JPH09236120A - 自動調心ころ軸受 - Google Patents
自動調心ころ軸受Info
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- JPH09236120A JPH09236120A JP8042343A JP4234396A JPH09236120A JP H09236120 A JPH09236120 A JP H09236120A JP 8042343 A JP8042343 A JP 8042343A JP 4234396 A JP4234396 A JP 4234396A JP H09236120 A JPH09236120 A JP H09236120A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liner
- roller bearing
- spherical
- bearing
- axial direction
- Prior art date
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C23/00—Bearings for exclusively rotary movement adjustable for aligning or positioning
- F16C23/06—Ball or roller bearings
- F16C23/08—Ball or roller bearings self-adjusting
- F16C23/082—Ball or roller bearings self-adjusting by means of at least one substantially spherical surface
- F16C23/086—Ball or roller bearings self-adjusting by means of at least one substantially spherical surface forming a track for rolling elements
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/22—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings
- F16C19/34—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load
- F16C19/38—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with two or more rows of rollers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Support Of The Bearing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 回転部材の軸方向の伸びを吸収することがで
きる自動調心ころ軸受を提供する。 【解決手段】 球形軌道面14を有する外輪11と球形
軌道面15を有する内輪12との間に球面ころ13を組
込む。内輪12の内径面に摺動性に優れた筒状のライナ
ー16を取付ける。内輪12に支持されるロール軸31
にライナー16を接触させ、ライナー16に対するロー
ル軸31の摺動により、ロール軸31の軸方向の伸びを
吸収する。
きる自動調心ころ軸受を提供する。 【解決手段】 球形軌道面14を有する外輪11と球形
軌道面15を有する内輪12との間に球面ころ13を組
込む。内輪12の内径面に摺動性に優れた筒状のライナ
ー16を取付ける。内輪12に支持されるロール軸31
にライナー16を接触させ、ライナー16に対するロー
ル軸31の摺動により、ロール軸31の軸方向の伸びを
吸収する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ガイドロール等
を回転自在に支持する自動調心ころ軸受に関するもので
ある。
を回転自在に支持する自動調心ころ軸受に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、連続鋳造設備においては、鋳型
から連続的に引き出される鋼塊の搬送路に多数のガイド
ロールを設け、各ガイドロールによって鋼塊の移動を案
内している。
から連続的に引き出される鋼塊の搬送路に多数のガイド
ロールを設け、各ガイドロールによって鋼塊の移動を案
内している。
【0003】上記ガイドロールは、両端に設けたロール
軸が軸受で支持される。そのガイドロールの支持におい
て、軸受の取付け位置に誤差があると、ガイドロールが
振れ回り、スムーズに回転させることができない。ま
