JPH09234469A - 電解水生成装置 - Google Patents
電解水生成装置Info
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- JPH09234469A JPH09234469A JP8214654A JP21465496A JPH09234469A JP H09234469 A JPH09234469 A JP H09234469A JP 8214654 A JP8214654 A JP 8214654A JP 21465496 A JP21465496 A JP 21465496A JP H09234469 A JPH09234469 A JP H09234469A
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Abstract
つ各吐出管を通る電解水の流量に変化を与えないように
した電解水生成装置を提供する。 【解決手段】電解槽10は電解隔膜11を介して形成し
た一対の電極室12A,12Bを備え、一方の電極室1
2Aまたは12Bにおいてアルカリ性水を生成するとと
もに他方の電極室12Bまたは12Aにおいて酸性水を
生成する。吐出管51は吐出口を電解槽10よりも高い
位置に備える。吐出管52,53は吐出口を電解槽10
よりも低い位置に備える。電解槽10への通水が停止す
ると両電極室12A,12Bは流路切換弁54、55を
介してそれぞれ吐出管52,53に接続される。
Description
水を電解することによりアルカリ性ないし酸性の電解水
を連続的に生成する電解水生成装置に関するものであ
る。
と考えられる水が求められている。このような水とし
て、水道水のような原水を電解して得られる弱アルカリ
性の電解水が注目され、一般家庭や料理店などに電解水
生成装置が普及し始めている。電解水生成装置は原水を
電解することによって、アルカリ性ないし酸性の水を生
成するものである。弱アルカリ性の電解水(以下では、
アルカリイオン水という)は飲用にすれば胃酸を押さえ
る制酸の効果が得られ、また料理用に用いると食品を膨
潤させる効果が得られる。ここで、膨潤とは、野菜の組
織が軟化し細胞間を結合しているペクチン質の分解が促
進されやわらかくなることを意味する。pH値が5.0
〜6.0程度の弱酸性の電解水(以下では、酸性イオン
水という)はアストリンゼン効果(収斂作用)があるか
ら化粧用に用いることが可能である。さらに、pH値が
3〜4程度の強酸性の電解水は飲用や料理用に用いるこ
とはできないが、まな板やふきんの洗浄殺菌用や茶渋落
としに利用することができ、しかも、このような酸性度
の高い水(以下では、強酸性水という)は数日間放置し
ておけば強酸性水中の水素イオンが空気中の酸素と結合
して中和され酸性を呈さなくなるから、環境汚染がほと
んど生じないものである。さらに、強アルカリ性の電解
水(以下では、強アルカリ性水という)や、pH値が
2.7以下で酸化還元電位が1100mV以上となる酸
化性の強い電解水(以下では、強酸化水という)を生成
することも可能である。強酸化水はアトピー性皮膚炎の
治療や殺菌用として種々の利用が試行されている。
うな構成のものがある。図では電解水生成装置のうちで
説明に必要な要部のみを示しているが、実際には、水道
水(市水)などの原水を浄化する浄水装置を備える。ま
た、上述した電解水のうちのどのようなものを生成する
かに応じて電解質を原水に添加するための電解質供給装
置が必要に応じて設けられる。図の構成では、電解によ
って原水をアルカリ性水と酸性水とに分離する電解槽1
0と、電解槽10において分離されたアルカリ性水と酸
性水との水質を測定する水質測定装置30とを備える。
また、電解槽10の流出口15A,15Bには4ポート
2位置切換弁よりなる流路切換弁54が設けられ、流路
切換弁54の一方の出力ポートには水質測定装置30を
介して吐出管51が連通し、流路切換弁54の他方の出
力ポートには吐出管53が接続される。
電解隔膜11により2つの電極室12A,12Bに仕切
られる。各電極室12A,12Bにはそれぞれ電極13
A,13Bが配設される。各電極室12A,12Bの流
入口14A,14Bには同じ水を導入する場合と、一方
の流入口14Aにのみ電解質を添加した水を導入する場
合とがある。また、後述する逆電洗浄処理後に、電解槽
10の内部の水は流入口14Aから電磁弁よりなる排水
弁24を介して吐出管53より排出される。
りも上方に吐出口を有し、吐出管53は電解槽10より
も下方に吐出口を有している。つまり、通常は吐出管5
1を通して吐出される水を利用に供し、吐出口53を通
して吐出される水は捨てたり飲用や料理用ではないよう
な用途に利用することになる。吐出管51を通してアル
カリ性水を吐出させる場合には、電極13Aが正極とな
り電極13Bが負極となるように両電極13A,13B
の間に電圧を印加し、また流路切換弁54は電解槽10
の流出口15Bが水質測定装置30に連通するように設
定する。つまり、図14に実線の矢印で示すように流路
切換弁54を設定する。また、吐出管51を通して酸性
水を吐出させる場合には、両電極13A,13Bの間に
印加する電圧の極性は変えずに流路切換弁54を切り換
える。つまり、図14に破線の矢印で示すように、電解
槽10の流出口15Bを吐出管53に連通させるのであ
る。ここに、流路切換弁54はスプール弁であって直流
電動機56を駆動源として駆動される。また、電極13
A,13Bに印加する電圧や直流電動機56の制御には
図示していないマイクロコンピュータよりなる切換制御
手段が用いられる。
の生成を継続していると、電極13A,13Bにカルシ
ウム化合物が付着する。これは、原水には炭酸水素カル
シウムや硫酸カルシウムのようなカルシウム化合物が含
まれており、電解を長く継続するとこれらのカルシウム
化合物がスケールとして電極13,13Bに付着するか
らである。この種のカルシウム化合物は絶縁性を有して
いるから、スケールが溜まってくると電極13A,13
Bの間に電流が流れにくくなり、電解が妨げられること
になる。とくに、アルカリイオン水を利用する場合に
は、日本人の食生活に不足していると言われているカル
シウムを添加することが多く、その目的のために電解質
供給装置によって乳酸カルシウムのようなカルシウム化
