JPH09231019A - 情報処理装置並びに印刷装置並びに印刷システムおよび印刷システムのデータ処理方法 - Google Patents

情報処理装置並びに印刷装置並びに印刷システムおよび印刷システムのデータ処理方法

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JPH09231019A
JPH09231019A JP8036338A JP3633896A JPH09231019A JP H09231019 A JPH09231019 A JP H09231019A JP 8036338 A JP8036338 A JP 8036338A JP 3633896 A JP3633896 A JP 3633896A JP H09231019 A JPH09231019 A JP H09231019A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷情報処理に伴いワークメモリの不足状態
が発生しにくく、かつ登録機能により印刷情報を高速に
印刷処理することである。 【解決手段】 CPU41が印刷装置51に転送する印
刷情報を解析して所定の登録物データに基づく印刷要求
を抽出し、該抽出された印刷要求に基づいて所定の登録
物データの識別情報および印刷頻度を管理する頻度テー
ブルを作成したら、該作成された頻度テーブルをRAM
43に記憶させておき、該記憶された前記頻度テーブル
を印刷装置コントローラ50が前記印刷情報の転送に先
立ち前記印刷装置51に伝送する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定の通信媒体を介し
て情報処理装置と印刷装置とが通信可能な情報処理装置
並びに印刷装置並びに印刷システムおよび印刷システム
のデータ処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の印刷装置には、図形の塗
りつぶしパターン,文字パターンや定型書式(フォーム
データ)などのデータ(以後これらのデータを登録情報
と呼ぶ)を保存し、それを印刷の際に使用する機能が備
わっているものがある。例えば定型書式(フォームデー
タ)の登録機能とは、図28に示すような同じ形式で内
容の異なる印刷A〜Cを多数行なう場合に使用される。
【0003】この場合、図29に示すように、印刷デー
タを全ての印刷で共通な部分(共通部分)と、各々異な
る部分(部分A、部分B、部分C)とに分割する。そし
て印刷する場合は、図30に示す順序(A),(B)で
データが送られる。
【0004】また、図形の塗りつぶしパターンや文字デ
ータの場合は、印刷装置に備わっていない塗りつぶしパ
ターンや文字データを印刷装置に登録し、登録後はあた
かも印刷装置に登録した塗りつぶしパターンや文字が備
わっているかのように印刷が可能である。このような登
録機能により、以下の(1),(2)に示す効果があ
る。
【0005】(1)塗りつぶしパターンや文字データの
例で見られるように、印刷装置の機能を高めることがで
きる。
【0006】(2)印刷装置に登録することにより、同
一データの転送量を減らすことが可能である。
【0007】例えば、図28の印刷を行なう場合は、図
30の(A)に示すように、印刷に関わる全てのデータ
を印刷装置に送らなくてはならないが、図29のように
共通部分を印刷装置に登録し描画する場合は図30の
(B)のように、共通部分は一度印刷装置に送れば良
く、データの転送量は削減される。
【0008】一方、塗りつぶしパターンや文字データの
登録も同様で、もし登録機能がない場合には、印刷装置
にはない塗りつぶしパターンや文字データを使用する描
画を行なう際に毎度そのデータを送らなければならな
い。
【0009】また、登録物の登録を行なう際には、図3
1に示すようにそれぞれの登録物(塗りつぶしパター
ン,文字,定型書式)毎に識別子をつけ印刷装置に登録
し、後の印刷で登録物の種別、識別子を指定して利用す
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例で
は登録機能を利用することにより、情報処理装置から印
刷装置に伝送するデータ量が削減され高速な印刷が可能
となるが、登録するためには、印刷装置の記憶領域に登
録物のデータを蓄積するために、多くの登録物を登録す
ることにより所定容量の記憶媒体内の記憶領域が狭めら
れ、制御情報のための記憶領域が圧迫されてしまう。
【0011】一方、印刷装置に大容量の外部記憶装置が
接続されていて、そこに登録可能に構成されている場合
には上記の問題はないが、印刷装置のRAMに登録する
場合には問題が発生する。
【0012】すなわち、上記RAM領域は登録物の蓄積
だけではなく、多くの印刷処理工程で使用されるため、
登録により多くのRAM領域を占有してしまうとRAM
不足により印刷が正常に行なわれない場合がある。
【0013】このため、現状では上記の問題を回避する
には、登録機能を利用せずに低速な印刷を行なうか、あ
るいは印刷装置に搭載するRAM容量をユーザが増やす
しか対応できず、印刷機能を最大限利用した多彩な印刷
を効率よく実行できないという問題点があった。
【0014】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、本発明に係る第1の発明〜第13の発
明の目的は、情報処理装置から印刷装置に印刷データを
伝送する際に、印刷データを解析し、印刷データ中の登
録命令およびその登録物を使用した描画の頻度に関する
情報を作成し、印刷装置に転送するとともに、印刷装置
では頻度に関する情報を管理しつつ、メモリ不足が発生
した場合に不用な登録物の削除およびその他の登録物の
一時的な削除をし、一時的に削除された登録物が必要に
なった場合は情報処理装置から登録物のデータを再送す
ることにより、印刷情報処理に伴いワークメモリの不足
状態が発生しにくく、かつ登録機能により印刷情報を高
速に印刷処理することができる情報処理装置並びに印刷
装置並びに印刷システムおよび印刷システムのデータ処
理方法を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる第1の発
明は、印刷装置と所定の通信媒体を介して通信可能な情
報処理装置において、前記印刷装置に転送する印刷情報
を解析して所定の登録物データに基づく印刷要求を抽出
する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された印刷要
求に基づいて前記所定の登録物データの識別情報および
印刷頻度を管理する頻度テーブルを作成する作成手段
と、前記作成手段により作成された前記頻度テーブルを
記憶する第1の記憶手段と、前記第1の記憶手段に記憶
された前記頻度テーブルを前記印刷情報の転送に先立ち
前記印刷装置に伝送する第1の伝送手段とを設けたもの
である。
【0016】本発明に係わる第2の発明は、前記第1の
記憶手段に記憶された識別情報に対応する所定の登録物
データを記憶する第2の記憶手段と、前記第1の伝送手
段による前記頻度テーブルの伝送後、前記印刷装置から
の登録物データ転送要求に基づいて前記第2の記憶手段
に記憶された前記所定の登録物データを前記印刷装置に
伝送する第2の伝送手段とを設けたものである。
【0017】本発明に係わる第3の発明は、前記作成手
段は、前記抽出手段が前記印刷装置に転送する印刷情報
を解析して同一の登録物データに基づく印刷要求を抽出
する毎に、前記印刷頻度を更新するものである。
【0018】本発明に係わる第4の発明は、情報処理装
置と所定の通信媒体を介して通信可能な印刷装置におい
て、前記情報処理装置から伝送される印刷情報中におけ
る所定の登録物データの印刷頻度を管理する頻度テーブ
ルを保持する第1の保持手段と、前記情報処理装置から
伝送される印刷情報を解析して要求された前記所定の登
録物データの登録状態を判別する判別手段と、前記判別
手段の判別結果に基づいて前記情報処理装置に対して前
記所定の登録物データの伝送を要求する要求手段と、前
記要求手段からの伝送要求に基づいて前記情報処理装置
から伝送される所定の登録物データを複数保持する第2
の保持手段と、前記情報処理装置から伝送される印刷情
報を解析して前記第2の保持手段に保持された前記登録
物データに基づく印刷毎に前記頻度テーブル中の印刷頻
度を減算する減算手段とを有するものである。
【0019】本発明に係わる第5の発明は、前記第2の
保持手段に対する前記登録物データの登録状態に基づい
て前記第1の保持手段に保持される頻度テーブルに登録
物データの登録状態を示す情報を設定する設定手段とを
設けたものである。
【0020】本発明に係わる第6の発明は、前記第1,
第2の保持手段および印刷情報を処理するために使用さ
れるワークメモリと、前記ワークメモリの空き容量が所
定容量以上あるかどうかを判定する第1のメモリ判定手
段と、前記第1のメモリ判定手段が空き容量不足状態で
あると判定した場合に、前記第1の保持手段に保持され
ている印刷頻度が最小となって前記第2の保持手段に保
持されている前記登録物データを削除して空き容量を確
保する第1のメモリ制御手段とを設けたものである。
【0021】本発明に係わる第7の発明は、前記第1の
メモリ制御手段は、前記第2の保持手段に保持されてい
る前記登録物データを削除後、前記第1の保持手段に保
持されている登録物データの登録状態を示す情報を未登
録状態に修正するものである。
【0022】本発明に係わる第8の発明は、データ処理
に要求される前記ワークメモリに確保すべきメモリ容量
を算出する算出手段と、前記第1のメモリ制御手段によ
り確保された空き容量と前記算出手段により算出された
メモリ容量とを比較して前記ワークメモリの空き容量が
不足状態かどうかを判定する第2のメモリ判定手段と、
前記第2のメモリ判定手段が空き容量不足状態であると
判定した場合に、前記第2の保持手段に保持されている
前記登録物データの容量と前記算出手段により算出され
たメモリ容量とを比較して削除する登録物データ候補を
決定する決定手段と、前記決定手段により決定された登
録物データ候補を前記第2の保持手段から削除して空き
容量を確保する第2のメモリ制御手段とを設けたもので
ある。
【0023】本発明に係わる第9の発明は、前記第2の
メモリ制御手段は、前記第2の保持手段に保持されてい
る前記登録物データを削除後、前記第1の保持手段に保
