JPH09233658A - 交流電路におけるブスバーの接続方法 - Google Patents

交流電路におけるブスバーの接続方法

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JPH09233658A
JPH09233658A JP3982496A JP3982496A JPH09233658A JP H09233658 A JPH09233658 A JP H09233658A JP 3982496 A JP3982496 A JP 3982496A JP 3982496 A JP3982496 A JP 3982496A JP H09233658 A JPH09233658 A JP H09233658A
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JP
Japan
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bolts
bus bars
backplates
bus bar
sides
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Pending
Application number
JP3982496A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiro Kawamura
光弘 川村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
  • Installation Of Bus-Bars (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄い導体を用いたブスバーの接続部を簡単な
構造で信頼性の高いものにする。 【解決手段】 導体の重ね合わせ部を適当な厚さを有し
少なくともその一方が非磁性の金属板からなるあて板に
よって両側から挟みつけ、締結手段で締め付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、交流電路におけ
るブスバーの接続方法に関するもので、特に薄くかつ幅
の広い導体を用いたブスバーの接続方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来のブスバー接続部を示す断
面図で、1、2はブスバー、3はボルト、4はナット、
5は平座金、6はばね座金である。ブスバー1および2
は端部を重ね合わせ、平座金5およびばね座金6を介し
てボルト3とナット4で締め付けている。ボルト締めの
圧力伝達範囲はボルト3の頭部およびナット4の外径寸
法を短径とする円錐台内部に広がる。圧力の伝達範囲を
ハッチングで示す。一般に円錐台側面の傾斜角を45°
として2つのブスバーの接触面積を算出し電気的接続の
適否を評価する。図中の符号Dはこのようにして求めた
接触面の直径を示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】交流電路では表皮効果
のために電流が導体表面近傍に集中する。電流密度が表
面における電流密度の36.8%になる深さを表皮深さ
といい、銅の場合、60Hzで約9mm、1000Hz
で約2mmである。このため、例えば高周波インバータ
などのブスバーでは薄くかつ幅の広い導体を用いる。薄
い導体を用いたブスバーの接続部ではボルト1本あたり
の接触面積が小さくなるため、接続部1ヶ所あたりのボ
ルトの本数を多くすることが必要である。これにともな
って導体の重ね合わせ長さを大きくしなければならな
い。ブスバーの締め付けには一般に鋼鉄製のボルトを用
いる。鋼鉄は銅に比べると強度が大きいため、ボルトの
強度に応じた締め付けを行うとブスバーの側が機械的な
降伏を起こして変形し、接続面の安定性を損なう。この
ため、締付力の規制が必要になるという問題もある。こ
の発明は上記のような問題点を解消するためになされた
もので、少ないボルトの本数で十分な接触面積を確保で
きるブスバーの接続方法を提案する。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の交流電路にお
けるブスバーの接続方法を用いたブスバーの接続部で
は、導体の重ね合わせ部を所定の厚さを有し少なくとも
その一方が非磁性の金属板からなるあて板によって両側
から挟みつけて締結手段で締め付けている。
【0005】
【発明の実施の形態】
実施形態1.以下、この発明の交流電路におけるブスバ
ーの接続方法を用いた実施形態を図を用いて説明する。
なお、図中の符号は、図2で説明した従来のものと同一
もしくは相当する部分に同一の符号を付して、重複する
機能や作用についての説明は省略する。
【0006】図1は、この発明によるブスバーの接続部
を示す斜視図である。7と8はブスバー1および2の重
ね合わせ部を両側から挟みつけつけるように配置した金
属のあて板で、少なくとも一方は非磁性の金属、例えば
オーステナイト系のステンレス鋼板を用いている。ブス
バー1および2はあて板7および8とともにボルト3と
ナット4とで締め付けてあるため、接触面積は十分に確
保できる。あて板7および8の厚さは、ブスバー1およ
び2の電流容量に応じて決まる接触面積に応じて適当な
厚さにすればよい。なお、ボルトの大きさと本数は接触
面の面積と押付圧力とから最適な組合せを選べばよい。
あて板7あるいは8の少なくとも一方は非磁性の金属か
らなっているため、ブスバー1および2を周回する磁路
の磁気抵抗は十分に大きく、あて板7または8内部を通
る磁束によって生じるうず電流を原因とするジュール熱
が生じることはなく、接続部の信頼性が高くなる。さら
に、接触面の所要押付圧力に応じたボルトの大きさと本
数を選ぶことができ、接触面全体にわたって均一な押付
圧力を得ることが可能になるため、ボルト強度に応じた
最適の締め付けを行っても導体表面の局部に高い押付け
圧力を生じることがなく、経年変化による接続部の性能
劣化がない。
【0007】もちろん、あて板7、8ともに非磁性の金
属を用いてもよいことはいうまでもない。なお、接続部
の締結手段としてボルトとナットを用いるものとして説
明したが、他の適当な締結手段を用いて締め付けてもよ
い。
【0008】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、導体
の重ね合わせ部を適当な厚さを有し少なくともその一方
が非磁性の金属板からなるあて板によって両側から挟み
つけ、締結手段で締め付けているので、少ない導体の重
ね合わせ面で確実な電気的接続が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明によるブスバー接続部を示す斜視図
である。
【図2】 従来のブスバー接続部を示す断面図である。
【符号の説明】
1、2 ブスバー 5、7 あて板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導体の重ね合わせ部を所定の厚さを有し
    少なくともその一方が非磁性の金属板からなるあて板に
    よって両側から挟みつけ、締結手段で締め付ける交流電
    路におけるブスバーの接続方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010010698A (ja) * 2009-08-25 2010-01-14 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置
JP2014123508A (ja) * 2012-12-21 2014-07-03 Toshiba Schneider Inverter Corp 回路基板と接続端子の接続構造
KR101896426B1 (ko) * 2018-03-30 2018-09-07 (주)케이아이씨 건축물 배전반용 부스바 결속장치

Cited By (3)

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JP2014123508A (ja) * 2012-12-21 2014-07-03 Toshiba Schneider Inverter Corp 回路基板と接続端子の接続構造
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