JPH09232963A - 変調装置および方法 - Google Patents
変調装置および方法Info
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- JPH09232963A JPH09232963A JP3762296A JP3762296A JPH09232963A JP H09232963 A JPH09232963 A JP H09232963A JP 3762296 A JP3762296 A JP 3762296A JP 3762296 A JP3762296 A JP 3762296A JP H09232963 A JPH09232963 A JP H09232963A
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Abstract
拘束長iを判定し、その拘束長iを、入力されたデータ
とともにセレクタ2に出力する。セレクタ2は、その拘
束長iに応じて、データを、変換部3−iに出力する。
変換部3−iは、供給されたデータを、変換テーブルを
参照して、対応する符号に変換し、変換後の符号が不確
定ビットを含む場合、その不確定ビットの値を、すべて
1に設定した後、マルチプレクサ4に出力する。マルチ
プレクサ4は、その符号を、バッファ5を介して、ラン
検出処理部6に出力する。ラン検出処理部6は、その符
号において、ランレングスが最小ランより小さいとき、
そのランの先端に隣接する不確定ビットの「1」を
「0」に変更する。
Description
法に関し、特に、基本データ長がmビットのデータを、
基本符号長がnビットの可変長符号(d,k;m,n;
r)に変換する変調装置および方法に関する。
場合や、データを磁気ディスク、光ディスク、光磁気デ
ィスクなどの記録媒体に記録する場合、伝送や記録に適
するようにデータの変調が行われる。このような変調に
おいて、ブロック符号化が多く利用されている。
トの単位(データ語)で、ブロック化し、このデータ語
を所定の符号則に従って、n×iビットの単位の符号語
に変換するものである。i=1である場合、固定長符号
となり、複数個の中からiを選択することができる場
合、即ち、iが1乃至所定の最大値rのいずれかで変換
される場合、可変長符号となる。このように、ブロック
符号化された符号は、(d,k;m,n;r)と5つの
数値で表される。最小ランdは、符号における同一シン
ボルの最小連続個数、例えば、0の連続する個数のうち
の最小の値を示し、最大ランkは、同一シンボルの最大
連続個数、例えば、0の連続する個数のうちの最大の値
を示している。
おいては、上述したブロック符号化により得られた可変
長符号に対して、符号中の「1」をビットの反転、
「0」を無反転とするNRZI(Non Return to Zero I
nverted)変調を行い、NRZI変調された可変長符号
(記録波形列)を記録するようにしている。
ど、線速方向において高密度で記録を行うことができる
ので、可変長符号の最小ランdは、大きい方が好まし
い。一方、記録波形列の最大反転間隔Tmaxが短いほ
ど、クロックの再生の面では有利になるので、可変長符
号の最大ランkは、小さい方が好ましく、様々な変調方
法が提案されている。例えば、磁気ディスク、光ディス
ク、光磁気ディスクなどに適用されている変調方式とし
て、RLL(Run Length Limited)符号への変調を行う
RLL(1−7)、RLL(1−6)、RLL(2−
7)などや、VFM(Variable Five Modulation)、V
FM2などがある。
変長符号(1,7;2,3;2)への変調を行う。表1
は、可変長符号(1,7;2,3;2)への変換則を示
している。記録波形列のビット間隔をTとすると、RL
L(1−7)符号(RLL(1−7)で変調された符
号)の最小反転間隔Tmin(=(d+1)T)は、2T
(=(1+1)T)となる。なお、入力データ列のビッ
ト間隔をTdata(=m/n×T)とすると、RLL(1
−7)符号の最小反転間隔Tminは、1.33Tdata
(=2×2/3×Tdata)となる。また、ジッタの許容
値を示す検出窓幅Tw(=m/n×T)は、0.67T
(=2/3×T)となる。
隔Tmax(=(k+1)T)は、8T(=(7+1)
T)(=5.33Tdata)となる。
を表し、直前のビットが1の場合、0に設定され、直前
のビットが0である場合、1に設定される。
ば、可変長符号(1,6;2,3;r)(r=4,5)
への変調を行う。表2は、可変長符号(1,6;2,
3;4)への変換則を示している。RLL(1−6)符
号の最小反転間隔は、2T(=(1+1)T)=1.3
3Tdata(=(1+1)×2/3×Tdata)となり、最
大反転間隔は、7T(=(6+1)T)=4.67Tda
ta(=(6+1)×2/3×Tdata)となる。また、検
出窓幅Twは、0.67T(=2/3×T)となる。
トを表し、直後のビットが1の場合、0に設定され、直