持されている登録物データの登録状態を示す情報を未登
録状態に修正するものである。
【0024】本発明に係わる第10の発明は、前記決定
手段により前記第2の保持手段から削除すべき登録物デ
ータ候補を決定できない場合に、その旨を通知する通知
手段を設けたものである。
【0025】本発明に係わる第11の発明は、前記印刷
情報に基づき印刷を行う印刷手段を有するものである。
【0026】本発明に係わる第12の発明は、印刷装置
と情報処理装置とが所定の通信媒体を介して通信可能な
印刷システムにおいて、前記印刷装置に転送する印刷情
報を解析して所定の登録物データに基づく印刷要求を抽
出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された印刷
要求に基づいて前記所定の登録物データの識別情報およ
び印刷頻度を管理する頻度テーブルを作成する作成手段
と、前記作成手段により作成された前記頻度テーブルを
記憶する第1の記憶手段と、前記第1の記憶手段に記憶
された前記頻度テーブルを前記印刷情報の転送に先立ち
前記印刷装置に伝送する第1の伝送手段と、前記第1の
記憶手段に記憶された識別情報に対応する所定の登録物
データを記憶する第2の記憶手段と、前記第1の伝送手
段による前記頻度テーブルの伝送後、前記印刷装置から
の登録物データ転送要求に基づいて前記第2の記憶手段
に記憶された前記所定の登録物データを前記印刷装置に
伝送する第2の伝送手段とを備える情報処理装置と、前
記情報処理装置から伝送される印刷情報中における所定
の登録物データの印刷頻度を管理する頻度テーブルを保
持する第1の保持手段と、前記情報処理装置から伝送さ
れる印刷情報を解析して要求された前記所定の登録物デ
ータの登録状態を判別する判別手段と、前記判別手段の
判別結果に基づいて前記情報処理装置に対して前記所定
の登録物データの伝送を要求する要求手段と、前記要求
手段からの伝送要求に基づいて前記情報処理装置から伝
送される所定の登録物データを複数保持する第2の保持
手段と、前記情報処理装置から伝送される印刷情報を解
析して前記第2の保持手段に保持された前記登録物デー
タに基づく印刷毎に前記頻度テーブル中の印刷頻度を減
算する減算手段と、前記減算手段により減算された印刷
頻度が最小となる前記登録物データを前記第2の保持手
段から削除する削除手段とを備える印刷装置とを有する
ものである。
【0027】本発明に係わる第13の発明は、印刷装置
と情報処理装置とが所定の通信媒体を介して通信可能な
印刷システムのデータ処理方法において、前記印刷装置
に転送する印刷情報を解析して所定の登録物データに基
づく印刷要求を抽出する抽出工程と、該抽出された印刷
要求に基づいて前記所定の登録物データの識別情報およ
び印刷頻度を管理する頻度テーブルを作成する作成工程
と、該作成された前記頻度テーブルを保持する第1の保
持工程と、前記作成された前記頻度テーブルを前記印刷
情報の転送に先立ち前記印刷装置に伝送する第1の伝送
工程と、前記保持された識別情報に対応する所定の登録
物データを保持する第2の保持工程と、前記頻度テーブ
ルの伝送後、前記印刷装置からの登録物データ転送要求
に基づいて保持された前記所定の登録物データを前記印
刷装置に伝送する第2の伝送工程とを有するものであ
る。
【0028】
【作用】第1の発明においては、前記印刷装置に転送す
る印刷情報を解析して所定の登録物データに基づく印刷
要求を抽出する抽出手段により抽出された印刷要求に基
づいて作成手段が前記所定の登録物データの識別情報お
よび印刷頻度を管理する頻度テーブルを作成したら、該
作成された頻度テーブルを第1の記憶手段に記憶させて
おき、該記憶された前記頻度テーブルを第1の伝送手段
が前記印刷情報の転送に先立ち前記印刷装置に伝送し
て、印刷処理開始前に、印刷装置側に伝送される登録物
データの印刷頻度を印刷装置側で管理することを可能と
する。
【0029】第2の発明においては、前記第1の記憶手
段に記憶された識別情報に対応する所定の登録物データ
を第2の記憶手段に記憶させておき、前記第1の伝送手
段による前記頻度テーブルの伝送後、前記印刷装置から
の登録物データ転送要求に基づいて第2の伝送手段が前
記第2の記憶手段に記憶された前記所定の登録物データ
を前記印刷装置に伝送して、印刷処理開始前に、これか
ら伝送される印刷情報で必要となる登録物データを印刷
装置に蓄積しておくことを可能とする。
【0030】第3の発明においては、前記作成手段は、
前記抽出手段が前記印刷装置に転送する印刷情報を解析
して同一の登録物データに基づく印刷要求を抽出する毎
に、前記印刷頻度を更新して、印刷情報中に使用される
同一の登録物データの印刷頻度を確実に導出することを
可能とする。
【0031】第4の発明においては、前記情報処理装置
から伝送される印刷情報中における所定の登録物データ
の印刷頻度を管理する頻度テーブルを第1の保持手段に
保持しておき、前記情報処理装置から伝送される印刷情
報を解析して要求された前記所定の登録物データの登録
状態を判別する判別手段の判別結果に基づいて要求手段
が前記情報処理装置に対して前記所定の登録物データの
伝送を要求したら、該伝送要求に基づいて前記情報処理
装置から伝送される所定の登録物データを第2の保持手
段に複数保持させておき、前記情報処理装置から伝送さ
れる印刷情報を解析して前記第2の保持手段に保持され
た前記登録物データに基づく印刷毎に減算手段が前記頻
度テーブル中の印刷頻度を減算して、情報処理装置から
伝送される印刷情報の印刷処理状態に応じて変化する登
録物データの印刷頻度を確実に把握することを可能とす
る。
【0032】第5の発明においては、前記第2の保持手
段に対する前記登録物データの登録状態に基づいて設定
手段が前記第1の保持手段に保持される頻度テーブルに
登録物データの登録状態を示す情報を設定して、伝送さ
れる印刷情報に基づく印刷処理で登録されていない登録
物データを印刷処理開始前に認識することを可能とす
る。
【0033】第6の発明においては、前記第1,第2の
保持手段および印刷情報を処理するために使用されるワ
ークメモリの空き容量が所定容量以上あるかどうかを判
定する第1のメモリ判定手段が空き容量不足状態である
と判定した場合に、第1のメモリ制御手段が前記第1の
保持手段に保持されている印刷頻度が最小となって前記
第2の保持手段に保持されている前記登録物データを削
除して空き容量を確保して、伝送された登録物データの
うち、以後の印刷処理で使用されないものを削除してワ
ークメモリの空き容量を支障なく有効に確保することを
可能とする。
【0034】第7の発明においては、前記第1のメモリ
制御手段は、前記第2の保持手段に保持されている前記
登録物データを削除後、前記第1の保持手段に保持され
ている登録物データの登録状態を示す情報を未登録状態
に修正して、印刷頻度に基づいて再伝送必要な登録物デ
ータを認識することを可能とする。
【0035】第8の発明においては、第2のメモリ判定
手段が第1のメモリ制御手段により確保された空き容量
と前記算出手段により算出されたメモリ容量とを比較し
て前記ワークメモリの空き容量が不足状態であると判定
した場合に、前記第2の保持手段に保持されている前記
登録物データの容量と前記算出手段により算出されたメ
モリ容量とを比較して決定手段が削除する登録物データ
候補を決定し、該決定された登録物データ候補を第2の
メモリ制御手段が前記第2の保持手段から削除して空き
容量を確保して、登録された登録物データの領域を算出
されたメモリ容量を満たすように一時的に解放して支障
なく印刷データ処理することを可能とする。
【0036】第9の発明においては、前記第2のメモリ
制御手段は、前記第2の保持手段に保持されている前記
登録物データを削除後、前記第1の保持手段に保持され
ている登録物データの登録状態を示す情報を未登録状態
に修正して、情報処理装置側に再伝送要求すべきワーク
メモリ上から一時的に解放された登録物データを認識す
ることを可能とする。
【0037】第10の発明においては、前記決定手段に
より前記第2の保持手段から削除すべき登録物データ候
補を決定できない場合に、通知手段がその旨を情報処理
装置に通知することを可能とする。
【0038】第11の発明においては、印刷手段は、印
刷情報に基づいて文書データ,文書と登録データ等を印
刷するものである。
【0039】第12の発明においては、前記印刷装置に
転送する印刷情報を解析して所定の登録物データに基づ
く印刷要求を抽出する抽出手段により抽出された印刷要
求に基づいて作成手段が前記所定の登録物データの識別
情報および印刷頻度を管理する頻度テーブルを作成した
ら、該作成された頻度テーブルを第1の記憶手段に記憶
させておき、該記憶された前記頻度テーブルを第1の伝
送手段が前記印刷情報の転送に先立ち前記印刷装置に伝
送して、該伝送される印刷情報中における所定の登録物
データの印刷頻度を管理する頻度テーブルを第1の保持
手段に保持しておき、前記情報処理装置から伝送される
印刷情報を解析して要求された前記所定の登録物データ
の登録状態を判別する判別手段の判別結果に基づいて要
求手段が前記情報処理装置に対して前記所定の登録物デ
ータの伝送を要求したら、該伝送要求に基づいて第2の
伝送手段が第2の記憶手段に記憶された前記所定の登録
物データを前記印刷装置に伝送し、該伝送される所定の
登録物データを第2の保持手段に複数保持させておき、
前記情報処理装置から伝送される印刷情報を解析して前
記第2の保持手段に保持された前記登録物データに基づ
く印刷毎に減算手段が前記頻度テーブル中の印刷頻度を
減算して、減算された印刷頻度が最小となる前記登録物
データを削除手段が前記第2の保持手段から削除して、
印刷処理開始前に、印刷装置側に伝送される登録物デー
タの印刷頻度を取得し、情報処理装置から伝送される印
刷情報の印刷処理状態に応じて変化する登録物データの
印刷頻度を確実に把握することを可能とする。
【0040】第13の発明においては、前記印刷装置に
転送する印刷情報を解析して所定の登録物データに基づ
く印刷要求を抽出し、該抽出された印刷要求に基づいて
前記所定の登録物データの識別情報および印刷頻度を管
理する頻度テーブルを作成し、該作成された前記頻度テ
ーブルを保持し、前記作成された前記頻度テーブルを前
記印刷情報の転送に先立ち前記印刷装置に伝送し、前記
保持された識別情報に対応する所定の登録物データを保
持し、前記頻度テーブルの伝送後、前記印刷装置からの
