JPH05280548A - トリポード構造の等速制御 - Google Patents

トリポード構造の等速制御

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JPH05280548A
JPH05280548A JP4354920A JP35492092A JPH05280548A JP H05280548 A JPH05280548 A JP H05280548A JP 4354920 A JP4354920 A JP 4354920A JP 35492092 A JP35492092 A JP 35492092A JP H05280548 A JPH05280548 A JP H05280548A
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roller
joint
roller support
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    • F16D3/20Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members
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    • F16D3/20Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members
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    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S464/00Rotary shafts, gudgeons, housings, and flexible couplings for rotary shafts
    • Y10S464/904Homokinetic coupling
    • Y10S464/905Torque transmitted via radially extending pin

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】ジョイント内の滑り摩擦による励起力を低減す
る。 【構成】アウタジョイントに配設した凹部138が周方
向で対向した軌道を形成しており、また星形のインナジ
ョイント131に配設したジャーナル132がアウタジ
ョイントの凹部138内に係合し、ジャーナル132上
で支承するローラ配置がそれぞれローラ支持手段と軌道
上を直接転動するローラ140とを含み、ジャーナル1
32上を1個のローラ支持要素がジャーナル軸線に対し
軸方向に摺動可能かつ角運動可能に保持してあり、ロー
ラ支持要素上で1個のローラ140が、軸方向で固定さ
れかつ転り軸受145,146により回転可能に支承さ
れてあり、それぞれローラ支持要素とローラ140との
間に相対回転運動に対し両者間の相対的軸方向力を受け
て有効な摩擦低減手段が設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アウタジョイントを有
し、これが3個の周方向で配設した軸平行な凹部を有
し、該凹部が周方向で対向した軌道を形成しており、更
に横断面で見て星形のインナジョイントを有し、これが
3個の周方向で配設したジャーナルを有し、該ジャーナ
ルがアウタジョイントの凹部内に係合し、ジャーナル上
でローラ配置が支承してあり、該配置がそれぞれローラ
支持手段と軌道上を直接転動するローラとを含み、各ジ
ャーナル上で各1個のローラ支持要素がこれに対し相対
的にジャーナル軸線の対し軸方向に摺動可能且つジャー
ナル軸線に対し角運動可能に保持してあり、各ローラ支
持要素上で各1個のローラが軸方向で固定され且つ転り
軸受により回転可能に支承してあるトリポードジョイン
トに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のトリポードジョイントはさまざ
まな構成で知られており、その例としてDE 28 31 044
(本田)とDE 39 36 601(GKN)を挙げることができる。
両者の場合ともそれぞれローラは特にニードル軸受によ
りローラ支持体上で回転可能に支承してあり、ローラ支
持体はジャーナル上で軸方向に摺動可能且つジャーナル
軸線に対し揺動可能に配置してある。
【0003】最初のタイプではこのことが内輪により実
現され、この内輪は球形外面でもってローラ支持体の少
なくとも部分的に内部球形の内面内に係合し、内輪は内
部円筒形であり、又円筒形ジャーナルはそのなかで軸方
向に摺動可能である。第2の場合ローラ支持体が内部円
筒形内穴を備えており、外端が部分球形となったジャー
