JPH09233134A - 復調器 - Google Patents

復調器

Info

Publication number
JPH09233134A
JPH09233134A JP8039205A JP3920596A JPH09233134A JP H09233134 A JPH09233134 A JP H09233134A JP 8039205 A JP8039205 A JP 8039205A JP 3920596 A JP3920596 A JP 3920596A JP H09233134 A JPH09233134 A JP H09233134A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
output
correction parameter
input
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8039205A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Ishizu
文雄 石津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP8039205A priority Critical patent/JPH09233134A/ja
Priority to US08/760,566 priority patent/US5848104A/en
Priority to AU12293/97A priority patent/AU715224B2/en
Priority to CA002195926A priority patent/CA2195926C/en
Publication of JPH09233134A publication Critical patent/JPH09233134A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/18Phase-modulated carrier systems, i.e. using phase-shift keying
    • H04L27/22Demodulator circuits; Receiver circuits
    • H04L27/233Demodulator circuits; Receiver circuits using non-coherent demodulation
    • H04L27/2332Demodulator circuits; Receiver circuits using non-coherent demodulation using a non-coherent carrier
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/0014Carrier regulation
    • H04L2027/0024Carrier regulation at the receiver end
    • H04L2027/0026Correction of carrier offset
    • H04L2027/003Correction of carrier offset at baseband only
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/0014Carrier regulation
    • H04L2027/0044Control loops for carrier regulation
    • H04L2027/0046Open loops
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/0014Carrier regulation
    • H04L2027/0044Control loops for carrier regulation
    • H04L2027/0053Closed loops
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/0014Carrier regulation
    • H04L2027/0044Control loops for carrier regulation
    • H04L2027/0071Control of loops
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/0014Carrier regulation
    • H04L2027/0083Signalling arrangements
    • H04L2027/0089In-band signals
    • H04L2027/0093Intermittant signals

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
  • Transceivers (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の復調器では、フェージングやブロッケ
ージなどが生じて信号が入力されなくなると、同期を再
び確立するまでに時間がかかったり、時には同期を取る
ことができなかった。 【解決手段】 本発明の復調器は、変調器から出力され
た所定情報を含む通信信号を受信する受信部と、この受
信部に接続され、補正パラメータを出力する補正パラメ
ータ出力部と、受信部及び補正パラメータ出力部に接続
され、復調情報を出力する復調情報出力部と、この復調
情報出力部に接続され、出力された復調情報に所定情報
が含まれている場合には、第一の信号を出力し、含まれ
ていない場合には、第二の信号を出力する検出部と、こ
の検出部に接続され、検出部から第一の信号が入力され
た場合には、補正パラメータが記憶され、検出部から第
二の信号が入力された場合には、記憶されている補正パ
ラメータを出力する記憶部と、を備えるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、衛星通信、移動
体通信、移動体衛星通信で用いられる受信機の復調器に
関するものであり、特に、一旦受信不能になった後に、
再度受信可能になった時に、正常な受信処理が行えるよ
うになるまでの時間を短縮することができる復調器に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】復調器の従来例としては、文献「“A Ne
w Coherent Demodulation Technique for Land-Mobile
Satellite Communications”、International Mobile S
atelliteConference、Ottawa、pp622-627、1990.」に示
されたものがあり、これを図7に示す。図7において、
1はアナログディジタル変換器(以下A/D変換器と称
する)であり、受信部のひとつを構成する。このA/D
変換器1は、中間周波数信号(Intermediate Frequency
信号、以下IF信号と称する)が入力され、このIF
信号をA/D変換し、出力する。
【0003】2はディジタル直交検波回路であり、これ
も受信部のひとつを構成する。このディジタル直交検波
回路2は、A/D変換器1に接続され、A/D変換器1
から出力された信号が入力され、入力された信号に基づ
き、同相成分及び直交成分のベースバンド信号を出力す
る。
【0004】3は受信フィルタであり、これもまた受信
部のひとつを構成する。この受信フィルタ3は、ディジ
タル直交検波回路2に接続され、ディジタル直交検波回
路2から出力されたベースバンド信号が入力され、波形
を整形したり、帯域外の雑音を除去する。
【0005】4はビットタイミング推定回路(Bit Timi
ng Recovery、以下BTRと称する)であり、補正パラ
メータ出力部のひとつを構成する。このBTR4は、受
信フィルタ3に接続され、受信フィルタ3から出力され
た信号が入力され、入力された信号に基づき、判定点
(以下ナイキスト点と称する)のタイミングを推定し、
補正パラメータとして出力する。
【0006】5は補間処理部であり、復調情報出力部の
ひとつを構成する。この補間処理部5は、受信フィルタ
3及びBTR4に接続され、受信フィルタ3から出力さ
れた信号及びBTR4から出力された信号が入力され、
受信フィルタ3から出力された信号を、BTR4から出
力された信号に基づき、ナイキスト点のタイミングでの
信号を生成する。
【0007】6は第一の乗算器であり、これも復調情報
出力部のひとつを構成する。この第一の乗算器6は、補
間処理部5及び自動周波数制御回路(Automatic Freque
ncy Control、以下AFCと称する)7に接続され、補
間処理部5から出力された信号及びAFC7から出力さ
れた信号が入力され、補間処理部5より出力された信号
から、AFC7より出力された信号の成分を除去する。
