JPH09233624A - 部品組立搬送装置 - Google Patents

部品組立搬送装置

Info

Publication number
JPH09233624A
JPH09233624A JP3925096A JP3925096A JPH09233624A JP H09233624 A JPH09233624 A JP H09233624A JP 3925096 A JP3925096 A JP 3925096A JP 3925096 A JP3925096 A JP 3925096A JP H09233624 A JPH09233624 A JP H09233624A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
holding
moving
parts
holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3925096A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehiro Kayano
武広 茅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP3925096A priority Critical patent/JPH09233624A/ja
Publication of JPH09233624A publication Critical patent/JPH09233624A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品の位置決めが容易で異なる寸法の部品に
も容易に対応でき、複数の装置を使用することなく容易
に組立・搬送可能とする。 【解決手段】 第1の動作部Aにおいて、フック1付き
の電動トロリー2はI形アーム3上で前後方向に走行可
能であり、I形アーム3を支持するビーム4は、LMガ
イド6a、ナット7aとネジ8a、およびモータ10a
により、ベース5aに対して左右に移動可能である。第
2の動作部Bにおいて、二対の移動ストッパ12を装着
した一対のフォーク11は、LMガイド6b、ナット7
bとネジ8b、およびモータ10bにより、ベース5b
に対してその幅寸法を調整可能である。支持駆動部C
は、フレーム21とガイドフレーム22を有し、ローラ
23a,23bと油圧シリンダ24a,24bによって
ベース5a,5bを昇降可能であり、車輪26とドライ
ブユニット27によって走行可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送変電系統の構成
機器などの重量物の組立・搬送等に用いる部品組立搬送
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】送変電系統において、開閉装置や母線、
変圧器などの各種の構成機器は、極めて大型・大重量で
あるため、機器を完成した状態で搬送することが困難な
場合がある。そのような大型・大重量機器の搬送に当た
っては、一般的に、工場で組立・試験を行った後、分解
して現地まで搬送し、現地で再度組立を行っている。
【0003】従来、このような大型・大重量機器のう
ち、特に、容器などを構成するために、分岐管付長尺パ
イプを組み立てる際には、例えば、図4に示すような方
法が採用されている。この図4に示すように、長尺パイ
プ41に複数の分岐管42を取り付けて分岐管付長尺パ
イプを組み立てる場合には、分岐管42にクランプ付ワ
イヤ43を装着し、このクランプ付ワイヤ43を天井ク
レーン44のフック45に掛けて分岐管42を吊してい
る。この場合、天井クレーン44は、ワイヤ46でフッ
ク45を上下させるタイプの、工場内に一般的に設けら
れているクレーンである。
【0004】すなわち、分岐管付長尺パイプの組立に際
しては、まず、部品である長尺パイプ41および分岐管
42を保管棚から専用台車(図示せず)で搬出し、長尺
パイプ41を天井クレーン44の下方に配置した受台4
7上に乗せると共に、分岐管42にクランプ付ワイヤ4
3を装着している。そして、この分岐管42のクランプ
付ワイヤ43を天井クレーン44のフック45に掛けて
天井クレーン44に分岐管42を吊し、この状態で天井
クレーン44を操作することによって長尺パイプ41に
対して分岐管42を位置決めした後、この分岐管42を
長尺パイプ41に取り付け、分岐管付長尺パイプの組立
を行っている。さらに、このような組立後は、組み立て
た分岐管付長尺パイプを前記専用台車で次工程へ搬送し
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
示すような天井クレーン44による従来の組立方法を採
用した場合には、長尺パイプ41に対する分岐管42の
位置決めを行う際に、フック46を吊しているワイヤ4
5が揺れることから、このフック46に保持された分岐
管42の微調整は困難である。したがって、正確な位置
決めを行うためには、天井クレーン44による位置決め
作業を何度も繰り返す必要があり、作業効率が低下す
る。