た、軸受が調心性のないものであると、ガイドロールの
たわみによるロール軸の傾きを吸収することができず、
軸受が損傷し易い。
軸が軸受で支持される。そのガイドロールの支持におい
て、軸受の取付け位置に誤差があると、ガイドロールが
振れ回り、スムーズに回転させることができない。ま
た、軸受が調心性のないものであると、ガイドロールの
たわみによるロール軸の傾きを吸収することができず、
軸受が損傷し易い。
【0004】このため、ガイドロールを支持する軸受の
少なくとも一方は、軸受の取付位置の誤差、およびロー
ル軸の傾きを吸収することができる調心性を有するもの
でなければならない。
少なくとも一方は、軸受の取付位置の誤差、およびロー
ル軸の傾きを吸収することができる調心性を有するもの
でなければならない。
【0005】また、ガイドロールは、比較的温度の高い
鋼塊と接触し、しかも、高温の雰囲気中で回転するた
め、軸方向に伸びが生じる。このため、上記の軸受は、
ガイドロールの伸びも吸収できるものでなければならな
い。
鋼塊と接触し、しかも、高温の雰囲気中で回転するた
め、軸方向に伸びが生じる。このため、上記の軸受は、
ガイドロールの伸びも吸収できるものでなければならな
い。
【0006】調心性を有し、ガイドロールの軸方向の伸
びを吸収することができるようにした軸受として、図4
に示したものが従来から知られている。この軸受は内輪
1に円筒形外面2を形成し、その円筒形外面2とつば付
き外輪3の内径面間に円筒ころ4を組込み、上記外輪3
の外側に調心輪5を嵌合し、その調心輪5に形成された
球形内面6と外輪3に設けられた球形外面7とを接触案
内させるようにしている。
びを吸収することができるようにした軸受として、図4
に示したものが従来から知られている。この軸受は内輪
1に円筒形外面2を形成し、その円筒形外面2とつば付
き外輪3の内径面間に円筒ころ4を組込み、上記外輪3
の外側に調心輪5を嵌合し、その調心輪5に形成された
球形内面6と外輪3に設けられた球形外面7とを接触案
内させるようにしている。
【0007】上記軸受は、円筒形外面2と円筒ころ4と
の間で滑りを生じさせてガイドロールの軸方向の伸びを
吸収し、球形内面6と球形外面7との接触により調心性
をもたせている。
の間で滑りを生じさせてガイドロールの軸方向の伸びを
吸収し、球形内面6と球形外面7との接触により調心性
をもたせている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記調心輪
付き円筒ころ軸受においては、調心輪5をつける分、軸
受断面積が大きくなり、その軸受断面積を調心輪のない
円筒ころ軸受と同じにすれば、円筒ころ4の外径が小さ
くなり、軸受の定格荷重が減少するという不都合が生じ
る。
付き円筒ころ軸受においては、調心輪5をつける分、軸
受断面積が大きくなり、その軸受断面積を調心輪のない
円筒ころ軸受と同じにすれば、円筒ころ4の外径が小さ
くなり、軸受の定格荷重が減少するという不都合が生じ
る。
【0009】調心性を有する軸受として、自動調心ころ
軸受が知られている。この自動調心ころ軸受は負荷容量
が大きく、連続鋳造設備のガイドロールの支持に多く用
いられているが、軸受の構造上、アキシャル方向の軸受
すきまがきわめて小さいため、ガイドロールの両端をそ
の自動調心ころ軸受で支持すると、ガイドロールの軸方
向の伸びを吸収することができず、ガイドロールの一端
部の支持にしか用いることができない。
軸受が知られている。この自動調心ころ軸受は負荷容量
が大きく、連続鋳造設備のガイドロールの支持に多く用
いられているが、軸受の構造上、アキシャル方向の軸受
すきまがきわめて小さいため、ガイドロールの両端をそ
の自動調心ころ軸受で支持すると、ガイドロールの軸方
向の伸びを吸収することができず、ガイドロールの一端
部の支持にしか用いることができない。
【0010】この発明の課題は、負荷容量の大きい自動
調心ころ軸受に、その軸受で支持される回転部材の軸方
向の伸びを吸収する機能をもたせるようにすることであ
る。
調心ころ軸受に、その軸受で支持される回転部材の軸方
向の伸びを吸収する機能をもたせるようにすることであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、外輪の内径側に設けた球形
軌道面と、内輪の外径側に設けた球形軌道面間に球面こ
ろを組込んだ自動調心ころ軸受において、前記外輪の外
径面又は内輪の内径面に摺動性に優れ、一部が軸方向に
切り離された筒状のライナーを軸方向に非可動に取付け
た構成を採用している。
めに、この発明においては、外輪の内径側に設けた球形
軌道面と、内輪の外径側に設けた球形軌道面間に球面こ
ろを組込んだ自動調心ころ軸受において、前記外輪の外
径面又は内輪の内径面に摺動性に優れ、一部が軸方向に
切り離された筒状のライナーを軸方向に非可動に取付け
