JPH09233438A - 位相エラー検出方法及び位相トラッキングループ回路 - Google Patents

位相エラー検出方法及び位相トラッキングループ回路

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JPH09233438A
JPH09233438A JP8272744A JP27274496A JPH09233438A JP H09233438 A JPH09233438 A JP H09233438A JP 8272744 A JP8272744 A JP 8272744A JP 27274496 A JP27274496 A JP 27274496A JP H09233438 A JPH09233438 A JP H09233438A
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    • H04L27/066Carrier recovery circuits

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 決定領域に応じて加重値を加えて位相エラー
を検出することにより信頼性を高めうるVSB受信機及
びQAM受信機などに適用される位相エラー検出方法及
び回路を提供する。 【解決手段】 位相エラー検出方法は、伝送されるIチ
ャンネルデータをディジタルフィルタリングしてQチャ
ンネルデータを復元する段階と、所定の加重された位相
エラー値によりIチャンネルデータとQチャンネルデー
タとの位相を補正する位相補正段階と、所定のIチャン
ネル値のうち、位相補正されたIチャンネルデータに近
似しているIチャンネルのレベル値を決める段階と、位
相補正されたIチャンネルデータと決められたIチャン
ネルのレベル値との差を求め、差成分の符号に差を乗算
して位相エラー値を求める段階と、求められた位相エラ
ー値を所定の加重関数による加重値を加えて加重された
位相エラー値として出力する段階とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディジタル復調シス
テムにおける位相エラー検出方法及びその好適な回路に
係り、特にディジタル残留側波帯:(以下、“VSB”
と称する)方式や直角振幅変調:(以下、“QAM”と
称する)方式の受信機において復調時に発生する位相エ
ラーを検出する方法及びその好適な回路に関する。
【0002】
【従来の技術】カラーTVの出現後、TVの開発方向は
大型画面、現場感、高解像度を目指している。このよう
な活発な研究開発により、日本はアナログ伝送方式であ
るMUSE(Multiple Subnyquist Sampling Encoding
)方式に基づく最初のHDTV放送を用意しつつあ
り、米国はGA(Grand Alliance)委員会が提案したG
A−HDTVシステムを採択している。その他のケーブ
ルTV業体はディジタル伝送方式であるQAM方式に関
心をもっている。
【0003】このGA−HDTVの変調方法としてはV
SB変調方式が用いられている。VSB変調方法は、従
来のTV放送ではアナログ映像信号の変調に用いられて
おり、GA−HDTVではディジタル信号の変調に用い
られる。初期のDSC(Digital Spectrum Compatible
)−HDTVでは二つ及び四つのレベルを用いる2−
VSB及び4−VSB変調方法を採用したが、GA−H
DTVでは地上放送モードのための八つのレベルを用い
る8−VSB及び高速ケーブルモードのための16個の
レベルを用いる16−VSB変調方法を採用した。
【0004】このようなVSB信号を復調するため、前
記GA委員会では受信機の概略構造を提案した。この提
案された受信機は次のような特性がある。まず、提案さ
れた受信機は他のディジタル変調信号の復調機とは異な
り、Iチャンネル信号だけでデータを検出して標本化を
シンボルレートで行うということである。それゆえ、V
SB受信機はQチャンネルとIチャンネルを同時に用い
るQAMなどの受信機に比べ簡単に具現でき、シンボル
レートでデータを処理するので、分数率(fractional r
ate )の受信機より相対的に処理速度が低くても、デー
タの検出が可能であるという長所がある。
【0005】そして、前記提案されたVSB受信機はデ
ィジタルデータを検出するため、受信機で搬送波を復元
して変調信号を復調する同期式検出方式を用いる。前記
同期式検出方式は、非同期式検出方式に比べて同じ信号
対雑音比にさらに低いエラー率で検出し得るという長所
があるが、搬送波復元回路により受信機の構造は複雑に
なる。
【0006】前記提案されたVSB受信機は、同期式検
出のための伝送信号の位相検出をFPLL(周波数及び
位相ロックドループ)と位相トラッキングループ(PT
L)とを用いる2段階で構成する。前記FPLLは送信
されたVSB信号の位相を推定するために、そのVSB
信号に含まれたパイロット信号を用いる。このFPLL
は従来のPLL回路の周波数エラー検出回路で容易に具
現することができ、これは1994年2月にGA−HD
TV委員会で発表したGA−HDTVシステムの明細書
に開示されている。FPLLの出力はチャンネル等化器
を通して位相トラッキングループ(PTL)回路の印加
に入力され、PTL回路はFPLLで取り除かれない位
相の雑音、すなわち、位相のエラーを取り除く機能を果
たす。GA−HDTV受信機のPTL回路の構造は、E.
