JP3592427B2 - 視線誘導標 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に道路側縁や中央分離帯に設置される視線誘導標に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、夜間のドライバーに対して安全な走行を促すために、道路側縁や中央分離帯には道路の線形や中央線等を標示する視線誘導標が設置されている。この視線誘導標は、一般には枠体の前面開口部に反射板が挿着されたものであって、通常枠体の下部がガードレール等に取付けられた支柱の上端に嵌着されて取付けられるようになされている。そして前記反射板は、一般には裏面にプリズム加工がなされた透光性合成樹脂から形成され、この反射板に車両のヘッドライト等の光が入射されると、前記プリズムにより再帰反射されて光源方向に放出され、この反射光がドライバーに視認されるようになされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら従来の反射板は、前記の如く車両のヘッドライト等の光が入射されることにより視認されるようになされているが、降雪時には反射板の反射面に雪が付着し、反射性能が低下して視線誘導標としての機能を果たさなくなることがあった。
【0004】
かかる問題に対処するために、例えば実公昭52−26865号公報には、反射板の中央部に設けられた支軸に回転羽根を回転自在に軸着し、風力によりこの回転羽根を回転させることにより、回転羽根に取付けられた払拭子を反射板の表面に摺接させ、よって反射板の表面を払拭するようになされた視線誘導標が提案されている。また実公昭61−33052号公報には、反射板と枠体からなる標識部の表面全体がフッ素樹脂で被覆された視線誘導標も提案されている。
【0005】
しかしながら風力により反射板の表面を払拭する前者の視線誘導標にあっては、風が吹かないときに降った雪は払拭することができず、またフッ素樹脂で被覆した後者の視線誘導標にあっては、被覆したフッ素樹脂が非粘着性に優れているため、一見雪が付着しにくいようであるが、雪はもともと序々に付着するものであり、このように序々に付着する雪に対しては差ほど効果は期待できないものである。また度々反射板等の表面を拭っていると、フッ素樹脂が剥がれて性能が低下する問題もあった。
【0006】
そこで本発明は、上記の如き問題を解消し、雪の付着による反射性能の低下を防止した視線誘導標を提供せんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は次のような構成としている。
すなわちこの発明に係る視線誘導標は、支柱の上部に嵌着される枠体と、該枠体に取付けられた反射板とからなり、前記反射板の反射面は外形が楕円形となされ、該反射面が垂直面に対して斜め下向きに傾斜され、正面から見てこの反射面がほぼ真円形に見えるようになされ、枠体の上部には、反射面の向きに対して、左右方向に傾斜する片流れ状の傾斜面が形成されていることを特徴とするものである。
【0008】
本発明によれば、反射板の反射面が垂直面に対して斜め下向きに傾斜されているので、反射面に雪が付着しにくく、また付着しても効果的に滑り落ちる。しかも反射面は、外形が楕円形となされて正面から見てほぼ真円形に見えるようになされているので、斜め下向きに傾斜されていても、従来の視線誘導標と較べて違和感がない。
【0009】
前記反射面の傾斜角は、特に限定されるものではないが、正面から見た反射面の視認性と、雪の付着を防止することとを総合勘案すると、垂直面に対して15°〜60°の角度で斜め下向きに傾斜されているのが好ましく、特に20°〜40°の範囲が好適である。
【0010】
また枠体の上部が、片流れ状に傾斜されていると、枠体の上部に雪が積もりにくく、流れ落ちるので好ましい。この片流れ状の傾斜角度は、急な程雪が積もりにくいが、通常は15°以上90°未満の傾斜角度であればよい。前記片流れ状の傾斜は前後方向に傾斜されていてもよいし、左右方向に傾斜されていてもよい。
【0011】
