JPH09229755A - 自動組合わせ計量機 - Google Patents

自動組合わせ計量機

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JPH09229755A
JPH09229755A JP6387596A JP6387596A JPH09229755A JP H09229755 A JPH09229755 A JP H09229755A JP 6387596 A JP6387596 A JP 6387596A JP 6387596 A JP6387596 A JP 6387596A JP H09229755 A JPH09229755 A JP H09229755A
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JP
Japan
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combination
hopper
weighing
chain
storage tool
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JP6387596A
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English (en)
Inventor
Takao Abe
孝夫 阿部
Futoshi Gennai
太 源内
Kentarou Atono
賢太郎 跡野
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WAB HITACHI KOGYO KK
Original Assignee
WAB HITACHI KOGYO KK
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  • Weight Measurement For Supplying Or Discharging Of Specified Amounts Of Material (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動組合わせ計量機の前後に配置している製
品搬送装置をなくし、かつ組合わせ計量中の製品のこぼ
れをなくし、さらに装置全体を低コストで小型にした自
動組合わせ計量機を提供する。 【解決手段】 計量物を一時プールする組合わせホッパ
ーをチェーンに回動自在に吊り下げ、該チェーンをZ型
に循環回転させ、組合わせホッパー内の計量物排出の
際、組合わせホッパーを回転させることにより計量物を
排出するよう組合わせホッパーに山形カムを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、お菓子等の食品、
電子部品等の小物パーツ、重量不揃いの青果物等の製品
を目標の重量又は個数に切り出し袋詰めする際の自動組
合わせ計量機に係り、特に、自動組合わせ計量機の前後
に配置している自動組合わせ計量機への供給コンベア
や、自動組合わせ計量機から袋詰め機に投入する搬送コ
ンベアを不要にし、かつ、低コストで小型にするのに好
適な自動組合わせ計量機に関する。
【0002】
【従来の技術】自動組合わせ計量機は次のようなもので
ある。製品を目標の重量または個数に切り出すため、ま
ず目標数量を数分割した目標数量より少なく不揃いの数
量に製品に切り出す。この切り出された製品をホッパー
等の一時収納具に貯留して置く。この貯留された製品を
組合わせ集合して最終的に目標重量または個数の製品ご
とにホッパー等の収納具に切り出すものである。そして
製品の切り出し、移動、切り出された製品の組合わせ選
択、集合等をコンピュータにより制御する装置である。
従来の自動組合わせ計量機は、計量物を複数の計量機
と、その計量機と同じ数だけの組合わせポッパーを水平
1列(図7)又は平面円形状に配置し、計量物の自由落
下を利用して組合わせていく自動組合わせ計量機である
か、あるいは、一台又は数台の計量機と計量機よりも多
数の組合わせポッパーを水平循環(図8)又は垂直循環
(図9)に配置し、計量機のまわりに循環回転させ、目
標数量に組合わされた製品を集合ホッパーに集合し目標
数量ごとに袋詰め等の次工程に排出していく自動組合わ
せ計量機となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の自動組合わ
せ計量機は、小型化、低コスト化について配慮されてお
らず以下の問題点があった。ごく一般的な自動組合わせ
計量機を図7に示す。この自動組合わせ計量機は、任意