ナルはそれぞれローラ支持体の軸線を基準に軸方向に摺
動可能且つ揺動可能に前記内穴に係合する。
【0004】「ローラ支持手段」との表現で以下表すの
は「ローラ」そのものを除き「ローラ配置」の全ての部
品である。「ローラ配置の要素」との概念で総括的に表
すのは特に「ローラ支持体」及び「ローラ」そのもので
あり、特に「ローラ支持体」は「ローラ配置の非回転要
素」と見做すことができる。曲折して延設したジョイン
トの場合相対的に見てジョイント軸線に対しローラの─
─インナジョイントを基準に──半径方向発振運動、ジ
ャーナル上でのローラの揺動運動、そして同時に軌道に
沿ってローラの──アウタジョイントを基準に──長手
方向発振ロール運動が起きる。最初に指摘した半径方向
運動と揺動運動は滑り摩擦が伴っているのに対し、第二
に挙げたロール運動は殆ど転動運動として現れる。前記
摩擦力に基づき、周知のトリポードジョイントはジョイ
ントの曲げ角度が増すのに伴いジョイント励起力の増
加、即ちジョイント内で発生して駆動系統に伝達される
交互力の増加を示す。特に曲折して延設したジョイント
の場合ジャーナルが運動経過の故に当該ローラに対し─
─アウタジョイントを基準に──半径方向内側にずれ、
ローラがアウタジョイントに対し半径方向内側で支えら
れねばならないとき、滑り摩擦力は特に強くなり不利で
ある。このことは特に、ジョイント軸線を横切る想定軸
線を中心とした傾動モーメントによりローラ配置で引き
起こされる支持力に基づく滑り摩擦力に妥当する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】課題は、ジョイント内
の滑り摩擦による前記励起力を一層低減した冒頭指摘し
た種類のトリポードジョイントを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このための最初の解決策
はローラの少なくとも一方の端面とローラ支持要素と結
合した保持手段の対向面との間にそれぞれ転り軸受を設
けることにあり、第2の解決策は転り軸受の転動体をそ
れぞれ保持器により保持することにより与えられてい
る。いずれの場合にもそれぞれローラ支持体とローラと
の間に両者間の相対回転運動に対し有効な摩擦低減手段
が設けてある。このことが特に有利であるのは両者間に
相対的軸方向力が支配するときである。ローラを基準に
この摩擦低減手段はそれぞれその端面がこれに対向して
ローラ支持体に設けた保持手段との関係で配置してあ
る。このことは有利であり又その効果として、曲折して
延設したジョイントの場合ジョイント内でそれ自身と軸
平行に保持されるローラに対しジャーナルの揺動昇降運
動に基づきローラ支持体とローラとの間に絶えず交番す
る軸方向力が現れ、この力が両者間の相対回転運動時摩
擦力を高める方に作用するが、これを低減させる。この
摩擦力低減により、ローラが軌道内で──アウタジョイ
ントを基準に──軸方向に運動するときローラの易動性
を向上することが可能となり、そのことから帰結するジ
ョイント励起力が小さくなる。
【0007】曲折して延設したジョイントの場合ローラ
支持体とローラとの間の軸方向支持力は──その軸線を
基準に──絶えずその相対的配向を変えるので、特に、
ローラの両端面に対し本発明による摩擦低減手段はロー
ラ支持体に設けた当該保持手段との関係で設けてある。
以下に説明する可能な実施態様でもそうであるが、ロー
ラ支持体に設ける保持手段として、それ自体知られてい
るように、一体に成形した環状肩部か又は外溝内で保持
した円板と止め輪との組合せのいずれかを設けておくこ
とができる。
【0008】最初に指摘した解決策によれば、ローラの
少なくとも一方の端面とローラ支持体と結合した保持手
段の対向面との間にそれぞれ転り軸受が設けてある。こ
れにより、高い設計上の支出で最大限の摩擦低減を達成
することができる。既に先に述べたように、かかる転り
軸受は好ましくはそれぞれローラの2つの軸方向端面
に、即ちジョイント軸線を基準に半径方向内側と半径方
向外側でローラに設けてある。転り軸受はこの場合組立
を容易とする保持器を備えており、転り軸受の転動体は
玉又はニードルとして構成し、後者は特に円錐状に外向
きに拡大したニードルとして構成しておくことができ
る。
【0009】第2に指摘した解決策によれば、それぞれ
ローラの端面とローラ支持体に結合した保持手段との間
に、滑り摩擦低減表面を有する補助要素が設けてあり、
又はそれぞれローラの少なくとも一方の端面に対向し
て、ローラ支持体と結合した滑り摩擦低減表面を有する
保持要素が設けてある。上記2つの実施態様を互いに組
合せ、最初に指摘した実施態様を半径方向内側にある肩
要素と協動してローラ支持体に設け、第2に指摘した実
施態様をローラの反対側端面に半径方向外側でローラ支
持体に配置するのが望ましい。
【0010】前記滑り摩擦低減表面はりん酸塩処理表面
