JPH09232019A - 配線用連結端子 - Google Patents

配線用連結端子

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Publication number
JPH09232019A
JPH09232019A JP8059960A JP5996096A JPH09232019A JP H09232019 A JPH09232019 A JP H09232019A JP 8059960 A JP8059960 A JP 8059960A JP 5996096 A JP5996096 A JP 5996096A JP H09232019 A JPH09232019 A JP H09232019A
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JP
Japan
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engaging
terminal
wiring
bolt insertion
insertion hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP8059960A
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English (en)
Inventor
Akira Kurosawa
明 黒沢
Yoshiiku Negishi
良育 根岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Unisia Automotive Ltd
Original Assignee
Unisia Jecs Corp
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Publication date
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Priority to US08/803,912 priority patent/US5834696A/en
Publication of JPH09232019A publication Critical patent/JPH09232019A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/02Contact members
    • H01R13/20Pins, blades, or sockets shaped, or provided with separate member, to retain co-operating parts together
    • H01R13/213Pins, blades, or sockets shaped, or provided with separate member, to retain co-operating parts together by bayonet connection
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/02Contact members
    • H01R13/28Contacts for sliding cooperation with identically-shaped contact, e.g. for hermaphroditic coupling devices

Abstract

(57)【要約】 【課題】 一対の端子本体を互いに係脱可能な同一部品
として形成することにより、配線用連結端子の構成部品
の種類を削減できると共に、各端子本体に配線を接続す
る配線接続部をコンパクトに配設できるようにする。 【解決手段】 端子本体21を、配線接続部22と重合
部23とから構成する。そして、配線接続部22には外
部の配線をカシメ固定して接続する。また、重合部23
にはボルト挿通穴25を挟んで係合爪26,係合片27
を形成する。そして、一対の端子本体21の重合部23
を互いに背面側で重ね合わせた状態で、ボルト挿通穴2
5の周方向に相対回転させると、互いの係合爪26が相
手方の係合片27上に乗り上げ、係合爪26,係合片2
7が互いに係合する。これにより、各端子本体21は配
線接続部22を重ね合わせた状態で互いに連結される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば2本のリー