合物を添加した後に電解することが考えられている。こ
のようにカルシウム化合物を添加すると、電極13A,
13Bにはスケールが形成されやすくなる。
ケールを除去するために、電解槽10への通水を停止し
た後に、両電極13A,13Bに印加する電圧の極性を
逆転させ、電極13A,13Bや電解隔膜11に付着し
ているスケールを溶解して除去することが考えられてい
る(この処理を以下では逆電洗浄処理という)。また、
このようにしてスケールの溶解した水は排水弁24を開
放することによって吐出管53から外部に放出される。
ここで、通水の停止後に排水弁24を開くのは、電解槽
10への通水が停止した後には電解槽10から水を抜い
ておかなければ残留水に雑菌が繁殖するからでもあり、
排水弁24を開くことはスケールの溶解した水を排出
し、かつ残留水を排水することになる。
解水生成装置では、アルカリイオン水を吐出管51を通
して吐出させるから、電解水の誤用が生じないように、
吐出管51と吐出管53との吐出口は充分に離して位置
させてある。つまり、電解水生成装置のハウジング1の
下部から吐出管53を引き出すようにして、吐出管53
を通る水を利用しにくくしてある。このため、吐出管5
3の吐出口は電解槽10よりも低く位置することにな
る。また、吐出管51は吐出口が電解槽10よりも高く
位置することが多い。
のような位置関係であるから、電解槽10への通水を停
止すると、吐出管51に残留する水が電解槽10に戻
り、電解槽10の残留水が吐出管53から排出されるこ
とになる。つまり、サイホン現象が生じて電解槽10の
残留水の一部が吐出管53から排出されることになる。
残留水の排出は電解槽10の中の残留水の液面が電解槽
10の中での吐出管53の開放端の高さ位置に下がるま
で続き、吐出管53と電極13A,13Bとの位置関係
によっては、残留水の減少によって電極13A,13B
の一部や電解隔膜11の一部が空気中に露出することに
なる。スケールの付着した電極13A,13Bや電解隔
膜11が空気中に露出すると、スケールに含まれるカル
シウムイオンと空気中の炭酸ガスと結合して炭酸カルシ
ウムが生成される。炭酸カルシウムは溶解度が低くイオ
ン化しにくいから逆電洗浄処理では除去するのが難し
い。
膜11に付着した炭酸カルシウムは、電解槽10にクエ
ン酸を入れることによって除去したり、ブラシでこすっ
て除去しているのが現状である。とくに、炭酸カルシウ
ムの付着量が多くなるとクエン酸でも除去するのは難し
く、ブラシでこすることによってしか除去することがで
きなくなる。
A,13Bに逆電圧を印加した後に排水弁24を開放す
るまでは、電解槽10の残留水が減少することがなく吐
出管53からの水を外部に排出しないように、抵抗弁5
8を吐出管53の中間部に設けることが考えられてい
る。抵抗弁58は、弁体をばね付勢したものであって、
通水時に抵抗弁58のばね圧以上の水圧があれば吐出管
53からの吐水を可能とする。一方、止水時に抵抗弁5
8に対して図の上方の水頭圧がばね圧以下であれば吐出
管53からの吐水を阻止する。ところが、通水時の水圧
がばね圧に近い場合には吐出管53から吐水しにくくな
り、ばね圧のばらつきによっては吐水されずに吐出管5
1からアルカリ性水と酸性水とが混合されて吐出される
可能性が生じる。
吐出管51と吐出管53との流量比が変化することにな
り、電解槽10の設計が難しくなるという問題が生じ
る。本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、そ
の主な目的は、止水時に電解槽から残留水がすぐに抜け
ることがないようにし、かつ各吐出管を通る電解水の流
量に変化を与えないようにすることにあり、他の目的
は、電解槽の各電極室に導入される水に必要に応じて電
解質を添加することができるようにし、かつ電解質の種
類に応じて電解槽への流路が自動的に選択されるように
した電解水生成装置を提供することにある。
隔膜を介して形成した一対の電極室にそれぞれ水を流入
させ各電極室に設けた電極間に電圧を印加して水を電解
することにより、一方の電極室においてアルカリ性水を
生成するとともに他方の電極室において酸性水を生成
し、アルカリ性水と酸性水との電解水を各電極室にそれ
ぞれ設けた流出口から各別に流出させる電解水生成装置
において、吐出口を電解槽よりも高い位置に備える第1
の吐出管と、吐出口を電解槽よりも低い位置に備える第
2および第3の吐出管と、4ポート2位置切換弁よりな
り各電極室の流出口にそれぞれ入力ポートが結合される
とともに一方の出力ポートが第3の吐出管に接続された
第1の流路切換弁と、3ポート2位置切換弁よりなり第
1の流路切換弁の他方の出力ポートを第1の吐出管と第
2の吐出管との一方に選択的に連通させる第2の流路切
換弁と、電解槽への通水の有無を検出する通水検出手段
と、通水検出手段により電解槽への通水の停止が検出さ
れると第1の流路切換弁の上記他方の出力ポートを第2
の吐出管に連通させるように第2の流路切換弁を設定す
る切換制御手段とを備えるのである。
に伴って電解槽に対して第2の吐出管と第3の吐出管と
を接続するのであり、両吐出管の吐出口は電解槽よりも
下方に設けられているから、電解槽の中の残留水がサイ
ホン現象によって抜けることがなく、電極や電解隔膜へ
の炭酸カルシウムの付着を防止することができる。請求
項2の発明は、請求項1の発明において、第1の流路切
換弁と第2の流路切換弁とは共通の器体内に2個のスプ
ールを設けたスプール弁よりなり、両スプール弁は共通
の電動機を駆動源とし連動するように駆動されるのであ
る。
器体に収納し、かつ1つの電動機により駆動するから、
駆動源が少なく制御が容易になるとともに小型化が可能
になる。請求項3の発明は、請求項1または請求項2の
発明において、少なくとも一方の電極室に通水される水
に電解質を添加する電解質供給装置を設け、電解質供給
装置は、電解質を収納する容器と、前記容器が着脱自在
に装着されるジャケットとを備え、ジャケットは、水が
導入される導入路と、各電極室にそれぞれ連通する一対
の排出路と、導入路と一方の排出路とを連通させるバイ
パス路とを備え、容器には、電解質が添加された水を前
記一方の排出路に流出させないように流路を選択する形
状の第1の容器と、バイパス路への通水を禁止するよう
に流路を選択する形状の第2の容器とがあり、電解質の
