JPH09229306A - 吊下型ボイラ組立方法 - Google Patents

吊下型ボイラ組立方法

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JPH09229306A
JPH09229306A JP3484996A JP3484996A JPH09229306A JP H09229306 A JPH09229306 A JP H09229306A JP 3484996 A JP3484996 A JP 3484996A JP 3484996 A JP3484996 A JP 3484996A JP H09229306 A JPH09229306 A JP H09229306A
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steel frame
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JP3484996A
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Takayuki Minami
孝幸 南
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ボイラ組立期間の短縮分割モジュール化工法
を可能にする、吊下型ボイラ組立方法を提供する。 【解決手段】 本発明は、基盤1上に立設されたボイラ
鉄骨2の内側で、上部管寄せ4等が設けられ、支持剛性
の大きい上段モジュール3を組立て、組立て後、吊上げ
る工程と、ボイラ鉄骨2の外側で、上段モジュール3と
並行して組み立てられ、火炉壁蒸発管21の下端、およ
び外周が、支持梁17および支持枠16で補強され、吊
上げられた中段モジュール15を、上段モジュール3の
直下に搬入し、接合して、上段モジュール3と共に吊上
げる工程と、ボイラ鉄骨2の外側で、上段モジュール3
と並行して組み立てられた下段モジュール6を、吊り下
げられた中段モジュール15の直下に搬入し、接合する
工程とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数に分割されて
製作された吊下型ボイラの各分割モジュールを、稼動状
態にするため、一体に組立てる吊下型ボイラ組立方法に
関し、特に、支持剛性の小さい分割モジュールを含む分
割モジュールの組立に好適な吊下型ボイラ組立方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】大重量のボイラを複数の細分化されたモ
ジュールにして製作し、移送上の問題を少くして、ボイ
ラ建設サイトに送り、ボイラ建設サイトで一体のボイラ
に組立てる、いわゆる、ボイラモジュール化工法の技術
が従来から採用されている。このボイラモジュール化工
法の一つとして、工場で製作され、ボイラ建設サイトに
移送された、火炉壁蒸発管等の細分化されたモジュー
ル、および機器を組立て、ボイラを2分割に輪切りした
状態の2分割モジュールに組立て、これを、さらに一体
に組立てるようにした、2分割モジュール化工法が、本
出願人により、特開昭59−18305号「吊下型ボイ
ラの組立法」として提案されている。
【0003】この提案では、図5(a)に示すように、
ボイラ建設サイトの基盤01上に立設され、一体化され
た吊下型ボイラを支持するボイラ鉄骨02の内側で、工
場から移送されて来た、上部管寄せ04等の多数の細分
化されたモジュールを、大梁05に吊り下げた状態で組
立て、上段モジュール03に組立てるとともに、ボイラ
鉄骨02の外側の隣接地で、同様に工場から移送されて
来た下部管寄せ07等の多数の分割モジュールを、上段
モジュール03と並行して、支持梁08上で組立て、下
段モジュール06を組立てるようにしている。
【0004】さらに、ボイラ鉄骨02の内側での上段モ
ジュール03が組み上った時点で、ボイラ鉄骨02の上
端に架け渡された梁09上に設けられたジャッキ010
により、大梁05をジャッキアップし、上段モジュール
03を持上げ、図5(b)に示すように、上段モジュー
ル03の下方に空間014を形成する。そして、上段モ
ジュール03が上昇させられ、空間014の高さが、隣
接地で組立てられた下段モジュール06の背高より高く
なった時点で、ボイラ鉄骨02の内側と隣接地との間に
敷設されたレール011上で、支持梁08の底部に設け