た構成を採用している。
【0012】ここで、ライナーは、金網がモールドされ
たテトラフルオロエチレン樹脂の成形品であってもよ
く、あるいは、一部が切り離された筒状の金属スリーブ
の摺動面にテトラフルオロエチレン樹脂から成るテープ
を接着したものであってもよい。
たテトラフルオロエチレン樹脂の成形品であってもよ
く、あるいは、一部が切り離された筒状の金属スリーブ
の摺動面にテトラフルオロエチレン樹脂から成るテープ
を接着したものであってもよい。
【0013】
【作用】上記の構成から成る自動調心ころ軸受は、ハウ
ジングに形成された軸受嵌合凹部に取付けてガイドロー
ル等の回転部材を支持する。
ジングに形成された軸受嵌合凹部に取付けてガイドロー
ル等の回転部材を支持する。
【0014】この場合、内輪の内径面にライナーが設け
られている軸受の場合、ハウジングに対して外輪を軸方
向に非可動に取付け、内輪により回転部材を軸方向に移
動可能に支持し、内輪のライナーに対する回転部材の軸
方向の摺動により、回転部材の軸方向の伸びを吸収す
る。
られている軸受の場合、ハウジングに対して外輪を軸方
向に非可動に取付け、内輪により回転部材を軸方向に移
動可能に支持し、内輪のライナーに対する回転部材の軸
方向の摺動により、回転部材の軸方向の伸びを吸収す
る。
【0015】一方、外輪の外径面にライナーが設けられ
ている軸受の場合、軸受嵌合凹部の軸方向長さを軸受の
幅寸法より大きくし、その軸受嵌合部の内径面に対する
ライナーの摺動によって回動部材の軸方向の伸びを吸収
する。
ている軸受の場合、軸受嵌合凹部の軸方向長さを軸受の
幅寸法より大きくし、その軸受嵌合部の内径面に対する
ライナーの摺動によって回動部材の軸方向の伸びを吸収
する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1乃至図3に基づいて説明する。
1乃至図3に基づいて説明する。
【0017】図1に示すように、自動調心ころ軸受10
は、外輪11、内輪12およびその両輪11、12間に
複列に組込まれた球面ころ13から成り、上記球面ころ
13は外輪11の内径側に設けられた球面軌道面14お
よび内輪12の外径側に形成された複列の球形軌道面1
5に沿って転動自在とされている。
は、外輪11、内輪12およびその両輪11、12間に
複列に組込まれた球面ころ13から成り、上記球面ころ
13は外輪11の内径側に設けられた球面軌道面14お
よび内輪12の外径側に形成された複列の球形軌道面1
5に沿って転動自在とされている。
【0018】内輪13の内径面には一部が軸方向に切り
離された筒状のライナー16が嵌合されている。図2
(I)、(II)は、ライナー16の各例を示し、図2
(I)に示すライナー16は、テトラフルオロエチレン
樹脂の成形品から成り、内部に金網17がモールドされ
ている。
離された筒状のライナー16が嵌合されている。図2
(I)、(II)は、ライナー16の各例を示し、図2
(I)に示すライナー16は、テトラフルオロエチレン
樹脂の成形品から成り、内部に金網17がモールドされ
ている。
【0019】図2(II)に示すライナー16は、一部が
軸方向に切り離された金属スリーブ18の内径面にテト
ラフルオロエチレン樹脂から成るテープ19を接着して
おり、いずれのライナー16も優れた摺動性、耐摩耗
性、および耐クリープ性を有している。
軸方向に切り離された金属スリーブ18の内径面にテト
ラフルオロエチレン樹脂から成るテープ19を接着して
おり、いずれのライナー16も優れた摺動性、耐摩耗
性、および耐クリープ性を有している。
【0020】上記ライナー16は内輪12の内径面両端
部に設けた環状の突出部20によって軸方向に移動する
のが防止されている。なお、上記突出部20に代えて、
内輪内径面にライナー16を接着して、ライナー16の
軸方向の移動を防止するようにしてもよい。
部に設けた環状の突出部20によって軸方向に移動する
のが防止されている。なお、上記突出部20に代えて、
内輪内径面にライナー16を接着して、ライナー16の
軸方向の移動を防止するようにしてもよい。
【0021】上記の構成から成る自動調心ころ軸受10
を用いて、例えばガイドロール30を支持する場合は、
ハウジング40に形成された軸受嵌合凹部41に外輪1
1を圧入すると共に、ハウジング40の端面に取付けた
蓋42により外輪11の軸方向の移動を防止し、内輪1
2によりガイドロール30のロール軸31を軸方向の摺
動可能に支持する。
を用いて、例えばガイドロール30を支持する場合は、
ハウジング40に形成された軸受嵌合凹部41に外輪1
1を圧入すると共に、ハウジング40の端面に取付けた
蓋42により外輪11の軸方向の移動を防止し、内輪1
2によりガイドロール30のロール軸31を軸方向の摺
動可能に支持する。
【0022】上記のようなガイドロール30の支持にお