【0008】AFC7は、これも補正パラメータ出力部
のひとつを構成する。このAFC7は、第一の乗算器6
に接続され、第一の乗算器6から出力された信号が入力
され、入力された信号に基づき、入力された信号の周波
数の偏差を推定し、この周波数偏差に基いた信号を補正
パラメータとして出力する。
【0009】8は搬送波位相推定回路(Carrier Recove
ry、以下CRと称する)であり、これもまた補正パラメ
ータ出力部のひとつを構成する。このCR8は、第一の
乗算器6に接続され、第一の乗算器6から出力された信
号が入力され、入力された信号に基づき、位相差を推定
し、この位相差に基づいた信号を補正パラメータとして
出力する。
【0010】9は第二の乗算器であり、これもまた復調
情報出力部のひとつを構成する。この第二の乗算器9
は、第一の乗算器6及びCR8に接続され、第一の乗算
器6から出力された信号及びCR8から出力された信号
が入力され、第一の乗算器6より出力された信号から、
CR8より出力された信号の成分を除去し、同期検波を
行う。
【0011】次に、図7に示す復調器の動作について説
明する。 まず、変調器から出力されたIF信号が、A/D変換器
1に入力され、A/D変換される。A/D変換器1から
出力された信号は、ディジタル直交検波回路2に入力さ
れ、入力された信号に基づき、同相成分の信号及び直交
成分の信号を出力する。
【0012】ディジタル直交検波回路2は、入力された
信号をベースバンド信号の同相成分IQC(nT)及びベース
バンド信号の直交成分QQC(nT)に変換し出力する。この
時、出力される出力信号には、準同期検波が、行われて
いる。
【0013】ディジタル直交検波回路2から出力される
出力信号は、次式(1)で表わされる。 IQC(nT)=I(nT)cos(ΔωnT+θ)−Q(nT)sin(ΔωnT+θ) (1) QQC(nT)=Q(nT)cos(ΔωnT+θ)+I(nT)sin(ΔωnT+θ) 式(1)において、I(nT)は、変調器から出力される信
号の同相成分である。また、Q(nT)は、変調器から出力
される信号の直交成分である。
【0014】Tは、ディジタル直交検波回路2から出力
される同相成分の信号及び直交成分の信号を出力するサ
ンプリング周期を示す。通常、このサンプリング周期T
は、受信された信号に含まれ、変調器が含まれる送信側
及び復調器が含まれる受信側が共に認識している固定パ
ターンであるユニークワード(Unique Word、以下UW
と称する)が検出されるナイキスト周期の1/4程度に
設定される。
【0015】サンプリング周期Tは、受信信号のナイキ
スト周期とは同期しておらず、サンプリングされたデー
タに、ナイキスト点でサンプリングされたデータが含ま
れているとは限らない。 また、Δωは、同相成分及び直交成分の信号の周波数偏
差成分である。さらに、θは、同相成分及び直交成分の
信号の初期位相差である。また、nは、周期Tでのn番
目のサンプル時を示す。
【0016】ディジタル直交検波回路2から出力された
ベースバンド信号は、受信フィルタ3に入力され、波形
を整形したり、帯域外の雑音が除去される。受信フィル
タ3から出力された信号は、BTR4に入力され、入力
された信号に基づき、ナイキスト点のタイミングを推定
する。
【0017】受信フィルタ3から出力された信号及びB
TR4から出力された信号は、補間処理部5に入力され
る。この補間処理部5では、受信フィルタ3から出力さ
れた信号と、BTR4から出力されたナイキスト点のタ
イミング情報とを用いて、補間処理によりナイキスト点
での信号を生成し、出力する。
【0018】補間処理の方法としては、例えば、ラグラ
ンジェの1次補間、2次補間などが知られているが、よ
り高次の補間処理の方法を用いてもよい。 図8に補間処理部5の処理動作の一例を示す。 補間処理部5には、サンプリング周期Tでサンプリング
された信号が入力され、その信号が、ナイキスト点のタ
イミングでサンプリングされておらず、時刻n−1から
n+2まで示されている。
【0019】そして、BTR4から出力されたナイキス
ト点のタイミング情報によって、ナイキスト点が図8に
示されるタイミングであると推定された場合、そのナイ
キスト点のタイミングの前のタイミング(n)でサンプ
リングされたデータ( In)と、ナイキスト点のタイミ
ングの後のタイミング(n+1)でサンプリングされた
データ(In+1)と、BTR4から出力されたナイキス
ト点のタイミング情報とに基づき、ナイキスト点でサン
プリングしたならば検出されると推定される信号
(INm)を生成し、出力する。
【0020】補間処理部5から出力される出力信号は以
下の式(2)で示される。 IN(mTs)=I(mTs)cos(ΔωmTs+θN)−Q(mTs)sin(ΔωmTs+θN) (2) QN(mTs)=Q(mTs)cos(ΔωmTs+θN)+I(mTs)sin(ΔωmTs+θN) 式(2)において、Tsはナイキスト周期である。θN
ナイキスト点でサンプリングした信号における位相差成
分である。IN(mTs)は、補間処理部5から出力される同
相成分の信号である。また、QN(mTs)は補間処理部5か
ら出力される直交成分の信号である。さらに、I(mTs)
は、変調器から出力される信号の同相成分である。ま
た、Q(mTs)は、変調器から出力される信号の直交成分
である。さらに、mは、周期Tsでのm番目のサンプル
時を示す。
【0021】そして、補間処理部5から出力される信号
を示す式(2)を、複素信号表示すると以下の式(3)
で示される。 RN(mTs)=IN(mTs)+jQN(mTs) ={I(mTs)+jQ(mTs)}exp{j(ΔωmTs+θN)} (3) 図中、補間処理部5へ入力されるまでは、ナイキスト周
期の1/4程度のサンプリング周期で信号が処理されて
いる。また、補間処理部5以降は、ナイキスト点でサン
プリングされた信号が出力されるナイキスト周期で信号
が出力されている。
【0022】補間処理部5から出力された信号は、第一
の乗算器6を介して、AFC7に入力され、AFC7
は、入力された信号に基づき、入力された信号の周波数
偏差成分Δωを推定し、入力された信号の周波数偏差成
分を除去するための信号CAFC(mTs)を出力する。 即ち、AFC7から出力される信号は、以下の式(4)
で示される。 CAFC(mTs)=exp(−jΔωmTs) (4)
【0023】そして、第一の乗算器6は、補間処理部5
より出力された信号(式(2))と、AFC7より出力
された信号(式(4))とをかけあわせて、補間処理部
5から出力された信号(式(2))に含まれる周波数偏
差成分Δωを除去する。 即ち、第一の乗算器6から出力される信号は、以下の式
(5)で示される。 RAFC(mTs)=RN(mTs)×CAFC(mTs) ={I(mTs)+jQ(mTs)}exp(jθN) (5)
【0024】第一の乗算器6から出力された信号は、C
R8に入力され、入力された信号に基づき、位相差成分
θNを推定し、入力された信号の位相差成分を除去する
ための信号CCR(mTs)を出力する。 即ち、CR8から出力される信号は、以下の式(6)で
示される。 CCR(mTs)=exp(−jθN) (6) 第一の乗算器6から出力された信号及びCR8から出力
された信号は、第二の乗算器9に入力され、第二の乗算
器9からは、第一の乗算器6から出力された信号と、C
R8から出力された信号とをかけあわせて、第一の乗算
器6から出力された信号に含まれる位相差成分θNを除
去し、すなわち同期検波し、同期の確立した検波結果S
(mTs)が出力される。 即ち、第二の乗算器9から出力される信号は、以下の式
(7)で示される。 S(mTs)=RAFC(mTs)×CCR(mTs) =I(mTs)+jQ(mTs) (7)
【0025】
【発明が解決しようとする課題】従来の復調器では、フ
ェージングまたはブロッケージ等が生じることがなく、
正常な信号が継続的に入力されている場合は、上述に説
明したように、全く問題がない。しかし、フェージング
やブロッケージなどが生じて信号が入力されなくなる
と、UWが検出されなくなり、入力された信号をサンプ
リングするタイミングが判別できず、信号が入力されて
いた時に確立していた同期が外れる。そして、同期が外
れると、BTR4、AFC7、CR8などは、信号が入
力されなくても引き続き入力される雑音等を基に補正パ
ラメータを推定することになり、信号を復調するために
用いられる補正パラメータの値は正常時のものとは異な
るものが推定される。そこで、フェージングまたはブロ
ッケージ等がなくなり、再び、信号が入力されるように
なってもBTR4、AFC7、CR8などは、はじめは
雑音を基に推定した補正パラメータを出力されることに
なる。そして、BTR4、AFC7、CR8等では、入
力された信号を復調するための補正パラメータを推定す
るが、雑音を基に推定された補正パラメータから正常な
値の補正パラメータに復帰するまでに、受信部からの信
号が継続して入力され、推定を繰り返すことにより、復
帰が行われた。このようにして、入力された信号を復調
