JPH09227665A - 耐熱性不飽和ポリエステル樹脂組成物、耐熱性繊維強化型複合材料およびこれらを含有する耐熱性成形品 - Google Patents

耐熱性不飽和ポリエステル樹脂組成物、耐熱性繊維強化型複合材料およびこれらを含有する耐熱性成形品

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JPH09227665A
JPH09227665A JP8266319A JP26631996A JPH09227665A JP H09227665 A JPH09227665 A JP H09227665A JP 8266319 A JP8266319 A JP 8266319A JP 26631996 A JP26631996 A JP 26631996A JP H09227665 A JPH09227665 A JP H09227665A
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Koji Yamamoto
浩司 山本
Takeshi Kuri
武 久利
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Kobe Steel Ltd
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G63/02Polyesters derived from hydroxycarboxylic acids or from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds
    • C08G63/12Polyesters derived from hydroxycarboxylic acids or from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds derived from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds
    • C08G63/52Polycarboxylic acids or polyhydroxy compounds in which at least one of the two components contains aliphatic unsaturation
    • C08G63/54Polycarboxylic acids or polyhydroxy compounds in which at least one of the two components contains aliphatic unsaturation the acids or hydroxy compounds containing carbocyclic rings
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐熱性および高温強度や剛性が要求される成
形品を製造するのに有用な不飽和ポリエステル樹脂組成
物を提供する。 【解決手段】 少なくともエチレン性不飽和多塩基酸を
含む多塩基酸成分と多価アルコール成分の反応によって
得られる不飽和ポリエステルと希釈用モノマーとを主成
分とする不飽和ポリエステル樹脂において、多価アルコ
ール成分として、2−メチル−1,3−プロパンジオー
ルおよび1,4−シクロヘキサンジメタノールを合計で
50モル%以上含むと共に、2−メチル−1,3−プロ
パンジオールと1,4−シクロヘキサンジメタノールの
使用モル比を9:1〜5:5としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐熱性、高温強度
や剛性が要求される成形体を得るのに有用な不飽和ポリ
エステル樹脂組成物および繊維強化型複合材料に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】プリント回路基板へ半導体部品を実装す
る場合、自動はんだ付け装置によってはんだ付けが行わ
れることが多い。自動はんだ付け工程においては、固定
パレットでプリント基板を固定し、プリント基板の反り