A. Lee and D. G. Messerschmitt, Digital Communica
tion,Kluwer Academic Publishers,Boston,MA, 19
88年に開示されたDDCR(Decision Directed Carr
ier Recovery) の構造とほぼ同じであるが、Iチャンネ
ルだけの標本データを用いて信号点の回転成分を推定し
たのち、位相のエラー値を補償することが相違してい
る。
【0007】Iチャンネルのデータには実に伝えようと
する情報が含まれており、Qチャンネル(直交上)には
情報伝達の機能はないが、変調信号のスペクトルを低減
させる役割を果たす。ところが、復調時に位相エラーが
発生する場合、Iチャンネルの標本データにはIチャン
ネルのデータのみならず、Qチャンネルの信号も含まれ
る。したがって、PTL回路で位相エラーを補正するた
めにはQチャンネルの情報も必要とする。この際、Qチ
ャンネルの情報はIチャンネルデータをヒルベルト変換
フィルターでフィルタリングすることにより求められ
る。
【0008】図1はGA−HDTV標準方式のGA−H
DTV受信機の構造を示すブロック図である。図1を参
照して、GAのVSB方式の受信機について簡略に述べ
る。まず、アンテナから入力された信号はチューナー1
0に入力される。この際、チューナー10から出力され
るVSB信号y(t)は下記の式(1)のように表わさ
れる。
【0009】
【数11】
【0010】前記の式において、
【0011】
【外1】
【0012】は複素指数搬送波、ωc ,θ(t)はそれ
ぞれ搬送波の周波数及び位相であり、
【0013】
【外2】
【0014】は複素信号であり、
【0015】
【外3】
【0016】は実数成分xr と虚数成分xi より構成さ
れて下記の式(2)のように表わされる。
【0017】
【数12】
【0018】FPLL20はチューナー10から入力さ
れるVSB信号に含まれたパイロット信号を用いて搬送
【0019】
【外4】
【0020】を復元し、搬送波
【0021】
【外5】
【0022】をVSB信号に乗算して基底帯域の信号i
(t)に変換して下記の式(3)のように出力する。 i(t)=xr (t) cos θ(t) −xi (t) sin θ(t) (3) この際、Qチャンネル成分q(t)は下記の式(4)の
ように表わされる。 q(t)=xr (t) sin θ(t) +xi (t) cos θ(t) (4) 式(3)、(4)におけるθ(t) はFPLL20で推定
した位相のエラー値である。上述したように、受信信号
の搬送波と復元された搬送波との位相エラーによる残留
位相成分が存在し、前記残留位相成分は復調信号を歪ま
せる。GAのVSB方式の受信機では、前記信号のうち
Iチャンネルの信号だけが用いられる。
【0023】STR40(Symbol Timing Recovery)は
FPLL20の出力信号i(t)を受けて入力信号のシ
ンボルタイミングを復元し、A/D変換器30の動作タ
イミングを制御する。A/D変換器30ではFPLL2
0により出力された信号i(t)を入力してSTR40
の制御下にシンボルレートに応じてディジタル信号InT
に変換する。
【0024】等化器50から出力されるディジタル信号
は下記の式(5)のように表現され得る。 I nT =xr nT cos( θ nT ) −xi nT sin (θ nT ) (5) ここで、等化の特性は全通過特性を有すると仮定する。
前記式(5)において、θ nT の変化が充分に遅いと仮
定すれば、数シンボル時間の間に定数値を有する。前記
式(5)は位相エラーがθである搬送波により復調した
信号のIチャンネル成分である。この信号が等化器50
を通してPTL回路60に入力される。PTL回路60
では位相エラーθを推定してその値を補償させる機能を
行う。
【0025】しかしながら、VSB変調方式においては
r 及びxi 値のいずれも0でない値を有するため、前
記式(5)のIチャンネル信号だけでは位相エラーθ n
を推定することができない。したがって、Qチャンネ
ル成分であるQ nT が位相エラーの推定のために必要と
される。しかしながら、PTL回路60にはIチャンネ
ルの信号だけが入力されるので、PTL回路60ではデ
ィジタルフィルタを通してIチャンネル成分I nT から
Qチャンネル成分を推定しなければならない。
【0026】チャンネル復号化器70は、PTL回路6
0の出力をトレリス復号化し、そのトレリス復号化され
たデータをデインターリービング処理し、パリティを用
いてクロス乗算されたデータをエラー訂正復号化する。
ソース復号化器80は、チャンネル復号化器70から出
力されるエラー訂正復号化されたデータを可変長復号化
し、可変長復号化されたデータを符号化時に用いられた
量子化ステップ寸法により逆量子化し、その逆量子化さ
れたデータをIDCT(Inverse Discrete Cosine Tran
sformation)過程を通して元のデータを復元する。
【0027】図2は従来のPTL回路のブロック構成図
である。図2を参照するに、ヒルベルト変換フィルター
であるディジタルフィルタ63は乗算器61から出力さ
れるIチャンネル信号をディジタルフィルタリングして
Qチャンネル信号の復元値であるQ′を出力する。実に
VSB信号のIチャンネル成分とQチャンネル成分は次
のような関係にある。
【0028】 xr *hVSb =xi (6) 前記式(6)のhVSb はヒルベルト変換フィルターとハ
イパスフィルターとを直列に連結したフィルターのイン
パルス応答と同じである。ハイパスフィルタはVSB変
調信号のスペクトルで残留側波帯域を存在せしめる機能