登録物データ転送要求に基づいて保持された前記所定の
登録物データを前記印刷装置に伝送して、印刷処理開始
前に、印刷装置側に伝送される登録物データの印刷頻度
を印刷装置側で管理させる処理を自動化することを可能
とする。
【0041】
【実施例】以下、図面に従って本発明に係わる実施例を
詳細に説明する。
【0042】なお、本発明は複数の機器から構成される
システムに適応しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることは言うまでもない。
【0043】〔第1実施例〕図1は、本発明の第1実施
例を示す情報処理装置の構成を説明するブロック図であ
り、本システムは日本語ワードプロセッサであっても良
いし、パーソナルコンピュータ、ワークステーション或
はコンピュータシステムであっても良い。
【0044】図1において、41は中央処理装置(CP
U)であり、この装置全体の制御及び演算処理等を行な
うものである。42は読み出し専用メモリ(ROM)で
あり、システム起動プログラム及び文字パターンデー
タ、文字コード情報等の記憶領域である。43はランダ
ムアクセスメモリ(RAM)であり、使用制限のないデ
ータ記憶領域であり、様々な処理毎に各々のプログラム
及びデータがロードされ、実行される領域である。
【0045】44はキーボードコントローラ(KBC)
であり、キーボード45より入力データを受け取りCP
U14へ伝達する。46はディスプレイコントローラ
(CRTC)であり、ディスプレイ装置(CRT)47
の表示を制御する。49はフロッピーディスク装置(F
D)或はハードディスク装置(HD)等の外部記憶装置
であり、プログラム及びデータを記憶,格納しておき、
実行時に必要に応じて参照又はRAM43へのロードす
る。
【0046】48はディスクコントローラ(DKC)で
あり、データ伝達等の制御を行なうものであり、OS等
の基本システムが必要な処理要求を発すると、このハー
ドディスク装置(HD)49からその処理を行なうシス
テム又はプログラムがRAM43上にロードされ起動さ
れる。起動したシステム又はプログラムは、必要に応じ
てハードディスク装置(HD)49上に格納されたデー
タや情報をRAM43上に、HD49等に格納されたデ
ータや情報をロードする。50は印刷装置コントローラ
(PRTC)であり、印刷装置51を制御する。52は
システムバスであり、上述の構成要素間のデータの通路
となるべきものである。
【0047】図2は、図1に示した印刷装置51の構成
例を示す断面図であり、例えばレーザビームプリンタ
(以下、LBPと略す)エンジンを備える場合に対応す
る。なお、LBPは不図示のデータ源から文字パター
ン,塗りつぶしパターンや定型書式(フォームデータ)
などの登録が行える。51aはワークメモリ、51bは
CPUである。
【0048】図において、1000はLBP本体であ
り、外部に接続されているホストコンピュータ(図3の
ホスト装置60)から供給される文字情報(文字コー
ド)やフォーム情報或はマクロ命令などを入力して記憶
するとともに、それらの情報に従って対応する文字パタ
ーンやフォームパターンなどを作成し、記録媒体である
記録紙上に像を形成する。
【0049】1012は操作のためのスイッチおよびL
ED表示器などが配されている操作パネル、1001は
LBP1000全体の制御およびホストコンピュータか
ら供給される文字情報などを解析するプリンタ制御ユニ
ットである。このプリンタ制御ユニット1001は、主
に文字情報を対応する文字パターンのビデオ信号に変換
してレーザドライバ1002に出力する。レーザドライ
バ1002は半導体レーザ1003を駆動するための回
路であり、入力されたビデオ信号に応じて半導体レーザ
1003から発射されるレーザ光1004をオンオフ切
り替えする。
【0050】レーザ1004は回転多面鏡1005で左
右方向に振られ静電ドラム1006上を走査する。これ
により、静電ドラム1006上には文字パターンの静電
潜像が形成される。この潜像は、静電ドラム1006周
囲の現像ユニット1007により現像された後、記録紙
に転送される。
【0051】この記録紙にはカットシートを用い、該カ
ットシートはLBP本体1000に装着した用紙カセッ
ト1008に収納され、給紙ローラ1009および搬送
ローラ1010と1011とにより装置内に取り込まれ
て、静電ドラム1006に供給される。
【0052】図3は、図1に示した印刷装置51の詳細
構成を説明するブロック図である。
【0053】図において、60はホスト装置で、コント
ローラ70にプリントデータ等を送出する。70はコン
トローラで、ワークステーション,パーソナルコンピュ
ータで構成されるホスト装置60よりのプリントデータ
に必要なデータ処理を施し、プリント機構80に出力す
る。80はプリント機構(プリンタエンジン)で、コン
トローラ70よりのプリントデータを指定されたフォー
マット,解像度で印刷出力する。
【0054】なお、プリンタエンジン80は、インクジ
ェットプリンタエンジンで構成してもいいし、レーザプ
リンタエンジンで構成してもよく、印刷可能な色数もモ
ノクロからフルカラーまで適応可能である。また、ホス
ト装置60とコントローラ70とは所定のインタフェー
スを介して接続される構成であってもいいし、所定のネ
ットワークを介して接続される構成であっても本発明を
適応することができる。
【0055】コントローラ70において、71は入出力
部で、ホスト装置60よりデータ等を受けとったり、ホ
スト装置60にデータを送り出す。72は解釈格納部
で、前記入出力部71で入力されたホスト装置60より
のデータ(例えば所定のページ記述言語(CaPSL,
ポストスクリプト等))を解析して制御コマンドと印刷
データとを分離する。73はページバッファで、印刷デ
ータを記憶する。
【0056】74はパターン情報格納部で、印刷データ
に対応する印刷パターン(文字パターン等)を格納して
いる。75は展開制御部で、前記パターン情報格納部7
4よりの印刷パターン又はページバッファ73よりのイ
メージパターンデータをフレームメモリ76にパターン
展開する。77は出力制御部で、ページバッファ73よ
りの印刷パターンデータ又はページバッファのイメージ
データをプリント機構80に出力する。また、プリント
機構80にはプリント機構内制御部81が含まれてい
る。
【0057】以下、本実施例と第1〜第12の発明の各
手段との対応及びその作用について図3等を参照して説
明する。
【0058】第1の発明は、印刷装置51と所定の通信
媒体を介して通信可能な情報処理装置(ホスト装置6
0)において、前記印刷装置に転送する印刷情報を解析
して所定の登録物データに基づく印刷要求を抽出する抽
出手段(CPU41が記憶された抽出処理プログラムを
実行して抽出する)と、前記抽出手段により抽出された
印刷要求に基づいて前記所定の登録物データの識別情報
および印刷頻度を管理する頻度テーブルを作成する作成
手段(CPU41が記憶されたテーブル作成プログラム
を実行して作成する)と、前記作成手段により作成され
た前記頻度テーブルを記憶する第1の記憶手段(RAM
43に設定される領域に記憶される)と、前記第1の記
憶手段に記憶された前記頻度テーブルを前記印刷情報の
転送に先立ち前記印刷装置に伝送する第1の伝送手段
(印刷装置コントローラ50)とを設け、CPU41が
前記印刷装置に転送する印刷情報を解析して所定の登録
物データに基づく印刷要求を抽出し、該抽出された印刷
要求に基づいて所定の登録物データ(例えば図5に示す
パターン等)の識別情報および印刷頻度を管理する頻度
テーブル(図6参照)を作成したら、該作成された頻度
テーブルをRAM43に記憶させておき、該記憶された
前記頻度テーブルを印刷装置コントローラ50が前記印
刷情報の転送に先立ち前記印刷装置51に伝送して、印
刷処理開始前に、印刷装置51側に伝送される登録物デ
ータの印刷頻度を印刷装置側で管理することを可能とす
る。
【0059】第2の発明は、前記第1の記憶手段(RA
M43)に記憶された識別情報に対応する所定の登録物
データを記憶する第2の記憶手段(RAM43)と、前
記第1の伝送手段による前記頻度テーブルの伝送後、前
記印刷装置からの登録物データ転送要求に基づいて前記
第2の記憶手段に記憶された前記所定の登録物データを
前記印刷装置に伝送する第2の伝送手段(印刷装置コン
トローラ50による)とを設け、RAM43に記憶され
た識別情報に対応する所定の登録物データをRAM43
の所定領域に記憶させておき、印刷装置コントローラ5
0による前記頻度テーブルの伝送後、前記印刷装置51
からの登録物データ転送要求に基づいて印刷装置コント
ローラ50がRAM43に記憶された前記所定の登録物
データを前記印刷装置に伝送して、印刷処理開始前に、
これから伝送される印刷情報で必要となる登録物データ
を印刷装置に蓄積しておくことを可能とする。
【0060】第3の発明は、前記作成手段(CPU4
1)は、前記抽出手段が前記印刷装置に転送する印刷情
報を解析して同一の登録物データに基づく印刷要求を抽
出する毎に、前記印刷頻度を更新して(図7参照)、印
刷情報中に使用される同一の登録物データの印刷頻度を
確実に導出することを可能とする。
【0061】第4の発明は、情報処理装置(ホスト装置
60)と所定の通信媒体を介して通信可能な印刷装置5
1において、前記情報処理装置から伝送される印刷情報
中における所定の登録物データの印刷頻度を管理する頻
度テーブルを保持する第1の保持手段(印刷装置51の
例えばRAMで構成されるワークメモリ51a(パター
ン情報格納部74,ページバッファ73,フレームメモ
リ76)のために使用される得る)と、前記情報処理装
置から伝送される印刷情報を解析して要求された前記所
定の登録物データの登録状態を判別する判別手段(印刷
装置51のCPU51bが図示しないROM等に記憶さ
れた判別処理プログラムを実行して判定する)と、前記
判別手段の判別結果に基づいて前記情報処理装置に対し
て前記所定の登録物データの伝送を要求する要求手段
(入出力部71)と、前記要求手段からの伝送要求に基
づいて前記情報処理装置から伝送される所定の登録物デ
ータを複数保持する第2の保持手段(ワークメモリ51
a内のパターン情報格納部74)と、前記情報処理装置
から伝送される印刷情報を解析して前記第2の保持手段
に保持された前記登録物データに基づく印刷毎に前記頻
度テーブル中の印刷頻度を減算する減算手段(CPU5