【0006】また、保管棚から部品である長尺パイプ4
1や分岐管42を搬出する際や、組立後に組み立てた分
岐管付長尺パイプを次工程へ搬送する際に、その都度、
長尺パイプ41や分岐管42、あるいは分岐管付長尺パ
イプを専用台車に載せ変えて搬送していることも、作業
効率を低下させている。さらに、天井クレーン44を使
用していることから、そのようなクレーン設備のある場
所でしか組立作業ができず、クレーン設備のある場所が
部品の保管棚や次工程の装置から遠い場合などには、搬
送距離が無駄に長くなるなど、製造工程全体の効率の低
下につながるという問題もある。
【0007】一方、異なる長さの長尺パイプ41を連続
的に使用して連続的に組立を行う場合には、長尺パイプ
41の長さに応じて、これを支持する受台47を移動さ
せる作業が必要となる。これに関連して、異なる径寸法
の長尺パイプ41を連続的に使用して連続的に組立を行
う場合には、長尺パイプ41の径寸法に応じて、これを
支持する受台47を交換する作業が必要となる。このよ
うに長尺パイプ41の寸法に応じて受台47の移動や交
換作業が必要なことも、作業効率の低下につながる。
【0008】なお、以上のような問題点は、分岐管付長
尺パイプの組立に限定されるものではなく、複数の部品
から構成されかつ部品の位置決めが必要な各種の重量物
の組立・搬送作業において同様に存在している。
【0009】本発明は、上記のような従来技術の問題点
を解決するために提案されたものであり、その目的は、
複数の部品を組み立てる際に、部品の位置決めが容易で
異なる寸法の部品にも容易に対応でき、天井クレーンや
専用台車などの複数の装置を使用することなく容易に組
立・搬送可能な部品組立搬送装置を提供することであ
る。そして、そのような部品組立搬送装置を使用するこ
とによって、組立・搬送の作業効率および製造工程全体
の効率を向上することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の部品組立搬送装
置は、部品を保持する部品保持具の位置や寸法を、移動
機構や昇降機構、あるいは調整機構などによって調整で
きるように構成したことにより、部品の位置決めを容易
に行うことができ、異なる寸法の部品にも容易に対応で
きるものである。
【0011】すなわち、本発明の部品組立搬送装置は、
支持構造部と、この支持構造部に対して可動に支持さ
れ、部品を保持する保持部と、この保持部を前記支持構
造部に対して移動させる移動手段を有し、前記保持部に
よって部品を保持した状態で前記駆動手段と移動手段に
よってこの部品を移動させ、部品の組立・搬送を行う部
品組立搬送装置において、次のような構成を有すること
を特徴としている。
【0012】請求項1記載の発明は、保持部と移動手段
が次のように構成されたことを特徴としている。すなわ
ち、請求項1記載の発明において、保持部は、水平方向
に伸びる軸を有する水平部材と、この水平部材の軸方向
に沿って移動可能に設けられた可動部材と、この可動部
材に取り付けられて部品を保持する部品保持具を有す
る。そして、移動手段は、前記保持部を支持してこの保
持部の前記部品保持具をその軸方向と直交する左右方向
に移動させる左右移動機構と、この左右移動機構を支持
してこの左右移動機構を上下方向に移動させる昇降機構
を有する。
【0013】以上のような構成を有する請求項1記載の
発明においては、左右移動機構と昇降機構によって、部
品保持具の左右方向および上下方向における位置を、そ
れぞれ容易に調整することができる。さらに、可動部材
の移動によって、部品保持具の前後方向における位置を
容易に調整することができる。したがって、本発明にお
いては、部品保持具に部品を保持した状態でこの部品保
持具の位置を前後方向、左右方向、上下方向にそれぞれ
容易に調整することができる。
【0014】このように、請求項1記載の発明によれ
ば、天井クレーンなどの他の装置を使用することなく、
保持した部品の前後左右上下の位置決めを容易かつ正確
に行うことができるため、部品の組立を容易に行うこと
ができる。また、本発明の装置は、既存の作業車両に容
易に組み込むことができるが、この場合には、専用台車
などの他の装置を使用することなく、部品や組立品の搬
送を容易に行うことができる。
【0015】請求項2記載の発明は、保持部と移動手段
が次のように構成されたことを特徴としている。すなわ
ち、請求項2記載の発明において、保持部は、その幅寸
法を可変に構成されて部品を保持する部品保持具を有す
る。そして、移動手段は、前記保持部を支持してこの保
持部の前記部品保持具の幅寸法を変化させる調整機構
と、この調整機構を支持してこの調整機構を上下方向に
移動させる昇降機構を有する。
【0016】以上のような構成を有する請求項2記載の
発明によれば、調整機構によって、部品保持具の幅寸法
を容易に調整することができる。したがって、異なる寸
法を有する部品を連続的に組立・搬送する場合には、調
整機構により、部品の寸法に応じて部品保持具の幅寸法
を容易に調整することができるため、異なる寸法の部品
に容易に対応できる。さらに、部品保持具に部品を保持
