JPH09234576A - 摩擦接合用鋼材の製造方法 - Google Patents

摩擦接合用鋼材の製造方法

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JPH09234576A
JPH09234576A JP8067482A JP6748296A JPH09234576A JP H09234576 A JPH09234576 A JP H09234576A JP 8067482 A JP8067482 A JP 8067482A JP 6748296 A JP6748296 A JP 6748296A JP H09234576 A JPH09234576 A JP H09234576A
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laser beam
friction
groove
steel
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Yasunobu Miyazaki
康信 宮崎
Masahiro Obara
昌弘 小原
Nobuyoshi Uno
暢芳 宇野
Yukio Tomita
幸男 冨田
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K26/00Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
    • B23K26/36Removing material
    • B23K26/362Laser etching
    • B23K26/364Laser etching for making a groove or trench, e.g. for scribing a break initiation groove
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K2103/00Materials to be soldered, welded or cut
    • B23K2103/02Iron or ferrous alloys
    • B23K2103/04Steel or steel alloys

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建築鉄骨構造物あるいはその他の鉄骨構造物
において、摩擦接合構造、すなわち複数の鋼材を高力ボ
ルトで締め付けることによって鋼材間に生じる摩擦力を
利用し、鋼材間の応力伝達を行う接合部に用いる鋼材の
製造方法に関する。 【解決手段】 鋼材にレーザガウジングにより溝形状を
周期的に形成して摩擦接合用の鋼材を製造するに際し、
レーザガウジング条件としてレーザ光の照射条件及びア
シストガスの種類と供給方法を規定する。 【効果】 摩擦係数が従来材に比べ改善された鋼板を、
安価に提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、建築鉄骨構造物あ
るいはその他の鉄骨構造物において、高力ボルトによる
摩擦接合構造に用いる鋼材の製造方法に関する。ここ
で、本発明が対象とする高力ボルト摩擦接合構造部と
は、複数の鋼材を高力ボルトで締め付けることによって
鋼材間に生じる摩擦力(あるいはすべり抵抗力)を利用
し、鋼材間の応力伝達を行う接合部をいう。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄骨構造物の高力ボルトによる摩
擦接合構造においては、鋼材の摩擦面は赤錆の自然発生
した状態が標準になっており(建築学会JASS6)、
施工上のばらつきを考慮して低いすべり係数(摩擦係
数)値(μ=0.45)が設計上設定されている。
【0003】このためすべり係数を大きくする方法とし
て、(1)特開昭51−52336号公報により開示さ
れているように、鋼材の表面に特殊な塗装を施す方式、
また(2)特開平1−266309号公報により開示さ
れているように、鋼材の表面にセラミックスのプラズマ
溶射処理を施す方式、さらに(3)特開平4−3262
32号公報により開示されているように、摩擦面の表面
硬さおよび表面粗さを、相手側鋼材の表面硬さおよび表
面粗さより大きくする方式が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の赤錆を発生
させる場合は、施工上のばらつきが大きく、かつ施工品
質の管理が非常に困難であるため、0.45よりも大き
なすべり係数値を接合部設計に用いることができないと
いう欠点がある。