たコロ012を走行させて、組み上った下段モジュール
06を、図5(c)に示すように、空間014に搬入
し、ボイラ鉄骨02内側の上段モジュール03の直下に
位置決めする。
【0005】次いで、上段モジュール03の下端と下段
モジュール06の上端が接触するまで、上段モジュール
03を吊り下し、接合部を溶接013した後、下段モジ
ュール06を接合した上段モジュール03を、大梁05
のジャッキアップにより再び上昇させて、稼動位置に保
持した後、下段モジュール06の下端部に設けていた支
持梁08、およびコロ012を除去することにより、図
6に示すように、上段モジュール03と下段モジュール
06をボイラ建設サイトの基盤01上に立設されたボイ
ラ鉄骨02の内部に組立て、吊下型ボイラ020を建設
することができる。
【0006】このように、吊下型ボイラ020を上段モ
ジュール03と下段モジュール06に2分割して、建設
サイトで組立て、さらに、これらの上段モジュール03
および上段モジュール06を1体化する、従来の2分割
モジュール化工法においては、上段モジュール03と下
段モジュール06とを、地上にて並行して組立てるため
に、ボイラ全体の組立て期間が短縮される利点はある。
しかしながら、ボイラ組立て期間を、さらに短縮するた
めには、2分割以上の複数の分割モジュールにして、地
上で並行して組立て、これの一体化を行う、N(N
3)分割モジュール化工法を採用する必要がある。
【0007】このN分割モジュール化工法としては、ボ
イラの外周部に立設する長いパイプの移送上の問題を回
避するため、ボイラを上、下方向に9分割して、これを
建設サイトで組立てるようにした、特公平6−6592
2号「ボイラの建設方法」が提案されている。しかしな
がら、この提案のように、ボイラを多数の分割モジュー
ルにして組立てるようにすると、ボイラの外周に縦に配
設されている火炉壁蒸発管(パイプ)が、輪切り状態に
多数の個所で切断されるため、組立時、これらの上下溶
接個所が多数となり、これらの溶接作業等のために、か
えって工期が遅れることにもなる不具合が発生する。
【0008】従って、分割モジュール化工法では、上、
下溶接個所が極端に多くならず、しかも、地上において
並行して行う分割モジュールの組立てで、ボイラ全体の
組立期間が短縮できる程度の数の分割モジュールにする
ことで、この不具合は解消できる。
【0009】一方、ボイラのN分割モジュール化工法に
は、ボイラの構造に起因する別の問題がある。次に、そ
の一例として3分割モジュール化工法により説明する。
3分割モジュール化工法を採用した場合、前述したよう
に、現地における工期短縮の面から、2分割モジュール
化工法よりも確かに有利であるが、ボイラを3分割にす
ることによる、新たな不具合が発生する。
【0010】すなわち、ボイラを上、下に2分割する、
2分割モジュール化工法より、3分割にする3分割モジ
ュール化工法を採用した場合、ボイラを輪切りして3分
割して、3分割されたモジュールを組立てることにな
り、3分割されたうちの上段モジュール、及び下段モジ
ュールについては、支持剛性の高い上部管寄せ04、お
よび下部管寄せ07がそれぞれあるので、それらを支持
することにより、2分割モジュール化工法と同様の方法
による組立が可能であるが、燃焼室と煙道を形成する火
炉壁蒸発管、および節炭器等からなる中段モジュールに
ついては、支持出来る、支持剛性の高い構造物が無いの
で、火炉壁蒸発管等を如何に支持するかが、3分割モジ
ュール化工法実施可否のポイントとなる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述したよ
うに、支持出来る支持剛性の高い構造物が無い、中段モ
ジュールの火炉壁蒸発管を、変形、位置ずれ、及び転倒
が生じ無い様に支持し、N(N3)分割モジュール化
工法に伴う問題点を解消し、現地サイトにおけるボイラ
の組立期間を短縮できる、吊下型ボイラ組立方法を提供
することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】このため、本発明の吊下
型ボイラ組立方法は、次の手段を採用した。 (1) ボイラを組み立てる基盤上に立設され、1体化
されたボイラを支持するようにした、ボイラ鉄骨の内側
で組立てられ、上部管寄せを含み、支持剛性が大きくさ
れた上段モジュールを組み立てるとともに、組み立てら
れた上段モジュールの直下に、中段モジュールの搬入空