するための補正パラメータを推定し直さなければ、入力
された信号の同期を確立することも、復調することもで
きなくなる。このように従来の復調器では、フェージン
グやブロッケージなどが生じて信号が入力されなくなる
と、同期を再び確立するまでに時間がかかったり、時に
は同期を取ることができなくなるなどの問題点があっ
た。
【0026】本発明はこれらの問題を解決するためにな
されたもので、フェージングやブロッケージなどが生じ
て信号が入力されなくなっても、BTR4、AFC7、
CR8などは、再び信号が入力されるようになった時
に、再び同期を取るためのまでの時間を短縮し、高速の
同期確立を行うことができる復調器を得ることを目的と
するものである。
【0027】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる復調器
は、変調器から出力された所定情報を含む通信信号を受
信する受信部と、この受信部に接続され、受信部から出
力された通信信号に基づき、補正パラメータを出力する
補正パラメータ出力部と、受信部及び補正パラメータ出
力部に接続され、受信部から出力された通信信号及び補
正パラメータ出力部から出力された補正パラメータに基
づき、復調情報を出力する復調情報出力部と、この復調
情報出力部に接続され、出力された復調情報に所定情報
が含まれるか否かを検出し、所定情報が検出された場合
には、第一の信号を出力し、所定情報が検出されない場
合には、第二の信号を出力する検出部と、この検出部に
接続され、検出部から第一の信号が入力された場合に
は、補正パラメータ出力部から出力される補正パラメー
タが記憶され、検出部から第二の信号が入力された場合
には、記憶されている補正パラメータを補正パラメータ
出力部へ出力する記憶部と、を備えるものである。
【0028】また、補正パラメータ出力部は、検出部及
び記憶部に接続され、上記検出部から連続して第二の信
号が入力された場合、上記記憶部から入力された補正パ
ラメータを出力し、上記検出部から第一の信号が出力さ
れた場合、受信部から入力された通信信号に基づき、補
正パラメータを出力するものである。
【0029】さらに、検出部に接続され、この検出部か
ら連続して第二の信号が入力された場合に、リセット信
号を出力するリセット信号出力部を備えるものである。
【0030】また、補正パラメータは、通信信号の処理
タイミングを制御するためのパラメータ、周波数を制御
するためのパラメータ、搬送波を制御するためのパラメ
ータ、及び利得を制御するためのパラメータの少なくと
もひとつとしたものである。
【0031】さらに、所定情報は、変調器から出力され
た信号に、周期的に挿入された既知の情報である。
【0032】また、この発明にかかる復調器は、変調器
から出力された通信信号を受信する受信部と、上記受信
部に接続され、上記通信信号に基づき、補正パラメータ
を出力する補正パラメータ出力部と、上記受信部及び補
正パラメータ出力部に接続され、上記通信信号及び上記
補正パラメータに基づき、復調情報を出力する復調情報
出力部と、上記受信部に接続され、上記通信信号の受信
レベルが高い場合には、第一の信号が出力され、上記復
調情報の受信レベルが低い場合には、第二の信号が出力
されるレベル信号出力部と、上記レベル信号出力部に接
続され、上記第一の信号が入力された場合には、上記補
正パラメータ出力部から出力される補正パラメータが記
憶され、上記第二の信号が入力された場合には、記憶さ
れている補正パラメータを上記補正パラメータ出力部へ
出力する記憶部と、を備えるものである。
【0033】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態1.本発明による復調器の一実施形態
を図1に示す。図1において、30は、UWを検出する
検出部であるUW検出器である。このUW検出器30
は、第二の乗算器9に接続され、第二の乗算器9から出
力された信号が入力され、入力された信号から受信同期
を確立するために予め送信側で通常周期的に挿入される
固定パターンであるUWが検出されたか否かを判断し、
UWが検出された場合には第一の信号を、UWが検出さ
れなかった場合には第二の信号を、BTRメモリ21、
AFCメモリ22、及びCRメモリ23へ出力する。
【0034】BTRメモリ21は、記憶部のひとつを構
成する。このBTRメモリ21は、UW検出器30及び
BTR4に接続され、UW検出器30から第一の信号が
出力された場合には、BTRメモリ21に、BTR4で
推定されたナイキスト点のタイミングの情報であるBT
Rパラメータを記憶し、UW検出器30から第二の信号
が出力された場合には、BTRメモリ21に記憶された
BTRパラメータをBTR4へ出力する。
【0035】AFCメモリ22は、記憶部のひとつを構
成する。このAFCメモリ22は、UW検出器30及び
AFC7に接続され、UW検出器30から第一の信号が
出力された場合には、AFCメモリ22に、AFC7で
推定された周波数の偏差Δωの情報であるAFCパラメ
ータを記憶し、UW検出器30から第二の信号が出力さ
れた場合には、AFCメモリ22に記憶されたAFCパ
ラメータをAFC7へ出力する。
【0036】CRメモリ23は、記憶部のひとつを構成
する。このCRメモリ23は、UW検出器30及びCR
8に接続され、UW検出器30から第一の信号が出力さ
れた場合には、CRメモリ23に、CR8で推定された
位相差θNの情報であるCRパラメータを記憶し、UW
検出器30から第二の信号が出力された場合には、CR
メモリ23に記憶されたCRパラメータをCR8へ出力
する。なお、図1において、図7に示した従来装置と同
一又は相当部分には、同一符号を付してその説明を省略
し、図7と相違する部分について説明した。
【0037】次に、図1に示したこの発明の実施の形態
1.の動作について説明する。 復調器に入力される信号を補正する処理は、従来と同じ
なので省略する。第二の乗算器9から出力された信号
が、UW検出器30に入力され、入力された信号からU
Wが検出されたか否かを判断し、UWが検出された場合
には第一の信号を出力する。また、フェージングやブロ
ッケージなどにより受信状態が悪くなり、BTR4、A
FC7、及びCR8に正しい信号が入力されなくなり、
各部分が誤った信号を基に補正パラメータを推定し、誤
った補正パラメータを基に入力された信号の復調を行う
ため、復調できず、UWが検出されなかった場合には、
第二の信号が出力される。
【0038】これら第一の信号及び第二の信号は、BT
Rメモリ21、AFCメモリ22、及びCRメモリ23
へ周期的に出力され、その出力タイミングはBTRメモ
リ21、AFCメモリ22、及びCRメモリ23の動作
タイミング情報として利用される。
【0039】UW検出器30から第一の信号が出力され
た場合、BTRメモリ21は、BTR4が推定したBT
Rパラメータを記憶する。また、UW検出器30から第
二の信号が出力された場合、BTRメモリ21は、記憶
されている最新のBTRパラメータをBTR4へ出力す
る。BTRメモリ21から出力されたBTRパラメータ
が入力されたBTR4は、このBTRパラメータを記憶
し、記憶されたBTRパラメータを初期値として、入力
された信号を基に、さらに推定を施して、処理動作を行
う。
【0040】UW検出器30から第一の信号が出力され
た場合、AFCメモリ22は、AFC4が推定したAF
Cパラメータを記憶する。また、UW検出器30から第
二の信号が出力された場合、AFCメモリ22は、記憶
されている最新のAFCパラメータをAFC7へ出力す
る。AFCメモリ22から出力されたAFCパラメータ
が入力されたAFC7は、このAFCパラメータを記憶
し、記憶されたAFCパラメータを初期値として、入力
された信号を基に、さらに推定を施し、処理動作を行
う。
【0041】UW検出器30から第一の信号が出力され
た場合、CRメモリ23は、CR8が推定したCRパラ
メータを記憶する。また、UW検出器30から第二の信
号が出力された場合、CRメモリ23は、記憶されてい
る最新のCRパラメータをCR8へ出力する。CRメモ
リ23から出力されたCRパラメータが入力されたCR
8は、このCRパラメータを記憶し、記憶されたCRパ
ラメータを初期値として、入力された信号を基に、さら
に推定を施し、処理動作を行う。
【0042】また、図2は、図1に示したこの発明の実
施の形態1.の動作を示した図である。この図2に基づ
き動作を説明する、図2において、UW検出状態は、U
W検出器30から出力された信号が第一の信号“DE
T”であるか、第二の信号“MISS”であるかを示し
ている。
【0043】まず、時刻T0で、UW検出器30は、U
Wを検出し、第一の信号“DET”を出力した。 この第一の信号“DET”に基づき、補正パラメータ出
力部は制御データとして推定していた補正パラメータD
0を、補正パラメータ出力部に接続された記憶部へ出力
し、記憶させる。次に、時刻T1でも時刻T0と同様
に、記憶部は、補正パラメータ出力部が推定した補正パ
ラメータD1を、補正パラメータ出力部に接続された記
憶部に記憶させる。
