JPH09226992A - フープ供給スタンド - Google Patents
フープ供給スタンドInfo
- Publication number
- JPH09226992A JPH09226992A JP3352596A JP3352596A JPH09226992A JP H09226992 A JPH09226992 A JP H09226992A JP 3352596 A JP3352596 A JP 3352596A JP 3352596 A JP3352596 A JP 3352596A JP H09226992 A JPH09226992 A JP H09226992A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hoop
- stand
- vertical movement
- truck
- support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Replacement Of Web Rolls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 フープを所定長に切断したり整形するため
に、手作業によってフープカッターまで運び、フープス
タンド台へ持ち上げてセットしていたのを人手によらな
いで行う装置を提供する。 【解決手段】 移動式又は固定式のベース台上に設けた
フープスタンド及びその台車と、該台車の片側又は両側
へ複数巻のフープを整列載置するストックヤードと、フ
ープスタンド下方のフープ支持繰出ローラの上下移動手
段とからなり、フープスタンド台車がストックヤードの
内側フープとフープ繰出し位置との間を往復するように
してなるフープ供給スタンドである。
に、手作業によってフープカッターまで運び、フープス
タンド台へ持ち上げてセットしていたのを人手によらな
いで行う装置を提供する。 【解決手段】 移動式又は固定式のベース台上に設けた
フープスタンド及びその台車と、該台車の片側又は両側
へ複数巻のフープを整列載置するストックヤードと、フ
ープスタンド下方のフープ支持繰出ローラの上下移動手
段とからなり、フープスタンド台車がストックヤードの
内側フープとフープ繰出し位置との間を往復するように
してなるフープ供給スタンドである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は鋼板コイル、機械装
置、その他重量物の梱包等に使用するフープ(帯鉄)を所
定長に切断するカッター等へ供給するフープ供給スタン
ドに関する。
置、その他重量物の梱包等に使用するフープ(帯鉄)を所
定長に切断するカッター等へ供給するフープ供給スタン
ドに関する。
【０００２】
【従来の技術】フープを所定長に切断したり整形するた
めに、従来は多数巻のフープが置かれている仮置台から
作業員がフープを一巻づつ取り出して手作業によってフ
ープカッターまで運び、フープスタンド台へ持ち上げて
セットしていた。
めに、従来は多数巻のフープが置かれている仮置台から
作業員がフープを一巻づつ取り出して手作業によってフ
ープカッターまで運び、フープスタンド台へ持ち上げて
セットしていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この作業は、フープが
35〜40Ｋgと高重量物で、それを転がし、又は抱えてフ
ープスタンド台まで運搬したり、持ち上げてフープスタ
ンド台内へ入れるので、運搬時の挾圧や落下による災
害、重量物の運搬による腰痛の発生などのおそれがあっ
た。本発明は人手による前記のような難点を解決する装
置の提供を目的とする。
35〜40Ｋgと高重量物で、それを転がし、又は抱えてフ
ープスタンド台まで運搬したり、持ち上げてフープスタ
ンド台内へ入れるので、運搬時の挾圧や落下による災
害、重量物の運搬による腰痛の発生などのおそれがあっ
た。本発明は人手による前記のような難点を解決する装
置の提供を目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、移動式又は固
定式のベース台上に設けたフープスタンド及びその台車
と、その台車の片側又は両側へ複数巻のフープを整列載