間を形成するため、組立てられた上段モジュールを吊上
げる工程。 (2) ボイラ鉄骨の外側で、上段モジュールと並行し
て組み立てられ、支持剛性が小さく、周囲に配設され、
分割モジュールにするため切断された火炉壁蒸発管の下
端部を、支持金物を介して支持梁で補強するとともに、
火炉壁蒸発管の外周部を支持枠で補強した中段モジュー
ルを、(1)の工程で吊上げた上段モジュールの直下に
搬入して、上端を上段モジュールの下端と結合する工
程。なお、この工程は、単数であっても、複数であって
も良い。すなわち、中段モジュールは、輪切り状態に切
断される火炉壁蒸発管の上下溶接個所の溶接作業、およ
びこれに伴う検査等により、かえって、組立工期が長く
ならない程度の数の分割モジュールにして、工程の数を
増やすこともできるものである。 (3) ボイラ鉄骨の外側で、上段モジュールおよび中
段モジュールと並行して組み立てられ、下部管寄せを含
み、支持剛性が大きくされた下段モジュールを、補強し
ていた支持梁および支持枠が除去され、結合された上段
モジュールと共に吊上げられた中段モジュールの下方の
空間に搬入して、上端を中段モジュールの下端と結合す
る工程。
【0013】本発明の吊下型ボイラ組立方法は、上述の
手段の採用により、ボイラの分割が任意にでき、上段モ
ジュールと下段モジュールの間に設置される分割モジュ
ールに、支持剛性の弱いものがあっても、モジュール搬
入時や地震時に作用する水平力は、火炉壁蒸発管の外周
に設けられた支持枠に伝達され、モジュールの転倒防止
を行うことにより、自立させることができるとともに、
モジュール搬入時や上端モジュールとの接合時等に生じ
る、火炉壁蒸発管の変形や位置ずれは、支持金物を介し
て支持する支持梁により防止することができる。このた
め、上段モジュール、中段モジュール、下段モジュール
共に自立させることが可能となり、分割モジュールの同
時組立ができることにより、順次組立てができ、ボイラ
組立期間を大幅に短縮できるようになる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の吊下型ボイラ組立
方法の実施の一形態を、図面にもとづき説明する。図1
は本発明の吊下型ボイラ組立方法の実施の第1形態を示
す図で、図1(a)は各分割モジュール組立時を示す
図、図1(b)は、上段モジュール吊上げ時を示す図、
図1(c)は中段モジュール搬入時を示す図、図1
(d)は接合された上段モジュールおよび中段モジュー
ル吊上げ時を示す図、図1(e)は下段モジュール搬入
時を示す図、図1(f)は組立完了時を示す図である。
【0015】なお、本実施の形態で示す吊下型ボイラ
は、上段モジュール、中段モジュール、および下段モジ
ュールに3分割して、それぞれを地上で並行して組立
て、これらをさらに1体に組立てるようにした3分割モ
ジュール化工法により建設するようにしたものである。
【0016】図1(a)に示すように、吊下型ボイラ2
0を建設するサイトの基盤1上に、組立完了した吊下型
ボイラ20を支持するためのボイラ鉄骨2が立設され
る。このボイラ鉄骨2の上端には、梁9が架け渡されて
おり、梁9上にジャッキ10が設置されている。
【0017】上段モジュール3は、この立設されたボイ
ラ鉄骨2の内方で組立てられる。すなわち、ボイラ鉄骨
2の上部に、大梁5をジャッキ10で吊下げておき、こ
れに吊棒等にて吊下げられた状態で組立てる。この上段
モジュール3は、後述する火炉壁蒸発管21の上部に配
置される上部管寄せ4や、内部に配設される節炭器22
や、過熱器管等が設けられており、支持剛性が充分あ
る。このようにして、ボイラ鉄骨2内で組立てられた上
段モジュール3は、図1(b)に示すように、梁9上に
設けたジャッキ10によりジャッキアップされ、上段モ
ジュール3の鉛直下方に空間14を形成する。
【0018】また、図1(a)に示すように、中段モジ
ュール15と下段モジュール6は、ボイラ鉄骨2の横、
すなわち、ボイラ鉄骨2の外側で、上段モジュール3と
同時に組み立てられ、順次ボイラ鉄骨2内に搬入され、
上段および中段とつながれる。
【0019】まず、中段モジュール15は、詳細は後述
するが、外周部に支持枠16を取り付け、この支持枠1
6の下端に固着され、底部にコロ12を設けた支持梁1
7の上部に組立てていくもので、この支持枠16、支持
梁17により支持剛性を持たせるようにしている。この
ようにして、組立てられた中段モジュール15は、レー
ル11上を走行するコロ12によって、図1(b)に示