【0044】続いて、時刻T2では、フェージングやブ
ロッケージ等のため、受信状態が悪くなり、補正パラメ
ータ出力部が誤った信号を基に補正パラメータを推定
し、誤った補正パラメータを基に入力された信号の復調
を行うため、復調できず、UW信号は検出されなかっ
た。その結果、UW検出器30は、第二の信号“MIS
S”を出力する。この第二の信号“MISS”に基づ
き、補正パラメータ出力部が推定した補正パラメータD
2は、記憶されることなく、補正パラメータ出力部に接
続された記憶部から、時刻T2の直前でUWを検出した
時刻T1の補正パラメータD1が、記憶部に接続された
補正パラメータ出力部へ出力され、記憶される。
【0045】また、フェージングやブロッケージなどに
より受信状態が悪くなり、BTR4、AFC7、及びC
R8に正しい信号が入力されなくなり、各部分が誤った
信号を基に補正パラメータを推定し、誤った補正パラメ
ータを基に入力された信号の復調を行うため、復調でき
ず、UWが検出されなかった場合には、第二の信号が出
力される。そして、補正パラメータが記憶された補正パ
ラメータ出力部は、記憶された補正パラメータD1を初
期値として、入力された信号を基に、さらに推定を施
し、処理動作を行う。 さらに続いて、時刻T3では、UW検出器30は再びU
Wを検出し、第一の信号“DET”を出力した。この第
一の信号“DET”に基づき、補正パラメータ出力部
は、改めて推定していた補正パラメータD3を、補正パ
ラメータ出力部に接続された記憶部へ出力し、記憶させ
る。
【0046】このように図1に示した発明の実施の形態
1.における復調器は、図2に基づく動作を行い、A/
D変換器1、ディジタル直交検波回路2、受信フィルタ
3、BTR4、補間処理部5、第一の乗算器6、AFC
7、CR8、第二の乗算器9、UW検出器30、BTR
メモリ21、AFCメモリ22、及びCRメモリ23を
備えている。
【0047】そして、第二の乗算器9から出力された信
号が、UW検出器30に入力され、このUW検出器30
は、入力された信号からUWが検出されるか否かを判断
し、UWが検出された場合には第一の信号を、UWが検
出されなかった場合には第二の信号を、BTRメモリ2
1、AFCメモリ22、及びCRメモリ23からなる記
憶部へ周期的に出力する。
【0048】記憶部に、UW検出器30から第一の信号
が入力された場合には、記憶部に接続されたBTR4、
AFC7、及びCR8からなる補正パラメータ出力部が
推定した補正パラメータを、記憶する。また、記憶部
に、UW検出器30から第二の信号が入力された場合に
は、記憶部に記憶された最新の補正パラメータを、記憶
部に接続された補正パラメータ出力部へ出力し、記憶部
に接続された補正パラメータ出力部は、記憶部から入力
された各補正パラメータを記憶し、記憶された補正パラ
メータを初期値として、入力された信号を基に、さらに
推定を施し、処理動作を行う。
【0049】このため、受信状態が悪く、UW検出器3
0にUWが検出されなかった場合でも、記憶部から補正
パラメータ出力部へ、直前にUWが検出された時の補正
パラメータが出力され、補正パラメータ出力部は、入力
された補正パラメータを入力された信号に基づき、さら
に推定を加えて、新たな補正パラメータを出力するた
め、受信状態が回復した場合に、正常な補正パラメータ
に復帰するまでの時間を短縮することができ、再び同期
を確立させるまでの時間を短縮することができる。
【0050】なお、入力される信号にビット誤りを検出
するための信号が含まれている場合は、このビット誤り
を検出するための信号を第二の信号の代わりに用いても
よい。 また、補正パラメータ出力部として、入力される信号の
電力を復調器が動作できる範囲に制御する自動利得制御
回路を、用いてもよい。さらに、復調する方法として同
期検波方法を、例に挙げたが、遅延検波、周波数検波を
復調する方法として用いてもよい。
【0051】発明の実施の形態2.次に、本発明の他の
実施の形態について図3を用いて説明する。図3におい
て、UW検出器30は、第二の乗算器9に接続され、第
二の乗算器9から出力された信号が入力され、入力され
た信号からUWが検出されるか否かを判断し、UWが検
出された場合には第一の信号を、UWが検出されなかっ
た場合には第二の信号を、BTR4、BTRメモリ2
1、AFC7、AFCメモリ22、CR8及びCRメモ
リ23へ出力する。BTRメモリ21はUW検出器30
及びBTR4に接続され、UW検出器30から第一の信
号が入力された場合には、BTR4が導出したBTRパ
ラメータを記憶し、UW検出器30から第二の信号が入
力された場合には、記憶されている最新のBTRパラメ
ータをBTR4へ出力する。
【0052】BTR4は、UW検出器30及びBTRメ
モリ21に接続され、UW検出器30から第一の信号が
入力された場合には、BTRメモリ21へ、導出したB
TRパラメータを出力し、UW検出器30から第二の信
号が入力された場合には、BTRメモリ21に記憶され
たBTRパラメータが入力され、再びUW検出器30か
ら第一の信号が入力されるまで、保存される。また、こ
のBTRは、入力されたBTRパラメータに基づき、処
理動作を行う。再び、BTRメモリ21及びBTR4に
第一の信号が入力されると、BTR4に記憶されていた
BTRパラメータは、BTRメモリ21へ出力され、B
TRメモリ21に記憶される。
【0053】AFCメモリ22はUW検出器30及びA
FC7に接続され、UW検出器30から第一の信号が入
力された場合には、AFC7が導出したAFCパラメー
タを記憶し、UW検出器30から第二の信号が入力され
た場合には、記憶されている最新のAFCパラメータを
AFC7へ出力する。
【0054】AFC7は、UW検出器30及びAFCメ
モリ22に接続され、UW検出器30から第一の信号が
入力された場合には、AFCメモリ22へ、導出したA
FCパラメータを出力し、UW検出器30から第二の信
号が入力された場合には、AFCメモリ22に記憶され
たAFCパラメータが入力され、再びUW検出器30か
ら第一の信号が入力されるまで、保存される。また、こ
のAFCは、入力されたAFCパラメータに基づき、処
理動作を行う。
【0055】再び、AFCメモリ22及びAFC7に第
一の信号が入力されると、AFC7に記憶されていたA
FCパラメータは、AFCメモリ22へ出力され、AF
Cメモリ22に記憶される。
【0056】CRメモリ23はUW検出器30及びCR
8に接続され、UW検出器30から第一の信号が入力さ
れた場合には、CR8が導出したCRパラメータを記憶
し、UW検出器30から第二の信号が入力された場合に
は、記憶されている最新のCRパラメータをCR8へ出
力する。
【0057】CR8は、UW検出器30及びCRメモリ
23に接続され、UW検出器30から第一の信号が入力
された場合には、CRメモリ23へ、導出したCRパラ
メータを出力し、UW検出器30から第二の信号が入力
された場合には、CRメモリ23に記憶されたCRパラ
メータが入力され、再びUW検出器30から第一の信号
が入力されるまで、保存される。また、このCRは、入
力されたCRパラメータに基づき、処理動作を行う。再
び、CRメモリ23及びCR8に第一の信号が入力され
ると、CR8に記憶されていたCRパラメータは、CR
メモリ23へ出力され、CRメモリ23に記憶される。
【0058】なお、図3において、図1に示した実施形
態と同一又は相当部分には、同一符号を付してその説明
を省略し、図1と相違する部分について説明した。
【0059】次に、図3に示したこの発明の実施の形態
2.の動作について説明する。 復調器に入力される信号を補正する処理は、従来と同じ
なので省略する。第二の乗算器9から出力された信号
が、UW検出器30に入力され、入力された信号からU
Wが検出されたか否かを判断し、UWが検出された場合
には第一の信号を出力する。
【0060】また、フェージングやブロッケージなどに
より受信状態が悪くなり、BTR4、AFC7、及びC
R8に正しい信号が入力されなくなり、各部分が誤った
信号を基に補正パラメータを推定し、誤った補正パラメ
ータを基に入力された信号の復調を行うため、復調でき
ず、UWが検出されなかった場合には、第二の信号が出
力される。
【0061】これら第一の信号及び第二の信号は、BT
R4、BTRメモリ21、AFC7、AFCメモリ2
2、CR8、及びCRメモリ23へ周期的に出力され、
その出力タイミングはBTRメモリ21、AFCメモリ
22、及びCRメモリ23の受信タイミング情報として
利用される。
【0062】UW検出器30から第一の信号が、BTR
メモリ21及びBTR4に入力された場合、BTR4が
導出したBTRパラメータが、BTR4からBTRメモ
リ21へ出力され、BTRメモリ21に記憶される。
【0063】また、UW検出器30から第二の信号が、
BTRメモリ21及びBTR4に入力された場合、BT
Rメモリ21に記憶されている最新のBTRパラメータ
が、BTRメモリ21からBTR4へ出力され、BTR
4に記憶される。この場合、BTR4は、記憶されたB