の量を切り出しするための高価な振動フィーダ2、さら
に振動フィーダ2から切り出される計量物を計量する計
量機が組合わせホッパー6ごとに配置されており、振動
フィーダ2と計量機が組合わせホッパー6と同じ数だけ
必要であり、装置全体が高価となっている。さらに、組
合わせホッパー6に対し全部の組合わせホッパから排出
する計量物を受け取ることができる製品ホッパー22と
するため、装置の全体が大きくなる問題点があった。上
記装置の中で、振動フィーダ及び計量機を少なくする対
策として、計量機の下に組合わせホッパーを円形状に多
数配置し組合わせホッパーを水平循環(図8)又は垂直
循環(図9)させる方式があるが、組合わせホッパーの
排出構造がホッパーの底を開く構造となっているためホ
ッパーを構成する部品が多くなり組合わせホッパーの排
出構造が複雑となる問題点があった。さらに、垂直循環
構造にするには、組合わせホッパーを循環するチェーン
等に回動自在に吊り下げる必要があり、組合わせホッパ
ーの揺れが起こり計量物のこぼれ等が問題となってい
た。さらに、従来の自動組合わせ計量機は、計量物の重
力で自然落下させながら組合わせていく自動組合わせ計
量機であり、必ず自動組合わせ計量機への製品の投入口
が高く、自動組合わせ計量機からの製品の排出口が低い
構造となっていた。よって前述した装置自体が大きくな
るだけでなく、計量物を供給するための供給コンベアー
と計量単位ごとの製品を次工程の袋詰め機等に投入する
ための搬送コンベアー等の搬送装置が必要であった。さ
らに、計量物を貯留する組合わせホッパーは、切り出す
製品の種類が変わるごとに直前に計量した製品の残留物
を取り除く洗浄作業を必要とすることがある。このため
には組合わせホッパーをチェーン等から容易に取り外せ
取り付けできることが要望されていた。本発明の課題
は、垂直循環型の自動組合わせ計量機において、組合わ
せホッパー内の計量物排出のための回転に伴う揺れをな
くし、さらに自動組合わせ計量機への製品の供給および
自動組合わせ計量機から計量後の目標単位ごとの製品を
袋詰め等の次工程への搬送装置をなくし、小型、低コス
トの自動組合わせ計量機を提供することにある。さら
に、組合わせホッパーの洗浄等のため組合わせホッパー
をチェーン等から取り外し容易とすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題は、次の手段に
よって達成される。目標の重量または個数より少なく切
り出された計量物を複数組合わせ、目標の重量又は個数
の単位とするために、該計量物を一時的にプールする組
合わせポッパーを、ループ状のチェーンまたはワイヤー
に回動自在に吊り下げ、チェーンまたはワイヤー等をZ
型に循環回転させ、さらに組合わせホッパー内の該計量
物を排出するため、組合わせホッパーの側面に設けたカ
ムにピン(以下回転用ピンという。)を当て組合わせホ
ッパーを回転させて計量物を排出する構造とする。組合
わせホッパーをチェーンまたはワイヤーに回動自在に吊
り下げるには、組合わせホッパーに支軸を設けチェーン
またはワイヤーに軸受けを設け、支軸を軸受けにはめあ
わせ回動自在に吊り下げる構造とする。この構造は軸受
けと支軸の取付場所を逆にし組合わせホッパーに軸受け
を、チェーンまたはワイヤーに支軸を設けてもよい。さ
らに、軸受けを細長にし長手方向の一方を開放すること
により組合わせホッパーの取り外しを容易にするにする
ことができる。チェーンまたはワイヤーをZ型に循環さ
せるには、ループ状のチェーンまたはワイヤーを上部搬
送路、昇降部搬送路および下部搬送路から成る経路で循
環回転させる構造とする。チェーンまたはワイヤー等を
Z型に配置し、組合わせホッパーへの計量物の投入口を
Z型の下部搬送路の上に設け、組合わせホッパーの製品
を組合わせ目標の数量に集合する集合口をZ型の上部搬
送路の下に設ける。これにより、チェーンまたはワイヤ
ーの循環回転に自動組合わせ計量機の前後につく搬送装
置の機能を合わせもたせた。
【0005】しかしながら、この構造だけでは、チェー
ンまたはワイヤー等に回動自在に吊り下げた組合わせホ
ッパーを回転させて計量物を排出させた場合、組合わせ
ホッパーを回転させた後の揺れが止まらない。そこで、
組合わせホッパーの側面に設けたカムの形状を、該カム
が装置枠体に取り付けられたシリンダにより伸長する回
転用ピンに該組合わせホッパーが1回転するまで当接し
た状態で、該組合わせホッパーを回転させるカム形状と
することにより、1回転後の揺れをなくする。この構造
は組合わせホッパーと回転用ピンの取付場所を逆にし、
組合わせホッパーの側面に回転用ピンを設け、シリンダ
