JP3729129B2 - 符号化方法、符号化装置及び記録方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は符号化方法、符号化装置及び記録方法に係り、特にディジタル入力データを記録媒体に記録あるいは伝送媒体を介して伝送するために適する符号語に変換するための符号化方法、符号化装置及び変換した符号語を記録媒体に記録する記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、磁気記録媒体、光ディスク等の光記録媒体にディジタル情報を記録するための符号化方法として、ランレングス制限規則RLL(d,k)を満たす符号語列を得る符号化方法が用いられている。ここで、ランレングス制限規則RLL(d、k)は、符号語中の論理値「1」と「1」との間の論理値「0」の数が最小でd個であり、符号語中の論理値「1」と「1」との間の論理値「0」の数が最大でk個である規則を示している。
【0003】
このランレングス制限規則RLL(d,k)を満たすようにディジタル情報を符号化する方法には、DVD(Digital Versatile Disc)に採用されているEFMPlus等のブロック符号化と、磁気記録でよく用いられてきたRLL(1,7)に代表される可変長符号化がある。
【0004】
前者は8ビットのデータビットに対して16ビットの符号語が必ず割り当て可能な符号化テーブルを用いて符号化を行うもので、符号化の際にはRLL(d、k)制限を満たすための例外はあるものの、8ビットのデータは16ビットに必ず変換が可能である。一方、後者は2ビットデータを3ビット符号語に変換するのが基本であるが、RLL(d、k)制限を満足するために4ビットを6ビット、さらに6ビットを9ビットのように入力ビットパターンによって符号化の拘束長が異なる変換をすることが一般的に用いられてきた。
【0005】
例えば、特開平9−232963号公報では可変長符号の効果的な符号化方法について提案がなされている。すなわち、この従来の符号化方法は、基本データ長がmビットのデータを基本符号長がnビットの可変長符号に変換するに際し、連続したときランが無限大となる符号の所定の位置のビットを不確定ビットとすると共に、最下位ビットから上位ビット側に連続する所定の数の0又は1を有する符号であって、その0又は1の数と、次に続く符号の最上位ビットから下位ビット側に連続する0又は1の数の最大値との和が、最大ランkより大きくなる符号の、最下位ビットから上位ビット側に連続する0又は1の所定の位置のビットを不確定ビットとして、前記基本データ長がmビットのデータを、前記基本符号長がnビットの可変長符号に変換するステップと、変換された可変長符号において連続する数が最小ランd以上にならない連続する0又は1を検出するステップとを備える方法であり、不確定ビットを含む符号と不確定ビットを含まない符号とを同様に取り扱うことができるようにした方法である。
【0006】
また、特開平11−346154号公報では、最大拘束長が8ビット(2ビットを符号化単位とすると拘束長は4)のRLL(1,7)について提案がなされ、更にその符号化方法について明示されている。すなわち、この従来の符号化方法では、データ列の要素内の「1」の数と、変換される符号語列の要素内の「1」の数を、2で割った時の余りが、どちらも1又は0で一致するような変換規則、最小ランdの連続を有限回数以下に制限する第1の置き換えコード、及びラン長制限を守るための第2の置き換えコードを有する変換テーブルで変換処理を行うことにより、少ない冗長度でDSV(Digital Sum Value)制御を行うことができるようにしたものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、特開平9−232963号公報記載の従来の符号化方法によれば、変換された符号語に不確定な要素を含むため、不確定ビットの処理とに拘束長の判別をしながら符号化を行わなければならなく、符号化器が複雑になるという問題を有している。また、特開平11−346154号公報記載の従来の符号化方法によれば、可変長符号によるための拘束長判定を行わなければならない等の処理を必要とする。
【0008】
