JPH0923178A - ダイバーシチ受信機 - Google Patents

ダイバーシチ受信機

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Publication number
JPH0923178A
JPH0923178A JP7169477A JP16947795A JPH0923178A JP H0923178 A JPH0923178 A JP H0923178A JP 7169477 A JP7169477 A JP 7169477A JP 16947795 A JP16947795 A JP 16947795A JP H0923178 A JPH0923178 A JP H0923178A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
output
circuits
signal
weight
Prior art date
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Pending
Application number
JP7169477A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Taroumaru
真 太郎丸
Futoshi Hirao
太 平尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受信レベルのみでなく、位相誤差も重み付け
として考慮することにより、干渉波が存在する場合の受
信感度を向上するダイバーシチ受信機を提供することを
目的とする。 【構成】 各々のアンテナ1、Nの受信レベルを受信レ
ベル検出回路10a、10bで検出する。受信波は復調
回路11a、11bに入力され、位相情報が出力され
る。復調後の位相情報と判定回路15の出力位相情報と
の位相誤差が、位相誤差計算回路12a、12bで計算
される。その後受信レベル検出回路10a、10bの出
力と位相誤差計算回路12a、12bからの出力により
重み計算回路13a、13bで合成の重みが計算され
る。この重みにより信号合成回路14でベースバンド信
号が合成され、合成信号よりデータの判定が判定回路1
5で行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、位相変調によりディジ
タル変調された信号を受信するダイバーシチ受信機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】移動体通信では、伝送路はマルチパス伝
送路となり、フェージングが発生する。フェージングに
より受信レベルの減衰や符号間干渉が生じると受信感度
が劣化するため、フェージング対策が重要な問題となっ
ている。フェージング劣化対策としては、複数のアンテ
ナ(ブランチ)で受信するダイバーシチ受信が用いられ
ている。ダイバーシチ受信では、各ブランチ毎に復調を
行い、復調出力を選択又は合成する方式が一般的であ
る。受信レベルの大きいブランチの信号程、大きい重み
を付け、復調信号を合成するダイバーシチ受信は、検波
後合成ダイバーシチ受信と呼ばれている。図3は、N本
のアンテナを用いた従来の検波後合成ダイバーシチ受信
機のブロック図である。50a、50b、50cは各々
のアンテナ1、2、Nの受信レベルを検出する受信レベ
ル検出回路であり、51a、51b、51cは各々のア
ンテナ1、2、Nが受信した受信信号を復調する復調回
路である。52a、52b、52cは各々、受信レベル
検出回路50a、50b、50cからの出力に応じて、
前記復調回路出力の重み付けを行う重み付け回路であ
り、53は重み付け回路52a、52b、52cからの
出力を合成する信号合成回路、54は信号合成回路53
からの出力によりシンボルの判定を行う判定回路であ
る。
【0003】以上の様に構成されたダイバーシチ受信機
について以下その動作の説明を行う。まず各々のアンテ
ナの受信レベルが、受信レベル検出回路50a、50
b、50cで求められる。また、受信された信号は復調
回路51a、51b、51cで復調される。これらの復
調出力は、それぞれ重み付け回路52a、52b、52
cに入力され、各々受信レベル検出回路50a、50
b、50cからの出力により重み付けされる。そしてこ
の重み付けされた信号は信号合成回路53で合成され
る。この合成された信号は判定回路54に入力されデー
タの判定が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のダイバーシチ受信機では、受信レベルのみで重み付け
を行っており、同一周波数干渉や外来ノイズ等の影響で
受信レベルは大きいが受信信号の品質が悪い信号に対し
ても、大きな重み付けを行い信号を合成するため、受信
感度が劣化してしまっていた。
【0005】本発明は上記課題に鑑み、干渉やノイズが
あっても受信感度の劣化しないダイバーシチ受信機を提
供する事を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するために、合成の重み付けを受信レベルと、復
調信号と判定手段からの位相判定出力との誤差とによっ
て行うようにした。
【0007】
【作用】本発明は上記した構成により、位相ズレが大き
い出力を行っている復調信号の重みを減らすことができ
る。
【0008】
【実施例】図1は、本発明の一実施例における検波後合
成ダイバーシチ受信機のブロック図である。10a、1
0bは各々のアンテナ1、Nの受信レベルを検出する受
信レベル検出回路であり、11a、11bは受信信号を
復調する復調回路である。12a、12bは復調回路1
1a、11bからの出力である位相情報と判定後の位相
情報との差の絶対値を求める位相誤差計算回路である。
13a、13bは受信レベル検出回路10a、10bか
らの出力と位相誤差計算回路12a、12bからの出力
を用い、各々のブランチの信号を重み付けするための重
みを計算する重み計算回路である。14は重み計算回路
13a、13bからの出力により信号に重み付けを行
い、信号を合成する信号合成回路、15は信号合成回路
14からの出力を用いてシンボルの判定を行う判定回路
である。
【0009】以上の様に構成されたダイバーシチ受信機
において、以下その動作について説明を行う。
【0010】まずアンテナ1、N(ブランチ)が信号の
受信を行うと、各々のアンテナ1、Nの受信レベルが、
受信レベル検出回路10a、10bで求められる。又、
受信された信号は復調回路11a、11bにも入力さ
れ、位相情報が出力される。復調後の位相情報は、位相
誤差計算回路12a、12b入力され、判定回路15の
