JP2013210059A - 回転軸支持機構及び回転導入機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】中空型回転型導入機に導入される真空機器の回転軸の振れを大幅に抑制することができ、利便性を向上させる回転軸支持機構及び該回転軸支持機構を有する回転導入機構を提供する。
【解決手段】回転軸支持機構40は、少なくとも、真空容器に取付可能な取付フランジ41と、該取付フランジに回転可能に支持される回転フランジ13とを有し、ガスケット20により機内の中空部が封止可能とされる中空型回転導入機に取付けられ、一端側が前記真空容器内に延在するように前記ガスケット及び前記中空型回転導入機に軸挿され、前記回転フランジの回転に基づき回転可能とされる回転軸1の延在方向に沿って延設されるガイドチューブ42と、該ガイドチューブの先端側に配された第1の外輪44と、転動体43と、バネ45、固定ねじ46、回転軸の先端部1bとで軸受機構を構成する。
【選択図】図4

Description

本発明は、真空容器に取付けられる中空型回転導入機の回転軸支持機構及び該回転軸支持機構を有する回転導入機構に関する。
真空容器内へ大気側から真空側へ回転運動を伝達するため、回転導入機が用いられる(例えば、特許文献1参照)。
前記回転導入機は、一般に大気側と真空側で回転軸が繋がったものと、途切れたものとに大別することができる。前者は、回転軸をOリングや磁性流体を用いて回転軸と軸受部の真空気密を保持し、直接的に回転動力を大気側から真空側に伝達させる構造を有する。後者は、ベローズのみそすり運動や磁気結合によって間接的に回転動力を大気側から真空側に伝達させる構造を有する。
しかしながら、いずれの構造を有する前記回転導入機においても、真空側に位置させる回転軸の長さが長い場合、該回転軸の反りや歪みにより、その先端部で振れが起こる問題がある。
大気側から真空容器内に挿入され、該真空容器内で回転力を必要とする低温恒温装置、分析器、ゴニオメータ等の真空機器に対して、大気中で発生させた回転力を該真空機器に伝達させる機器として、中空型回転導入機が用いられる(例えば、特許文献2参照)。
該中空型回転導入機においては、前記真空機器と該中空型回転導入機の1対の真空フランジ間にガスケットを挟み込み、該真空フランジを絞付け、該ガスケットに変形を与えることで気密性を保持する。
前記ガスケットとしては、真空フランジよりも軟らかく、容易に変形できることが求められ、ゴムのようなエラストマー、無酸素銅や純アルミニウム製の硬度の低い金属シールが用いられる。
よって、前記中空型回転導入機に取付けられる前述した前記真空機器の回転軸における振れは、取付する前記真空機器の製作精度とともに前記ガスケットの取付精度に依存する。
この様子を図1を用いて説明する。図1は、中空型回転導入機にガスケットを用いて真空機器を取付けた際に起こる回転軸先端部の振れを示す説明図である。
該図1において、真空機器を取付可能な回転軸100は、外部から中空型回転導入機110の中空部内に軸挿され、その先端側の一部が真空容器(不図示)側に延在するように配される。中空型回転導入機110は、前記真空容器に取付可能な取付フランジ111と、該取付フランジ111により回転導入用軸受112を介して回転可能に支持される回転フランジ113と、回転フランジ113を回転駆動させる回転ギア114を有する。回転ギア114は、一対のウォームギア114aとホィールギア114bで構成され、回転ギア114内のステッピングモータの回転運動を回転フランジ113に伝達させる。
中空型回転導入機110の回転フランジ113には、ガスケット120を介して真空フランジ121が固定可能とされる。該ガスケット120及び真空フランジ121には、回転軸100を軸挿する挿通部が形成され、該挿通部に回転軸100が軸挿される。また、回転フランジ113と真空フランジ121でガスケット120を挟持するように真空フランジ121を回転フランジ113側に絞付けることで、回転軸100が軸挿された状態の中空型回転導入機110の中空部の気密性を保持する。ガスケット120及び真空フランジ121に軸挿される回転軸100は、その基端側が真空フランジ121に軸支され、真空フランジ121の回転運動と同期した回転運動が可能とされる。