後のビットが0である場合、1に設定される。
ば、可変長符号(2,7;1,2;3)への変調を行
う。表3は、可変長符号(2,7;1,2;3)への変
換則を示している。RLL(2−7)符号の最小反転間
隔は、3T(=(2+1)T)=1.5Tdata(=(2
+1)×1/2×Tdata)となり、最大反転間隔は、8
T(=(7+1)T)=4Tdata(=(7+1)×1/
2×Tdata)となる。また、検出窓幅Twは、0.5T
(=1/2×T)となる。
トは発生しない。
においては、例えば、可変長符号(4,22;2,5;
5)への変調を行う。表4乃至表6は、VFM符号
(4,22;2,5;5)への変換則を示している。V
FM符号の最小反転間隔は、5T(=(4+1)T)=
2Tdata(=(4+1)×2/5×Tdata)となり、最
大反転間隔は、23T(=(22+1)T)=9.2T
data(=(22+1)×2/5×Tdata)となる。ま
た、検出窓幅Twは、0.4T(=2/5×T)とな
る。
の連続数を最大ランk以下にするために設けられてい
る。また、VFMにおいては、不確定ビットは発生しな
い。
長符号(4,19;2,5;5)、(4,19;2,
5;6)などへの変調が行われる。表7および表8は、
VFM2符号(4,19;2,5;5)への変換則を示
している。VFM2符号の最小反転間隔は、5T(=
(4+1)T)=2Tdata(=(4+1)×2/5×T
data)となり、最大反転間隔は、20T(=(19+
1)T)=8Tdata(=(19+1)×2/5×Tdat
a)となる。また、検出窓幅Twは、0.4T(=2/5
×T)となる。
の連続数を最大ランk以下にするために設けられてい
る。また、表中における「x」は、不確定ビットを表
し、続く符号の最上位4ビット以上がすべて0である場
合、1に設定され、そうでない場合、0に設定される。
(1−7)、およびVFM2による符号には、不確定ビ
ットが含まれており、その値は、変調を行うとき、不確
定ビットの前または後の所定の範囲のビット列を参照し
て、0または1に決定される。
L(1−6))を行う変調装置の一例を、特願平7−3
17823号に示している。
号への変調を行う変調装置の一例を示している。この変
調装置においては、エンコーダ処理部61は、入力され
たデータの拘束長i(i=1,・・・,r)を判定する
とともに、不確定ビットを含む符号(不確定符号)に変
換されるデータを検出した後、入力されたデータをセレ
クタ62に出力する。
たデータの拘束長iをセレクタ62に出力し、変換後の
符号が不確定符号(不確定ビットを含む符号)であるか
否かを示す不確定符号フラグをセレクタ64−1乃至6
4−rに出力し、不確定ビットの値を決定する情報を不
確定ビット処理部65−1乃至65−rに出力する。
り供給される拘束長iに応じて、データを、その拘束長
iに対応する変換部63−iに出力する。
は、例えば、表2に示すような、基本データ長がmビッ
トのデータに、基本符号長がnビットの可変長符号を対
応させた変換テーブルを有し、その変換テーブルに基づ
いて、m×iビットのデータをn×iビットの符号に変
換し、セレクタ64−iに出力する。
ーダ処理部61より供給された不確定符号フラグに応じ
て、変換部63−1乃至63−rより供給されたn×i
ビットの符号を不確定ビット処理部65−1乃至65−
rまたはマルチプレクサ66に出力する。
は、セレクタ64−1乃至64−rより供給される不確
定符号の不確定ビットを、エンコーダ処理部61より供
給される不確定ビット決定情報に応じて0または1に設
定した後、マルチプレクサ66に出力する。
からの符号または不確定ビット処理部65−iからの符
号を選択し、シリアルデータとしてバッファ67に出力
する。バッファ67は、マルチプレクサ66からの可変
長符号を、一旦記憶し、変調符号として所定の転送レー
トで出力する。
を発生し、タイミング管理部69は、クロック回路68
より供給されたクロックに同期してタイミング信号を生
成し、エンコーダ処理部61とバッファ67に供給す
る。
拘束長i、および、変換後の符号が不確定ビットを含む
か否かを判断された後、m×iビット毎に、n×iビッ
トの符号に変換される。そして、変換後の符号が不確定
ビットを含む場合、不確定ビット処理部65−iにおい
て、その値(0または1)が決定され、出力される。
たように、不確定ビットを利用する変調方式(RLL
(1−6)やVFM2など)に従って変調を行う場合、
データの変換後に、不確定ビットの値を決定する回路が
必要となり、回路構成が複雑になり、タイミング管理も
難しくなる。
たもので、不確定ビットを有する可変長符号において、
変換テーブルにおける不確定ビットを、一旦、「1」と
して、最大ランkより大きいラン(「0」の連続)の発
生を排除した後、「0」の連続長が最小ランdより小さ
い符号語が検出されたとき、不確定ビットの値を「1」
から「0」に変更して、最小ランdより小さいランの発