として又は合成樹脂被覆表面として金属要素に、又は部
品の表面として潤滑工学的に格別好ましい材料から実施
しておくことができる。これによりローラとローラ支持
手段の部品との間の一種の鋼対鋼接触が有利な形で防止
される。本発明の好ましい1展開では補助要素又は保持
手段は滑り摩擦低減表面が──ローラ支持体を基準に─
─少なくとも軸方向外側を向いた肩要素を有し、これが
ローラ支持要素の端面を含む。かかる構成はローラとロ
ーラ支持体との間で摩擦を低減するだけでなく、ローラ
支持体がアウタジョイントに対し直接──ローラ支持体
の軸線を基準に──軸方向で支えてある場合ローラ支持
体とアウタジョイントとの間でも摩擦を低減する。かか
る構成はローラ自身が軌道内に形状嵌合式に係合するこ
とにより──自己の軸線を基準に──軸方向支持を行う
ときには必要ない。
【0011】前記肩要素の摩擦低減表面という概念の内
容についてここでは、肩要素を好ましくは一体に結合し
ておくことのできる補助要素又は保持要素自体について
先に指摘したことと同じことが妥当する。好ましい1構
成では補助要素又は保持手段が半径方向に弾性を有する
環状要素であり、これが周面で分割され、固有応力でロ
ーラ支持体に固定してある。しかし前記肩要素は前記補
助要素又は保持要素とは分離してローラ支持体に実施し
ておくこともでき又これらとは無関係に嵌入し又は締付
けることができる。
【0012】
【実施例】本発明の好ましい実施態様を図面に基づき説
明する。図1、図2、図3はそれらが一致した細部を有
するかぎり以下共通して説明する。一致する細部にはそ
れぞれ同じ符号が付けてある。図1、図2、図3に各1
個の実質的に環状のインナジョイント11と周方向で配設
したその径向き円筒形ジャーナル12、そして1個のアウ
タジョイント13と周方向で配設したその凹部14を認める
ことができ、この場合ジャーナルが凹部内に係合し、ジ
ャーナル上にはなお詳しく説明するローラ配置が設けて
あり、そのうち1個のローラ配置が断面図で示してあ
る。ローラ配置は内面が内部円筒形、外面が外部球形の
内輪15を各1個有する。内輪15はジャーナル12に対し相
対的にジャーナル軸線を基準に軸方向に発振可能であ
る。内輪15上で保持されたローラ支持体16が内部球形凹
部でもって揺動可能に内輪15の外部球形外面に嵌着して
ある。ローラ支持体16上で軸受手段17を介しローラ18が
回転可能に保持してある。外部球形ローラ18はそれぞれ
凹部14内に設けた軌道22の一つの上を転動する。ローラ
配置の半径方向内側で軌道は両半片に各1個の肩部20を
有し、この肩部でローラ支持体16は環状肩部19により半
径方向内側で支えることができる。ローラ支持体19は更
にローラ配置の半径方向外側の支持面21で支えることが
できる。軸受手段17a (図1)は図7に、軸受手段17b
(図2)は図8に、そして軸受手段17c (図3)は図9
に詳しく示してある。
【0013】図4、図5、図6はそれらが一致する細部
を有するかぎり以下共通して説明する。一致する細部に
はそれぞれ同じ符号が付けてある。図4、図5、図6に
実質的に環状のインナジョイント31とそれに周方向で配
設して半径方向で取り付けた外部球形ジャーナル32を認
めることができ、該ジャーナルは周方向で配設した凹部
34を有するアウタジョイント33内に嵌入してある。ジャ
ーナルと凹部との間に以下詳しく説明するローラ配置が
設けてあり、そのうち1個のローラ配置が断面図で示し
てある。ローラ配置が各1個のローラ支持体36を含み、
該支持体が内部円筒形内穴を有し、これでもってジャー
ナル32上でジャーナル軸線を基準に軸方向に相対摺動可
能且つジャーナル軸線を基準に揺動可能に保持してあ
る。ローラ支持体36上で軸受手段37を介しローラ38が保
持してある。外部球形ローラ38はそれぞれ凹部34内に設
けた軌道42の一つの上を転動する。ローラ配置の半径方
向内側で軌道が両半片に各1個の肩部40を有し、この肩
部でローラ支持体36は環状肩部39により半径方向内側で
支えることができる。ローラ支持体39は更にローラ配置
の半径方向外側の支持面41で支えることができる。軸受
手段37a (図4)は図7に、軸受手段37b (図5)は図
8に、そして軸受手段37c (図3c)は図9に詳しく示し
てある。
【0014】図7にはインナジョイント131 とその球形
ジャーナル132 が示してある。インナジョイントはスプ
ライン133 及び止め輪134 によりシャフトジャーナル13
5 上で保持してある。止め輪134 はインナジョイントに
当接し、ジャーナル135 に設けた環状溝136 内に係合す
る。本発明によるローラ配置はローラ支持体137 を含
み、その内部円筒形凹部138 内で球形ジャーナルが軸方
向に摺動可能且つ角運動可能である。凹部138 内の第1
環状挿入材149 がジャーナル132 用の上側止め、そして