ド線等からなる配線を互いに連結し、ボルト等で一括し
て固定するのに好適に用いられる配線用連結端子に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来技術による配線用連結端子を図10
ないし図14に基づいて、例えば自動車等に搭載された
電子部品等のアース側配線をボディアースとして車体等
に接続する場合を例に挙げて説明する。
【0003】図中、1は配線用連結端子を構成する一方
の端子本体を示し、該端子本体1は例えば金属薄板をプ
レス成形することにより形成され、その基端側は配線接
続部2となり、先端側は後述する相手方の端子本体8と
互いに重ね合わされる重合部4とから大略構成されてい
る。
【0004】また、配線接続部2は中央のカシメ座部2
Aと、該カシメ座部2Aから左,右両側に突出形成さ
れ、該カシメ座部2A側に略U字状をなして屈曲された
カシメ部2B,2Bおよび他のカシメ部2C,2Cとか
らなり、該各カシメ部2B,2Cとカシメ座部2Aとの
間には、例えばリード線等の配線3がカシメ固定して接
続されている。
【0005】ここで、各カシメ部2B,2Cは配線3を
かしめる前の状態で、端子本体1(カシメ座部2A)の
表面側に向けて突出するように予めプレス成形され、カ
シメ座部2Aを挟んで断面略コ字状に形成されている。
これにより、配線3をカシメ固定するときには、カシメ
座部2Aに配設した配線3を各カシメ部2B,2Cによ
って両側から容易にかしめることができるようになって
いる。
【0006】4は配線接続部2の先端側に一体形成され
た重ね合せ部としての重合部を示し、該重合部4の中央
部にはプレス成形等により打抜かれた打抜穴4Aが形成
されている。そして、打抜穴4Aの左,右両側は図13
に示すように、重合部4の表面4B側に向けて突出する
ようにプレスされ、後述する相手方の係合凹部11,1
2と互いに係脱可能に係合される係合凸部5,6とな
り、該係合凸部5,6は係合凹部11,12と共に、各
端子本体1,8を互いに連結した状態に保持する連結手
段を構成している。
【0007】また、係合凸部5にはストッパ穴5Aが貫
通するように形成され、係合凸部6にはストッパ6Aが
重合部4の裏面4C側に突出するように形成されてい
る。さらに、打抜穴4A内には図10に示すように、係
合凸部5,6間に位置してボルト挿通穴7が設けられて
いる。
【0008】8は端子本体1の相手方となる端子本体を
示し、該端子本体8は図11に示す如く、端子本体1と
同様に、カシメ座部9Aを挟んで断面略コ字状に予めプ
レス成形された各カシメ部9B,9Cを有し、該各カシ
メ部9B,9Cにより配線3がカシメ固定された配線接
続部9と、打抜穴10Aが形成された重合部10とを備
えているものの、該打抜穴10Aの左,右両側は、重合
部10の表面10B側から裏面側10C(図14参照)
に向けて突出するようにプレスされ、連結手段としての
係合凹部11,12となっている。
【0009】そして、係合凹部11にはストッパ11A
が重合部10の表面10B側に突出形成され、係合凹部
12にはストッパ穴12Aが形成されている。また、打
抜穴10A内には、係合凹部11,12間に位置してボ
ルト挿通穴13が設けられている。
【0010】このように構成される従来技術の配線用連
結端子では、端子本体1の係合凸部5,6と端子本体8
の係合凹部11,12とが図12に示す如く互いに重ね
合わせるようにして係合され、これにより端子本体1,
8は互いに連結される。そして、該端子本体1,8はこ
の状態で、ボルト挿通穴7,13に挿通された外部のボ
ルト等を介して例えば自動車等の車体に取付けられ、ボ
ディアースされる。
【0011】即ち、端子本体1,8を互いに連結させる
ときには、端子本体8の係合凹部11を端子本体1の係
合凸部5の裏面4C側に、打抜穴4A側から図14中の
矢示A方向に潜り込ませるように係合させつつ、端子本
体8の係合凹部12を端子本体1の係合凸部6の裏面4
C側に、外側から矢示B方向に潜り込ませるように係合
させ、ボルト挿通穴7,13が互いに一致するように重
合部4,10を衝合させる。
【0012】そして、係合凸部5,6のストッパ穴5
A,ストッパ6Aと、係合凹部11,12のストッパ1
1A,ストッパ穴12Aとをこの状態でそれぞれ掛止め
し、これにより係合凸部5,6と係合凹部11,12と
が係合した状態を保持する。
【0013】これにより、配線用連結端子は、例えば自
動車等に搭載された複数の電子部品等のアース側端子か