により伸長するのがカムとしてもよい。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、下記の実施例によって
詳細に説明されるが、これによって制限されるものでは
ない。図1は、自動組合わせ計量機の全体の側面図であ
る。図1に示すチェーンの下部搬送路の上に設けられ、
組合わせホッパーへの製品を投入する機能を有する投入
ホッパー等からなる計量部は次のようなものである。図
1の計量部の最上部には、上方が開口されたワークホッ
パー1が設けられている。このワークホッパー1に計量
物Wを投入する。ワークホッパー1の開口された下部に
は振動フィーダ2が配置されている。この振動フィーダ
2は、振動時に計量物Wをワークホッパー1下部位置か
ら計量部前方向に移動させ、計量物Wを目標の量より少
ない任意の量にして切出すものである。この振動フィー
ダー2前端部位置には、待機ホッパー3が設けられる。
この待機ホッパー3は、振動フィーダー2から切出され
た計量物Wを計量ホッパー4に投入する投入時間を短縮
するためのものである。すなわち、計量ホッパー4から
タイミングホッパー5を経て組合わせホッパー6に投入
するのであるが、組合わせホッパー6への投入は連続的
ではなく待ち時間を生ずる。待機ホッパー3を設けるこ
とによりこの待ち時間にも切り出しをおこなうためであ
る。待機ホッパー3の下方位置には計量ホッパー4が設
けられ、計量ホッパー4は計量ロードセルに連結されて
おり、計量ホッパー4内の計量物Wを計量する。計量ホ
ッパー4の下方位置に設けられたタイミングホッパー5
はチェーンに吊り下げられた組合わせホッパーへ計量物
をタイミングを図りながら投入するものである。各ホッ
パーの下部にはシャッターを設けそれぞれ装置枠体に設
けたシリンダにより開閉される。上記のような構成から
なる計量部をZ型に配置されたチェーン7の下部搬送路
の上に設けることによりワークホッパー1の位置を低く
することができる。
【0007】図2は組合わせホッパー吊り下げ部を示
す。装置枠体にはループ状のチェーン7を二本並列して
Z型に張る。チェーン7には適宜な間隔を設けて支軸1
7を取り付ける。チェーン7はその進行方向に直交して
チェーンの支軸17を向き合わせる。二本のチェーン7
は相対的位置を変えることなくZ型に循環回転する。組
合わせホッパーには両側に軸受け18を設けチェーン7
に設けた支軸17にはめ合わせ回動自在に吊り下げる。
【0008】装置枠体内部にはチェーン7に吊り下げら
れた組合わせホッパー6が複数設けられている。このチ
ェーン7は下部搬送路のスプロケット8に係合してお
り、またこのスプロケット8はチェーンを介してモータ
ー9に連結している。組合わせホッパー6はモーター9
が回転することにより装置枠体内部を下部搬送路、昇降
部搬送路、上部搬送路からなるZ型に循環回転する。こ
の組合わせホッパー6は、目標数量を何分割かした目標
数量より少量の計量後の計量物を一時プールしておき、
組合わせが選択されると上部搬送路の下にある集合ホッ
パー11に排出する。
【0009】図3は、自動組合わせ計量機の回転部の側
面図である。上部搬送路の下方位置には、シリンダ10
が集合ホッパー11の上部になるよう装置枠体に取付け
られる。このシリンダの10前端部に設けられた回転用
ピン20(図3には図示せず)がシリンダ10により駆
動し、組合わせホッパー6の側面に設けられた山形カム
12に当接して、組合わせホッパー6を回動させ、組合
わせホッパー6内の計量物Wを集合ホッパー11に投入
する。
【0010】図4は組合わせホッパーの斜視図である。
組合わせホッパー6は円筒面13およびこの円筒面13
と直交する一対の側面14を有しており、また円筒面1
3は側面14に直交する面15で略上半分を切りとられ
た形状としている。さらに、面15より下部方向の円筒
面側に収納部16を形成している。両側面14は円を面
15で切断した略半円状をなしており、側面14には山
形カム12を該側面14に接合した状態でネジまたは接
着等の固定手段で組み付けた構造としている。山形カム
12は側面14の一つの側に付けてもよいが、組合わせ
ホッパー6を吊り下げた際のバランスおよびチェーンへ
の取付の際の向きを考慮する必要がなく取付作業を簡単
するため両側面に取り付けてもよい。側面14が作る半
円の略円中心に山形カム12に軸受け18を配置してい
る。支軸17と軸受け18を回動自在にはめあわせる
と、組合わせホッパー6は定常時(組合わせホッパーに
計量物Wを収納したときも含む。)においては面15を
上にした状態で安定することになる。
【0011】本実施例のカムは上面、両側面及び下面か
らなり上面が下面より短い台形の山形カム12を示した