【0005】また従来提案されている前記(1)の接合
方式の場合は、鋼材に特殊な塗装を施す必要があるので
煩雑であり、さらに従来提案されている前記(2)およ
び(3)の接合方式の場合には、摩擦面に赤錆が発生し
ている場合や塗装が施されている場合には施工上のばら
つきが大きくなってしまうという欠点がある。このため
従来提案されている前記(1)、(2)、(3)の接合
方式は、いずれも広く実施されるには至っていない。
【0006】そこで本発明は、高力ボルトによる鋼材の
摩擦接合部において、高いすべり係数(摩擦係数)を備
えた摩擦接合用鋼材を簡便に製造する方法を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するものであって、摩擦接合用鋼材の製造方法におい
て、高力ボルトにより締め付けられて摩擦接合される複
数の鋼材のうちの一つの鋼材の摩擦面表面に摩擦係数を
高めるためレーザガウジング法により溝形状を周期的に
形成するに際し、F値が1から50の集光光学系を用
い、レーザビームのスポット直径dが被加工素材の表面
で0.5mm以上3mm以下となるように集光し、ライ
ン照射出力Qが5J/mmから500J/mm、かつ5
2 ≦Q≦100d2 を満足するレーザ光を照射し、溝
の幅方向のノズル径d1 が、レーザビームのスポット径
dに対し、d≦d1 ≦20dの範囲内にあり、かつ溝の
幅と直角方向のノズル径d2 が、0.3d≦d2 ≦10
dの範囲内にあるノズルを用い、かつ、ノズルを加工の
進行方向に3度から85度傾けて、該ノズルよりアシス
トガスをレーザ照射部に吹き付け鋼板に溝を周期的に形
成することを特徴とする摩擦接合用鋼材の製造方法であ
る。またここにおいて、アシストガスとして、圧縮空気
または、窒素、空気および酸素の2種以上を混合したガ
スを用いること、摩擦接合用鋼材の素材として、ミルス
ケールが5μmから40μm付着した鋼材を用いること
も特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】図2は、高力ボルト1による摩擦
接合構造の模式図を示す。高力ボルトを用いた摩擦接合
構造は例えば4枚の鋼板が接合される構造であっても、
原理的には図2に示すように2枚の鋼板2、3が摩擦接
合面を形成する構造に分解して考えることができる。
【0009】従来の摩擦接合部で得られる摩擦係数は約
0.45であるが、摩擦接合面の一方に図3に示すよう
な溝11の形状を周期的に形成し、これらが相手側に食
い込むようにすれば高い摩擦係数を得ることができるこ
とは想像される。しかしながら従来はこうした溝形状を
簡便に形成する手段がなかった。本発明においてはレー
ザガウジング法により鋼材2の摩擦面表面に図3に示す
ような溝形状を周期的に形成することにより、鋼材2が
相手の鋼材3に食い込んで0.8以上の高い摩擦係数を
得ることができる。このため、高力ボルトによる摩擦接
合部のコンパクト化が可能となり、低コスト化を図るこ
とができる。なおこの場合接合面における加重方向、す
なわちすべり方向は摩擦力を最大限にするため溝と直角
方向にする。ただしたとえば5°といった程度、加重方
向が溝と直角方向から多少ずれても摩擦力は大きくは違
わない。
【0010】上記のレーザガウジング法とはレーザビー
ムを照射して鋼材表面を溶融し、アシストガスの動圧に
よりその溶融生成物を飛散させて金属表面をガウジング
する加工方法である。レーザによるガウジングは、レー
ザ切断時の入熱不足時に発生する切断不良として認識さ
れているものの、これを産業上利用した例は従来なく、
産業上有用なガウジングがレーザを用いて行えるかどう
かも従来は明らかではなかった。
【0011】次に前記のような摩擦接合面を形成するこ
とを目的として、レーザガウジング条件を限定した理由
について述べる。まずF値が1から50の範囲である集
光光学系を用いる。集光光学系のF値とは、集光光学系
の焦点距離(FL(mm))を、1/e2 強度で定義さ
れる入射ビームの直径(D(mm))で除した値(FL
/D)をいう。F値が1より小さな集光光学系を用いる
と、焦点位置の微妙な変動に対し鋼材表面でのビーム径
が大きく変化し、溝幅が場所によって変動しやすくなり
実用的ではないからである。またF値が50を越える
と、集光光学系の焦点距離が長くなり過ぎ、集光光学系
が極くわずか振動しても加工点が大きく変動してしま
い、実用的ではなくなる。また、F値に比例する焦点深
度が深くなり過ぎ、その結果溝が深くなり過ぎて溶融金
属の排除が困難になるとともに、溝と溝を隔てる壁が薄
くなって折れやすくなってしまい、接合強度が低下して
しまう。
【0012】素材表面での集光スポットの直径dは0.