らそれぞれ伸長する各配線3を、端子本体1,8により
ボルト等を介して車体のフレーム(いずれも図示せず)
に1箇所で接続させ、前記各電子部品をボディアースす
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、各配線3の先端側に設けた端子本体1,8
を互いに連結させ、この状態で端子本体1,8を、ボル
ト等によって車体の所定部位に固定することにより、各
配線3を一括して接続するときの作業性を良くするよう
にしている。
【0015】しかし、従来技術の配線用連結端子では、
端子本体1の係合凸部5,6と端子本体8の係合凹部1
1,12とを係合させることにより、該端子本体1,8
を互いに連結させる構成であるため、端子本体1,8を
互いに異なる部品として形成する必要があり、構成部品
の種類をできるだけ少なくして製造,管理工数等の削減
を図りたいという要求を必ずしも満たすことができない
という問題がある。
【0016】即ち、端子本体1では、係合凸部5,6を
重合部4の表面4B側に向けて突出させるように予めプ
レス成形するのに対し、端子本体8では、係合凹部1
1,12を重合部10の表面10B側に向けて凹湾曲さ
せるように予めプレス成形するから、端子本体1,8に
それぞれ別々のプレス成形用金型を用意しておく必要が
ある。
【0017】また、端子本体1,8は互いに連結した状
態で、配線接続部2,9が左,右に並設される構造であ
るため、従来技術の配線用連結端子を車体に取付ける場
合には、配線接続部2,9の位置に余分なスペースが必
要となり、省スペース化や組付け作業の効率化を図るこ
とができないという問題がある。
【0018】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、構成部品の種類を削減でき、製造,管理
工数等の削減を図ることができると共に、配線接続部を
コンパクトに配設でき、省スペース化や組付け作業の効
率化を図ることができるようにした配線用連結端子を提
供することを目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明は、基端側に配線接続部が設けられ、先端
側がボルト挿通穴を有する重ね合せ部となった一対の端
子本体と、該各端子本体の重ね合せ部に設けられ、該各
端子本体を互いに連結した状態に保持する連結手段とか
らなる配線用連結端子に適用される。
【0020】そして、請求項1に記載の発明は、前記連
結手段を、前記ボルト挿通穴の径方向一側に位置して前
記端子本体の重ね合せ部に形成された係合爪と、該係合
爪に係脱可能に係合するように、前記ボルト挿通穴の径
方向他側に位置して前記端子本体の重ね合せ部に弾性変
形可能に形成された係合片とからなり、該係合片は、前
記各端子本体の重ね合せ部を互いに重ね合わせ前記ボル
ト挿通穴の周方向で相対回転させることにより、相手方
の前記係合爪に係合する構成としたことを特徴としてい
る。
【0021】このように構成することにより、各端子本
体の重ね合せ部を互いに背面(裏面)側で重ね合わせた
状態でボルト挿通穴の周方向に相対回転させたときに
は、互いの係合爪によって相手方の係合片を弾性変形さ
せ、該各係合爪と各係合片とを互いに係脱可能に係合さ
せることができる。そして、各端子本体を所定の位置ま
で相対回転させた状態では、互いの係合爪を相手方の係
合片に径方向一側,他側で係合させることができる。
【0022】また、請求項2に記載の発明では、前記係
合爪は前記ボルト挿通穴の径方向内側に向けて突出形成
し、前記係合片は前記ボルト挿通穴の周方向に略円弧状
に延び自由端側となる先端側から相手方の前記係合爪に
係脱可能に係合する構成としている。
【0023】この結果、各重ね合せ部をボルト挿通穴の
周方向で互いに相対回転させることにより、互いの係合
爪をボルト挿通穴の周囲で周方向に移動させつつ、相手
方の係合片上に先端側から乗り上げさせ、互いの係合爪
を相手方の係合片に係合させることができる。
【0024】さらに、請求項3に記載の発明では、前記
係合片に、該係合片の先端側に位置し相手方の前記係合
爪が該係合片に乗り上げるのを許すガイド部と、該ガイ
ド部よりも前記係合片の基端側寄りに位置し該ガイド部
を介して係合片上に導かれた相手方の前記係合爪を掛止
め状態に保持する掛止め部とを設けてなる構成としてい
る。
【0025】これにより、各重ね合せ部を互いに相対回
転させ、互いの係合爪が相手方の係合片先端側に当接し
たときには、該各係合爪をガイド部を介して係合片上に
