JPH09233254A - 画像記録装置及びその画像書込開始位置の調整方法 - Google Patents

画像記録装置及びその画像書込開始位置の調整方法

Info

Publication number
JPH09233254A
JPH09233254A JP8036127A JP3612796A JPH09233254A JP H09233254 A JPH09233254 A JP H09233254A JP 8036127 A JP8036127 A JP 8036127A JP 3612796 A JP3612796 A JP 3612796A JP H09233254 A JPH09233254 A JP H09233254A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
recording
scanning direction
start position
main scanning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8036127A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3492071B2 (ja
Inventor
Yoshiaki Kawai
義昭 川合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP03612796A priority Critical patent/JP3492071B2/ja
Publication of JPH09233254A publication Critical patent/JPH09233254A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3492071B2 publication Critical patent/JP3492071B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Handling Of Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 新たに検知センサを設けたり無駄な処理を行
なわずに給紙部のメカ的なズレを画像書込開始位置を調
整して自動的に補正できるようにする。 【解決手段】 CPU1はプロッタ6によって予め設定
された主走査方向の画像書込開始位置から所定距離を隔
てた位置に対応する記録紙上に位置検知用のパターンを
記録し、スキャナ5によってそのパターンが記録された
記録紙の主走査方向の端部を含む広い範囲の画像を読み
取り、その読み取った画像に基づいて記録紙の主走査方
向の端部からその記録紙上のパターンまでの距離を計測
し、その計測された距離と上記所定距離との差値を算出
し、その算出された差値に基づいて上記主走査方向の画
像書込開始位置を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ファクシミリ装
置,プリンタ装置,複写装置等の画像記録装置とその画
像書込開始位置の調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像記録装置は、工場にて画像記
録装置が組み上がったときに、記録紙に任意のパターン
を出力し、オペレータが記録紙上に記録されたそのパタ
ーンに基づいて画像のズレを観察し、そのズレ量に応じ
た調整値を設定RAMに記憶させることにより、給紙装
置などのメカ的なズレを補正するための画像書込開始位
置の調整(「横レジスト調整」と称する)を行なってい
た。しかし、このような画像書込開始位置の調整では、
オペレータの作業量,作業時間が多くなって能率的では
なかった。そこで、次のような画像記録装置が提案され
ている。
【0003】(1)転写紙の搬送経路に検知用センサを
配設し、転写紙の先端側をそれぞれ検知し、画像書き込
みの開始タイミングを調整して転写紙の先端側の縦レジ
ストと横端側の横レジストとを同時に自動調整すること
により、ページ間でのレジストのバラツキを少なくする
レジスト自動調整処理を行なう画像記録装置(例えば、
特開平3−2877号公報参照)。
【0004】(2)光検出器によって転写紙の横方向の
位置を検出し、書込制御手段によってその検出した横方
向の位置に応じて同期検知信号からの画像書込開始信号
までの時間を制御することにより、転写紙の1枚毎の横
方向のレジスト量を制御可能にした画像記録装置(例え
ば、特開平3−119375号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た(1)の画像記録装置では、新たに検知用センサ等を
設けるので装置構成が複雑になり、コストアップになる
という問題があった。また、横レジストの調整はメカ的
なズレを補正するものであり、工場出荷時に調整すれ
ば、その後に装置を分解しない限りズレは発生するもの
ではないので、上述した(2)の画像記録装置のように
1ページ毎に横レジストを調整する必要はない。
【0006】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、新たに検知センサを設けたり無駄な処理を行な
わずに給紙部のメカ的なズレを画像書込開始位置を調整
して自動的に補正できるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、予め設定された主走査方向の画像書込開
始位置に基づいて記録紙に画像を記録する画像記録手段
と、上記画像書込開始位置から所定距離を隔てた位置に
対応する記録紙上に位置検知用のパターンを記録するパ
ターン記録手段と、上記パターンが記録された記録紙の
主走査方向の端部を含む広い範囲の画像を読み取る画像
読取手段と、その手段によって読み取った画像に基づい
て記録紙の主走査方向の端部からその記録紙上のパター