1b)とを有し、ホスト装置60から伝送される印刷情
報中における所定の登録物データの印刷頻度を管理する
頻度テーブルをワークメモリ51aに保持しておき、ホ
スト装置60から伝送される印刷情報を解析して要求さ
れた前記所定の登録物データの登録状態を判別するCP
U51bの判別結果に基づいて入出力部71がホスト装
置60に対して前記所定の登録物データの伝送を要求し
たら、該伝送要求に基づいてホスト装置60から伝送さ
れる所定の登録物データをパターン情報格納部74に複
数保持させておき、ホスト装置60から伝送される印刷
情報を解析してパターン情報格納部74に保持された前
記登録物データに基づく印刷毎にCPU51bが前記頻
度テーブル中の印刷頻度を減算して、ホスト装置60か
ら伝送される印刷情報の印刷処理状態に応じて変化する
登録物データの印刷頻度を確実に把握することを可能と
する。
【0062】第5の発明は、前記第2の保持手段(パタ
ーン情報格納部74)に対する前記登録物データの登録
状態に基づいてワークメモリ51aに保持される頻度テ
ーブルに登録物データの登録状態を示す情報(図11参
照)を設定する設定手段(CPU51bによる)とを設
け、パターン情報格納部74に対する前記登録物データ
の登録状態に基づいてCPU51bがワークメモリ51
aに保持される頻度テーブルに登録物データの登録状態
を示す情報を設定して、伝送される印刷情報に基づく印
刷処理で登録されていない登録物データを印刷処理開始
前に認識することを可能とする。
【0063】第6の発明は、前記第1,第2の保持手段
および印刷情報を処理するために使用されるワークメモ
リ51aと、前記ワークメモリ51aの空き容量が所定
容量以上あるかどうかを判定する第1のメモリ判定手段
(CPU51bによる)と、前記第1のメモリ判定手段
が空き容量不足状態であると判定した場合に、前記第1
の保持手段に保持されている印刷頻度が最小となって前
記第2の保持手段に保持されている前記登録物データを
削除して空き容量を確保する第1のメモリ制御手段(C
PU51bによる)とを設け、前記第1,第2の保持手
段および印刷情報を処理するために使用されるワークメ
モリ51aの空き容量が所定容量以上あるかどうかを判
定するCPU51bが空き容量不足状態であると判定し
た場合に、ワークメモリ51aに保持されている印刷頻
度が最小となってパターン情報格納部74に保持されて
いる前記登録物データを削除して空き容量を確保して、
伝送された登録物データのうち、以後の印刷処理で使用
されないものを削除してワークメモリ51aの空き容量
を支障なく有効に確保することを可能とする。
【0064】第7の発明は、前記第1のメモリ制御手段
(CPU51aによる)は、前記第2の保持手段(パタ
ーン情報格納部74)に保持されている前記登録物デー
タを削除後、前記第1の保持手段に保持されている登録
物データの登録状態を示す情報を未登録状態に修正し
て、印刷頻度に基づいて再伝送必要な登録物データを認
識することを可能とする。
【0065】第8の発明は、データ処理に要求される前
記ワークメモリ51aに確保すべきメモリ容量を算出す
る算出手段(CPU51bによる)と、前記第1のメモ
リ制御手段により確保された空き容量と前記算出手段に
より算出されたメモリ容量とを比較して前記ワークメモ
リ51aの空き容量が不足状態かどうかを判定する第2
のメモリ判定手段(CPU51bによる)と、前記第2
のメモリ判定手段が空き容量不足状態であると判定した
場合に、前記第2の保持手段に保持されている前記登録
物データの容量と前記算出手段により算出されたメモリ
容量とを比較して削除する登録物データ候補を決定する
決定手段(CPU51bによる)と、前て決定手段によ
り決定された登録物データ候補を前記第2の保持手段か
ら削除して空き容量を確保する第2のメモリ制御手段
(CPU51bによる)とを設け、CPU51bが確保
された空き容量と前記算出手段により算出されたメモリ
容量とを比較して前記ワークメモリ51aの空き容量が
不足状態であると判定した場合に、パターン情報格納部
74に保持されている前記登録物データの容量と算出さ
れたメモリ容量とを比較して、CPU51bが削除する
登録物データ候補を決定し、該決定された登録物データ
候補をパターン情報格納部74から削除して空き容量を
ワークメモリ51a上に確保して、登録された登録物デ
ータの領域を算出されたメモリ容量を満たすように一時
的に解放して支障なく印刷データ処理することを可能と
する。
【0066】第9の発明は、前記第2のメモリ制御手段
(CPU51bによる)は、前記第2の保持手段に保持
されている前記登録物データを削除後、前記第1の保持
手段(ワークメモリ51a)に保持されている登録物デ
ータの登録状態を示す情報を未登録状態に修正して、情
報処理装置側に再伝送要求すべきワークメモリ51a上
から一時的に解放された登録物データを認識することを
可能とする。
【0067】第10の発明は、前記決定手段(CPU5
1bによる)により前記第2の保持手段から削除すべき
登録物データ候補を決定できない場合に、通知手段がそ
の旨を通知することを可能とする。
【0068】第11の発明は、印刷手段(プリンタエン
ジン80)は、印刷情報に基づいて文書データ,文書と
登録データ等を印刷するものである。
【0069】第12の発明は、印刷装置51と情報処理
装置(ホスト装置60)とが所定の通信媒体を介して通
信可能な印刷システムにおいて、前記印刷装置に転送す
る印刷情報を解析して所定の登録物データに基づく印刷
要求を抽出する抽出手段(CPU41による)と、前記
抽出手段により抽出された印刷要求に基づいて前記所定
の登録物データの識別情報および印刷頻度を管理する頻
度テーブルを作成する作成手段(CPU41による)
と、前記作成手段により作成された前記頻度テーブルを
記憶する第1の記憶手段(RAM43)と、前記第1の
記憶手段に記憶された前記頻度テーブルを前記印刷情報
の転送に先立ち前記印刷装置に伝送する第1の伝送手段
(印刷装置コントローラ50)と、前記第1の記憶手段
に記憶された識別情報に対応する所定の登録物データを
記憶する第2の記憶手段(RAM43)と、前記第1の
伝送手段による前記頻度テーブルの伝送後、前記印刷装
置からの登録物データ転送要求に基づいて前記第2の記
憶手段に記憶された前記所定の登録物データを前記印刷
装置に伝送する第2の伝送手段とを備える情報処理装置
(ホスト装置60)と、前記情報処理装置から伝送され
る印刷情報中における所定の登録物データの印刷頻度を
管理する頻度テーブルを保持する第1の保持手段(ワー
クメモリ51a)と、前記情報処理装置から伝送される
印刷情報を解析して要求された前記所定の登録物データ
の登録状態を判別する判別手段(CPU51bによる)
と、前記判別手段の判別結果に基づいて前記情報処理装
置に対して前記所定の登録物データの伝送を要求する要
求手段(入出力部71)と、前記要求手段からの伝送要
求に基づいて前記情報処理装置から伝送される所定の登
録物データを複数保持する第2の保持手段(パターン情
報格納部74)と、前記情報処理装置から伝送される印
刷情報を解析して前記第2の保持手段に保持された前記
登録物データに基づく印刷毎に前記頻度テーブル中の印
刷頻度を減算する減算手段(CPU51bによる)と、
前記減算手段により減算された印刷頻度が最小となる前
記登録物データを前記第2の保持手段から削除する削除
手段(CPU51bによる)とを備える印刷装置とを有
し、前記印刷装置51に転送する印刷情報を解析して所
定の登録物データに基づく印刷要求を抽出するCPU4
1により抽出された印刷要求に基づいて前記所定の登録
物データの識別情報および印刷頻度を管理する頻度テー
ブルを作成したら、該作成された頻度テーブルをRAM
43に記憶させておき、該記憶された前記頻度テーブル
を印刷装置コントローラ50が前記印刷情報の転送に先
立ち前記印刷装置51に伝送して、該伝送される印刷情
報中における所定の登録物データの印刷頻度を管理する
頻度テーブルをワークメモリ51aに保持しておき、ホ
スト装置60から伝送される印刷情報を解析して要求さ
れた前記所定の登録物データの登録状態を判別するCP
U51bの判別結果に基づいて入出力部71がホスト装
置60に対して前記所定の登録物データの伝送を要求し
たら、該伝送要求に基づいて印刷装置コントローラ50
がRAM43に記憶された前記所定の登録物データを前
記印刷装置51に伝送し、該伝送される所定の登録物デ
ータをパターン情報格納部74に複数保持させておき、
ホスト装置60から伝送される印刷情報を解析してパタ
ーン情報格納部74に保持された前記登録物データに基
づく印刷毎にCPU51bが前記頻度テーブル中の印刷
頻度を減算して、減算された印刷頻度が最小となる前記
登録物データをCPU51bがパターン情報格納部74
から削除して、印刷処理開始前に、印刷装置側に伝送さ
れる登録物データの印刷頻度を取得し、情報処理装置か
ら伝送される印刷情報の印刷処理状態に応じて変化する
登録物データの印刷頻度を確実に把握することを可能と
する。
【0070】以下、図4に示すフローチャートを参照し
ながら本発明に係る情報処理装置におけるデータ処理動
作について説明する。
【0071】図4は、本発明に係る情報処理装置におけ
るデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
なお、(1)〜(8)は各ステップを示し、本例は、情
報処理装置(ホスト装置60)から印刷装置に印刷デー
タを送る場合、印刷データを解析し、データに含まれる
登録物の頻度情報を獲得し、印刷装置に伝送する処理に
対応する。
【0072】最初に、印刷データを先頭から解析し、そ
の中に含まれる登録物を登録する命令および登録物を使
用した描画を検出する(1)。なお、ステップ(1)の
処理と同時に、RAM43上に印刷情報中の登録物デー
タの印刷頻度を管理するテーブルがCPU41により作
成され保持される。
【0073】図5は、図3に示したホスト装置から印刷
装置に伝送される登録命令およびその登録物を使用した
描画を行う印刷データの一例を示す図である。
【0074】この例では図形の塗りつぶしパターンを登
録して、そのパターンを使って描画を行なっている。こ
の例でも見られるように登録命令を、ステップ(1)で
検出することにより、登録物の種類(フォームデータ,
パターンデータ,文字データ等)および同種の登録内で