5mm以上、3mm以下とする。これはガウジング溝の
幅4を適正範囲に収めるためのものであり、スポット直
径が0.5mm未満となると溝が細くなり過ぎて一定面
積の加工に要する時間が長くかかりすぎて経済的ではな
くなり、また高い摩擦係数を確保することができなくな
る。逆に、スポット径を3mm超でガウジング加工を施
すと、溝が深い場合には溝の幅4が広くなりすぎて相手
の鋼材3に食い込む溝の数が減少して摩擦係数が低下
し、溝が浅い場合には食い込みがなくなってやはり摩擦
係数が低下してしまう。
【0013】ライン照射出力Q(J/mm)が5J/m
mから500J/mmの範囲内で、かつ前記スポット直
径をd(mm)としたとき、5d2 ≦Q≦100d2
満足する範囲内にレーザ照射出力を制限する。ライン照
射出力Q(J/mm)とは、単位長さ当たり素材に照射
されるレーザパワーであり、鋼材表面に照射されたレー
ザ出力(J/sec)を、加工速度(mm/sec)で
除して得られる。これはガウジング溝の大きさ(溶融除
去する量)とそのアスペクト比(溝の深さ5を幅4で除
した値)を適正範囲に収めるための条件であり、照射出
力が5J/mm未満ではガウジング溝が小さすぎ、一定
面積の加工に要する時間が長くなりすぎて実用的でない
ばかりか、摩擦係数が低下してしまう。逆に、500J
/mmを越えると、溝が広すぎて山の数が減少してしま
うか、あるいは溝が深くなりすぎて溝と溝を隔てる壁が
薄くなってしまうかにより、摩擦係数が低下してしま
う。
【0014】さらに、レーザビームのスポット直径d
(mm)との関係でライン照射出力Q(J/mm)を、
5d2 ≦Q≦100d2 を満足する範囲内に納める。こ
れは実質レーザ照射のエネルギー密度を一定の範囲内に
制限しているものであり、前記ライン出力の制限と相ま
って、溝形状を適正な溝幅4と溝深さ5に制限し、ガウ
ジングを良好に行なって摩擦係数を最大にとることがで
きる。Q<5d2 では溝が浅すぎて高い摩擦係数を得る
ことができず、Q>100d2 では溝が深くなり過ぎて
溶融生成物の除去が困難となってしまう。
【0015】アシストガスを吹き付けるノズルとして
は、溝幅方向のノズル径d1 が、レーザビームのスポッ
ト径dに対し、d≦d1 ≦20d、かつ溝幅と直角方向
のノズル径d2 が、0.3d≦d2 ≦10dの範囲内に
あるノズルを用いる。まず、d≦d1 、0.3d≦d2
の条件が満足されないとガウジング中に発生する溶融物
の排除が困難であり、ガウジング加工ができない。ま
た、d1 ≦20dおよびd2 ≦10dの制限は実用上の
問題であって、この範囲を超えると溶融生成物の除去に
必要なアシストガス量が多くなりすぎ、経済的ではなく
なる。
【0016】また、アシストガスを進行方向に傾けるの
は、既に加工されたガウジング溝に、新たに発生した溶
融物が入らないための配慮であり、ノズル角度θを3度
から85度に制限するのは能率良く溶融物を排除するた
めの制限事項であり、この方向と角度が確保されないと
ガウジングを行った際の溶融物の排除が困難である。
【0017】アシストガスとしては圧縮空気または実質
酸素および窒素の混合気体からなるガスを用いるのが好
ましい。アシストガスとしてはコストを無視すればほと
んどどんな気体でも用いることができる。しかし、アシ
ストガス中に酸素を混入させることで素材の燃焼反応が
利用でき、ガウジング効率を上げることができる。圧縮
空気はコスト及び酸素の含有の点でアシストガスとして
優れているが、このほか窒素、空気、及び酸素を混合し
て安価なガスを作り、これをアシストガスとして用いる
こともできる。
【0018】鋼材としてはミルスケールが5μmから4
0μm付着した鋼材を用いるのが好ましい。ミルスケー
ルはレーザ光の吸収効率が高く、加工効率を向上させる
ことができる。また、溝幅の不要な拡大を防ぎ、効率よ
く摩擦係数の高い加工を施すことができる。スケールの
厚みを5μmから40μmの範囲にするのは、この範囲
のスケールが最もガウジング効率を向上させるためであ
る。
【0019】なお、溝と溝の間隔6(図3)は、1mm
以内に納めることが好ましい。間隔6が大きくなりすぎ
ると、鋼材1を鋼材3に食い込ませるために必要な圧力
が高くなり過ぎ、実用的ではなくなる。本発明では、摩
擦接合面に溝形状を施すことを目的としているが、レー
ザガウジングの条件そのものは、レーザ光により溶融し
うる素材表面に、幅0.3mm以上3mm以下、アスペ
クト比1以下の溝形状を加工するのに有効である。
【0020】
【実施例】図1に圧延ままのS35Cを用いた加工例を
示し、(a)は側面図、(b)は正面図である。レーザ
照射条件としては、集光前のビーム径が50mmである
炭酸ガスレーザ光7を焦点距離10インチのZnSeレ
ンズ8を用いて(F値5.08)スポット直径11を
1.5mmに集光し、素材面で4kWを照射しつつ5m
/minで加工を行った。図中10はアシストガスノズ
ル、12は加工の進行方向である。表1は、アシストガ
