JPH11340887A - ダイバーシチ受信装置 - Google Patents

ダイバーシチ受信装置

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Publication number
JPH11340887A
JPH11340887A JP10147102A JP14710298A JPH11340887A JP H11340887 A JPH11340887 A JP H11340887A JP 10147102 A JP10147102 A JP 10147102A JP 14710298 A JP14710298 A JP 14710298A JP H11340887 A JPH11340887 A JP H11340887A
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JP
Japan
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phase
phase difference
unit
weighting
section
Prior art date
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Pending
Application number
JP10147102A
Other languages
English (en)
Inventor
Taisuke Konishi
泰輔 小西
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP10147102A priority Critical patent/JPH11340887A/ja
Publication of JPH11340887A publication Critical patent/JPH11340887A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 位相に応じた場合分けが不要で乗算部も1つ
で済むダイバーシチ受信装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 第1、第2の受信波のレベルを検出する
第1、第2の受信レベル検出部と、第1、第2の受信波
を復調して第1、第2の位相情報を出力する第1、第2
の復調部と、第1、第2の受信波のレベルに基づき第
1、第2の重みwA、wBを算出するウエイト設定部7
と、第1の位相情報の示す第1の位相θAと第2の位相
情報の示す第2の位相θBとの位相差(θB−θA)を
求める位相差計算部9と、位相差計算部9から出力され
る位相差に対して第2の重みwBによる重み付けを行っ
て重み付け位相差(wB×(θB−θA))を得る重み
付け部10と、重み付け部10から出力される重み付け
位相差と第1の位相とを足し合わせて合成位相φ=θA
+wB×(θB−θA)を出力する加算部11とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタルデータ
により搬送波の位相が変調された信号を受信するダイバ
ーシチ受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】PHSのような移動体通信においてはフ
ェージングによる受信感度劣化が問題となっており、劣
化対策としてダイバーシチ受信が用いられている。特に
最大比合成ダイバーシチ受信は受信感度の良い方式とし
て知られている。
【0003】図4は従来のダイバーシチ受信装置を示す
ブロック図である。図1において、1、2は後述の第
1、第2のアンテナ5、6から出力される第1、第2の
受信波の復調を行って第1、第2の位相を示す第1、第
2の位相情報を出力する第1、第2の復調部(図示せ
ず)と第1、第2の受信波のレベルの検出を行う第1、
第2の受信レベル検出部(図示せず)とを有する第1、
第2の受信部、3は第1、第2の受信レベル検出部で検
出された第1、第2の受信波レベルに応じたウエイトw
A、wBを設定するウエイト設定部、4は第1、第2の
復調部から出力される第1、第2の位相に対してウエイ
トwA、wBにより重み付け加算を行って合成位相φを
出力する合成部、5、6は第1、第2の2つのブランチ
のそれぞれに対応する第1、第2のアンテナである。
【0004】このように構成されたダイバーシチ受信装
置について、その動作を図5を用いて説明する。図5は
合成位相を示す合成位相図である。第1、第2の受信部
1、2の復調部から出力される復調後の位相情報の示す
第1、第2の位相をθA、θBとし、ウエイトwA=
0.5、wB=0.5とすると、φ=wA×θA+wB
×θBのように単純に重み付け加算した場合には、図5
に示すように、第1、第2の位相の差の絶対値|θA−
θB|がπよりも大きいときに合成位相が誤って出力さ
れる。すなわち合成位相はπであるのに、誤って0と出
力される。このため、合成部4においては次式(1)、
(2)、(3)に示すような場合分けが必要となる。