がこれに限定するものではない。カム形状として、カム
が装置枠体に取り付けられたシリンダにより伸長する回
転用ピン20に該組合わせホッパー6が1回転するまで
当接した状態で、該組合わせホッパーを回転させるもの
であればよい。他の例として上面を支軸17を中心とす
る円弧で形成し、両側面を上記円弧に接する接線として
構成してもよい。
【0012】図5は山形カムと回転用ピンが接触する部
分の側面図である。組合わせホッパー6は集合ホッパー
11の上部にきたとき選択的に組合わせホッパー6内の
計量物Wを集合ホッパー11に投入するのであるが、そ
の機構を図5により説明する。装置枠体19に配置した
シリンダ10の軸の先端には回転用ピン20が固定され
ており、回転用ピン20がシリンダ10に引かれた状態
20(山形カム側面とはΔの隙間がある)を、また、シ
リンダ10に押し出された状態21を示している。集合
ホッパー11上にきた組合わせホッパー6は別に配置し
た制御用コピュータの指令によりシリンダ10により回
転用ピン20が位置20の引かれた状態から位置21の
飛び出した状態となり、山形カム12の側面に当接す
る。その後、組合わせホッパー6がチェーン7により送
られることにより、該組合わせホッパー6は支軸17を
回動中心として回転し、組合わせホッパー6の計量物W
を集合ホッパー11上に落下させる。また、制御装置よ
り製品ホッパー22に計量物Wを落下させる指令がでな
かった場合は、シリンダ10により回転用ピン20を位
置20の引いた状態に置く。そのため、回転用ピン20
は山形カム12の側面とΔ離間しており、組合わせホッ
パー6は計量物Wを収納したまま製品ホッパー22上を
通り過ぎることになる。
【0013】図6は、組合わせホッパー6の回転移動図
である。選択され組合わせが成立した組合わせホッパー
6が決定されると、その決定された組合わせホッパー6
が集合ホッパー11の上にきたときシリンダ10が作動
し回転用ピン20が飛び出してシリンダガイドである山
形カム12に接触する。この山形カム12に回転用ピン
20が当たり初めてから回転するまでの動作を(イ)
(ロ)(ハ)(ニ)(ホ)(ト)の6スッテプで示した
ものである。チェーン7は図6の矢印方向に動いており
(イ)の状態から(ロ)にきたときに回転用ピン20が
山形カム12に当たり、チェーン7の矢印方向への移動
に伴って(ハ)の状態から(ニ)に至り完全に半転し計
量物Wの排出を完了する。これにより計量物Wを排出す
る目的は達せれる。その後は回転用ピン20による拘束
を解き自然に半回転させてもい。しかし、これでは、元
の状態に戻ったときの組合わせホッパー6の揺れが止ま
らない。そこで、回転用ピン20は、組合わせホッパー
6の揺れを防ぐため、(ホ)から(へ)に示すように山
形カム12に沿って最後まで接触し続けさせ、組合わせ
ホッパー6の回転を完了せた方がよい。組合わせホッパ
ー6は、所定の回数だけZ型に循環させても組合わせが
成立せず選択されないときは、排出ホッパー(図示せ
ず)直上にきたとき回転させ計量物Wを排出し計量物W
が投入されるべき新たな組合わせホッパー6として取り
扱われる。
【0014】回転用ピン20を作動させるシリンダ10
の下方位置には集合ホッパー11が複数(図1の実施例
では3つ)設けられる。この集合ホッパー11は、組合
わせホッパー6にプールしておいた計量物Wの中から設
定重量範囲内になるよう組合わせ選択された計量物Wが
すべて投入されるまでプールしておき、設定重量範囲内
になったところで製品ホッパー22に計量物を排出する
ものである。集合ホッパーおよび製品ホッパーの下部に
はシャッターが設けられ、シリンダにより開閉する。製
品ホッパーのシャッターの開口で計量物Wは次工程への
搬出用のコンベア上に排出される。
【0015】以上計量物Wがワークホッパー1に投入さ
れてから、計量物Wが組合わされ目標数量ごとに製品ホ
ッパー22から排出されるまでを説明したが、組合わせ
ホッパーが吊るされているチェンー17の循環回転を中
心にまとめると次のようになる。組合わせホッパー6は
図1に示すようにZ型に配置したチェーン7の下部搬送
路でタイミングホッパー12のから計量物Wを投入され
ると、まず水平方向に移動する。次に昇降部搬送路に達
し上方に移動方向を変え上昇する。組合わせポッパー6
は回動自在にチェーン7に吊り下げられているため、そ
のチェーン7を垂直方向に循環回転させても組合わせホ
ッパー6が反転せず組合わせホッパー6内の計量物Wが
こぼれることがない。次いで昇降部搬送路の上端に達す
ると上部搬送路を水平移動する。次に組合わせホッパー
6は集合ホッパー11の上に達すると、組合わせが選択