TRパラメータをそのまま用いて、処理動作を行う。こ
の処理動作は、再び、これらBTRメモリ21及びBT
R4に第一の信号が入力されるまで継続される。再び、
BTRメモリ21及びBTR4に第一の信号が入力され
ると、BTR4に記憶されていたBTRパラメータは、
BTRメモリ21へ出力され、BTRメモリ21に記憶
される。
【0064】UW検出器30から第一の信号が、AFC
メモリ22及びAFC7に入力された場合、AFC7が
導出したAFCパラメータが、AFC7からAFCメモ
リ22へ出力され、AFCメモリ22に記憶される。
【0065】また、UW検出器30から第二の信号が、
AFCメモリ22及びAFC7に入力された場合、AF
Cメモリ22に記憶されている最新のAFCパラメータ
が、AFCメモリ22からAFC7へ出力され、AFC
7に記憶される。この場合、AFC7は、記憶されたA
FCパラメータをそのまま用いて、処理動作を行う。こ
の処理動作は、再び、これらAFCメモリ22及びAF
C7に第一の信号が入力されるまで継続される。再び、
AFCメモリ22及びAFC7に第一の信号が入力され
ると、AFC7に記憶されていたAFCパラメータは、
AFCメモリ22へ出力され、AFCメモリ22に記憶
される。
【0066】UW検出器30から第一の信号が、CRメ
モリ23及びCR8に入力された場合、CR8が導出し
たCRパラメータが、CR8からCRメモリ23へ出力
され、CRメモリ23に記憶される。また、UW検出器
30から第二の信号が、CRメモリ23及びCR8に入
力された場合、CRメモリ23に記憶されている最新の
CRパラメータが、CRメモリ23からCR8へ出力さ
れ、CR8に記憶される。この場合、CR8は、記憶さ
れたCRパラメータをそのまま用いて、処理動作を行
う。この処理動作は、再び、これらCRメモリ23及び
CR8に第一の信号が入力されるまで継続される。再
び、CRメモリ23及びCR8に第一の信号が入力され
ると、CR8に記憶されていたCRパラメータは、CR
メモリ23へ出力され、CRメモリ23に記憶される。
【0067】また、図4は、図3に示したこの発明の実
施の形態2.の動作を示した図である。この図4に基づ
き動作を説明する。図4において、UW検出状態は、U
W検出器30から出力された信号が第一の信号“DE
T”であるか、第二の信号“MISS”であるかを示し
ている。時刻T0で、UW検出器30は、UWを検出
し、第一の信号“DET”を出力した。この時、動作モ
ードは、通常動作“OP”を示している。
【0068】第一の信号“DET”に基づき、補正パラ
メータ出力部は制御データとして推定していた補正パラ
メータD0を、補正パラメータ出力部に接続された記憶
部へ出力し、記憶させる。時刻T1でも時刻T0と同様
に、記憶部は、補正パラメータ出力部が導出した補正パ
ラメータD1を、補正パラメータ出力部に接続された記
憶部に記憶させる。
【0069】時刻T2では、フェージングやブロッケー
ジ等のため、受信状態が悪くなり、補正パラメータ出力
部が誤った信号を基に補正パラメータを推定し、誤った
補正パラメータを基に入力された信号の復調を行うた
め、復調できず、UW信号は検出されなかった。その結
果、UW検出器30は、第二の信号“MISS”を出力
する。この時、動作モードは、記憶保持動作“HOL
D”を示している。
【0070】この第二の信号“MISS”に基づき、補
正パラメータ出力部が導出した補正パラメータD2は、
記憶されることなく、補正パラメータ出力部に接続され
た記憶部から、時刻T2の直前で、UWを検出した時刻
T1に記憶された補正パラメータD1が、記憶部に接続
された補正パラメータ出力部へ出力され、記憶される。 そして、動作モードの記憶保持動作“HOLD”に基づ
き、記憶された補正パラメータは、再び、補正パラメー
タ出力部に第一の信号が入力されるまで、入力された値
がそのまま記憶、保存される。記憶部から補正パラメー
タD1が入力された補正パラメータ出力部は、入力され
た補正パラメータD1をそのまま用いて、処理動作を行
う。
【0071】時刻T3となり、再びUW検出器30から
第一の信号が出力され、補正パラメータ出力部に第一の
信号が入力されると、補正パラメータ出力部の動作モー
ドは通常動作“OP”となり、補正パラメータ出力部が
記憶し、保存している補正パラメータD1を、再度、補
正パラメータ出力部に接続されている記憶部へ出力し、
記憶させる。
【0072】なお、図4において、図2と同一又は相当
部分には、同一の表示をしてその説明を省略し、図27
と相違する部分について説明した。
【0073】このように図3に示した発明の実施の形態
2.における復調器は、図4に基づく動作を行い、A/
D変換器1、ディジタル直交検波回路2、受信フィルタ
3、BTR4、補間処理部5、第一の乗算器6、AFC
7、CR8、第二の乗算器9、UW検出器30、BTR
メモリ21、AFCメモリ22、及びCRメモリ23を
備えている。
【0074】そして、第二の乗算器9から出力された信
号が、UW検出器30に入力され、このUW検出器30
は、入力された信号からUWが検出されるか否かを判断
し、UWが検出された場合には第一の信号を、UWが検
出されなかった場合には第二の信号を、補正パラメータ
出力部及び記憶部へ周期的に出力する。
【0075】UW検出器30から第一の信号が、補正パ
ラメータ出力部及び記憶部に入力された場合、補正パラ
メータ出力部が導出した補正パラメータが、補正パラメ
ータ出力部から記憶部へ出力され、記憶部に記憶され
る。
【0076】また、UW検出器30から第二の信号が、
補正パラメータ出力部及び記憶部に入力された場合、記
憶部に記憶されている最新の補正パラメータが、記憶部
から補正パラメータ出力部へ出力され、補正パラメータ
出力部に記憶される。この場合、補正パラメータ出力部
は、記憶された補正パラメータをそのまま用いて、処理
動作を行う。この処理動作は、再び、これら補正パラメ
ータ出力部及び記憶部に第一の信号が入力されるまで継
続される。そして、再び記憶部及び補正パラメータ出力
部に第一の信号が入力されると、補正パラメータ出力部
に記憶されていた補正パラメータは、記憶部へ出力さ
れ、記憶部に記憶される。
【0077】このため、受信状態が悪く、UW検出器3
0にUWが検出されない期間が継続しても、UWが検出
された時の補正パラメータを維持し続けて、補正パラメ
ータ出力部を動作させるため、再び受信状態が良好にな
った場合に、正常な補正パラメータに復帰するまでの時
間を短縮することができ、再び同期を確立させるまでの
時間を短縮することができる。
【0078】なお、復調器内に複数の補正パラメータ出
力部を備えている場合、複数の補正パラメータ出力部す
べてが記憶保持動作“HOLD”を行う必要はなく、幾
つかの補正パラメータ出力部を選択して記憶保持動作
“HOLD”をさせてもよい。
【0079】発明の実施の形態3.次に、本発明の他の
実施の形態について図5を用いて説明する。本発明の実
施の形態3.は、発明の実施の形態2.にリセット信号
生成回路50を加えたものである。図5において、リセ
ット信号生成回路50は、リセット信号出力部であるで
あり、UW検出器30に接続されている。
【0080】なお、図5において、図1及び図3に示し
た実施形態と同一又は相当部分には、同一符号を付して
その説明を省略し、図1及び図3と相違する部分につい
て説明した。
【0081】次に、図5に示したこの発明の実施の形態
3.の動作について説明する。 復調器に入力される信号を補正する処理は、従来と同じ
なので省略する。例えば、図5に示した復調器が時変伝
送路を利用していた場合、フェージングやブロッケージ
のために所定の期間、UW検出器30から第二の信号が
出力される。その後にフェージングやブロッケージが解
けても、フェージングやブロッケージがかかっていた間
に伝送路が変わり、復調器に入力された信号を復調する
ために記憶部に記憶されている補正パラメータが無意味
なものとなり、また、BTR4、AFC7、及びCR8
に記憶されている補正パラメータは、BTR4、AFC
7、及びCR8等に第一の信号が入力されるまで、記憶
されている補正パラメータの値のままで継続して処理動
作が行われる。このため、UW検出器30から出力され
る信号は、第二の信号の出力が継続して行われる。そこ
で、伝送路が変わった後に、入力された信号を復調する
ためには、改めて補正パラメータを推定しなおさなけれ
ばならないことがある。このようにある期間、UW検出
器30から第二の信号が継続して出力された場合に、リ
セット信号生成回路50は、リセット信号を復調器全体
若しくは復調器の一部分に出力する。このリセット信号
が入力された補正パラメータ出力部は、改めて補正パラ
メータを導出し、復調処理を行う。
【0082】このように図5に示した発明の実施の形態
3.における復調器は、A/D変換器1、ディジタル直
交検波回路2、受信フィルタ3、BTR4、補間処理部
5、第一の乗算器6、AFC7、CR8、第二の乗算器
9、UW検出器30、BTRメモリ21、AFCメモリ
22、CRメモリ23、及びリセット信号生成回路50