ンまでの距離を計測する距離計測手段と、その手段によ
って計測された距離と上記所定距離との差値を算出する
差値算出手段と、その手段によって算出された差値に基
づいて上記主走査方向の画像書込開始位置を調整する画
像書込開始位置調整手段を備えた画像記録装置を提供す
る。
【0008】また、予め設定された主走査方向の画像書
込開始位置から所定距離を隔てた位置に対応する記録紙
上に位置検知用のパターンを記録し、そのパターンが記
録された記録紙の主走査方向の端部を含む広い範囲の画
像を読み取り、その読み取った画像に基づいて記録紙の
主走査方向の端部からその記録紙上のパターンまでの距
離を計測し、その計測された距離と上記所定距離との差
値を算出し、その算出された差値に基づいて上記主走査
方向の画像書込開始位置を調整する画像書込開始位置の
調整方法も提供する。
【0009】さらに、予め設定された主走査方向の画像
書込開始位置に基づいて記録紙に画像を記録する画像記
録手段と、上記主走査方向の画像書込開始位置から所定
距離までに対応する記録紙上に位置検知用の塗り潰しパ
ターンを記録するパターン記録手段と、上記塗り潰しパ
ターンが記録された記録紙の主走査方向の端部を含む広
い範囲の画像を読み取る画像読取手段と、その手段によ
って読み取った画像に基づいて記録紙上の塗り潰しパタ
ーンの主走査方向の距離を計測する計測手段と、その手
段によって計測された距離と上記所定距離との差値を算
出する差値算出手段と、その手段によって算出された差
値に基づいて上記主走査方向の画像書込開始位置を調整
する画像書込開始位置調整手段を備えた画像記録装置に
するとよい。
【0010】また、予め設定された主走査方向の画像書
込開始位置から所定距離までに対応する記録紙上に位置
検知用の塗り潰しパターンを記録し、その塗り潰しパタ
ーンが記録された記録紙の主走査方向の端部を含む広い
範囲の画像を読み取り、その読み取った画像に基づいて
記録紙上の塗り潰しパターンの主走査方向の距離を計測
し、その計測された距離と上記所定距離との差値を算出
し、その算出された差値に基づいて上記主走査方向の画
像書込開始位置を調整する画像書込開始位置の調整方法
を提供する。
【0011】さらに、複数の給紙装置と、その各給紙装
置から給紙される各記録紙に予め設定された主走査方向
の画像書込開始位置に基づいて画像を記録する画像記録
手段と、上記各給紙装置毎に給紙される記録紙に上記画
像書込開始位置からそれぞれ異なる所定距離を隔てた位
置に位置検知用のパターンを記録するパターン記録手段
と、上記パターンが記録された各記録紙の主走査方向の
端部を含む広い範囲の画像を読み取る画像読取手段と、
その手段によって読み取った各画像に基づいて各記録紙
の主走査方向の端部からその各記録紙上のパターンまで
の距離を計測する距離計測手段と、その手段によって計
測された距離に基づいて上記各給紙部を識別する手段
と、その手段によって識別した各給紙部毎に上記距離と
上記所定距離との差値を算出する差値算出手段と、その
手段によって算出された差値に基づいて上記各給紙部毎
の主走査方向の画像書込開始位置を調整する画像書込開
始位置調整手段を備えた画像記録装置にするとよい。
【0012】さらにまた、複数の給紙装置と、その各給
紙装置から給紙される各記録紙に予め設定された主走査
方向の画像書込開始位置に基づいて画像を記録する画像
記録手段と、上記各給紙装置毎に給紙される記録紙に上
記画像書込開始位置からそれぞれ異なる所定距離まで位
置検知用の塗り潰しパターンを記録するパターン記録手
段と、上記塗り潰しパターンが記録された各記録紙の主
走査方向の端部を含む広い範囲の画像を読み取る画像読
取手段と、その手段によって読み取った各画像に基づい
て各記録紙上の塗り潰しパターンの主走査方向の距離を
計測する計測手段と、その手段によって計測された距離
に基づいて上記各給紙部を識別する手段と、その手段に
よって識別した各給紙部毎に上記距離と上記所定距離と
の差値を算出する差値算出手段と、その手段によって算
出された差値に基づいて上記各給紙部毎の主走査方向の
画像書込開始位置を調整する画像書込開始位置調整手段
を備えた画像記録装置にするとよい。
【0013】この発明による請求項1の画像読取装置に
よれば、記録紙に位置検知用のパターンを記録し、その
記録紙の画像を読み取ってその位置検知用のパターンに
基づいて記録紙の画像書込開始位置のズレを自動的に調
整するので、新たに検知センサを設けたり無用な処理を
行なわずに給紙部のメカ的なズレを容易に補正すること
ができる。
【0014】また、この発明による請求項2の画像書込
開始位置の調整方法によれば、上記請求項1の画像読取
装置による記録紙に対する主走査方向の書き込み開始位
置の調整を能率良く行なえる。
【0015】さらに、この発明による請求項3の画像読
取装置によれば、記録紙に位置検知用の塗り潰しパター
ンを記録し、その記録紙の画像を読み取ってその位置検
知用の塗り潰しパターンに基づいて記録紙の画像書込開
始位置のズレを自動的に調整するので、記録紙に対する
主走査方向の書き込み開始位置の調整を精度良く行なえ
る。また、記録紙の端部を検出するために圧板の白と記
録紙の白を認識しなくてもよくなり、誤検出の発生を防
止することができる。
【0016】また、この発明による請求項4の画像書込
開始位置の調整方法によれば、上記請求項3の画像読取
装置による記録紙に対する主走査方向の書き込み開始位
置の調整を能率良く行なえる。
【0017】さらに、この発明による請求項5の画像読
取装置によれば、複数の給紙部毎にそれぞれの記録紙に
対する主走査方向の書き込み開始位置の調整を自動的に
行なえる。さらにまた、この発明による請求項6の画像
読取装置によれば、複数の給紙部毎にそれぞれの記録紙
に対する主走査方向の書き込み開始位置の調整をより精
度良く行なえる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて具体的に説明する。まず、この発明による