を防止しながら固定パレットごとこれを自動搬送し、は
んだ付け装置の所定位置に正確に停止させ、はんだ付け
を行うのが一般的である。この固定パレットは、はんだ
付けが行われる高温下でプリント基板の反りを防止でき
るだけの高い剛性を有していなければならない。現在用
いられている固定パレットは、強化用ガラス繊維マット
等に耐熱性エポキシ樹脂を含浸させてプリプレグを作製
し、さらにこれを複数枚積層して加熱加圧成形すること
によって製造されている。しかしこのプリプレグ法は製
造方法が複雑であり、耐熱性エポキシ樹脂も比較的高価
であるため、製造コストが高いという問題があり、安価
で耐熱性の優れた固定パレットの提供が望まれている。
【0003】一方、プリント基板の反りを確実に防止す
るために、固定パレットに補強ロッド(スティフナー)
が装着されることが多い。このスティフナーには、耐熱
性および高強度が要求されることから、ジュラルミン系
アルミニウム合金やチタン合金が用いられてきた。しか
しながら、固定パレットの線膨張係数は7.0〜8.0
×10-6[1/℃]であるのに対し、例えばアルミニウ
ム合金では24×10-6[1/℃]と大きく異なってい
るため、この固定パレットを自動はんだ付け工程に何回
も使用すると、その間に受ける熱膨張履歴で固定パレッ
トとスティフナーのネジ止めがはずれてしまうという問
題が起きている。この問題の解決方法として、スティフ
ナーを固定パレットと同素材にすることが考えられる。
【0004】例えば、耐熱性を有するエポキシ樹脂とガ
ラス繊維クロスからなる積層板を適当な大きさに切断加
工して使用する方法が考えられるが、この場合は積層板
自身のコストが高いうえ、更に切断加工コストがかかる
ことになり、実用的でない。また、製造コストが比較的
安価なスティフナーの製造法として引抜き成形法が考え
られるが、エポキシ樹脂やフェノール樹脂を用いた場合
は引抜き成形が困難であり、不飽和ポリエステル樹脂を
用いた場合は、高温下で実施されるはんだ付け工程の際
に、強度や剛性等の物性低下を招くといった問題があ
る。従って、現在までのところ、安価で耐熱性の優れた
固定パレット用スティフナーは見出されておらず、所望
の特性が得られる新規な引抜き成形用樹脂組成物の提供
が切望されている。
【0005】現在、不飽和ポリエステル樹脂を用いて、
高温時の強度や剛性に優れた成形品を製造する方法とし
ては、例えば上記不飽和ポリエステル樹脂において、
酸成分中の不飽和二塩基酸の比率を高める;飽和二塩
基酸としてイソフタル酸やテレフタル酸を用いる;希
釈用モノマーとしてジビニルベンゼンやトリアリルイソ
シアヌレート等の多官能性モノマーを併用する、等の方
法が一般に採用されている。更には、耐熱性、耐水性、
硬度などの向上を目的として、多価アルコール成分とし
て2−メチル−1,3−プロパンジオールを全グリコー
ル成分中5〜10モル%以上含有する不飽和ポリエステ
ル樹脂(特開昭48−25090号、特開平3−241
22号、特開平4−88052号)や、シクロヘキサン
ジメタノールを多価アルコール成分として用いた不飽和
ポリエステル樹脂(特公昭52−48158号公報)等
も開示されている。しかしながら、それらいずれの樹脂
を用いた場合においても、未だ充分な高温強度や剛性を
有する成形品は得られていないのが現状である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
着目してなされたものであって、その目的は、耐熱性お
よび高温強度や剛性が要求される成形品を製造するのに
有用な不飽和ポリエステル樹脂組成物および繊維強化型
複合材料を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すること
のできた本発明の不飽和ポリエステル樹脂組成物は、少
なくともエチレン性不飽和多塩基酸を含む多塩基酸成分
と多価アルコール成分の反応によって得られる不飽和ポ
リエステルと、希釈用モノマーとを主成分とする不飽和
ポリエステル樹脂において、多価アルコール成分とし
て、2−メチル−1,3−プロパンジオールおよび1,
4−シクロヘキサンジメタノールを合計で50モル%以