を果たす。GA−HDTVで採択したVSB信号のスペ
クトルでは残留側波帯域を0.31MHzとした。か
つ、基底帯域におけるVSB信号の帯域は5.59MH
zであった。したがって、残留側波帯域は実にごく微細
な領域を占めると言える。このようなVSB信号のスペ
クトルをSSB(単側波帯)信号のスペクトルに近似さ
せてもあまり問題はないと判断される。この場合、h
VSb はヒルベルト変換フィルターのインパルス応答hH
に近似化される。ヒルベルト変換は信号の位相を90度
シフティングさせるので、xr ,xi は次のような関係
にある。
【0029】 xr *hH =xi (7) xi *hH =−xr (8) θ nT の変化がごく遅い場合には式(5)は次の式を満
足する。 xr cos θ*hH =xi cos θ (9) xi sin θ*hH =−xr sin θ (10) したがって、次のような結果が得られる。
【0030】 I*hH =xi cos θ+xr sin θ =Q (11) 一方、伝送された信号xr +jxi と位相エラーの含ま
れた信号I+jQとの間には次のような関係がある。
【0031】
【数13】
【0032】前記式(12)から次のような関係が得ら
れる。
【0033】
【数14】
【0034】前記式(13)から虚数部分のみを考慮す
れば、下記の式(14)のようになる。
【0035】
【数15】
【0036】したがって、θ nT 値の小さい場合、位相
エラーは下記の式(15)のようになる。
【0037】
【数16】
【0038】しかしながら、受信側では送信された
r ,xi の真値を知らないため、この推定値を用い
る。前記式(5)において、θ値が小さい場合にI信号
の値はxrの値に近似するので、I信号の決定値をxr
の推定値とする。一方、前記式(5)及び式(11)を
自乗すれば、θに無関する下記の式(16)で表れる関
係が得られる。
【0039】 I2 +Q2 =xr 2 +xi 2 (16) したがって、xi の推定値、すなわち、
【0040】
【外6】
【0041】は下記の式(17)のように得られる。
【0042】
【数17】
【0043】前記式(17)において、θ値が小さい場
合にQ値は
【0044】
【外7】
【0045】値に近似する。一方、
【0046】
【外8】
【0047】の符号はQの符号と同じものを選択する。
すなわち、
【0048】
【数18】
【0049】
【数19】
【0050】したがって、前記式(15)を用いて位相
エラー信号を求めることができる。位相エラー信号は累
積機67で累積され、サイン及びコサインテーブルRO
M68は累積された位相エラー信号の平均値に対応する
サイン値及びコサイン値を出力し、上述した過程を繰り
返して残留位相成分を取り除く。上述したPTL回路6
0の性能を左右する最も大事な部分は入力信号とPTL
回路60で発生させた信号との位相差を検出する方法で
ある。しかしながら、GA−HDTVがマルチレベルの
VSB変調方式(地上放送の場合に8レベル、ケーブル
放送の場合に16レベル)を採択しているので、PTL
回路はDD(Decision Direct )方式で動作し、決定の
正確度によりPTL回路の線形動作範囲が限られる。す
なわち、PTL回路はxr 値を決めるにおいてIチャン
ネル信号のみを用いるので、決められるエラーに応じて
位相検出の線形動作範囲が限られる。前記決定が間違え
ると、PTL回路の動作は不安定になる。
【0051】言い換えれば、Iチャンネル信号だけを用
いてxr 値を決めるので、PTL回路の残留位相値が増
えるにつれて決められた各信号点で傾きが減りつつ、斜
めになる。したがって、図3の点線で示された決定領域
では正しい決定が行われない。この問題点を解決しつ
つ、最適の決定のためにIチャンネルのみならず、Qチ
ャンネル信号を用いて図3の斜線で示した傾斜の決定領
域による適応的DD方式のPTL回路が提案された。
【0052】提案された適応的DD方式のPTL回路は
下記の式(20)及び(21)により位相エラーを検出
する。 θ= arctan (Ie /Q″) (20)
【0053】
【数20】
【0054】ここで、I″は位相補正されたIチャンネ
ルデータであり、
【0055】
【外9】
【0056】は決められたIチャンネルのレベル値であ
る。固定されたDD方式のPTL回路はその決定領域が
固定されているので、小さい残留位相誤差にも決定エラ
ーを誘発しやすいが、この適応型DD方式のPTL回路
は式(20)から得られた傾きを用いて従来の固定され
た決定領域を越えるシンボルのレベルを適応的に決める
ことにより、間違いによる誤動作を減らすことができ
る。しかしながら、正確な傾きを求めなければ、誤差を
誘発させ、傾きを求めるためには複雑な処理を行うべき
問題点がある。
【0057】かつ、入力されるシンボルが雑音などの影
響により広く分布したり、位相エラー値がきわめて大き
いときは正確な傾きを求めることができないことがあっ
た。したがって、前記適応的DD方式によるPTL回路
はQ値を推定するためのディジタルフィルターが精巧で
なければならなく、arctan等の処理のための構成または
アルゴリズムが加わるなどの実質的な具現に多い制約が
伴われる問題点があった。
【0058】
【発明が解決しようとする課題】上述した問題点を克服
するため、本発明の目的は決め領域に応じて加重値を変
更して位相エラーを検出する方法を提供することにあ
る。本発明の他の目的はVSB受信機において伝送され
る学習シーケンスを用いることにより求められた位相エ
ラーに加わる加重関数を調整してエラー検出の信頼性を
高める位相エラー検出方法を提供することにある。
【0059】本発明のさらに他の目的はQAM受信機に