画像書込開始位置の調整処理との違いを明らかにするた
め、一般的な画像書込開始位置の調整処理(「主走査方
向の横レジスト調整処理」とも称する)について説明す
る。
【0019】図10は、一般的な画像書込開始位置の調
整処理の説明図である。プロットする画データの主走査
方向の画像書込開始位置をプロッタラインシンクで示さ
れる位置Lから主走査方向に距離Aを隔てた位置に設定
し、画データを記録する画データ領域が同図に示すよう
な範囲の場合、記録紙の端部が位置Lから主走査方向に
距離Aを隔てた位置で給紙されれば、記録紙に画データ
が主走査方向にズレずにプロットされ、記録紙の中心に
画像が記録される。
【0020】しかし、給紙部のメカ的なバラツキによっ
て記録紙の端部が位置Lから主走査方向の距離Aよりも
短い距離Bを隔てた位置で給紙された場合、画データが
記録紙の左側にズレてプロットされ、記録紙の左寄りに
画像が記録される。また、記録紙の端部が位置Lから主
走査方向の距離Aよりも長い距離Cを隔てた位置で給紙
された場合、画データが記録紙の右側にズレてプロット
され、記録紙の右寄りに画像が記録される。
【0021】そこで、組み上がった画像記録装置毎に、
画像書込開始位置をプロッタラインシンクで示される位
置Lから主走査方向に距離Aを隔てた位置からB又はC
に変更し、画データ領域の書込開始位置を記録紙のズレ
に合わせて調整する。
【0022】その調整作業は、オペレータが任意の横レ
ジスト調整用のパターンを記録紙に記録させ、その記録
紙上のパターンに基づいて画データのズレ量を測定し、
そのズレ量に応じた設定値を操作表示部から入力し、予
めRAMに格納された画像書込開始位置のデータをその
入力した設定値に変更する。そして、そのデータに基づ
いてプロッタタイミング制御部16によって画データの
書込開始位置を変更していた。
【0023】図1は、この発明の一実施形態のファクシ
ミリ装置等の画像記録装置の構成を示すブロック図であ
る。この画像記録装置は、この装置全体を制御するCP
U1と、そのCPU1の制御プログラムを格納したRO
M2と、この装置の動作に関する各種のデータを格納す
るRAM3を有する。
【0024】また、この装置の動作状態等の情報を表示
するLCD等のディスプレイと共にオペレータが各種の
入力操作を行なうキーボード等の入力装置を備えた操作
表示部4と、原稿の画像を光学的に読み取る画像読取装
置であるスキャナ5と、記録紙に画データを印刷するレ
ーザプリンタ,インクジェットプリンタ等のプロッタ6
と、プロッタ6によってプロットする画データを頁単位
で蓄積するページメモリ7と、記録紙をプロッタ6へ給
紙する給紙部8と、上記各部間でデータのやり取りを行
なう通信線であるバス9も有する。
【0025】図2は、図1に示したスキャナ5及びプロ
ッタ6のこの発明に係る部分の内部構成を示すブロック
図である。スキャナ5は、原稿の画像を光学的に読み取
る光電変換素子であるCCD10と、CCD10によっ
て読み取った画データをアナログ画データからデジタル
画データに変換すると共に既知の画像補正処理を行な
い、そのデジタル画データをページメモリ7に蓄積する
スキャナ画像処理部11と、CCD10及びスキャナ画
像処理部11によるスキャナ動作のための各種タイミン
グデータを作成するスキャナタイミング制御部12等か
らなる。
【0026】プロッタ6は、ページメモリ7に蓄積され
た画データに既知のスムージング処理を施し、P/S変
換したシリアル画データをLDドライバ15へ送るプロ
ッタ画像処理部13と、プロッタ画像処理部13からの
シリアル画データに基づいてLD15を発光させるLD
ドライバ14と、図示を省略した感光体に画像を形成す
るLD15と、プロッタ同期検知部17から送られるプ
ロッタラインシンクに同期し、RAM3に格納されたデ
ータに基づいてプロット動作のための各種タイミングデ
ータを作成してプロッタ画像処理部13へ送るプロッタ
タイミング制御部16と、LD15によって形成される
画像の各ラインを検知し、1ライン毎の同期信号である
プロッタラインシンクをプロッタタイミング制御部16
へ送るプロッタ同期検知部17等からなる。
【0027】すなわち、上記CPU1とプロッタ6が、
予め設定された主走査方向の画像書込開始位置に基づい
て記録紙に画像を記録する画像記録手段と、上記画像書
込開始位置から所定距離を隔てた位置に対応する記録紙
上に位置検知用のパターンを記録するパターン記録手段
の機能を果たす。また、上記CPU1とスキャナ5が、
上記パターンが記録された記録紙の主走査方向の端部を
含む広い範囲の画像を読み取る画像読取手段の機能を果
たす。
【0028】さらに、上記CPU1とプロッタ6は、上
記読み取った画像に基づいて記録紙の主走査方向の端部
から該記録紙上のパターンまでの距離を計測する距離計
測手段と、その計測された距離と上記所定距離との差値
を算出する差値算出手段と、その算出された差値に基づ
いて上記主走査方向の画像書込開始位置を調整する画像
書込開始位置調整手段の機能も果たす。
【0029】したがって、この画像読取装置は、予め設
定された主走査方向の画像書込開始位置から所定距離を
隔てた位置に対応する記録紙上に位置検知用のパターン
を記録し、そのパターンが記録された記録紙の主走査方
向の端部を含む広い範囲の画像を読み取り、その読み取
った画像に基づいて記録紙の主走査方向の端部からその
記録紙上のパターンまでの距離を計測し、その計測され
た距離と上記所定距離との差値を算出し、その算出され
た差値に基づいて上記主走査方向の画像書込開始位置を
調整する画像書込開始位置の調整処理を自動的に行な
う。
【0030】次に、この画像書込開始位置の調整処理に
ついて詳しく説明する。図3は、この実施形態の画像読
取装置における画像書込開始位置の調整処理を示すフロ
ーチャートである。