すように、ジャッキアップされた上段モジュール3の上
昇によって、あけられたボイラ鉄骨2内の空間14に搬
入され、図1(c)に示すように、上端を上段モジュー
ル3の下端と溶接13することによって接合される。
【0020】この溶接13終了後に、中段モジュール1
5を補強し、支持剛性を大きくしていた支持枠16、お
よび支持梁17は取外されるが、上段モジュール3によ
って、吊下げられているため、水平力が作用するような
ことがあっても、中段モジュール15の形状は、保持さ
れるとともに、火炉壁蒸発管21の変形や、ずれが生じ
ることはない。
【0021】また、下段モジュール6は、上部外周部が
火炉壁蒸発管21のみで構成されているが、下部は下部
管寄せ7が取り付けられてあり、これにて支持剛性を充
分に備えた構造となり、図1(a)に示すように、底部
にコロ12を設けた支持梁8上で組み立てられる。この
ようにして、組立てられた下段モジュール6は、図1
(c)に示すように、溶着された上段モジュール3と中
段モジュール15が、図1(d)に示すように、1体と
なってジャッキアップされて、あけられたボイラ鉄骨2
内の空間14に搬入され、図1(e)に示すように、そ
の上端が中段モジュール15の下端に溶接13されて、
一体に組み立てられる。
【0022】その後、大梁5をボイラ鉄骨2に固着する
とともに、コロ12を設けた支持梁8を、下段モジュー
ル6から除去することにより、図1(f)に示すよう
に、吊下型ボイラ20のボイラ鉄骨2内での組立てが完
了する。
【0023】次に、上述した中段モジュール15の支持
剛性強化について説明する。中段モジュール15は、図
2(a)に示すように、ボイラの燃焼室と煙道を形成す
る、外周辺に立設された火炉壁蒸発管21と、煙道内に
設置される節炭器22からなる。火炉壁蒸発管21は、
フィンウェルデッドウォールで形成され、分割して中段
モジュール15とするため、切断された火炉壁蒸発管2
1の先端は、上段モジュール3および下段モジュール6
とするため同様に切断された、上段モジュール3、およ
び下段モジュール6に設けられた火炉壁蒸発管21との
現地溶接を容易にする為、図3(a)に示すように、予
めフィン23を切欠いてある。
【0024】また、火炉壁蒸発管21と節炭器22とか
らなり、上段モジュール3、又は下段モジュール6のよ
うに、支持剛性を大きくする上部管寄せ4、又は下部管
寄せ7等を設けていない、中段モジュール15を自立さ
せる為に、中段モジュール15の下部には、火炉壁蒸発
管21を支持する支持梁17と、火炉壁蒸発管21の位
置決めする支持金物18が設置されている。この支持梁
17と支持金物18は、支持ボルト19で固着されてい
る。また、支持金物18と火炉壁蒸発管21は、火炉壁
蒸発管21先端部のフィン23が切欠かれた部分で、支
持ボルト24ではさみ込まれ固定される。
【0025】また、支持ボルト24が通る部分の支持金
物18には、火炉壁蒸発管21の製作誤差を考慮し、長
穴25加工が施されている。さらに、火炉壁蒸発管21
の開先を保護する為に、火炉壁蒸発管21の先端と支持
梁17との間には、緩衝材として木材26及びゴム27
が挿入されている。さらに、中段モジュール15の外
周、すなわち周辺に立設された火炉壁蒸発管21の外側
は、支持枠16で囲まれ、中段モジュール15のボイラ
鉄骨2の内側への搬入時や、地震時に生じる水平力によ
って、中段モジュール15が転倒するのを防止する為
に、火炉壁蒸発管21の外側面から突出して設けたバッ
クステイ28間に設けたバーチカルビーム29と、支持
枠16をストッパー30で固定している。
【0026】また、中段モジュール15は、前述したよ
うに、底部にコロ12を設けた支持梁17の上方で組立
てられており、組立終了後、ボイラ鉄骨2の外部の組立
場所からボイラ鉄骨2の内部に設置されたレール11上
をコロ引きされて移動し、ボイラ鉄骨2内で前述したよ
うに、上段モジュール3の下端に、その上端が溶着され
て、一体に組立てられる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の吊下型ボ
イラ組立方法によれば、特許請求の範囲に示す構成によ
り、中段モジュール下部に、支持梁及び支持金物を設置
し、モジュールの自立、及び位置決めを行い、突出する
火炉壁蒸発管の変形、位置ずれを防止するとともに、中
段モジュール外周に支持枠を設置し、支持梁とともに、