した状態でこの部品保持具の上下方向における位置を容
易に調整することができるため、保持した部品の上下方
向における位置決めを容易かつ正確に行うことができ
る。
【0017】このように、請求項2記載の発明によれ
ば、前記請求項1記載の発明と同様に、天井クレーンな
どの他の装置を使用することなく、保持した部品の上下
方向の位置決めを容易かつ正確に行うことができるた
め、部品の組立を容易に行うことができる。特に、本発
明においては、受台の移動や交換作業を行う必要なし
に、異なる寸法の部品に容易に対応できるため、特に、
異なる寸法の部品の連続的な組立を容易に行うことがで
きる。また、本発明の装置についても、前記請求項1記
載の発明と同様に、既存の作業車両に容易に組み込むこ
とができ、この場合には、専用台車などの他の装置を使
用することなく、異なる寸法の部品や組立品の搬送を連
続的に容易に行うことができる。
【0018】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明と請求項2記載の発明を組み合わせた構成を有する。
すなわち、請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明
の保持部と移動手段を、第1の保持部と第1の移動手段
として備え、かつ、請求項2記載の発明の保持部と移動
手段を、第2の保持部と第2の移動手段として備えたも
のである。以上のような構成を有する請求項3記載の発
明によれば、請求項1記載の発明の前述した作用効果と
請求項2記載の発明の前述した作用効果の両方を得るこ
とができ、相乗的な作用効果が期待できる。
【0019】請求項4記載の発明は、請求項1〜3のい
ずれか一つに記載の発明において、支持構造部を走行さ
せる走行手段とその駆動手段をさらに有することを特徴
としている。以上のような構成を有する請求項4記載の
発明によれば、請求項1〜3のいずれか一つに記載の発
明の前述した作用効果に加えて、さらに次のような効果
が得られる。すなわち、装置自体に設けた独自の走行手
段とその駆動手段によって装置全体を走行させることに
より、専用台車などの他の装置を使用することなく、部
品や組立品の搬送を容易に行うことができる。
【0020】請求項5記載の発明は、請求項1、3、ま
たは4記載の発明において、水平部材と可動部材が、I
形アームとこのI形アームに沿って移動する電動トロリ
ーであることを特徴としている。以上のような構成を有
する請求項5記載の発明によれば、I形アームと電動ト
ロリーという簡略な構成によって、部品保持具の前後方
向の位置の調整を容易かつ正確に行うことができる。
【0021】請求項6記載の発明は、請求項1、3、
4、または5記載の発明において、可動部材に設けられ
た部品保持具が、部品を吊り下げることの可能なフック
であることを特徴としている。以上のような構成を有す
る請求項6記載の発明によれば、フックによって部品を
吊り下げた状態でこの部品の位置決めを容易に行うこと
ができる。この場合、フックは、水平部材に沿って移動
する可動部材に取り付けられているため、天井クレーム
のようにワイヤの揺れの影響を受けることもなく、可動
部材が停止した時点で停止し、静止状態で部品を保持す
ることができる。したがって、部品の位置決めを容易か
つ正確に行うことができる。
【0022】請求項7記載の発明は、請求項2〜4のい
ずれか一つに記載の発明において、幅寸法を可変に構成
された部品保持具が、部品を係止してその移動を規制す
る移動規制手段を有することを特徴としている。以上の
ような構成を有する請求項7記載の発明によれば、部品
保持具によって保持した部品を、部品保持具に設けた移
動規制手段によって係止し、その状態で固定することが
できる。したがって、部品の組立時には、このように移
動規制手段によって部品を固定することにより、部品の
位置や方向のずれを生じることなしに、この部品に対す
る他の部品の位置決めを容易かつ正確に行うことがで
き、部品の組立を容易に行うことができる。また、本発
明の装置によって部品の搬送を行うように構成した場合
には、搬送時に移動規制手段によって部品を所定の位置
・方向に固定することにより、その所定の位置・方向を
維持したままこの部品を搬送できるため、搬送後の組立
を容易に行うことができる。
【0023】請求項8記載の発明は、請求項7記載の発
明において、部品保持具が、部品の一部に差し込み可能
なフォークであり、移動規制手段が、前記フォークの幅
方向両側に一対ずつ設けられて、その差し込み方向にお
ける部品の両側をそれぞれ支持してこの部品の移動を規
制する二対の移動ストッパであり、この二対の移動スト
ッパの各対は、前記フォークの前記差し込み方向におけ
る間隔を調整可能に構成されていることを特徴としてい
る。
【0024】以上のような構成を有する請求項8記載の
発明によれば、特に、フォークによって長尺パイプを良
好に保持することができる。すなわち、フォークによっ
て長尺パイプを保持した時点で、このフォークに設けた
二対の移動ストッパの間隔を長尺パイプの径寸法に応じ
て調整することによって長尺パイプを係止し、その状態