容易に乗り上げさせることができる。さらに、各端子本
体を所定の位置まで相対回転させた状態では、互いの係
合爪を相手方の掛止め部で掛止め状態に保持することが
できる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に従って詳細に説明する。なお、実施例では、従来
技術と同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明
を省略するものとする。
【0027】図中、21は本実施例による配線用連結端
子を構成する端子本体を示し、該端子本体21は従来技
術とほぼ同様に、例えば厚さ寸法T(図3参照)の金属
薄板をプレス成形することにより形成され、その基端側
はカシメ座部22Aからカシメ部22B,22Bおよび
22C,22Cが左,右に突出形成された配線接続部2
2となり、先端側は相手方となる端子本体21と互いに
重ね合わされる重ね合せ部としての重合部23とから大
略構成されている。
【0028】ここで、重合部23は図3に示すように、
表面23Aと裏面をなす背面23Bとを有する薄板とし
て形成され、該重合部23の内周側23Cには図1に示
すように、プレス成形等により打抜かれた打抜穴24が
形成されている。また、内周側23Cには、後述の係合
爪26および係合片27が打抜穴24に突出するように
形成され、該係合爪26と係合片27との間に位置して
打抜穴24内には、ボルト挿通穴25が構成されてい
る。
【0029】また、打抜穴24内には、後述する係合片
27のガイド部27D先端側に位置して、各端子本体2
1の連結時に相手方の係合爪26が最初に配置される係
合爪配置部24Aが設けられると共に、係合爪26と後
述する係合片27の支持部27Aとの間には、相手方の
係合片27が最初に配置される係合片配置部24Bが設
けられている。
【0030】26は端子本体21に設けられた連結手段
としての係合爪を示し、該係合爪26はボルト挿通穴2
5の径方向一側に位置して重合部23の内周側23Cに
略断面L字状をなして形成されている。そして、該係合
爪26は図3に示すように、内周側23Cから重合部2
3の背面23B側に厚さ寸法Tと等しい突出寸法をもっ
て屈曲された屈曲部26Aと、該屈曲部26Aの先端側
からボルト挿通穴25の径方向内側に向けて重合部23
と平行に突出した爪部26Bとから構成されている。
【0031】27は係合爪26と共に連結手段を構成す
る係合片を示し、該係合片27は図2に示す如く、ボル
ト挿通穴25の径方向他側に位置して重合部23の内周
側23Cに180度よりも小さい円弧状片として形成さ
れ、ボルト挿通穴25に沿って周方向に延びている。そ
して、係合片27は図4に示すように、重合部23の内
周側23Cに一体形成された固定端となる支持部27A
と、該支持部27Aの先端側に形成された腕部27B
と、該腕部27Bの先端側を断面略コ字状に折曲げるこ
とにより形成され、内側に相手方の係合爪26が掛止め
される掛止め部27Cと、該掛止め部27Cの先端側に
先細り状の自由端として形成され、相手方の係合爪26
が係合片27に乗り上げるのを許すガイド部27Dとか
ら構成されている。
【0032】ここで、掛止め部27Cは重合部23の背
面23B側に向けて突出寸法Tで突出するように形成さ
れ、該掛止め部27Cの上面側は背面23Bとほぼ等し
い平面上に位置している。また、ガイド部27Dは自由
端となる先端側が打抜穴24内から背面23B側に厚さ
寸法Tと等しい突出寸法をもって突出されている。
【0033】そして、係合片27の腕部27B,掛止め
部27Cおよびガイド部27Dと、重合部23の内周側
23Cとの間には隙間Sが周方向に形成され、これによ
り係合片27は支持部27Aを固定端として、先端側の
腕部27B,掛止め部27Cおよびガイド部27Dが弾
性変形可能に形成されている。
【0034】本実施例による配線用連結端子は上述の如
き構成を有するもので、次にその組付け工程について述
べる。
【0035】まず、端子本体21に配線3を接続すると
きには、配線3を図5に示すように各カシメ部22B,
22Cによってカシメ座部22A上にカシメ固定し、配
線接続部22の表面23A側に接続する。
【0036】次に、一対の端子本体21,21を互いに
連結させるときには、まず各重合部23の背面23B側
を図5に示すように、各ボルト挿通穴25の位置を合わ
せた状態で互いに衝合させる。そして、このとき各配線
接続部22が互いに約90度の角度をなすように配設す
