる粗大ごみ処
理方法を提供するものである。
【0007】第2の発明は、収集された粗大ごみを第1
の破砕機で破砕するとともに、一般ごみを第2の破砕機
で破砕する第1の工程と、前記第2の破砕機を経た一般
ごみを分離装置に供給して未破砕物を分離する第2の工
程と、前記未破砕物を前記第1の破砕機に供給して破砕
する第3の工程と、前記破砕された粗大ごみと一般ごみ
とを混合して混合廃棄物として形成させる第4の工程
と、この混合廃棄物を大気圧以下の低酸素雰囲気で加熱
して熱分解し、乾留ガスと主として不揮発性成分からな
る熱分解残留物とを生成する第5の工程と、この熱分解
残留物を燃焼性成分と不燃焼性成分とに分離するととも
に前記燃焼性成分を粉砕する第6の工程と、この粉砕さ
れた燃焼性成分と前記乾留ガスとを燃焼処理する第7の
工程とよりなる粗大ごみ処理方法をも提供する。
【0008】そして実際には、粉砕された燃焼性成分と
乾留ガスとは高温燃焼され、発生した燃焼灰を溶融スラ
グとしてこの溶融スラグを冷却固化する。そして必要に
応じて不燃焼性成分は溶融スラグ中に混入され、この不
燃焼性成分を含有する溶融スラグは冷却固化され舗装材
等の建材として利用される。本発明の粗大ごみ処理方法
によれば、大気圧以下の低酸素雰囲気で前段の工程で処
理された粗大ごみを加熱して熱分解を行なうため、不燃
焼性成分である鉄、アルミ等の金属は酸化されず、その
ため再利用上有利であるばかりでなく、燃焼性成分は炭
化物となり、不燃焼成分から容易に分離することができ
る。
【0009】そして粗大ごみは燃焼性成分が比較的少な
いが、一方、一般ごみはこの燃焼性成分が多いため、こ
の粗大ごみと一般ごみ等を混合した混合廃棄物として加
熱して熱分解し、その生成物(乾留ガスと燃焼性成分)
を燃焼処理するため、外部からの特別の燃料を供給する
ことなく高温燃焼し燃焼灰のスラグが可能となるのであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下図1ないし図4を参照して本
発明による粗大ごみ処理方法の実施の形態を説明する。 (実施例1)図1において、1は例えば横型回転式ドラ
ムよりなる熱分解反応器であって、この熱分解反応器1
には投入装置2より「混合廃棄物c」が投入されるよう
になっている。
【0011】即ち、第1の収集車3aにより収集された
「一般ごみa」は、第1の受入ピット4aに投入され、
ここから第1のクレーン5aにより、例えば二軸剪断機
又は三軸剪断機の如き第2の破砕機6に供給され、ここ
で例えば150mm程度以下の所定の大きさに破砕さ
れ、この破砕された「一般ごみa′」は、第2の受入ピ
ット4b内に投入される。
【0012】一方、第2の収集車3bにより収集された
「粗大ごみb」は、第3の受入ピット4c内に投入され
た後、第2のクレーン5b及び供給コンベア7を経て、
例えば切断機やハンマー式破砕機の如き第1の破砕機8
に供給されて、例えば150mm程度以下の大きさに破
砕され、この破砕された「粗大ごみb′」は排出コンベ
ア9、ラインL1 により第2の受入ピット4b内に供給
され、この第2の受入ピット4b内において破砕された
「一般ごみa′」と混合されて「混合廃棄物c」が形成
される。
【0013】第1の破砕機8で発生した粉塵はサイクロ
ン10により捕集され、この捕集された粉塵はラインL
2 から第2の受入ピット4b内に供給され、「混合廃棄
物c」内に混入される。なお、サイクロン10の排気は
バグフィルタ11により粉塵が除去処理されて排出され
る。このようにして形成された「混合廃棄物c」は、第
3のクレーン5cと投入装置2とにより熱分解反応器1
内に投入されるようになっている。この熱分解反応器1
は、燃焼器である溶融炉12の後流側に設けられた空気
加熱器13により加熱された加熱空気dがラインL3
り供給されて300℃〜600℃に、通常は450℃程