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、拘束長が異なる可変長符号に対して、ブロック符号の符号化器のように常に同一の符号ビットを出力が可能で、拘束長が異なる符号に対しても簡単な符号化アルゴリズムで符号化が可能な符号化方法、符号化装置及び記録方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の第1の符号化方法は、入力ビット系列に対して、RLL(d,k)で表される所定のランレングス制限規則を満たす符号語列を可変長符号による符号化規則に従って得るために、符号化の際の最大拘束長がN(Nは2以上の整数)の可変長符号規則で入力ビット系列の可変長符号化を行うに際し、可変長符号規則に従い予め定めたM個(Mは2以上の整数)の符号化テーブル要素を用意すると共に、これらM個の符号化テーブル要素を参照して入力ビット系列のmビット(mは3以上の整数)を符号化テーブル要素に入力し、所定のnビット(nはmより小なる2以上の定数)毎の符号語ビットを符号化テーブル要素から選択し、出力符号語列として拘束長を検出することなく、可変長符号化を行い、所定のフレーム区切りで予め所定のパターンの同期語を挿入する際、出力符号語の長さを完結させ、所定のデータ入力ビット間隔でDSV制御ビットが挿入され、DSV制御ビットによって出力符号語のDSV制御を行うことを特徴とすることを特徴とする。
【0011】
また、上記の目的を達成するため、本発明の符号化方法は、M個の符号化テーブル要素の各々は、一又は二以上のmビットの入力ビットに対応して、nビットの出力符号語と、符号語の間を直接結合しても、所定のランレングス制限規則RLL(d,k)を満たすような次の出力符号語を得るために次のmビットの入力ビットを変換するのに使用する、M個の符号化テーブル要素のうちの一の符号化テーブル要素を特定する状態情報とが対応付けられて格納された構成とされ、入力ビット系列のmビットをpビット(pはmより小なる整数)毎にシフトしながら符号化テーブルに入力し、符号化テーブル要素のうち状態情報が示す符号化テーブル要素を参照しシフトする毎に入力ビットのpビットを所定のnビット毎の符号語に変換し、出力符号語の長さを完結させるために、mビットの入力ビットに対するnビットの出力符号語と、符号語と同期語との間を結合したときに、所定のランレングス制限規則RLL(d,k)を満たすような次の出力符号語を得るために次のmビットの入力ビットを変換するのに使用するM個の符号化テーブル要素のうちの所定の符号化テーブル要素を選択する状態情報とが対応付けられたターミネートテーブルを用いることを特徴とする。
【0012】
この発明では、M個の符号化テーブル要素のうち状態情報が示す符号化テーブル要素を参照して入力ビットのpビットを所定のnビット毎の符号語に変換し、また、出力符号語の長さを完結させるために、上記の符号化テーブル要素と同様の構成のターミネートテーブルを使用するようにしたため、拘束長を判断することなく、ブロック符号の符号化器のように常に同一のnビットの符号語ビットを出力してもRLL(d,k)制限を満足する可変長符号化された符号語を得ることができると共に、ターミネートテーブルを使用することで、拘束長を判断することなく符号語の終端ができる。
【0013】
また、上記の目的を達成するため、本発明の符号化装置は、入力ビット系列に対して、RLL(d,k)で表される所定のランレングス制限規則を満たす符号語列を可変長符号による符号化規則に従って得るために、符号化の際の最大拘束長がN(Nは2以上の整数)の可変長符号規則で入力ビット系列を可変長符号化する符号化装置において、可変長符号規則に従い予め定めたM個(Mは2以上の整数)の符号化テーブル要素を用意すると共に、これらM個の符号化テーブル要素の各々は、一又は二以上のmビット(mは3以上の整数)の入力ビットに対応して、nビット(nはmより小なる2以上の定数)の出力符号語と、符号語の間を直接結合しても、所定のランレングス制限規則RLL(d,k)を満たすような次の出力符号語を得るために次のmビットの入力ビットを変換するのに使用する、M個の符号化テーブル要素のうちの一の符号化テーブル要素を特定する状態情報とが対応付けられて格納された構成とされ、これらM個の符号化テーブル要素のうち状態情報が示す符号化テーブル要素を参照して入力ビットのpビット(pはmより小なる整数)を所定のnビット毎の符号語に変換する符号化手段と、符号化手段から出力される符号語の所定のフレーム区切りで所定のパターンの同期語を挿入すると共に、その同期語挿入の際に、直前の符号語の長さを完結させる同期語挿入手段と、同期語が挿入された符号語列に対し、所定のデータ入力ビット間隔でDSV制御ビットを挿入した後、DSV制御ビットによって符号語のDSV制御を行うDSV制御手段とを有する構成としたものである。
【0014】
