JPH09234933A - 監視制御装置 - Google Patents

監視制御装置

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JPH09234933A
JPH09234933A JP8044808A JP4480896A JPH09234933A JP H09234933 A JPH09234933 A JP H09234933A JP 8044808 A JP8044808 A JP 8044808A JP 4480896 A JP4480896 A JP 4480896A JP H09234933 A JPH09234933 A JP H09234933A
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JP
Japan
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printer
consumption
consumption level
control device
printing job
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JP8044808A
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Takeshi Kaneko
剛 金子
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印字業務を中断することなく、適切にプリン
タの保守・点検を行なう。 【解決手段】 本発明は、業務印刷JOBを実行する際
に、各消耗品の消耗度と業務印刷JOBを実行するプリ
ンタにおける消耗品の現在の消耗度を示す現在値との差
分と、消耗品の消耗値を示す規定値とを比較し、この差
分が設定された規定値よりも小さい場合に、業務印刷J
OBを実行する消耗品の保守をすべき旨を知らせること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタの管理を
行なう監視制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プラント等の監視制御を行なうプリンタ
管理装置においては、日報、月報印刷、アラーム印字、
及び監視画面のハードコピー機能等(以下、「業務印刷
JOB」という)は、必須機能である。
【0003】これらの機能を実現するために、監視制御
装置には、1台または複数台のプリンタが、監視制御装
置のもつプリンタポート、またはネットワークを介して
接続されている。
【0004】従来、プリンタに対する印字情報は、監視
制御装置から、一方的に伝達されており、プリンタは監
視制御装置からの印字情報と印字データとに従って、印
刷を行なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、監視制
御装置がプリンタの監視を行なう項目としては、ケーブ
ルが接続されているか否か、該当プリンタの電源が「O
N」となっているか否か、印刷が完了したか否か等のチ
ェック程度しか行なわれていない。
【0006】従って、監視制御装置からプリンタに対し
て印刷要求を発行する場合、プリンタ自身がその業務印
刷JOBを実行できるか否かは、実施してみるまで判断
できず、例えば、印刷途中での、ペーパエンドまたはイ
ンク切れなどの原因により印字業務を中断せざる得ない
という事態が発生するという問題がある。
【0007】このような問題を回避するためには、こま
めにオペレータがプリンタを点検し、常時、ペーパやイ
ンクの充足状態を点検すれば問題はないが、この点検の
ためには、プリンタの電源をOFFにして、プリンタ内
部やカセットを点検するなど面倒な作業を伴い、監視制
御装置の稼働率を下げてしまうという問題があった。
【0008】また、アラーム印刷など何時発生するか分
からない業務印刷JOB要求に対して、印刷漏れという
事態を引き起こしかねないという問題があった。さら
に、一般的には、オペレータが、通常、関心を払ってい
る監視制御装置から、プリンタなどは離れた場所に設置
されており、上述のようなこまめな点検を行なうことは
実質上困難であることが多いという問題もあった。