回転ギア114の回転駆動により回転フランジ113が回転運動すると、その回転運動が真空フランジ121を介して回転軸100に伝達され、回転軸100が回転する。
このとき、真空フランジ121に軸支された基端側から前記真空容器内に延在する回転軸100の先端側では、該真空フランジ121に対する回転軸100の組付誤差、回転軸100自身の反り及び歪みに加え、ガスケット120に対する回転軸100の取付精度に依存して振れが生じる。
特に、回転軸100の基端側から延在する先端側の長さLが長い程、振れ量が大きくなるが、真空容器内に回転軸100を導入する場合、回転軸100の先端に配される前記真空機器の機能を確保する関係上、前記長さLを短くすることには制約がある。
図2に、市販の中空型回転導入機の回転フランジ側に前記真空機器が取付可能な支柱を組込んだ真空フランジを取付け、該回転フランジの回転運動に基づく該支柱の先端部の面内方向の振れ量を測定した結果を示す。なお、組込んだ状態で外部から中空型回転導入機側に延在する支柱の長さLは、620mmとした。
該図2に示す測定結果においては、先端部の振れ量が約±0.26mmとなり、回転軸からのずれ角(振れ角)が約±0.24°となった。
このような真空機器の回転軸の振れは、微小な材料の評価を困難とするとともに、光学素子等の装置及び機器の高精度な回転制御装置として中空型回転導入機の利用を困難とさせる問題がある。
特開昭63− 47569号公報 特開2011−174609号公報
本発明は、従来における前記諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。即ち、本発明は、中空型回転導入機に導入される真空機器の回転軸の振れを大幅に抑制することができ、中空型回転導入機の利便性を向上させる回転軸支持機構及び該回転軸支持機構を有する回転導入機構を提供することを目的とする。
前記課題を解決するための手段としては、以下の通りである。即ち、
<1> 少なくとも、真空容器に取付可能な取付フランジと、該取付フランジに回転可能に支持される回転フランジとを有し、ガスケットにより機内の中空部が封止可能とされる中空型回転導入機に取付けられ、一端側が前記真空容器内に延在するように前記ガスケット及び前記中空型回転導入機に軸挿され、前記回転フランジの回転に基づき回転可能とされる回転軸の延在方向に沿って延設されるガイド部材と、該ガイド部材の基端部を前記取付フランジに固定する固定部と、該ガイド部材の先端側に配され、前記回転軸を回転可能に軸支する軸受機構と、を有することを特徴とする回転軸支持機構。
<2> 軸受機構が、テーパ面を有する第1の外輪部と、該第1の外輪部のテーパ面と逆勾配のテーパ面を有する第2の外輪部と、前記第1の外輪部と前記第2の外輪部の内周側に配される内輪部と、前記第1の外輪部を前記第2の外輪部側に付勢する弾性部材と、前記第1の外輪部及び前記第2の外輪部の各テーパ面と前記内輪部に当接して支持される転動体と、を有し、回転軸のラジアル方向の変位に対し、前記転動体が該ラジアル方向に進退動可能とされる前記<1>に記載の回転軸支持機構。
<3> 軸受機構が、テーパ面を有する第1の内輪部と、該第1の内輪部のテーパ面と逆勾配のテーパ面を有する第2の内輪部と、前記第1の内輪部と前記第2の内輪部の外周側に配される外輪部と、前記第1の内輪部を前記第2の内輪部側に付勢する弾性部材と、前記第1の内輪部及び前記第2の内輪部の各テーパ面と前記外輪部に当接して支持される転動体と、を有し、回転軸のラジアル方向の変位に対し、前記転動体が該ラジアル方向に進退動可能とされる前記<1>に記載の回転軸支持機構。
<4> 軸受機構が、回転軸又はガイド部材に対して摺動可能に配される前記<1>から<3>のいずれかに記載の回転軸支持機構。
<5> 軸受機構の軌道面が、セラミックコーティングされる前記<1>から<4>のいずれかに記載の回転軸支持機構。
<6> 軸受機構の軌道輪が、非磁性で高硬度の合金で形成される前記<1>から<5>のいずれかに記載の回転軸支持機構。