いて、そのガイドロール30が軸方向に伸びると、ガイ
ド軸31がライナー16に沿って軸方向に摺動する。こ
のとき、ライナー16は摺動性に優れているため、ガイ
ド軸31は軸方向にスムースに摺動し、その摺動によっ
てガイドロール30の軸方向の伸びを吸収する。
いて、そのガイドロール30が軸方向に伸びると、ガイ
ド軸31がライナー16に沿って軸方向に摺動する。こ
のとき、ライナー16は摺動性に優れているため、ガイ
ド軸31は軸方向にスムースに摺動し、その摺動によっ
てガイドロール30の軸方向の伸びを吸収する。
【0023】ここで、ライナー16は優れた耐摩耗性を
有しているため、ロール軸31の軸方向の摺動によって
ライナー16が摩耗するという不都合の発生はない。ま
た、ライナー16は耐クリープ性も有しているため、自
動調心ころ軸受10にクリープが発生せず、ロール軸3
1を長期にわたって安定よく支持することができる。
有しているため、ロール軸31の軸方向の摺動によって
ライナー16が摩耗するという不都合の発生はない。ま
た、ライナー16は耐クリープ性も有しているため、自
動調心ころ軸受10にクリープが発生せず、ロール軸3
1を長期にわたって安定よく支持することができる。
【0024】なお、ロール軸31を支持するころ軸受1
0は調心性を有するため、軸受の取付誤差およびガイド
ロール30のたわみによるロール軸31の傾きも吸収す
ることができる。
0は調心性を有するため、軸受の取付誤差およびガイド
ロール30のたわみによるロール軸31の傾きも吸収す
ることができる。
【0025】図3は、この発明の他の実施の形態を示
す。この実施の形態では、自動調心ころ軸受10の外輪
11の外径面にライナー16を嵌合し、外輪外径面の両
端部に設けた突出部21によりライナー16の軸方向の
移動を防止している。
す。この実施の形態では、自動調心ころ軸受10の外輪
11の外径面にライナー16を嵌合し、外輪外径面の両
端部に設けた突出部21によりライナー16の軸方向の
移動を防止している。
【0026】なお、突出部21に代えて、ライナー16
を外輪11に接着してもよい。
を外輪11に接着してもよい。
【0027】ライナー16として、図2(I)に示すラ
イナーや図2(II)の金属スリーブ18とテープ19の
位置を内・外逆にしたものを用いることができる。
イナーや図2(II)の金属スリーブ18とテープ19の
位置を内・外逆にしたものを用いることができる。
【0028】図3に示す自動調心ころ軸受10を用いて
ガイドロール30を支持する場合は、ハウジング40に
形成された軸受嵌合凹部41の軸方向長さを自動調心こ
ろ軸受10の幅寸法より大きくし、その軸受嵌合凹部4
1に外輪11を摺動自在に嵌合する。
ガイドロール30を支持する場合は、ハウジング40に
形成された軸受嵌合凹部41の軸方向長さを自動調心こ
ろ軸受10の幅寸法より大きくし、その軸受嵌合凹部4
1に外輪11を摺動自在に嵌合する。
【0029】また、内輪12にロール軸31を圧入し、
ロール軸31の端部に取付けた筒体43により、内輪1
2とロール軸31とが軸方向に相対的に移動を防止し、
軸受嵌合凹部41の内径面に対するライナー16の摺動
により、ガイドロール30の軸方向の伸びを吸収する。
ロール軸31の端部に取付けた筒体43により、内輪1
2とロール軸31とが軸方向に相対的に移動を防止し、
軸受嵌合凹部41の内径面に対するライナー16の摺動
により、ガイドロール30の軸方向の伸びを吸収する。
【0030】
【発明の効果】以上のように、この発明においては、自
動調心ころ軸受の外輪外径面又は内輪内径面に摺動性に
優れたライナーを取付けたことにより、ライナーを有す
る軌道輪をハウジング又は回転部材に対して軸方向に摺
動自在に取付けることによって、負荷容量の大きい調心
性を有する自動調心ころ軸受に回転部材の軸方向の伸び
を吸収する機能を付与することができ、連続鋳造設備の
ガイドロールを支持する軸受としてきわめて好適であ
る。
動調心ころ軸受の外輪外径面又は内輪内径面に摺動性に
優れたライナーを取付けたことにより、ライナーを有す
る軌道輪をハウジング又は回転部材に対して軸方向に摺
動自在に取付けることによって、負荷容量の大きい調心
性を有する自動調心ころ軸受に回転部材の軸方向の伸び
を吸収する機能を付与することができ、連続鋳造設備の
ガイドロールを支持する軸受としてきわめて好適であ
る。
【0031】さらに、ライナーとして、金網をモールド
したテトラフルオロエチレン樹脂の成形品や、金属スリ
ーブの摺動面にテトラフルオロエチレン樹脂のテープを
接着したものを用いることにより、ライナーの摩耗が少
なく、自動調心ころ軸受の耐久性の向上を図ることがで
きる。
したテトラフルオロエチレン樹脂の成形品や、金属スリ
ーブの摺動面にテトラフルオロエチレン樹脂のテープを
接着したものを用いることにより、ライナーの摩耗が少