生を排除することで、不確定ビットの処理を行い、不確
定ビットの判定や不確定ビットの値の設定を行う回路を
不要とするものである。
置は、連続したときランが無限大となる符号の所定の位
置のビットを不確定ビットとするとともに、最下位ビッ
トから上位ビット側に連続する所定の数の0または1を
有する符号であって、その0または1の数と、次に続く
符号の最上位ビットから下位ビット側に連続する0また
は1の数の最大値との和が、最大ランkより大きくなる
符号の、最下位ビットから上位ビット側に連続する0ま
たは1の所定の位置のビットを不確定ビットとして、基
本データ長がmビットのデータを、基本符号長がnビッ
トの可変長符号に変換する変換手段と、変換手段により
変換された可変長符号において、連続する数が最小ラン
d以上にならない連続する0または1を検出する検出手
段とを備えることを特徴とする。
きランが無限大となる符号の所定の位置のビットを不確
定ビットとするとともに、最下位ビットから上位ビット
側に連続する所定の数の0または1を有する符号であっ
て、その0または1の数と、次に続く符号の最上位ビッ
トから下位ビット側に連続する0または1の数の最大値
との和が、最大ランkより大きくなる符号の、最下位ビ
ットから上位ビット側に連続する0または1の所定の位
置のビットを不確定ビットとして、基本データ長がmビ
ットのデータを、基本符号長がnビットの可変長符号に
変換するステップと、変換手段により変換された可変長
符号において、連続する数が最小ランd以上にならない
連続する0または1を検出するステップとを備えること
を特徴とする。
えば、RLL(1−6)符号への変調において、変換手
段は、「010011」というデータを、「00x10
0010」という符号(「x」は不確定ビット)に変換
し、さらに、一旦、不確定ビットの値を1に設定し、
「001100010」とする。そして、検出手段は、
各「1」と「1」の間の「0」の数が最小ランd(=
1)より小さいか否かを判断する。最初の「1」と次の
「1」の間には「0」は0個であり、最小ランd(=
1)より小さいので、この部分が検出される。
えば、RLL(1−6)符号への変調において、「01
0011」というデータは、「00x100010」と
いう符号(「x」は不確定ビット)に変換され、さら
に、一旦、不確定ビットの値は1に設定され、符号は、
「001100010」とされる。そして、この符号に
おいて、各「1」と「1」の間の「0」の数が最小ラン
d(=1)より小さいか否かが判断される。最初の
「1」と次の「1」の間には「0」は0個であり、最小
ランd(=1)より小さいので、この部分が検出され
る。
を図面を参照しながら説明する。この実施例は、基本デ
ータ長がmビットであるデータを、可変長符号(d,
k;m,n;r)に変換する変調装置の一例であり、図
1は、この実施例の具体的な回路構成を示している。こ
の実施例は、基本データ長が2ビットであるデータをR
LL(1−6)符号(=可変長符号(1,6;2,3;
4))に変換する。
束長iを判定し、その拘束長iをセレクタ2に出力する
とともに、入力されたデータをセレクタ2に出力するよ
うになされている。
れた拘束長iに応じて、拘束長判定部1より供給された
データを、変換部3−i(i=1,・・・,r)に出力
するようになされている。
m×iビットのデータにn×iビットの符号を対応させ
た変換テーブル(表2の各拘束長iに対応する部分)を
有し、セレクタ2よりm×iビットのデータが供給され
ると、変換テーブルを参照して、対応するn×iビット
の符号を出力するようになされている。なお、本実施例
においては、mが2であり、nが3であるので、例え
ば、変換部3−1は、2ビットのデータ「01」を3ビ
ットの符号「00x」(「x」は不確定ビット)に変換
し、変換部3−2は、4ビットのデータ「0010」を
6ビットの符号「10000x」(「x」は不確定ビッ
ト)に変換する。
不確定ビットを含む場合、その不確定ビットの値を、す
べて1に設定した後、マルチプレクサ4に出力するよう
になされている。このように、不確定ビットをすべて1
に設定することで、すべてのラン(「0」が連続する部
分)の長さ(ランレングス)を最大ランk以下にするこ
とができる。
給されたn×iビットの符号を、シリアルデータとし
て、バッファ5を介して、所定のタイミングで、ラン検
出処理部6に出力するようになされている。
り、バッファ5を介して供給されるシリアルデータにお
いて、ランレングス(連続する「0」の個数)が最小ラ
ンdより小さいランを検出し、そのランの先端に隣接す
る「1」(不確定ビット)を「0」に変更するようにな
されている。
べてのランの長さを最小ランd以上にする(変換部3−
iにおいて、不確定ビットの値をすべて1に設定するこ
とにより、最大ランkより大きいランの発生が除去され
ているので、結局、すべてのランの長さは、最小ランd
以上であり最大ランk以下となる)。
している。この実施例は、RLL(1−6)における最