度に加熱されるとともに、誘引送風機14の作用により
その内部は大気圧以下の低酸素雰囲気に保持されてい
る。
【0014】そしてこのような熱分解反応器1に投入さ
れた「混合廃棄物c」は加熱されて熱分解し、乾留ガス
1 と熱分解残留物eとが生成され、この乾留ガスG1
と熱分解残留物eとは排出装置15により分離され、乾
留ガスG1 はラインL4 より溶融炉12の図示しないバ
ーナに供給される。一方、熱分解残留物eは冷却装置1
6に供給され、冷却水CWにより発火点以下の例えば8
0℃程度まで冷却され、分別設備17によりカーボンを
主体とする燃焼性成分fと鉄gとアルミhと陶器、砂利
等のガレキkとに分離される。
【0015】次に、分別設備17について詳述すると、
図2に示すように冷却装置16により冷却された熱分解
残留物eはバケットコンベア18により、例えば5mm
メッシュの第1の篩19aに供給され、ここで比較的大
きな粒径を有する熱分解残留物e1 と比較的小さな粒径
の熱分解残留物e2 とに分離される。この熱分解残留物
1 は、主として金属やガレキ等の不燃焼性成分であ
り、この熱分解残留物e1 は風選機20おいて不燃焼性
成分に付着しているカーボンやフレーク状の燃焼性成分
ef1 が分離され、この燃焼性成分ef1 はバグフィル
ター21により捕集されて粉砕機22に供給される。
【0016】一方、風選機20により燃焼性成分ef1
が除去された不燃焼性成分eg1 はアルミ選別機23に
供給され、これによって鉄gとアルミhとガレキkとに
分離される。第1の篩19aにより分離された比較的小
さな粒径の熱分解残留物e2 は、主としてカーボン等の
燃焼性成分であり、この熱分解残留物e2 は、例えば2
mmメッシュの第2の篩19bにより微細な粒径の熱分
解残留物e3 と、例えば2〜5mmの粒径を有する熱分
解残留物e4 とに分離される。
【0017】この熱分解残留物e4 は鉄粉等の金属が含
まれるものであるため、例えば磁選機24に供給され、
金属性成分m1 と非金属性成分m2 とに分離され、金属
性成分m1 は風選機20に、また非金属性成分m2 は粉
砕機22に供給される。微細な粒径の熱分解残留物e3
と磁選機24により分離された非金属性成分m2 と風選
機20により分離された燃焼性成分ef1 とは粉砕機2
2により粉砕され、粉砕された燃焼性成分ef2 とな
る。
【0018】例えば、1mmメッシュの燃焼性成分ef
2 は第3の篩19cに供給され、微粉の燃焼性成分fと
1mm以上の燃焼性成分ef3 とに分離され、微粉の燃
焼成分fは第1のカーボンホッパー25、ラインL5
介して図1の溶融炉12に供給される。一方の1mm以
上の燃焼性成分ef3 は第2のカーボンホッパー26に
集められ、必要に応じて再度粉砕機22に供給されて粉
砕される。
【0019】このようにしてラインL5 から溶融炉12へ
供給された燃焼性成分fと、ラインL4 から送られた乾
留ガスG1 と、押込送風機27によりラインL6 から供
給される燃焼用空気pとにより溶融炉12内は約1,3
00℃の高温で燃焼され、このとき生じた燃焼灰は溶融
スラグとなって水槽28に流下し冷却固化される。そし
て燃焼ガスG2 は空気加熱器13、廃熱ボイラ29及び
冷却塔30で冷却された後、バグフィルタ31により除
塵され、更に湿式洗浄装置32により洗浄されて低温の
クリーンな排ガスG3 となって白煙防止炉33を経て煙
突34から大気へ放出される。
【0020】35は廃熱ボイラ29により発生する蒸気
sにより駆動される蒸気タービンであって、この蒸気タ
ービン35により発電機36を作動して発電を行なうも
のである。また、37はラインL3 に組込まれた始動用
バーナ、38は加熱空気冷却用の熱交換器であってライ
ンL1 に設けられた分岐管39の途中に配置されてい
る。
【0021】そして破砕された一般ごみa′と破砕され
た粗大ごみb′とは、それぞれのごみの性状によって異
