JPH09228368A - 杭打機のリーダ吊上げ吊下し装置 - Google Patents

杭打機のリーダ吊上げ吊下し装置

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JPH09228368A
JPH09228368A JP5999996A JP5999996A JPH09228368A JP H09228368 A JPH09228368 A JP H09228368A JP 5999996 A JP5999996 A JP 5999996A JP 5999996 A JP5999996 A JP 5999996A JP H09228368 A JPH09228368 A JP H09228368A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】杭打機のフロントブラケットにリーダ下端を枢
着した状態で別体のクレーンによりリーダを吊上げ、吊
下すことにより、リーダを起立あるいは倒伏させる装置
において、軽量化された実用的なものを提供する。 【解決手段】リーダ2にピン孔付きブラケット12を取
付ける。クレーンのワイヤロープに接続されるリーダ吊
りロープ10の端部に、ピン孔を有する接続金具13を
設ける。接続金具13にパイロットロープ23を接続す
る。パイロットロープ23はリーダ2に取付けたガイド
輪24に掛け、地上あるいは地上付近からパイロットロ
ープ23を引くことにより、接続金具13をブラケット
12に嵌合する。接続金具13とブラケット12のピン
孔に、油圧シリンダ16等を遠隔操作することによって
ピン15を挿脱する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、杭打機の組立あるいは
分解に際してリーダを別体のクレーンを用いて起立ある
いは倒伏させるための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の杭打機においては、組立の際に、
リーダの下端をフロントブラケットにピン付けしておい
てリーダを起立させる場合、リーダの背面に設けたブラ
ケットにリーダ吊りロープを取付けておき、そのリーダ
吊りロープにクレーンのフックを掛け、そのクレーンの
作動によりリーダを杭打機本体に安定的に支持できる角
度まで起立させた後、バックステーの下端を杭打機本体
の後部に連結し、作業員がリーダに設けられている梯子
を登って前記フックとリーダ吊りロープとの接続を解
き、その後バックステーシリンダおよび杭打機本体に備
えたリーダ起伏ロープによってリーダを垂直姿勢にまで
起立させていた。また、杭打機を分解する際には、リー
ダを杭打機本体で安定的に支持できる限界傾斜角まで倒
した後、作業員が前記梯子に登って前記リーダ吊りロー
プに前記クレーンのフックを掛けると共に、バックステ
ーの下端を杭打機本体の後部の連結部から外してクレー
ンによりリーダを水平姿勢まで倒していた。
【0003】ところが、前述のようなフックとリーダ吊
りロープとの着脱作業は、作業者がリーダの背面に設け
た梯子を登って地上から高15m〜30mの高さにおい
て行う高所作業であった。
【0004】本発明者等は、このような高所作業を不要
とするため、リーダに対するクレーンのロープの着脱作
業を地上付近で能率良く行える杭打機のリーダ取付け装
置を開発し、特開平7−197460号公報として提案
した。この装置は、一端にクレーンのフックの接続部を
有し、他端に杭打機本体又はリーダに対する接続部を設
けたリーダ吊りロープと、リーダの背面部に設けられ前
記吊りロープの一端を摺動または転動自在に掛け回す支
持部材(シーブ)と、リーダ下部又は杭打機本体に設け
られ前記リーダ吊りロープの他端の接続部を着脱自在に
留めるブラケットと、前記リーダ吊りロープの両端に両
端が接続されリーダ吊りロープのブラケット接続端側を
引き降ろすパイロットロープとを備えたものであり、リ
ーダを起立させる際には、リーダ吊りロープの接続部を
クレーンのフックに掛け、フックを引上げてリーダ吊り
ロープを前記支持部材に沿って移動させることによりリ
ーダ吊りロープのフック側端部を上げると同時に他端部
を下げ、該リーダ吊りロープの下端を杭打機本体または
リーダ下部のブラケットに留めておき、リーダ吊りロー
プの上端部が前記支持部材に掛かった状態でクレーンの
作動によりリーダを起立させ、クレーンのフックを外す
際には、リーダ吊りロープの下端部とブラケットとの接
続を解き、クレーンによりフックを下げると共にパイロ
ットロープを繰出して地上付近でフックとリーダ吊りロ
ープとの接続を解く。一方 杭打機分解の際には、地上
付近においてリーダ吊りロープにフックを接続し、フッ
クを引上げてリーダ吊りロープを前記支持部材に沿って
移動させることによりリーダ吊りロープのフック側端部
を上げると同時に他端部を下げ、かつ再度リーダ吊りロ
ープの下端をブラケットに留めて吊上げ時と同じ接続状
態にしてリーダを吊下げるものであり、パイロットロー
プはリーダ吊りロープの上げ下げに使用するものであっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし前記公報に記載
の装置において、リーダ吊りロープはそれ自体でリーダ
を支持するものであり、従って該リーダ吊りロープは、
リーダの重量を支える程の大きな径のものを用いる必要
があり、しかもリーダ下部あるいは杭打機本体と上部の
支持部材の間より長い長さを有するものとなるので、重
量の大きなものとなる(例えば36mm程度の径の場
合、8kg/m程度の重量となり、30mの長さを有す
る場合には240kgにもなる)。このため、リーダ吊
りロープの操作が困難となる上、リーダ吊りロープを掛
ける支持部材として非常に大径のシーブを用いなればな
らないという問題点があった。
【0006】本発明は、上述のような問題点に鑑み、リ
ーダ吊りロープからクレーンのフックを脱着する作業が
地上付近で能率良く行えると共に、リーダ吊りロープの
長さを短くすることができ、軽量化された実用的な杭打
機のリーダ吊上げ吊下し装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、杭打
機のフロントブラケットにリーダ下端を枢着した状態で
別体のクレーンによりリーダを吊上げ、吊下すことによ
り、リーダを起立あるいは倒伏させる装置において、リ
ーダにピン孔付きブラケットを取付け、クレーンのワイ
ヤロープに接続されるリーダ吊りロープの端部に、ピン
孔を有する接続金具を設けると共に、該接続金具は前記
ブラケットに着脱自在に嵌合される構造を有し、前記リ
ーダまたはブラケットに、該ブラケットに前記接続金具
を嵌合した状態で両者のピン孔にピンを抜き差しする遠
隔操作式のピン着脱装置を取付け、前記リーダ吊りロー
プの接続金具に接続するパイロットロープを備えると共
に、リーダの前記ブラケットの上部近傍に、該パイロッ
トロープを掛けるガイド輪を回転自在に取付けてなり、
前記パイロットロープは、前記フロントブラケットから
前記ガイド輪に至る高さのほぼ2倍以上の長さを有する
と共に、該パイロットロープを前記ガイド輪に掛け、該
パイロットロープの一端を前記接続金具に接続して該パ
イロットロープの他端を引下げることにより、該接続金
具が引上げられて接続金具が前記ブラケットに嵌合され
ることを特徴とする。
【0008】請求項2の発明は、請求項1におけるリー
ダ吊りロープの巻上げ、巻下げ手段としてウインチを備
えたものである。請求項3の発明は、前記ブラケットの
下部に、前記接続金具をブラケットに嵌合する際に案内
するガイドを設けたものである。請求項4の発明は、前
記遠隔操作式のピン着脱装置が、液圧シリンダまたは電
動シリンダをアクチュエータとして備えたものでなる。
請求項5の発明は前記接続金具がリーダ吊上げ姿勢であ
る状態において接続金具とブラケットとのピン結合の解
除を禁止するロック回路を設けたものである。
【0009】
【作用】請求項1においては、リーダをクレーンにより
起立させるに当たり、クレーンのフックにリーダ吊りロ
ープの一端を掛け、リーダ吊りロープの他端の接続金具
をリーダに設けたブラケットに嵌合してピン着脱装置に
よりブラケットに接続金具をピンにより結合しておく。
この時、パイロットロープはガイド輪に掛け、一端を地
上あるいは杭打機本体上に位置させておくか、あるいは
リーダ下部もしくは杭打機本体に設けたウインチに巻い
ておく。そして、クレーンによりリーダを杭打機本体で
安定的に支持できる角度まで起立させた後、バックステ
ーの下端を杭打機本体後部に連結し、ピン着脱装置を遠
隔操作してブラケットに対する接続金具のピンによる結
合を解き、クレーンのフックを下げると、パイロットロ
ープはクレーンのロープ、フック、リーダ吊りロープの
重みによってリーダ吊りロープの接続金具側が下がり、
リーダ吊りロープに接続されたパイロットロープの他端
側を繰出すことにより、パイロットロープはガイド輪を
回しながらリーダ吊りロープとの接続端側が下がる。こ
のような作業によってフックが地上またはフロントブラ
ケット上で外すことができる所まで下がった後にリーダ
吊りロープからフックを外す。
【0010】杭打機の分解の際に、リーダを倒す場合
は、リーダを杭打機本体で安定的に支持できる限界傾斜
角まで倒した後、クレーンのフックをフロントブラケッ
トの上等、地上付近まで下げてリーダ吊りロープに接続
し、クレーンによりフックを吊上げて接続金具をパイロ
ットロープと共に引き上げると共に、パイロットロープ
の他端側を引下げることにより、接続金具をリーダ上の
ブラケットに嵌合する。そしてピン着脱装置を遠隔操作
することにより、接続金具とブラケット双方のピン孔に
ピンを挿通して接続金具をブラケットにピンにより結合
する。そしてバックステーの下端と杭打機本体との連結
を解いた後、クレーンによりリーダを倒す。
【0011】請求項2においては、請求項1におけるパ
イロットロープの繰出し、巻取りをウインチにより行
う。請求項3においては、ブラケットに接続金具の引上
げ時に接続金具をガイドするガイド部を設けたことによ
り、接続金具のブラケットへの嵌合が円滑に行われる。
請求項4においては、ピン着脱装置におけるピンの着脱
がアクチュエータにより行われるため、運転室等に備え
たスイッチ等により、アクチュエータが作動してピンの
抜き差しが行われる。請求項5においては、リーダ吊り
ロープに吊上げ力が作用する時とリーダ吊りロープを垂
らした状態とでブラケットに対する接続金具の角度(姿
勢)が変わることを利用し、前記接続金具がリーダ吊上
げ姿勢である状態において接続金具とブラケットとのピ
ン結合の解除を禁止する。
【0012】
【実施例】図1は本発明の一実施例の要部を示すリーダ
の背面図、図2は本発明の装置を備えた杭打機の側面図
である。図2に示すように、杭打機は本体1の前部のフ
ロントブラケット1Aにリ−ダ2の下部を回動自在に連
結し、該リ−ダ2の上部の取付部材22と本体1の後部
のジャッキ7との間に取付けられる左右一対のバックス
テ−3で支持してリーダ2を直立させて取付ける。該リ
−ダ2はスクリューオーガ6を回転させるオーガ装置5
やハンマ(図示せず)を昇降自在に装着するものであ
る。4はリーダ起伏ロープであり、該リーダ起伏ロープ
4は一端をリ−ダ2の略中央部に設けたブラケット2a
に連結し、他端は本体1に設けられたウィンチ20によ
り巻き取られる。
【0013】図1、図2に示すように、リーダ2の背面
(なおリーダ2は、一般に下端部の非回転部に設けられ
た回転装置により回転され、作業の進行に応じてリーダ
2の前面の作業具を変更する構成を有するので、この回
転式リーダの場合には、背面とはリーダ2起立時の背面
である)にブラケット12が溶接等により固定される。
このブラケット12は、後述のリーダ吊りロープ10を
介して前記クレーンのワイヤロープ11に設けられたフ
ック11aとリーダ2とを接続するためのもので、該リ
ーダ吊りロープ10は、一端にフック11aを接続する
(引っ掛ける)ためのリング状の接続部10bを有し、
他端に端部金具10aを有する。そして該端部金具10
aに接続金具13がピン14により回動自在に連結さ
れ、接続金具13をブラケット12にピン連結すること
でブラケット12とワイヤ吊りロープ10とを接続す
る。
【0014】ブラケット12と接続金具13とのピン連
結のための接続構造を、図3(A)の縦断面図と、図3
(A)のE−E断面図である図3(B)、図4(A)の
縦断面図、図4(A)のF−F断面図である図4
(B)、接続金具13とブラケット12との嵌合状態を
示す図5(A)の縦断面図、図5(A)のG−G断面図
である図5(B)により説明する。
【0015】該接続金具13は、その先端に両側に突出
した半径r1(図4(A)参照)の円形をなす嵌合部1
3aを有し、該嵌合部13aに前記ピン孔13bが貫通
して設けられている。前記ブラケット12は、それぞれ
リーダ2に溶接された2つの板材12aからなるもので
あり、該板材には、その対向面に、前記嵌合部13aを
嵌めるため、該嵌合部13aの半径r1より僅かに大き
い半径r2の半円形をなす嵌合部12bを有し、また、
図4(B)に示すように、該嵌合部12bの幅bは接続
金具13の嵌合部13aの幅aより僅かに大きい幅を有
する。ブラケット12の嵌合部12bの中心にピン孔1
2cを貫通して設けている。
【0016】前記ブラケット12の板材12aの対向面
には、前記嵌合部12bに連続するテーパー状の凹部か
らなるガイド部12dが形成されており、該ガイド部1
2dは、リーダ2の側面に対して垂直をなす方向につい
て、接続金具13を案内するものである。また、該板材
12aの各下端には、テーパー状に下部が拡げられたガ
イド部12eが設けられており、該ガイド部12eは接
続金具13の左右方向の位置ずれを矯正するガイド作用
をなすものである。
【0017】15は前記接続金具13とブラケット12
の双方のピン孔13b、12cに抜き差しされるピン、
16(図1参照)は該ピン15を前記ピン孔13b、1
2cに抜き差しする遠隔操作式のピン着脱装置を構成す
る油圧シリンダであり、該油圧シリンダ16は一端をリ
ーダ2に溶接したブラケット17にピン18により連結
し、他端をピン19により前記ピン15に連結して取付
けられる。21は該油圧シリンダ16に作動油を供給す
る油圧ホースであり、該油圧シリンダ16は、図10に
一例を示すように、杭打機本体1に搭載した油圧ポンプ
30からの圧油を、運転室に備えた操作スイッチ34に
より操作されるコントロール弁31により切換えて伸縮
させるものである。なお、油圧シリンダ16の代わりに
空気圧シリンダからなる他のアクチュエータあるいは電
動シリンダを用いてもよい。
【0018】23は前記接続金具13に接続されるパイ
ロットロープ、24はリーダ2における前記ブラケット
12の上部に取付けられたシーブ(ローラでもよい)か
らなるガイド輪であり、該ガイド輪24はリーダ2に溶
接したブラケット25に取付けられる。パイロットロー
プ23は地上あるいはフロントブラケット1Aにおいて
作業員が引くあるいは繰出すことにより、接続金具13
をブラケット12に嵌合あるいは下ろすためのものであ
り、このような操作を可能とするため、該パイロットロ
ープ23はフロントブラケット1Aから前記ガイド輪2
4に至る高さのほぼ2倍以上の長さを有する。
【0019】該パイロットロープ23の接続金具13の
反対側の端部は地上に垂下あるいはフロントブラケット
1Aにからげてもよいが、本実施例においては、フロン
トブラケット1Aに手回し式のウインチ26(図2参
照)を設置し、該ウインチ26に巻取る例を示してい
る。
【0020】図6は本実施例の装置を用いてリーダ2の
吊上げ吊上げを行う作業手順を示す図であり、図6
(A)に示すように、一般に杭打機のリーダ2は地上で
組立てられ、バックステー3の上端をリーダ2の取付部
材22に結合しておき、前記フロントブラケット1Aに
連結されて受台8および補助架台9の上に水平に置かれ
た状態から、図2に示す垂直状態に起こされる。該リー
ダ2が短い場合は前記ウィンチ20でリーダ起伏ロープ
4を巻き取ることにより自力でリーダ2を引き起こすこ
とが可能であるが、本発明で対象とするようにリーダ2
が長くなると水平状態から自力で引き起こすことができ
ない。このため、別体のクレーン(図示せず)によりワ
イヤロープ11を用いてリーダ2の引き起こしを行う。
【0021】このリーダ2の吊上げを行うに当たり、リ
ーダ吊りロープ10のウインチ26側を引くことによ
り、図6(A)、図3(A)、(B)に示すように接続
金具13の嵌合部13aをブラケット12に嵌合部12
bに嵌め、かつ運転室においてオペレータが操作スイッ
チ34等を操作して油圧シリンダ16を伸長させること
により、接続金具13のピン孔13bとブラケット12
のピン孔12cにピン15を挿入し、接続金具13をブ
ラケット12に連結する。そしてリーダ吊りロープ10
の接続部10bにワイヤロープ11のフック11aを掛
け、クレーンによりワイヤロープ11を介してリーダ2
を引き上げる。この場合、図6(A)の状態からクレー
ンによるリーダ2の引き起こしに合わせて前記リーダ起
伏ロープ4をウインチ20で巻き取ってゆく。
【0022】そして、図6(B)に示すように、リーダ
起伏ロープ4でリーダ2を安定して支持できる角度まで
リーダ2が起き上がった時点でクレーンによる巻き上げ
を停止し、運転室においてオペレータが操作スイッチ3
4等を操作することにより、油圧シリンダ16を収縮さ
せてピン15を接続金具13のピン孔13bから抜く。
そしてクレーンのワイヤロープ11を下げ、リーダ吊り
ロープ10を下げる。このリーダ吊りロープ10の下降
と同時にパイロットロープ23も繰出す。リーダ吊りロ
ープ10が地上付近まで下がって来たら、作業員がフロ
ントブラケット1A上に登るかあるいは地上でフック1
1aをリーダ吊りロープ10の接続部10bから外し、
図6(C)に示すように、前記バックステー3の油圧シ
リンダ3aの先端を前記リアジャッキ7の所定の位置に
固定し、該油圧シリンダ3aを縮めてリーダ2を垂直に
して補助架台9を取外す。
【0023】リーダを倒す場合は、図6(C)に示すよ
うに、リーダ2が本体側のリーダ起伏ロープ4による支
持可能な限界角度に達した後、作業員が地上またはフロ
ントブラケット1A上でクレーン11のフック11aを
リーダ吊りロープ10の接続部10bに掛け、フック1
1aを巻上げると共に、パイロットロープ23のウイン
チ26側端部を巻取る。これにより、図5(A)、
(B)に示すように、接続金具13の嵌合部13aがブ
ラケット12の嵌合部12bに嵌まる。この場合、ブラ
ケット12に設けられたガイド部12e、12dのガイ
ド作用により、接続金具13の嵌合部13aの位置およ
び向きが調整され、嵌合部13a、12bのの嵌合が円
滑に行われる。
【0024】また、本実施例においては、接続金具13
はピン14を介してリーダ吊りロープ10の端部金具1
0aに回動自在に連結されているので、接続金具13が
ブラケット12に連結される前の状態において、ガイド
輪24に拘束されたパイロットロープ23に接続金具1
3の先端が接続され、リーダ吊りロープ10がクレーン
により吊上げられており、ピン孔13bとピン14の向
きが同一であるから、自動的にピン孔13bをブラケッ
ト12のピン孔12cに合わせることができる上、接続
金具13の向きをリーダ吊りロープ10に対して任意に
変更することができ、接続金具13の向きをブラケット
12のガイド部12e、12dの向きに容易に合わせる
ことができ、接続金具13のブラケット12への嵌合が
円滑化される。
【0025】接続金具13のブラケット12への嵌合状
態において、ブラケット12のピン孔12cと接続金具
13のピン孔13bが自動的に合致する。このようなピ
ン孔12c、13bが合致した状態において、運転室に
おいてオペレータが前記操作スイッチ34等を操作して
油圧シリンダ16を伸長させてピン15をピン孔12
c、13bに挿入して接続金具13をブラケット12に
ピン15により連結する。その後、図6(B)に示すよ
うにバックステー3の下端をジャッキ7の連結部から外
し、リーダ起伏ロープ4とクレーンのワイヤロープ11
を繰出しながらリーダ2を図6(A)の状態に倒す。
【0026】このように、本実施例の装置を用いれば、
作業員がリーダに登ることなく接続金具13をブラケッ
ト12に着脱できる。また、リーダ吊りロープ10はク
レーンのワイヤロープ11のフック11aとブラケット
12との間を接続することが可能なだけの湾曲状態を実
現できる程度の長さでよく、従って該リーダ吊りロープ
10を短くすることができ(ピン14により連結される
リンクとしての接続金具13を設けることにより、接続
金具13が折り曲げ部となるので、接続金具13を回動
自在にピン付けすることにより、このリーダ吊りロープ
10を短くすることができる)、パイロットロープ23
は接続金具13をブラケット12に嵌め込む程度の張力
を与えるだけの例えば4mmあるいは6mm程度の細い
ワイヤロープですみ、ガイド輪24も少径のものです
み、軽量化された吊上げ吊下し装置が提供できる。
【0027】また、本発明においては、ピン着脱を遠隔
操作する装置として、ブラケット12またはリーダ2に
ばねおよび操作アーム付のピンを取付け、該操作アーム
にひもを接続し、地上あるいはフロントブラケット1A
からひもを引くことにより、ばねに抗してピンが引き抜
かれる構成を有する人力式の装置を構成することも可能
であるが、油圧シリンダ等のアクチュエータを用いるこ
とにより、労力が不要となり、ピン25の着脱が容易と
なる。
【0028】図7は本発明の他の実施例であり、図7
(A)は要部を示す背面図、図7(B)は(A)のH−
H断面図、図7(C)は(B)のI−I断面図、図7
(D)は(B)のJ−J断面図である。本実施例は、リ
ーダ2に溶接するブラケット12の上部に左右の板材1
2a間の隙間を塞ぐような天板12fを設け、該天板1
2fにパイロットロープ23を通すガイド孔12gを設
けたものである。本実施例によれば、リーダ吊りロープ
10の位置を厳密に合わせなくとも接続金具13をブラ
ケット12に容易に嵌め込むことができるという効果が
得られる。なお、ブラケット12の上部に設けるガイド
部としては、ガイド孔ではなく、格子により組まれたパ
イロットロープの通路や筒を用いてもよい。
【0029】図8(A)は本発明の他の実施例を示す断
面図、図8(B)は(A)のK−K断面図であり、本実
施例は、リーダ吊りロープ10の端部に直接接続金具1
3を取付けたものであり、本実施例によれば、構造が簡
略化する。
【0030】図9(A)は本発明の他の実施例を示す背
面図、図9(B)は(A)のL−L断面図であり、本実
施例は、リーダ2の背面におけるブラケット12の上部
に、パイロットロープ23を巻取るモータ28付のウイ
ンチ29を、リーダ2に溶接したブラケット27により
取付け、該ウインチ29を遠隔操作することにより、パ
イロットロープ23の繰出し、巻取りを行うようにした
ものであり、本実施例によれば、パイロットロープ23
の巻取り、繰出しのための労力が軽減されるという効果
が得られる。なお、該ウインチ29は、図2に示すよう
にフロントブラケット1A等の杭打機本体1あるいはリ
ーダ2の下部に手巻き式ウインチ26の代わりに取付け
てもよい。
【0031】前述した図10に示す油圧電気回路は、ク
レーンによるリーダ2の吊上げ、吊下しの最中における
誤操作等によるピン15のピン孔13b、12cから脱
離を禁止して安全性を高めるための回路を有する。すな
わち、コントロール弁31のシリンダ16の収縮側ソレ
ノイド31aとスイッチ34との間の操作回路にリミッ
トスイッチを挿入し、該リミットスイッチ33は、前記
接続金具13がクレーンにより吊上げられていない場合
には接続金具13により押されて閉じ、リーダ吊りロー
プ10が引き上げられられると、接続金具13がピン1
5を中心として二点鎖線に示すように回動し、これによ
りリミットスイッチ33の接点の接続金具13による拘
束が解かれ、リミットスイッチに付加したばねにより、
リミットスイッチ33の接点が開き、これにより操作ス
イッチ34をソレノイド31a側に操作しても、バッテ
リー35からソレノイド31aに至る回路が遮断される
ように構成されたものである。これにより、クレーンに
よる吊上げ、吊下し中において、何らかの理由で操作ス
イッチ34がピン15を抜く方向に操作されても、ピン
15が抜けることはない。
【0032】
【発明の効果】請求項1によれば、地上等でパイロット
ロープを引くことによってリーダのブラケットとリーダ
吊りロープの接続金具とを嵌合することができ、また、
遠隔操作によって接続金具とブラケットのピンによる着
脱が行えるようにしたので、作業員がリーダに登ること
なく接続金具をブラケットに着脱でき、能率良くリーダ
吊りロープの着脱が行える。また、リーダ吊りロープは
クレーンのワイヤロープのフックとリーダに設けたブラ
ケットとの間を接続することが可能なだけの湾曲状態を
実現できる程度の長さでよく、従って該リーダ吊りロー
プを短くすることができ、パイロットロープは接続金具
をブラケットに嵌め込む程度の張力を与えるだけの細い
ワイヤロープですみ、ガイド輪も少径のものですみ、軽
量化された吊上げ吊下し装置が提供できる。
【0033】請求項2によれば、パイロットロープの巻
取り繰出しする手段としてウインチを備えたので、パイ
ロットロープの操作に労力がいらず、操作が容易とな
る。
【0034】請求項3によれば、前記ブラケットの下部
に、前記接続金具をブラケットに嵌合する際に案内する
ガイド部を設けたので、ブラケットへの接続金具の嵌合
が容易となり、接続金具のブラケットへの嵌合が円滑化
される。
【0035】請求項4によれば、遠隔操作式のピン着脱
装置が、液圧シリンダまたは電動シリンダをアクチュエ
ータとして備えたものでなるため、ピンの着脱に労力が
不要となり、操作が容易となる。
【0036】請求項5によれば、前記接続金具がリーダ
吊上げ姿勢である状態において接続金具とブラケットと
のピン結合の解除を禁止するロック回路を設けたので、
安全性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すリーダの背面図であ
る。
【図2】本発明の実施例の装置を備えた杭打機の側面図
である。
【図3】(A)は本実施例においてリーダが水平である
状態を示す縦断面図、(B)は(A)のE−E断面図で
ある。
【図4】(A)は本実施例においてリーダが傾斜した状
態において、接続金具とブラケットとが外れている状態
を示す縦断面図、(B)は(A)のF−F断面図であ
る。
【図5】(A)は本実施例において接続金具とブラケッ
トとが嵌合された状態を示す縦断面図、(B)は(A)
のG−G断面図である。
【図6】(A)〜(C)は本実施例のリーダの組立手順
を示す図である。
【図7】(A)は本発明の他の実施例を示すリーダの背
面図、(B)は(A)のH−H断面図、(C)は(B)
のI−I断面図、(D)は(B)のJ−J断面図であ
る。
【図8】(A)は本発明の他の実施例を示す縦断面図、
(B)は(A)のK−K断面図である。
【図9】(A)は本発明の他の実施例を示すリーダの背
面図、(B)は(A)のL−L断面図である。
【図10】本発明におけるピン着脱用油圧シリンダの油
圧電気回路図である。
【符号の説明】
1:杭打機本体、1A:フロントブラケット、2:リー
ダ、3:バックステー、4:リーダ起伏ロープ、5:オ
ーガ装置、6スクリューオーガ、7:ジャッキ、10:
リーダ吊りロープ、11:ワイヤロープ、11a:フッ
ク、12:ブラケット、12b:嵌合部、12c:ピン
孔、12d、12e:ガイド部、12g:ガイド孔、1
3:接続金具、13a:嵌合部、13b:ピン孔、1
4、15:ピン、16:油圧シリンダ、23:パイロッ
トロープ、24:ガイド輪、26、29:ウインチ、2
8:モータ、30:油圧ポンプ、31:コントロール
弁、33:リミットスイッチ、34:操作スイッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】杭打機のフロントブラケットにリーダ下端
    を枢着した状態で別体のクレーンによりリーダを吊上
    げ、吊下すことにより、リーダを起立あるいは倒伏させ
    る装置において、 リーダにピン孔付きブラケットを取付け、 クレーンのワイヤロープに接続されるリーダ吊りロープ
    の端部に、ピン孔を有する接続金具を設けると共に、該
    接続金具は前記ブラケットに着脱自在に嵌合される構造
    を有し、 前記リーダまたはブラケットに、該ブラケットに前記接
    続金具を嵌合した状態で両者のピン孔にピンを抜き差し
    する遠隔操作式のピン着脱装置を取付け、 前記リーダ吊りロープの接続金具に接続するパイロット
    ロープを備えると共に、リーダの前記ブラケットの上部
    近傍に、該パイロットロープを掛けるガイド輪を回転自
    在に取付けてなり、 前記パイロットロープは、前記フロントブラケットから
    前記ガイド輪に至る高さのほぼ2倍以上の長さを有する
    と共に、該パイロットロープを前記ガイド輪に掛け、該
    パイロットロープの一端を前記接続金具に接続して該パ
    イロットロープの他端を引下げることにより、該接続金
    具が引上げられて接続金具が前記ブラケットに嵌合され
    ることを特徴とする杭打機のリーダ吊上げ吊下し装置。
  2. 【請求項2】杭打機のフロントブラケットにリーダ下端
    を枢着した状態で別体のクレーンによりリーダを吊上
    げ、吊下すことにより、リーダを起立あるいは倒伏させ
    る装置において、 リーダにピン孔付きブラケットを取付け、 クレーンのワイヤロープに接続されるリーダ吊りロープ
    の端部に、ピン孔を有する接続金具を設けると共に、該
    接続金具は前記ブラケットに着脱自在に嵌合される構造
    を有し、 前記リーダまたはブラケットに、該ブラケットに前記接
    続金具を嵌合した状態で両者のピン孔にピンを抜き差し
    する遠隔操作式のピン着脱装置を取付け、 前記リーダ吊りロープの接続金具に接続するパイロット
    ロープを備え、 該パイロットロープを引上げるウインチを前記リーダま
    たは杭打機本体に設置し、 前記パイロットロープの一端を前記接続金具に接続して
    パイロットロープの他端を前記ウインチによって巻取る
    ことにより、該接続金具が引上げられて接続金具が前記
    ブラケットに嵌合されることを特徴とする杭打機のリー
    ダ吊上げ吊下し装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、 前記ブラケットの下部に、前記接続金具をブラケットに
    嵌合する際に案内するガイド部を設けたことを特徴とす
    る杭打機のリーダ吊上げ吊下し装置。
  4. 【請求項4】請求項1から3までのいずれかにおいて、 前記遠隔操作式のピン着脱装置が、液圧シリンダまたは
    電動シリンダをアクチュエータとして備えたものでなる
    ことを特徴とする杭打機のリーダ吊上げ吊下し装置。
  5. 【請求項5】請求項1から4までのいずれかにおいて、 前記接続金具がリーダ吊上げ姿勢である状態において接
    続金具とブラケットとのピン結合の解除を禁止するロッ
    ク回路を設けたことを特徴とする杭打機のリーダ吊上げ
    吊下し装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007217953A (ja) * 2006-02-16 2007-08-30 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd 杭打機のリーダ吊り具及びリーダ吊り方法
JP2015094188A (ja) * 2013-11-14 2015-05-18 日本車輌製造株式会社 杭打機

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JP2007217953A (ja) * 2006-02-16 2007-08-30 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd 杭打機のリーダ吊り具及びリーダ吊り方法
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