<7> 軸受機構の軌道輪が、耐熱性樹脂で形成される前記<1>から<5>のいずれかに記載の回転軸支持機構。
<8> 軸受機構の転動体が、セラミックで形成される前記<1>から<7>のいずれかに記載の回転軸支持機構。
<9> ガイド部材が、軸受機構の外輪として形成される前記<1>から<8>のいずれかに記載の回転軸支持機構。
<10> 少なくとも、真空容器に取付可能な取付フランジと、該取付フランジに回転可能に支持される回転フランジとを有し、ガスケットにより機内の中空部が封止可能とされる中空型回転導入機と、一端側が前記真空容器内に延在するように前記ガスケット及び前記中空型回転導入機に軸挿され、前記回転フランジの回転に基づき回転可能とされる回転軸と、該回転軸の延在方向に沿って延設されるガイド部材と、該ガイド部材の基端部を前記取付フランジに固定する固定部と、該ガイド部材の先端側に配され、前記回転軸を軸受の内輪として転動体により直接軸支する軸受機構とを有する回転軸支持機構と、を備えることを特徴とする回転導入機構。
本発明によれば、従来技術における前記諸問題を解決することができ、中空型回転型導入機に導入される真空機器の回転軸の振れを大幅に抑制することができ、中空型回転導入機の利便性を向上させる回転軸支持機構及び該回転軸支持機構を有する回転導入機構を提供することができる。
中空型回転導入機にガスケットを用いて真空機器を取付けた際に起こる回転軸先端部の振れを示す説明図である。 市販の中空型回転導入機の回転フランジ側に真空機器を取付可能な支柱を組込んだ真空フランジを取付け、該回転フランジの回転運動に基づく該支柱の先端部の面内方向の振れ量を測定した結果を示すグラフである。 本発明の第1の実施形態に係る回転軸支持機構を説明する部分断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る回転軸支持機構を説明する部分断面図である。 =Tにおける外輪を分割した場合の軸受機構を示す説明図である。 <Tにおける外輪を分割した場合の軸受機構を示す説明図である。 >Tにおける外輪を分割した場合の軸受機構を示す説明図である。 =Tにおける内輪を分割した場合の軸受機構を示す説明図である。 <Tにおける内輪を分割した場合の軸受機構を示す説明図である。 >Tにおける内輪を分割した場合の軸受機構を示す説明図である。 本発明の第3の実施形態に係る回転軸支持機構を説明する部分断面図である。 実施例における回転軸の回転運動に伴う振れ量を測定した結果を示すグラフである。
(第1の実施形態)
図3を用いて、本発明の第1の実施形態を説明する。図3は、本発明の第1の実施形態に係る回転軸支持機構を説明する部分断面図である。
図示の例では、回転軸1と、中空型回転導入機10と、ガスケット20と、真空フランジ21と、回転軸支持機構30とが示されている。
中空型回転導入機10は、従来の中空型回転導入機(図1参照)と同様の構成であり、真空容器(不図示)に固定状態で取付可能な取付フランジ11と、該取付フランジ11に支持される回転導入用軸受12と、該回転導入用軸受12を介して取付フランジ11に支持される回転フランジ13と、該回転フランジ13を回転軸1の周方向に回転駆動させる回転ギア14を有する。回転ギア14は、一対のウォームギア14aとホィールギア14bで構成され、回転ギア14内のステッピングモータの回転運動を回転フランジ13に伝達させる。
ガスケット20は、真空フランジ21と回転フランジ13の間に挟持され、真空フランジ21を回転フランジ13側に絞付けることで、中空型回転導入機10に取付けられる。これにより、中空型回転導入機10の外部(大気側)と中空型回転導入機10の中空部との気密性が保持される。
真空フランジ21は、ネジ止め等により回転フランジ13に固定され、回転フランジ13の回転駆動が伝達され、回転フランジ13と同期した回転運動が可能である。
回転軸1は、円柱状の部材からなり、ガスケット20及び真空フランジ21の挿通部から中空型回転導入機10の中空部側に軸挿される。ここで、回転軸1の基端側1aは、真空フランジ21に軸支され、真空フランジ21の回転運動と同期して回転運動可能とされる。また、回転軸1の先端側1bは、中空型回転導入機10の取付フランジ11から真空容器内に延在して配される。