【0031】この処理は、ステップ(図中「S」で示
す)1でプロッタ6によって予め設定された主走査方向
の画像書込開始位置dから理論値(所定距離)aを隔て
た位置に対応する記録紙上に位置検知用のパターンであ
る横レジスト調整用パターンPを出力して記録し、ステ
ップ2でスキャナ5によってその横レジスト調整用パタ
ーンPが記録された記録紙の主走査方向の端部を含む広
い範囲の画像を読み取る。
【0032】ステップ3でその読み取った画像に基づい
て記録紙の主走査方向の左端部からその記録紙上の横レ
ジスト調整用パターンPまでのドット数を計測して距離
を計測し、ステップ4でその計測された距離である計測
値bと理論値(所定距離)aとの差値cを算出し、ステ
ップ5でその算出された差値cと予め設定された主走査
方向の画像書込開始位置dとを加算した位置d′を求
め、主走査方向の画像書込開始位置をdからd′に変更
して調整する。
【0033】さらに、この画像書込開始位置の調整処理
を説明する。図4はその画像書込開始位置の調整処理の
説明図である。スキャナ5のCCD10は最大読取幅よ
りも充分広い範囲を読み取るものを使用し、スキャナ画
像処理部11ではエッジ検出等の処理によって記録紙の
左端と白→黒,黒→白の変化点を検出する。
【0034】まず、CPU1によって図4に示すズレの
無い記録紙の左端から理論値(所定距離)aの位置に位
置検知用のパターンである横レジスト調整用パターンP
をページメモリ7に作成し、プロッタ6によってその横
レジスト調整用パターンPを記録紙に出力する。横レジ
スト調整用パターンPは、図4に示すように、充分に位
置認識が可能な黒帯状のパターンである。
【0035】その後、CPU1は、スキャナ5によって
その記録紙の画像を読み取らせ、スキャナ画像処理部1
1によって記録紙の左端を認識し、その左端から横レジ
スト調整用パターンPまでのドット数を計測し、その計
測値bと理論値aとを比較し、理論値aと計測値bとの
差値cを計算する。そして、その差値cを予め設定され
た主走査方向の画像書込開始位置dに加算した画像書込
開始位置d′を求め、RAM3に格納する。
【0036】こうして、記録紙上の横レジスト調整用パ
ターンPを用いて記録紙のズレを自動的に調整すること
ができる。この調整処理以後、プロッタタイミング制御
部16は、その調整された画像書込開始位置d′に基づ
いて画データのプロットタイミングを作成するので、プ
ロッタ6における記録紙と画データ領域とのズレが補正
される。
【0037】次に、上記横レジスト調整用パターンに代
えて横レジスト調整用塗り潰しパターンを用いて画像書
込開始位置を調整する処理について説明する。この場
合、上記CPU1とプロッタ6が、予め設定された主走
査方向の画像書込開始位置に基づいて記録紙に画像を記
録する画像記録手段と、上記主走査方向の画像書込開始
位置から所定距離までに対応する記録紙上に位置検知用
の塗り潰しパターンを記録するパターン記録手段の機能
を果たす。
【0038】また、上記CPU1とスキャナ5が、上記
塗り潰しパターンが記録された記録紙の主走査方向の端
部を含む広い範囲の画像を読み取る画像読取手段の機能
を果たす。
【0039】さらに、上記CPU1とプロッタ6は、上
記読み取った画像に基づいて記録紙上の塗り潰しパター
ンの主走査方向の距離を計測する計測手段と、その計測
された距離と上記所定距離との差値を算出する差値算出
手段と、その算出された差値に基づいて上記主走査方向
の画像書込開始位置を調整する画像書込開始位置調整手
段の機能も果たす。
【0040】したがって、この場合の画像読取装置は、
予め設定された主走査方向の画像書込開始位置から所定
距離までに対応する記録紙上に位置検知用の塗り潰しパ
ターンを記録し、その塗り潰しパターンが記録された記
録紙の主走査方向の端部を含む広い範囲の画像を読み取
り、その読み取った画像に基づいて記録紙上の塗り潰し
パターンの主走査方向の距離を計測し、その計測された
距離と上記所定距離との差値を算出し、その算出された
差値に基づいて上記主走査方向の画像書込開始位置を調
整する。
【0041】次に、この場合の画像書込開始位置の調整
処理について詳しく説明する。図5は、その画像書込開
始位置の調整処理を示すフローチャートである。この処
理は、ステップ(図中「S」で示す)11でプロッタ6
によって予め設定された主走査方向の画像書込開始位置
eから所定距離までに対応する記録紙上に位置検知用の
塗り潰しパターンである横レジスト調整用塗り潰しパタ
ーンQを出力して記録し、ステップ12でスキャナ5に
よってその横レジスト調整用塗り潰しパターンQが記録
された記録紙の主走査方向の端部を含む広い範囲の画像
を読み取る。
【0042】ステップ13でその読み取った画像に基づ
いて記録紙の左端から黒→白の変化点までのドット数
を、つまり、記録紙上の横レジスト調整用塗り潰しパタ
ーンQの主走査方向の距離を計測し、ステップ14でそ
の計測された距離である計測値gと所定距離fとの差値
f−gを算出し、その算出された差値f−gと予め設定
された主走査方向の画像書込開始位置eとを加算した位
置hを求め、主走査方向の書き込み開始位置をeからh
に変更して調整する。
【0043】さらに、この画像書込開始位置の調整処理
を説明する。図4はその画像書込開始位置の調整処理の
説明図である。CPU1は、プロッタ6によって記録紙
の左端側から所定距離までを黒画像にする横レジスト調
整用塗り潰しパターンQを出力する。その横レジスト調
整用塗り潰しパターンQを作成する場合、プロッタタイ
ミング制御部16によって調整できる最も左寄せの位置
に設定し、記録紙の左端には必ず黒画像がプロットされ
るようにする。その設定した画像書込開始位置をeと
し、黒画像の幅をfとする。
【0044】その後、その記録紙をスキャナ5によって
読み取らせ、スキャナ画像処理部11によって記録紙の
左端の画像の白→黒の変化点と横レジスト調整用塗り潰