おいて決定領域に応じて加重値を変更して位相エラーを
検出する方法を提供することにある。かつ、本発明のさ
らに他の目的は前記方法により具現されるVSB受信機
の位相トラッキングループ回路を提供することにある。
【0060】
【課題を達成するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明による位相エラー検出方法は、ディジタ
ル残留側波帯変調通信装置の位相エラー検出方法におい
て、(a)伝送されるIチャンネルデータをディジタル
フィルタリングしてQチャンネルデータを復元する段階
と、(b)所定の加重された位相エラー値により前記I
チャンネルデータとQチャンネルデータの位相を補正す
る位相補正段階と、(c)所定のIチャンネルレベル値
のうち、前記位相補正されたIチャンネルデータに最も
近似したIチャンネルのレベル値を決める段階と、
(d)前記位相補正されたIチャンネルデータと前記決
められたIチャンネル値との差を求め、前記差成分の符
号を前記差に乗算して位相エラー値を求める段階と、
(e)前記位相エラー値に所定の加重関数による加重値
を乗算して前記加重された位相エラー値を前記(b)段
階にフィードバックする段階とを含むことを特徴とす
る。
【0061】本発明による位相トラッキングループ回路
は、ディジタル残留側波帯変調通信装置の位相トラッキ
ングループ回路において、伝送されるIチャンネルデー
タをディジタルフィルタリングしてQチャンネルデータ
を復元する復元手段と、所定の加重位相エラー値により
前記IチャンネルデータとQチャンネルデータとの位相
を補正する位相補正手段と、所定のIチャンネルのレベ
ル値のうち、前記位相補正されたIチャンネルデータに
最も近似したIチャンネルのレベル値を推定する推定手
段と、前記位相補正されたIチャンネルと前記推定され
たIチャンネルのレベル値との差を検出し、前記差成分
の符号を前記差に乗算して位相エラー値を求め、この位
相エラー値に所定の加重関数による加重値を加えて前記
加重された位相エラー値を前記位相補正手段にフィード
バックする検出手段とを含むことを特徴とする。
【0062】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基づき本発
明の実施の形態を詳細に説明する。図4は本発明の望ま
しい一実施例によるPTL回路のブロック構成図であ
る。このPTL回路は、入力されるIチャンネルデータ
をヒルベルト変換フィルタリングしてQ′チャンネルデ
ータを出力するディジタルフィルター310と、入力さ
れるIチャンネルデータをディジタルフィルター310
のフィルターリング時間だけ遅延してI′チャンネルデ
ータを出力する遅延器320と、遅延器320とディジ
タルフィルター310から出力されるI′チャンネルデ
ータ及びQ′チャンネルデータに位相トラッキングルー
プから検出された位相エラーに対応するサイン及びコサ
イン値をそれぞれ複素乗算して位相補正されたI″チャ
ンネルデータとQ″チャンネルデータを出力する複素乗
算器330と、I″チャンネルデータに累算制限器40
0から出力される所定の累算制限値を乗算してデータ列
に出力する乗算器340と、Q″チャンネルデータと乗
算器340で補正されたI″チャンネルデータとを受け
てI″チャンネルデータに近似した
【0063】
【外10】
【0064】を推定し、推定された値
【0065】
【外11】
【0066】チャンネルデータ及びQ″チャンネルデー
タを出力する推定器350と、
【0067】
【外12】
【0068】チャンネルデータ及びQ″チャンネルデー
タを受けて残留位相値θを検出し、この検出された残留
位相値θに所定の加重関数から導出された加重値を加え
て出力する残留位相検出器360と、前記加重値の乗算
された残留位相値θを受けて位相トラッキングループが
発散しないように、所定の除数Mで除算して位相エラー
値として出力する除算器370と、除算器370から出
力される位相エラー値を累算してその累算値を出力する
累算器380と、累算器380から出力される累算値に
対応するサイン及びコサイン値を複素乗算器330に出
力するサイン及びコサインテーブルROM390と、推
定器350から
【0069】
【外13】
【0070】チャンネルデータを受けて
【0071】
【外14】
【0072】の演算値を累算制限値として生成し、I″
チャンネルデータの絶対値が所定の値以上のとき(通
常、最大レベルと判定されるとき)、累算制限値を所定
の制限範囲(0.8〜1.2)内の近似値に制限して乗
算器340に出力する累算制限器400とから構成され
る。上述した図4の構成に対する動作を図1を参照して
説明する。一般にGA−HDTVでは受信信号を図1に
示したようにFPLL回路20を用いて1次復調する。
前記復調された信号はSTR40により駆動されるA/
D変換器30によりデータシンボルレートでディジタル
信号に変換され、ディジタル信号は等化器50を通して
図4に示したPTL回路に入力される。
【0073】図4において、前記ディジタル信号中のI
チャンネル信号だけが入力されるので、位相情報を抽出
し位相エラーを補正するためにQチャンネル情報が必要
とされる。したがって、Iチャンネル信号を用いてヒル
ベルト変換フィルターであるディジタルフィルター31
0でQチャンネル信号を復元する。すなわち、ディジタ
ルフィルター310は、等化器50から入力されるIチ
ャンネルデータをヒルベルト変換フィルタリングして
Q′チャンネルデータを復元して出力する。遅延器32
0は、等化器50から入力されるIチャンネルデータを
ディジタルフィルター310のフィルタリング時間ほど
遅延してI′チャンネルデータに出力させる。
