JP3157222U - 防塵視線誘導標識 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品数が少なく、低コストで製作出来ると共に、車輛衝突によっても破損し難く、見落とす危険性が少ない防塵視線誘導標識を提供することである。【解決手段】路面に固定される台座と、前記台座の上面側中央部に垂直に設けられた弾性材製の筒状のポール本体と、前記ポール本体に取り付けた反射体とよりなる視線誘導標において、前記反射体表面を暖簾状に覆う払拭部材を配置した防塵機能を備えたことを特徴としている。【選択図】図1

Description

本考案は、防塵視線誘導標識に関する。
また、本考案は、高速道路や一般道の中央分離帯及び路肩に設置され、路端の位置やカーブなどの道路線形を明示する防塵視線誘導標識に関する。
更に、本考案は、路端の位置やカーブなどの道路線形を明確に示し運転者に対して効果的な視線誘導を行なうため、道路の路肩や中央分離帯などに設ける防塵視線誘導標識に関する。
従来、この種の防塵視線誘導標識は、適宜のポールなどへの取り付け部を有する本体部に光線を反射する反射体が設けられ、この反射体が自然光や車両のヘッドライトなどを反射してその位置を示すことにより、夜間や降雨あるいは濃霧などの見通しの悪い場合等でも、安全に視線の誘導を行なうものである。
しかし、幹線道路など交通量の多い場所やトンネル内など砂塵の多い場所にあっては、反射体の表面に土砂や塵埃、油脂類などが付着しやすく反射体の光線反射率がすぐに低下するという問題があった。
このため、図4に示す様な、ポール本体200の上端部において、反射体300の前面に回転軸301を突設し、反射体300の表面に当接するプロペラ302を取り付け、このプロペラ302を反射体300の表面に沿って回転させるようにした防塵視線誘導標識が提案された。
そして、このプロペラ302が、車両の走行時に起こる風や自然風によって回転し、その回転の際に、このプロペラ302が反射体300の表面をこすり、付着した土砂や塵埃などを除去するようになっている。
しかし、このような防塵視線誘導標識にあっては、本体部およびプロペラ302の回転軸受け部が、金属など耐衝撃性および耐磨耗性の高い剛体によって形成されているので、車両などの衝突接触によって反対に車両を傷つけることがある。
また、その際には、破損した防塵視線誘導標識が後続車両や歩行者の通行の妨げとなるおそれもあった。
そこで、円形反射体を支持するホルダをバンド部材にてポールに固定する防塵視線誘導標識が提案された。(特許文献1)
しかし、この種の防塵視線誘導標識は、バンド部材により固定するため、ホルダの取り付け位置は自由に決められるが、バンドが自然と緩んだり、車両との衝突により位置がずれたりする恐れがあるばかりでなく、円形反射体を防塵するために、反射体の中心に回転軸を設け、反射体の表面に沿って回転させるようにプロペラを取り付けた構造であるため、プロペラや回転受け部等により、反射体が約10%隠れるため、反射効率が悪くなってしまう問題を惹起した。
また、この種の防塵視線誘導標識は、部品数が多くなるため、コスト高になると共に、車輛衝突により破損しやすい問題を招来した。
更に、円形反射体を支持するホルダとポールとを合成樹脂によって一体成型する防塵視線誘導標識が提案されたが、一体成型する場合の金型代が嵩んでしまう点、及びホルダの位置が固定してしまう問題を惹起した。(特許文献2)
実用新案登録第3002296号報 特許第2872928号報
本考案は、このような課題に鑑みてなされたものであり、部品数が少なく、低コスト
で製作出来ると共に、車輛衝突によっても破損し難く、見落とす危険性が少ない防塵視線誘導標識を提供することである。
本考案の防塵視線誘導標識は、路面に固定される台座と、前記台座の上面側中央部に垂直に設けられた弾性材製の筒状のポール本体と、前記ポール本体に取り付けた反射体とよりなる視線誘導標において、前記反射体表面を暖簾状に覆う払拭部材を配置した防塵機能を備えたことを特徴としている。
本考案は、以下に記載されるような効果を奏する。
請求項1記載の考案の防塵視線誘導標識によれば、部品数が少なく、低コストで製作出来ると共に、車輛衝突によっても破損し難く、見落とす危険性が少ない。