なるが、通常は100:100〜100:1、好ましく
は100:50〜100:5の割合で混合され混合廃棄
物cが形成される。そして前記混合廃棄物cは、熱分解
反応器1において加熱されて熱分解し、乾留ガスG1
不揮発性分を含む熱分解残留物eを生成し、この熱分解
残留物eを分離して得られた燃焼性成分とにより燃焼処
理して特別の外部からの燃料を加えることなく燃焼灰を
スラグ化することができる。 (実施例2)図3は本発明による粗大ごみ処理方法を実
施するための廃棄物処理装置の第2の実施例の系統図を
示し、図1と同一符号は同一名称を示している。
【0022】この図3において、溶融炉12の比較的低部
にはラインL7 が連結されている。即ち、分別設備17に
おいて燃焼性成分fと、分離された不燃焼性成分である
鉄g,アルミh,及びガレキkの内、少なくとも一つ、
通常はガレキkがラインL7を経て溶融炉12内に供給さ
れ、溶融スラグ中に混入される。このガレキkは通常は
埋立処理されているが、このガレキkを溶融スラグ中に
混入し、このガレキkが混入された溶融スラグを冷却固
化してスラグとすることにより、舗装材等の建材として
再利用することが可能となるのである。 (実施例3)図4は本発明による粗大ごみ処理方法を実
施するための廃棄物処理装置の第3の実施例の系統図を
示すものであって、図1及び図3と同一符号は同一名称
を示している。
【0023】この図4において第1の受入ピット4a内
の一般ごみaは、第1のクレーン5aにより第2の破砕
機6に投入され破砕される。この破砕された一般ごみ
a′は篩い等の分離装置40に供給され、所定の大きさ
(例えば150mm)以下の一般ごみa′と、この所定
の大きさ以上の一般ごみa″(不破砕物)とに分離され
る。この破砕されない一般ごみa″は、例えば棒状木材
や針金、チェーンの如き線状物が多く含まれている。
【0024】そしてこの所定の大きさ以下の一般ごみ
a′は第2のピット4b内に供給され破砕された粗大ご
みb′と混合されて混合廃棄物cとなって熱分解反応器
1に投入されるようになっている。一方、所定の大きさ
以上の一般ごみa″は、ラインL8 から供給コンベア7
上に供給され、第1の破砕機8により破砕されるよう構
成されている。
【0025】この場合、二軸又は三軸剪断機より形成さ
れる第2の破砕機6ににより所定の大きさ以下に破砕さ
れなかった一般ごみa″が生じたとしても、第1の破砕
機8は例えばハンマー式破砕機や切断機等その破砕力が
大なるものであるため、容易にこれを破砕することがで
きるのである。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よる粗大ごみ処理方法によれば、所定の大きさに破砕さ
れた一般ごみa′と破砕された粗大ごみb′とを混合し
て大気圧以下の低酸素雰囲気中において熱分解するよう
にしたため、粗大ごみbを形成していた燃焼性成分は容
易に炭化物となって不燃焼性成分から分離される。
【0027】そのため分離装置が簡略化でき、建設費が
安価になる。また、不燃焼性成分を構成する金属性成分
が酸化されることもないため再利用する場合に好適であ
る。更に、熱分解させる場合、特別の外部燃料を必要と
することなく、したがってランニングコストが少なくて
済むという各種の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による粗大ごみ処理方法の第1の実施例
に係る廃棄物処理装置の系統図である。
【図2】分別設備の系統図である。
【図3】本発明による粗大ごみ処理方法の第2の実施例
における廃棄物処理装置の系統図である。
【図4】本発明による粗大ごみ処理方法を実施するため
の廃棄物処理装置の第3の実施例の系統図である。
【符号の説明】
1 熱分解反応器 2 投入装置 3a 第1の収集車 3b 第2の収集