【0009】さらに、プリンタには、プリンタヘッドな
ど使用期間、稼働時間に応じて保守の必要な部品がある
が、実際の稼働時間などは、監視制御装置においては管
理していないため、定周期的に交換する場合が多く、部
品を過度に交換してしまう場合や、その逆の場合もあ
り、適切な交換、保守が困難であるという問題があっ
た。
【0010】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であり、業務印刷JOB実行中に印字業務が中断される
ことなく、且つ適切にプリンタの保守・点検を行なうこ
とができる監視制御装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】従って、まず、上記目的
を達成するために請求項1に係る発明は、業務印刷JO
Bを実行する少なくとも1つのプリンタの管理を行なう
監視制御装置において、前記業務印刷JOBを実行する
プリンタの消耗品の消耗度を算出する消耗度算出手段
と、前記プリンタが業務印刷JOBを中断することなく
実行するために必要とされる消耗品の消耗値を示す規定
値を設定するための規定値設定手段と、前記業務印刷J
OBを実行する際に、前記消耗度算出手段により算出さ
れた各消耗品の消耗度と前記業務印刷JOBを実行する
プリンタにおける消耗品の現在の消耗度を示す現在値と
の差分と、前記規定値設定手段により設定された規定値
とを比較する比較手段と、前記比較手段による比較によ
り、前記差分が前記規定値設定手段により設定された規
定値よりも小さい場合に、前記業務印刷JOBを実行す
る消耗品の保守をすべき旨を知らせる警報発生手段とを
具備したことを特徴とする。
【0012】また、請求項2に係る発明は、請求項1記
載の監視制御装置において、前記比較手段による比較に
より、前記差分が前記規定値設定手段により設定された
規定値よりも大きい場合に、前記業務印刷JOBを実行
したプリンタにおける消耗品の現在の消耗度を示す現在
値を消耗度に基づいて更新する消耗度更新手段を付加し
たことを特徴とする。
【0013】さらに、請求項3に係る発明は、請求項2
記載の監視制御装置において、前記プリンタにおける消
耗品の消耗度に影響を与えるプリンタ自身の消耗度情報
を読み込む消耗度情報読み込み手段と、前記消耗度情報
読み込み手段により読み込まれた消耗度情報に基づい
て、前記消耗度算出手段により算出された消耗度を補正
する消耗度補正手段とを付加したことを特徴とする。
【0014】さらに、請求項4に係る発明は、請求項1
記載の監視制御装置において、前記プリンタにID番号
を設定するID番号設定手段と、前記ID番号設定手段
によりプリンタに設定されたID番号を読み込むID番
号読み込み手段と、前記ID番号読み込み手段により読
み込まれたID番号に対応するプリンタの時刻を読み込
む時刻読み込み手段と、前記時刻読み込み手段により読
み込まれたプリンタの時刻に基づいて、プリンタの稼働
積算時間を算出する稼働積算時間算出手段と、前記稼働
積算時間算出手段により算出されたプリンタの稼働積算
時間と対応するID番号とを表示する表示手段とを付加
したことを特徴とする。
【0015】次に、上述の各請求項に係る発明の作用に
ついて説明する。請求項1に係る発明は、消耗度算出手
段により、業務印刷JOBを実行するプリンタの消耗品
の消耗度を算出し、規定値設定手段により、プリンタが
業務印刷JOBを中断することなく実行するために必要
とされる消耗品の消耗値を示す規定値を設定する。
【0016】そして、比較手段により、業務印刷JOB
を実行する際に、消耗度算出手段により算出された各消
耗品の消耗度と業務印刷JOBを実行するプリンタにお
ける消耗品の現在の消耗度を示す現在値との差分と、規
定値設定手段により設定された規定値とを比較し、警報
発生手段により、比較手段による比較により、差分が規
定値設定手段により設定された規定値よりも小さい場合
に、業務印刷JOBを実行する消耗品の保守をすべき旨
を知らせるので、業務印刷JOBを途中で中断すること
なく適切にプリンタの保守・点検を行なうことができ
る。
【0017】請求項2に係る発明は、請求項1記載の監
視制御装置において、消耗度更新手段により、比較手段
による比較により、差分が規定値設定手段により設定さ