小ランd(=1)より小さい長さを有する(即ち、ラン
レングスが0である)ランを検出する。
シリアルデータの1ビットを、1クロックの間保持した
後、出力するようになされている。
れるシリアルデータと、メモリ21より出力される、1
クロック前に供給されたシリアルデータの論理積を計算
し、その計算結果をXOR回路23の一方の入力に出力
するようになされている。
給されるデータと、メモリ21より供給されるデータの
排他的論理和を計算し、その計算結果をNRZI変調回
路24に出力するようになされている。
より供給されるビット列に対して、NRZI変調を行
い、NRZI変調された符号を変調符号として出力する
ようになされている。
じて、他の変調方式に基づいて符号を変調する回路に置
き換えてもよい。また、例えば、ISO規格の光磁気デ
ィスクのように、RLL符号などに変調したビット列を
NRZI変調を行わないで、そのまま記録する場合、N
RZI変調回路24は不要となり、XOR回路23の出
力が、変調符号として、ラン検出処理部6から出力され
る。
1は、クロックを発生し、タイミング管理部12は、ク
ロック回路11より供給されたクロックに同期してタイ
ミング信号を生成し、拘束長判定部1とバッファ5に供
給するようになされている。
る。
されると、そのデータの拘束長iを判定し、その拘束長
iと、入力されたデータを、それぞれ、セレクタ2に出
力する。
いる。拘束長判定部1は、表2に示すテーブルを内蔵し
ており、入力されたデータが「11」、「10」、「0
1」のいずれかに一致するか否かを判断する。入力され
たデータが「11」、「10」、「01」のいずれかに
一致する場合、拘束長判定部1は、拘束長iが1である
と判定し、入力されたデータが「11」、「10」、
「01」のいずれにも一致しない場合、「0011」、
「0010」、「0001」のいずれかに一致するか否
かを判断する。
10」、「0001」のいずれかに一致する場合、拘束
長判定部1は、拘束長iが2であると判定する。入力さ
れたデータが「0011」、「0010」、「000
1」のいずれにも一致しない場合、拘束長判定部1は、
さらに、「000011」、「000010」、「00
0001」のいずれかに一致するか否かを判断し、入力
されたデータが、これらのうちのいずれかに一致する場
合、拘束長iを3と判定する。
力データが一致しない場合、拘束長が4であるビット列
「00000011」、「00000010」、「00
000001」、「00000000」に、入力データ
が一致するか否かを判断し、入力されたデータが、これ
らのうちのいずれかに一致する場合、拘束長iを4と判
定する。ここで、拘束長が4であるビット列に一致しな
い場合、入力データは、拘束長が1乃至4のビット列の
うち、どのビット列にも一致しないことになり、エラー
となる。
た拘束長iを、セレクタ2に出力する。
の値に応じて、その拘束長iに対応する変換部3−iに
データを出力する。
テーブルを参照して、供給された2×iビットのデータ
を3×iビットの符号に変換し、変換後の符号をマルチ
プレクサ4に出力する。例えば、拘束長iが2である場
合、セレクタ2は、変換部3−2に4ビットのデータを
供給し、変換部3−2は、そのデータを6ビットの符号
に変換し、その6ビットの符号をマルチプレクサ4に出
力する。
含む場合、変換部3−iは、その不確定ビットの値をす
べて1に設定した後、変換した符号(不確定ビットの値
が1になっている)をマルチプレクサ4に出力する。
変換された符号を、シリアルデータとして、バッファ5
を介して、ラン検出処理部6に出力する。
データにおいて、最小ランdより小さいランを検出し、
そのランの先端に隣接する不確定ビットの値を、「1」
から「0」に変更した後、NRZI変調を行い、変調後
のシリアルデータを変調符号として出力する。
符号への変換を行うので、最小ランdは1である。従っ
て、ラン検出処理部6は、ランレングスが0であるラン
(即ち、連続する「1」のビット列)を検出し、対応す
る不確定ビットを「0」に変換する。
供給されたデータ(1ビット)の値を1クロックの間、
メモリ21で記憶し、次に供給されるビットの値(図2
のA)とメモリ21の出力(図2のB)(連続する2つ
のビットの値)がともに「1」である場合、図4の真理
値表に示すように、AND回路22とXOR回路23に
より構成される論理回路より、「0」が出力され、その
他の場合(Bが0である場合、または、Bが1であり、
Aが0である場合)は、メモリ21の出力値(B)が、
そのまま出力される(図2および図3のC)。
ルデータにおいて、「1」が連続する場合(即ち、ラン
レングスが0である場合)、先行する「1」が「0」に
変更され、ランレングスがすべて1以上になる。
れたシリアルデータに対して、NRZI変調を行い、変
調後の符号を変調符号として出力する。
と、最初に、データの拘束長iを判定し、その拘束長i
に対応して、符号への変換を行い、この変換の際、不確