また、請求項2記載の考案の防塵視線誘導標識によれば、反射体が払拭部材により隠されることが無い為、反射体の反射効率が良い。
更に、請求項3記載の考案の防塵視線誘導標識によれば、特定方向に対する反射性能を高めることが出来る。
更に、請求項4記載の考案の防塵視線誘導標識によれば、反射体の表面に付着した汚れを、雨水等により自浄することが出来る。
また、請求項5記載の考案の防塵視線誘導標識によれば、払拭部の表面に付着した汚れを、雨水等により自浄することが出来る為、払拭部の透明性を長期に渡って維持することが出来る。
また、請求項6記載の考案の防塵視線誘導標識によれば、ポール自体の耐久性能を向上することが出来る。
また、請求項7記載の考案の防塵視線誘導標識によれば、ポールに特別の形状を施すことなく、ポールの任意の位置に反射体及び払拭部材を簡単かつ確実に取り付ける事が出来る。
また、請求項8記載の考案の防塵視線誘導標識によれば、払拭部材が反射体に付着し難い為、防塵効果を長期に維持できる。
また、請求項9記載の考案の防塵視線誘導標識によれば、車輛衝突によっても破損し難い。
また、請求項10記載の考案の防塵視線誘導標識によれば、広い角度から反射体の確認が容易に行える。
また、請求項11記載の考案の防塵視線誘導標識によれば、表裏両面から反射体の確認が容易に行える。
本考案に係る防塵視線誘導標識の正面図である。 図1の側面図である。 図2のA−A断面図である。 本考案に係る他の防塵視線誘導標識の正面図である。 従来技術に係る防塵視線誘導標識の正面図である。
以下、本考案を実施するための形態について図1乃至図3に基づき説明する。
本考案に係る防塵視線誘導標識は、路面Gに固定される台座1と、この台座1の上面側中央部に垂直に設けられたウレタン樹脂材製の筒状のポール本体2と、このポール本体2に取り付けた反射体3とより構成されている。
そして、この反射体3の表面には、反射体3を暖簾状に覆う払拭部材4が配置されている。
払拭部材4としては、揺動が可能であれば特に限定されるものではないが、硬度が高いものはポール本体2や反射体3を傷つけたり摩耗させたりする恐れがあることから、ポール本体2や反射体3と同程度か又は低い硬度のもので、且つ耐摩耗性の高い可とう性の合成樹脂材料や布状体材料が好適である。
可とう性の合成樹脂材料としては、軟質の合成樹脂材料が好適であるが、更に弾性変形領域の大きい弾性合成樹脂材料が好ましく、かかる弾性合成樹脂材料としては、例えばポリウレタン系樹脂や、天然ゴムやブタジエンスチレンゴム、ネオプレン、ブタジエンアクリロニトリルゴム、クロロプレン重合体、ポリイソブチレン樹脂、軟質塩化ビニル樹脂、スチレン−ブタジエン系やポリオレフィン系、ポリエステル系、ポリ塩化ビニル系、ポリウレタン系、ポリアミド系等のエラストマーなどの各種合成ゴムや合成樹脂等からなる弾性材であり、また布状体としては、ポリエステル系の合成樹脂を用いて形成した不織布等のポリエステル系樹脂繊維や、アクリル樹脂繊維を織物とした可とう性で且つ引張強度が極めて高いもの等や、繊維を織物とした布状体に合成樹脂を被覆したものなども好適に用いることができる。
これらの材料の中でも、透明な性質を備えた、軟質塩化ビニル樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂が特に好ましい。
また、反射体3は、本体部分がポリウレタン系樹脂により形成された円形で平板形状を呈しており、反射体3の本体部分表面には、金属箔や、蛍光塗料などを塗布することによって適宜の光を反射出来る機能を備えており、その色彩は、白色あるいは橙色である。
更に、反射体3及び払拭部材4の表面には、光触媒フィルム層が形成されている。
このことにより、反射体3及び払拭部材4の表面に付着した汚れを、雨水等により自浄することが出来る為、払拭部材4の透明性及び反射体3の表面のクリーン性を長期に渡って維持することが出来る。
また、ポール本体2の内周面側には、同心的に補強部材21が配置されている。
このことにより、ポール本体2の機械的強度を増し、ポール自体の耐久性能を向上することが出来る。また、以下に述べる、反射体3及び払拭部材4をポール本体2側に強固に固定保持できる効果も期待できる。