中段モジュールの支持剛性を高め、さらには、中段モジ
ュールの転倒防止を行うことによって、吊下型ボイラを
上下方向に、3以上のN個に分割して、建設するN分割
モジュール工法を可能にできる。
【0028】これにより、吊下型ボイラは、支持剛性の
大きい上段モジュール、および下段モジュールと、火炉
壁蒸発管等の分割モジュール化のために切断した、切断
部の上下溶接作業時間等から決る数の中段モジュール
を、組み立てることにより1体化でき、地上における、
これらモジュールへの組立を含む、ボイラ組立期間を大
幅に短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吊下型ボイラ組立方法の実施の第1形
態を示す図で、図1(a)は各分割モジュール組立時を
示す図、図1(b)は上段モジュール吊上げ時を示す
図、図1(c)は中段モジュール搬入および接合時を示
す図、図1(d)は接合された上段モジュールおよび中
段モジュール吊上げ時を示す図、図1(e)は下段モジ
ュール搬入および接合時を示す図、図1(f)は組立完
了時を示す図、
【図2】図1に示す中段モジュールの詳細を示す図で、
図2(a)は側面図、図2(b)は図2(a)に示す矢
視A−Aにおける平面図、
【図3】図2(a)のA部詳細図で、図3(a)は側面
図、図3(b)は図3(a)に示す矢視B−Bにおける
断面図、
【図4】図2(a)のB部詳細図で、図4(a)は側面
図、図4(b)は図4(a)に示す矢視C−Cにおける
平面図、
【図5】従来の2分割モジュール化工法を示す図で、図
5(a)は各分割モジュール組立時を示す図、図5
(b)は上段モジュール吊上げ時を示す図、図5(c)
は下段モジュール搬入および接合時を示す図、
【図6】図5の工法の組立完了時を示す図である。
【符号の説明】
1,01 基盤 2,02 ボイラ鉄骨 3,03 上段モジュール 4,04 上部管寄せ 5,05 大梁 6,06 下段モジュール 7,07 下部管寄せ 8,08 支持梁 9,09 梁 10,010 ジャッキ 11,011 レール 12,012 コロ 13,013 溶接 14,014 空間 15 中段モジュール 16 支持枠 17 支持梁 18 支持金物 19 支持ボルト 20,020 吊下型ボイラ 21 火炉壁蒸発管 22 節炭器 23 フィン 24 支持ボルト 25 長穴 26 木材 27 ゴム 28 バックステイ 29 バーチカルビーム 30 ストッパー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部管寄せが設けられた上段モジュー
    ル、火炉壁蒸発管を周囲に配置した燃焼室が設けられた
    中段モジュール、および下部管寄せが設けられた下段モ
    ジュールを接合して、吊下型ボイラを組立てる吊下型ボ
    イラ組立方法において、基盤上に立設されたボイラ鉄骨
    の内側で前記上段モジュールを組立て、吊上げる工程
    と、前記ボイラ鉄骨の外側で前記上段モジュールと並行
    して組立て、前記火炉壁蒸発管の下端部を支持金物を介
    して支持する支持梁、および外周部を支持する支持枠で
    補強された、前記中段モジュールを、吊上げた前記上段
    モジュールの下方に搬入し、前記上段モジュールの下端
    部に結合する工程と、前記ボイラ鉄骨の外側で前記上段
    モジュールと並行して組立てた前記下段モジュールを、
    前記支持梁および支持枠が除去され、前記上段モジュー
    ルと共に吊上げられた前記中段モジュールの下方に搬入
    し、前記中段モジュールの下端部に結合する工程とから
    なることを特徴とする吊下型ボイラ組立方法。
JP3484996A 1996-02-22 1996-02-22 吊下型ボイラ組立方法 Withdrawn JPH09229306A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002535587A (ja) * 1999-01-18 2002-10-22 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト 化石燃料ボイラ
CN104296122A (zh) * 2014-11-03 2015-01-21 上海锅炉厂有限公司 变截面塔式锅炉的锅炉壁支吊系统

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