JPH08196070A - リニアモータ - Google Patents

リニアモータ

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JPH08196070A
JPH08196070A JP456295A JP456295A JPH08196070A JP H08196070 A JPH08196070 A JP H08196070A JP 456295 A JP456295 A JP 456295A JP 456295 A JP456295 A JP 456295A JP H08196070 A JPH08196070 A JP H08196070A
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JP
Japan
Prior art keywords
comb
pectinate
iron plates
shaped iron
linear motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP456295A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Suganuma
学 菅沼
Keiichi Korogi
恵一 興梠
Hideyuki Imai
秀行 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Nippon Otis Elevator Co
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Nippon Otis Elevator Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd, Nippon Otis Elevator Co filed Critical Meidensha Corp
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Publication of JPH08196070A publication Critical patent/JPH08196070A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 結束した櫛形鉄板が開かないような一次側を
有するリニアモータを提供する。 【構成】 積層した櫛形鉄板3と端板4とを一対の取付
金具6で挟み、両ねじボルト5を櫛形鉄板3等の短辺の
方向における略中央部に貫通させかつ他の部材との間を
絶縁させて結束し、櫛形鉄板3等の上端両側にリーマボ
ルト12を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリニアモータに関し、一
次側の結束構造を改良したものである。
【0002】
【従来の技術】フラット形リニアモータは、図6に示す
ように一次側21が二次側22に沿って走行するように
なっており、一次側21が例えば車両23に取り付けら
れる。一次側の斜視図を、図7に示す。
【0003】一次側は、以下のようにして作られる。図
8に示すようにU字溝1とコイル挿入溝2とを有する櫛
形鉄板(ケイ素鋼板)3を複数枚積層し、櫛形鉄板3と
同一形状であって櫛形鉄板3の厚さt1=0.5mmよ
りも厚いt2の厚さの一対の端板4でこれらを挾持した
状態で図示しない積層治具により揃えて加圧する。次
に、図10に示すようにU字溝1の中に両ねじボルト5
を挿入し、両ねじボルト5を櫛形鉄板3及び端板4に溶
接する。次に、図7に示すように、L字形断面形状を有
する一対の取付金具6の孔に両ねじボルト5を挿通させ
てナット7を締め付けることにより、取付金具6を取り
付ける。最後に、コイル挿入溝2の内部にコイル8を挿
入する。
【0004】ここで、両ねじボルト5を一次側の上部に
配置するのは以下の理由による。両ねじボルト5が一次
側の短辺の方向における中央部であって磁束密度の大き
い位置に置かれると、磁束による電流が発生して両ねじ
ボルト5が発熱し、ボルト5が熱膨張するためにナット
7の緩みが発生してリニアモータの特性が低下するから
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、両ねじボル
ト5に櫛形鉄板3及び端板4を溶接した後に溶接治具を
取り外すと、図7における一次側の下部は加圧されてい
ないために図11に示すように開いてしまう。そして、
締付圧力が十分でないために、リニアモータの運転の際
に騒音や振動が発生する。図11の状態で取付金具6を
取り付けると、二点鎖線で示すように一対の取付金具6
が閉じてしまって、一次側を車両等に取り付ける際の精
度が出ない。
【0006】このため、図12に示すように一対の取付
金具6の間に支持パイプ19を複数介在させて夫々両ね
じボルト9と一対のナット10とで一対の取付金具6を
連結している。そして、積層された櫛形鉄板3等の厚さ
が長さ方向でバラツキを生じるため、現物合わせにより
平座金状のライナ11を介在させている。
【0007】このほか、溶接による内部応力を除去する
ために、一次側を焼鈍することが必要な場合があり、製
作工程が多くなるだけでなく、焼鈍すると応力除去によ
って櫛形鉄板の曲がりや捩れが発生し、二次側との間の
ギャップ面や取付の基準面の機械加工が必要になる。
【0008】そこで本発明は、斯る課題を解決したリニ
アモータを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】斯る目的を達成するため
の本発明の構成は、櫛形鉄板を複数枚積層して一対の取
付金具で挾持した状態で結束するとともに積層された櫛
形鉄板にコイルを装着して一次側を構成し、走行車両に
取付金具を介して一次側を取り付けるようにしたリニア
モータにおいて、積層した櫛形鉄板と取付金具との短辺
の方向における略中央部を貫通するとともに櫛形鉄板及
び取付金具に対して絶縁されたボルトを介して櫛形鉄板
及び取付金具を結束したことを特徴とする。
【0010】
【作用】積層された櫛形鉄板の短辺の方向における略中
央部にボルトを貫通させて櫛形鉄板を結束しているの
で、積層された櫛形鉄板が開いたり、一次側が車両等に
取り付けにくくなったりしない。また、ボルトは他の部
材との間が絶縁されているので、ボルトが通電により膨