で固定することができる。
【0025】したがって、長尺パイプの組立時には、こ
のように二対の移動ストッパによって長尺パイプを固定
することにより、特に、長尺パイプの回転を生じること
なしに、この長尺パイプに対する分岐部などの他の部品
の位置決めを容易かつ正確に行うことができ、分岐部付
長尺パイプなどの組立を容易に行うことができる。ま
た、本発明の装置によって長尺パイプの搬送を行うよう
に構成した場合には、長尺パイプの搬送時に二対の移動
ストッパによって長尺パイプを所定の位置・方向に固定
することにより、その所定の位置・方向を維持したまま
この長尺パイプを搬送できるため、搬送後の組立を容易
に行うことができる。
【0026】請求項9記載の発明は、請求項1〜8のい
ずれか一つに記載の発明において、部品保持具が着脱可
能に設けられていることを特徴としている。以上のよう
な構成を有する請求項9記載の発明によれば、部品保持
具を容易に交換することができるため、対象部品に応じ
て部品保持具の種類の変更が必要な場合や、部品保持具
が破損した場合などに、容易に別の部品保持具に交換す
ることができるため、実用性に優れている。
【0027】請求項10記載の発明は、請求項9記載の
発明において、部品保持具が、予め用意された複数種類
の部品保持具の中から選択された一つの部品保持具であ
ることを特徴としている。以上のような構成を有する請
求項10記載の発明によれば、組立が予定されている複
数の部品の寸法や種類に応じて、予め複数種類の部品保
持具を用意することにより、部品の変更によって部品保
持具の交換が必要な場合に即座に対応することができ、
実用性により優れている。
【0028】
【発明の実施の形態】以下には、本発明による部品組立
搬送装置として、特に、請求項1〜8に記載の一つの実
施の形態を、図1〜図3により説明する。ここで、図1
は分岐管付長尺パイプを保持した状態を示す右側面図、
図2は分岐管付長尺パイプを保持した状態を示す正面
図、図3は図1の状態から分岐管付長尺パイプを回転さ
せて分岐管を吊り下げた状態を示す右側面図である。
【0029】[1.構成]図1に示すように、本実施の
形態の部品組立搬送装置は、大別して、上下に配置され
た第1と第2の動作部A,Bと、これらの動作部A,B
を昇降可能に支持し、駆動力を与える支持駆動部Cから
構成されている。
【0030】第1の動作部Aは、図1に示すように、第
1の保持部として、部品を吊り下げるフック(部品保持
具)1とこのフック1を取り付けた電動トロリー(可動
部材)2、この電動トロリー2を前後方向に走行させる
水平配置のI形アーム(水平部材)3、およびこのI形
アーム3の後端部を支持する垂直配置のビーム4を有す
る。すなわち、この第1の保持部は、I形アーム3に沿
って電動トロリー2を前後方向に走行させることによ
り、この電動トロリー2に取り付けたフック1を前後方
向に移動できるように構成されている。
【0031】第1の動作部Aは、このような第1の保持
部を、ビーム4の背面に設けられた左右に伸びる矩形の
ベース5aに対して左右に移動させる左右移動機構を有
する。この場合、左右移動機構は、図1に示すように、
ベース5aとビーム4の間の上下に設けられた左右に伸
びる一対のLMガイド6aを有すると共に、図2に示す
ように、ビーム4に固定されたナット7a、このナット
7aを左右方向に移動させるネジ8aとその両側の軸受
9a、およびネジ8aを回転させるモータ10aを有す
る。このうち、LMガイド6a、軸受9a、およびモー
タ10aの各固定部は、ベース5a上に固定されてい
る。すなわち、この左右移動機構は、モータ10aの駆
動力によってネジ8aを回転させ、この回転に伴いナッ
ト7aを左右方向に移動させることにより、このナット
7aを固定したビーム4を含む第1の保持部を、ベース
5aに対して左右方向に移動できるように構成されてい
る。
【0032】第2の動作部Bは、図1に示すように、第
2の保持部として、前後方向に伸びる差し込み部分と上
方に伸びる支持部分を有するL字形の一対のフォーク1
1と、各フォーク11に一対ずつ装着された二対の移動
ストッパ12を有する。この場合、一対の移動ストッパ
12の各々は、対向する側に下降する傾斜面をそれぞれ
フォーク11に対して前後方向に移動可能に構成されて
おり、一対の移動ストッパ12の間隔を調整可能となっ
ている。
【0033】第2の動作部Bは、このような第2の保持
部の一対のフォーク11を、その支持部分の背面に設け
られた左右に伸びる矩形のベース5bに対して移動させ
てこの一対のフォーク11の幅寸法を調整する調整機構
を有する。この場合、調整機構は、図1に示すように、
ベース5bとフォーク11の間の上下に設けられた左右
に伸びる一対のLMガイド6bを有すると共に、図2に
示すように、一対のフォーク11の各々にそれぞれ固定
された一対のナット7b、この一対のナット7bをそれ
ぞれ左右方向に対称的に移動させる一対のネジ8bとそ
の軸受9b、一対のネジ8bの間に設けられて一対のネ
ジ8bを同期的に回転させるベベルギヤボックス13、
およびこのベベルギヤボックス13の入力軸に回転力を