【0005】 φ=wA×(θA+2π)+wB×θB(|θA−θB|>π、θA>θBの とき)・・・・・・(1) φ=wA×θA+wB×(θB+2π)(|θA−θB|>π、θA<θBの とき)・・・・・・(2) φ=wA×θA+wB×θB((1)、(2)式における条件以外のとき)・ ・・・・・・・・・(3) このように、従来のダイバーシチ受信装置では、第1、
第2の位相θA、θBを直接に重み付けしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1、
第2の位相θA、θBを直接に重み付けする従来のダイ
バーシチ受信装置では、位相に応じた場合分けが必要と
なるという問題点を有し、また乗算部が2つ必要となっ
て装置が複雑となるという問題点を有していた。
【0007】このダイバーシチ受信装置では、位相に応
じた場合分けが不要で乗算部も1つで済むことが要求さ
れている。
【0008】本発明は、位相に応じた場合分けが不要で
乗算部も1つで済むダイバーシチ受信装置を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明のダイバーシチ受信装置は、ディジタルデータ
により搬送波の位相が変調された信号を受信するダイバ
ーシチ受信装置であって、第1、第2のアンテナで受信
した第1、第2の受信波のレベルを検出する第1、第2
の受信レベル検出部と、第1、第2の受信波を復調して
第1、第2の位相情報を出力する第1、第2の復調部
と、検出した第1、第2の受信波のレベルに基づき第
1、第2の重みを算出するウエイト設定部と、第1の位
相情報の示す第1の位相と第2の位相情報の示す第2の
位相との差である位相差を求める位相差計算部と、位相
差計算部から出力される位相差に対して第2の重みによ
る重み付けを行って重み付け位相差を得る重み付け部
と、重み付け部から出力される重み付け位相差と第1の
位相とを足し合わせて合成位相を出力する加算部とを有
する構成を備えている。
【0010】これにより、位相に応じた場合分けが不要
で乗算部も1つで済むダイバーシチ受信装置が得られ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、ディジタルデータにより搬送波の位相が変調された
信号を受信するダイバーシチ受信装置であって、第1、
第2のアンテナで受信した第1、第2の受信波のレベル
を検出する第1、第2の受信レベル検出部と、第1、第
2の受信波を復調して第1、第2の位相情報を出力する
第1、第2の復調部と、検出した第1、第2の受信波の
レベルに基づき第1、第2の重みを算出するウエイト設
定部と、第1の位相情報の示す第1の位相と第2の位相
情報の示す第2の位相との差である位相差を求める位相
差計算部と、位相差計算部から出力される位相差に対し
て第2の重みによる重み付けを行って重み付け位相差を
得る重み付け部と、重み付け部から出力される重み付け
位相差と第1の位相とを足し合わせて合成位相を出力す
る加算部とを有することとしたものであり、重み付けは
第2の受信波のレベルによる位相差に対する重み付けの
みであり、第1の受信波のレベルによる重み付けは不要
となるという作用を有する。
【0012】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図3を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1によるダ
イバーシチ受信装置を示すブロック図である。
【0013】図1において、第1、第2の受信部1、
2、第1、第2のアンテナ5、6は図4と同様のものな
ので、同一符号を付し、説明は省略する。7は第1、第
2の受信部1、2の第1、第2の受信レベル検出部から
出力される受信波レベルに応じたウエイトwA、wBを
設定するウエイト設定部、8は第1、第2の受信部1、
2の第1、第2の復調部から出力される第1、第2の位
相情報の示す第1、第2の位相θA、θBに対してウエ
イト設定部7から出力されるウエイトwBにより重み付
け合成を行う合成部、9は第1の復調部から出力される
第1の位相情報の示す第1の位相θAと第2の復調部か
ら出力される第2の位相情報の示す第2の位相θBとの
差である位相差(θB−θA)を求める位相差計算部、
10は位相差計算部9から出力される位相差(θB−θ
A)に対して第2の受信波のレベルによるウエイトwB
の重み付けを行って重み付け位相差wB×(θB−θ
A)を得る重み付け部、11は重み付け部10から出力
される重み付け位相差wB×(θB−θA)と第1の位
相θAとを足し合わせて合成位相(θA+wB×(θB
−θA))を出力する加算部である。前記受信部より出
力される位相情報を各々θ0、θ1(−π〜π)とす
る。なお、wA+wB=1である。
【0014】このように構成されたダイバーシチ受信装
置における合成後の位相(合成位相)について、図2を
用いて説明する。図2は合成位相を示す合成位相図であ
る。
【0015】上述したように、第1の復調部から出力さ