出力である位相情報との位相誤差が計算される。図2に
位相誤差の一例としてQPSKを用いた場合を示す。復
調後の位相が×点であった場合、判定出力位相は1aの
●点となる。雑音や干渉が全くなければ×点は●点に一
致する。この×点の位相と判定出力位相●点1aの位相
誤差θの絶対値が位相誤差計算回路12a、12bの出
力である。求められた位相誤差は、重み計算回路13
a、13bに入力され、受信レベル検出回路10a、1
0bからの出力との合成された重みが求められる。k
(1≦k≦N)番目のブランチで、mシンボル目の位相
誤差による重みBkmの計算は次式を用いる。
【0011】
【数1】
【0012】位相誤差が大きいブランチ程、重みを小さ
くするために、f(θ)は、単調減少の関数であり、一
例としては、
【0013】
【数2】
【0014】を挙げることができる。また、θは高々π
/4だから、
【0015】
【数3】
【0016】とすることも考えられる。この場合、割り
算が不要なのでDSP(ディジタルシグナル プロセッ
サ)等の処理に向いている。θは復調回路11a、11
b出力の位相情報がφkm、判定回路15出力の位相情
報がφ’mである場合、次式により求める。
【0017】
【数4】
【0018】つまり、θkmは過去nシンボルにおける
φkmとφ’mの誤差の絶対値の平均値である。
【0019】受信レベルによる重みをAkm、位相誤差
による重みをBkmとして、合成した重みCkmを求め
る重み計算の一例を以下に示す。
【0020】
【数5】
【0021】
【数6】
【0022】(数5)で、受信レベルによる重みと位相
誤差による重みを同じ割合で合成する場合(a=0.
5、b=0.5)、合成した重みはAkmとBkmの平
均となる。これに対し、(数6)では、他のブランチに
比べAkmもBkmも大きい(受信レベルが大きく、位
相誤差が小さい)場合、より大きな重みで重み付けされ
合成される。信号合成回路14で合成された信号を判定
回路15に入力し、データの判定を行う。
【0023】
【発明の効果】本発明は、合成の重み付けを受信レベル
と、復調信号と判定手段からの位相判定出力との誤差と
によって行うようにしたので、受信が大きくても、位相
ズレが大きい出力を行っている復調信号の重みを減らさ
れるので、本来の位相とは全く異なったり、位相自体が
分からなくなるノイズが大きいと、受信が大きくても、
そのノイズの大きなものの信号の重み付けが減らされる
こととなり、よりノイズに強く、受信感度の劣化のおき
にくいダイバーシチ受信機を提供することができるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における検波後合成ダイバー
シチ受信機のブロック図
【図2】復調後の位相と判定後の位相
【図3】従来の検波後合成ダイバーシチ受信機のブロッ
ク図
【符号の説明】
10a、10b 受信レベル検出回路 11a、11b 復調回路 12a、12b 位相誤差計算回路 13a、13b 重み計算回路 14 信号合成回路 15 判定回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の受信部と、前記複数の受信部から出
    力される重み情報を考慮して前記複数の受信部の復調信
    号の出力の合成を行う信号合成回路と、前記信号合成回
    路からのデータの位相の判定を行う判定回路とを有し、
    前記複数の受信部はそれぞれ、アンテナからの信号のレ
    ベルを検出する受信レベル検出回路と、アンテナからの
    受信信号を復調する復調回路と、前記復調回路からの出
    力と、前記判定回路からの出力との位相誤差を算出する
    位相誤差算出回路と、前記位相誤差算出回路からの出力
    と前記受信レベル検出回路からの出力とから前記復調回
    路からの出力の重みを計算し前記信号合成回路に出力を
    行う重み計算回路とを有することを特徴とするダイバー
    シチ受信機。
  2. 【請求項2】前記信号合成回路はそれぞれの前記受信部
    からの復調信号を第1の定数によって定数倍したものに
    重みづけ情報を第2の定数によって定数倍したものを加
    算し、その加算結果を合成して出力を行うことを特徴と
    する請求項1に記載のダイバーシチ受信機。
  3. 【請求項3】前記信号合成回路はそれぞれの前記受信部
    からの復調信号を第1の定数によって定数倍したものに
    重みづけ情報を第2の定数によって定数倍したもので乗
    算し、その乗算結果を合成して出力を行う事を特徴とす
    る請求項1に記載のダイバーシチ受信機。
JP7169477A 1995-07-05 1995-07-05 ダイバーシチ受信機 Pending JPH0923178A (ja)

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JP7169477A JPH0923178A (ja) 1995-07-05 1995-07-05 ダイバーシチ受信機

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100314341B1 (ko) * 1997-12-16 2001-12-12 모리시타 요이찌 데이터통신장치및데이터통신방법
AU769743B2 (en) * 1998-09-09 2004-02-05 Nec Corporation Diversity reception by combining vectors weighted by coefficients which vary inversely to offset angles
KR100475384B1 (ko) * 2002-04-24 2005-03-10 엘지전자 주식회사 레이크 수신기 및 그 신호 처리 방법
JP2006014281A (ja) * 2004-05-25 2006-01-12 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 読取装置、データキャリアシステムおよび読取装置の復調方法

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JP2006014281A (ja) * 2004-05-25 2006-01-12 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 読取装置、データキャリアシステムおよび読取装置の復調方法

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