各々識別するための識別子を得ることが可能である。
【0075】次に、印刷データの終端かどうかを判定し
(2)、YESならばステップ(7)以降に進み、NO
ならば、ステップ(1)において抽出された登録命令あ
るいは登録物を使用した描画があるかどうかを判断し
(3)、登録命令であると判断された場合は、その登録
物に関する情報を頻度テーブル(図6参照)に追加する
(4)。
【0076】図6〜図9は、図3に示したホスト装置上
に構築される頻度テーブルの一例を示す図である。
【0077】この図に示す様に本実施例における頻度テ
ーブルは、印刷データの中にどのような登録物がありそ
れが実際の描画に際して何回使用されるかを管理してい
る。
【0078】次いで、ステップ(4)で図5で示すパタ
ーンの登録が図6に示す頻度テーブルに追加された結果
が図7の状態である。
【0079】図7に示されるように、ステップ(4)の
頻度テーブルへの追加ではまだその登録物を使った描画
がされていないので頻度には「0」が設定される。さら
に登録物の情報、すなわち、登録物の種類、登録識別子
と共に登録物を情報処理装置に蓄積する(5)。
【0080】一方、ステップ(3)で登録物を使用した
描画であると判断された場合は、頻度テーブル内の該当
する項目の頻度を「1」増加させる(6)。
【0081】具体的には、ステップ(6)で図5に示す
円の描画命令、矩形の描画命令により図7に示すの頻度
テーブルの頻度が増加した結果が、図8,図9である。
【0082】次に、ステップ(5)、(6)の処理が終
了した後に、ステップ(1)の処理に戻り、印刷データ
を先頭より順次解析していく。
【0083】また、ステップ(2)の判断で、YES、
すなわち登録物の登録命令あるいは登録物を使用した描
画の命令が検出できなかったと判定された場合、つまり
印刷データに含まれる全ての登録物について頻度情報を
作成し終った場合は、頻度テーブルの情報を印刷装置に
伝送する(7)。その後、印刷装置に印刷データを伝送
する(8)。印刷装置はこのデータに従って印刷を行な
う。なお、印刷装置ではこの頻度テーブルを受信して蓄
積する(詳細は図10参照) 上記ステップ(1)〜(7)の処理により、印刷データ
を印刷装置で処理する以前に、その印刷データを印刷装
置に伝送した場合に、印刷装置に登録される登録物の一
覧およびその登録物が印刷データで何回使用されるかを
印刷装置に通知することが可能である。
【0084】図10は、図3に示した印刷装置51によ
る頻度テーブル受信処理手順の一例を示すフローチャー
トである。なお、(1)はステップを示す。
【0085】図4に示したステップ(7)で頻度テーブ
ルが伝送されると、印刷装置51ではこの頻度テーブル
データを受信し印刷装置内のワークメモリ51aに図1
1に示すデータ形式で蓄積する(1)。
【0086】図11は、図3に示した印刷装置51内に
蓄積される頻度テーブルの一例を示す図であり、図9に
示した頻度テーブルに比べて登録の有無の項目が追加さ
れている。この項目は頻度テーブルに記述されている登
録物が実際に印刷装置に登録されているかどうかを示す
もので、上記図10のステップ(1)の段階では登録は
されていないので全て‘無’である。
【0087】このステップ(1)の処理により頻度テー
ブルを印刷装置に蓄積することが可能となる。
【0088】次に、図4に示したステップ(8)により
印刷データが情報処理装置から印刷装置に送られ、印刷
装置ではこのデータを処理し印刷を実行する。
【0089】図12は、図3に示した印刷装置51にお
ける登録命令処理手順の一例を示すフローチャートであ
る。なお、(1)〜(3)は各ステップを示す。
【0090】ホスト装置から受信した印刷データに登録
命令があった場合、まず、登録命令を解析する(1)。
登録命令は図6に示されるように、登録物の種類,登録
物の識別子,登録データよりなる。そこで、ステップ
(1)では、これらの情報を取得する。次に、ステップ
(2)で取得した登録物の種類,登録物の識別子より頻
度テーブルを修正する。具体的には、頻度テーブルの中
の登録の有無の項目を‘有’に変更する。これにより、
例えば図5のパターン登録命令が処理された結果、図1
1で示された頻度テーブルは図13に示されるように修
正される(登録物の種別:パターン、識別子:1)。次
に、ステップ(3)で取得した登録物のデータを印刷装
置のメモリに登録する。
【0091】上記ステップ(1)〜(3)の処理により
登録物の登録命令を処理し登録物が印刷装置に登録され
ているかを判別することが可能となる。
【0092】図14は、図3に示した印刷装置による描
画処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、
(1)〜(8)は各ステップを示す。
【0093】該フローチャートは、情報処理装置(ホス
ト装置60)から印刷装置51に送られる印刷データで
何らかの描画を指示する命令があった場合に開始され、
まず描画するオブジェクトの属性を解析する(1)。こ
こで、解析する属性は描画オブジェクトの全ての属性で
はなく、登録物を使用した描画であるか否かを判断でき
る情報であれば良い。例えば図形を描画するのであれ
ば、その塗りつぶしパターンが登録物かどうか、また文
字の描画であれば文字のパターンが登録物であるかどう
かである。
【0094】次に、ステップ(1)で得られた属性よ
り、登録物を使用した描画であるかどうかを判断し
(2)、登録物を使用した描画であると判断された場合
は、その使用する登録物が印刷装置に登録されているか
を判断する(3)。ここで、判断は頻度テーブルの‘登
録の有無’の項目に基づいて行なう。
【0095】ステップ(3)で登録されていると判断さ
れた場合は、何らかの描画に際してその登録物が以後使
用されるので頻度テーブルの頻度の数を「1」減ずる
(4)。例えば図13に示す頻度テーブルの場合、登録
物(登録物の種別:パターン、識別子:2)を使った描
画命令をステップ(4)で処理した結果は、図15に示
すように変更される。
【0096】一方、ステップ(3)で描画命令で登録物
を使用しているが印刷装置にその登録物が登録されてい
ないと判断された場合は、情報処理装置に対してその登
録物を伝送するように要求する(5)。
【0097】なお、従来の処理では使用する登録物が登
録されていないと判断される場合はないが、本発明にお
いては、メモリ不足時の処理において登録物を印刷装置
から削除する場合があるので(図17のステップ
(9):詳細は後述する)そのような状態が発生する。
【0098】そこで、情報処理装置ではステップ(5)
の要求に対して登録物を印刷装置に伝送する(図16:
詳細は後述する)。
【0099】次いで、印刷装置では伝送された登録物を
受信し印刷装置のメモリに蓄積する(6)。その後、頻
度テーブルの修正を行なう(7)。具体的には、ステッ
プ(7)で頻度テーブルの‘登録と有無’の項目を
‘有’(印刷装置に登録されている)とし、以後の描画
処理でこの登録物が使用されるので、頻度を「1」減ら
す。
【0100】そして、描画を行い(8)、処理を終了す
る。
【0101】以上ステップ(1)〜(8)により、頻度
テーブルの管理を行ないながら描画を実行し、また実行
時に使用する登録物が印刷装置に登録されていなかった
場合は情報処理装置からそれを得ることが可能である。
【0102】図16は、図3に示したホスト装置60に
対する登録物伝送処理手順の一例を示すフローチャート
である。なお、(1),(2)は各ステップを示す。
【0103】図14に示したステップ(5)で、印刷装
置51より情報処理装置(ホスト装置60)に対して登
録物を伝送する要求があった場合は、まず、この要求を
受信する(1)。この要求の中にはどの種類のどの識別
子を持つ登録物であるかの情報が含まれており、情報処
理装置ではこれに基づき図4に示したステップ(5)で
蓄積された登録物より、該当する物を印刷装置に伝送す
る(2)。
【0104】以上ステップ(1),(2)により印刷装
置51からの要求に従って登録データを印刷装置51に
伝送することが可能である。
【0105】次に、図4に示したステップ(8)により
情報処理装置から印刷装置に送られる印刷データの処理
で印刷装置のメモリが使用されるが、登録物もそのよう
にメモリに蓄積されているためにメモリ不足が発生した
場合の処理について図17に示すフローチャートを参照
して説明する。
【0106】図17は、図3に示した印刷装置51にお
けるメモリ不足処理手順の一例を示すフローチャートで
ある。なお、(1)〜(10)は各ステップを示す。
【0107】まず、頻度テーブルを検索して頻度が
「0」の登録物があるかを判断する(1)。ここで、頻
度が「0」ということはその登録物が以後の処理で使用
されることがないことを意味する。よって、この場合は
その登録物を削除する(2)。その後、ステップ(2)
で登録物を削除したので頻度テーブルの‘登録の有無’
の項目を修正する(3)。例えばステップ(1)の段階
で、図18の頻度テーブルであったとすると、頻度が
「0」である2つの登録物(登録物の種類:パターン、
識別子:3と登録物の種類:文字、識別子:1)が削除
され、その結果頻度テーブルは図19のようになる。
【0108】次に、不足しているメモリ量を算出し
(4)、再度メモリが不足しているかどうかを判断し
(5)、メモリが不足していないと判断された場合は、
ステップ(1)によるためであり処理を終了する。
【0109】一方、ステップ(5)で不足していると判
断された場合は、削除する登録物を決定する(6)。こ
の決定は登録物の大きさを算出し、複数の総メモリ量が
要求されているメモリ量より大きくかつ最低のものの組
合わせとする。例えば、図20に示すように「2,4,
5,10」の大きさの4つの登録物が登録されていて、
「8」の大きさのメモリが必要であった場合は、大きさ
が「4」と「5」の登録物が削除の対象となる。
【0110】次に、削除する登録物が決定されたかどう
かを判断し(7)、決定されたものがないと判定された
場合、例えば図20の登録状態で「21」より大きなメ
モリ領域が不足していた場合は登録物すべてを削除して
も所望の空きメモリは得られない。そこで、この場合は
メモリ不足を印刷装置の操作パネルなどを通して通知す
る(8)。
【0111】一方、ステップ(7)で削除する登録物が
決定されていると判断された場合は、その登録物を削除
する(9)。その後、削除した登録物は印刷装置には登