しパターンQの右端の黒→白の変化点を検出し、記録紙
上の横レジスト調整用塗り潰しパターンQの主走査方向
の距離に相当するドット数を計測する。その計測値gと
予め設定した画像書込開始位置eと黒画像の幅fに基づ
いて、プロッタラインシンクLからの画像書込開始位置
h=e+f−gを求め、RAM3に格納する。
【0045】この調整処理以後、プロッタタイミング制
御部16は、その調整された画像書込開始位置hに基づ
いて画データのプロットタイミングを作成するので、プ
ロッタ6における記録紙と画データ領域とのズレが補正
される。
【0046】こうして、記録紙上の横レジスト調整用塗
り潰しパターンQを用いて記録紙のズレを自動的に調整
することができる。また、横レジスト調整用塗り潰しパ
ターンQによれば、白→黒と黒→白の変化点をはっきり
認識することができるので、誤検知による画像書込開始
位置の調整を誤らずに済み、その調整を精度良く行なえ
る。
【0047】次に、複数の給紙部を備えた画像記録装置
における画像書込開始位置調整の処理について説明す
る。図7は、図1に示した画像記録装置に複数の給紙部
8a〜8cを設けたときの構成を示すブロック図であ
る。この画像記録装置では、各給紙部8a〜8c毎に記
録紙のズレを検出して画像書込開始位置を調整する。そ
の際、記録紙に横レジスト調整用パターンP又は横レジ
スト調整用塗り潰しパターンQを記録する。
【0048】したがって、横レジスト調整用パターンP
を用いる場合、上記CPU1とプロッタ6が、各給紙装
置から給紙される各記録紙に予め設定された主走査方向
の画像書込開始位置に基づいて画像を記録する画像記録
手段と、各給紙装置毎に給紙される記録紙に前記画像書
込開始位置からそれぞれ異なる所定距離を隔てた位置に
位置検知用のパターンを記録するパターン記録手段の機
能を果たす。
【0049】また、上記CPU1とスキャナ5が、上記
パターンが記録された各記録紙の主走査方向の端部を含
む広い範囲の画像を読み取る画像読取手段の機能を果た
す。さらに、上記CPU1とプロッタ6は、その読み取
った各画像に基づいて各記録紙の主走査方向の端部から
その各記録紙上のパターンまでの距離を計測する距離計
測手段と、その計測された距離に基づいて各給紙部を識
別する手段と、その識別した各給紙部毎に上記距離と上
記所定距離との差値を算出する差値算出手段と、その算
出された差値に基づいて各給紙部毎の主走査方向の画像
書込開始位置を調整する画像書込開始位置調整手段の機
能も果たす。
【0050】一方、横レジスト調整用塗り潰しパターン
Qを用いる場合、上記CPU1とプロッタ6が、各給紙
装置から給紙される各記録紙に予め設定された主走査方
向の画像書込開始位置に基づいて画像を記録する画像記
録手段と、各給紙装置毎に給紙される記録紙に上記画像
書込開始位置からそれぞれ異なる所定距離まで位置検知
用の塗り潰しパターンを記録するパターン記録手段の機
能を果たす。
【0051】また、上記CPU1とスキャナ5が、上記
塗り潰しパターンが記録された各記録紙の主走査方向の
端部を含む広い範囲の画像を読み取る画像読取手段の機
能を果たす。
【0052】さらに、上記CPU1とプロッタ6は、そ
の読み取った各画像に基づいて各記録紙上の塗り潰しパ
ターンの主走査方向の距離を計測する計測手段と、その
計測された距離に基づいて各給紙部を識別する手段と、
その識別した各給紙部毎に上記距離と上記所定距離との
差値を算出する差値算出手段と、その算出された差値に
基づいて各給紙部毎の主走査方向の画像書込開始位置を
調整する画像書込開始位置調整手段の機能を果たす。
【0053】次に、この画像書込開始位置の調整処理に
ついて詳しく説明する。まず、記録紙に横レジスト調整
用パターンPを記録して画像書込開始位置を調整する場
合の処理について説明する。
【0054】図8は、その画像書込開始位置の調整処理
を示すフローチャートである。この処理は、ステップ
(図中「S」で示す)21で各給紙部8a〜8cから給
紙される各記録紙に画像書込開始位置dからそれぞれ異
なる所定距離aを隔てた位置に位置検知用のパターンで
ある横レジスト調整用パターンPを記録する。
【0055】その各記録紙への横レジスト調整用パター
ンPの記録位置d+aは、例えば、給紙部8aの記録紙
にはプロッタラインシンクLから距離j未満の位置に、
給紙部8bの記録紙にはプロッタラインシンクLから距
離j以上k未満の位置に、給紙部8bの記録紙にはプロ
ッタラインシンクLから距離k以上の位置にそれぞれ設
定する(但し、j<k)。
【0056】その後、ステップ22でスキャナ5によっ
てその横レジスト調整用パターンPがそれぞれ記録され
た各記録紙の主走査方向の端部を含む広い範囲の画像を
読み取り、ステップ23でその読み取った各画像に基づ
いて各記録紙の左端から横レジスト調整用パターンPの
終了する画像の変化点までのドット数を計測する。つま
り、各記録紙の主走査方向の端部から各記録紙上のパタ
ーンまでの距離iを計測する。
【0057】ステップ24では、その計測された距離i
がjよりも大きいか否かを判断して、jよりも大きくな
ければ給紙部8aの記録紙と判断して、ステップ28へ
進んで給紙部8aの記録紙に対する画像書込開始位置を
調整し、ステップ27へ進む。ステップ24の判断でi
がjよりも大きければ、ステップ25へ進んでiがkよ
りも大きいか否かを判断して、kよりも大きくなければ
給紙部8bの記録紙と判断して、ステップ29へ進んで
給紙部8bの記録紙に対する画像書込開始位置を調整
し、ステップ27へ進む。
【0058】ステップ25の判断でiがkよりも大きけ
れば、給紙部8cの記録紙と判断して、ステップ26へ
進んで給紙部8cの記録紙に対する画像書込開始位置を
調整し、ステップ27へ進む。
【0059】ステップ26,28,29における画像書
込開始位置の調整は、その識別した各給紙部毎に距離i
と所定距離aとの差値cを算出し、その算出された差値