与えるモータ10bを有する。このうち、LMガイド6
b、軸受9b、およびモータ10bの各固定部は、ベー
ス5b上に固定されている。すなわち、この調整機構
は、モータ10bの駆動力によって一対のネジ8bを同
期的に回転させ、この回転に伴い、一対のナット7bを
左右方向に対称的に移動させることにより、この一対の
ナット7bを固定した一対のフォーク11の幅寸法を調
整できるように構成されている。
【0034】支持駆動部Cは、図1に示すように、支持
構造部として、水平配置されたフレーム21とこのフレ
ーム21の後端に連結された垂直配置のガイドフレーム
22を有する。このガイドフレーム22には、第1の駆
動部Aの左右移動機構を支持して上下方向に移動させる
第1の昇降機構と、第2の駆動部Bの調整機構を支持し
て上下方向に移動させる第2の昇降機構が設けられてい
る。
【0035】このうち、第1の昇降機構は、左右移動機
構のベース5aの両端に取り付けられたローラ23a
(図1)と、ガイドフレーム22に設けられた溝(図示
せず)、およびフレーム21上に垂直配置で固定されて
ベース5aを昇降させる油圧シリンダ24a(図2)か
ら構成されている。同様に、第2の昇降機構は、調整機
構のベース5bの両端に取り付けられたローラ23b
(図1)と、ガイドフレーム22に設けられた溝(図示
せず)、およびフレーム21上に垂直配置で固定されて
ベース5bを昇降させる油圧シリンダ24b(図2)か
ら構成されている。この場合、ガイドフレーム22の溝
は、第1の昇降機構のローラ23aと第2の昇降機構の
ローラ23bの両方を上下方向にガイドするように形成
されている。すなわち、第1の昇降機構は、油圧シリン
ダ24aの駆動力によってベース5aを含む第1の保持
部を昇降可能に構成されており、第2の昇降機構は、油
圧シリンダ24bの駆動力によってベース5bを含む第
2の保持部を昇降可能に構成されている。
【0036】支持駆動部Cのガイドフレーム22にはま
た、図1に示すように、油圧シリンダ24a,24bを
操作するための油圧ユニット25が取り付けられてい
る。また、フレーム21には、複数の車輪(走行手段)
26とそれを駆動するドライブユニット(駆動手段)2
7が取り付けられており、装置全体の走行が可能となっ
ている。さらに、フレーム21には、電動トロリー2や
モータ10a,10b、およびドライブユニット27に
電力を供給するためのバッテリー28が取り付けられて
いる。なお、ガイドフレーム22の側面には、電動トロ
リー2、モータ10a,10b、油圧シリンダ24a,
24bの操作を行うためのペンダントスイッチ29が一
括的に設けられている。
【0037】[2.作用]以上のような構成を有する本
実施の形態の部品組立搬送装置の作用は次の通りであ
る。 [2−1.長尺パイプの搬送]図1および図2に示すよ
うに、長尺パイプ41の搬送を行う場合には、まず、パ
イプ径に合わせて二対の移動ストッパ12の幅寸法を調
整した後、取り付ける分岐管42の位置および寸法に合
わせてバッテリー28によりモータ10bを作動させ、
一対のフォーク11の間隔を変えて差し込み位置を決め
る。次に、バッテリー28によりドライブユニット27
を作動させて装置全体を移動させ、一対のフォーク11
とその二対の移動ストッパ12を長尺パイプ41に合わ
せて位置決めする。
【0038】この後、油圧ユニット25により油圧シリ
ンダ24bを作動させて一対のフォーク11を昇降させ
れば、図1に示すように、長尺パイプ41を一対のフォ
ーク11とその二対の移動ストッパ12によって保持す
ることができる。この場合、二対の移動ストッパ12に
よって長尺パイプ41を固定することができるため、こ
の状態で、バッテリー28によりドライブユニット27
を作動させて装置全体を移動させることにより、長尺パ
イプ41の回転を生じることなしに、初期の位置・方向
を維持したままこの長尺パイプ41を搬送できる。した
がって、搬送後の組立を容易に行うことができ、組立後
の搬送も容易である。
【0039】また、図3に示すように、回転装置30な
どを利用して長尺パイプ41を回転させ、フォーク11
の差し込み位置を変えることにより、長尺パイプ41の
周方向に複数の分岐管42を取り付けることができる。
この場合、取り付ける分岐管42の寸法に応じて、油圧
シリンダ24a,4bを同時に作動させれば、作業高さ
を自由に変えることができる。
【0040】[2−2.分岐管の吊り下げ]図3に示す
ように、分岐管42を吊り下げて組立・搬送等を行う場
合には、分岐管42をクランプ付ワイヤ43で固定して
フック1に掛けた後、油圧ユニット25により油圧シリ
ンダ24aを作動させ、また、バッテリー28により電
動トロリー2とモータ10aを作動させることにより、
フック1を前後左右上下に適宜移動させることができ
る。したがって、分岐管42を吊り下げた状態でその前
後左右上下の位置決めを容易に行うことができる。
【0041】この場合、さらに、バッテリー28によっ
てドライブユニット27を作動させることにより、車輪
26によって装置全体を走行させることができるため、
分岐管42を吊り下げたまま搬送することができる。ま