定ビットが含まれる場合、その不確定ビットの値を、一
旦、1に設定する。そして、次に、最小ランdより小さ
いランを検出し、そのランの先端に隣接する不確定ビッ
トの値を「1」から「0」に変更することで、不確定ビ
ットの値を正しいものにする。
おける不確定ビットの有無に拘わらず、同一の手順で変
調処理が行われることになり、回路構成が簡単になる。
示している。この実施例も、図1の実施例と同様に、R
LL(1−6)符号への変調を行う。
ずつシフトさせながら、データを拘束長判定部32、お
よび、すべての変換部33−1乃至33−rに出力する
ようになされている。
長判定部1と同様に、データの拘束長iを判定し、マル
チプレクサ34に出力するようになされている。
ている変換テーブル(図1の変換部1−1乃至1−rが
有するものと同一のテーブル)を参照し、供給されたデ
ータに該当する変換則が登録されているか否かを判断
し、登録されている場合は、そのデータの変換を行った
後、変換後の符号をマルチプレクサ34に出力するよう
になされている。また、データが変換テーブルに登録さ
れていない場合、変換部33−1乃至33−rは、供給
されたデータを破棄するようになされている。
換後の符号に不確定ビットが含まれる場合、その不確定
ビットの値を1とした後、符号の出力を行う。
り供給される拘束長iに対応する変換部33−iが変換
した符号を受け取り、その符号を、シリアルデータとし
て、バッファ35を介してラン検出処理部36に出力す
るようになされている。
ン検出処理部6と同様に、供給されたシリアルデータに
おいて、最小ランdより小さいランを検出し、所定の不
確定ビットの値を「1」から「0」に変更するようにな
されている。
38は、図1の実施例におけるクロック回路11および
タイミング管理部12と同一のものであるので、その説
明を省略する。
る。
部33−1乃至33−rおよび拘束長判定部32にデー
タが2ビット単位で供給される。
ブルを内蔵しており、この変換テーブルを参照して、デ
ータの拘束長iを判定し、マルチプレクサ34に出力す
る。
れぞれ、各拘束長iに対応するテーブルを有しており、
供給されたデータに対応する変換則が、そのテーブルに
登録されている場合、その変換則を利用して、供給され
た2×iビットのデータを3×iビットの符号に変換
し、変換した符号に不確定ビットが含まれている場合、
その不確定ビットの値を1に設定した後、その符号をマ
ルチプレクサ34に出力する。
より供給された拘束長iに対応する変換部33−iより
符号を受け取り、その符号をシリアルデータとして、バ
ッファ35を介して、ラン検出処理部36に出力する。
ルデータにおいて、最小ランd(=1)より小さいラン
を検出し、そのランの先端に隣接する不確定ビットの値
を、「1」から「0」に変更した後、NRZI変調を行
い、NRZI変調された符号を変調符号として出力す
る。
に、一旦、すべての不確定ビットの値を1に設定した
後、最小ランd(=1)より小さいランを検出し、その
ランの先端に隣接する不確定ビットの値を、「1」から
「0」に変更し、不確定ビットの値を正しいものにす
る。
6)の変調装置であったが、次に、VFM2の変調装置
について説明する。
の変調装置の一構成例を示している。この変調装置にお
いては、拘束長判定部41は、表7および表8に示すテ
ーブルを内蔵しており、図1の拘束長判定部1と同様
に、テーブルを参照して、入力されたデータの拘束長i
を判定するようになされている。
は、2×iビットのデータに5×iビットの符号を対応
させた変換テーブル(表7および表8の各拘束長iに対
応する部分)を有し、セレクタ2より2×iビットのデ
ータが供給されると、変換テーブルを参照して、対応す
る5×iビットの符号の出力するようになされている。
ビットを含む場合、その不確定ビットの値を、すべて1
に設定した後、マルチプレクサ4に出力するようになさ
れている。このように、不確定ビットをすべて1に設定
することで、すべてのランの長さを最大ランk以下にす
ることができる。
より、バッファ5を介して供給されるシリアルデータに
おいて、ランレングスが最小ランd(=4)より小さい
とき、そのランの先端に隣接する「1」を「0」に変更
するようになされている。このようにすることで、すべ
てのランの長さを最小ランd(=4)以上にすることが
できる(変換部43−iにおいて、不確定ビットの値を
すべて1に設定することにより、最大ランkより大きい
ランが除去されているので、結局、すべてのランの長さ
は、最小ランd以上で、かつ、最大ランk以下の範囲に
なっている)。
示している。この実施例は、VFM2符号(例えば、可
変長符号(4,19;2,5;5))における最小ラン
d(=4)以下の長さを有する(即ち、ランレングスが
0乃至3である)ランを除去する。
れるシリアルデータの1ビットを、1クロックの期間、
保持した後、次段のメモリ21−2に出力するようにな
されている。同様にして、メモリ21−2,21−3