上含み、且つ2−メチル−1,3−プロパンジオールと
1,4−シクロヘキサンジメタノールの使用モル比を
9:1〜5:5とするところに要旨を有するものであ
る。本発明において、多価アルコール成分として、2−
メチル−1,3−プロパンジオールおよび1,4−シク
ロヘキサンジメタノールのみを用いるものや、希釈用モ
ノマーとして、スチレン、ビニルトルエン、ジビニルベ
ンゼン、ジアリルフタレート、トリアリルイソシアヌレ
ートから選択される1種以上のモノマーを用いるものは
本発明の好ましい実施態様である。
【0008】また、本発明の繊維強化型複合材料は、上
記不飽和ポリエステル樹脂組成物を強化繊維と複合した
ところに要旨を有する。上記不飽和ポリエステル樹脂組
成物や複合材料から得られる成形品も本発明の範囲内に
含まれ、特に固定パレットやスティフナーに硬化成形し
た成形品は好ましい態様である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明における不飽和ポリエステ
ル樹脂とは、少なくともエチレン性不飽和多塩基酸を含
む多塩基酸成分と多価アルコール成分をエステル化反応
させて得られる不飽和ポリエステルを、希釈用ビニルモ
ノマーに溶解させた状態の液状樹脂を指す。不飽和ポリ
エステルの主鎖中にはエチレン性二重結合が存在するた
め、重合開始剤の存在下で希釈用ビニルモノマーとの間
で三次元硬化反応を起こす。
【0010】本発明では、不飽和ポリエステルの原料と
なる多価アルコール成分として、2−メチル−1,3−
プロパンジオールおよび1,4−シクロヘキサンジメタ
ノールを必須的に含む多価アルコール成分を用いるとこ
ろに最大の特徴を有する。2−メチル−1,3−プロパ
ンジオールと1,4−シクロヘキサンジメタノールの両
方が含まれていないと、得られる成形品の耐熱性が不充
分となる。更に本発明では、耐熱性向上の点から、2−
メチル−1,3−プロパンジオールと1,4−シクロヘ
キサンジメタノールの合計使用量を全多価アルコール成
分中に占める比率で50モル%以上(好ましくは80モ
ル%以上、最も好ましいのは100モル%)とすると共
に、2−メチル−1,3−プロパンジオールと1,4−
シクロヘキサンジメタノールは9:1〜5:5のモル比
で併用することが必要である。2−メチル−1,3−プ
ロパンジオールを1,4−シクロヘキサンジメタノール
の9倍モルを超えて使用すると、成形品の耐熱性が低下
傾向を示す様になり、また逆に等モルより少ないと、得
られる不飽和ポリエステルと希釈用モノマーの相溶性が
悪くなることがあるためである。
【0011】他に使用できる多価アルコールとしては、
エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレ
ングリコール、ジプロピレングリコール、1,6−ヘキ
サンジオール、ネオペンチルグリコール、ビスフェノー
ルA等の公知の多価アルコールが挙げられる。
【0012】多価アルコール成分が上記要件を満足する
ものであれば、多塩基酸成分は公知のものを利用するこ
とができる。具体的には、エチレン性不飽和多塩基酸の
みを用いてもよいし、あるいは上記不飽和多塩基酸と飽
和多塩基酸の混合酸を用いてもよい。上記エチレン性不
飽和多塩基酸としては、無水マレイン酸、フマル酸、イ
タコン酸等の不飽和二塩基酸を挙げることができ、一
方、上記飽和多塩基酸としては、無水フタル酸、イソフ
タル酸、テレフタル酸、アジピン酸、テトラヒドロ無水
フタル酸、エンドメチレンテトラヒドロ無水フタル酸、
無水メチルナジック酸等の飽和二塩基酸が挙げられる。
そして、上記酸成分および多価アルコール成分を、公知
の反応条件でエステル化反応させることによって不飽和
ポリエステルを得ることができる。
【0013】本発明の不飽和ポリエステル樹脂は、上記
不飽和ポリエステルを希釈用モノマーで適切な粘度に希
釈することによって得られる。希釈用モノマーとして
は、一般的なスチレンのほか、耐熱性向上効果を有する
ビニルトルエン、ジビニルベンゼン、ジアリルフタレー
ト、トリアリルイソシアヌレート等の使用が推奨され
る。その他に、α−メチルスチレン、t−ブチルスチレ
ン、メチルメタクリレート等も使用できる。これらの希