録されていないので、削除された登録物の頻度テーブル
の項目‘登録の有無’の項目を修正して(10)、処理
を終了する。
【0112】以下、本実施例と第13の発明の各工程と
の対応及びその作用について図4,図10,図12,図
14,図16,図17等に示すフローチャートを参照し
て説明する。
【0113】第13の発明は、印刷装置51と情報処理
装置(ホスト装置60)とが所定の通信媒体を介して通
信可能な印刷システムのデータ処理方法において、前記
印刷装置に転送する印刷情報を解析して所定の登録物デ
ータに基づく印刷要求を抽出する抽出工程(図4のステ
ップ(1))と、該抽出された印刷要求に基づいて前記
所定の登録物データの識別情報および印刷頻度を管理す
る頻度テーブルを作成する作成工程(図4のステップ
(1))と、該作成された前記頻度テーブルを保持する
第1の保持工程(図4のステップ(1))と、前記作成
された前記頻度テーブルを前記印刷情報の転送に先立ち
前記印刷装置に伝送する第1の伝送工程(図4のステッ
プ(4))と、前記保持された識別情報に対応する所定
の登録物データを保持する第2の保持工程(図10のス
テップ(1))と、前記頻度テーブルの伝送後、前記印
刷装置からの登録物データ転送要求に基づいて保持され
た前記所定の登録物データを前記印刷装置に伝送する第
2の伝送工程(図16のステップ(1),(2))とを
実行し、印刷処理開始前に、印刷装置側に伝送される登
録物データの印刷頻度を印刷装置側で管理させる処理を
自動化することを可能とする。
【0114】以上説明した様に本実施例によれば、印刷
装置に接続されている情報処理装置より印刷データを印
刷装置に伝送する際に、印刷データに含まれる登録物お
よびそれを使用した描画の情報を解析し、頻度テーブル
を作成することにより、印刷装置で印刷データを処理し
た場合にどの登録物を何回使用する必要があるかを印刷
処理を行なう以前に判別可能である。
【0115】また、印刷装置に印刷データを伝送する以
前に、頻度テーブルを伝送して蓄積し、描画時に登録物
を使用した描画の場合には頻度情報を変更することによ
り、印刷処理中にメモリ不足が発生した場合に、以後の
処理では使用されない登録物を自動的に判断し削除する
ことにより、使用可能なメモリを増加させることが可能
である。
【0116】さらに、前記処理を行なった場合でもメモ
リ不足の状態である場合は、情報処理装置から印刷装置
に登録物の伝送を行なう機能により、登録物が占有して
いるメモリ領域を一時的に開放することが可能となる。
つまり印刷装置の登録機能により高速性を実現しかつメ
モリ不足が発生しにくい印刷処理が可能となる。
【0117】〔第2実施例〕本実施例は印刷装置が持つ
登録機能に再登録が可能な場合に適応される。再登録が
可能な場合では、図21に示すように、印刷データ中に
同じ種類でかつ同じ識別子を持つ登録物の指定をするこ
とが可能であり、指定毎に登録物の情報が変更される。
【0118】処理の流れは第1実施例と共通部分が多い
ので、第1実施例との差異を中心に説明する。第1実施
例の実施例と異なるのは、頻度テーブルの中に同じ登録
物の種類で同じ識別子をもつものが存在し得るというこ
とである。そのため、頻度テーブルに対する処理が異な
ってくる。
【0119】まず、情報処理装置で印刷データを解析し
て、頻度テーブルを印刷装置に伝送する(図4のステッ
プ(1)〜(8))。処理の流れは同じであるが、頻度
テーブルに対する処理が変わる。すなわち、図4のステ
ップ(4)において、登録命令の情報を頻度テーブルに
追加するが、同じ登録物の種類で同じ識別子を持つもの
が存在する。そこで、印刷データの中で登録命令が現れ
る順番に関する情報も蓄積する。例えば、図22に示す
頻度テーブルの状態のように、上位の登録物R1(パタ
ーン、登録識別子:1)が登録された場合は、図23に
示すように、上位の登録物R1と同一の下位の登録物R
2(パターン、登録識別子:1)は後登録されたことを
意味する。
【0120】そこで、図4のステップ(5)では、登録
物の種類、登録識別子と共に登録物を蓄積するが、同じ
登録物の種類で同じ識別子を持つ登録物があるので登録
された順番の情報も蓄積する。
【0121】そして、図4のステップ(6)では登録物
を使用した描画に対して、対応する頻度テーブルの頻度
を「1」増加させる。この時頻度テーブルの中に同じ登
録物の種別で同じ識別子の登録があった場合は、より後
に登録された登録物に関する頻度を「1」増加する。例
えば図23に示す頻度テーブルに対して(登録物:パタ
ーン、登録識別子:1)が使用された場合は頻度テーブ
ルは図24に示すように更新される。
【0122】次に、情報処理装置から印刷データに先立
ち頻度テーブルが送られ、これを情報処理装置に蓄積す
るが(図10のステップ(1))、この処理は〔第1の
実施例〕と同じである。
【0123】次に、印刷データを処理し登録物の登録命
令があった場合は、頻度テーブルの‘登録の有無’の項
目を修正する(図12のステップ(1)〜(3))際
に、ステップ(2)の処理が第1実施例とは異なる。
【0124】すなわち、頻度テーブルには同じ登録物の
種類で同じ識別子を持つものが複数ある場合は、より後
から登録されたもので‘登録の有無’の項目が“登録さ
れていない”ものを対象とする。
【0125】例えば、図25に示すように頻度テーブル
中に同じ登録物の種類で同じ識別子を持つものが複数
(登録物R1〜R3)ある場合に、登録物(パターン、
登録識別子:1)を登録する命令が処理された場合は、
頻度テーブルは図26に示すように登録物R2が修正
(登録の有無が「無」から「有」に修正)される。
【0126】次に、描画処理中の処理であるが(図14
のステップ(1)〜(5),(7)処理が第1実施例と
は異なる。
【0127】すなわち、ステップ(3)ではステップ
(2)で判断された登録物の種類,登録識別子が印刷装
置51に登録されているかを判断する。同じ登録物の種
類で同じ識別子をもつものが登録されている場合がある
ので、ステップ(3)では頻度テーブルの中でより前に
登録されたもので頻度が「0」でないものを選択する。
【0128】例えば図27の頻度テーブルに対して(登
録物の種別:パターン、登録識別子:1)が使用された
場合は、頻度テーブルの上から3番目の項目について登
録されているかを確認する。ステップ(4)ではステッ
プ(3)で選択された頻度テーブル項目の頻度情報を
「1」減じる。
【0129】そして、ステップ(5)でもステップ
(3)で選択されたテーブルの情報に基づき、登録物の
種類,登録識別子と共に何番目に登録されたかの情報を
も指定して登録物の伝送を情報処理装置に要求する。
【0130】そして、ステップ(7)でもステップ
(3)で選択された頻度テーブルの‘頻度’,‘登録の
有無’を修正する。
【0131】次に、登録物の伝送処理であるが(図16
のステップ(1),(2))、図16のステップ(1)
では印刷装置より、登録物の種類,登録識別子,登録の
順番の情報が送られ受信される。そして、ステップ
(2)では、図4のステップ(5)で蓄積した登録物よ
り対応するものを印刷装置に伝送する。
【0132】なお、メモリ不足時の処理は、図17のス
テップ(1)〜(8)と同じである。
【0133】以上説明した様に本実施例によれば、印刷
装置に接続されている情報処理装置より印刷データを印
刷装置に伝送する際に、印刷データに含まれる登録物お
よびそれを使用した描画の情報を解析し、頻度テーブル
を作成することにより、印刷装置で印刷データを処理し
た場合にどの登録物を何回使用する必要があるかを印刷
処理を行なう以前に判別可能である。
【0134】また、印刷装置に印刷データを伝送する以
前に、頻度テーブルを伝送し蓄積し、描画時に登録物を
使用した描画の場合には頻度情報を変更することによ
り、印刷処理中にメモリ不足が発生した場合に、以後の
処理では使用されない登録物を自動的に判断し削除する
ことにより、使用可能なメモリを増加させることが可能
である。さらに前記処理を行なった場合でもメモリ不足
の状態である場合は、情報処理装置から印刷装置に登録
物の伝送を行なう機能により、登録物が占有しているメ
モリ領域を一時的に開放することが可能になる。
【0135】つまり印刷装置の登録機能により高速性を
実現しかつメモリ不足が発生しにくい印刷処理が可能と
なる。
【0136】さらに、登録機能に再登録が許される場合
でも上記の処理が可能となる。
【0137】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0138】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0139】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディ
スク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,C
D−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,RO
M,EEPROM等を用いることができる。
【0140】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0141】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0142】また、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適用できることは言うまでもない。この場合、本発明
を達成するためのソフトウエアによって表されるプログ
ラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読
み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本
発明の効果を享受することが可能となる。
【0143】さらに、本発明を達成するためのソフトウ
エアによって表されるプログラムをネットワーク上のデ
ータベースから通信プログラムによりダウンロードして
読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、
本発明の効果を享受することが可能となる。
【0144】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、前記印刷装置に転送する印刷情報を解