なお前記反射板は、一般には透光性に優れたポリメチルメタアクリル、メタクリル樹脂、ポリカーボネート、ポリスチレン、アクリル樹脂等の透光性合成樹脂を射出成型等により成型することにより得られるものであり、そして前面より入射した光を光源方向に再帰反射させるように裏面にはプリズム加工等がなされている。
【0012】
枠体は、一般にはアルミニウム合金や鋼等の金属、ポリエチレンやABS樹脂、FRP、ポリカーボネート、AAS等の合成樹脂を成型して得られるものであり、特にポリカーボネートから形成されていると、雪が付着しても剥がれやすくなるので好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照し、具体的に説明する。
まず図1は本発明の実施の一形態を示す正面図、図2はその断面図であって、支柱1の上部に嵌着された枠体2の前面に反射板3が取付けられ、前記枠体2はその上部が前部より後部にかけて片流れ状の傾斜面21となされている。また反射板3の反射面31は、外形が縦方向に長い楕円形となされ、該反射面31が垂直面に対して斜め下向きに傾斜され、反射面31の位置する高さで、この反射面31を正面から水平に見ると、図1の如くほぼ真円形に見えるようになされている。
【0014】
次に図3は本発明の実施の他の形態を示す正面図、図4はその断面図であっで、図1〜2の実施例に較べて、枠体2の上部は、反射板3の背面部分である前部に急な片流れ状の傾斜面22が形成され、後部にやや緩やかな片流れ状の傾斜面23が形成されている点で異なるのみで、他は同様である。かかる枠体2では、特に反射板3の背面部分に雪が積もらないようにすることができる。
【0015】
さらに図5は本発明の実施のさらに他の形態を示す側面図、図6はその断面図であり、この形態は対向車線等に取付けられ、反対方向から走行してくる車両に対して、それぞれ視線誘導を行うことのできるものであって、枠体2の左右に反射板3が取付けられ、両反射板3は、図1〜4に示された反射板3の如く、反射面31は、それぞれ外形が楕円形となされ、該反射面31が垂直面に対して斜め下向きに傾斜され、それぞれ反射面31の位置する高さで、この反射面31を正面から水平に見ると、ほぼ真円形に見えるようになされている。また枠体2の上部には左右に傾斜する片流れ状の傾斜面24が形成されている。
【0016】
さらに図7は本発明の実施のさらに他の形態を示す背面図であり、図1〜2の実施例に較べて、枠体2の上部に、左右方向に傾斜する片流れ状の傾斜面25が形成されている点で異なるのみで、他は同様である。
【0017】
【発明の効果】
本発明によれば、反射板の反射面が垂直面に対して斜め下向きに傾斜されているので、反射面に雪が付着しにくく、また付着しても効果的に滑り落ちる。しかも反射面は、外形が楕円形となされて正面から見てほぼ真円形に見えるようになされているので、斜め下向きに傾斜されていても、従来の視線誘導標と較べて違和感がない。また枠体の上部が、片流れ状に傾斜された本発明によれば、枠体の上部に雪が積もりにくく、流れ落ちるので好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す正面図である。
【図2】図1の断面図である。
【図3】本発明の実施の他の形態を示す正面図である。
【図4】図3の断面図である。
【図5】本発明の実施のさらに他の形態を示す側面図である。
【図6】図5の断面図である。
【図7】本発明の実施のさらに他の形態を示す背面図である。
【符号の説明】
1 支柱
2 枠体
21〜25 傾斜面
3 反射板
31 反射面

Claims (2)

  1. 支柱の上部に嵌着される枠体と、該枠体に取付けられた反射板とからなり、前記反射板の反射面は外形が楕円形となされ、該反射面が垂直面に対して斜め下向きに傾斜され、正面から見てこの反射面がほぼ真円形に見えるようになされ、枠体の上部には、反射面の向きに対して、左右方向に傾斜する片流れ状の傾斜面が形成されていることを特徴とする視線誘導標。
  2. 反射板の反射面が、垂直面に対して15°〜60°の角度で斜め下向きに傾斜されていることを特徴とする請求項1記載の視線誘導標。
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