スに関する加工条件と加工の状況及び、加工により形成
された摩擦面の摩擦係数を示す。
【0021】
【表1】
【0022】さらに、圧延ままのS35Cを用いて、レ
ーザ照射条件を変えた場合の例を表2に示す。アシスト
ガスには空気を用い、3mmの開口径をもったサイドア
シストガスノズルより0.8kgf/cm2 の圧力でレ
ーザ照射部位に供給している。
【0023】
【表2】
【0024】図1に示した例では透過型の光学系である
レンズ8を用いて集光しているが、集光光学系には反射
型の集光光学系である放物面鏡を用いることもできる。
またこの例では、アシストガスノズル10を脇に設けて
いるが、この場合、集光光学系に溶融物が飛散して付着
するのを防ぐ目的で図4に示すようにハウジング17を
設けることもできる。そして溶融飛散物がハウジング中
に入るのを防ぐためにレーザ光と同軸に保護ガス18を
流すが、この時、保護ガスの流量はサイドから供給され
るアシストガスの流れを乱さないように低めに設定する
ことが必要である。
【0025】また、さらにビームの照射自体に傾き角1
5を設けて、保護ガス18にアシストガスの役割も兼ね
させて、レーザ光と同軸で流すことも可能である。図4
はこのようにしてアシストガスノズルを省略した形態を
示している。この時、通常レーザ光が一軸対象性を有す
るために、アシストガスを吹き出すハウジングの穴も円
形を用いることが通常である。さらに、集光光学系に非
対称性を持たせ、加工点でのレーザスポットが楕円にな
るように集光することもできる。この場合、より深く加
工したい場合には、楕円の長径方向を加工の進行方向に
あわせるとよい。
【0026】本実施例では、レーザ光源として炭酸ガス
レーザを用いているが、レーザ光の波長については特に
制限はなく、YAGレーザなど、金属加工に利用できる
出力をもったコストの低い光源で有ればどんな種類のレ
ーザ光源を用いても良い。特に、光ファイバを利用でき
るYAGレーザを用いる場合、ビーム伝送が容易にな
り、加工装置のコストを下げることができるので有利で
ある。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、鉄骨構造物の摩擦力に
よる接合構造において摩擦係数が従来材に比べ改善され
た鋼板を、安価に提供することができ、産業上その効果
は極めて顕著である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法の例を説明する(a)側面図およ
び(b)正面図
【図2】摩擦接合構造を示す断面図
【図3】レーザガウジングによる加工部の断面図
【図4】本発明の方法の例を説明する側面図
【符号の説明】
1 高力ボルト 2、3 鋼材 4 溝幅 5 溝の深さ 6 溝と溝の間隔 7 レーザ光 8 集光レンズ 10 アシストガスノズル 11 溝 12 加工の進行方向 15 傾き角 17 ハウジング 18 保護ガス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 冨田 幸男 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株式 会社技術開発本部内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 摩擦接合用鋼材の製造方法において、高
    力ボルトにより締め付けられて摩擦接合される複数の鋼
    材のうちの一つの鋼材の摩擦面表面に摩擦係数を高める
    ためレーザガウジング法により溝形状を周期的に形成す
    るに際し、 F値が1から50の集光光学系を用い、 レーザビームのスポット直径dが被加工素材の表面で
    0.5mm以上3mm以下となるように集光し、 ライン照射出力Qが5J/mmから500J/mm、か
    つ5d2 ≦Q≦100d2 を満足するレーザ光を照射
    し、 溝の幅方向のノズル径d1 が、レーザビームのスポット
    径dに対し、d≦d1≦20dの範囲内にあり、かつ溝
    の幅と直角方向のノズル径d2 が、0.3d≦d2 ≦1
    0dの範囲内にあるノズルを用い、 かつ、ノズルを加工の進行方向に3度から85度傾け
    て、該ノズルよりアシストガスをレーザ照射部に吹き付
    け鋼板に溝を周期的に形成することを特徴とする摩擦接
    合用鋼材の製造方法。
  2. 【請求項2】 アシストガスとして、圧縮空気または、
    窒素、空気および酸素の2種以上を混合したガスを用い
    ることを特徴とする請求項1に記載の摩擦接合用鋼材の
    製造方法。
  3. 【請求項3】 摩擦接合用鋼材の素材として、ミルスケ
    ールが5μmから40μm付着した鋼材を用いることを
    特徴とする請求項1または2に記載の摩擦接合用鋼材の
    製造方法。
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