種類に応じて第1の容器と第2の容器とが選択されるの
である。
ることなく所定形状の容器をジャケットに装着するだけ
で電解槽への水の流路を切り換えることができる。しか
も、電解質に応じて容器を選択すれば、その電解質を用
いるときに形成すべき流路を選択することができるか
ら、電解質を選択することによって各種目的の電解水を
生成することが可能になる。つまり、1台の電解水生成
装置で多種類の目的に使用することができる。
て、電解槽への水の流路上に通水検出手段として流量セ
ンサを設けるとともに、電解槽の下部と第3の吐出管と
の間の流路上に排水弁を設け、切換制御手段は、流量セ
ンサの出力に基づいて止水を検出すると、排水弁を閉じ
た状態で第1の流路切換弁の上記他方の出力ポートを第
2の吐出管に連通させるように第2の流路切換弁を設定
するとともに、電解時とは逆極性の電圧を電極間に印加
し、その後、第1の流路切換弁の上記他方の出力ポート
を第1の吐出管に連通させるように第2の流路切換弁を
設定した状態で排水弁を開放させるものである。
極間に印加する逆電洗浄処理を施すことによって電極に
付着したスケールを除去するものであり、逆電洗浄処理
に際しては排水弁を閉じた状態で第1の流路切換弁の上
記他方の出力ポートを第2の吐出管に連通させるように
第2の流路切換弁を設定するから、サイホン現象が生じ
ないのであって、逆電洗浄処理の期間において電解槽か
ら水が流出するのを防止することができる。しかも、逆
電洗浄処理後には排水弁を開いて電解槽の残留水を排出
するから、電解槽に水が残留して雑菌が繁殖するのを防
止することができる。
て、止水の検出から所定時間の経過後に電極間に逆極性
の電圧を印加するものである。この構成によれば、止水
後に短時間の間に再び通水するような場合に、電極間に
すでに逆極性の電圧が印加されているという事態を回避
することができ、止水後の短時間内であれば電極間への
逆電圧の印加によるスケールの除去処理が終了するのを
待つことなく電解水を得ることができる。
図1、図2に示すように、電解槽10および浄水装置2
0を備え、水道水などの原水が浄水装置20に通水され
て浄化され、浄水装置20から流出する浄水が電解槽1
0において電解され、アルカリ性水と酸性水とを連続的
に生成するものである。ここでは原水を水道水としてお
り、カラン60に取り付けた水路切換装置61を通して
浄水装置20に水道水が導かれる。水路切換装置61は
2つのポート62,63を備え、切換レバー64の操作
により水道水をそのまま吐出させる状態と浄水装置20
に導く状態とを切り替えることができるようになってい
る。
出経路にはアルカリ性水の水質を電気的に測定する水質
測定装置30が配置されている。水質測定装置30とし
ては電気化学的原理によりpH、酸化還元電位、特定の
イオンのイオン濃度、残留塩素濃度を測定するものや電
気伝導率を測定するものを用いることができる。ここで
は、水質測定装置30としてpHセンサ31と、酸化還
元電位センサ32とを備えるものを用いる。
ミスタよりなる温度センサ21と、定流量弁22とが配
置される。温度センサ21は流入する原水の温度を検出
し、所定温度以上の湯が通水されたときには後述する制
御部を介して音響的に警報を発するようにしてある。ま
た、定流量弁22は過剰な水圧が浄水装置20以降の水
路に作用するのを防止するために設けてある。浄水装置
20は、活性炭(抗菌処理されている)からなる濾材と
中空糸膜からなる濾材とを収めたカートリッジを内部に
備え、カートリッジの交換によって濾材を交換すること
ができるように構成されている。
囲まれた第1の電極室12Aと、電解隔膜11の外側で
ある第2の電極室12Bとを備え、各電極室12A,1
2B内にはそれぞれ電極13A,13Bが配置される。
また、各電極室12A,12Bは下端部にそれぞれ流入
口14A,14Bを備え、また上端部にそれぞれ流出口
15A,15Bを備える。
には流量センサ23と電解質供給装置40とが配置され
る。電解質供給装置40の内部の流路については後述す
るが、電解質供給装置40の内部で2系統に分流され、
その一方は流入口14Aより第1の電極室12Aに導入
され、他方は流入口14Bより第2の電極室12Bに導
入される。また、流入口14Bへの流路は電磁弁である
排水弁24を通して吐出管53に接続されている。つま
り、吐出管53は基本的には使用に供されることのない
不要な水を廃棄する目的で設けられている(必要があれ
ば使用してもよい)。
路切換弁54を通して吐出管53および水質測定装置3
0に接続され、流出口15Bを吐出管53に接続すると
ともに流出口15Aを水質測定装置30に接続する状態
と、流出口15Bを水質測定装置30に接続するととも
に流出口15Aを吐出管53に接続する状態とを切り換
える。水質測定装置30は流路切換弁55を介して吐出
管51,52に接続され、水質測定装置30を通った電
解水はいずれかの吐出管51,52から選択的に吐出さ
れる。電解槽10と吐出管51〜53との間の流路を図
示すれば、図3のようになる。図1、図2では電解隔膜
11を電極13Aを囲むようにして図示してあるが、図
3では電解隔膜11を電極13A,13Bの間に設けた
形で簡略化して図示してある。
駆動源とし、ギアボックス(図示せず)に収納した適宜
の歯車群よりなる動力伝達機構を介して直流電動機56
により駆動されるスプール弁であって、両流路切換弁5
4,55は共通の直流電動機56により駆動される。つ
まり、各別に駆動源を設ける場合に比較して小型化する
ことができる。しかも、2つの流路切換弁54,55を
近接して配置し直流電動機56および歯車群とともにユ
ニット化することでハウジング1への収納配置が容易に
なり、またあらかじめユニットを組み立てておくことで
部品点数が低減することになる。部品点数が低減すれば
組立工数の削減につながり、また在庫スペースの低減に
もつながる。さらに、部品の小型化によって装置全体の
小型化が可能になる。
あり、流路切換弁55は3ポート2位置切換弁よりな
る。両流路切換弁54,55は、図5、図7に示すよう
に、連続一体の1つの器体81の中に2本のスプール8
2,83を収納して、各スプール82,83をそれぞれ
流路切換弁54,55の構成要素に用いたものであり、
器体81には枠体84が設けられ、枠体84には歯車群