された組合わせホッパー6のときは回転用ピン20が飛
び出し山形カム12に当接し組合わせホッパー6が回転
し計量物Wを集合ホッパー11に排出する。その後また
上部搬送路、昇降部搬送路、下部搬送路を経て最初の投
入ホッパーの下に戻る。なおこの回転順序は逆でも良
い。チェーン7をZ型に配置し組合わせホッパー6を循
環回転させるので、計量部を下部搬送路の上部に配置
し、集合ホッパー11を上部搬送路の下部に配置するこ
とが可能となり、装置全体をコンパクトにするこができ
る。組合わせホッパー6を回転させて計量物Wを排出す
る構造とすることにより組合わせホッパー6を円筒状の
半割りの組合わせホッパー6とすることができ、これも
小型化の一つとなっている。
【0016】上記実施例では、組合わせホッパー6の側
面に山形カム12を、またシリンダ10に取り付けた回
転用ピン20をを出入りさせたものを示したが、組合わ
せホッパー6の側面に回転用ピン20を、シリンダに山
形カム12を取付け山形カム12を出入りさせるように
構成しても上記実施例と同様の効果がもたらされる。ま
た、組合わせホッパー6回動自在に吊り下げるため組合
わせホッパー6に軸受け18を、チェーン7側に支軸1
7を設ける例を示したが、逆にして組合わせホッパー6
に支軸17を、チェーン7側に軸受け18を設けてもよ
い。さらに、組合わせホッパー6をチェーン7に吊り下
げる作業を簡単にするため山形カムの下辺まであいた長
穴18ー2としてもよい(図4の2)。
【0017】上記実施例では、ワークホッパー1、振動
フィーダー2、待機ホッパー3、計量ホッパー4、ロー
ドセル、タイミングホッパー5、組合わせホッパー6、
シリンダ、集合ホッパー11、および製品ホッパー22
が1列である説明であるが、振動フィーダー2、待機ホ
ッパー3、計量ホッパー4、ロードセル、タイミングホ
ッパー5、組合わせホッパー6、およびシリンダを少な
くとも2列以上横方向に増やせば、組合わせ計量速度を
増やすことができる。また、ワークホッパー1、振動フ
ィーダー2、待機ホッパー3、計量ホッパー4、ロード
セル、タイミングホッパー5、組合わせホッパー6、お
よびシリンダを少なくとも2列以上横方向に増やし、計
量物Wを列ごとに変更し、多系統化すれば、ミックス計
量もすることができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したごとく、本発明の自動組合
わせ計量機とすることにより、計量物の組合わせを行な
うために一時的に計量物をプールしておく、複数の組合
わせホッパー1列に対して、計量機が1個であるから計
量機を少なくでき、自動組合わせ計量機自体の低コスト
化が図れる。また、組合わせホッパー側面に山形カムを
設け、このカムに沿って組合わせホッパーを揺れさせな
いで反転することが可能となったことから計量物のこぼ
れ落ちがなくなり、計量精度を向上させることができ
る。さらに、軸受けを細長にし長手方向を開放すること
により組合わせホッパーの取り付け取り外しを容易にす
ることができる。また、チェーンをZ型に循環回転した
ことにより、計量物の投入口を低い位置とし、組合わせ
計量後の計量物の排出口を高い位置とすることにより、
バケットコンベアなど、前工程および次工程とのつなぎ
の搬送装置が不必要となり、計量包装工程全体のスペー
ス効率の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動組合わせ計量機の全体の側面図
【図2】組合わせホッパー吊り下げ部
【図3】組合わせホッパー回転部の側面図
【図4】組合わせホッパーの斜視図
【図5】山形カムと回転用ピンが接触する部分の側面図
【図6】組合わせホッパー回転移動図
【図7】従来の水平1列型組合わせ計量機を示す斜視図
【図8】従来の水平循環型組合わせ計量機を示す斜視図
【図9】従来の垂直循環型組合わせ計量機を示す構成図
【符号の説明】
1 ワークホッパー 2 振動フィーダ 3 待機ホッパー 4 計量ホッパー 5 タイミングホッパー 6 組合わせホッパー 7 チェーン 8 スプロケット 9 モータ 10 シリンダ 11 集合ホッパー 12 山形カム 13 円筒面 14 側面 15 直交する面 16 収納部 17 支軸 18 軸受け 19 装置枠体 20 回転用ピン 21 押し出された状態 22 製品ホッパー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チェーンまたはワイヤーで形成した搬送
    路、チェーンまたはワイヤーに回動自在に複数個吊り下
    げた組合わせ収納具、組合わせ収納具に搭載した計量物
    を排出する集合収納具、組合わせ収納具に計量物を投入