釈用モノマーは2種以上混合して使用してもよく、不飽
和ポリエステル樹脂全量に対して10〜80重量%、好
ましくは30〜65重量%の範囲で使用することが好ま
しい。
【0014】本発明の不飽和ポリエステル樹脂組成物
は、上記不飽和ポリエステルと希釈用モノマーとを主成
分として含有しており、重合開始剤として有機過酸化物
を配合することにより高温強度や剛性、耐熱性、耐薬品
性等に優れた高架橋密度の硬化物を得ることができる。
有機過酸化物の種類としては特に限定されず、公知のt
−ブチルパーベンゾエート、t−ブチルパーオクトエー
ト、ジクミルパーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイ
ド、t−ブチルパーオキシイソプロピルカーボネート等
が挙げられ、これらは不飽和ポリエステル樹脂100重
量部に対して0.3〜5重量部の割合で含有させること
ができる。また、不飽和ポリエステル樹脂とともに、ビ
ニルエステル樹脂、ビニルオリゴマー樹脂、エポキシ樹
脂等を不飽和ポリエステル樹脂全量に対して30重量%
以下の範囲で混合して使用してもよい。
【0015】次に本発明の複合材料は、上記不飽和ポリ
エステル樹脂と共に強化用繊維を必須的に含むものであ
る。使用できる強化用繊維としては、安価なガラス繊維
が好ましいが、その他炭素繊維、アラミド繊維、金属繊
維、セラミック繊維の公知の強化用繊維も用いることが
できる。繊維形態としては、例えば固定パレットの様な
成形品を製造する場合、不織布状あるいは織編物状の長
繊維マットや長・短のチョップドストランド等が利用で
きる。またスティフナーを製造する場合には、ロービン
グを用いて引抜き成形することが好ましい。強化用繊維
の含有量は、複合材料や成形品の種類によっても異なる
が、例えばBMC等の場合は、全重量に対して5〜50
重量%であることが好ましく、固定パレットやステフィ
ナー等を成形する場合には、全重量に対して30〜80
重量%であることが推奨される。
【0016】本発明の複合材料には、耐熱性、高温強度
や剛性を阻害しない程度に、他の添加 物を加えてもよ
い。 例えば、低収縮化剤としてポリスチレン、スチレ
ン−ブタジエン共重合体、ポリ酢酸ビニル、ポリメチル
メタクリレート、飽和ポリエステル等、公知の熱可塑性
樹脂;水酸化アルミニウム、タルク、クレー、カオリ
ン、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、
マイカ等の無機充填材が使用され得る。その他に、酸化
防止剤、難燃剤、離型剤、顔料、滑剤、導電剤、消泡
剤、濡れ調整剤、増粘剤、着色剤、重合禁止剤等を添加
してもよい。
【0017】更に固定パレットの様な板状成形品を製造
する方法としては、型内に、単層または複数層の強化用
長繊維マットを入れ、不飽和ポリエステル樹脂を含浸さ
せてから加圧・加熱成形を行う方法があり、強化剤の積
層の方法や金型の種類により種々の形状の成形品を得る
ことができ、固定パレット用積層材料としてのみなら
ず、幅広い用途に適用できる。また、スティフナーの様
なロッド状の成形品を製造する方法としては、不飽和ポ
リエステル樹脂の入った含浸槽に強化用繊維のロービン
グを通した後、加熱金型に通し引張り機で連続的に引き
抜く引き抜き成形法が推奨される。また、強化用繊維の
チョップドストランドを型内へ充填し、これに樹脂を含
浸させてから成形することも可能である。
【0018】この様にして得られた本発明の成形品は、
耐熱性、高温強度や剛性、耐薬品性等の性能に優れてい
るので、固定用パレットやステフィナーはもとより、耐
熱性が要求される他の成形品に利用することができる。
【0019】以下本発明を実施例によって更に詳細に説
明するが、下記実施例は本発明を限定する性質のもので
はなく前・後記の趣旨に徴して設計変更することはいず
れも本発明の技術的範囲に含まれるものである。
【0020】
【実施例】
実施例1 無水マレイン酸13.5モル、エンドメチレンテトラヒ
ドロ無水フタル酸1.5モルからなる酸成分と、2−メ
チル−1,3−プロパンジオール11.25モル、1,
4−シクロヘキサンジメタノール3.75モルからなる
多価アルコール成分を常法でエステル化して酸価18.