を備えている。
【0083】復調器が時変伝送路を利用していた場合、
フェージングやブロッケージのために所定の期間、UW
検出器30から第二の信号が出力され、その後にフェー
ジングやブロッケージが解けても、フェージングやブロ
ッケージがかかっていた間に伝送路が変わり、記憶部に
記憶されている補正パラメータを用いても、入力された
信号の復調ができなくなることがある。このようにある
期間、UW検出器30から第二の信号が継続して出力さ
れた場合に、リセット信号生成回路50は、リセット信
号を出力する。このリセット信号が入力された補正パラ
メータ出力部は、改めて補正パラメータを導出し、復調
処理を行う。
【0084】このため、復調器が利用する伝送路が変化
し、復調するための補正パラメータが変化しても、記憶
されている補正パラメータに左右されることなく、新た
な補正パラメータを導出することができる。
【0085】なお、リセット信号に基づきリセットさせ
るのは、復調器を構成するすべての部分である必要はな
く、リセットしない部分を設けてもよい。また、リセッ
ト信号に基づき、復調器を構成する複数の部分にリセッ
トさせるのは、同時である必要はなく、時定数等に応じ
てリセットタイミングを変えてもよい。
【0086】発明の実施の形態4.次に、本発明の他の
実施の形態について図6を用いて説明する。図6におい
て、40は、検出部であるRSSI情報検出器である。
このRSSI情報検出器40は、受信フィルタ3に接続
され、受信フィルタ3から出力された信号が入力され、
入力された信号に占める雑音の割合を検出し、入力され
た信号に雑音の占める割合が低い状態で受信レベルとし
ては高い場合には第一の信号を、入力された信号に雑音
の占める割合が高い状態で受信レベルとしては低い場合
には第二の信号を、BTRメモリ21、AFCメモリ2
2、及びCRメモリ23へ出力する。
【0087】BTRメモリ21は、RSSI情報検出器
40及びBTR4に接続され、RSSI情報検出器40
から第一の信号が入力された場合には、BTR4が導出
したBTRパラメータが入力され、記憶される。また、
BTRメモリ21は、RSSI情報検出器40から第二
の信号が入力された場合には、BTRメモリ21に記憶
されている最新のBTRパラメータをBTR4へ出力す
る。
【0088】AFCメモリ22は、RSSI情報検出器
40及びAFC7に接続され、RSSI情報検出器40
から第一の信号が入力された場合には、AFC7が導出
したAFCパラメータが入力され、記憶される。また、
AFCメモリ22は、RSSI情報検出器40から第二
の信号が入力された場合には、AFCメモリ22に記憶
されている最新のAFCパラメータをAFC7へ出力す
る。
【0089】CRメモリ23は、RSSI情報検出器4
0及びCR8に接続され、RSSI情報検出器40から
第一の信号が入力された場合には、CR8が導出したC
Rパラメータが入力され、記憶される。また、CRメモ
リ23は、RSSI情報検出器40から第二の信号が入
力された場合には、CRメモリ23に記憶されている最
新のCRパラメータをCR8へ出力する。
【0090】なお、図6において、図1、図3、及び図
5に示した実施形態と同一又は相当部分には、同一符号
を付してその説明を省略し、図1、図3及び図5と相違
する部分について説明した。
【0091】次に、図6に示したこの発明の実施の形態
4.の動作について説明する。 復調器に入力される信号を補正する処理は、従来と同じ
なので省略する。図6において、受信フィルタ3から出
力された信号は、RSSI情報検出器40に入力され、
入力された信号に占める雑音の割合を検出し、入力され
た信号に雑音の占める割合が低い場合には第一の信号を
出力する。
【0092】また、フェージングやブロッケージなどに
より受信状態が悪く、入力された信号に雑音の占める割
合が高い場合には、第二の信号が出力される。これら第
一の信号及び第二の信号は、BTRメモリ21、AFC
メモリ22、及びCRメモリ23へ周期的に出力され
る。
【0093】RSSI情報検出器40から第一の信号が
出力された場合、BTRメモリ21は、BTR4が推定
したBTRパラメータを記憶する。また、RSSI情報
検出器40から第二の信号が出力された場合、BTRメ
モリ21は、記憶されている最新のBTRパラメータを
BTR4へ出力する。
【0094】BTRメモリ21から出力されたBTRパ
ラメータが入力されたBTR4は、このBTRパラメー
タを記憶し、記憶されたBTRパラメータを初期値とし
て、入力された信号を基に、さらに推定を施し、処理動
作を行う。RSSI情報検出器40から第一の信号が出
力された場合、AFCメモリ22は、AFC7が推定し
たAFCパラメータを記憶する。
【0095】また、RSSI情報検出器40から第二の
信号が出力された場合、AFCメモリ22は、記憶され
ている最新のAFCパラメータをAFC7へ出力する。
AFCメモリ22から出力されたAFCパラメータが入
力されたAFC7は、このAFCパラメータを記憶し、
記憶されたAFCパラメータを初期値として、入力され
た信号を基に、さらに推定を施し、処理動作を行う。
【0096】RSSI情報検出器40から第一の信号が
出力された場合、CRメモリ23は、CR8が推定した
CRパラメータを記憶する。また、RSSI情報検出器
40から第二の信号が出力された場合、CRメモリ23
は、記憶されている最新のCRパラメータをCR4へ出
力する。CRメモリ23から出力されたCRパラメータ
が入力されたCR8は、このCRパラメータを記憶し、
記憶されたCRパラメータを初期値として、入力された
信号を基に、さらに推定を施し、処理動作を行う。
【0097】このように図6に示した発明の実施の形態
4.における復調器は、図6に基づく動作を行い、A/
D変換器1、ディジタル直交検波回路2、受信フィルタ
3、BTR4、補間処理部5、第一の乗算器6、AFC
7、CR8、第二の乗算器9、RSSI40、BTRメ
モリ21、AFCメモリ22、及びCRメモリ23を備
えている。
【0098】そして、第二の乗算器9から出力された信
号が、RSSI情報検出器40に入力され、入力された
信号の受信レベルを検出し、入力された信号に雑音の占
める割合が低い場合には第一の信号が出力される。
【0099】また、フェージングやブロッケージなどに
より受信状態が悪く、入力された信号に雑音の占める割
合が高い場合には、第二の信号が出力される。これら第
一の信号及び第二の信号は、BTRメモリ21、AFC
メモリ22、及びCRメモリ23へ周期的に出力され
る。
【0100】BTRメモリ21、AFCメモリ22、及
びCRメモリ23の記憶部は、RSSI情報検出器40
から第一の信号が出力された場合には、記憶部に接続さ
れた補正パラメータ出力部が推定した補正パラメータが
入力され、記憶される。また、記憶部は、RSSI情報
検出器40から第二の信号が出力された場合には、記憶
部に記憶されている最新の補正パラメータを記憶部に接
続された補正パラメータ出力部へ出力する。
【0101】補正パラメータ出力部は、記憶部から出力
された各補正パラメータが入力され、記憶される。ま
た、この補正パラメータ出力部は、記憶された補正パラ
メータを初期値として、入力された信号を基に、さらに
推定を施し、処理動作を行う。
【0102】このため、復調器は、受信状態が悪く、第
二の信号が出力された場合でも、第一の信号が出力され
た時の補正パラメータを用いて動作するため、再び受信
状態が良好になった場合に、正常な補正パラメータに復
帰するまでの時間を短縮することができ、再同期するま
での時間を短縮することができる。
【0103】
【発明の効果】以上のように、本発明における復調器
は、変調器から出力された所定情報を含む通信信号を受
信する受信部と、この受信部に接続され、受信部から出
力された通信信号に基づき、補正パラメータを出力する
補正パラメータ出力部と、受信部及び補正パラメータ出
力部に接続され、受信部から出力された通信信号及び補
正パラメータ出力部から出力された補正パラメータに基
づき、復調情報を出力する復調情報出力部と、この復調
情報出力部に接続され、出力された復調情報に所定情報
が含まれるか否かを検出し、所定情報が検出された場合
には、第一の信号を出力し、所定情報が検出されない場
合には、第二の信号を出力する検出部と、この検出部に
接続され、検出部から第一の信号が入力された場合に
は、補正パラメータ出力部から出力される補正パラメー
タが記憶され、検出部から第二の信号が入力された場合
には、記憶されている補正パラメータを補正パラメータ
出力部へ出力する記憶部と、を備えており、入力された
通信信号に含まれる所定情報が検出部に検出される間、
入力された通信信号を復調するために必要な補正パラメ
ータが記憶部に記憶され、入力された通信信号に含まれ
る所定情報が検出部に検出されなくなった時、記憶部に
記憶されている補正パラメータを補正パラメータ出力部
に出力し、入力された補正パラメータを初期値として、
入力された信号を基に、補正パラメータ出力部は、さら