れた規定値よりも大きい場合に、業務印刷JOBを実行
したプリンタにおける消耗品の現在の消耗度を示す現在
値を消耗度に基づいて更新するので、業務印刷JOBが
再度発生した場合にも、業務印刷JOBを途中で中断す
ることなく適切にプリンタの保守・点検を行なうことが
できる。
【0018】請求項3に係る発明は、請求項2記載の監
視制御装置において、消耗度情報読み込み手段により、
プリンタにおける消耗品の消耗度に影響を与えるプリン
タ自身の消耗度情報を読み、消耗度補正手段により、消
耗度情報読み込み手段により読み込まれた消耗度情報に
基づいて、消耗度算出手段により算出された消耗度を補
正するので、より正確にプリンタにおける消耗品の消耗
度を示す現在値を更新することができる。
【0019】請求項4に係る発明は、ID番号設定手段
によりプリンタにID番号を設定し、ID番号読み込み
手段により、ID番号設定手段によりプリンタに設定さ
れたID番号を読み込む。
【0020】そして、稼働積算時間算出手段により、時
刻読み込み手段により読み込まれたプリンタの時刻に基
づいて、プリンタの稼働積算時間を算出し、表示手段に
より、稼働積算時間算出手段により算出されたプリンタ
の稼働積算時間と対応するID番号とを表示するので、
各消耗品の交換周期を稼働積算時間に基づいて決定する
ことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。 <第1の実施の形態>図1は、ネットワークに接続され
たプラントの監視制御システムの全体構成を示す図であ
る。
【0022】同図に示すように、ネットワーク1には、
プラント2の監視制御を行なう監視制御装置3が接続さ
れており、その監視結果は、監視制御装置3の監視画面
3aに表示される。
【0023】また、監視制御装置3には、ケーブル4を
介してプリンタ5(NO.1のプリンタ)が接続される
とともに、ケーブル6を介してプリンタ7(NO.2の
プリンタ)が接続されている。一方、ネットワーク1に
は、ケーブル8を介してネットワーク型プリンタ9(N
O.3のプリンタ)が接続されている。
【0024】上記プリンタ5,7,9は、監視制御装置
3からの指令に基づいて、日報、月報印刷、アラーム印
字、及び監視画面のハードコピー等の業務印刷JOBを
実行するためのものである。
【0025】図2は、監視制御装置3の内部構成を示す
図である。同図に示すように、ネットワーク1は、I/
Oポート11を介して内部バス12に接続されている。
この内部バス12には、CPU13、RAM14、RO
M15、ディスプレイコントローラ16、プリンターポ
ート17,18が接続されている。
【0026】CPU13は、RAM14に書き込まれた
各プリンタにおける消耗品に関する情報や、ROM15
に格納されたプログラムに基づいて、プリンタポート1
7に接続されたプリンタ5、プリンタポート18に接続
されたプリンタ7及びネットワーク1に接続されたネッ
トワーク型プリンタ9全体の監視を行なうものである。
【0027】RAM14は、各プリンタに設定された消
耗品の初期値、業務印刷JOBに対応する各プリンタに
おける消耗品の消耗度、プリンタが業務印刷JOBを中
断することなく実行するために必要とされる各消耗品の
消耗値を示す規定値、CPU13により算出される各プ
リンタにおける消耗品の現在の消耗度を示す現在値等の
情報を格納する。
【0028】ROM15は、CPU13により実行され
るプリンタを管理するためのプログラム等を格納する。
ディスプレイコントローラ16は、監視画面3aの表示
制御を行なうものであり、RAM14に格納された表示
情報に基づいて、監視画面3a上に消耗品に関する情報
を表示させる。
【0029】次に、各プリンタにおける消耗品の消耗品
定数の設定動作について説明する。図3は、監視制御装
置3の監視画面3aに表示される消耗品定数設定画面を
示す図である。
【0030】この消耗品定数設定画面には、No.1〜
No.Nまでのプリンタの消耗品に関する情報が表示さ
れる。ここでは、No.1のプリンタに関するメニュー
について説明する。
【0031】なお、プリンタの機種の相違によって、業
務印刷JOB実行上、問題となる消耗品は、それぞれ異
なるため、この消耗品定数設定画面には、業務印刷JO