回転軸支持機構30は、中空型回転導入機10に取付けられ、固定部としての固定フランジ31と、ガイド部材としてのガイドチューブ32と、軸受33と、軸受固定板34とを有する。
固定フランジ31は、取付フランジ11にネジ止め等により固定され、ガイドチューブ32の基端側を取付フランジ11に固定する機能を有する。また、固定フランジ31の中心部は、回転軸1を挿通するように開口されている。なお、該固定フランジ31は、真空容器(不図示)に取付けられる固定フランジを利用して構成することができる。
ガイドチューブ32は、ガスケット20及び中空型回転導入機11に軸挿されて前記真空容器内に延在される回転軸1の延在方向に沿って延設される全体略円筒状の部材からなり、その軸心方向に回転軸1が案内されるように配される。
軸受33は、ガイドチューブ32の先端側に配され、回転軸1を回転可能に軸支する。
例えば、図示のように、軸受33は、その外輪部がガイドチューブ32と該ガイドチューブ32の先端に配される軸受用固定板34とにより固定されて支持される一方、その内輪部が回転軸1の外周部と当接して回転軸1を回転可能に軸支する。
なお、軸受33としては、内輪側を回転軸1に固定してもよいが、熱伸縮によりアキシャル方向に変位する回転軸1を移動可能に軸支する観点から、図示の例のように、外輪側のみを固定することで、内輪側をアキシャル方向に変位する回転軸1に対して摺動可能とすることが好ましい。若しくは、軸受33の内輪側を回転軸1に固定し、外輪側をガイドチューブ32と摺動可能とすることが好ましい。また、本明細書において、軸受機構と称する場合、軸受33と同様に軌道輪(外輪、内輪)と転動体とを有して構成される機構を示す。
このように構成される回転軸支持機構30においては、ガイドチューブ32により回転軸1の振れが抑制される。
即ち、回転ギア14の回転駆動に基づき、回転フランジ13及び真空フランジ21を介して回転軸1が回転すると、回転軸1と真空フランジ21の組付誤差、回転軸1とガスケット20の取付精度等により、回転軸1に振れが生じるが、固定フランジ31に固定され、該回転軸1の延在方向に延設されるガイドチューブ32により、回転軸1の振れが抑制されて案内されるため、回転軸支持機構30は、大幅に振れ量を軽減することができる。
また、回転軸1がガイドチューブ32の先端側に配される軸受33により回転可能に軸支されるため、回転軸1の回転運動を阻害することなく、中空型回転導入機の利便性を向上させることができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態を図4を用いて説明する。図4は、本発明の第2の実施形態に係る回転軸支持機構を説明する部分断面図である。なお、図4中で図3における符号と同じ符号で表される回転軸1、中空型回転導入機10、ガスケット20及び真空フランジ21の構成については、第1の実施形態について説明した構成と同様であるため、説明を省略する。
回転軸支持機構40は、固定フランジ41と、ガイドチューブ42と、転動体43と、第1の外輪部44と、バネ45と、固定ネジ46とを有する。
ガイドチューブ42は、先端部がフランジ状に形成される。この先端部において、ガイドチューブ42自身が軸受の外輪部として機能する。
また、回転軸1は、転動体43により直接軸支され、自身が軸受の内輪部として機能する。
このように本実施形態においては、ガイドチューブ42自身及び回転軸1自身を、それぞれ軸受の外輪及び内輪として機能させることで、シンプルな構造をとることができ、中空型回転導入機の利便性を向上させることができる。
また、ここで、ガイドチューブ42の先端部は、第2の外輪部として第1の外輪部44と協働し、軸受の外輪として機能する。また、この第2の外輪部と、第1の外輪部44と、転動体43と、バネ45と、固定ネジ46と、回転軸1とで軸受機構を構成する。
本実施形態では、このように分割された外輪部を有する構成の軸受とすることで、以下の利点を有する。