ることにより、互いの係合爪26を相手方の係合爪配置
部24Aに配置すると共に、互いの係合片27を相手方
の係合片配置部24Bに配置する。
【0037】続いて、各端子本体21の重合部23をボ
ルト挿通穴25の周囲で図6中の矢示C方向に相対回転
させると、互いの係合爪26は相手方の係合片27(ガ
イド部27D)の先端側に突き当たるから、係合片27
は図8に示す如く相手方の係合片26により押動されて
重合部23の背面23B側に突出するように弾性変形さ
れ、係合爪26上は図6に示すように、相手方のガイド
部27D上に乗り上げる。これにより、各係合爪26は
隙間Sを介して相手方の係合片27と互いに係合され
る。
【0038】さらに、各端子本体21を矢示C方向に相
対回転させると、互いの係合爪26は相手方の係合片2
7上をガイド部27Dから掛止め部27Cに向けて摺動
し、各配線接続部22が図7に示す如く重なり合う位置
まで相対回転させた状態では、各係合爪26が図9に示
すように相手方の掛止め部27C内に収容され、該掛止
め部27内で掛止め状態に保持される。
【0039】この結果、各端子本体21は図7に示すよ
うに、ボルト挿通穴25の径方向一側,他側で互いに係
合された2組の係合爪26,係合片27を介して連結さ
れ、各配線接続部22および各配線3はこの状態で、図
7の図面垂直方向に重ね合わされる。そして、各端子本
体21はこの状態で、外部の導電体にボルト等を介して
取付けられ、この導電体に各配線3をそれぞれ接続させ
る。
【0040】かくして、本実施例では、端子本体21に
連結手段として係合爪26と係合片27とを形成し、該
係合爪26を相手方の係合片27に係合させることによ
り、一対の端子本体21を互いに背面23Bを衝合した
状態で連結する構成としたから、各端子本体21を互い
に同一部品として形成できる。従って、配線用連結端子
の構成部品の種類を削減できると共に、各端子本体21
の製造時に単一のプレス用金型を用いることができるか
ら、配線用連結端子の構成部品の種類を削減でき、その
製造,管理工数およびコスト等を確実に低減させること
ができる。
【0041】また、各端子本体21を連結した状態で
は、各配線接続部22および各配線3が互いに重ね合わ
されるから、従来技術の配線用連結端子に比較して各配
線接続部22間の幅寸法を小さくして省スペース化を図
ることができる。従って、各端子本体21を外部の導電
体に取付ける取付位置に容易にレイアウトでき、その取
付作業の効率化を図ることができると共に、例えば各配
線接続部22に対する絶縁,防錆処理等の作業性を大幅
に向上させることができる。
【0042】さらに、係合爪26をボルト挿通穴25の
径方向一側で径方向内側に向けて突出させ、係合片27
をボルト挿通穴25の径方向他側で周方向に伸長させる
構成としたから、各端子本体21の重合部23を互いに
重ね合わせた状態で相対回転させることにより、互いの
係合爪26を相手方の係合片27に先端側から簡単に係
合でき、各端子本体21を簡単な作業で連結できると共
に、連結作業の作業効率を確実に向上させることができ
る。
【0043】また、係合片27に掛止め部27Cを形成
し、各端子本体21を連結した状態では、互いの係合爪
26を相手方の掛止め部27C内に掛止め状態に保持す
る構成としたから、各端子本体21を互いに連結させた
状態を、係合爪26,掛止め部27Cによって確実に保
持でき、各端子本体21を安定した連結状態で外部の導
電体に取付けることができる。
【0044】なお、前記実施例では、係合片27を重合
部23の基端側(配線接続部22側)から先端側に向け
て周方向に伸長させる構成としたが、本発明はこれに限
らず、係合片27を重合部23の先端側から基端側に向
けて伸長させる構成としてもよい。また、係合爪26と
係合片27とを、ボルト挿通穴25を挟んで図1中の
左,右に配設する構成としたが、ボルト挿通穴25を挟
んで上,下に配設する構成としてもよい。
【0045】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1に記載の発
明によれば、端子本体に連結手段として係合爪と係合片
とを形成し、該係合爪を相手方の係合片に係合させるこ
とにより一対の端子本体を互いに背面側を衝合した状態
で連結する構成としたから、該各端子本体を互いに同一
部品として形成することができる。従って、配線用連結
端子の構成部品の種類を削減できると共に、各端子本体
を単一のプレス用金型により製造できるから、その製
造,管理工数およびコスト等を確実に低減させることが