は、各クロックで、保持している値を次段(メモリ21
−3,21−4)へ出力した後、前段(メモリ21−
1,21−2)より供給された値を保持する。メモリ2
1−4は、各クロックで、保持している値をAND回路
22とXOR回路23に出力した後、前段(メモリ21
−3)より供給された値を保持する。
るシリアルデータ(1ビット)とメモリ21−1の出力
(1ビット)の論理和を計算し、その結果をOR回路2
7に出力するようになされている。
(1ビット)とメモリ21−3の出力(1ビット)の論
理和を計算し、その結果をOR回路27に出力するよう
になされている。
力の論理和を計算し、その結果をAND回路22に出力
するようになされている。
されるデータ(1ビット)と、メモリ21−4より供給
されるデータの論理積を計算し、その計算結果をXOR
回路23に出力するようになされている。
給されるデータと、メモリ21−4より供給されるデー
タの排他的論理和を計算し、その計算結果をNRZI変
調回路24に出力するようになされている。
より供給されるビット列に対して、NRZI変調を行
い、変調符号として出力するようになされている。
レクサ4、バッファ5、クロック回路11、および、タ
イミング管理部12)は、図1の実施例のものと同一で
あるので、その説明を省略する。
を使用する場合、すべての不確定ビットを1としても、
ランレングスが0または1になることはないので、OR
回路26,27を取り除き、OR回路25の出力をAN
D回路22に入力させることで、ランレングスが2また
は3であるランのみを検出するようにすることもでき
る。例えば、ランレングスが2の場合は、データ「01
11」を変換し、変換後の符号「00x001000
0」における不確定ビットxの値を1に設定すると、
「0010010000」となり、左から第4桁目と5
桁目において発生する。
る。
されると、そのデータの拘束長iを判定し、その拘束長
iと、入力されたデータを、それぞれ、セレクタ2に出
力する。
すテーブルを内蔵しており、入力されたデータが「1
1」、「10」、「01」のいずれかに一致するか否か
を判断する。入力されたデータが「11」または「0
1」に一致する場合、拘束長判定部41は、拘束長iが
1であると判定する。入力されたデータが「10」に一
致する場合、拘束長判定部41は、次のデータが「1
1」に一致するか否かを判断し、次のデータが「11」
に一致しない場合、データ「10」に対して、拘束長i
を1と判定し、次のデータが「11」に一致する場合、
データ「1011」に対して、拘束長iを2と判定す
る。
0」、「01」のいずれにも一致しない場合、拘束長判
定部41は、「0011」または「0010」に一致す
るか否かを判断し、入力されたデータがこれらのいずれ
かに一致する場合、拘束長iが2であると判定する。
「0010」に一致しない場合、拘束長判定部41は、
さらに、拘束長が3であるビット列(テーブルの登録デ
ータ)(「000111」,・・・,「00001
1」)と、入力データを比較し、拘束長が3である登録
データのいずれかと入力データが一致する場合、拘束長
iを3と判定する。
タが一致しない場合、拘束長判定部41は、さらに、拘
束長が4である登録データ(「00001011」,・
・・,「00000011」)に、入力データが一致す
るか否かを判断し、入力されたデータがこれらのいずれ
かに一致する場合、拘束長iを4と判定する。
入力データが一致しない場合、拘束長判定部41は、拘
束長が5である登録データ(「000000101
1」,・・・,「0000000000」)に、入力デ
ータが一致するか否かを判断し、入力されたデータがこ
れらのいずれかに一致する場合、拘束長iを5と判定す
る。ここで、拘束長が5である登録データに一致しない
場合、入力データは、拘束長が1乃至5のどのビット列
にも一致しないので、エラーとなる。
した拘束長iを、セレクタ2に出力する。
の値に応じて、その拘束長iに対応する変換部43−i
にデータを出力する。
換テーブル(表7および表8のテーブルの各拘束長iに
対応する部分)を参照して、その2×iビットのデータ
を5×iビットの符号に変換し、マルチプレクサ4に出
力する。例えば、セレクタ2は、拘束長が2であるデー
タ「0010」を変換部43−2に供給し、変換部43
−2は、そのデータを10ビットの符号「000010
0000」に変換し、マルチプレクサ4に出力する。
含む場合、変換部3−iは、その不確定ビットの値をす
べて1に設定した後、変換した符号をマルチプレクサ4
に出力する。例えば、拘束長が1であるデータ「01」
が供給された場合、変換部43−1は、そのデータを5
ビットの符号「00100」に変換する。このとき、左
から第3桁目のビットは、不確定ビットであるが、この
時点では1に設定されている。
って変換された符号を、シリアルデータとして、バッフ
ァ5を介して、ラン検出処理部46に出力する。
ルデータにおいて、最小ランd(=4)より小さいラン