0の不飽和ポリエステルを得た。ビニルトルエンが40
重量%になるようにこの不飽和ポリエステルと混合し、
不飽和ポリエステル樹脂(以下UP−Aとする)を得
た。
【0021】UP−A100重量部に、ビニルトルエン
24重量部と、重合開始剤としてジクミルパーオキサイ
ド0.3重量部とベンゾイルパーオキサイド0.4重量
部を加え、重合禁止剤としてp−ベンゾキノン0.00
3重量部とt−ブチルパラクレゾール0.05重量部を
加えて樹脂液を調製した。この樹脂液65重量部に、カ
オリン33重量部、ステアリン酸亜鉛(離型剤)1重量
部、カーボンブラック1重量部を加え均一に混合して混
合樹脂液を得た。この混合樹脂液とガラス繊維の重量比
が50:50になるように、金型内に積層したガラス繊
維不織布中に混合樹脂液を注入した。その後140℃で
5分間の加熱圧縮プレスを行い、1/4インチ厚さの成
形品を得た。成形品は180℃のガラス転移温度を示
し、充分な耐熱性を示すことが証明された。
【0022】2インチ角に切断した成形品を300℃の
溶融はんだが入った槽に10分間浸漬したところ、樹脂
と強化繊維間の剥離などの問題現象は全く認められなか
った。
【0023】また曲げ試験の結果、室温で曲げ強度:2
6000psi 、曲げ弾性率:2.23×106psi、20
0℃で曲げ強度:10000psi 、曲げ弾性率:0.9
3×106psiと充分な強度剛性を示すことがわかった。
従ってこの成形品は、自動はんだ付け装置に使用する固
定パレットとして有用な性能を有するものである。なお
ガラス転移温度は、動的粘弾性をRheometrics 社製RS
A2型の測定器で測定したときのtanδのピークを示
す温度とした。また曲げ試験は、ASTMD790−6
6に準じて、Instron4202 型を用いて3点曲げ試験を行
った結果である。
【0024】実施例2 実施例1で得られた不飽和ポリエステルUP−A80重
量部と、ビニルエステル樹脂(Dow Chemical社製「Dera
kane470-2000」)20重量部との混合樹脂をベース樹脂
として用いたこと以外は実施例1と同様にして成形品を
得た。実施例2では、ガラス転移温度183℃を示し
た。300℃の溶融はんだ槽浸漬試験においても剥離な
どの問題現象は全く認められなかった。また曲げ試験の
結果、室温で曲げ強度:36000psi 、曲げ弾性率:
2.24×106psi、200℃で曲げ強度:13000
psi 、曲げ弾性率:1.11×106psiと充分な強度剛
性を示すことがわかった。
【0025】実施例3 実施例2において樹脂液の調製に際し、樹脂液88重量
部に、カオリン10重量部、ステアリン酸亜鉛1重量
部、カーボンブラック1重量部を加えて混合し、この混
合樹脂液とガラス繊維の重量比が30:70になるよう
に、金型内に積層したガラス繊維不織布中に混合樹脂液
を注入した以外は実施例2と同様にして成形品を得た。
実施例3の成形品はガラス転移温度183℃を示した。
300℃の溶融はんだ槽浸漬試験においても剥離などの
問題現象は全く認められなかった。また曲げ試験の結
果、室温で曲げ強度:38000psi 、曲げ弾性率:
2.76×106psi、200℃で曲げ強度:14300
psi 、曲げ弾性率:1.52×106psiと充分な強度剛
性を示すことがわかった。
【0026】比較例1 無水マレイン酸3モルおよびイソフタル酸2モルからな
る酸成分と、1,2−プロピレングリコール5モルから
なる多価アルコール成分を常法でエステル化して、酸価
19.6の不飽和ポリエステルを得た。ビニルトルエン
が40重量%になるように不飽和ポリエステルと混合
し、不飽和ポリエステル樹脂(以下UP−Bとする)を
得た。
【0027】実施例1におけるUP−Aの代わりに上記
UP−Bを使用した以外は実施例1と同様にして成形品
を得た。比較例1の場合、ガラス転移温度は151℃で
あり、耐熱性が不足していることがわかった。また、3
00℃の溶融はんだ槽浸漬試験では剥離が生じ、固定パ
レットとして使用できないことが確認された。
【0028】比較例2 実施例1で用いたUP−Aのかわりにビニルエステル樹
脂(Dow Chemical社製「Derakane470-2000」)を用いた
以外は実施例1と同様にして成形品を得た。比較例2の
場合、ガラス転移温度は149℃であり、耐熱性が不足
していることがわかった。また、300℃の溶融はんだ
槽浸漬試験では剥離が生じ、固定パレットとして使用で
きないことが確認された。
【0029】実施例4 UP−A100重量部に、ビニルトルエン24重量部
と、重合開始剤としてt−ブチルパーオクトエート0.