【0074】複素乗算器330は、遅延器320及びデ
ィジタルフィルター310からそれぞれ出力されるI′
チャンネルデータ及びQ′チャンネルデータに残留位相
検出器360で検出された位相エラーに対応するサイン
及びコサイン値をそれぞれ複素乗算して位相補正された
I″チャンネルデータ及びQ″チャンネルデータを出力
する。すなわち、複素乗算器330は、Q′チャンネル
データを用いて遅延器320を通過したIチャンネル入
力信号とPTL回路で発生されたサイン及びコサイン値
の位相を減算して位相補正を行う。
【0075】乗算器340は、I″チャンネルデータに
累算制限器400から入力される累算制限値を乗算して
補正されたI″チャンネルデータ列を、図1に示したチ
ャンネル復号化器70に出力する。推定器350は、
Q″チャンネルデータと乗算器340から補正された
I″チャンネルデータとを受けて所定の残留位相誤差の
比例値からI″チャンネルデータに近似するIチャンネ
ルのレベル値である
【0076】
【外15】
【0077】を推定して
【0078】
【外16】
【0079】チャンネルデータ及びQ″チャンネルデー
タを出力する。残留位相検出器360は、
【0080】
【外17】
【0081】チャンネルデータ及びQ″チャンネルデー
タを受けて残留位相値θを検出し、検出されたθを入力
信号レベル決定の信頼度に応じて所定の加重関数による
加重値を加えて出力する。ここで、残留位相検出器36
0で行われる本発明の一実施例による位相エラー検出方
法について説明する。
【0082】本発明においては、Q″チャンネル値の方
向性、すなわち、Q″チャンネルの符号値のみを用いる
ので、ディジタルフィルター320が精巧でなくても性
能には影響を及ぼさない。すなわち、本発明では次の式
により位相エラーを求める。
【0083】
【数21】
【0084】前記の式(22)はI信号の判定値に対す
るエラーとQ″チャンネルデータの方向性だけで位相エ
ラーを求める。即ち、前記の式(22)はさらに単純化
させ得る。
【0085】
【数22】
【0086】したがって、I″、Q″チャンネルデータ
の方向性だけを用いるので、ハードウェアの構成は非常
に簡単になる。前記残留位相検出器360は、前記の式
(22)や式(23)から求められた位相エラーθの信
頼度に応じて、本発明の加重関数による加重値を乗算し
てその結果を出力する。
【0087】図5は本発明で提案している加重関数の例
を示す。図5において、入力信号I値の位置に応じてI
のレベルをシンボルレベルAやBと判定する。従来の固
定型DD方式による判定は入力されたI値を中央点線を
境界にしてAやBと判定し、位相エラー値はこの判定に
基づいて求められる。この場合、大きい位相エラーが存
在すると、入力された信号レベルは、隣接するシンボル
レベルと誤判定されることがある。このような誤判定に
よる位相エラー値が得られ、これによりPTL回路の動
作に悪影響を及ぼす。
【0088】本発明においては、この場合に安定的にP
TL回路を動作させるために従来のDD方式により得ら
れた位相エラー値に加重関数を加える。すなわち、シン
ボルAとBとの間でIの位置に応じて加重値を与えて誤
判定による位相エラー値の発生を減らしている。図5の
加重関数は、それぞれ図6(A)〜(D)に示されてい
る。この加重関数は定数や一次式、一次以上の高次式な
どへ変形も容易にできる。かつ、示した加重関数は一例
に過ぎず、シンボル間の隣接領域で発生する判定エラー
による位相エラーの誤検出を軽減させ得る加重関数を適
用すれば、いかなる関数も適用することができる。
【0089】図6(A)〜(D)に示された加重関数を
簡単に数式で表すと、次のとおりである。
【0090】
【数23】
【0091】
【数24】
【0092】
【数25】
【0093】
【数26】
【0094】加重関数(1)〜(4)において、
【0095】
【外18】
【0096】は決められた値であり、kは0と1との間
の実数である。
【0097】
【外19】
【0098】は二つの判定レベル間の中央の右側は−、
右側は+で動作する。加えて、従来のDD判定を関数で
表すと、W(I)は=1である。図7(A)は図6
(B)に示された加重関数2をGA−VSBに適用した
ものを示している。かつ、図7(B)は最大シンボルレ
ベル以上では誤判定の可能性が少ないため、+7以上ま
たは−7以下のシンボルレベルでは加重値が1となるよ
うに加えた加重関数であって、図7(A)の加重関数を
改善した形態である。その後、除算器370は、式(2
2)及び式(23)により求められた位相エラーに加重
関数値の乗算された結果(以下、“加重された位相エラ
ー”という)を受けて位相トラッキングループを発散し
ないように所定の除数M(例えば、30)で加重された
位相エラーを除算して出力する。累算器380は、除算
器370から出力される除算された位相エラー値を累算
してサイン及びコサインテーブルROMに出力する。
【0099】サイン及びコサインテーブルROM390
は各位相に対応するサイン及びコサイン値を備え、累算
器380の出力に対応するサイン及びコサイン値を複素
乗算器330に出力する。一方、累算器380は、除算
器370から加重された位相エラーを受けて下記24の
ように適切な利得α(α≦1)を乗算し、以前の出力値
θ′n-1 にその結果を加える。
【0100】 θ′n = θ′n-1 +αW(In )θn (24) ここで、αは位相補正のための帯域幅と関する。θ′は
最終残留位相エラー値であり、θは決定による位相エラ
ー値である。かつ、nは現在のシンボル区間であり、n
−1は以前のシンボル区間を示す。その結果、W
(In )はI値に応じる値を位相エラーに乗算するフィ