に推定を施して処理動作を行うため、受信状態が回復し
た場合に、正常な補正パラメータに復帰するまでの時間
を短縮することができ、再び同期を確立させるまでの時
間を短縮することができる。
【0104】また、本発明における復調器は、補正パラ
メータ出力部を備え、この補正パラメータ出力部は、検
出部及び記憶部に接続され、上記検出部から連続して第
二の信号が入力された場合、上記記憶部から入力された
補正パラメータを出力し、上記検出部から第一の信号が
出力された場合、受信部から入力された通信信号に基づ
き、補正パラメータを出力し、入力された通信信号に含
まれる所定情報が検出部に検出される間、入力された通
信信号を復調するために必要な補正パラメータが記憶部
に記憶され、入力された通信信号に含まれる所定情報が
検出部に検出されない間、記憶部に記憶されている補正
パラメータを補正パラメータ出力部に出力し、補正パラ
メータ出力部は、入力された補正パラメータを保存し、
その値をそのまま用いて動作するため、受信状態が回復
した場合に、正常な補正パラメータに復帰するまでの時
間を短縮することができ、再び同期を確立させるまでの
時間を短縮することができる。
【0105】さらに、本発明における復調器は、検出部
に接続され、この検出部から連続して第二の信号が入力
された場合に、リセット信号を出力するリセット信号出
力部を備えており、通信信号が入力され、その通信信号
に含まれる所定情報が検出されている時は、通信信号を
復調させるために必要な補正パラメータが記憶部に記憶
され、通信信号が入力されない等、所定情報が検出され
ない時には、記憶部に記憶されている補正パラメータを
基に補正パラメータ出力部を動作させるが、受信状態が
回復しても、補正パラメータ出力部に記憶された補正パ
ラメータを基には、入力された信号を復調することがで
きず、UW検出器30から継続して第二の信号が出力さ
れた時には、リセット信号を出力するため、早期に新た
な補正パラメータを導出し直し、入力された通信信号を
復調させることができる。
【0106】また、本発明における復調器で算出される
補正パラメータは、通信信号の処理タイミングを制御す
るためのパラメータ、周波数を制御するためのパラメー
タ、搬送波を制御するためのパラメータ、及び利得を制
御するためのパラメータの少なくともひとつであるた
め、既存の復調器で算出されている補正パラメータを利
用することができる。
【0107】さらに、本発明における復調器が検出する
所定情報は、変調器から出力された信号に、周期的に挿
入された既知の情報であるため、変調器から出力された
信号が、復調器に入力されているか否かを容易に判断す
ることができる。
【0108】また、本発明における復調器は、変調器か
ら出力された通信信号を受信する受信部と、上記受信部
に接続され、上記通信信号に基づき、補正パラメータを
出力する補正パラメータ出力部と、上記受信部及び補正
パラメータ出力部に接続され、上記通信信号及び上記補
正パラメータに基づき、復調情報を出力する復調情報出
力部と、上記受信部に接続され、上記通信信号の受信レ
ベルが高い場合には、第一の信号が出力され、上記復調
情報の受信レベルが低い場合には、第二の信号が出力さ
れるレベル信号出力部と、上記レベル信号出力部に接続
され、上記第一の信号が入力された場合には、上記補正
パラメータ出力部から出力される補正パラメータが記憶
され、上記第二の信号が入力された場合には、記憶され
ている補正パラメータを上記補正パラメータ出力部へ出
力する記憶部と、を備えており、入力された通信信号の
受信レベルが高いと検出部に検出される間、入力された
通信信号を復調するために必要な補正パラメータが記憶
部に記憶され、入力された通信信号の受信レベルが低い
と検出部に検出されなくなった時、記憶部に記憶されて
いる補正パラメータを補正パラメータ出力部に出力し、
入力された補正パラメータを初期値として、入力された
信号を基に、補正パラメータ出力部はさらに推定を施し
て処理動作を行うため、受信状態が回復した場合に、正
常な補正パラメータに復帰するまでの時間を短縮するこ
とができ、再び同期を確立させるまでの時間を短縮する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1.を示す構成ブロック図である。
【図2】実施の形態1.の動作を示す図である。
【図3】実施の形態2.を示す構成ブロック図である。
【図4】実施の形態2.の動作を示す図である。
【図5】実施の形態3.を示す構成ブロック図である。
【図6】実施の形態4.を示す構成ブロック図である。
【図7】従来例を示す構成ブロック図である。
【図8】補間処理の動作を示す図である。
【符号の説明】
1 A/D変換器 2 ディジタル直交検波回路 3 受信フィルタ 4 ビットタイミング推定回路(BTR) 5 補間処理部 6 第一の乗算器 7 自動周波数推定回路(AFC) 8 搬送波位相推定回路(CR) 9 第二の乗算器 21 BTRメモリ 22 AFCメモリ 23 CRメモリ 30 UW検出器 40 RSSI情報検出器 50 リセット信号生成回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】変調器から出力された所定情報を含む通信
    信号を受信する受信部と、上記受信部に接続され、上記
    通信信号に基づき、補正パラメータを出力する補正パラ
    メータ出力部と、上記受信部及び補正パラメータ出力部
    に接続され、上記通信信号及び上記補正パラメータに基
    づき、復調情報を出力する復調情報出力部と、上記復調
    情報出力部に接続され、上記復調情報に上記所定情報が
    含まれるか否かを検出し、上記所定情報が検出された場
    合には、第一の信号を出力し、上記所定情報が検出され
    ない場合には、第二の信号を出力する検出部と、上記検
    出部に接続され、上記第一の信号が入力された場合に
    は、上記補正パラメータ出力部から出力される補正パラ
    メータが記憶され、上記第二の信号が入力された場合に
    は、記憶されている補正パラメータを上記補正パラメー
    タ出力部へ出力する記憶部と、を備えることを特徴とす
    る復調器。
  2. 【請求項2】補正パラメータ出力部は、検出部及び記憶
    部に接続され、上記検出部から連続して第二の信号が入
    力された場合、上記記憶部から入力された補正パラメー
    タを出力し、上記検出部から第一の信号が出力された場
    合、受信部から入力された通信信号に基づき、補正パラ
    メータを出力することを特徴とする請求項1に記載の復
    調器。
  3. 【請求項3】検出部に接続され、上記検出部から連続し
    て第二の信号が入力された場合に、リセット信号を出力
    するリセット信号出力部を備えたことを特徴とする請求
    項1又は2に記載の復調器。
  4. 【請求項4】補正パラメータは、通信信号の処理タイミ
    ングを制御するためのパラメータ、周波数を制御するた
    めのパラメータ、搬送波を制御するためのパラメータ、
    及び利得を制御するためのパラメータの少なくともひと
    つとした請求項1〜3のいずれかに記載の復調器。
  5. 【請求項5】所定情報は、変調器から出力された信号
    に、周期的に挿入された既知の情報である請求項1〜4
    のいずれかに記載の復調器。
  6. 【請求項6】変調器から出力された通信信号を受信する
    受信部と、上記受信部に接続され、上記通信信号に基づ
    き、補正パラメータを出力する補正パラメータ出力部
    と、上記受信部及び補正パラメータ出力部に接続され、
    上記通信信号及び上記補正パラメータに基づき、復調情
    報を出力する復調情報出力部と、上記受信部に接続さ
    れ、上記通信信号の受信レベルが高い場合には、第一の
    信号が出力され、上記復調情報の受信レベルが低い場合
    には、第二の信号が出力されるレベル信号出力部と、上
    記レベル信号出力部に接続され、上記第一の信号が入力
    された場合には、上記補正パラメータ出力部から出力さ
    れる補正パラメータが記憶され、上記第二の信号が入力
    された場合には、記憶されている補正パラメータを上記
    補正パラメータ出力部へ出力する記憶部と、を備えるこ
    とを特徴とする復調器。
JP8039205A 1996-02-27 1996-02-27 復調器 Pending JPH09233134A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8039205A JPH09233134A (ja) 1996-02-27 1996-02-27 復調器
US08/760,566 US5848104A (en) 1996-02-27 1996-12-04 Demodulator of receiver used for communications