また、上記の目的を達成するため、本発明の記録方法は、入力ビット系列に対して、RLL(d,k)で表される所定のランレングス制限規則を満たす符号語列を可変長符号による符号化規則に従って得るために、符号化の際の最大拘束長がN(Nは2以上の整数)の可変長符号規則で入力ビット系列の可変長符号化を行い、得られた符号語列を記録媒体に記録するに際し、可変長符号規則に従い予め定めたM個(Mは2以上の整数)の符号化テーブル要素を用意すると共に、これらM個の符号化テーブル要素の各々は、一又は二以上のmビット(mは3以上の整数)の入力ビットに対応して、nビット(nはmより小なる2以上の定数)の出力符号語と、符号語の間を直接結合しても、所定のランレングス制限規則RLL(d,k)を満たすような次の出力符号語を得るために次のmビットの入力ビットを変換するのに使用する、M個の符号化テーブル要素のうちの一の符号化テーブル要素を特定する状態情報とが対応付けられて格納された構成とされており、これらM個の符号化テーブル要素のうち状態情報が示す符号化テーブル要素を参照して入力ビットのpビット(pはmより小なる整数)を所定のnビット毎の符号語に変換し、変換した符号語の所定のフレーム区切りで所定のパターンの同期語を挿入すると共に、その同期語挿入の際に、直前の符号語の長さを完結させ、同期語が挿入された符号語列に対し、所定のデータ入力ビット間隔でDSV制御ビットを挿入した後、DSV制御ビットによって符号語のDSV制御を行い、DSV制御された符号語列を記録媒体に記録することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の一実施の形態について図面と共に説明する。図1は本発明になる符号化装置の一実施の形態のブロック図を示す。同図において、入力データは17符号化部11に供給され、ここで同期語付加、DSV制御等の処理が施されると共に、後述する符号化テーブル111を基にして、ランレングス制限規則RLL(1,7)による符号化がなされ、入力データの11ビット毎にその上位2ビットを3ビットに変換した符号語が出力される。
【0017】
17符号化部11より取り出された符号語は、NRZI変換回路12でNRZI変換されることにより、ランレングス制限規則RLL(1,7)を満足する最小ラン長1で、最大ラン長7の符号語列(記録データ)とされた後、出力バッファ13に送出される。その後、レーザ駆動回路によって記録媒体の一例の光ディスクに記録されたり、磁気ヘッド駆動回路によって磁気記録媒体に記録される(いずれも図示せず)。勿論、出力バッファ13からの記録データは、更に伝送路符号化がなされて、伝送媒体を介して伝送されてもよい。
【0018】
図2は図1中の17符号化部の一実施の形態のブロック図を示す。図2において、入力データは、図示せぬビット同期クロックで駆動されるシフトレジスタ110を経由して、符号化テーブル111に入力される。符号化テーブル111は、状態情報(テーブル要素)Skが”0”から”5”までの6つの状態の符号化テーブル部から構成される。符号化テーブル111の構成についての詳細は後述する。
【0019】
符号化テーブル111へはシフトレジスタ110に蓄えられたビットパターンと共に、符号化テーブル111から出力される状態情報Skが入力され、状態情報Skによって定まる状態の符号化テーブル要素のビットパターンとの比較がなされ、3ビットの出力情報と共に次に選択される状態情報Sk+1が出力される。シフトレジスタ110はこの実施の形態では2ビット毎のシフトがなされる。
【0020】
次に、符号化テーブル111の構成例について、図3の符号化規則に従って構成した例をとって図4乃至図8と共に詳細に説明する。まず、符号化テーブル111の前提である図3に示す符号化規則について説明する。図3は、前述した特開平11−346154号公報に記載されているRLL(1,7)符号の変換規則(変換テーブル)を示しており、同期語、あるいはターミネーションテーブル等、本発明に直接係らない部分は省略してあるが、ターミネーション部分についても本発明によって実現は可能である。
【0021】
なお、ここでは一例として符号化規則の変換テーブルとして上記の公報記載のものを例にとって説明するが、これ以外の変換規則であっても、以後説明をする実施の形態と同様の考え方により符号語に変換することは可能であることは明らかである。
【0022】
図3に示す変換テーブルは、変換コードとしてそれがないと変換処理ができない基礎コード(データ”11”から”000000”までのコード)と、それが無くても変換処理は可能であるが、それがあると、より効果的な変換処理が可能となる置き換えコード(データ”110111”、”000010000”、”00000000”のコード)及び符号を任意の位置で終端させるための終端コード(データ”00”、”0000”のコード)を含んでいる。また、この変換テーブルには同期信号も規定されている。
【0023】
また、図3に示す変換テーブルは、最小ランd=1、最大ランk=7で、基礎コードの要素に不確定符号(*を含む符号)を含んでいる。不確定符号は、直前及び直後の符号語列の如何によらず、最小ランd=1と最大ランk=7を守るように”0”か”1”に決定される。例えば、変換する2ビットが”11”であった場合、その直前の符号語列の1チャンネルビットが”1”である場合、最小ランd=1を守るため、2ビットのデータ”11”は符号語”000”に変換され、直前の符号語列の1チャンネルビットが”0”である場合、最大ランk=7を守るため、2ビットのデータ”11”は符号語”101”に変換される。