ルターとして作用する。これにより、残留位相エラーの
収斂特性は、まるで低域通過フィルターを通過するよう
にスムーズになる。言い換えれば、このフィルターは決
定の信頼度に応じて位相エラーのポストフィルタリング
を行う。
【0101】累算制限器400は、推定器350から
【0102】
【外20】
【0103】チャンネルデータを受けて
【0104】
【外21】
【0105】チャンネルの差値を累算制限値として生成
する。前記I″チャンネルデータの絶対値が所定の値以
上のとき(通常、最大レベルと判定されるとき)、すな
わち、6レベル以上のとき、前記累算制限値を所定の制
限範囲(0.8〜1.2)内の近似値に制限して乗算器
340に出力する。かつ、累算制限器400はI″チャ
ンネルデータの絶対値が所定の値より小さいとき、
【0106】
【外22】
【0107】の差値を累算制限として乗算器340に出
力する。図4では提案された位相エラー検出方法による
PTL回路の動作を説明するため、最も簡単な一次ルー
プの場合を説明した。しかしながら、ループが高次の場
合は単純累積器が高次のフィルターに取り替えられる。
さらに、本発明の加重関数はチャンネルの状態に応じて
適応的に適用され得る。すなわち、GA−VSBのよう
にフレーム当たり二つのセグメント(フィールドシンク
セグメント)に該当する学習シーケンスを伝送する場合
は、学習シーケンスを用いて決定の信頼度を求めること
ができる。得られた信頼度により加重関数を調整するこ
とによりチャンネル状況に適応的に適用できるので、性
能を向上させ得る。
【0108】たとえば、図6(A)に示した関数(1)
を適用する場合、学習シーケンスの決定エラー率が高ま
ると、決定信頼が不可能になるので、図6(E)に示さ
れたように、△Iを小として二つのシンボルAとBとの
境界部を大とすることが望ましい。図8は本発明の他の
実施例によるQAM受信機の構成ブロック図である。従
来のQAM受信機の構成及び動作の詳細な説明は R.L.
Cupo and R.D.Gitlin, "Adaptive carrier recovery sy
stems for digital data communications receivers",
IEEE Journal on selected areas in Communications,
vol. 7, no, 9, pp.1328-1339 , Dec. 1989に開示され
ているので、ここでは簡略に説明する。
【0109】図8において、受信されたQAM信号は実
はIチャンネルデータなので、ヒルベルト変換フィルタ
ー510でIチャンネルデータをフィルタリングしてQ
チャンネルデータを復元してIチャンネルデータとQチ
ャンネルデータとを出力する。適応型等化器520はパ
スバンド型等化器であり、ヒルベルト変換フィルター5
10の出力に含まれているゴーストやノイズを取り除
き、その出力x nT は次の式(25)で表せる。
【0110】
【数27】
【0111】ここで、a nT =ar nT +jai nT
はn番目に伝送されたシンボルであって、同位相ar n
T と直角位相ai nT データであり、ω0 は伝送キャリ
ア周波数であり、Tはシンボル周期であり、θ nT は受
信機で補正されないキャリア位相であり、v nT はホワ
イトガウシアンノイズである。ここで、キャリアエラー
θ nT は通常の位相ジッタ、周波数オフセット、位相オ
フセットの3種の成分を有する。
【0112】復調器530は乗算器より構成され、適応
型等化器520を経た信号とキャリア復元器560の出
力とを乗算してスライサ540に出力する。ここで、受
信信号の搬送波と復元された搬送波との間には位相エラ
ーが存在する。したがって、スライサ540と位相エラ
ー計算機550とはこの位相エラーを推定する。
【0113】従来の固定型DD方式の決定領域を有する
スライサ540の場合は、基準位相値(±45°、±1
35°)のうち、復調器530の出力信号に含まれてい
る位相差情報に最も近似している基準位相を変調された
信号の伝送位相として決める。しかしながら、本発明で
はスライサ540の決定領域を図6(E)の加重関数を
用いて加重値を加えた決定領域を用いる。
【0114】すなわち、スライサ540は復調器530
の出力信号に含まれている位相差情報に所定の加重関数
による加重値を乗算して加重値の乗算された位相差情報
に最も近似している基準位相を伝送位相として決める。
位相エラー計算機550ではスライサ540から出力さ
れる基準位相情報に応じて位相エラー推定値ε(n)を
出力する。
【0115】キャリア復元器560はPLL回路より構
成され、この推定値ε(n)により変調されたキャリア
周波数と同じ局部搬送波α′を発生して元の信号が検波
し得るように局部搬送波α′を復調器530と再変調/
エラー計算機570とに出力する。再変調/エラー計算
機570では適応型等化器520がパスバンド型の等化
器なので、スライサ540から出力される信号とキャリ
ア復元器560の出力信号とを乗算して適応型の等化器
520に供給する。
【0116】図8では本発明の位相エラー検出方法をQ
AM受信機に適用する例を説明したが、MPSK(Mult
iple Phase Shift Keying )にも適用できる。図9は4
5°の位相エラーを有する場合、図2に示された回路に
より行われる従来の固定型のDD方式による残留位相エ
ラーの収斂特性Bと図4に示された回路により本発明の
位相エラーに加重値を加えた残留位相エラーの収斂特性
Aとを比べた図面である。
【0117】図10は45°の位相エラーを有する場合
に対して図8に示されたQAM受信機で従来の固定型の
DD方式により位相補正した収斂特性Bと本発明の位相