B実行の際に、最も問題になるであろう消耗品に関する
項目が設けられる。
【0032】同図において、21aは、プリンタ用紙に
関する設定メニュー画面であって、No.1のプリンタ
には、#1〜#m番目までの用紙を収納するためのカセ
ットがm個あるものとしている。
【0033】メニュー画面21aでは、それぞれのカセ
ットに対して、消耗品定数を設定することができるよう
に、各カセットに対応する項目を表示している。ここで
は、No.1プリンタの#1カセットの項目について説
明する。
【0034】項目31はカセットに用紙を供給する際
に、供給した用紙枚数、すなわち初期値を入力するため
の項目である。また、項目32は印刷JOBごとのプリ
ンタ用紙の使用用紙枚数算出係数を設定するための項
目、33は#1カセット内の現在のプリンタ用紙の枚
数、すなわち現在のカセット内の用紙の消耗度を示す現
在値を表示するための項目、34はNo.1のプリンタ
にて業務印刷JOB実行時に、業務印刷JOBを中断す
ることなく実行するために必要とされるプリンタ用紙の
枚数を規定する規定値を設定する項目である。
【0035】上記項目32に設定される消耗度の係数
は、A4、B4等の用紙サイズ、標準・拡大・縮小等の
印字フォーマット等の用紙枚数に関連するパラメータに
基づいてオペレータが設定するものである。
【0036】例えば、A4、標準フォーマット、標準印
刷時には「1.0」、縮小時には、「0.7」というよ
うに係数が設定される。22aは、インクカセットに関
する設定メニュー画面であって、No.1のプリンタに
は、#1〜#k番目までのインクカセットがk個あるも
のとしている。
【0037】メニュー画面22aでは、それぞれのイン
クカセットに対して、インク充足値を設定することがで
きるように、各インクカセットに対応するメニューを表
示している。ここでは、No.1プリンタの#1インク
カセットのメニューについて説明する。
【0038】41はインクカセットのインク充足値の初
期値を設定する項目であり、インクカセットを交換した
際の充足値を100として設定する。また、42は業務
印刷JOBごとの消耗度の係数を設定するための項目、
43は#1インクカセットの現在のインク充足値を表示
するための項目、44はNo.1のプリンタにて業務印
刷JOB実行時に、業務印刷JOBを中断することなく
実行するために必要とされるインクカセットのインク充
足値を示す規定値を設定する項目である。
【0039】上記項目42に設定される消耗度の係数
は、インクカセットの仕様などから、最大印刷枚数が決
定されるので、印刷用紙枚数から、その消耗度を算出す
る。なお、この消耗品定数設定画面は、オペレータの意
志によって、open/closeすることができるも
のとする。
【0040】次に、本実施の形態に係る監視制御装置の
動作について、図4のフローチャートを参照して説明す
る。まず、監視制御装置3において、業務印刷JOBが
発生すると(step1)、印刷を行なうプリンタの番
号及び印字フォーマットが決定される(step2)。
【0041】次に、業務印刷JOBを実行するのに必要
な用紙サイズ(カセットNO.)及び印刷枚数が算出さ
れる(step3)。次に、step4の処理におい
て、監視制御装置の監視画面に設定された各プリンタの
消耗品の消耗度の係数と、step2及びstep3の
処理において得られた情報とを基に、業務印刷JOBを
実行するプリンタの各消耗品の消耗度が算出される。
【0042】次に、step3の処理において算出され
た、プリンタにおける消耗品の業務印刷JOB実行によ
って推定される消耗度と消耗品の現在の消耗度を示す現
在値との差分と、設定された各消耗品の規定値とを比較
して、業務印刷JOBが実行可能か否かの判定が行なわ
れる(step5)。
【0043】このstep5の処理における業務印刷J
OBが実行可能か否かの判断は、step4の処理にお
いて算出された業務印刷JOBを実行することにより指
定される消耗品の消耗度と、消耗品の現在の消耗度を示
す現在値との差分が、設定された規定値よりも大きい場
合には、業務印刷JOBが実行可能であると判定され、
その逆の場合には、業務印刷JOBを実行することがで
きないと判定される。
【0044】step5の処理において、業務印刷JO
Bが実行可能であると判定された場合には、業務印刷J