【0024】
更に、入力データが”110111”であるときには、更に後に続く符号語列を参照して”010”であるときには、このデータは”001000000”に変換され、後に続く符号列が”010”以外のときには、入力データは2ビット単位(”11”、”01”、”11”)で符号語に変換されるので、符号語*0*、”010”、*0*に変換される。
【0025】
この図3に示す変換テーブルによれば、RLL(d,k)制限において、d=1、k=7で符号化レートが2/3の符号化規則の下で、データビットの1の偶奇性と符号ビットの偶奇性とが等しい符号化が可能であり、d=1、すなわち記録データで2Tの繰り返しを制限可能な符号化を行うことが可能である。
【0026】
次に、図3において、拘束長が1の場合は表1のように表される。
【表1】
【0027】
これらの符号語のうち、*0*は前述したように、直前の符号ビットが”0”の場合は”101”に、”1”の場合は”000”と定められている。そこで、テーブル要素0(状態Sk=0)を直前の符号ビットが”0”の場合、テーブル要素1(状態Sk=1)を直前の符号ビットが”1”の場合とすると、図4に示すような2つのテーブル要素(状態Sk)を持つ符号化テーブルが拘束長1の符号語について構成できる。
【0028】
図4において、Dkは入力データビットを示し、Ckは出力符号語であって、左の数値が10進数、右の数値が2進数の表記を示し、またSk+1は符号語の間を直接結合しても、所定のランレングス制限規則RLL(1,7)を満たすような次の出力符号語を得るために次の入力データビットを変換するのに使用するテーブル要素(状態情報)を示す(後述する他の図5〜図8も同様)。
【0029】
次に、図3において、拘束長が2の場合は表2のように表される。
【表2】
【0030】
表2に示すように、拘束長が2の符号語は3種類あり、これは前のビットに拘らず、データが”001X”(Xは不定;以下同じ)の場合には、データ”00”に対する符号ビットが”010”で与えられ、”0001”の場合は符号ビットが”000”になることを表している。そこで、図4に更にテーブル要素を加えて図5の符号化テーブルが構成される。
【0031】
図5において、Sk=2は拘束長が2の場合に遷移する状態であって、例えば、Sk=0でDk=00が入力された後、Dk=10が入力された場合、最初の入力データ2ビットのDk=00はSk=0のテーブル要素0に無いので、続く入力データ2ビットのDk=10をみると、上位3ビットが「001」であるので、図5のSk=0のテーブル要素中のDkが「001X」に対応した出力符号語Ckである「010」が出力される。
【0032】
続いて、Sk=0のテーブル要素中のDkが「001X」に対応した次の状態Sk+1が2であるので、Sk=2の状態のテーブル要素2に遷移をする。次に、入力データDk「00」に続く入力データDkが「10」であるので、Sk=2の状態のテーブル要素2中のDkが「10XX」に対応した出力符号語Ckである「000」が出力された後、「10XX」に対応した次の状態Sk+1が0であるので、またSk=0の状態のテーブル要素0に遷移する。
【0033】
一方、図5において、例えば、Sk=0でDk=00が入力された後、Dk=000又は001が入力された場合、最初の入力データ2ビットのDk=00はSk=0のテーブル要素0に無いので、続く入力データ3ビットのDk=000又は001をみると、上位4ビットの「0000」も図5のテーブル要素には存在しない。この場合は、次に説明する拘束長3の符号化テーブルにより、Dkの2ビットに対して出力符号語Ck=100が出力され、次の状態Sk+1としてテーブル要素3に遷移をする。すなわち、拘束長が3の符号語は、図3から表3のように表される。
【0034】
【表3】
【0035】
表3に示すように、拘束長が3の符号語は4種類あり、これを満足するには、図5に更にテーブル要素を加えて図6に示すような符号化テーブルが構成できる。例えば、図6において、Sk=0で、Dk=00が入力された後、Dk=001が入力された場合、まず、Sk=0のDk=00001から符号語Ck=000が出力された後、状態2のテーブル要素2に遷移し、次のDk=001の上位2ビットに対してDk=001XXから符号語Ck=100が出力されて、この符号の拘束長が2より大であって、次の状態としてSk=3に遷移をする。
【0036】
ここで、次の入力データDkが「10」であれば、テーブル要素3(Sk=3)のテーブルから符号語Ckとして「000」を出力して状態Sk=0のテーブル要素0に遷移する。従って、このときの入力ビット系列「000010」に対して、出力される符号語Ckは「000100000」となり、図3に示した符号化規則に則っていることがわかる。
【0037】