れる第1の位相はθA、第2の復調部から出力される第
2の位相はθBであり、第1の受信レベル検出部から出
力される受信波レベルに応じたウエイトはwAであり、
第2の受信レベル検出部から出力される受信波レベルに
応じたウエイトはwBである。ここでは第1の位相θA
を基準位相とする。合成位相φは、図2に示すように、 φ=θA+α・・・・・・・・(4) となる。ここで、αを基準合成位相と呼び、この基準合
成位相αについて図3を用いて説明する。図3は第1の
位相θAを基準位相として(θA=0として)基準合成
位相αを算出するための合成位相算出図である。図3に
示す関係から、基準合成位相αは次式(5)で表わすこ
とができる。
【0016】 α=wA×0+wB×(θB−θA)=wB×(θB−θA)・・・(5) よって、合成後位相φは次式(6)のようになる。
【0017】 φ=θA+wB×(θB−θA)・・・・・・・(6) 以上のように本実施の形態によれば、第1の復調部から
出力される第1の位相情報の示す第1の位相θAと第2
の復調部から出力される第2の位相情報の示す第2の位
相θBとの差である位相差(θB−θA)を求める位相
差計算部9と、位相差計算部9から出力される位相差
(θB−θA)に対して第2の受信波のレベルによるウ
エイトwBの重み付けを行って重み付け位相差(wB×
(θB−θA))を得る重み付け部10と、重み付け部
10から出力される重み付け位相差(wB×(θB−θ
A))と第1の位相θAとを足し合わせて合成位相φ=
θA+wB×(θB−θA)を出力する加算部11とを
有するようにしたことにより、重み付けは第2の受信波
のレベルによる(ウエイトwBによる)位相差(θB−
θA)に対する重み付けのみであり、第1の受信波のレ
ベルによる(ウエイトwAによる)重み付けは不要とな
るので、従来のような位相に応じた場合分けを不要と
し、また乗算部も1つで済ませることができる。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
ダイバーシチ受信装置によれば、ディジタルデータによ
り搬送波の位相が変調された信号を受信するダイバーシ
チ受信装置であって、第1、第2のアンテナで受信した
第1、第2の受信波のレベルを検出する第1、第2の受
信レベル検出部と、第1、第2の受信波を復調して第
1、第2の位相情報を出力する第1、第2の復調部と、
第1の復調部から出力される第1の位相情報の示す第1
の位相と第2の復調部から出力される第2の位相情報の
示す第2の位相との差である位相差を求める位相差計算
部と、位相差計算部から出力される位相差に対して第2
の受信波のレベルによる重み付けを行って重み付け位相
差を得る重み付け部と、重み付け部から出力される重み
付け位相差と第1の位相とを足し合わせて合成位相を出
力する加算部とを有することにより、重み付けは第2の
受信波のレベルによる位相差に対する重み付けのみであ
り、第1の受信波のレベルによる重み付けは不要となる
ので、従来のような位相に応じた場合分けを不要とし、
また乗算部も1つで済ませることができるという有利な
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるダイバーシチ受信
装置を示すブロック図
【図2】合成位相を示す合成位相図
【図3】第1の位相を基準位相として基準合成位相を算
出するための合成位相算出図
【図4】従来のダイバーシチ受信装置を示すブロック図
【図5】合成位相を示す合成位相図
【符号の説明】
1 第1の受信部 2 第2の受信部 5 第1のアンテナ 6 第2のアンテナ 7 ウエイト設定部 8 合成部 9 位相差計算部 10 重み付け部 11 加算部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディジタルデータにより搬送波の位相が変
    調された信号を受信するダイバーシチ受信装置であっ
    て、第1、第2のアンテナで受信した第1、第2の受信
    波のレベルを検出する第1、第2の受信レベル検出部
    と、前記第1、第2の受信波を復調して第1、第2の位
    相情報を出力する第1、第2の復調部と、前記検出した
    第1、第2の受信波のレベルに基づき第1、第2の重み
    を算出するウエイト設定部と、前記第1の位相情報の示
    す第1の位相と前記第2の位相情報の示す第2の位相と
    の差である位相差を求める位相差計算部と、前記位相差
    計算部から出力される前記位相差に対して前記第2の重
    みによる重み付けを行って重み付け位相差を得る重み付
    け部と、前記重み付け部から出力される前記重み付け位
    相差と前記第1の位相とを足し合わせて合成位相を出力
    する加算部とを有するダイバーシチ受信装置。
JP10147102A 1998-05-28 1998-05-28 ダイバーシチ受信装置 Pending JPH11340887A (ja)

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