車 4a 第1の受入ピット 4b 第2の受入
ピット 4c 第3の受入ピット 5a 第1のクレ
ーン 5b 第2のクレーン 5c 第3のクレ
ーン 6,8 破砕機 7 供給コ
ンベア 9 排出コンベア 10 サイクロン 11,21,31 バグフィルタ 12 溶融炉 13 空気加熱器 14 誘引風選機 15 排出装置 16 冷却装置 17 分別設備 18 バケットコ
ンベア 19a 第1の篩 19b 第2の篩 19c 第3の篩 20 風選機 22 粉砕機 24 磁選機 25 第1のカーボンホッパー 26 第2のカー
ボンホッパー 27 押込風選機 28 水槽 29 廃熱ボイラ 30 冷却塔 32 湿式洗浄装置 33 白煙防止炉 34 煙突 35 蒸気タービ
ン 36 発電機 37 始動用バー
ナ 38 熱交換器 39 分岐管 40 分離装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F23G 5/027 ZAB F23G 5/027 ZABZ 5/16 ZAB 5/16 ZABB ZABE F23J 1/00 F23J 1/00 A

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収集された粗大ごみを第1の破砕機で破
    砕するとともに一般ごみを第2の破砕機で破砕する第1
    の工程と、 この破砕された粗大ごみと一般ごみとを混合して混合廃
    棄物を形成する第2の工程と、 この混合廃棄物cを大気圧以下で加熱して熱分解し、乾
    留ガスと主として不揮発性成分からなる熱分解残留物と
    を生成する第3の工程と、 この熱分解残留物を燃焼性成分と不燃焼性成分とに分離
    するとともに、この燃焼性成分を粉砕する第4の工程
    と、 この粉砕された燃焼性成分と前記乾留ガスとを燃焼処理
    する第5の工程とよりなることを特徴とする粗大ごみ処
    理方法。
  2. 【請求項2】 収集された粗大ごみを第1の破砕機で破
    砕するとともに、一般ごみを第2の破砕機で破砕する第
    1の工程と、 前記第2の破砕機を経た一般ごみを分離装置に供給して
    未破砕物を分離する第2の工程と、 前記未破砕物を前記第1の破砕機に供給して破砕する第
    3の工程と、 前記第1の工程と第3の工程で破砕された粗大ごみと、
    一般ごみとを混合して混合廃棄物として形成させる第4
    の工程と、 該混合廃棄物を大気圧下で加熱して熱分解し、乾留ガス
    と主として不揮発性成分からなる熱分解残留物とを生成
    する第5の工程と、 該熱分解残留物を燃焼性成分と不燃焼性成分とに分離す
    るとともに前記燃焼性成分を粉砕する第6の工程と、 該粉砕された燃焼性成分と前記乾留ガスとを燃焼処理す
    る第7の工程とよりなる粗大ごみ処理方法。
  3. 【請求項3】 未破砕物を粗大ごみに混合して第1の破
    砕機に供給して破砕するようにした請求項2記載の粗大
    ごみ処理方法。
  4. 【請求項4】 粉砕された燃焼性成分と乾留ガスとを高
    温燃焼させ発生した燃焼灰をスラグとして回収するよう
    にした請求項1及び2記載の粗大ごみ処理方法。
  5. 【請求項5】 不燃焼性成分をスラグ中に混合して回収
    するようにした請求項4記載の粗大ごみ処理方法。
JP32710496A 1995-12-28 1996-12-06 粗大ごみ処理方法 Pending JPH09236224A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021003661A (ja) * 2019-06-25 2021-01-14 太平洋セメント株式会社 焼却主灰の処理装置及び処理方法

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