図6の符号化テーブルにおいて、Sk=3のテーブル要素3中、入力データ語の順序が「00XXX」より「0000X」の方が上に配置されているのは、Dk=0000Xに対する判定を先に行う必要があるためで、同様に「1000X」の判定を「10XXX」より先に行う。すなわち、本テーブルは上から順にデータ語の比較を行って符号語を出力する配置をなしている。なお、Sk=3に含まれるSk+1=4については、拘束長が4になる場合のテーブル要素4であり、これについては次に説明する。
【0038】
拘束長が4の符号語は、図3から表4のように表される。
【表4】
【0039】
表4に示すように、拘束長が4の符号語は2種類あり、これを満足するには、図6に更にテーブル要素4を加えて図7に示すような符号化テーブルが構成できる。例えば、Sk=0で、拘束長が4のデータ系列Dk=00001000が入力された場合の動作は表5に示すようになる。
【0040】
【表5】
すなわち、上記の入力データ系列に対して、図7に示す符号化テーブルの使用により出力符号語Dkとして、「000100100100」が出力される。これは、図3に示した符号化規則と等しい結果が得られていることがわかる。
【0041】
さて、入力データDkとして「110111」という例外条件が入ってきた場合を満足するには、図7の符号化テーブルでは満足ができない。そのため、例外条件を付加すると、図8のような符号化テーブルが構成される。例えば、「11011100000」なるデータ系列Dkが、Sk=0の状態で入力されたとすると、その場合の入力データと出力符号語と次に使用するテーブル要素(Sk+1)とは、図8の符号化テーブルを使用して、表6に示すように、入力データ2ビット毎に対応して3ビットの符号語が得られる。
【0042】
【表6】
この表6からわかるように、図8に示す符号化テーブルを使用して得られる符号語は、図3に示した符号化規則と等しい結果が得られる。
【0043】
以上のように、図2の符号化テーブル111は、図8に示すテーブル要素0(Sk=0)から5(Sk=5)までの6つのテーブル要素を備えた符号化テーブル部で構成することができ、図2のシフトレジスタ110は、11ビットのシフトレジスタで構成され、11ビットの比較によって符号化テーブルのDkの上位2ビットが符号語の3ビットに変換されると共に、次に遷移をする状態Sk+1を出力する。
【0044】
すなわち、本実施の形態によれば、17符号化部11は11ビットのシフトレジスタ110に蓄えられた入力ビット系列のうち、上位2ビットの入力ビットに対して3ビットの固定長出力符号語を得ることができる。更に、次に符号化をする符号化テーブル要素を状態情報Sk+1として出力し、Sk+1に対応するテーブル要素で次の入力ビットを符号化していくことによって図3に示した可変長符号であっても、ブロック符号と同様な符号化が可能であることがわかる。
【0045】
以上、本発明による基本変換のための符号化テーブルと符号化の基本的な部分の説明をした。
【0046】
さて、本発明で扱う符号化は可変長符号であるために、図9に示すように所定の長さの同期語21と符号語列22から構成される同期フレーム化をする際には、符号語列の後端では符号語がターミネートされずに拘束長が次のビットにまで及んだ場合、同期語の挿入によってランレングス制限が満たされなくなり、最終フレームでデータ復号ができない等の不都合を生じる。このため同期フレームの後端ではターミネート処理を施すことが知られている(例えば前出の特開平11−346154号公報)。
【0047】
すなわち、上記の特開平11−346154号公報記載の符号化方法では、入力データ”00”に対しては符号”000”に変換し、入力データ”0000”に対しては符号”010100”に変換する終端テーブルを拘束長が所定の場合に用いると共に、同期信号パターンの先頭の1ビットを接続用ビットとし、その値を終端テーブルを用いたときは”1”、用いないときは”0”とすることにより、同期信号を挿入するときに、その直前のデータを符号に変換することができなくなることを防止するようにしている。
【0048】
これに対し、本発明では、図8の符号化テーブルと同様な構成の図10に示す符号化テーブル構成のターミネートテーブル(終端テーブル)を、ターミネート処理のために用いる。次に、本発明におけるターミネート処理について説明する。
【0049】
本実施の形態の符号化方法では、2データビット単位で符号化を行い、これをシンボルと呼ぶ。ターミネート処理では同期語または符号化するデータブロックの最終シンボルが「00」で終了する場合、最終シンボルとその一つ前が「0000」で終了する場合にそれぞれ「000」、「010100」なる符号語に変換をして符号語の終端を行う。
【0050】
すなわち、本発明による符号化方法では、ターミネート処理において、図10に示す符号化テーブル(ターミネートテーブル)を用い、「00」でデータが終了する場合に「000」を出力し、また、「0000」でデータが終了する場合に「010」を出力した後Sk+1=4を出力し、図8のテーブル要素4の符号化テーブルに遷移して「100」を出力してターミネートをする。なお、図10において、入力データ「00」の際のSk+1=XはSk+1を定める必要がないことを示す。