回転軸1の先端にヒータや冷却装置を組込んだ場合、例えば、ガイドチューブと大きな温度差が生じる。例えば、第1の実施形態において、ガイドチューブ32の長さを1,000mmとし、回転軸1及びガイドチューブ32の構造材をステンレスとすると、軸受33の外輪を保持するガイドチューブ32と、軸受33の内輪側に軸支される回転軸1との間で1℃の温度差が起きた場合、回転軸1のアキシャル方向に沿って10μm〜17μm程度の熱伸縮の差が生じる。
そのため、ガイドチューブ32又は回転軸1のいずれか一方に対して、軸受33の軌道輪をアキシャル方向に固定せず、摺動可能にすることが求められる。そこで、第1の実施形態に関する図3に示す例では、軸受33の外輪側のみをガイドチューブ32に固定することで、内輪側をアキシャル方向に変位する回転軸1に対して摺動可能としている。
しかしながら、極低温恒温装置などの真空機器に用いられる回転軸では、例えば、回転軸1の先端部近傍付近の構造材が銅とされ、その直径を50mmとすると、室温(27℃程度)から300℃程度冷却した場合、該回転軸1は、ラジアル方向に0.15mm〜0.26mm程度縮む。その結果、回転軸1と軸受33の内輪との間に0.15mm〜0.26mm程度の「遊び」が生じ、ラジアル方向の面振れを引き起こす。
逆に、回転軸1の先端部に高温加熱機構を組込んだ場合、同じく先端部近傍付近の構造材を直径50mmの銅とし、室温から300℃程度加熱すると、ラジアル方向に0.15mm〜0.26mm程度膨張する。その結果、回転軸1のラジアル方向の膨張による過度の圧迫を受けて軸受33の破損を引き起こす。
このため、市販の軸受と同様に構成可能な軸受33の構成では、軌道輪(外輪、内輪)のいずれか一方を固定しないことにより、アキシャル方向の熱伸縮には追随できるものの、ラジアル方向の熱伸縮には追随できないこととなる。
この問題は、外輪又は内輪を分割して転動体をラジアル方向に進退動可能とさせるように軸受を構成することで解決することができる。この点を図5(a)〜(c)を用いて説明する。図5(a)〜(c)は、外輪を分割した場合の軸受機構を示す説明図である。
図5(a)に示すように、この軸受機構50は、テーパ面を有する第1の外輪部51と、該第1の外輪部51のテーパ面と逆勾配のテーパ面を有する第2の外輪部52と、第1の外輪部51及び第2の外輪部52の内周側に配される内輪部53(本例では、回転軸1が内輪部53を兼ねる)と、第1の外輪部51及び第2の外輪部52の各テーパ面と内輪部53に当接して支持される転動体54と、第1の外輪部51を第2の外輪部52側に付勢する弾性部材としてのバネ55と、該バネ55が外挿された状態で第1の外輪部51に軸挿され、第2の外輪部52に螺合される固定ネジ56とを有する。なお、バネ55としては、付勢する力を充分大きくとるために、皿バネ等を用いることが好ましい。
この図5(a)では、内輪側の温度Tと、外輪側の温度Tが等しい場合の状態を示している。
今、内輪側の温度Tを外輪側の温度Tよりも低くし、内輪部53(回転軸1)を熱収縮させると、バネ55に付勢される第1の外輪部51からの圧力により、転動体54が内輪部53(回転軸1)のラジアル方向(内輪側)に進動し、内輪部53(回転軸1)の熱収縮に追随させることができる(図5(b)参照)。
一方、内輪側の温度Tを外輪側の温度Tよりも高くし、内輪部53(回転軸1)を熱膨張させると、その膨張による圧力をバネ55で吸収することにより、転動体54が内輪部53(回転軸1)のラジアル方向(外輪側)に退動し、内輪部53(回転軸1)の熱膨張に追随させることができる(図5(c)参照)。
したがって、こうした軸受機構50によれば、回転軸のラジアル方向とともにアキシャル方向の熱伸縮に追随でき、熱を取扱う真空機器を用いた場合の中空型回転導入機の利便性を格別に向上させることができる。
また、このような軸受機構50は、内輪を分割して同様の構成とすることもできる。この点を図6(a)〜(c)を用いて説明する。図6(a)〜(c)は、内輪を分割した場合の軸受機構を示す説明図である。