を検出し、そのランの先端に隣接する不確定ビットの値
を、「1」から「0」に変更した後、変更後のシリアル
データを変調符号として出力する。
変調を行うので、最小ランdは4である。従って、ラン
検出処理部46は、ランレングスが0乃至3であるラン
を検出し、対応する不確定ビットを「0」に変更する。
在の時刻をtとすると、メモリ21−1乃至21−4
は、それぞれ、時刻(t−1)乃至時刻(t−4)に供
給されたビットを出力する(1クロックで時刻が1進む
ものとする)。
り、メモリ21−1乃至21−3の出力(図7のB乃至
D)と今回(時刻tに)供給されたデータ(図7のA)
の論理和を計算する。図8は、この論理和の真理値表を
示している。図8に示すように、メモリ21−1乃至2
1−3の出力(B乃至D)と今回供給されたデータ
(A)のいずれかの値が1である場合、A乃至Dの論理
和Eは、「1」となる。
ND回路22とXOR回路23により構成される論理回
路を利用して、メモリ21−4の出力(図7のF)が
「1」であり、かつ、上述した論理和Eが「1」である
場合、ランレングスが4より小さいことになるので、そ
のときのXOR回路23の出力Gは、「0」となる。そ
して、その他の場合(Fが0である場合、または、Fが
1でEが0である場合)、メモリ21−4の出力(F)
の値が、そのままNRZI変調回路24に出力される。
ルデータにおいて、ランレングスが4より小さい場合、
そのランの先端に隣接する「1」が「0」に変更され
る。
れたシリアルデータに対して、NRZI変調を行い、変
調後の符号を、変調符号として出力する。
と、最初に、データの拘束長iを判定し、その拘束長i
に対応して、VFM2符号への変調を行う。変換の際、
不確定ビットが含まれる場合、その不確定ビットの値
を、一旦、1に設定し、その後、最小ランdより小さい
ランを検出し、そのランの先端に隣接する不確定ビット
の値を「1」から「0」に変更する。
−6)符号またはVFM2符号への変調について説明し
たが、本発明は、これら以外の符号への変調にも適用す
ることができる。例えば、RLL(1−7)符号への変
調を行う場合、変換部3−iに、表1の各拘束長iの部
分を保持させ、変換後に不確定ビットの値を1に設定
し、ラン検出処理部において、最小ランより小さいラン
を検出し、そのランの終端に隣接する不確定ビットの値
を0に変更する。
置および請求項6に記載の変調方法によれば、所定の条
件を満たす符号の所定のビットを不確定ビットとし、基
本データ長がmビットのデータを、基本符号長がnビッ
トの可変長符号に変換し、変換された可変長符号におい
て、連続する数が最小ランd以上にならない、連続する
0または1を検出し、所定の処理を行うので、不確定ビ
ットを含む符号と不確定ビットを含まない符号を、同様
に取り扱いことができ、不確定ビットを含む符号を選択
して、不確定ビットの値を設定する回路を不要にするこ
とができる。
ロック図である。
ク図である。
る。
図である。
ブロック図である。
ブロック図である。
ク図である。
図である。
図である。
である。
r 変換部, 4 マルチプレクサ, 5 バッファ,
6 ラン検出処理部, 21,21−1乃至21−4
メモリ, 22 AND回路, 23 XOR回路,
24 NRZI変調回路, 25乃至27 OR回
路, 31 シフトレジスタ,32 拘束長判定部,
33−1乃至33−r 変換部, 34 マルチプレク
サ, 35 バッファ, 36 ラン検出処理部, 4
1 拘束長判定部,43−1乃至43−r 変換部,
46 ラン検出処理部, 61 エンコーダ処理部,
64 セレクタ, 65−1乃至65−r 不確定ビッ
ト処理部
Claims (6)
- 【請求項1】 基本データ長がmビットのデータを、基
本符号長がnビットの可変長符号(d,k;m,n;
r)に変換する変調装置において、 連続したときランが無限大となる符号の所定の位置のビ
ットを不確定ビットとするとともに、最下位ビットから
上位ビット側に連続する所定の数の0または1を有する
符号であって、その0または1の数と、次に続く符号の
最上位ビットから下位ビット側に連続する0または1の
数の最大値との和が、最大ランkより大きくなる符号
の、最下位ビットから上位ビット側に連続する0または
1の所定の位置のビットを不確定ビットとして、前記基
本データ長がmビットのデータを、前記基本符号長がn
ビットの可変長符号に変換する変換手段と、 前記変換手段により変換された前記可変長符号におい
て、連続する数が最小ランd以上にならない前記連続す
る0または1を検出する検出手段とを備えることを特徴
とする変調装置。 - 【請求項2】 前記変換手段は、前記可変長符号におけ
る前記不確定ビットを1または0に設定し、 前記検出手段は、検出した前記連続する0または1の先
端または終端に隣接する前記不確定ビットの値を0また
は1に変更することを特徴とする請求項1に記載の変調
装置。 - 【請求項3】 前記最小ランdは、1であることを特徴