cに基づいて各給紙部毎の主走査方向の画像書込開始位
置dを調整した位置d′を求めてRAM3に記憶する。
ステップ27では、横レジスト調整終了か否かを判断し
て、終了でなければステップ22の処理へ戻り、終了な
らこの処理を終える。
【0060】さらに、この画像書込開始位置の調整処理
を説明する。図9はその画像書込開始位置の調整処理の
説明図である。CPU1は、プロッタ6によって各給紙
部8a〜8cから給紙される記録紙にそれぞれ主走査方
向の異なる位置に横レジスト調整用パターンPを出力す
る。
【0061】各記録紙に出力する横レジスト調整用パタ
ーンPは、給紙部8aの記録紙にはプロッタラインシン
クLから距離j未満の位置にプロットし、給紙部8bの
記録紙にはプロッタラインシンクLから距離j以上k未
満の位置にプロットし、給紙部8bの記録紙にはプロッ
タラインシンクLから距離k以上の位置にプロットする
(但し、j<k)。このjとkの値は各記録紙に記録す
る横レジスト調整用パターンが重複しないように充分な
幅を持たせると良い。
【0062】その後、CPU1はスキャナ5によってこ
の3種類の記録紙の画像を読み取らせ、スキャナ画像処
理部11によって各記録紙の左端を認識し、その左端か
ら横レジスト調整用パターンPまでのドット数に相当す
る距離iを計測し、その計測値iがj未満なら給紙部8
aの記録紙と識別し、その計測値iに基づいて調整した
画像書込開始位置d′を給紙部8aの記録紙に対する値
としてRAM3に記憶する。
【0063】また、計測値iがj以上k未満なら給紙部
8bの記録紙と識別し、その計測値iに基づいて調整し
た画像書込開始位置d′を給紙部8bの記録紙に対する
値としてRAM3に記憶し、計測値iがk以上なら給紙
部8cの記録紙と識別し、その計測値iに基づいて調整
した画像書込開始位置d′を給紙部8cの記録紙に対す
る値としてRAM3に記憶する。
【0064】こうして、各給紙部毎に記録紙のズレを自
動的に調整することができる。また、多段給紙の各給紙
部毎の横レジスト調整を自動的に行なうことができ、オ
ペレータが一段ずつ個別に調整を行なわずに済む。この
調整処理以後、プロッタタイミング制御部16は、RA
M3に記憶された各給紙部8a〜8c毎に調整された画
像書込開始位置d′に基づいて画データのプロットタイ
ミングを作成するので、プロッタ6における各給紙部8
a〜8cの記録紙と画データ領域とのズレが補正され
る。
【0065】次に、記録紙に横レジスト調整用塗り潰し
パターンQを記録して画像書込開始位置を調整する場合
の処理について説明する。この処理は、各給紙部8a〜
8cから給紙される各記録紙に予め設定された主走査方
向の画像書込開始位置からそれぞれ異なる所定距離を隔
てた位置に位置検知用の塗り潰しパターンである横レジ
スト調整用塗り潰しパターンQを記録する。
【0066】その各記録紙への横レジスト調整用塗り潰
しパターンQの記録幅は、例えば、給紙部8aの記録紙
にはプロッタラインシンクLから距離j未満の位置ま
で、給紙部8bの記録紙にはプロッタラインシンクLか
ら距離j以上k未満の位置まで、給紙部8bの記録紙に
はプロッタラインシンクLから距離k以上の位置までそ
れぞれ記録するように設定する(但し、j<k)。
【0067】その後、スキャナ5によってその横レジス
ト調整用塗り潰しパターンQがそれぞれ記録された各記
録紙の主走査方向の端部を含む広い範囲の画像を読み取
り、その読み取った各画像に基づいて各記録紙の左端か
ら黒→白の変化点までのドット数を、つまり、各記録紙
上の横レジスト調整用塗り潰しパターンQの主走査方向
の距離を計測し、その計測された距離である計測値と所
定距離との差値をそれぞれ算出し、その算出された差値
と予め設定された主走査方向の画像書込開始位置とを加
算した位置を求める。その求められた各給紙部毎の値を
調整後の画像書込開始位置としてRAM3に記憶して変
更する。
【0068】この調整処理以後、プロッタタイミング制
御部16は、RAM3に記憶された各給紙部8a〜8c
毎に調整された画像書込開始位置に基づいて画データの
プロットタイミングを作成するので、プロッタ6におけ
る各給紙部8a〜8cの記録紙と画データ領域とのズレ
が補正される。
【0069】このようにして、各給紙部の記録紙を識別
し、各記録紙上に横レジスト調整用塗り潰しパターンQ
を記録すれば、白→黒と黒→白の変化点をはっきり認識
することができるので、誤検知による画像書込開始位置
の調整を誤らずに済み、複数の給紙部毎の記録紙のズレ
を自動的に精度良く調整することができる。また、オペ
レータが効率良く横レジスト調整を行なうことができ
る。なお、上述の実施形態では給紙部が3個の場合につ
いて説明したが、2個及び3個以上の場合でも同じよう
に実施することができる。
【0070】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
る画像記録装置及びその画像書込開始位置の調整方法に
よれば、新たに検知センサを設けたり無駄な処理を行な
わずに給紙部のメカ的なズレを画像書込開始位置を調整
して自動的に補正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態のファクシミリ装置等の
画像記録装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したスキャナ5及びプロッタ6のこの
発明に係る部分の内部構成を示すブロック図である。
【図3】この実施形態の画像読取装置における画像書込
開始位置の調整処理を示すフローチャートである。
【図4】この実施形態の画像読取装置における画像書込
開始位置の調整処理の説明図である。
【図5】この実施形態の画像読取装置における他の画像
書込開始位置の調整処理を示すフローチャートである。
【図6】この実施形態の画像読取装置における他の画像
書込開始位置の調整処理の説明図である。