図3に示す様に、反射体3及び払拭部材4のポール本体2側への固定は、任意の位置でポール本体2及び補強部材21を貫通する棒状部材22にボルト23をねじ込むことによ
り行われる。
より具体的には、払拭部材4は、ボルト23によりポール本体2側に保持された保持板24の表面に、その一端側固定部41(図上上方)が固着され、暖簾状部分42が反射体3の表面を覆う態様となっている。
そして、この暖簾状部分42と反射体3表面との間には、1mm程度の僅かの隙間が存在する様に設計されている。
このことにより、払拭部材4が反射体3に付着し難い為、防塵効果を長期に維持できる。
更に、このポール本体2の外周面には、再帰反射テープ5が巻かれている。
また、ポール本体2の材料としては、熱可塑性ポリウレタンや軟質ポリオレフィン、エラストマー等が適宜選択して用いられるが、特に熱可塑性ポリウレタンが好ましい。
ついで、図4に基づき本考案に係る他の防塵視線誘導標識について説明する。
先に述べた防塵視線誘導標識と相違する点は、反射体3及び払拭部材4が、ポール本体2の上下に2段設けられている点である。
このことにより、広い角度から反射体の確認が容易に行える。
また、反射体3及び払拭部材4を、ポール本体2の表裏両面に設ける態様とすることも出来る。
このことにより、表裏両面から反射体の確認が容易に行える。
また、本考案は上述の発明を実施するための最良の形態に限らず本考案の要旨を逸脱することなくその他種々の構成を採り得ることはもちろんである。
1 台座
2 ポール本体
3 反射体
4 払拭部材
5 再帰反射テープ
21 補強部材
22 棒状部材
23 ボルト
24 保持板

Claims (11)

  1. 路面(G)に固定される台座(1)と、前記台座(1)の上面側中央部に垂直に設けられた弾性材製の筒状のポール本体(2)と、前記ポール本体(2)に取り付けた反射体(3)とよりなる視線誘導標において、前記反射体(3)表面を暖簾状に覆う払拭部材(4)を配置したことを特徴とする防塵機能を備えた防塵視線誘導標識。
  2. 前記払拭部材(4)が透明な材質であることを特徴とする請求項1記載の防塵視線誘導標識。
  3. 前記反射体(3)が円形で平板形状であることを特徴とする請求項1または2記載の防塵視線誘導標識。
  4. 前記反射体(3)の表面に光触媒フィルム層が形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の防塵視線誘導標識。
  5. 前記払拭部材(4)の表面に光触媒フィルム層が形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の防塵視線誘導標識。
  6. 前記ポール本体(2)の内周面側に、同心的に補強部材(21)が配置されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の防塵視線誘導標識。
  7. 前記反射体(3)及び前記払拭部材(4)が、前記ポール本体(2)及び前記補強部材(21)を貫通する如くに固定保持された棒状部材(22)に、支持されていることを特徴とする請求項6記載の防塵視線誘導標識。
  8. 前記反射体(3)表面と前記払拭部材(4)との間に僅かの隙間が存在する様に設計されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の防塵視線誘導標識。
  9. 前記反射体(3)及び前記払拭部材(4)が、共にウレタン樹脂材製であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の防塵視線誘導標識。
  10. 前記反射体(3)及び前記払拭部材(4)が、前記ポール本体(2)の上下に2段設けられていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の防塵視線誘導標識。
  11. 前記反射体(3)及び前記払拭部材(4)が、前記ポール本体(2)の表裏両面に設けられていることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の防塵視線誘導標識。
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