た、このような分岐管42の搬送後は、前述したように
フック1を前後左右上下に動かして微調整をしながら、
組立を容易に行うことができる。
【0042】[3.効果]以上のように、本実施の形態
によれば、電動トロリー2、モータ10a,10b、お
よび油圧シリンダー24a,24bの操作により、フォ
ーク11の幅寸法と上下位置を自由に調整できると共
に、フック1の位置を前後左右上下に自由に調整できる
上、装置自体を走行させることができる。そのため、長
尺パイプや分岐管などの部品の位置決めを容易かつ正確
に行えると共に、天井クレーンや台車などの複数の装置
を使用することなく長尺パイプに分岐管を容易に組み立
て、搬送することができる。
【0043】したがって、前述したような従来技術に比
べて、組立・搬送の作業効率を大幅に向上することがで
きる。また、装置自体を走行させることができるため、
従来のような搬送距離の無駄を抑制でき、それによって
製造工程全体の効率を向上することができる。さらに、
本実施の形態の装置は、組立作業と搬送作業だけでな
く、各種の吊り作業に使用でき、また、各種の部品のリ
フターとしても使用できることから、多様な組立・搬送
作業を一台の装置で行うことができるため、作業効率を
より向上できる。この結果、製造工程全体に使用する装
置の数を低減できることに加えて、本実施の形態の装置
自体の構成が簡略でコンパクトであるため、製造設備全
体の省スペース化、設備コストの削減などの効果も得ら
れる。
【0044】一方、本実施の形態においては、電動トロ
リー2、モータ10a,10b、および油圧シリンダー
24a,24bの操作を、ガイドフレーム22の側面に
設けたペンダントスイッチ29によって同時に行うこと
ができるため、周囲の状況が見渡せると共に、微調整を
容易に行うことができる。したがって、各手段の操作部
を個別に設けた場合に比べて操作性に優れている。
【0045】[4.他の実施の形態]なお、本発明は前
記実施の形態に限定されるものではなく、他にも多種多
様な形態を実施可能である。例えば、前記実施の形態で
は、長尺パイプに分岐管などを組み立てる作業に適用し
た例を述べたが、本発明の部品組立搬送装置は、対象部
品に応じて使用する部品保持具を適宜変更することによ
り、あらゆる部品の組立、搬送作業に同様に適用でき、
同様に優れた作用効果を得ることができる。
【0046】また、請求項9記載の発明を適用して、前
記実施の形態におけるフック1やフォーク11などの部
品保持具を着脱可能に構成することにより、部品保持具
の種類の変更が必要な場合や、フック1あるいはフォー
ク11が破損した場合などに、容易に別の部品保持具に
交換することができる。さらに、請求項10記載の発明
を適用し、部品保持具として予め複数種類の着脱可能な
アタッチメントを用意すれば、アタッチメントの選択に
よって、多様な部品に対応することができ、実用性を向
上できる。
【0047】一方、前記実施の形態では、装置全体の駆
動装置として一般的なドライブユニットを用いた例を示
したが、本発明の装置は、既存のフォークリフトや高所
作業車などを利用して、容易に走行可能に構成すること
ができる。このように構成した場合でも、前記実施の形
態と同様の作用効果が得られることは明らかである。さ
らに、保持部を構成する水平部材や可動部材の具体的な
構成、支持構造部の具体的な構成、左右移動機構、調整
機構、および昇降機構などの具体的な構成は、自由に変
更可能である。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
部品を保持する部品保持具の位置や寸法を、移動機構や
昇降機構、あるいは調整機構などによって調整できるよ
うに構成したことにより、複数の部品を組み立てる際
に、部品の位置決めが容易で異なる寸法の部品にも容易
に対応でき、天井クレーンや専用台車などの複数の装置
を使用することなく容易に組立・搬送可能な部品組立搬
送装置を提供することができる。そして、このような本
発明の部品組立搬送装置を使用することによって、部品
の組立・搬送の作業効率および製造工程全体の効率を向
上することができる。
【0049】特に、前記の実施の形態のように、請求項
3と4に記載の発明を適用して2種類の保持部と走行手
段を設けた場合には、本発明の部品組立搬送装置を、吊
り作業、組立作業、搬送作業、さらには、リフターとし
て使用できることから、多様な組立・搬送作業を一台の
装置で行うことができるため、作業効率をより向上でき
る。また、製造工程全体に使用する装置の数を低減でき
るため、製造設備全体の省スペース化、設備コストの削
減などの効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による部品組立搬送装置の一つの実施の
形態を示す図であり、特に、分岐管付長尺パイプを保持
した状態を示す右側面図。
【図2】図1の正面図。
【図3】図1の部品組立搬送装置において、特に、図1
の状態から分岐管付長尺パイプを回転させて分岐管を吊
り下げた状態を示す右側面図。
【図4】従来の部品の組立方法の一例を示す斜視図。