とする請求項1に記載の変調装置。 - 【請求項4】 前記最小ランdは、4であることを特徴
とする請求項1に記載の変調装置。 - 【請求項5】 前記検出手段は、前記連続する数が2ま
たは3である前記連続する0または1を検出することを
特徴とする請求項4に記載の変調装置。 - 【請求項6】 基本データ長がmビットのデータを、基
本符号長がnビットの可変長符号(d,k;m,n;
r)に変換する変調方法において、 連続したときランが無限大となる符号の所定の位置のビ
ットを不確定ビットとするとともに、最下位ビットから
上位ビット側に連続する所定の数の0または1を有する
符号であって、その0または1の数と、次に続く符号の
最上位ビットから下位ビット側に連続する0または1の
数の最大値との和が、最大ランkより大きくなる符号
の、最下位ビットから上位ビット側に連続する0または
1の所定の位置のビットを不確定ビットとして、前記基
本データ長がmビットのデータを、前記基本符号長がn
ビットの可変長符号に変換するステップと、 前記変換手段により変換された前記可変長符号におい
て、連続する数が最小ランd以上にならない前記連続す
る0または1を検出するステップとを備えることを特徴
とする変調方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03762296A JP3498771B2 (ja) | 1996-02-26 | 1996-02-26 | 変調装置および方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP03762296A JP3498771B2 (ja) | 1996-02-26 | 1996-02-26 | 変調装置および方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09232963A true JPH09232963A (ja) | 1997-09-05 |
JP3498771B2 JP3498771B2 (ja) | 2004-02-16 |
Family
ID=12502740
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP03762296A Expired - Fee Related JP3498771B2 (ja) | 1996-02-26 | 1996-02-26 | 変調装置および方法 |
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JP (1) | JP3498771B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6577255B2 (en) | 2001-10-29 | 2003-06-10 | Victor Company Of Japan, Ltd. | Method and apparatus for encoding digital data |
KR100518474B1 (ko) * | 1997-05-23 | 2005-12-12 | 소니 가부시끼 가이샤 | 변조디바이스및방법과전송매체 |
US7526032B2 (en) | 1998-08-24 | 2009-04-28 | Sony Corporation | Sync signal insertion that breaks a maximum bit-run and has a particular detection distance between two or more sync patterns |
-
1996
- 1996-02-26 JP JP03762296A patent/JP3498771B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US7526032B2 (en) | 1998-08-24 | 2009-04-28 | Sony Corporation | Sync signal insertion that breaks a maximum bit-run and has a particular detection distance between two or more sync patterns |
US6577255B2 (en) | 2001-10-29 | 2003-06-10 | Victor Company Of Japan, Ltd. | Method and apparatus for encoding digital data |
US6686855B2 (en) | 2001-10-29 | 2004-02-03 | Victor Company Of Japan, Ltd. | Computer program for encoding digital data |
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