エラーに加重値を加えて位相補正した収斂特性Aとを比
べた図面である。図9及び図10の加重関数は図6
(B)に示された加重関数(2)である。図9及び図1
0からわかるように、従来の方法よりは本発明の位相エ
ラー検出方法による残留位相エラーの収斂特性の結果が
振動が極めて少ない。
【0118】
【発明の効果】本発明の位相エラー検出方法とPTL回
路は加重関数の特性により多様な残留位相値に対応する
ように容易に変形され得る。特に、GA−HDTV受信
機において、伝送されるフレーム当たり二つのセグメン
トに該当する学習シーケンスを用いてチャンネルの状態
を検出することができ、これを用いてチャンネル特性に
より加重関数を調整してエラー検出の信頼性を高める。
【0119】かつ、本発明の位相エラー検出方法はすべ
てのPTL回路の決定に使用されることができ、ハード
ウェアの具現も簡単である。本発明はQAM、MPSK
方式を用いる受信機へも容易に応用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般のGA−HDTV受信機のブロック構成図
である。
【図2】図1に示された従来の位相トラッキングループ
回路のブロック構成図である。
【図3】従来の位相トラッキングループ回路の入力信号
の分布図である。
【図4】本発明による位相トラッキングループ回路のブ
ロック構成図である。
【図5】本発明の加重関数の例である。
【図6】(A)乃至(E)は本発明の加重関数の例であ
る。
【図7】(A)及び(B)はVSB信号に適用された加
重関数の例である。
【図8】本発明によるQAM受信機のブロック構成図で
ある。
【図9】従来の方法と本発明の方法とによる残留位相エ
ラーの収斂特性を示す図である。
【図10】従来の方法と本発明の方法とによる残留位相
エラーの収斂特性を示す図である。
【符号の説明】
310 ディジタルフィルター 320 遅延器 330 複素乗算器 350 推定器 360 残留位相検出器 370 除算器 380 累算器 390 サイン及びコサインテーブルROM 400 累算制限器 510 ヒルベルト変換フィルター 520 適応型等化器 530 復調器 540 スライサ 550 位相エラー計算器 560 キャリア復元器 570 再変調/エラー計算器

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル残留側波帯変調通信方式の位
    相エラー検出方法において、 (a)伝送されるIチャンネルデータをディジタルフィ
    ルタリングしてQチャンネルデータを復元する段階と、 (b)所定の加重された位相エラー値により前記Iチャ
    ンネルデータとQチャンネルデータの位相を補正する位
    相補正段階と、 (c)所定のIチャンネルレベル値のうち、前記位相補
    正されたIチャンネルデータに最も近似したIチャンネ
    ルのレベル値を決める段階と、 (d)前記位相補正されたIチャンネルデータと前記決
    められたIチャンネル値との差を求め、前記差成分の符
    号を前記差に乗算して位相エラー値を求める段階と、 (e)前記位相エラー値に所定の加重関数による加重値
    を乗算して前記加重された位相エラー値を前記(b)段
    階にフィードバックする段階とを含むことを特徴とする
    位相エラー検出方法。
  2. 【請求項2】 前記(e)段階においては、下記の式、 【数1】 による加重関数W(I)から求められる加重値を前記位
    相エラー値に乗算することを特徴とする請求項1に記載
    の位相エラー検出方法。
  3. 【請求項3】 前記(e)段階においては、下記の式、 【数2】 による加重関数W(I)から求められる加重値を前記位
    相エラー値に乗算することを特徴とする請求項1に記載
    の位相エラー検出方法。
  4. 【請求項4】 前記(e)段階においては、下記の式、 【数3】 による加重関数W(I)から求められる加重値を前記位
    相エラー値に乗算することを特徴とする請求項1に記載
    の位相エラー検出方法。
  5. 【請求項5】 前記(e)段階では下記の式、 【数4】 による加重関数W(I)により求められる加重値を前記
    位相エラー値に乗算することを特徴とする請求項1に記
    載の位相エラー検出方法。
  6. 【請求項6】 前記(e)段階においては、 (e1)伝送されるIチャンネルデータに含まれている
    学習シーケンスを用いて決定の信頼度を求める段階と、 (e2)前記求められた信頼度に応じて加重関数を調整
    する段階と、 (e3)前記調整された加重関数による加重値に前記
    (d)段階で得られた位相エラーを乗算して前記加重さ
    れた位相エラー値を前記(b)段階にフィードバックす
    る段階とを含むことを特徴とする請求項1に記載の位相
    エラー検出方法。
  7. 【請求項7】 位相変調された信号を復調する復調装置
    の位相エラー検出方法において、 (a)伝送される位相変調された信号をディジタルフィ
    ルタリングして復元する段階と、 (b)前記復元された信号に含まれている位相差情報に
    所定の加重関数による加重値を乗算して加重された位相
    差情報を発生する段階と、 (c)所定の基準位相値のうち、前記加重された位相差
    値情報に最も近似した基準位相値を、前記位相変調され
    た信号の伝送位相情報として決める段階と、 (d)前記加重された位相差情報と前記決められた伝送
    位相情報との位相差により前記復元された信号の位相を
    補正する段階とを含むことを特徴とする位相エラー検出
    方法。