【0051】
ターミネートがなされる時は、拘束長に従った符号化が終了して、「0000」または「00」がデータシンボルとして入力される場合であるから、Sk=0,Sk=1で符号化がなされる場合に限定される。それ以外はターミネートする必要がなく、図8の符号化テーブルに従って通常の符号化が可能である。
【0052】
次に、ターミネートの処理動作を図11のフローチャートに従って詳細に説明する。なお、図11のフローチャートは下方向矢印がすべて判断で”YES”の分岐、横方向が”NO”の分岐となっている。
【0053】
本実施の形態の17符号化部11は、まず、入力シンボルが最終シンボルの1シンボル前か最終シンボルであるか判定し(ステップS1、S2)、いずれでもないときには通常の処理を行い(ステップS3)、最終シンボルの一つ前の場合には、Sk=0又は1であるか判定する(ステップS4)。Sk=0及びSk=1のいずれでもないときには、通常の処理を行い(ステップS3)、Sk=0又はSk=1であれば、入力シンボルが「0000XXXXXXX」かどうかの判定を行う(ステップS5)。
【0054】
ステップS5の判定がYESであれば図10のターミネートテーブルに従い、最初の入力シンボル2ビットに対して符号語Ck「010」を出力し(ステップS6)、更にそのターミネートテーブルから次の符号化テーブル状態情報Sk+1=4を得て、図8に示したテーブル要素4の符号化テーブルに基づき、次の入力シンボル「00」に対して符号語Ck「100」を出力し(ステップS7)、以上の結果、最終的に「010100」なる符号語を得る。
【0055】
また、最終シンボルの場合も、Sk=0又は1であるか判定する(ステップS8)。Sk=0及びSk=1のいずれでもないときには、通常の処理を行い(ステップS3)、Sk=0又はSk=1であれば、入力シンボルが「00XXXXXXXXX」かどうかの判定を行う(ステップS7)。ステップS7の判定がYESであれば図10のターミネートテーブルに従い、最初の入力シンボル2ビットに対して符号語Ck「000」を出力する(ステップS10)。
【0056】
すなわち、図11の破線内に示すステップS5、S6、S9、S10の処理がターミネートテーブルによって行われる。ステップS7又はS10の処理の後、同期語を付加して(ステップS11)、ターミネート処理を終了する。なお、ステップS5及びS9の判定が否であれば、通常の処理が行われる(ステップS3)。
【0057】
次に、本発明の符号化装置の他の実施の形態について説明する。図12は本発明になる符号化装置の他の実施の形態の要部のブロック図を示す。同図中、図2と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。図12に示す符号化装置は、図1の17符号化部11に対応する部分の装置で、前記実施の形態と同様の符号化を行うと共に、DSV制御ビットによるDSV制御を行う点に特徴があり、特開平11−346154公報のDSV制御を例に取って動作の一例について説明をする。
【0058】
入力データは、値が0又は1である1ビットのDSV制御ビットと共に選択器113に入力される。一方、タイミング制御部112は、所定のデータ入力ビット間隔でDSV制御ビットを挿入するタイミングに従って、選択器113を制御して入力データ中にDSV制御ビットを挿入させてシフトレジスタ110へ出力する。なお、タイミング制御部112は、図示せぬビット同期クロックをマスタクロックとして駆動されている。また、シフトレジスタ110は、11ビットのシフトレジスタで、ビット同期クロックで駆動される。
【0059】
符号化テーブル111を用いて、11ビットのシフトレジスタ110に蓄えられた、選択器113からのDSV制御ビットが挿入された入力ビット系列のうち、上位2ビットの入力ビットに対して3ビットの固定長出力符号語を出力する符号化あるいは前述のターミネート処理が行われる。
【0060】
符号化テーブル111から出力される符号語は選択器115に供給され、これによりDSV制御ビット0が付加された系列については第1の符号メモリ116に供給されて蓄えられ、DSV制御ビット1が付加された系列については第2の符号メモリ117に供給されて蓄えられる。2系列の符号語の符号化は、例えば時分割処理等によって行うことが可能である。ここで、符号語メモリ116、117には、過去に出力符号語を出力した時点以降に入力された符号語列が蓄積される。
【0061】