即ち、図6(a)に示すように、この軸受機構60は、テーパ面を有する第1の内輪部61と、該第1の内輪部61のテーパ面と逆勾配のテーパ面を有する第2の内輪部62(本例では、回転軸が内輪部62を兼ねる)と、第1の内輪部61及び第2の内輪部62の外周側に配される外輪部63と、第1の内輪部61及び第2の内輪部62の各テーパ面と外輪部63に当接して支持される転動体64と、第1の内輪部61を第2の内輪部62側に付勢する弾性部材としてのバネ65と、該バネ65が外挿された状態で第1の内輪部61に軸挿され、第2の内輪部62に螺合される固定ネジ66とを有する。
この図6(a)では、内輪側の温度Tと、外輪側の温度Tが等しい場合の状態を示している。
このように内輪を分割して構成される軸受機構60においても、外輪を分割して構成した軸受機構50と同様の作用を得ることができる。
即ち、内輪側の温度Tを外輪側の温度Tよりも低くし、第2の内輪部62(回転軸)を熱収縮させると、バネ65に付勢される第1の内輪部61からの圧力により、転動体64が第2の内輪部62(回転軸)のラジアル方向(内輪側)に進動し、第2の内輪部62(回転軸)の熱収縮に追随させることができる(図6(b)参照)。
また、内輪側の温度Tを外輪側の温度Tよりも高くし、第2の内輪部62(回転軸)を熱膨張させると、その膨張による圧力をバネ65で吸収することにより、転動体64が第2の内輪部62(回転軸)のラジアル方向(外輪側)に退動し、第2の内輪部62(回転軸)の熱膨張に追随させることができる(図6(c)参照)。
再び、図4を参照して、第2の実施形態に係る回転軸支持機構を説明する。
ガイドチューブ42は、その先端部が第2の外輪部として機能する。転動体43は、該先端部の内壁側に形成されたテーパ面及び第1の外輪部44のテーパ面と内輪部として機能する回転軸1とに当接して支持される。第1の外輪部44は、バネ45によりガイドチューブ42の先端部側に付勢される。固定ネジ46は、バネ45が外挿された状態で第1の外輪部44に軸挿され、ガイドチューブ42の先端側に螺合される。
したがって、第2の実施形態に係る回転軸支持機構によれば、前述の軸受機構50と同様に回転軸1のラジアル方向の熱伸縮に追随することができる。
また、同時に回転軸1を転動体43で軸支することで、これら部材が摺動可能とされ、回転軸1のアキシャル方向の熱伸縮に追随させることができる。
なお、本実施形態では、ガイドチューブ42自身に外輪としての機能を付与して構成したが、ガイドチューブ42とは別に外輪を配し(例えば、図3参照)、この外輪を図5(a)に示すように分割させた構成としてもよい。
また、本実施形態では、回転軸1自身に内輪としての機能を付与して構成したが、回転軸1とは別に内輪を配し(例えば、図3参照)、この内輪を分割させた構成としてもよい。
この他の説明は、第1の実施形態における説明と同様であるため、説明を省略する。
なお、本発明の回転導入機構としては、図4に例示される中空型回転導入機10と、回転軸1と、ガイド部材としてのガイドチューブ42、固定部としての固定フランジ41、及びガイドチューブ42の先端側に配され、回転軸1を軸受の内輪として該回転軸1を直接軸支する転動体43とを有する回転軸支持機構40と、により構成することができ、前記真空容器内に回転軸1を通じて回転運動を導入することができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態を図7を用いて説明する。図7は、本発明の第3の実施形態に係る回転軸支持機構を説明する部分断面図である。なお、図7中で図3における符号と同じ符号で表される回転軸1、中空型回転導入機10、ガスケット20及び真空フランジ21の構成については、第1の実施形態について説明した構成と同様であるため、説明を省略する。
回転支持機構70は、固定フランジ71と、ガイドロッド72と、転動体73と、第1の外輪部74aと、第2の外輪部74bと、バネ75と、固定ネジ76とを有する。
本実施形態では、ガイド部材としてガイドチューブに代えて複数のガイドロッド72を採用する。
即ち、前記ガイド部材としては、回転軸1の延在方向に延設されて回転軸1の振れを抑制可能であるものであれば、特に制限はなく、任意の構成をとることができる。
ガイドロッド72の先端には、テーパ面を有する第2の外輪部74bが固定される。該第2の外輪部74bに、バネ75を外挿した状態で第1の外輪部74aに軸挿される固定ネジ76が螺合されることで、該第2の外輪部74bにバネ75及び第1の外輪部74aが支持される。