OBが該当するプリンタによって実行される(step
6)。
【0045】そして、業務印刷JOBの実行完了後、業
務印刷JOBを実行したプリンタの消耗品の現在の消耗
度を示す現在値を、算出された消耗度に基づいて更新し
(step7)、次の業務印刷JOB要求の発生に備え
る。
【0046】一方、step5の処理において、業務印
刷JOBの実行が不可能であると判定された場合には、
監視制御装置の監視画面に該当するプリンタの部品、用
紙などの消耗品の保守をすべき旨をオペレータに促すメ
ッセージを表示する(step8)。
【0047】次に、オペレータに対して、印刷処理を中
断するか否かの判断を求める(step9)。step
9の処理において、オペレータによって印刷処理を中断
するとされた場合には、印刷処理を中断する。
【0048】また、step9の処理において、オペレ
ータが印刷処理を中断しないとした場合には、オペレー
タにより、該当するプリンタの消耗品の保守が行なわれ
た後にstep2の処理に戻る(step10)。
【0049】したがって、本実施の形態に係る監視制御
装置によれば、業務印刷JOBを実行する前に、各プリ
ンタにおいて業務印刷JOBが実行できるか否かの判定
を行ない、実行できないと判定された場合には、監視画
面にプリンタの消耗品の保守を行なう旨の表示を行なう
ので、業務印刷JOBを途中で中断することなく適切に
プリンタの保守・点検を行なうことができる。 <第2の実施の形態>次に、本発明の第2の実施の形態
に係る監視制御装置について説明する。
【0050】上述の第1の実施の形態に係る監視制御装
置と本実施の形態の監視制御装置と異なる点は、プリン
タのパラレルインターフェイスの持つフォワードモード
とリバースモードとを利用して監視制御装置のプリンタ
を管理することにある。
【0051】以下、本実施の形態に係る監視制御装置の
動作について、図5のフローチャートを参照しながら説
明する。監視制御装置において、業務印刷JOBが発生
した後、各プリンタにおいて業務印刷JOBを実行する
ことができるか否かを判定し、この判定結果に基づい
て、業務印刷JOBを実行するまでの処理(step1
〜step6)については、上述の第1の実施の形態の
監視制装置の動作と同様である。
【0052】step6の処理において、業務印刷JO
Bの実行後、監視制御装置とプリンタとの間のインター
フェイスのモードをフォワードモードからリバースモー
ドに切り替える(step21)。この切換方法は、プ
リンタの機種によって異なるが、監視制御装置からプリ
ンタに対して切換要求コマンドを送出するという点では
共通する。
【0053】ここで、リバースモードとは、プリンタか
ら情報を監視制御装置に対して送出することができるモ
ードである。このリバースモードの場合のケーブルやコ
ネクタピンなどのハードウェア上の構成は、フォワード
モード時と同じである。
【0054】リバースモードに変更後は、通常の印字時
のフォワードモードとは異なり、監視制御装置はプリン
タ自身の情報、例えば、ステータス情報、エラー情報、
ワーニング情報、インク残量情報、印字用用紙枚数情
報、用紙切れの有無を示す情報、カセットの有無を示す
情報等のプリンタ自身に関する情報を読み込む(ste
p22)。
【0055】次に、監視制御装置によって、プリンタイ
ンターフェイスのモードをリバースモードからフォワー
ドモードへ切り換える(step23)。そして、st
ep22の処理において、監視制御装置に読み込まれた
業務印刷JOBを実行するプリンタにおける消耗品の消
耗度を、step22の処理において読み込まれたイン
ク残量情報、印字用用紙枚数情報、用紙切れの有無を示
す情報、カセットの有無を示す情報等の消耗度に関する
情報に基づいて、補正を行なう(step24)。
【0056】そして、この補正された消耗品の消耗度に
基づいて、消耗品の消耗度を示す現在値を更新する(s
tep7)。したがって、本実施の形態の監視制御装置
によれば、プリンタ自身の情報に基づいて、消耗品の消
耗度を補正し、この補正された消耗度に基づいて、プリ
ンタにおける消耗品の消耗度を示す現在値更新するの
で、より正確にプリンタにおける消耗品の消耗度を示す
現在値を更新することができる。 <第3の実施の形態>次に、本発明の第3の実施の形態