析して所定の登録物データに基づく印刷要求を抽出する
抽出手段により抽出された印刷要求に基づいて作成手段
が前記所定の登録物データの識別情報および印刷頻度を
管理する頻度テーブルを作成したら、該作成された頻度
テーブルを第1の記憶手段に記憶させておき、該記憶さ
れた前記頻度テーブルを第1の伝送手段が前記印刷情報
の転送に先立ち前記印刷装置に伝送するので、印刷処理
開始前に、印刷装置側に伝送される登録物データの印刷
頻度を印刷装置側で管理することができる。
【0145】第2の発明によれば、前記第1の記憶手段
に記憶された識別情報に対応する所定の登録物データを
第2の記憶手段に記憶させておき、前記第1の伝送手段
による前記頻度テーブルの伝送後、前記印刷装置からの
登録物データ転送要求に基づいて第2の伝送手段が前記
第2の記憶手段に記憶された前記所定の登録物データを
前記印刷装置に伝送するので、印刷処理開始前に、これ
から伝送される印刷情報で必要となる登録物データを印
刷装置に蓄積しておくことができる。
【0146】第3の発明によれば、前記作成手段は、前
記抽出手段が前記印刷装置に転送する印刷情報を解析し
て同一の登録物データに基づく印刷要求を抽出する毎
に、前記印刷頻度を更新するので、印刷情報中に使用さ
れる同一の登録物データの印刷頻度を確実に導出するこ
とができる。
【0147】第4の発明によれば、前記情報処理装置か
ら伝送される印刷情報中における所定の登録物データの
印刷頻度を管理する頻度テーブルを第1の保持手段に保
持しておき、前記情報処理装置から伝送される印刷情報
を解析して要求された前記所定の登録物データの登録状
態を判別する判別手段の判別結果に基づいて要求手段が
前記情報処理装置に対して前記所定の登録物データの伝
送を要求したら、該伝送要求に基づいて前記情報処理装
置から伝送される所定の登録物データを第2の保持手段
に複数保持させておき、前記情報処理装置から伝送され
る印刷情報を解析して前記第2の保持手段に保持された
前記登録物データに基づく印刷毎に減算手段が前記頻度
テーブル中の印刷頻度を減算するので、情報処理装置か
ら伝送される印刷情報の印刷処理状態に応じて変化する
登録物データの印刷頻度を確実に把握することができ
る。
【0148】第5の発明によれば、前記第2の保持手段
に対する前記登録物データの登録状態に基づいて設定手
段が前記第1の保持手段に保持される頻度テーブルに登
録物データの登録状態を示す情報を設定するので、伝送
される印刷情報に基づく印刷処理で登録されていない登
録物データを印刷処理開始前に認識することができる。
【0149】第6の発明によれば、前記第1,第2の保
持手段および印刷情報を処理するために使用されるワー
クメモリの空き容量が所定容量以上あるかどうかを判定
する第1のメモリ判定手段が空き容量不足状態であると
判定した場合に、第1のメモリ制御手段が前記第1の保
持手段に保持されている印刷頻度が最小となって前記第
2の保持手段に保持されている前記登録物データを削除
して空き容量を確保するので、伝送された登録物データ
のうち、以後の印刷処理で使用されないものを削除して
ワークメモリの空き容量を支障なく有効に確保すること
ができる。
【0150】第7の発明によれば、前記第1のメモリ制
御手段は、前記第2の保持手段に保持されている前記登
録物データを削除後、前記第1の保持手段に保持されて
いる登録物データの登録状態を示す情報を未登録状態に
修正するので、印刷頻度に基づいて再伝送必要な登録物
データを認識することができる。
【0151】第8の発明によれば、第2のメモリ判定手
段が第1のメモリ制御手段により確保された空き容量と
前記算出手段により算出されたメモリ容量とを比較して
前記ワークメモリの空き容量が不足状態であると判定し
た場合に、前記第2の保持手段に保持されている前記登
録物データの容量と前記算出手段により算出されたメモ
リ容量とを比較して決定手段が削除する登録物データ候
補を決定し、該決定された登録物データ候補を第2のメ
モリ制御手段が前記第2の保持手段から削除して空き容
量を確保するので、登録された登録物データの領域を算
出されたメモリ容量を満たすように一時的に解放して支
障なく印刷データ処理することができる。
【0152】第9の発明によれば、前記第2のメモリ制
御手段は、前記第2の保持手段に保持されている前記登
録物データを削除後、前記第1の保持手段に保持されて
いる登録物データの登録状態を示す情報を未登録状態に
修正するので、情報処理装置側に再伝送要求すべきワー
クメモリ上から一時的に解放された登録物データを認識
することができる。
【0153】第10の発明においては、前記決定手段に
より前記第2の保持手段から削除すべき登録物データ候
補を決定できない場合に、通知手段がその旨を情報処理
装置に通知することができる。
【0154】第11の発明においては印刷手段は、印刷
情報に基づいて文書データ,文書と登録データ等を印刷
することができる。
【0155】第12の発明によれば、前記印刷装置に転
送する印刷情報を解析して所定の登録物データに基づく
印刷要求を抽出する抽出手段により抽出された印刷要求
に基づいて作成手段が前記所定の登録物データの識別情
報および印刷頻度を管理する頻度テーブルを作成した
ら、該作成された頻度テーブルを第1の記憶手段に記憶
させておき、該記憶された前記頻度テーブルを第1の伝
送手段が前記印刷情報の転送に先立ち前記印刷装置に伝
送して、該伝送される印刷情報中における所定の登録物
データの印刷頻度を管理する頻度テーブルを第1の保持
手段に保持しておき、前記情報処理装置から伝送される
印刷情報を解析して要求された前記所定の登録物データ
の登録状態を判別する判別手段の判別結果に基づいて要
求手段が前記情報処理装置に対して前記所定の登録物デ
ータの伝送を要求したら、該伝送要求に基づいて第2の
伝送手段が第2の記憶手段に記憶された前記所定の登録
物データを前記印刷装置に伝送し、該伝送される所定の
登録物データを第2の保持手段に複数保持させておき、
前記情報処理装置から伝送される印刷情報を解析して前
記第2の保持手段に保持された前記登録物データに基づ
く印刷毎に減算手段が前記頻度テーブル中の印刷頻度を
減算して、減算された印刷頻度が最小となる前記登録物
データを削除手段が前記第2の保持手段から削除するの
で、印刷処理開始前に、印刷装置側に伝送される登録物
データの印刷頻度を取得し、情報処理装置から伝送され
る印刷情報の印刷処理状態に応じて変化する登録物デー
タの印刷頻度を確実に把握することができる。
【0156】第13の発明によれば、前記印刷装置に転
送する印刷情報を解析して所定の登録物データに基づく
印刷要求を抽出し、該抽出された印刷要求に基づいて前
記所定の登録物データの識別情報および印刷頻度を管理
する頻度テーブルを作成し、該作成された前記頻度テー
ブルを保持し、前記作成された前記頻度テーブルを前記
印刷情報の転送に先立ち前記印刷装置に伝送し、前記保
持された識別情報に対応する所定の登録物データを保持
し、前記頻度テーブルの伝送後、前記印刷装置からの登
録物データ転送要求に基づいて保持された前記所定の登
録物データを前記印刷装置に伝送するので、印刷処理開
始前に、印刷装置側に伝送される登録物データの印刷頻
度を印刷装置側で管理させる処理を自動化することがで
きる。
【0157】従って、印刷情報処理に伴いワークメモリ
の不足状態が発生しにくく、かつ登録機能により印刷情
報を高速に印刷処理することができる等の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す情報処理装置の構成
を説明するブロック図である。
【図2】図1に示した印刷装置の構成例を示す断面図で
ある。
【図3】図1に示した印刷装置の詳細構成を説明するブ
ロック図である。
【図4】本発明に係る情報処理装置におけるデータ処理
手順の一例を示すフローチャートである。
【図5】図3に示したホスト装置から印刷装置に伝送さ
れる登録命令およびその登録物を使用した描画を行う印
刷データの一例を示す図である。
【図6】図3に示したホスト装置上に構築される頻度テ
ーブルの一例を示す図である。
【図7】図3に示したホスト装置上に構築される頻度テ
ーブルの一例を示す図である。
【図8】図3に示したホスト装置上に構築される頻度テ
ーブルの一例を示す図である。
【図9】図3に示したホスト装置上に構築される頻度テ
ーブルの一例を示す図である。
【図10】図3に示した印刷装置による頻度テーブル受
信処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図11】図3に示した印刷装置上に構築される頻度テ
ーブルの一例を示す図である。
【図12】図3に示した印刷装置における登録命令処理
手順の一例を示すフローチャートである。
【図13】図3に示した印刷装置上に構築される頻度テ
ーブルの一例を示す図である。
【図14】図3に示した印刷装置による描画処理手順の
一例を示すフローチャートである。
【図15】図3に示した印刷装置上に構築される頻度テ
ーブルの一例を示す図である。
【図16】図3に示したホスト装置に対する登録物伝送
処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図17】図3に示した印刷装置におけるメモリ不足処
理手順の一例を示すフローチャートである。
【図18】図3に示した印刷装置上に構築される頻度テ
ーブルの一例を示す図である。
【図19】図3に示した印刷装置上に構築される頻度テ
ーブルの一例を示す図である。
【図20】図3に示した印刷装置上に蓄積された登録物
の削除決定処理を説明する図である。
【図21】図3に示したホスト装置から印刷装置に伝送
される登録命令およびその登録物を使用した描画を行う
印刷データの一例を示す図である。
【図22】図3に示したホスト装置上に構築される頻度
テーブルの一例を示す図である。
【図23】図3に示したホスト装置上に構築される頻度
テーブルの一例を示す図である。
【図24】図3に示したホスト装置上に構築される頻度
テーブルの一例を示す図である。
【図25】図3に示した印刷装置上に構築される頻度テ
ーブルの一例を示す図である。
【図26】図3に示した印刷装置上に構築される頻度テ
ーブルの一例を示す図である。
【図27】図3に示した印刷装置上に構築される頻度テ
ーブルの一例を示す図である。
【図28】この種の印刷装置における定型書式登録処理