下側環状挿入材150 が揺動止めとなる。ローラ支持体13
7 上でニードル軸受139 によりローラ140 が回転可能に
支承してある。ローラ140 は──共通の軸線を基準に─
─軸方向で一端がローラ支持体137 の環状肩部141 で、
他端が円板142 で支えてあり、該円板を保持する止め輪
143 はローラ支持体137 の外面に設けた環状溝144 内に
係合する。保持手段−環状肩部141 と、環状溝144 と合
わせ円板142 及び止め輪143 との間の直接的接触はそれ
ぞれ玉軸受145, 146により実現してあり、この玉軸受か
ら各1個の保持器147, 148を認めることができる。環状
肩部141 、円板142 、そしてローラ140 の軸方向端面
に、玉軸受145, 146を案内する条溝が設けてある。
【0015】図8には図7のものと対応する細部に同じ
符号がそれぞれ20高めて付けてあり、唯一の違いは玉軸
受に代えニードル軸受165, 166が使用してある点であ
る。図9では対応する細部に図7より40高めた符号が付
けてある。それとの違いとして第1転り軸受に代え環状
溝184 内に直接係合する摩擦低減材料からなる保持要素
185 が、そして第2転り軸受に代え環状肩部181 とロー
ラ180 との間に摩擦低減表面を有する補助要素186 が設
けてある。ローラ支持体177 にそれぞれ──ジョイント
軸線を基準に──外側にある摩擦低減材料からなる肩要
素187 と、反対側には摩擦低減材料からなる肩要素188
が配置してあり、前者は保持要素185と一体に、後者は
補助要素186 と一体に結合してある。これらの部材はロ
ーラ支持体177 が周面の1箇所に溝を有する場合この支
持体上で締付けておくことができる。
【0016】以下、本発明の好適な実施態様を例示す
る。 1. 転り軸受(145, 146)の転動体がそれぞれ保持器(1
47,148)により保持されることを特徴とする請求項1記
載のジョイント。
【0017】2. 転り軸受(145, 165)の転動体が玉で
あることを特徴とする請求項1記載のジョイント。
【0018】3. 転り軸受(145, 165)の転動体が軸受
ニードル、特に円錐形状の軸受ニードルであることを特
徴とする請求項1記載のジョイント。
【0019】4. 滑り摩擦低減表面が鋼の露出してい
ない表面であることを特徴とする請求項2に記載のジョ
イント。
【0020】5. 薄板要素がローラ支持体(177) と相
対回転不可能に結合した自律的保持要素(185) として構
成してあることを特徴とする請求項2記載のジョイン
ト。
【0021】6. 薄板要素がローラ支持要素(177) の
保持手段に載置した補助要素(186) として構成してある
ことを特徴とする請求項2記載のジョイント。
【0022】7. 保持要素(185) 及び/又は補助要素
(186) がローラ支持要素(177) の軸方向端面に配置した
肩要素(187, 188)と結合してあり、後者が滑り摩擦低減
表面皮膜を有することを特徴とする前項5又は前項6記
載のジョイント。
【0023】8. 保持要素(185) 及び/又は補助要素
(186) 及び/又は肩要素(187, 188)がリン酸塩処理した
表面を有することを特徴とする請求項2記載のジョイン
ト。
【0024】9. 保持要素(185) 及び/又は補助要素
(186) 及び/又は肩要素(187, 188)が合成樹脂被覆表面
を有することを特徴とする請求項2記載のジョイント。
【0025】10. 保持要素(185) 及び/又は補助要
素(186) 及び/又は肩要素(187,188)が半径方向で弾性
を有するリング要素であり、これが固有応力でローラ支
持要素(177) と結合可能であることを特徴とする請求項
2及び前項4〜前項10のいずれか1項記載のジョイン
ト。
【0026】11. ローラ支持要素(137,157,177) に
設けた保持手段が一体に形成した環状肩部(141,161,18
1) であることを特徴とする請求項1、請求項2及び前
項1〜前項10のいずれか1項記載のジョイント。
【0027】12. ローラ支持要素(137,157,177) に
設けた保持手段が円板(142,162,182) とローラ支持要素
の外側環状溝(144,164,184) とこれに嵌入した止め輪(1
43,163,183) との組合せであることを特徴とする請求項
1、2請求項及び前項1〜前項11のいずれか1項記載
のジョイント。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1トリポード構造のジョイントのそれぞれ横
断面図であり、本発明によるそれらの細部は図7〜図9
に示してある。
【図2】第1トリポード構造のジョイントのそれぞれ横
断面図であり、本発明によるそれらの細部は図7〜図9
に示してある。