に係る監視制御装置の動作について、図6のフローチャ
ートを参照して説明する。
【0057】本実施の形態の監視制御装置と上述の第1
の実施の形態及び第2の実施の形態に係る監視制御装置
と異なる点は、各プリンタの稼働時間によって、消耗品
の交換時期を事前にオペレータに認知させる機能を付加
したことにある。
【0058】この機能を実現するプログラムは、例え
ば、1日1回というように一定周期Tcyc に起動される
ものであるが、オペレータが任意の時に起動しても良
い。まず、このプログラムが起動されると、プリンタの
状態を参照するために、監視制御装置によってプリンタ
インターフェイスがリバースモードに切り換えられる
(step31)。
【0059】次に、監視制御装置により読み込まれるプ
リンタからの情報に基づいて、このプログラムによる起
動が行なわれるのが初めてであるか否かの判定が行なわ
れる(step32)。
【0060】step32の処理において、このプログ
ラムによる起動が初めてであると判定された場合には、
各プリンタに時刻、ID番号の初期値が設定される(s
tep33)。
【0061】次に、監視制御装置により、調査する対象
となるプリンタからプリンタ時刻、ID番号及びプリン
タ電源のON/OFF状態などの読みだし及びチェック
が行なわれる(step34)。
【0062】ここで、プリンタの電源が「OFF」状態
であることが認識された場合には、プリンタ電源が「O
FF」状態となった場合の回数を示すNを1つインクリ
メントとする(N=N+1)。
【0063】そして、この読み出されたプリンタ時刻、
ID番号及びプリンタ電源がOFF状態となった回数N
は、監視制御装置のメモリに記憶される。次に、監視制
御装置によって、プリンタの電源が「OFF」となって
いた時間Toff が算出される(step35)。
【0064】この電源が「OFF」となっていた時間T
off は、プリンタインターフェイスがリバースモードで
あることから各ID番号が付されたプリンタにおける電
源のON/OFF状態を監視制御装置によって確認し、
下記(1)式に基づいて算出される。
【0065】 Toff = Tcyc × N … (1) ここで、 Tcyc : プログラムが起動される周期 N : プリンタ電源が「OFF」状態の回数 である。
【0066】上述のように、プリンタの電源が「OF
F」となっている時間は、(1)式により算出されるこ
とから正確ではないが、本実施の形態に係るプラント等
の監視制御装置は、その監視時間が数万時間単位である
ため、上記(1)式で実用上充分である。
【0067】次に、step36の処理において、プリ
ンタ毎に稼働積算時間Tsum を算出する。この稼働積算
時間Tsum は下記(2)式に基づいて算出される。 Tsum = (T1 −T0 ) − Toff … (2) ここで、 Tsum : 各プリンタの稼働積算時間 T1 : 現在時刻 T0 : 初期設定時の時刻 Toff : プリンタの電源がOFFとなっていた時間 である。
【0068】監視制御装置により、プリンタステータス
を読み込む必要がなくなると、プリンタインターフェイ
スをフォワードモードに切り換える(step37)。
監視制御装置は、プリンタ毎に、step36において
算出した積算稼働時間Tsum を記憶するとともに、この
積算稼働時間Tsum に基づいて、各プリンタにおける消
耗品毎の積算稼働時間Tsum-p を算出する(step3
8)。
【0069】次に、監視制御装置の全てのプリンタにつ
いて積算稼働時間を算出したか否かを判定して(ste
p39)、全てのプリンタの稼働時間を算出したと判定
された場合には、各プリンタの稼働積算時間Tsum 、各
プリンタの消耗品の稼働積算時間Tsum-p を各プリンタ
に付されたID番号とともに監視制御装置の監視画面に
表示する(step40)。
【0070】なお、監視制御装置のプリンタポートに接
続されるプリンタが入れ替えられることの多いようなシ
ステムの場合、プリンタ識別番号毎に、プリンタの電源
が「OFF」となっていた時間を計算しているため、プ
リンタポートに接続されている全てのプリンタに対して
実行される必要がある。
【0071】また、上記消耗品毎の積算稼働時間Tsum-