を説明する図である。
【図29】この種の印刷装置における定型書式登録処理
を説明する図である。
【図30】この種の印刷装置における定型書式登録処理
を説明する図である。
【図31】この種の印刷装置に登録可能な登録物のデー
タ例を示す図である。
【符号の説明】
60 ホスト装置 70 コントローラ 71 入出力部 72 解釈格納部 73 ページバッファ 74 パターン情報格納部 75 展開制御部 76 フレームメモリ 80 プリント機構

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷装置と所定の通信媒体を介して通信
    可能な情報処理装置において、前記印刷装置に転送する
    印刷情報を解析して所定の登録物データに基づく印刷要
    求を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出され
    た印刷要求に基づいて前記所定の登録物データの識別情
    報および印刷頻度を管理する頻度テーブルを作成する作
    成手段と、前記作成手段により作成された前記頻度テー
    ブルを記憶する第1の記憶手段と、前記第1の記憶手段
    に記憶された前記頻度テーブルを前記印刷情報の転送に
    先立ち前記印刷装置に伝送する第1の伝送手段とを具備
    したことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の記憶手段に記憶された識別情
    報に対応する所定の登録物データを記憶する第2の記憶
    手段と、前記第1の伝送手段による前記頻度テーブルの
    伝送後、前記印刷装置からの登録物データ転送要求に基
    づいて前記第2の記憶手段に記憶された前記所定の登録
    物データを前記印刷装置に伝送する第2の伝送手段とを
    具備したことを特徴とする請求項1記載の情報処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記作成手段は、前記抽出手段が前記印
    刷装置に転送する印刷情報を解析して同一の登録物デー
    タに基づく印刷要求を抽出する毎に、前記印刷頻度を更
    新することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 情報処理装置と所定の通信媒体を介して
    通信可能な印刷装置において、前記情報処理装置から伝
    送される印刷情報中における所定の登録物データの印刷
    頻度を管理する頻度テーブルを保持する第1の保持手段
    と、前記情報処理装置から伝送される印刷情報を解析し
    て要求された前記所定の登録物データの登録状態を判別
    する判別手段と、前記判別手段の判別結果に基づいて前
    記情報処理装置に対して前記所定の登録物データの伝送
    を要求する要求手段と、前記要求手段からの伝送要求に
    基づいて前記情報処理装置から伝送される所定の登録物
    データを複数保持する第2の保持手段と、前記情報処理
    装置から伝送される印刷情報を解析して前記第2の保持
    手段に保持された前記登録物データに基づく印刷毎に前
    記頻度テーブル中の印刷頻度を減算する減算手段とを有
    することを特徴とする印刷装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の保持手段に対する前記登録物
    データの登録状態に基づいて前記第1の保持手段に保持
    される頻度テーブルに登録物データの登録状態を示す情
    報を設定する設定手段とを具備したことを特徴とする請
    求項4記載の印刷装置。
  6. 【請求項6】 前記第1,第2の保持手段および印刷情
    報を処理するために使用されるワークメモリと、前記ワ
    ークメモリの空き容量が所定容量以上あるかどうかを判
    定する第1のメモリ判定手段と、前記第1のメモリ判定
    手段が空き容量不足状態であると判定した場合に、前記
    第1の保持手段に保持されている印刷頻度が最小となっ
    て前記第2の保持手段に保持されている前記登録物デー
    タを削除して空き容量を確保する第1のメモリ制御手段
    とを具備したことを特徴とする請求項4記載の印刷装
    置。
  7. 【請求項7】 前記第1のメモリ制御手段は、前記第2
    の保持手段に保持されている前記登録物データを削除
    後、前記第1の保持手段に保持されている登録物データ
    の登録状態を示す情報を未登録状態に修正することを特
    徴とする請求項6記載の印刷装置。
  8. 【請求項8】 データ処理に要求される前記ワークメモ
    リに確保すべきメモリ容量を算出する算出手段と、前記
    第1のメモリ制御手段により確保された空き容量と前記
    算出手段により算出されたメモリ容量とを比較して前記
    ワークメモリの空き容量が不足状態かどうかを判定する
    第2のメモリ判定手段と、前記第2のメモリ判定手段が
    空き容量不足状態であると判定した場合に、前記第2の
    保持手段に保持されている前記登録物データの容量と前
    記算出手段により算出されたメモリ容量とを比較して削
    除する登録物データ候補を決定する決定手段と、前記決
    定手段により決定された登録物データ候補を前記第2の
    保持手段から削除して空き容量を確保する第2のメモリ
    制御手段とを具備したことを特徴とする請求項4記載の
    印刷装置。
  9. 【請求項9】 前記第2のメモリ制御手段は、前記第2
    の保持手段に保持されている前記登録物データを削除
    後、前記第1の保持手段に保持されている登録物データ
    の登録状態を示す情報を未登録状態に修正することを特
    徴とする請求項8記載の印刷装置。
  10. 【請求項10】 前記決定手段により前記第2の保持手
    段から削除すべき登録物データ候補を決定できない場合
    に、その旨を通知する通知手段を具備したことを特徴と
    する請求項8記載の印刷装置。
  11. 【請求項11】 前記印刷情報に基づき印刷を行う印刷
    手段を有することを特徴とする請求項4記載の印刷装
    置。
  12. 【請求項12】 印刷装置と情報処理装置とが所定の通
    信媒体を介して通信可能な印刷システムにおいて、前記
    印刷装置に転送する印刷情報を解析して所定の登録物デ
    ータに基づく印刷要求を抽出する抽出手段と、前記抽出
    手段により抽出された印刷要求に基づいて前記所定の登
    録物データの識別情報および印刷頻度を管理する頻度テ
    ーブルを作成する作成手段と、前記作成手段により作成
    された前記頻度テーブルを記憶する第1の記憶手段と、
    前記第1の記憶手段に記憶された前記頻度テーブルを前
    記印刷情報の転送に先立ち前記印刷装置に伝送する第1
    の伝送手段と、前記第1の記憶手段に記憶された識別情
    報に対応する所定の登録物データを記憶する第2の記憶
    手段と、前記第1の伝送手段による前記頻度テーブルの
    伝送後、前記印刷装置からの登録物データ転送要求に基
    づいて前記第2の記憶手段に記憶された前記所定の登録
    物データを前記印刷装置に伝送する第2の伝送手段とを
    備える情報処理装置と、前記情報処理装置から伝送され
    る印刷情報中における所定の登録物データの印刷頻度を
    管理する頻度テーブルを保持する第1の保持手段と、前
    記情報処理装置から伝送される印刷情報を解析して要求
    された前記所定の登録物データの登録状態を判別する判
    別手段と、前記判別手段の判別結果に基づいて前記情報
    処理装置に対して前記所定の登録物データの伝送を要求
    する要求手段と、前記要求手段からの伝送要求に基づい
    て前記情報処理装置から伝送される所定の登録物データ
    を複数保持する第2の保持手段と、前記情報処理装置か
    ら伝送される印刷情報を解析して前記第2の保持手段に
    保持された前記登録物データに基づく印刷毎に前記頻度
    テーブル中の印刷頻度を減算する減算手段と、前記減算
    手段により減算された印刷頻度が最小となる前記登録物
    データを前記第2の保持手段から削除する削除手段とを
    備える印刷装置とを有することを特徴とする印刷システ
    ム。
  13. 【請求項13】 印刷装置と情報処理装置とが所定の通
    信媒体を介して通信可能な印刷システムのデータ処理方
    法において、前記印刷装置に転送する印刷情報を解析し
    て所定の登録物データに基づく印刷要求を抽出する抽出
    工程と、該抽出された印刷要求に基づいて前記所定の登
    録物データの識別情報および印刷頻度を管理する頻度テ
    ーブルを作成する作成工程と、該作成された前記頻度テ
    ーブルを保持する第1の保持工程と、該作成された前記
    頻度テーブルを前記印刷情報の転送に先立ち前記印刷装
    置に伝送する第1の伝送工程と、前記保持された識別情
    報に対応する所定の登録物データを保持する第2の保持
    工程と、前記頻度テーブルの伝送後、前記印刷装置から
    の登録物データ転送要求に基づいて保持された前記所定
    の登録物データを前記印刷装置に伝送する第2の伝送工
    程とを有することを特徴とする印刷システムのデータ処
    理方法。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US7900206B1 (en) 2004-03-31 2011-03-01 Symantec Operating Corporation Information technology process workflow for data centers
US8326990B1 (en) 2005-07-15 2012-12-04 Symantec Operating Corporation Automated optimal workload balancing during failover in share-nothing database systems

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