【図3】第1トリポード構造のジョイントのそれぞれ横
断面図であり、本発明によるそれらの細部は図7〜図9
に示してある。
【図4】第2トリポード構造によるジョイントのそれぞ
れ横断面図であり、本発明によるそれらの細部は図7〜
図9に示してある。
【図5】第2トリポード構造によるジョイントのそれぞ
れ横断面図であり、本発明によるそれらの細部は図7〜
図9に示してある。
【図6】第2トリポード構造によるジョイントのそれぞ
れ横断面図であり、本発明によるそれらの細部は図7〜
図9に示してある。
【図7】図4〜図6に示すジョイントの本発明の第1実
施態様によるローラ配置の縦断面図である。
【図8】図4〜図6に示すジョイントの本発明の第2実
施態様によるローラ配置である。
【図9】図4〜図6に示すジョイントの本発明の第3実
施態様によるローラ配置である。
【符号の説明】
11、31、131, 151, 171 インナジョイント 12、32、132, 152, 172 ジャーナル 13、33、 アウタジョイント 14、34, 138, 158, 178 凹部 15 内輪 16、36 ローラ支持体 17、37 軸受手段 18、38, 140, 160, 180 ローラ 19、39 環状肩部 20、40 肩部 21、41 支持面 22、42 軌道 133, 153, 173 スプライン 134, 154, 174 止め輪 135, 155, 175 シャフトジャーナル 136, 156, 176, 144, 164, 184 環状溝 137, 157, 177 ローラ支持体 139, 159, 165, 166, 179 ニードル軸受 141, 161, 181 環状肩部 142, 162, 182 円板 143, 163, 183 止め輪 145, 146 玉軸受 147, 148, 167, 168 保持器 149, 150, 169, 170, 189, 190 環状挿入材 185 保持要素 186 補助要素 187, 188 肩要素

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アウタジョイントを有し、これが3個の
    周方向で配設した軸平行な凹部を有し、該凹部が周方向
    で対向した軌道を形成しており、更に横断面で見て星形
    のインナジョイントを有し、これが3個の周方向で配設
    したジャーナルを有し、該ジャーナルがアウタジョイン
    トの凹部内に係合し、ジャーナル上でローラ配置が支承
    してあり、該配置がそれぞれローラ支持手段と軌道上を
    直接転動するローラとを含み、各ジャーナル(132,152,1
    72) 上を各1個のローラ支持要素(137,157,177) がこれ
    に対し相対的にジャーナル軸線に対し軸方向に摺動可能
    且つジャーナル軸線に対し角運動可能に保持してあり、
    各ローラ支持要素(137,157,177)上で各1個のローラ(1
    40,160,180) が軸方向で固定され且つ転り軸受(139,15
    9,179)により回転可能に支承してあるトリポードジョイ
    ントにおいて、ローラ(140, 160)の少なくとも一方の端
    面とローラ支持要素(137, 157)と結合した保持手段の対
    向面との間にそれぞれ転り軸受(145,165; 146,166)が設
    けてあることを特徴とするトリポードジョイント。
  2. 【請求項2】 アウタジョイントを有し、これが3個の
    周方向で配設した軸平行な凹部を有し、該凹部が周方向
    で対向した軌道を形成しており、更に横断面で見て星形
    のインナジョイントを有し、これが3個の周方向で配設
    したジャーナルを有し、該ジャーナルがアウタジョイン
    トの凹部内に係合し、ジャーナル上でローラ配置が支承
    してあり、該配置がそれぞれローラ支持手段と軌道上を
    直接転動するローラとを含み、各ジャーナル(132,152,1
    72) 上を各1個のローラ支持要素(137,157,177) がこれ
    に対し相対的にジャーナル軸線に対し軸方向に摺動可能
    且つジャーナル軸線に対し角運動可能に保持してあり、
    各ローラ支持要素(137,157,177)上で各1個のローラ(1
    40,160,180) が軸方向で固定され且つ転り軸受(139,15
    9,179)により回転可能に支承してあるトリポードジョイ
    ントにおいて、それぞれローラの少なくとも一方の端面
    に対向して、且つそれと接触して、ローラ支持体(177)
    と結合した滑り摩擦低減表面を有する薄板要素(185, 18
    6)が設けてあることを特徴とするトリポードジョイン
    ト。
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