【図7】図1に示した画像記録装置に複数の給紙部を設
けたときの構成を示すブロック図である。
【図8】図7に示した画像記録装置における画像書込開
始位置の調整処理の説明図である。
【図9】図7に示した画像読取装置における画像書込開
始位置の調整処理の説明図である。
【図10】一般的な画像書込開始位置の調整処理の説明
図である。
【符号の説明】
1:CPU 2:ROM 3:RAM 4:操作表示部 5:スキャナ 6:プロッタ 7:ページメモリ 8,8a,8b,8c:給紙部 9:バス 10:CCD 11:スキャナ画像処理部 12:スキャナタイミング制御部 13:プロッタ画像処理部 14:LDドライバ 15:LD 16:プロッタタイミング制御部 17:プロッタ同期検知部 P:横レジスト調整用パターン Q:横レジスト調整用塗り潰しパターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 21/00 370

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め設定された主走査方向の画像書込開
    始位置に基づいて記録紙に画像を記録する画像記録手段
    と、 前記画像書込開始位置から所定距離を隔てた位置に対応
    する記録紙上に位置検知用のパターンを記録するパター
    ン記録手段と、 前記パターンが記録された記録紙の主走査方向の端部を
    含む広い範囲の画像を読み取る画像読取手段と、 該手段によって読み取った画像に基づいて記録紙の主走
    査方向の端部から該記録紙上のパターンまでの距離を計
    測する距離計測手段と、 該手段によって計測された距離と前記所定距離との差値
    を算出する差値算出手段と、 該手段によって算出された差値に基づいて前記主走査方
    向の画像書込開始位置を調整する画像書込開始位置調整
    手段とを備えたことを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 予め設定された主走査方向の画像書込開
    始位置から所定距離を隔てた位置に対応する記録紙上に
    位置検知用のパターンを記録し、該パターンが記録され
    た記録紙の主走査方向の端部を含む広い範囲の画像を読
    み取り、その読み取った画像に基づいて記録紙の主走査
    方向の端部から該記録紙上のパターンまでの距離を計測
    し、その計測された距離と前記所定距離との差値を算出
    し、その算出された差値に基づいて前記主走査方向の画
    像書込開始位置を調整することを特徴とする画像書込開
    始位置の調整方法。
  3. 【請求項3】 予め設定された主走査方向の画像書込開
    始位置に基づいて記録紙に画像を記録する画像記録手段
    と、 前記主走査方向の画像書込開始位置から所定距離までに
    対応する記録紙上に位置検知用の塗り潰しパターンを記
    録するパターン記録手段と、 前記塗り潰しパターンが記録された記録紙の主走査方向
    の端部を含む広い範囲の画像を読み取る画像読取手段
    と、 該手段によって読み取った画像に基づいて記録紙上の塗
    り潰しパターンの主走査方向の距離を計測する計測手段
    と、 該手段によって計測された距離と前記所定距離との差値
    を算出する差値算出手段と、 該手段によって算出された差値に基づいて前記主走査方
    向の画像書込開始位置を調整する画像書込開始位置調整
    手段とを備えたことを特徴とする画像記録装置。
  4. 【請求項4】 予め設定された主走査方向の画像書込開
    始位置から所定距離までに対応する記録紙上に位置検知
    用の塗り潰しパターンを記録し、該塗り潰しパターンが
    記録された記録紙の主走査方向の端部を含む広い範囲の
    画像を読み取り、その読み取った画像に基づいて記録紙
    上の塗り潰しパターンの主走査方向の距離を計測し、そ
    の計測された距離と前記所定距離との差値を算出し、そ
    の算出された差値に基づいて前記主走査方向の画像書込
    開始位置を調整することを特徴とする画像書込開始位置
    の調整方法。
  5. 【請求項5】 複数の給紙装置と、該各給紙装置から給
    紙される各記録紙に予め設定された主走査方向の画像書
    込開始位置に基づいて画像を記録する画像記録手段と、 前記各給紙装置毎に給紙される記録紙に前記画像書込開
    始位置からそれぞれ異なる所定距離を隔てた位置に位置
    検知用のパターンを記録するパターン記録手段と、 前記パターンが記録された各記録紙の主走査方向の端部
    を含む広い範囲の画像を読み取る画像読取手段と、 該手段によって読み取った各画像に基づいて各記録紙の
    主走査方向の端部から該各記録紙上のパターンまでの距
    離を計測する距離計測手段と、 該手段によって計測された距離に基づいて前記各給紙部
    を識別する手段と、 該手段によって識別した各給紙部毎に前記距離と前記所
    定距離との差値を算出する差値算出手段と、 該手段によって算出された差値に基づいて前記各給紙部
    毎の主走査方向の画像書込開始位置を調整する画像書込
    開始位置調整手段とを備えたことを特徴とする画像記録
    装置。
  6. 【請求項6】 複数の給紙装置と、該各給紙装置から給
    紙される各記録紙に予め設定された主走査方向の画像書
    込開始位置に基づいて画像を記録する画像記録手段と、 前記各給紙装置毎に給紙される記録紙に前記画像書込開
    始位置からそれぞれ異なる所定距離まで位置検知用の塗
    り潰しパターンを記録するパターン記録手段と、 前記塗り潰しパターンが記録された各記録紙の主走査方
    向の端部を含む広い範囲の画像を読み取る画像読取手段
    と、 該手段によって読み取った各画像に基づいて各記録紙上
    の塗り潰しパターンの主走査方向の距離を計測する計測