第1の外輪部74aは、第2の外輪部74bと逆勾配のテーパ面を有し、これらのテーパ面と内輪として機能する回転軸1とで転動体73が支持される。
したがって、図5を用いて説明したように、回転軸支持機構70を回転軸1のラジアル方向の熱伸縮に追随させることができる。
また、同時に回転軸1を転動体73で軸支することで、これら部材が摺動可能とされ、回転軸1のアキシャル方向の熱伸縮に追随させることができる。
なお、この他の説明は、第1の実施形態における説明と同様であるため、説明を省略する。
なお、前記各実施形態は、本発明の構成を例示したものであり、本発明の機能を阻害しない限り、本発明の技術的思想は、前記各実施形態以外の実施形態をとることができる。
次に、第1の実施形態から第3の実施形態における軸受の軌道輪及び転動体の形成材料及び形成方法について説明する。なお、前記軌道輪には、外輪として機能するガイド部材及び内輪として機能する回転軸を含む。
前記軌道輪及び前記転動体としては、真空雰囲気下で利用されるため、無潤滑材での使用が望まれる。即ち、前記軌道輪及び前記転動体の特性としては、使用時のガス放出が少ないことが望まれる。また、高硬度であり、低摩擦抵抗であり、かつ、耐摩耗性を有することが求められる。更に、材料の評価や分析に用いられる場合には、非磁性であることが求められる。
ここで、汎用の軸受材料として用いられる高炭素クロム軸受鋼(SUJ材)やマルテンサイト系ステンレス(SUS440C)等は、高い硬度を有するものの、磁性を有することに加え、潤滑材なしでは耐摩耗性が十分でなく、用途が制限される。
また、非磁性のオーステナイト系ステンレスは、真空中で利用可能な汎用材料であるが、硬度が十分でなく、使用時に大きな応力を受ける前記軌道輪及び前記転動体の形成材料としては、耐久性が十分でない。
一方、セラミックは、非磁性であり、高硬度であり、低摩擦抵抗であり、かつ、耐摩耗性を有することから、無潤滑材での使用が望まれる前記転動体材料に適している。
したがって、前記転動体の形成材料としては、特に制限はないが、セラミックが好ましい。また、このような転動体としては、市販されている真円度の高いセラミック真球を用いることができる。なお、本明細書において、低摩擦抵抗とは、摩擦係数が0.1以下であることを示す。また、耐摩耗性とは、真空中、無潤滑材下での使用で回転軸を1,000回転させた際に、初期の回転精度が維持されることを示す。
もっとも、セラミックは加工もろさがあり、加工が難しいことから、複雑な形状をした前記軌道輪をセラミックで形成することは、加工費用及び耐久性の観点から、現実的ではないことがある。そこで、前記軌道輪としては、前記転動体と接触する軌道面がセラミックコーティングされた非磁性金属材料が好ましい。
また、前記軌道輪の材料として、非磁性で高硬度の合金、例えば、シルバーロイ(Qタイプ、QSタイプ)も好ましい。なお、本明細書において、高硬度とは、ビッカース硬度が600以上であることを示す。
更に、前記軌道輪の他の形成材料としては、特に制限はないが、非磁性であり、低摩擦抵抗であり、かつ、耐摩耗性及び耐熱性を有する樹脂材、例えばポリエーテルエーテルケトン(PEEK)も好ましい。なお、本明細書において、耐熱性とは、ガラス転移温度が140℃以上であることを示す。
本発明の有用性を確認するために、図4と同様の構成に係る実施例の回転軸支持機構を作製した。この際、回転軸の固定フランジからの延在長さを620mmとし、その先端側に転動体が当接するように構成した。
前記回転軸の回転運動に伴う振れ量を測定した結果を図8に示す。該図8に示すように、前記回転軸の振れは、ほとんど確認することができず、その振れ量は、約±0.01mmであり、また、前記回転軸からのずれ角(振れ角)は、0.01°以下と見積もられる。
以上のように、本発明の回転軸支持機構及び該回転軸支持機構を有する回転導入機構によれば、真空機器に取付られる回転軸の振れを大幅に抑制することができ、高精度な回転制御が可能となる。これにより、従来では成し得なかった微小な材料の評価が可能となるとともに、光学素子等の装置及び機器の超高精度回転制御が可能となり、中空型回転導入機の利便性を向上させることができる。