【符号の説明】
A:第1の動作部 B:第2の動作部 C:支持駆動部 1:フック 2:電動トロリー 3:I形アーム 4:ビーム 5a,5b:ベース 6a,6b:LMガイド 7a,7b:ナット 8a,8b:ネジ 9a,9b:軸受 10a,10b:モータ 11:フォーク 12:移動ストッパ 13:ベベルギヤボックス 21:フレーム 22:ガイドフレーム 23a,23b:ローラ 24a,24b:油圧シリンダ 25:油圧ユニット 26:車輪 27:ドライブユニット 28:バッテリー 29:ペンタントスイッチ 30:回転装置 41:長尺パイプ 42:分岐管 43:クランプ付ワイヤ 44:天井クレーン 45:フック 46:ワイヤ 47:受台

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持構造部と、この支持構造部に対して
    可動に支持され、部品を保持する保持部と、この保持部
    を前記支持構造部に対して移動させる移動手段を有し、
    前記保持部によって部品を保持した状態で前記駆動手段
    と移動手段によってこの部品を移動させ、部品の組立・
    搬送を行う部品組立搬送装置において、 前記保持部は、水平方向に伸びる軸を有する水平部材
    と、この水平部材の軸方向に沿って移動可能に設けられ
    た可動部材と、この可動部材に取り付けられて部品を保
    持する部品保持具を有し、 前記移動手段は、前記保持部を支持してこの保持部の前
    記部品保持具をその軸方向と直交する左右方向に移動さ
    せる左右移動機構と、この左右移動機構を支持してこの
    左右移動機構を上下方向に移動させる昇降機構を有する
    ことを特徴とする部品組立搬送装置。
  2. 【請求項2】 支持構造部と、この支持構造部に対して
    可動に支持され、部品を保持する保持部と、この保持部
    を前記支持構造部に対して移動させる移動手段を有し、
    前記保持部によって部品を保持した状態で前記駆動手段
    と移動手段によってこの部品を移動させ、部品の組立・
    搬送を行う部品組立搬送装置において、 前記保持部は、その幅寸法を可変に構成されて部品を保
    持する部品保持具を有し、 前記移動手段は、前記保持部を支持してこの保持部の前
    記部品保持具の幅寸法を変化させる調整機構と、この調
    整機構を支持してこの調整機構を上下方向に移動させる
    昇降機構を有することを特徴とする部品組立搬送装置。
  3. 【請求項3】 支持構造部と、この支持構造部に対して
    可動に支持され、部品を保持する保持部と、この保持部
    を前記支持構造部に対して移動させる移動手段を有し、
    前記保持部によって部品を保持した状態で前記駆動手段
    と移動手段によってこの部品を移動させ、部品の組立・
    搬送を行う部品組立搬送装置において、 前記保持部は、第1と第2の保持部であり、 前記移動手段は、前記第1と第2の保持部を前記支持構
    造部に対してそれぞれ移動させる第1と第2の移動手段
    であり、 前記第1の保持部は、水平方向に伸びる軸を有する水平
    部材と、この水平部材の軸方向に沿って移動可能に設け
    られた可動部材と、この可動部材に設けられて部品を保
    持する第1の部品保持具を有し、 前記第1の移動手段は、前記第1の保持部を支持してこ
    の第1の保持部をその軸方向と直交する左右方向に移動
    させる左右移動機構と、この左右移動機構を支持してこ
    の左右移動機構を上下方向に移動させる第1の昇降機構
    を有し、 前記第2の保持部は、その幅寸法を可変に構成されて部
    品を保持する第2の部品保持具を有し、 前記第2の移動手段は、前記第2の保持部を支持してこ
    の第2の保持部の第2の部品保持具の幅寸法を変化させ
    る調整機構と、この調整機構を支持してこの調整機構を
    上下方向に移動させる第2の昇降機構を有することを特
    徴とする部品組立搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記支持構造部を走行させる走行手段と
    その駆動手段をさらに有することを特徴とする請求項1
    から請求項3までのいずれか一つに記載の部品組立搬送
    装置。
  5. 【請求項5】 前記水平部材と前記可動部材は、I形ア
    ームとこのI形アームに沿って移動する電動トロリーで
    あることを特徴とする請求項1、請求項3、または請求
    項4記載の部品組立搬送装置。
  6. 【請求項6】 前記可動部材に設けられた前記部品保持
    具は、部品を吊り下げることの可能なフックであること
    を特徴とする請求項1、請求項3、請求項4、または請
    求項5記載の部品組立搬送装置。
  7. 【請求項7】 前記幅寸法を可変に構成された前記部品
    保持具は、部品を係止してその移動を規制する移動規制
    手段を有することを特徴とする請求項2から請求項4ま
    でのいずれか一つに記載の部品組立搬送装置。