なく、自動調心ころ軸受の耐久性の向上を図ることがで
きる。
【図1】この発明に係る自動調心ころ軸受の断面図
【図2】(I)、(II)は同一ライナーを示す一部切欠
斜視図
斜視図
【図3】調心輪付き円筒ころを示す断面図
【図4】従来の軸受を示す断面図
11 外輪 12 内輪 13 球面ころ 14 球形軌道面 15 球形軌道面 16 ライナー 17 金網 18 金属スリーブ 19 テープ
Claims (4)
- 【請求項1】 外輪の内径側に設けた球形軌道面と、内
輪の外径側に設けた球形軌道面間に球面ころを組込んだ
自動調心ころ軸受において、前記外輪の外径面又は内輪
の内径面に摺動性に優れ、一部が軸方向に切り離された
筒状のライナーを軸方向に非可動に取付けたことを特徴
とする自動調心ころ軸受。 - 【請求項2】 前記ライナーが、金網をモールドしたテ
トラフルオロエチレン樹脂の成形品から成る請求項1に
記載の自動調心ころ軸受。 - 【請求項3】 前記ライナーが、一部が切り離された筒
状の金属スリーブと、その金属スリーブの摺動面側に接
着された摺動性の優れたテープとから成る請求項1に記
載の自動調心ころ軸受。 - 【請求項4】 前記テープがテトラフルオロエチレン樹
脂から成る請求項3に記載の自動調心ころ軸受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8042343A JPH09236120A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 自動調心ころ軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8042343A JPH09236120A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 自動調心ころ軸受 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09236120A true JPH09236120A (ja) | 1997-09-09 |
Family
ID=12633385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8042343A Pending JPH09236120A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 自動調心ころ軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09236120A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013210059A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-10 | National Institute Of Advanced Industrial Science & Technology | 回転軸支持機構及び回転導入機構 |
US20150292561A1 (en) * | 2012-04-30 | 2015-10-15 | Roller Bearing Company Of America, Inc. | Hybrid bearing assembly with rolling elements and plain bearing |
-
1996
- 1996-02-29 JP JP8042343A patent/JPH09236120A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013210059A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-10 | National Institute Of Advanced Industrial Science & Technology | 回転軸支持機構及び回転導入機構 |
US20150292561A1 (en) * | 2012-04-30 | 2015-10-15 | Roller Bearing Company Of America, Inc. | Hybrid bearing assembly with rolling elements and plain bearing |
US11149788B2 (en) | 2012-04-30 | 2021-10-19 | Roller Bearing Company Of America, Inc. | Hybrid bearing assembly with rolling elements and plain bearing |
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