張してゆるむようなこともない。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。なお、本実施例は従来のリニアモータ
の一部を改良したものなので、従来と同一部分には同一
符号を付して説明を省略し、異なる部分のみを説明す
る。
【0012】本発明によるリニアモータの構成を、図1
〜図5に示す。図2,図3に示すように、櫛形鉄板3及
び端板4の短辺の方向における略中央部に夫々5つの挿
通孔3a,4aが形成される一方、これらの両端の上部
にはリーマ孔3b,4bが形成されている。そして、図
1に示すように積層された櫛形鉄板3及び端板4を挟む
ようにして一対の取付金具6が設けられ、挿通孔3a,
4aに両ねじボルト5を挿通してナット7を螺合し、リ
ーマ孔3b,4bにリーマボルト12を挿通してナット
13を螺合することにより、櫛形鉄板3と端板4と取付
金具6とが結束されている。
【0013】両ねじボルト5としては、磁束密度の高い
略中央部に配置しても有害な電流が発生しないように両
ねじボルト5,ナット7は他の部材に対して絶縁され
る。即ち、図4に示すようになっている。両ねじボルト
5の外周面には絶縁パイプ14が覆せられ、絶縁座金1
5が設けられる。絶縁座金15は樹脂等により形成され
許容面圧が小さいので、ナット7による締め付けに耐え
られるだけの面積を確保すべく大きく設定される。ま
た、ナット7の締め付け力を絶縁座金15に均等に分布
させるために強度の大きい金属等の座金16で挟まれて
おり、リニアモータの発熱による温度に耐え得るよう
に、絶縁座金15は耐熱性のある材料で形成される。両
ねじボルト5用の挿通孔3a,4a等と絶縁パイプ14
と両ねじボルト5との間は夫々すきまばめとされる。
【0014】一方、図5に示すようにリーマボルト12
は櫛形鉄板3と端板4との端部を揃えるために用いら
れ、リーマ孔3b,4bとリーマボルト12との間は櫛
形鉄板3等の揃えに支障がない程度のすきまばめとされ
る。なお、17,18はばね座金である。
【0015】次に、斯かるリニアモータの作用を説明す
る。櫛形鉄板3等の短辺の方向における略中央部に配置
した両ねじボルト5にナット7をねじ込むことで櫛形鉄
板3等を結束するので、両ねじボルト5を櫛形鉄板3等
に溶接する必要がない。そして、短辺の方向における略
中央部で櫛形鉄板3等を締め付けることから、従来のよ
うな櫛形鉄板3の開きが生じず、リニアモータを運転し
ても電磁騒音や振動は生じない。
【0016】両ねじボルト5は一次側の中央部に配置さ
れているため、両ねじボルト5内に磁束密度が集中する
が、両ねじボルト5は絶縁パイプ14と絶縁座金15と
を介在させることによって絶縁されているため、両ねじ
ボルト5内を電気が流れて発熱して伸びてナット7がゆ
るむということはない。
【0017】櫛形鉄板3を積層してリーマボルト12に
より位置決めすることから、積層治具が不要であり、溶
接作業と焼鈍作業と機械加工とを省略することができ
る。
【0018】
【発明の効果】以上の説明からわかるように、本発明に
よるリニアモータによれば従来のように両ねじボルトに
櫛形鉄板等を溶接するのに代えて、櫛形鉄板等をボルト
締めによって結束するので、従来のように溶接による歪
みを防ぐことができ、高精度の一次側を提供することが
できる。
【0019】また、櫛形鉄板等の短辺の方向における略
中央部にボルトを配置するので、ナットを締め付けたと
きに櫛形鉄板の全面にわたって均一な締付圧力を確保す
ることができる。このため、リニアモータを運転したと
きに従来のように櫛形鉄板どうしが開いて電磁騒音や振
動が発生したりすることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるリニアモータの一次側の斜視図。
【図2】本発明による櫛形鉄板に係り、(a)は正面
図、(b)は右側面図。
【図3】本発明による端板に係り、(a)は正面図、
(b)は右側面図。
【図4】本発明によるリニアモータの一次側に係り、要
部断面図。
【図5】本発明によるリニアモータの一次側に係り、要
部断面図。
【図6】リニアモータの構成図。
【図7】従来のリニアモータの一次側の斜視図。
【図8】従来のリニアモータにおける櫛形鉄板に係り、
(a)は正面図、(b)は右側面図。
【図9】従来のリニアモータにおける端板に係り、
(a)は正面図、(b)は右側面図。
【図10】従来のリニアモータの一次側の組立図。
【図11】従来のリニアモータの作用説明図。
【図12】従来のリニアモータの作用説明図。
【符号の説明】
3…櫛形鉄板 4…端板 5…両ねじボルト 6…取付金具 7,13…ナット 8…コイル 12…リーマボルト 14…絶縁パイプ 15…絶縁座 21…一次側 22…二次側 23…車両
フロントページの続き (72)発明者 興梠 恵一 東京都品川区大崎2丁目1番17号 株式会 社明電舎内 (72)発明者 今井 秀行 東京都品川区大崎2丁目1番17号 株式会 社明電舎内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 櫛形鉄板を複数枚積層して一対の取付金
    具で挾持した状態で結束するとともに積層された櫛形鉄
    板にコイルを装着して一次側を構成し、走行車両に取付
    金具を介して一次側を取り付けるようにしたリニアモー
    タにおいて、 積層した櫛形鉄板と取付金具との短辺の方向における略
    中央部を貫通するとともに櫛形鉄板及び取付金具に対し
    て絶縁されたボルトを介して櫛形鉄板及び取付金具を結
    束したことを特徴とするリニアモータ。
JP456295A 1995-01-17 1995-01-17 リニアモータ Pending JPH08196070A (ja)

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JP456295A JPH08196070A (ja) 1995-01-17 1995-01-17 リニアモータ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005060076A1 (ja) * 2003-12-16 2005-06-30 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki リニアモータおよび吸引力相殺形リニアモータ
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