できる。また、各端子本体を背面側で連結した状態で
は、各配線接続部が互いに重ね合わされるから、両者間
の幅寸法を小さくして省スペース化を図ることができ、
各端子本体を所定の取付位置に容易にレイアウトできる
と共に、その取付作業の効率化を図ることができる。
【0046】また、請求項2に記載の発明によれば、係
合爪をボルト挿通穴の径方向内側に向けて突出させ、係
合片はボルト挿通穴の周方向に略円弧状に延びる構成と
したから、各端子本体の重ね合せ部をボルト挿通穴の周
方向で互いに相対回転させることにより、互いの係合爪
を相手方の係合片に先端側から容易に係合させることが
でき、各端子本体を簡単な連結作業で連結させることが
できる。
【0047】さらに、請求項3に記載の発明によれば、
係合片に、相手方の係合爪が該係合片に乗り上げるのを
許すガイド部と、該係合爪を掛止め状態に保持する掛止
め部とを設ける構成としたから、互いの係合爪をガイド
部を介して相手方の係合片上に容易に乗り上げることが
できると共に、該各係合爪を相手方の掛止め部で掛止め
状態に確実に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による配線用連結端子の端子本体を示す
正面図である。
【図2】図1中の端子本体の重合部等を拡大して示す斜
視図である。
【図3】重合部の係合爪等を示す図1中の矢示III − I
II方向断面図である。
【図4】重合部の係合片等を示す図1中の矢示IV−IV方
向断面図である。
【図5】一対の端子本体の重合部を互いに重ね合わせた
状態を示す外観図である。
【図6】図5中の各端子本体を相対回転し、係合爪を相
手方の係合片上に乗り上げさせた状態を示す外観図であ
る。
【図7】図6中の各端子本体を相対回転し、係合爪を相
手方の係合片の掛止め部に掛止めさせた状態を示す外観
図である。
【図8】図6中の矢示VIII−VIII方向に沿った断面図で
ある。
【図9】図7中の矢示IX−IX方向に沿った断面図であ
る。
【図10】従来技術による配線用連結端子の端子本体に
配線を接続した状態で示す正面図である。
【図11】図10中の端子本体の相手方となる端子本体
を配線と共に示す正面図である。
【図12】図10および図11中の各端子本体等を連結
した状態で示す正面図である。
【図13】図10中の矢示XIII−XIII方向断面図であ
る。
【図14】図12中の矢示XIV − XIV方向断面図であ
る。
【符号の説明】 3 配線 21 端子本体 22 配線接続部 23 重合部(重ね合せ部) 25 ボルト挿通穴 26 係合爪(連結手段) 27 係合片(連結手段) 27C 掛止め部 27D ガイド部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基端側に配線接続部が設けられ、先端側
    がボルト挿通穴を有する重ね合せ部となった一対の端子
    本体と、該各端子本体の重ね合せ部に設けられ、該各端
    子本体を互いに連結した状態に保持する連結手段とから
    なる配線用連結端子において、 前記連結手段は、前記ボルト挿通穴の径方向一側に位置
    して前記端子本体の重ね合せ部に形成された係合爪と、
    該係合爪に係脱可能に係合するように、前記ボルト挿通
    穴の径方向他側に位置して前記端子本体の重ね合せ部に
    弾性変形可能に形成された係合片とからなり、該係合片
    は、前記各端子本体の重ね合せ部を互いに重ね合わせ前
    記ボルト挿通穴の周方向で相対回転させることにより、
    相手方の前記係合爪に係合する構成としたことを特徴と
    する配線用連結端子。
  2. 【請求項2】 前記係合爪は前記ボルト挿通穴の径方向
    内側に向けて突出形成し、前記係合片は前記ボルト挿通
    穴の周方向に略円弧状に延び自由端側となる先端側から
    相手方の前記係合爪に係脱可能に係合する構成としてな
    る請求項1に記載の配線用連結端子。
  3. 【請求項3】 前記係合片には、該係合片の先端側に位
    置し相手方の前記係合爪が該係合片に乗り上げるのを許
    すガイド部と、該ガイド部よりも前記係合片の基端側寄
    りに位置し該ガイド部を介して係合片上に導かれた相手
    方の前記係合爪を掛止め状態に保持する掛止め部とを設
    ける構成としてなる請求項2に記載の配線用連結端子。
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