p は、部品毎の積算稼働時間であるため、初回は、Tsu
m-p =Tsum であるが、部品を交換した時点で、Tsum-
p =0として算出されるものである。このようにして、
プリンタ毎の稼働積算時間Tsum 、消耗品毎の稼働積算
時間Tsum-p を算出することができる。
【0072】プリンタや部品の寿命、交換周期は、一般
的に数万時間単位であって、使用環境(温度・湿度)が
比較的一定の場所で使用されるため、積算時間を基にし
て、各消耗品の交換周期を決定することは有効な手段で
ある。<第4の実施の形態>上述の第3の実施の形態に
係る監視制御装置と本実施の形態に係る監視制御装置と
異なる点は、任意にオペレータから発行される保守要求
ウインドウ表示処理要求に基づいて、監視制御装置の監
視画面に保守要求ウインドウを表示することを特徴とす
る。
【0073】次に、本発明の第4の実施の形態に係る監
視制御装置について、図7のフローチャートを参照して
説明する。まず、オペレータにより、保守要求ウインド
ウ表示要求が発行されると(step41)、監視制御
装置により保守要求ウインドウ表示処理が行なわれ(s
tep42)、図8に示すような保守要求ウインドウが
監視制御装置の監視画面に表示される。
【0074】同図に示すように、各プリンタのプリンタ
ID番号ごとに各項目の表示が行なわれる。以下、これ
ら各項目について説明する。項目51a〜51nはプリ
ンタの稼働開始日を示す項目であり、監視制御装置によ
り設定される初期設定値T0 に基づいて決定される。ま
た、項目52a〜52nは、プリンタの稼働積算時間を
示す項目であり、監視制御装置によって算出される稼働
積算時間Tsum が表示される。
【0075】項目53a〜53nは、参考用であり、1
番目の交換部品の前回交換日を設定する。この項目は、
プリンタがリバースモードを有する場合には、交換部品
の交換時刻を保存しておき、プログラム実行時に当該情
報を読みだして表示する。また、リバースモードを有さ
ない場合には、オペレータが直接交換日を設定する。
【0076】項目54a〜54nは、交換部品の稼働時
間を示す項目であり、監視制御装置によって算出される
消耗品毎の積算稼働時間Tsum-p が表示される。項目5
5a〜55nは、交換すべき消耗品の名称を表示する項
目であって、オペレータに消耗品の保守を知らせる項目
である。
【0077】項目56a〜56nは、用紙カセットに関
する情報を表示するものであって、用紙を交換した日時
などの情報を表示するものであり、項目57a〜57n
は、インクカセットに関する情報を表示するものであっ
て、インクカセットを交換した日時、インクカセットの
消耗度などの情報を表示するものである。
【0078】次に、消耗品の保守が完了したか否かの判
定が行なわれ(step43)、保守が行われていない
と判定された場合には、step42の処理に戻る。一
方、step43の処理において、消耗品の保守が完了
したと判定された場合には、保守要求ウインドウの消去
処理が行なわれる(step44)。
【0079】従って、本実施の形態の監視制御装置によ
れば、オペレータが任意に保守要求ウインドウを表示さ
せることができるので、いつでもプリンタの稼働時間及
び消耗品の保守状況を確認することができる。
【0080】
【発明の効果】以上詳記したように、本発明によれば、
業務印刷JOB実行中に印字業務が中断されることな
く、且つ適切にプリンタの保守・点検を行なう。
【図面の簡単な説明】
【図1】ネットワークに接続されたプラントの監視制御
システムの全体構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態にかかる監視制御装
置の内部構成を示す図である。
【図3】同第1の実施の形態における監視制御装置の監
視画面に表示される消耗品定数設定画面を示す図であ
る。
【図4】同第1の実施の形態における監視制御装置のプ
リンタ監視方法を説明するためのフローチャートであ
る。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る監視制御装置
の動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係る監視制御装置
の動作を説明するためのフローチャートである。