5重量部とt−ブチルパーベンゾエート0.5重量部を
加え、重合禁止剤としてp−ベンゾキノン0.005重
量部とt−ブチルパラクレゾール0.05重量部を加え
て樹脂液を調製した。この樹脂液97重量部に、消泡剤
(BYK Chemie 社製「BYK−A501」)を0.5
重量部、濡れ調製剤(BYK Chemie 社製「BYK−W
972」)を0.5重量部、ステアリン酸亜鉛2重量部
を加えて混合し、引抜き成形用樹脂材料を調製した。引
抜き成形機(Bagheri Engineering 社製[PUL1−1
0C」)を用い、ガラス繊維のロービングを前記樹脂材
料が入った槽中に通した後、長さ36インチの金型に挿
通し、150℃で加熱硬化させて、最終成形品中のガラ
ス繊維の体積が65%になるように調整しながら、10
インチ/分で引き抜き成形を行い、1/2インチ×1/
4インチの断面形状のスティフナー用成形品を得た。得
られた成形品の物性評価結果を表1に示した。
【0030】なお、ガラス転移温度、曲げ強度、曲げ弾
性率は前述と同じ方法で測定し、成形品の線膨張係数
は、Perkin-Elmer社製TMA7型で測定した結果であ
る。また成形されたスティフナーを実際に固定パレット
にネジ止めして装着し、300℃の溶融はんだ槽に10
分間浸漬した後取り出したところ、パレットの反りは全
くなく、ネジのゆるみやネジ止めのはずれなども認めら
れなかった。
【0031】実施例5 実施例4において、UP−A80重量部に対し、ビニル
エステル樹脂(Dow-Chemical社製「Derakane470-200
0」)20重量部を加え、さらにモノマーとしてビニル
トルエン22重量部と、ジビニルベンゼン5重量部加え
た以外は実施例4と同様にして成形品を得た。得られた
成形品の物性評価結果を表1に示した。また成形された
スティフナーを用いて実施例4と同様に300℃の溶融
はんだ槽浸漬実験を行ったところ、パレットの反りは全
くなく、ネジのゆるみやネジ止めのはずれなども認めら
れなかった。
【0032】実施例6 実施例5の引き抜き用成形材料にカオリンを35重量%
となるように添加し、成形体中のガラス繊維が51体積
%になるように調整した以外は実施例5と同様にして成
形品を得た。得られた成形品の物性評価結果を表1に示
した。また成形されたスティフナーを用いて実施例4と
同様に300℃の溶融はんだ槽浸漬実験を行ったとこ
ろ、パレットの反りは全くなく、ネジのゆるみやネジ止
めのはずれなども認められなかった。
【0033】実施例7 実施例4においてビニルトルエンの代わりにトリアリル
イソシアヌレート11重量部とジビニルベンゼン9重量
部を加えた以外は実施例4と同様にして樹脂液を調製し
た。また、引き抜き材料中に炭酸カルシウムを10重量
%加え、最終成形品に対するガラス繊維の体積を55%
とした。得られた成形品の物性の評価結果を表1に示し
た。また成形されたスティフナーを用いて実施例4と同
様に300℃の溶融はんだ槽浸漬実験を行ったところ、
パレットの反りは全くなく、ネジのゆるみやネジ止めの
はずれなども認められなかった。
【0034】比較例3 実施例4におけるUP−Aの代わりにUP−Bを使用し
た以外は実施例4と同様にして成形品を得た。得られた
成形品の物性の評価結果を表1に示した。また実施例4
と同様にして300℃の溶融はんだ槽浸漬実験を行った
ところ、スティフナーが変形してパレットの反りが生じ
ており、実際の自動はんだ付け装置に適用できないこと
がわかった。
【0035】比較例4 実施例4で用いたUP−Aの代わりにビニルエステル樹
脂(Dow Chemical社製「Derakane470-2000」)を用いた
以外は実施例4と同様にして成形品を得た。得られた成
形品の物性の評価結果を表1に示した。また実施例4と
同様にして300℃の溶融はんだ槽浸漬実験を行ったと
ころ、スティフナーが変形してパレットの反りが生じて
おり、実際の自動はんだ付け装置に適用できないことが
わかった。
【0036】比較例5 実施例6においてUP−Aの代わりにUP−Bを使用し
た以外は実施例4と同様にして成形品を得た。得られた
成形品の物性の評価結果を表1に示した。また実施例4
と同様にして300℃の溶融はんだ槽浸漬実験を行った
ところ、スティフナーが変形してパレットの反りが生じ
ており、実際の自動はんだ付け装置に適用できないこと
がわかった。
【0037】
【表1】