  8. 【請求項8】 前記部品保持具は、部品の一部に差し込
    み可能なフォークであり、 前記移動規制手段は、前記フォークの幅方向両側に一対
    ずつ設けられて、その差し込み方向における部品の両側
    をそれぞれ支持してこの部品の移動を規制する二対の移
    動ストッパであり、 前記二対の移動ストッパの各対は、前記フォークの前記
    差し込み方向における間隔を調整可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項7記載の部品組立搬送装置。
  9. 【請求項9】 前記部品保持具は、着脱可能に設けられ
    ていることを特徴とする請求項1から請求項8までのい
    ずれか一つに記載の部品組立搬送装置。
  10. 【請求項10】 前記部品保持具は、予め用意された複
    数種類の部品保持具の中から選択された一つの部品保持
    具であることを特徴とする請求項9記載の部品組立搬送
    装置。
JP3925096A 1996-02-27 1996-02-27 部品組立搬送装置 Pending JPH09233624A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3925096A JPH09233624A (ja) 1996-02-27 1996-02-27 部品組立搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3925096A JPH09233624A (ja) 1996-02-27 1996-02-27 部品組立搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09233624A true JPH09233624A (ja) 1997-09-05

Family

ID=12547899

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3925096A Pending JPH09233624A (ja) 1996-02-27 1996-02-27 部品組立搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09233624A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104167677A (zh) * 2014-08-18 2014-11-26 国家电网公司 一种可调式专用液压移动升降车
CN112436421A (zh) * 2021-01-08 2021-03-02 上海倪瀚通讯科技有限公司 一种施工现场用二级配电箱搬运防护装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104167677A (zh) * 2014-08-18 2014-11-26 国家电网公司 一种可调式专用液压移动升降车
CN112436421A (zh) * 2021-01-08 2021-03-02 上海倪瀚通讯科技有限公司 一种施工现场用二级配电箱搬运防护装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2011051048A (ja) 搬送システム,ロボット装置及び搬送方法
CN208037298U (zh) 一种夹持式起重堆垛装置
CN116946891B (zh) 一种带有磁吸机构的起重机
CN107381405B (zh) 一种具有多点可变位吊具的起重设备
JPH09233624A (ja) 部品組立搬送装置
CN110217279A (zh) 一种纤维加工用运输装置
JP2013121618A (ja) 遠隔操作可能な圧延ロール組替装置
CN216264043U (zh) 金属材料焊接加工系统
CN112061191B (zh) 一种用于机械设备制造的配件输送装置
CN209758967U (zh) 电控箱辅助安装的叉车头机构
KR102344111B1 (ko) 천장 이송 장치
KR101029342B1 (ko) 선박용 대형철판 이송장치
JP2791981B2 (ja) コイル転回装置
JP4085637B2 (ja) 物品移載装置
CN112958980A (zh) 用于自动化焊接的车身侧围和底板夹具总成
KR101829588B1 (ko) 공정드럼에 대한 이동에서부터 적재 또는 상차가 가능한 포크타입 전동대차
CN112645049A (zh) 一种具有搬运功能的机器人
CN219010326U (zh) 一种细胞工厂多工位存放装置
KR200301683Y1 (ko) 핸들링장치
KR102542318B1 (ko) 반도체 부품 핸들링 장치
JPH05168130A (ja) ガス絶縁主母線の接続装置
CN218258100U (zh) 一种电池包换电装置及换电设备
CN220827165U (zh) 一种可对称夹取的小型物流搬运起重机
CN218470882U (zh) 一种电驱动总成测试快装小车
KR0124785B1 (ko) 중장비 엔진의 정비장치