  8. 【請求項8】 ディジタル残留側波帯変調通信装置の位
    相トラッキングループ回路において、 伝送されるIチャンネルデータをディジタルフィルタリ
    ングしてQチャンネルデータを復元する復元手段と、 所定の加重位相エラー値により前記Iチャンネルデータ
    とQチャンネルデータとの位相を補正する位相補正手段
    と、 所定のIチャンネルのレベル値のうち、前記位相補正さ
    れたIチャンネルデータに最も近似したIチャンネルの
    レベル値を推定する推定手段と、 前記位相補正されたIチャンネルと前記推定されたIチ
    ャンネルのレベル値との差を検出し、前記差成分の符号
    を前記差に乗算して位相エラー値を求め、この位相エラ
    ー値に所定の加重関数による加重値を加えて前記加重さ
    れた位相エラー値を前記位相補正手段にフィードバック
    する検出手段とを含むことを特徴とする位相トラッキン
    グループ回路。
  9. 【請求項9】 ディジタル残留側波帯変調通信装置の位
    相トラッキングループ回路において、 伝送されるIチャンネルデータをフィルタリングして第
    1のQチャンネルデータを復元するディジタルフィルタ
    リング手段と、 前記Iチャンネルデータを前記ディジタルフィルタリン
    グ手段のフィルタリング時間だけ遅延して第1のIチャ
    ンネルデータとして出力する遅延手段と、 前記第1のIチャンネルデータ及び第1のQチャンネル
    データに所定のサイン及びコサイン値をそれぞれ複素乗
    算して第2のIチャンネル及び第2のQチャンネルデー
    タとして出力する第1乗算手段と、 前記第2のIチャンネルデータに所定の累算制限値を乗
    算して出力する第2乗算手段と、 前記第2のQチャンネルデータと前記第2乗算手段の出
    力とを受けて所定の残留位相エラーに対応して前記第2
    のIチャンネルデータに最も近似したIレベル値を推定
    する推定手段と、 前記Iレベルの推定値、第2のIチャンネルデータ及び
    第2のQチャンネルデータを入力して前記第2のQチャ
    ンネルデータの方向性に応じて前記第2のIチャンネル
    データと前記Iレベルの推定値との差に所定の加重関数
    による加重値を加えて位相エラー値を決める位相エラー
    決め手段と、 前記位相エラー決め手段の出力を所定の値で除算して、
    その除算された位相エラー値を出力する除算手段と、 前記除算された位相エラー値を所定の数で累算する累算
    手段と、 前記累算された位相エラー値に対応する既貯蔵されたサ
    イン及びコサイン値を前記第1乗算手段に出力するサイ
    ン及びコサインテーブル貯蔵手段と、 前記Iレベルの推定値と第2Iチャンネルデータとを受
    けて前記第2のIチャンネルデータから前記推定された
    Iレベル値を減算して、その差値を累算制限値として前
    記第2乗算手段に出力する累算制限手段とから構成する
    ことを特徴とする位相トラッキングループ回路。
  10. 【請求項10】 前記位相エラー決め手段は下記の式、 【数5】 に応じて位相エラー値を決めることを特徴とする請求項
    9に記載の位相トラッキングループ回路。
  11. 【請求項11】 前記位相エラー決め手段は下記の式、 【数6】 に応じて位相エラー値を決めることを特徴とする請求項
    9に記載の位相トラッキングループ回路。
  12. 【請求項12】 前記位相エラー決め手段は下記の式、 【数7】 による加重関数W(I)から求められる加重値を前記位
    相エラー値に乗算することを特徴とする請求項9に記載
    の位相トラッキングループ回路。
  13. 【請求項13】 前記位相エラー決め手段は下記の式、 【数8】 による加重関数W(I)から求められる加重値を前記位
    相エラー値に乗算することを特徴とする請求項9に記載
    の位相トラッキングループ回路。
  14. 【請求項14】 前記位相エラー決め手段は下記の式、 【数9】 による加重関数W(I)から求められる加重値を前記位
    相エラー値に乗算することを特徴とする請求項9に記載
    の位相トラッキングループ回路。
  15. 【請求項15】 前記位相エラー決め手段は下記の式、 【数10】 による加重関数W(I)から求められる加重値を前記位
    相エラー値に乗算することを特徴とする請求項9に記載
    の位相トラッキングループ回路。
  16. 【請求項16】 前記累算制限手段は、 所定の累算範囲と基準値を有し、前記Iレベルの推定値
    及び第2Iチャンネルデータを受けて前記第2のIチャ
    ンネルデータからIレベルの推定値を減算してその減算
    値を求め、前記第2のIチャンネルデータの絶対値が前
    記基準値以上の際、前記減算値に最も近似した前記累算
    範囲内の値を累算制限値として出力し、前記第2のIチ
    ャンネルデータの絶対値が前記基準値より小さいとき、
    前記減算値を累算制限値として出力する累算制限手段で
    あることを特徴とする請求項9に記載の位相トラッキン
    グループ回路。
  17. 【請求項17】 前記位相エラー決め手段は前記所定の
    加重関数に対応する応答を有するフィルターを含むこと
    を特徴とする請求項9に記載の位相トラッキングループ
    回路。
  18. 【請求項18】 前記加重関数が高次の場合、前記累算
    手段は高次フィルターで構成されることを特徴とする請
    求項17に記載の位相トラッキングループ回路。
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