一方、選択器115から出力された2系列の符号語は、DSV演算部118にもそれぞれ入力され、ここで第1の符号メモリ116に蓄えられる符号語のDSV値と、第2の符号メモリ117に蓄えられる符号語のDSV値とが演算され、更にそれらのDSV値の絶対値が大小比較される。メモリ制御部119は、DSV演算部118によるDSV値の絶対値の大小比較の比較結果を受け、符号語メモリ116及び117のうち、DSV値の小さい方の符号語列が蓄えられている方の符号語メモリからの符号語列を、タイミング制御部112からのタイミング信号に同期して、例えば図1のNRZI変換回路12へ出力する。
【0062】
このように、本実施の形態によれば、DSV制御を行いながら符号化を行うに際し、図8に示した符号化テーブル111を用いて固定長の符号化ができるので、符号語の拘束長を判断する必要がなく、効果的に符号化を行うことが可能であり、符号化の簡素化が図れるという特長がある。
【0063】
なお、本発明は以上の実施の形態に限定されるものではなく、他の可変長符号についても以上の説明と同様な考えに基づいて、ブロック符号のように符号化テーブルを構成することが可能であり、本発明の範囲に含まれることはいうまでもない。また、本発明には、上記したような符号化方法をコンピュータプログラムにより、実現させる符号化プログラムを含むものである。
【0064】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、M個の符号化テーブル要素を参照して入力ビット系列のmビットに対して所定のnビット毎の符号語ビットを出力符号語として符号化し、更に同期語を挿入する際には出力符号語の長さを完結させて同期語を挿入した後、DSV制御することにより、ブロック符号化器のように常に同一のnビットの符号語ビットを出力できると共にDSV制御もできるようにしたため、ブロック符号の符号化と同様な符号化テーブルによって可変長符号化され、かつ、DSV制御された、RLL(d,k)制限を満足する符号語を得ることができる。
【0065】
また、本発明によれば、拘束長に縛られることなく、データビットパターンと状態情報とであたかも固定長符号化の如く符号化が可能な符号化方法及び符号化装置を実現できる。
【0066】
更に、本発明によれば、ブロック符号の符号化テーブルと同様の構成のターミネートテーブルを使用して符号語の終端を行うようにしたため、拘束長を判断することなく、同期語の挿入点あるいはデータ終了点での符号語の終端ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の符号化装置の一実施の形態のブロック図である。
【図2】図1中の符号化部の一実施の形態のブロック図である。
【図3】特開平11−346154号公報記載のRLL(1,7)符号の符号化規則である。
【図4】本発明で用いる符号化テーブル作成過程を説明するための図(その1)である。
【図5】本発明で用いる符号化テーブル作成過程を説明するための図(その2)である。
【図6】本発明で用いる符号化テーブル作成過程を説明するための図(その3)である。
【図7】本発明で用いる符号化テーブル作成過程を説明するための図(その4)である。
【図8】本発明で用いる符号化テーブルの一例を示す図である。
【図9】同期フレームの説明図である。
【図10】本発明におけるターミネートテーブルの一例の構成を示す図である。
【図11】本発明におけるターミネート処理の一例のフローチャートである。
【図12】本発明になる符号化装置の他の実施の形態の要部のブロック図である。
【符号の説明】
11 17符号化部
12 NRZI変換回路
13 出力バッファ
14 光ディスク
15 伝送路符号化部
110 シフトレジスタ
111 符号化テーブル
112 タイミング制御部
113、115 選択器
116、117 符号メモリ
118 DSV演算部
119 メモリ制御部
Claims (7)
- 入力ビット系列に対して、RLL(d,k)で表される所定のランレングス制限規則を満たす符号語列を可変長符号による符号化規則に従って得るために、符号化の際の最大拘束長がN(Nは2以上の整数)の可変長符号規則で前記入力ビット系列の可変長符号化を行うに際し、
前記可変長符号規則に従い予め定めたM個(Mは2以上の整数)の符号化テーブル要素を用意すると共に、これらM個の符号化テーブル要素を参照して前記入力ビット系列のmビット(mは3以上の整数)を前記符号化テーブル要素に入力し、
所定のnビット毎(nはmより小なる2以上の定数)の符号語ビットを前記符号化テーブル要素から選択し、
出力符号語列として拘束長を検出することなく、可変長符号化を行い、
所定のフレーム区切りで予め所定のパターンの同期語を挿入する際、前記出力符号語の長さを完結させ、
所定のデータ入力ビット間隔でDSV制御ビットが挿入され、
前記DSV制御ビットによって前記出力符号語のDSV制御を行うことを特徴とする符号化方法。 - 前記M個の符号化テーブル要素の各々は、一又は二以上の前記mビットの入力ビットに対応して、前記nビットの出力符号語と、符号語の間を直接結合しても、前記所定のランレングス制限規則RLL(d,k)を満たすような次の出力符号語を得るために次のmビットの入力ビットを変換するのに使用する、前記M個の符号化テーブル要素のうちの一の符号化テーブル要素を特定する状態情報とが対応付けられて格納された構成とされ、