【0038】表1から明らかな様に、本発明の複合材料
から得られた成形品(実施例4〜7)は、常温はもちろ
ん高温においても優れた曲げ特性を示し、充分な耐熱性
を有することが確認された。また線膨張係数も、7〜8
×10-6[1/℃]と目標値を達成しており、スティフ
ナーとして好適な材料であることが明らかとなった。こ
れに対して比較例の成形品は耐熱性に問題があり、ステ
ィフナーとしては不適な材料であった。
【0039】
【発明の効果】本発明の不飽和ポリエステル樹脂組成物
は上記の様に構成されているので、耐熱性に優れてお
り、該樹脂をベース樹脂とする複合材料は、耐熱性に優
れると共に、高温下での強度剛性も優れた硬化成形物を
与えるので、プリント基板の固定用パレットやスティフ
ナーはもとより、耐熱性に対する要求特性の厳しい種々
の成形品に好適に利用することができる。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともエチレン性不飽和多塩基酸を
    含む多塩基酸成分と多価アルコール成分の反応によって
    得られる不飽和ポリエステルと、希釈用モノマーとを主
    成分とする不飽和ポリエステル樹脂において、 多価アルコール成分として、2−メチル−1,3−プロ
    パンジオールおよび1,4−シクロヘキサンジメタノー
    ルを合計で50モル%以上含み、且つ2−メチル−1,
    3−プロパンジオールと1,4−シクロヘキサンジメタ
    ノールの使用モル比が9:1〜5:5であることを特徴
    とする耐熱性不飽和ポリエステル樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 多価アルコール成分として、2−メチル
    −1,3−プロパンジオールおよび1,4−シクロヘキ
    サンジメタノールのみを用いるものである請求項1に記
    載の不飽和ポリエステル樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 希釈用モノマーとして、スチレン、ビニ
    ルトルエン、ジビニルベンゼン、ジアリルフタレート、
    トリアリルイソシアヌレートから選択される1種以上の
    モノマーを用いるものである請求項1または2に記載の
    不飽和ポリエステル樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 少なくともエチレン性不飽和多塩基酸を
    含む多塩基酸成分と多価アルコール成分の反応によって
    得られる不飽和ポリエステルと、希釈用モノマーとを主
    成分とする不飽和ポリエステル樹脂と、強化繊維を含む
    繊維強化型複合材料において、 多価アルコール成分として、2−メチル−1,3−プロ
    パンジオールおよび1,4−シクロヘキサンジメタノー
    ルを合計で50モル%以上含み、且つ2−メチル−1,
    3−プロパンジオールと1,4−シクロヘキサンジメタ
    ノールの使用モル比が9:1〜5:5であることを特徴
    とする耐熱性繊維強化型複合材料。
  5. 【請求項5】 多価アルコール成分として、2−メチル
    −1,3−プロパンジオールと1,4−シクロヘキサン
    ジメタノールのみを用いるものである請求項4に記載の
    複合材料。
  6. 【請求項6】 希釈用モノマーとして、スチレン、ビニ
    ルトルエン、ジビニルベンゼン、ジアリルフタレート、
    トリアリルイソシアヌレートから選択される1種以上の
    モノマーを用いるものである請求項4または5に記載の
    複合材料。
  7. 【請求項7】 請求項1〜3のいずれかに記載の不飽和
    ポリエステル樹脂組成物または請求項4〜6のいずれか
    に記載の複合材料を硬化成形して得られる耐熱性成形
    品。
  8. 【請求項8】 固定パレットまたはスティフナーに硬化
    成形したものである請求項7に記載の耐熱性成形品。
JP8266319A 1996-02-26 1996-10-07 耐熱性不飽和ポリエステル樹脂組成物、耐熱性繊維強化型複合材料およびこれらを含有する耐熱性成形品 Withdrawn JPH09227665A (ja)

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