AU12293/97A AU715224B2 (en) 1996-02-27 1997-01-23 A demodulator of receiver used for communications
CA002195926A CA2195926C (en) 1996-02-27 1997-01-24 Demodulator for receivers used for communications

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8039205A JPH09233134A (ja) 1996-02-27 1996-02-27 復調器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09233134A true JPH09233134A (ja) 1997-09-05

Family

ID=12546639

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8039205A Pending JPH09233134A (ja) 1996-02-27 1996-02-27 復調器

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5848104A (ja)
JP (1) JPH09233134A (ja)
AU (1) AU715224B2 (ja)
CA (1) CA2195926C (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7336737B2 (en) 2002-10-25 2008-02-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Phase error correction circuit and receiver incorporating the same

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2326038A (en) * 1997-06-06 1998-12-09 Nokia Mobile Phones Ltd Signal level balancing in quadrature receiver
JP3979712B2 (ja) * 1997-10-20 2007-09-19 富士通株式会社 光信号受信装置および方法
JP3950589B2 (ja) * 1998-08-28 2007-08-01 キヤノン株式会社 情報処理装置、プログラム更新方法および記憶媒体
DE10213838B4 (de) * 2002-03-27 2008-10-02 Advanced Micro Devices, Inc., Sunnyvale Frequenzfehlerkorrektureinheit und -verfahren in einem drahtlosen Lan-System
AU2003219951A1 (en) * 2002-03-27 2003-10-13 Advanced Micro Devices, Inc. Frequency error correction system with initial frequency estimation and feedback tracking
WO2006050331A2 (en) * 2004-10-28 2006-05-11 Corridor Systems, Inc. Distributed antenna system using overhead power lines
US20130170576A1 (en) * 2011-12-30 2013-07-04 John Qingchong Liu Assembly and Method for Detecting Multiple Level Signals

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0748750B2 (ja) * 1988-11-15 1995-05-24 日本電気株式会社 同期復調装置
JP2702303B2 (ja) * 1991-03-20 1998-01-21 日本電気株式会社 データ通信方式
US5335348A (en) * 1992-01-10 1994-08-02 Nec Corporation Radio receiver having frequency sweep control apparatus
US5376894A (en) * 1992-12-31 1994-12-27 Pacific Communication Sciences, Inc. Phase estimation and synchronization using a PSK demodulator

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7336737B2 (en) 2002-10-25 2008-02-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Phase error correction circuit and receiver incorporating the same
US7899139B2 (en) 2002-10-25 2011-03-01 Panasonic Corporation Phase error correction circuit and receiver incorporating the same

Also Published As

Publication number Publication date
US5848104A (en) 1998-12-08
CA2195926C (en) 2001-10-30
CA2195926A1 (en) 1997-08-27
AU715224B2 (en) 2000-01-20
AU1229397A (en) 1997-09-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5809009A (en) Demodulator apparatus for digital radio communication receiver providing pseudo-coherent quadrature demodulation based on periodic estimation of frequency offset
US4599732A (en) Technique for acquiring timing and frequency synchronization for modem utilizing known (non-data) symbols as part of their normal transmitted data format
EP0750408B1 (en) Device and method for coherent-tracking of a signal for use in a cdma receiver
CA2025232C (en) Carrier recovery system
US5287388A (en) Frequency offset removal method and apparatus
JPH0795252A (ja) フレーム同期方式
JP4366808B2 (ja) タイミングエラー検出回路および復調回路とその方法
JPH0552101B2 (ja)
JP3575883B2 (ja) ディジタル復調器
EP0527249A1 (en) Carrier recovery apparatus for digital satellite communication system
JPH09233134A (ja) 復調器
US5541966A (en) System and circuit for estimating the carrier frequency of a PSK numeric signal
WO1999039486A1 (fr) Demodulateur numerique
EP1039711B1 (en) Digital demodulator
JP4054032B2 (ja) フレーム同期検出方法
WO2005112381A1 (ja) 無線通信装置及び復調方法及び周波数偏差補正回路
JP2005160116A (ja) 周波数誤差検出方法、受信方法、及び送受信方法
JP2004254069A (ja) 受信機
JP2001345869A (ja) キャリア再生回路とデジタル信号受信装置
JPH07176994A (ja) 自動周波数制御回路
JPH11103326A (ja) 復調器
JP3712969B2 (ja) タイミング同期方法
KR20030056314A (ko) 순방향 구조로 심볼 타이밍을 추정하는 수신 시스템 및 그타이밍 추정방법
JP2000341354A (ja) 発振器制御回路及び発振器制御方法
JP3086144B2 (ja) バースト復調器