が保持される。歯車群は、図4、図6に示すように、各
スプール82,83の軸に結合された大径歯車85a
(図4、図6にはスプール83の軸に結合した大径歯車
85b(図5、図7参照)は省略してあるが、大径歯車
85aと同歯数であり、大径歯車85aに噛合してい
る)と、大径歯車85aに噛合する中径歯車86と、中
径歯車86に噛合する小径歯車87とを備える。直流電
動機56の回転軸には出力歯車が結合され、その出力歯
車が小径歯車87に噛合する。したがって、直流電動機
56の回転軸が回転すれば、大径歯車85a,85bが
回転し、大径歯車85a,85bとスプール82,83
との間に介在させてあるカム機構(図示せず)によりス
プール82,83は軸方向に往復移動する。さらに、大
径歯車85aには磁石片88が固着され、枠体84の2
箇所にはリードスイッチ89a,89bが固定されてお
り、大径歯車85aが回転するときの磁石片88の位置
をリードスイッチ89a,89bにより検出することに
よって、スプール82,83の位置を検出するようにな
っている。
りに回転させるとする。このとき、大径歯車85bは右
回りに回転することになる。つまり、スプール82が図
5の右向きに移動し、スプール83が図5の左向きに移
動する。こうして磁石片88がリードスイッチ89aに
より検出されると直流電動機56が停止するように制御
され、停止位置においてスプール82,83は図5の位
置に位置し、図に実線矢印で示す流路が形成される。こ
の状態は電極室12Bからの電解水を水質測定装置30
に通した後に吐出管51を通して吐出させる状態であっ
て、電極室12Bではアルカリイオン水を生成する場合
に対応する。このとき、吐出管53を通して強酸性水が
吐出される。なお、図5、図7において、符号15
A′,15B′,51′,52′,53′は、それぞれ
流出口15A,15B、吐出管51〜53に接続される
接続管を示す。
ときには、図6、図7に示すように、大径歯車85aを
右回りに回転させてスプール82を図7の左端に位置さ
せ、スプール83を図7の右端に位置させる。このと
き、吐出管51と電解槽10との間は遮断され、電解槽
10の流出口15A,15Bにはそれぞれ吐出管52,
53が連通することになる。ここに、吐出管52,53
の吐出口はともに電解槽10よりも低い位置に設けられ
ているから、電解槽10への通水を停止しても吐出管5
2,53を通して電解槽10に空気が入ることがなく、
結果的にサイホン現象による残留水の減少を防止するこ
とができる。つまり、電極13A,13Bや電解隔膜1
1が空気に晒されて炭酸カルシウムが付着するのを防止
することができ、電極13A,13Bの間に逆極性の電
圧(電解槽10の大きさなどに依存するが、たとえば4
0V)を印加することでスケールを容易に除去すること
ができるのである。その後、流路切換弁54,55を図
1のように切り換えると同時に排水弁24を開くと、吐
出管51から空気が流入し、カルシウムイオンを含む残
留水を吐出管53を通して排水して電解槽10から残留
水を排出することができる。このようにして、残留水に
雑菌が繁殖して腐敗するのを防止することができる。
場合の動作であるが、酸性イオン水を利用する場合に
は、両電極13A,13Bに印加する電圧を逆極性にす
る。つまり、電極13Aを負極とし、電極13Bを正極
とするのである。このとき、流路切換弁54,55は図
4、図5の状態に設定する。つまり、電極室12Bで弱
酸性の電解水を生成し、これを吐出管51を通して吐出
させる。また、電極室12Aで生成された電解水は吐出
管53を通して吐出させる。この場合も電解槽10への
通水を停止したときに、流路切換弁54,55を図6,
図7の位置に設定することによって電解槽10の残留水
が抜けるのを防止することができ、この状態で両電極1
3A,13Bに電解水の生成時とは逆極性の電圧を印加
してスケールを除去することができる。もちろん、スケ
ールの除去後には排水弁24を開放して残留水を排出す
る。
4,55までの流路上の部材はハウジング1に収納さ
れ、ハウジング1からは3本の吐出管51〜53が引き
出される。ここに、吐出管51にはフレキシブルパイプ
を用いる。また、カラン60からの原水を取り込むため
のホースもハウジング1から引き出される。電解質供給
装置40は、図8に示すように、電解質43を入れた非
金属材料よりなる筒状の容器42a,42bをジャケッ
ト41内に装着する構成を有している。本実施形態では
アルカリイオン整水器と強酸化水生成装置との両方の機
能を有するから、どちらの機能として用いるかに応じて
電解質43の種類が選択される。つまり、飲用であるア
ルカリイオン水や洗顔用などの酸性イオン水、あるいは
強酸性水を生成するときには電解質43として乳酸カル
シウムなどを用い、強酸化水を生成する際には電解質4
3として塩化ナトリウムなどを用いる。そこで、電解質
43の種類に応じて形状の異なる容器42a,42bを
ジャケット41に収納し、容器42a,42bに応じて
ジャケット41の中での流路が変更されるようにしてあ
る。
の流入する1本の導入路管41aと2本の排出路管41
b,41cとを備え、導入路管41aと一方の排出路管
41bとの間はバイパス路管41dを通して連通してい
る。一方、アルカリイオン水を生成する際に用いる容器
42aは、図9(a)のように両排出管路41b,41
cにそれぞれ連通する開口44a,44bが形成されて
いる。また、強酸化水を生成する際に用いる容器42b
は、図9(b)のように両排出路管41b,41cにそ
れぞれ連通する開口44a,44bに加えて底壁の中央
部から延長された導入筒44cを備える。導入筒44c
は導入路管41aに挿入したときに先端部がバイパス路
管41dを閉塞する長さを有する。
ン水、強酸性水などを生成する際には、図8(a)のよ
うに容器42aをジャケット41に装着する。この状態
では、流量センサ23を通り導入路41aからジャケッ
ト41に導入された浄水はバイパス路管41dを通して
排出路管41bに送られるとともに、バイパス路管41
dを通して容器42aに送られたのち排出路管41cか
ら排出される。すなわち、排出路管41bに連通する電
解槽10の流入口14Bに導かれるとともに、電解質4
3を通り排出路41cを通って電解槽10の流入口14
Aに導かれる。つまり、この状態においては、電解槽1
0の流入口14Aには電解質43を通した水が導入さ
れ、流入口14Bには電解質43を通らない水が導入さ
れることになる。
(b)のように容器42bをジャケット41に装着す
る。このとき、導入筒44cによってバイパス路管41
dが閉塞されるから、導入路管41aからジャケット4
1に流入する水はバイパス路管41dへの流入が禁止さ
れて導入筒44cを通して容器42bに直接導入され、
その後、排出路管41bおよび排出路管41cに分流さ
れることになる。つまり、排出路管41bに接続された
電解槽10の流入口14Bと、排出路管41cに接続さ
れた電解槽10の流入口14Aとにはそれぞれ容器42
b内の電解質43に接触した水が導入される。
は高周波発振型の近接スイッチ45が取り付けられてお
り、容器42bには帯状に形成した検出用金属片46が
取り付けられている。しかして、容器42bをジャケッ
ト41に装着すれば、近接スイッチ45において容器4
2bの装着が検出されるから、検出用金属片46を識別
手段として容器42a,42bの種別を識別させること
ができる。したがって、近接スイッチ45の出力を後述
する制御部に与えることにより、アルカリイオン水、酸
性イオン水、強酸性水などを生成する状態か、強酸化水
を生成する状態かを制御部に指示することができる。
としては、近接スイッチ45に代えて磁気センサ(リー
ドスイッチやホール素子)を設け、検出用金属片46に
代えて永久磁石を設けてもよい。また、マイクロスイッ
チのような機械的スイッチを用いて容器42a、42b
の種別を判別するようにしてもよい。ところで、電解槽
10に設けた各電極13A,13Bに印加する電圧の極
性や大きさは、図10に示す制御部により制御される。
この制御部は、1チップマイクロコンピュータ(以下、
マイコンという)71を用いて構成される。マイコン7
1には操作表示部72が接続され、操作表示部72は電
源スイッチのほか、アルカリ性水、酸性水の生成の選択
やpHの調整などの各種操作を行なうためのスイッチ群
72aと、液晶表示器および発光ダイオードよりなる表
示部72bとを備える。マイコン71は、スイッチ群7
2aの指示と上述した水質測定装置30と流量センサ2
3と近接スイッチ45との出力に基づいて、電極13
A,13Bへの印加電圧の大きさや極性、流路切換弁5
4,55の切換、排水弁24の開閉などを制御する。す
なわち、マイコン71に設けた比較部71aにおいて、
水質測定装置30により測定したpHをあらかじめ設定
した設定値と比較し、PWM制御を行なうスイッチング
電源73をフィードバック制御することにより、pHが
目標値に一致するように電極13A,13Bに印加する
電圧を調節する。また、電極13A,13Bへの印加電
圧の極性はリレー接点r1 ,r2 により切り換えられ
る。
をフィードバック制御することによりpHを目標値に保
つように制御する手順について概説する。本実施形態に
おいては、電極13A,13Bに印加する電圧Vmがp
Hの目標値pHMに対応して設定してあり、目標値pH
Mを設定して通電すると図11のように、電極13A,
13Bの印加電圧はまずVmに設定される。その後、p
Hがほぼ安定するまで(2秒間の変動値が±0.1pH
になるまで)電極13A,13Bの印加電圧はVmに保
たれる。こうしてpHが安定状態になると、この時点で
のpH(=pHA)と目標値pHMとの偏差ΔpHを求
め(実際にはpHセンサ31の出力電圧の差を用い
る)、図11に示すような特性曲線に基づいて、電圧V
mに対応するpH値から偏差ΔpHだけpH値をずらし
たときの印加電圧Vn(=Vm−ΔV)を求め、この電
圧Vnを電極13A,13B間に印加する。このような
制御を偏差ΔpHが±0.2pH以内になるまで繰り返
し、以後はその電圧を維持する。
内になった後でも流量の変動などの外乱によってpHが
変動するから、偏差ΔpHが目標値pHMに対して±
0.2pHの範囲を逸脱したときには、上記処理を行な
い、偏差ΔpHに応じた印加電圧を求めて偏差ΔpHが
±0.2pH以内に納まるまで制御を繰り返す。このよ
うな手順でフィードバック制御を行なえば、図11に示
すpH値の変化からも推察されるようにオーバーシュー
トが少なくなり、pHが短時間で目標値pHMに収束す
る。とくに、偏差ΔpHを上述のようにpH値が安定し
た時点で求めているから、外乱が入らなければ偏差Δp
Hに基づく印加電圧の補正は1回程度で済んでしまうこ
とになり、この点からも目標値pHMに短時間で収束さ
せることができるのである。
りアルカリイオン水、酸性イオン水、強酸性水ないし強
酸化水を得る場合とでは、それぞれの電解時における副
反応(たとえば塩素イオンの酸化反応など)が異なり反
応時間に差があるから、目標値pHM(ここでは、アル
カリイオン水、酸性イオン水、強酸化水をそれぞれ生成
する各状態)ごとに最適な特性曲線を用意しておき、各
状態に応じて対応する特性曲線を用いてフィードバック
制御する。ちなみに、図12に示す曲線イがアルカリイ
オン水用、ロが酸性イオン水用、ハが強酸化水用であ
る。
り、目標値pHMの変化に対するpHの立ち上がり特性
を適正に制御することになり、目標値pHMがどのよう
な値であっても、吐出する電解水のpH値を目標値pH
Mに迅速に収束させることができる。なお、上記した特
性曲線イ、ロ、ハは、次式で近似的に表すことができ
る。 VpHv=A+B loge V ただし、VpHはpHセンサ31の出力電圧、Vは電極
13A,13Bに印加する電圧、A,Bは各状態毎に設
定される定数である。
状態が10秒以上継続するときには、その電圧値とpH
値とをマイコン71に付設したメモリ74に格納する。
メモリ74に格納した値は、止水後に再び通水されたと
きに参照され、メモリ74に格納されている電圧値が電
極13A,13Bにただちに印加される。この制御によ
り通水を再開した後の目標値pHMへの収束時間がより
短縮される。メモリ74の内容は上述した条件が満たさ
れるたびに書き換えられる。また、メモリ74の内容を
書き換える代わりに、目標値pHMごとに設定してある
電圧値を書き換えるようにしてもよい。
3A,13Bに逆極性の電圧を印加する処理)が終了し
た後には電解槽10内の水は排水されているから、この
状態から通水を開始しても電解槽10に水が満たされて
さらにpHセンサ31に至るまでには時間遅れがある。
また、目標値pHMを通水途中で変更したときにも電解
槽10内の水がある程度入れ替わるまでに時間がかか
る。したがって、通水の開始時点や目標値pHMの変更
時点の直後ではpHセンサ31の出力に変化が生じな
い。このような時間帯は不感帯(図11にKで示す領
域)と呼ばれる。しかして、不感帯Kにおいて上記制御
を行なうと、電極13A,13Bに印加した電圧に対応
する電解水がpHセンサ31に達していないにもかかわ
らず、pHセンサ31の出力値が安定する可能性があ
り、このような状態で偏差ΔpHが求められると、不適
切な電圧値に設定される可能性がある。このような不都
合を回避するために、フィードバック制御に際しては以
下の不感帯処理を行なう。
合は、図13に示すように、通水を開始した時点から目
標値pHMに対応した電圧Vmを電極13A,13Bに
印加するととともにpHセンサ31の出力を表示する。
ただし、通水の開始から所定時間T1(たとえば15
秒)が経過するまでは、フィードバック制御は行なわず
に電圧Vmを維持する。時間T1が経過した後にpHが
目標値pHMの方向に0.2変化すれば不感帯を脱出し
たと判断し、以後は上述したフィードバック制御を開始
する。
場合は、変更された新たな目標値pHMに対応する電圧
Vmnを電極13A,13Bに印加するとともにpHセ
ンサ31の出力を表示する。ただし、目標値pHMの変
更から所定時間T2(たとえば3秒)が経過するまで
は、フィードバック制御は行なわずに電圧Vmnを維持
する。時間T2が経過した後にpHが目標値pHMの方
向に0.2変化すれば不感帯を脱出したと判断し、以後
は上述したフィードバック制御を開始する。要するに、
止水状態から通水状態に移行した場合と、通水途中で目
標値pHMを変更した場合とは、不感帯として設定する
時間が異なるのみであり、不感対処理の他の手順は同様
になる。
を、上述のようにpHが目標値pHMの方向に0.2だ
け変化したか否かで判断するだけでは、何らかの原因で
pHが0.2以上に変化しない場合にはフィードバック
制御が開始されないことになる。そこで、不感帯を強制
的に脱出させるための判断部を付加しておくことが望ま
しい。この種の判断部は、上述した時間T1,T2より
長時間の時限動作を行なうタイマを用いても実現するこ
とが可能であるが、本実施形態では電解槽10への流路
に通水された流量(たとえば、0.2リットル)により
判断している。つまり、流量センサ23により計測され
た流量が所定値に達すると不感帯を強制的に脱出させて
フィードバック制御を開始させるのである。この場合、
フィードバック制御が開始された後にはpHが安定する
か否かの判断を待たずに、フィードバック制御の開始時
点でのpHセンサ31での測定値を用いて偏差ΔpHを
求めればよい。次に、各種の電解水を生成する動作を説
明する。アルカリイオン水を生成する際には、容器42
aに電解質43としてカルシウム剤(一般には乳酸カル
シウム)を入れ、ジャケット41に装着する。ここで、
スイッチ72aによりアルカリ性水の生成を指示する
と、流量センサ23で所定流量の通過が検知された時点
から電解槽10の電極13Aを正極、電極13Bを負極
とするように電圧が印加される。このとき、図1、図
4、図5のように、流路切換弁54は電極室12Aを吐
出管53に連通させ、流路切換弁55は電極室12Bか
ら流路切換弁54を通り水質測定装置30を通過した電
解水(アルカリイオン水)を吐出管51に導く。吐出管
51はハウジング1の上部から引き出されており、コッ
プに入れるなどして飲食用に使用されることになる。ま
た、電解質43であるカルシウム剤に乳酸カルシウムを
用いる場合に乳酸イオンが生じるが、酸性水とともに廃
棄されるから乳酸イオンを含む水を誤って飲むことを防
止できることになる。
と、pHが5.0〜6.0である酸性イオン水を取り出
すことを指示したことになり、電極13A、13Bの印
加電圧が上記とは逆極性になる。このとき流路に変化は
なく、酸性イオン水が吐出管51から取り出され、強ア
ルカリ性水が吐出管53から吐出されることになる。こ
のような酸性イオン水は一般には洗顔などに用いるので
あるが、飲んだとしてもとくに支障はないから、洗顔な
どの目的で大量に使用するために吐出管51から吐出さ
せるほうが使い勝手がよいことになる。
3.0〜4.0程度の強酸性水を得ようとするときに
は、電解質43としてアルカリイオン水と同様のものを
用いるが電極12A,12Bの印加電圧が異なる。この
ように強酸性水の生成を選択すると、電極13Aを正
極、電極13Bを負極として電解が行なわれる。これは
アルカリイオン水の生成時と同様であるが、強酸性水を
得るためにアルカリ性水も塩基性が強くなるから、この
アルカリ性水は飲用に適さなくなる。そこで、強酸性水
が得られる条件では制御部は図2、図6、図7のように
流路切換弁54を切り換えることにより電極室12Bで
生成された強アルカリ性水を吐出管53から吐出させ、
また流路切換弁55も切り換えることにより強酸性水を
吐出管52を通して排出させる。ここに、強酸性水は汲
み置いて使用することが多いからハウジング1の下方に
引き出された吐出管52から吐出することにより使いや
すくなっている。また、この位置の吐出管52から吐出
させることにより誤飲を防止することにもつながる。こ
こで、吐出管52にはホースなどを用いることにより、
飲用ではないことを一層効果的に示すことができる。
A,13Bに上述の極性で電圧を印加しているのは、電
極室12Aのほうが流量が少ないとともに容積が小さい
ことによってイオンの濃度を高めることができるからで
あって、電極室12Bで酸性水を生成する場合に比較す
るとpHを小さく(つまり酸性度を高める)するのが容
易になる。
解質供給装置40に容器42bが装着されるから、近接
スイッチ45の出力に基づいて制御部は強酸化水の生成
が可能となるように流路切換弁54,55が自動的に切
り換えられる。つまり、流路切換弁54は電極室12A
を水質測定装置30を通して流路切換弁55に連通さ
せ、電極室12Bを吐出管53に連通させる。また、流
路切換弁55は流入する水を吐出管52に導くように設
定される。ここで、強酸化水を生成するスイッチ群72
aの指示は、容器42bが装着されたときにのみ受け付
けられるようにしてある。しかして、容器42bが装着
された状態でスイッチ群72aの操作により強酸化水の
生成が指示されると、強酸性水を生成する場合と同様
に、電極13Aを正極、電極13Bを負極として電解を
行なう。つまり、電解質43の種類は異なるが、強酸性
水を生成する場合と同様に動作する。このようにして強
酸化水を吐出管52から吐出させ、強塩基水を吐出管5
3から吐出させるのであり、いずれもハウジング1の下
部から吐出されるから、誤飲を防止することができる。
装置40に装着されなければ、強酸化水の生成を指示す
ることができないから、アルカリイオン水などを生成す
る際に用いる容器42aに強酸化水を生成する電解質
(塩化ナトリウム、塩化カリウムなど)を入れたとして
も強酸化水の生成を指示することができず、いわば安全
側に動作することになる。しかも、上述のように強酸化
水はハウジング1の下部から引き出されている吐出管5
2より吐出されるのであり、強酸化水を生成している状
態でも誤飲を防止することができる。
塩素酸の濃度を20〜30ppmに設定するのが望まし
いのであるが、次亜塩素酸は塩素ガスを発生し大量の塩
素ガスは健康上好ましくないから、塩素ガスの発生量は
健康に影響しないように制限しなければならない。そこ
で、強酸化水を生成するために用いる容器42bの容量
を制限することにより、1回当たりの強酸化水の生成量
に上限を設けている。具体的には容器42aは10g程
度の容量に制限してあり、一度に大量の塩素ガスが発生
するのを防止してある。ここに、容器42aには目盛り
を設けて、電解質43の投入量を制限するようにしても
よい。
抑制するようにしてある。つまり、強酸化水の生成時に
は、流量センサ23により検出される流量に基づいて強
酸化水の生成量の上限が1リットル程度になるように制
限してある。つまり、流量センサ23を通過する浄水の
量が3.5〜4リットル(強塩基水との生成量の比は
1:3〜1:4程度である)に達すると、制御部に設け
たブザー75を鳴動させることにより報知し、その後、
通水が継続していても所定時間後には電極13A,13
Bへの電圧の印加を停止させる。
に、水質測定装置30において強酸化水のpHを検出す
ることにより目標値(たとえば、pH=2.7)から逸
脱しないようにして次亜塩素酸の濃度を20〜30pp
mに保つように電極13A,13Bの印加電圧をフィー
ドバック制御している。以上のような対策を施すことに
より、2.5m3 程度の狭い場所で使用した場合でも周
囲空気中の塩素ガスの濃度は1ppm程度に抑えること
ができた。つまり、労働安全衛生法による塩素ガス濃度
の許容値である1ppmを2.5m3 程度の狭い空間で
も達成できることになる。
切換装置61により流路を切り換えたりすれば電解水生
成装置への原水の供給は停止するから、制御部は流量セ
ンサ23の出力に基づいて止水を検知する。止水が検知
されると、電極13A,13Bには電解中とは逆極性の
電圧を短時間だけ印加し、電極13A,13Bに付着し
たスケールを除去する処理(逆電洗浄処理)を行なう。
逆電洗浄処理では、電極13A,13Bに逆極性の電圧
を印加する状態を所定時間継続させるのであるが、その
終了直前に排水弁24を開放することによりスケールを
含む排水を吐出管53を通して排水し、このことによっ
て次回の電解水生成時にはスケールを含む排水が混入し
ないようにしてある。
A,13Bへの電圧印加時には電解槽10に水を滞留さ
せておくことが必要である。とくに、電解時の正極側で
はpHが2程度の強酸性の酸化水が残留するから、炭酸
カルシウムや炭酸マグネシウムなどを含むスケールを溶
解させて容易に除去することが可能になる。このように
止水時において電解槽10に滞留させるためにはサイホ
ン現象による吐出管51〜53からの排水を防止するこ
とが必要になる。そこで、上述のように、電解槽10へ
の通水の停止と同時に図2のように流路切換弁55が吐
出管52を選択するようにし、サイホン現象による排水
を防止できるようにしている。このようにして逆電洗浄
処理に際して電解槽10に水を滞留させておくことがで
き、十分な洗浄効果が得られるのである。
気を取り込んで排水できるように図1の状態になるよう
に流路切換弁54,55の流路が選択される。このよう
にして吐出管51から大気が導入され、電解槽10から
迅速に排水することができるようになる。また、止水後
に短時間で再び通水するような使用がなされることは日
常的に行なわれることであって、このような場合に止水
のたびに逆電洗浄処理を行なうとすれば、逆電洗浄処理
の終了まで次回の通水を待たなければならないことにな
って使い勝手が悪くなる。そこで、逆電洗浄処理は止水
直後に開始するのではなく、止水から一定時間(たとえ
ば、30秒)を待ってから開始するようにしてある。こ
のことにより、上記一定時間内に通水が再開されたとき
には逆電洗浄処理を行なうことなくただちに通水が可能
になるのである。
成した一対の電極室にそれぞれ水を流入させ各電極室に
設けた電極間に電圧を印加して水を電解することによ
り、一方の電極室においてアルカリ性水を生成するとと
もに他方の電極室において酸性水を生成し、アルカリ性
水と酸性水との電解水を各電極室にそれぞれ設けた流出
口から各別に流出させる電解水生成装置において、吐出
口を電解槽よりも高い位置に備える第1の吐出管と、吐
出口を電解槽よりも低い位置に備える第2および第3の
吐出管と、4ポート2位置切換弁よりなり各電極室の流
出口にそれぞれ入力ポートが結合されるとともに一方の
出力ポートが第3の吐出管に接続された第1の流路切換
弁と、3ポート2位置切換弁よりなり第1の流路切換弁
の他方の出力ポートを第1の吐出管と第2の吐出管との
一方に選択的に連通させる第2の流路切換弁と、電解槽
への通水の有無を検出する通水検出手段と、通水検出手
段により電解槽への通水の停止が検出されると第1の流
路切換弁の上記他方の出力ポートを第2の吐出管に連通
させるように第2の流路切換弁を設定する切換制御手段
とを備えるものであり、電解槽への通水の停止に伴って
電解槽に対して第2の吐出管と第3の吐出管とを接続す
るのであって、両吐出管の吐出口は電解槽よりも下方に
設けられているから、電解槽の中の残留水がサイホン現
象によって抜けることがなく、電極や電解隔膜への炭酸
カルシウムの付着を防止することができるという利点が
ある。
弁と第2の流路切換弁とが共通の器体内に2個のスプー
ルを設けたスプール弁よりなり、両スプール弁が共通の
電動機を駆動源とし連動するように駆動されるもので
は、2個の流路切換弁を1つの器体に収納し、かつ1つ
の電動機により駆動するから、駆動源が少なく制御が容
易になるとともに小型化が可能になるという利点があ
る。
の電極室に通水される水に電解質を添加する電解質供給
装置を設け、電解質供給装置は、電解質を収納する容器
と、前記容器が着脱自在に装着されるジャケットとを備
え、ジャケットは、水が導入される導入路と、各電極室
にそれぞれ連通する一対の排出路と、導入路と一方の排
出路とを連通させるバイパス路とを備え、容器には、電
解質が添加された水を前記一方の排出路に流出させない
ように流路を選択する形状の第1の容器と、バイパス路
への通水を禁止するように流路を選択する形状の第2の
容器とがあり、電解質の種類に応じて第1の容器と第2
の容器とが選択されるものでは、何ら電気的手段を用い
ることなく所定形状の容器をジャケットに装着するだけ
で電解槽への水の流路を切り換えることができるという
利点があり、しかも、電解質に応じて容器を選択すれ
ば、その電解質を用いるときに形成すべき流路を選択す
ることができるから、電解質を選択することによって各
種目的の電解水を生成することが可能になるという利点
がある。その結果、1台の電解水生成装置で多種類の目
的に使用することができるのである。
流路上に通水検出手段として流量センサを設けるととも
に、電解槽の下部と第3の吐出管との間の流路上に排水
弁を設け、切換制御手段は、流量センサの出力に基づい
て止水を検出すると、排水弁を閉じた状態で第1の流路
切換弁の上記他方の出力ポートを第2の吐出管に連通さ
せるように第2の流路切換弁を設定するとともに、電解
時とは逆極性の電圧を電極間に印加し、その後、第1の
流路切換弁の上記他方の出力ポートを第1の吐出管に連
通させるように第2の流路切換弁を設定した状態で排水
弁を開放させるものでは、電解時とは逆極性の電圧を電
極間に印加する逆電洗浄処理を施すことによって電極に
付着したスケールを除去するものであり、逆電洗浄処理
に際しては排水弁を閉じた状態で第1の流路切換弁の上
記他方の出力ポートを第2の吐出管に連通させるように
第2の流路切換弁を設定するから、サイホン現象が生じ
ないのであって、逆電洗浄処理の期間において電解槽か
ら水が流出するのを防止することができるという利点が
ある。しかも、逆電洗浄処理後には排水弁を開いて電解
槽の残留水を排出するから、電解槽に水が残留して雑菌
が繁殖するのを防止することができるという利点があ
る。
所定時間の経過後に電極間に逆極性の電圧を印加するも
のでは、止水後に短時間の間に再び通水するような場合
に、電極間にすでに逆極性の電圧が印加されているとい
う事態を回避することができ、止水後の短時間内であれ
ば電極間への逆電圧の印加によるスケールの除去処理が
終了するのを待つことなく電解水を得ることができると
いう利点がある。
る。
である。
である。
断面図である。
容器を示す断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 電解隔膜を介して形成した一対の電極室
にそれぞれ水を流入させ各電極室に設けた電極間に電圧
を印加して水を電解することにより、一方の電極室にお
いてアルカリ性水を生成するとともに他方の電極室にお
いて酸性水を生成し、アルカリ性水と酸性水との電解水
を各電極室にそれぞれ設けた流出口から各別に流出させ
る電解水生成装置において、吐出口を電解槽よりも高い
位置に備える第1の吐出管と、吐出口を電解槽よりも低
い位置に備える第2および第3の吐出管と、4ポート2
位置切換弁よりなり各電極室の流出口にそれぞれ入力ポ
ートが結合されるとともに一方の出力ポートが第3の吐
出管に接続された第1の流路切換弁と、3ポート2位置
切換弁よりなり第1の流路切換弁の他方の出力ポートを
第1の吐出管と第2の吐出管との一方に選択的に連通さ
せる第2の流路切換弁と、電解槽への通水の有無を検出
する通水検出手段と、通水検出手段により電解槽への通
水の停止が検出されると第1の流路切換弁の上記他方の
出力ポートを第2の吐出管に連通させるように第2の流
路切換弁を設定する切換制御手段とを備えることを特徴
とする電解水生成装置。 - 【請求項2】 第1の流路切換弁と第2の流路切換弁と
は共通の器体内に2個のスプールを設けたスプール弁よ
りなり、両スプール弁は共通の電動機を駆動源とし連動
するように駆動されることを特徴とする請求項1記載の
電解水生成装置。 - 【請求項3】 少なくとも一方の電極室に通水される水
に電解質を添加する電解質供給装置を設け、電解質供給
装置は、電解質を収納する容器と、前記容器が着脱自在
に装着されるジャケットとを備え、ジャケットは、水が
導入される導入路と、各電極室にそれぞれ連通する一対
の排出路と、導入路と一方の排出路とを連通させるバイ
パス路とを備え、容器には、電解質が添加された水を前
記一方の排出路に流出させないように流路を選択する形
状の第1の容器と、バイパス路への通水を禁止するよう
に流路を選択する形状の第2の容器とがあり、電解質の
種類に応じて第1の容器と第2の容器とが選択されるこ
とを特徴とする請求項1または請求項2記載の電解水生
成装置。 - 【請求項4】 電解槽への水の流路上に通水検出手段と
して流量センサを設けるとともに、電解槽の下部と第3
の吐出管との間の流路上に排水弁を設け、切換制御手段
は、流量センサの出力に基づいて止水を検出すると、排
水弁を閉じた状態で第1の流路切換弁の上記他方の出力
ポートを第2の吐出管に連通させるように第2の流路切
換弁を設定するとともに、電解時とは逆極性の電圧を電
極間に印加し、その後、第1の流路切換弁の上記他方の
出力ポートを第1の吐出管に連通させるように第2の流
路切換弁を設定した状態で排水弁を開放させることを特
徴とする請求項1記載の電解水生成装置。 - 【請求項5】 止水の検出から所定時間の経過後に電極
間に逆極性の電圧を印加することを特徴とする請求項4
記載の電解水生成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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