    する投入収納具、組合わせ収納具に投入する計量物を計
    量する計量機、およびこれらの動作を指示する制御装置
    からなる自動組合わせ計量機において、搬送路を上部搬
    送路、昇降部搬送路および下部搬送路からなるZ型にチ
    ェーンまたはワイヤーが循環回転する構成を有し、集合
    収納具を上部搬送路の下側位置に配置し投入収納具を下
    部搬送路の上側位置に配置する構成を有し、集合収納具
    の上側の装置枠体にシリンダを取り付けシリンダの軸の
    先端に取り付けられたピンと各組合わせ収納具の側面に
    カムを設置した構成を有し、チェーンまたはワイヤーに
    は支軸を取り付けカムの側面には軸受けを設けた構成を
    有し、支軸を軸受けに回動自在にはめあわせて組合わせ
    収納具を吊り下げ、制御装置の指令によりシリンダの軸
    を伸長作動させてピンをカムに当接させ、組合わせ収納
    具を支軸回りに回転させることにより組合わせ収納具に
    搭載した計量物を集合収納具に投入し、また制御装置の
    指令のないときはピンとカムとが当接することなく離間
    した位置にあることを特徴とする自動組合わせ計量機。
  2. 【請求項2】 第1項の自動組合わせ計量機において、
    チェーンまたはワイヤーに軸受けを取り付けカムの側面
    に支軸を設けけたことを特徴とする自動組合わせ計量
    機。
  3. 【請求項3】 チェーンまたはワイヤーで形成した搬送
    路、チェーンまたはワイヤーに回動自在に複数個吊り下
    げた組合わせ収納具、組合わせ収納具に搭載した計量物
    を排出する集合収納具、組合わせ収納具に計量物を投入
    する投入収納具、組合わせ収納具に投入する計量物を計
    量する計量機、およびこれらの動作を指示する制御装置
    からなる自動組合わせ計量機において、搬送路を上部搬
    送路、昇降部搬送路および下部搬送路からなるZ型にチ
    ェーンまたはワイヤーが循環回転する構成を有し、集合
    収納具を上部搬送路の下側位置に配置し投入収納具を下
    部搬送路の上側位置に配置する構成を有し、集合収納具
    の上側の装置枠体にシリンダを取り付けシリンダの軸の
    先端に取り付けられたカムと各組合わせ収納具の側面に
    ピンを設けた構成を有し、チェーンまたはワイヤーに支
    軸を取り付け組合わせ収納具の側面に軸受けを設けた構
    成を有し、支軸を軸受けに回動自在にはめあわせて組合
    わせ収納具を吊り下げ、制御装置の指令によりシリンダ
    の軸を伸長作動させてカムをピンに当接させ、組合わせ
    収納具を支軸回りに回転させることにより組合わせ収納
    具に搭載した計量物を集合収納具に投入し、また制御装
    置の指令のないときはカムとピンとが当接することなく
    離間した位置にあることを特徴とする自動組合わせ計量
    機。
  4. 【請求項4】 第3項の自動組合わせ計量機において、
    チェーンまたはワイヤーに軸受けを取り付け組合わせ収
    納具の側面に支軸を設けたことを特徴とする自動組合わ
    せ計量機。
  5. 【請求項5】組合わせ収納具が支軸を中心に半回転し計
    量物を排出後回転前の元の状態に戻るまで、カムとピン
    とが当接した状態を保つようにした請求項1、2、3ま
    たは4の自動組合わせ計量機。
  6. 【請求項6】軸受けを長穴にし長手方向の一方を開放し
    たことを特徴とする請求項1、2、3、4、または5の
    自動組合わせ計量機。
JP6387596A 1996-02-27 1996-02-27 自動組合わせ計量機 Pending JPH09229755A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1726925A1 (en) 2005-05-26 2006-11-29 Masayoshi Nakajima Conveying device and combination weighing device and quality inspection device provided therewith
CN1308661C (zh) * 2002-03-20 2007-04-04 株式会社石田 循环式组合计量装置
JP2011025960A (ja) * 2009-07-24 2011-02-10 Daisey Machinery Co Ltd 包装装置

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