    手段と、 該手段によって計測された距離に基づいて前記各給紙部
    を識別する手段と、 該手段によって識別した各給紙部毎に前記距離と前記所
    定距離との差値を算出する差値算出手段と、 該手段によって算出された差値に基づいて前記各給紙部
    毎の主走査方向の画像書込開始位置を調整する画像書込
    開始位置調整手段とを備えたことを特徴とする画像記録
    装置。
JP03612796A 1996-02-23 1996-02-23 画像記録装置 Expired - Fee Related JP3492071B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03612796A JP3492071B2 (ja) 1996-02-23 1996-02-23 画像記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03612796A JP3492071B2 (ja) 1996-02-23 1996-02-23 画像記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09233254A true JPH09233254A (ja) 1997-09-05
JP3492071B2 JP3492071B2 (ja) 2004-02-03

Family

ID=12461127

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03612796A Expired - Fee Related JP3492071B2 (ja) 1996-02-23 1996-02-23 画像記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3492071B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1096780A2 (en) * 1999-10-25 2001-05-02 Konica Corporation Image forming apparatus
JP2008065307A (ja) * 2006-08-11 2008-03-21 Canon Inc 画像形成装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1096780A2 (en) * 1999-10-25 2001-05-02 Konica Corporation Image forming apparatus
EP1096780A3 (en) * 1999-10-25 2002-05-29 Konica Corporation Image forming apparatus
JP2008065307A (ja) * 2006-08-11 2008-03-21 Canon Inc 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3492071B2 (ja) 2004-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100585503C (zh) 图像形成装置和图像形成方法
JP4978885B2 (ja) 画像形成システム
US8289355B2 (en) Image generating apparatus and calibration method therefor
EP2882596B1 (en) Methods and systems for determining a printing position
JP2003174532A (ja) デジタル複写機のための半自動画像レジストレーション制御
US9906683B2 (en) Image processing device, image forming apparatus, method for processing image, and non-transitory recording medium
US20060285161A1 (en) Overlay printing device
JP5135892B2 (ja) 画像形成装置
JP3492071B2 (ja) 画像記録装置
KR20090076791A (ko) 화상형성장치 및 화상형성장치의 제어방법
JP2006293213A (ja) 画像形成装置
US20020165685A1 (en) Apparatus and method for calibration of scan position for a peripheral device with document feeder
JP2007088672A (ja) 画像形成装置、画像位置計測方法及び画像位置計測調整方法
JP2018146911A (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法
JP2006345367A (ja) 画像測定装置及び画像測定方法
KR20180041918A (ko) 화상형성장치 및 칼라 레지스트레이션 보정 방법
KR20070052058A (ko) 화상형성장치의 출력 오차 보정 방법 및 시스템
JP2021056262A (ja) 画像形成装置
JP2021022795A (ja) 画像読取装置
JP3667590B2 (ja) プリンタシステム及び印刷方法
JP2002271625A (ja) 画像読取装置、および、画像読取方法
JP2001265084A (ja) 画像形成装置
JPH104493A (ja) 記録位置調整機能付き画像処理装置
JPH0641422Y2 (ja) ファクシミリ装置
JPH1169099A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees