JPH09228325A - 視線誘導標 - Google Patents

視線誘導標

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JPH09228325A
JPH09228325A JP8036962A JP3696296A JPH09228325A JP H09228325 A JPH09228325 A JP H09228325A JP 8036962 A JP8036962 A JP 8036962A JP 3696296 A JP3696296 A JP 3696296A JP H09228325 A JPH09228325 A JP H09228325A
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JP8036962A
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Ryuji Imazu
隆二 今津
Keisuke Muta
圭助 牟田
Masaya Yuasa
雅也 湯浅
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Sekisui Jushi Corp
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Sekisui Jushi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】雪の付着による反射性能の低下を防止した視線
誘導標を提供する。 【解決手段】枠体2と、該枠体2に取付けられた反射板
3とからなる視線誘導標において、反射板3の反射面2
1を垂直面に対して斜め下向きに傾斜させることによ
り、反射面21に雪が付着しにくく、また付着しても効
果的に滑り落ちるようにする。また反射面21は、外形
を楕円形とし、正面から見てほぼ真円形に見えるように
することにより、斜め下向きに傾斜されていても、従来
の視線誘導標と較べて違和感がないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に道路側縁や中
央分離帯に設置される視線誘導標に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、夜間のドライバーに対して安全
な走行を促すために、道路側縁や中央分離帯には道路の
線形や中央線等を標示する視線誘導標が設置されてい
る。この視線誘導標は、一般には枠体の前面開口部に反
射板が挿着されたものであって、通常枠体の下部がガー
ドレール等に取付けられた支柱の上端に嵌着されて取付
けられるようになされている。そして前記反射板は、一
般には裏面にプリズム加工がなされた透光性合成樹脂か
ら形成され、この反射板に車両のヘッドライト等の光が
入射されると、前記プリズムにより再帰反射されて光源
方向に放出され、この反射光がドライバーに視認される
ようになされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の反
射板は、前記の如く車両のヘッドライト等の光が入射さ
れることにより視認されるようになされているが、降雪
時には反射板の反射面に雪が付着し、反射性能が低下し
て視線誘導標としての機能を果たさなくなることがあっ
た。
【0004】かかる問題に対処するために、例えば実公
昭52−26865号公報には、反射板の中央部に設け
られた支軸に回転羽根を回転自在に軸着し、風力により
この回転羽根を回転させることにより、回転羽根に取付
けられた払拭子を反射板の表面に摺接させ、よって反射
板の表面を払拭するようになされた視線誘導標が提案さ
れている。また実公昭61−33052号公報には、反
射板と枠体からなる標識部の表面全体がフッ素樹脂で被
覆された視線誘導標も提案されている。
【0005】しかしながら風力により反射板の表面を払
拭する前者の視線誘導標にあっては、風が吹かないとき
に降った雪は払拭することができず、またフッ素樹脂で
被覆した後者の視線誘導標にあっては、被覆したフッ素
樹脂が非粘着性に優れているため、一見雪が付着しにく
いようであるが、雪はもともと序々に付着するものであ
り、このように序々に付着する雪に対しては差ほど効果
は期待できないものである。また度々反射板等の表面を
拭っていると、フッ素樹脂が剥がれて性能が低下する問
題もあった。
【0006】そこで本発明は、上記の如き問題を解消
し、雪の付着による反射性能の低下を防止した視線誘導
標を提供せんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次のような構成としている。すなわちこの
発明に係る視線誘導標は、枠体と、該枠体に取付けられ
た反射板とからなる視線誘導標であって、前記反射板の
反射面は外形が楕円形となされ、該反射面が垂直面に対
して斜め下向きに傾斜され、正面から見てこの反射面が
ほぼ真円形に見えるようになされたことを特徴とするも
のである。
【0008】本発明によれば、反射板の反射面が垂直面
に対して斜め下向きに傾斜されているので、反射面に雪
が付着しにくく、また付着しても効果的に滑り落ちる。
しかも反射面は、外形が楕円形となされて正面から見て
ほぼ真円形に見えるようになされているので、斜め下向
きに傾斜されていても、従来の視線誘導標と較べて違和
感がない。
【0009】前記反射面の傾斜角は、特に限定されるも
のではないが、正面から見た反射面の視認性と、雪の付
着を防止することとを総合勘案すると、垂直面に対して
15°〜60°の角度で斜め下向きに傾斜されているの
が好ましく、特に20°〜40°の範囲が好適である。
【0010】また枠体の上部が、片流れ状に傾斜されて
いると、枠体の上部に雪が積もりにくく、流れ落ちるの
で好ましい。この片流れ状の傾斜角度は、急な程雪が積
もりにくいが、通常は15°以上90°未満の傾斜角度
であればよい。前記片流れ状の傾斜は前後方向に傾斜さ
れていてもよいし、左右方向に傾斜されていてもよい。
【0011】なお前記反射板は、一般には透光性に優れ
たポリメチルメタアクリル、メタクリル樹脂、ポリカー
ボネート、ポリスチレン、アクリル樹脂等の透光性合成
樹脂を射出成型等により成型することにより得られるも
のであり、そして前面より入射した光を光源方向に再帰
反射させるように裏面にはプリズム加工等がなされてい
る。
【0012】枠体は、一般にはアルミニウム合金や鋼等
の金属、ポリエチレンやABS樹脂、FRP、ポリカー
ボネート、AAS等の合成樹脂を成型して得られるもの
であり、特にポリカーボネートから形成されていると、
雪が付着しても剥がれやすくなるので好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照し、具体的に説明する。まず図1は本発明
の実施の一形態を示す正面図、図2はその断面図であっ
て、支柱1の上部に嵌着された枠体2の前面に反射板3
が取付けられ、前記枠体2はその上部が前部より後部に
かけて片流れ状の傾斜面21となされている。また反射
板3の反射面31は、外形が縦方向に長い楕円形となさ
れ、該反射面31が垂直面に対して斜め下向きに傾斜さ
れ、反射面31の位置する高さで、この反射面31を正
面から水平に見ると、図1の如くほぼ真円形に見えるよ
うになされている。
【0014】次に図3は本発明の実施の他の形態を示す
正面図、図4はその断面図であっで、図1〜2の実施例
に較べて、枠体2の上部は、反射板3の背面部分である
前部に急な片流れ状の傾斜面22が形成され、後部にや
や緩やかな片流れ状の傾斜面23が形成されている点で
異なるのみで、他は同様である。かかる枠体2では、特
に反射板3の背面部分に雪が積もらないようにすること
ができる。
【0015】さらに図5は本発明の実施のさらに他の形
態を示す側面図、図6はその断面図であり、この形態は
対向車線等に取付けられ、反対方向から走行してくる車
両に対して、それぞれ視線誘導を行うことのできるもの
であって、枠体2の左右に反射板3が取付けられ、両反
射板3は、図1〜4に示された反射板3の如く、反射面
31は、それぞれ外形が楕円形となされ、該反射面31
が垂直面に対して斜め下向きに傾斜され、それぞれ反射
面31の位置する高さで、この反射面31を正面から水
平に見ると、ほぼ真円形に見えるようになされている。
また枠体2の上部には左右に傾斜する片流れ状の傾斜面
24が形成されている。
【0016】さらに図7は本発明の実施のさらに他の形
態を示す背面図であり、図1〜2の実施例に較べて、枠
体2の上部に、左右方向に傾斜する片流れ状の傾斜面2
5が形成されている点で異なるのみで、他は同様であ
る。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、反射板の反射面が垂直
面に対して斜め下向きに傾斜されているので、反射面に
雪が付着しにくく、また付着しても効果的に滑り落ち
る。しかも反射面は、外形が楕円形となされて正面から
見てほぼ真円形に見えるようになされているので、斜め
下向きに傾斜されていても、従来の視線誘導標と較べて
違和感がない。また枠体の上部が、片流れ状に傾斜され
た本発明によれば、枠体の上部に雪が積もりにくく、流
れ落ちるので好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す正面図である。
【図2】図1の断面図である。
【図3】本発明の実施の他の形態を示す正面図である。
【図4】図3の断面図である。
【図5】本発明の実施のさらに他の形態を示す側面図で
ある。
【図6】図5の断面図である。
【図7】本発明の実施のさらに他の形態を示す背面図で
ある。
【符号の説明】
1 支柱 2 枠体 21〜25 傾斜面 3 反射板 31 反射面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠体と、該枠体に取付けられた反射板と
    からなる視線誘導標であって、前記反射板の反射面は外
    形が楕円形となされ、該反射面が垂直面に対して斜め下
    向きに傾斜され、正面から見てこの反射面がほぼ真円形
    に見えるようになされたことを特徴とする視線誘導標。
  2. 【請求項2】 反射板の反射面が、垂直面に対して15
    °〜60°の角度で斜め下向きに傾斜されていることを
    特徴とする請求項1記載の視線誘導標。
  3. 【請求項3】 枠体の上部が、片流れ状に傾斜されてい
    ることを特徴とする請求項1または2記載の視線誘導
    標。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007048260A (ja) * 2005-07-15 2007-02-22 Koito Ind Ltd 交通信号灯器
JP2008190269A (ja) * 2007-02-07 2008-08-21 Sekisui Jushi Co Ltd 視線誘導標及び視線誘導標取付金具
JP2012084169A (ja) * 2005-07-15 2012-04-26 Koito Electric Industries Ltd 交通信号灯器

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JP4705054B2 (ja) * 2007-02-07 2011-06-22 積水樹脂株式会社 視線誘導標及び視線誘導標取付金具

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