【図7】本発明の第4の実施の形態に係る監視制御装置
の動作を説明するためのフローチャートである。
【図8】同第4の実施の形態における監視制御装置の監
視画面に表示される保守要求表示画面を示す図である。
【符号の説明】
1…ネットワーク、 2…プラント、 3…監視制御装置、 3a…監視画面 4…ケーブル、 5,7,9…プリンタ、 6,8…ケーブル、 11…I/O 12…内部バス、 13…CPU、 14…RAM、 15…ROM、 16…ディスプレイコントローラ、 17,18…プリンタポート。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 業務印刷JOBを実行する少なくとも1
    つのプリンタの管理を行なう監視制御装置において、 前記業務印刷JOBを実行するプリンタの消耗品の消耗
    度を算出する消耗度算出手段と、 前記プリンタが業務印刷JOBを中断することなく実行
    するために必要とされる消耗品の消耗値を示す規定値を
    設定するための規定値設定手段と、 前記業務印刷JOBを実行する際に、前記消耗度算出手
    段により算出された各消耗品の消耗度と前記業務印刷J
    OBを実行するプリンタにおける消耗品の現在の消耗度
    を示す現在値との差分と、前記規定値設定手段により設
    定された規定値とを比較する比較手段と、 前記比較手段による比較により、前記差分が前記規定値
    設定手段により設定された規定値よりも小さい場合に、
    前記業務印刷JOBを実行する消耗品の保守をすべき旨
    を知らせる警報発生手段とを具備したことを特徴とする
    監視制御装置。
  2. 【請求項2】 前記比較手段による比較により、前記差
    分が前記規定値設定手段により設定された規定値よりも
    大きい場合に、前記業務印刷JOBを実行したプリンタ
    における消耗品の現在の消耗度を示す現在値を消耗度に
    基づいて更新する消耗度更新手段を付加したことを特徴
    とする請求項1記載の監視制御装置。
  3. 【請求項3】 前記プリンタにおける消耗品の消耗度に
    影響を与えるプリンタ自身の消耗度情報を読み込む消耗
    度情報読み込み手段と、 前記消耗度情報読み込み手段により読み込まれた消耗度
    情報に基づいて、前記消耗度算出手段により算出された
    消耗度を補正する消耗度補正手段とを付加したことを特
    徴とする請求項2記載の監視制御装置。
  4. 【請求項4】 前記プリンタにID番号を設定するID
    番号設定手段と、 前記ID番号設定手段によりプリンタに設定されたID
    番号を読み込むID番号読み込み手段と、 前記ID番号読み込み手段により読み込まれたID番号
    に対応するプリンタの時刻を読み込む時刻読み込み手段
    と、 前記時刻読み込み手段により読み込まれたプリンタの時
    刻に基づいて、プリンタの稼働積算時間を算出する稼働
    積算時間算出手段と、 前記稼働積算時間算出手段により算出されたプリンタの
    稼働積算時間と対応するID番号とを表示する表示手段
    とを付加したことを特徴とする請求項1記載の監視制御
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7389058B2 (en) 2004-06-02 2008-06-17 Samsung Electronics Co., Ltd. Method of and apparatus for indicating a time to replace consumables in an image forming apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7389058B2 (en) 2004-06-02 2008-06-17 Samsung Electronics Co., Ltd. Method of and apparatus for indicating a time to replace consumables in an image forming apparatus

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