前記入力ビット系列のmビットをpビット(pはmより小なる整数)毎にシフトしながら符号化テーブルに入力し、
前記符号化テーブル要素のうち前記状態情報が示す符号化テーブル要素を参照しシフトする毎に前記入力ビットのpビットを前記所定のnビット毎の符号語に変換し、
前記出力符号語の長さを完結させるために、前記mビットの入力ビットに対する前記nビットの出力符号語と、符号語と前記同期語との間を結合したときに、前記所定のランレングス制限規則RLL(d,k)を満たすような次の出力符号語を得るために次のmビットの入力ビットを変換するのに使用する前記M個の符号化テーブル要素のうちの所定の符号化テーブル要素を選択する状態情報とが対応付けられたターミネートテーブルを用いることを特徴とする請求項1記載の符号化方法。 - 前記所定のランレングス制限規則RLL(d,k)の最小ラン長dは1であり、最大ラン長kは7、前記p=2、n=3であることを特徴とする請求項2記載の符号化方法。
- 入力ビット系列に対して、RLL(d,k)で表される所定のランレングス制限規則を満たす符号語列を可変長符号による符号化規則に従って得るために、符号化の際の最大拘束長がN(Nは2以上の整数)の可変長符号規則で前記入力ビット系列を可変長符号化する符号化装置において、
前記可変長符号規則に従い予め定めたM個(Mは2以上の整数)の符号化テーブル要素を用意すると共に、これらM個の符号化テーブル要素の各々は、一又は二以上のmビット(mは3以上の整数)の入力ビットに対応して、nビット(nはmより小なる2以上の定数)の出力符号語と、符号語の間を直接結合しても、前記所定のランレングス制限規則RLL(d,k)を満たすような次の出力符号語を得るために次のmビットの入力ビットを変換するのに使用する、前記M個の符号化テーブル要素のうちの一の符号化テーブル要素を特定する状態情報とが対応付けられて格納された構成とされ、これらM個の符号化テーブル要素のうち前記状態情報が示す符号化テーブル要素を参照して前記入力ビットのpビット(pはmより小なる整数)を前記所定のnビット毎の符号語に変換する符号化手段と、
前記符号化手段から出力される符号語の所定のフレーム区切りで所定のパターンの同期語を挿入すると共に、その同期語挿入の際に、直前の前記符号語の長さを完結させる同期語挿入手段と、
前記同期語が挿入された符号語列に対し、所定のデータ入力ビット間隔でDSV制御ビットを挿入した後、前記DSV制御ビットによって前記符号語のDSV制御を行うDSV制御手段と
を有することを特徴とする符号化装置。 - 前記所定のランレングス制限規則RLL(d,k)の最小ラン長dは1であり、最大ラン長kは7、前記p=2、n=3であることを特徴とする請求項4記載の符号化装置。
- 入力ビット系列に対して、RLL(d,k)で表される所定のランレングス制限規則を満たす符号語列を可変長符号による符号化規則に従って得るために、符号化の際の最大拘束長がN(Nは2以上の整数)の可変長符号規則で前記入力ビット系列の可変長符号化を行い、得られた符号語列を記録媒体に記録するに際し、
前記可変長符号規則に従い予め定めたM個(Mは2以上の整数)の符号化テーブル要素を用意すると共に、これらM個の符号化テーブル要素の各々は、一又は二以上のmビット(mは3以上の整数)の入力ビットに対応して、nビット(nはmより小なる2以上の定数)の出力符号語と、符号語の間を直接結合しても、前記所定のランレングス制限規則RLL(d,k)を満たすような次の出力符号語を得るために次のmビットの入力ビットを変換するのに使用する、前記M個の符号化テーブル要素のうちの一の符号化テーブル要素を特定する状態情報とが対応付けられて格納された構成とされており、
これらM個の符号化テーブル要素のうち前記状態情報が示す符号化テーブル要素を参照して前記入力ビットのpビット(pはmより小なる整数)を前記所定のnビット毎の符号語に変換し、
変換した前記符号語の所定のフレーム区切りで所定のパターンの同期語を挿入すると共に、その同期語挿入の際に、直前の前記符号語の長さを完結させ、
前記同期語が挿入された符号語列に対し、所定のデータ入力ビット間隔でDSV制御ビットを挿入した後、前記DSV制御ビットによって前記符号語のDSV制御を行い、
前記DSV制御された符号語列を前記記録媒体に記録することを特徴とする記録方法。 - 前記所定のランレングス制限規則RLL(d,k)の最小ラン長dは1であり、最大ラン長kは7、前記p=2、n=3であることを特徴とする請求項6記載の記録方法。
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