1,100 回転軸
1a 基端部
1b 先端部
10,110 中空型回転導入機
12,112 回転軸導入用軸受
13,113 回転フランジ
14,114 回転ギア
14a,114a ウォームギア
14b,114b ホィールギア
20,120 ガスケット
21,121 真空フランジ
30,40,70 回転軸支持機構
31,41,71 固定フランジ
32,42 ガイドチューブ
33 軸受
34 軸受用固定板
43,54,64,73 転動体
44,51,61,74a 第1の外輪部
45,55,65,75 バネ
46,56,66,76 固定ネジ
50,60 軸受機構
52、74b 第2の外輪部
61 第1の内輪部
62 第2の内輪部
63 外輪部
72 ガイドロッド

Claims (10)

  1. 少なくとも、真空容器に取付可能な取付フランジと、該取付フランジに回転可能に支持される回転フランジとを有し、ガスケットにより機内の中空部が封止可能とされる中空型回転導入機に取付けられ、
    一端側が前記真空容器内に延在するように前記ガスケット及び前記中空型回転導入機に軸挿され、前記回転フランジの回転に基づき回転可能とされる回転軸の延在方向に沿って延設されるガイド部材と、
    該ガイド部材の基端部を前記取付フランジに固定する固定部と、
    該ガイド部材の先端側に配され、前記回転軸を回転可能に軸支する軸受機構と、を有することを特徴とする回転軸支持機構。
  2. 軸受機構が、テーパ面を有する第1の外輪部と、該第1の外輪部のテーパ面と逆勾配のテーパ面を有する第2の外輪部と、前記第1の外輪部と前記第2の外輪部の内周側に配される内輪部と、前記第1の外輪部を前記第2の外輪部側に付勢する弾性部材と、前記第1の外輪部及び前記第2の外輪部の各テーパ面と前記内輪部に当接して支持される転動体と、を有し、回転軸のラジアル方向の変位に対し、前記転動体が該ラジアル方向に進退動可能とされる請求項1に記載の回転軸支持機構。
  3. 軸受機構が、テーパ面を有する第1の内輪部と、該第1の内輪部のテーパ面と逆勾配のテーパ面を有する第2の内輪部と、前記第1の内輪部と前記第2の内輪部の外周側に配される外輪部と、前記第1の内輪部を前記第2の内輪部側に付勢する弾性部材と、前記第1の内輪部及び前記第2の内輪部の各テーパ面と前記外輪部に当接して支持される転動体と、を有し、回転軸のラジアル方向の変位に対し、前記転動体が該ラジアル方向に進退動可能とされる請求項1に記載の回転軸支持機構。
  4. 軸受機構が、回転軸又はガイド部材に対して摺動可能に配される請求項1から3のいずれかに記載の回転軸支持機構。
  5. 軸受機構の軌道面が、セラミックコーティングされる請求項1から4のいずれかに記載の回転軸支持機構。
  6. 軸受機構の軌道輪が、非磁性で高硬度の合金で形成される請求項1から5のいずれかに記載の回転軸支持機構。
  7. 軸受機構の軌道輪が、耐熱性樹脂で形成される請求項1から5のいずれかに記載の回転軸支持機構。
  8. 軸受機構の転動体が、セラミックで形成される請求項1から7のいずれかに記載の回転軸支持機構。
  9. ガイド部材が、軸受機構の外輪として形成される請求項1から8のいずれかに記載の回転軸支持機構。
  10. 少なくとも、真空容器に取付可能な取付フランジと、該取付フランジに回転可能に支持される回転フランジとを有し、ガスケットにより機内の中空部が封止可能とされる中空型回転導入機と、
    一端側が前記真空容器内に延在するように前記ガスケット及び前記中空型回転導入機に軸挿され、前記回転フランジの回転に基づき回転可能とされる回転軸と、
    該回転軸の延在方向に沿って延設されるガイド部材と、該ガイド部材の基端部を前記取付フランジに固定する固定部と、該ガイド部材の先端側に配され、前記回転軸を軸受の内輪として転動体により直接軸支する軸受機構とを有する回転軸支持機構と、
    を備えることを特徴とする回転導入機構。
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