置するストックヤードと、フープスタンド下方のフープ
支持繰出ローラの上下移動手段とからなり、フープスタ
ンド台車がストックヤードの内側フープとフープ繰出し
位置との間を往復するようにした構造のフープ供給スタ
ンドを開発したものである。
定式のベース台上に設けたフープスタンド及びその台車
と、その台車の片側又は両側へ複数巻のフープを整列載
置するストックヤードと、フープスタンド下方のフープ
支持繰出ローラの上下移動手段とからなり、フープスタ
ンド台車がストックヤードの内側フープとフープ繰出し
位置との間を往復するようにした構造のフープ供給スタ
ンドを開発したものである。
【０００５】上記移動式ベース台は下部にキャスタを設
けて天井クレーンの運行範囲外の場所でも設置可能とし
た。また、フープスタンド台車は上部にフープの倒れと
フープ巻のはね返りを防止するフープ倒れ防止枠を設け
た。
けて天井クレーンの運行範囲外の場所でも設置可能とし
た。また、フープスタンド台車は上部にフープの倒れと
フープ巻のはね返りを防止するフープ倒れ防止枠を設け
た。
【０００６】フープ支持繰出ローラの上下移動手段はレ
バーの回動、又はエアシリンダでローラ支持フレームを
上下させるのが好ましい。
バーの回動、又はエアシリンダでローラ支持フレームを
上下させるのが好ましい。
【０００７】
【発明の実施の形態】図１はフープスタンドを一基備え
た本発明のフープ供給スタンドの斜視図であり、図２は
フープスタンドを二基備えた本発明のフープ供給スタン
ドの斜視図である。図１の例は固定式であり、図２の例
はキャスターを備えた移動式である。
た本発明のフープ供給スタンドの斜視図であり、図２は
フープスタンドを二基備えた本発明のフープ供給スタン
ドの斜視図である。図１の例は固定式であり、図２の例
はキャスターを備えた移動式である。
【０００８】図１の例では、固定式のベース台１の上部
右方へフープスタンド２及びその台車３を設け、左方に
は複数巻のフープ4a〜4nのストックヤード５を設けてい
る。フープスタンド２の下方のフープ支持繰出ローラ６
には上下移動手段７を設けてフープ受入れ時のフープ支
持繰出ローラ６の上下を可能にしている。フープスタン
ド台車３はストックヤード５の内側フープ4aとフープの
繰出し位置との間を往復するようになっている。
右方へフープスタンド２及びその台車３を設け、左方に
は複数巻のフープ4a〜4nのストックヤード５を設けてい
る。フープスタンド２の下方のフープ支持繰出ローラ６
には上下移動手段７を設けてフープ受入れ時のフープ支
持繰出ローラ６の上下を可能にしている。フープスタン
ド台車３はストックヤード５の内側フープ4aとフープの
繰出し位置との間を往復するようになっている。
【０００９】フープスタンド２は前述した下方の２個の
フープ支持繰出ローラ６,６を保持するフレーム８と、
上方の２個のフープ支持繰出ローラ９,９を保持してフ
ープ巻のはね返りを防止するフープ倒れ防止枠10がフー
プスタンド台車３上へ支柱11によって支持された構造で
ある。フープ倒れ防止枠10は支柱11に片側が軸支されて
おり、フープ４の倒れを規制するようにフープが嵌まる
長穴を有し、その上部にフープ支持繰出ローラ９,９を
設けている。フープスタンド台車３はベース台１の両側
に設けたレール12の上を走行する車輪13を備えており、
前後に移動させることができる。
フープ支持繰出ローラ６,６を保持するフレーム８と、
上方の２個のフープ支持繰出ローラ９,９を保持してフ
ープ巻のはね返りを防止するフープ倒れ防止枠10がフー
プスタンド台車３上へ支柱11によって支持された構造で
ある。フープ倒れ防止枠10は支柱11に片側が軸支されて
おり、フープ４の倒れを規制するようにフープが嵌まる
長穴を有し、その上部にフープ支持繰出ローラ９,９を
設けている。フープスタンド台車３はベース台１の両側
に設けたレール12の上を走行する車輪13を備えており、
前後に移動させることができる。
【００１０】フープの受取りの際には下方の２個のフー
プ支持繰出ローラ６,６を下げてフープを下方から支え
て持ち上げ、フープの繰出し位置ではフープスタンド台
内へフープを入れるために、フープ支持繰出ローラの上
下移動手段７が設けられている。これは図３,図４に示
すようにレバー14によって回動する軸15をフープスタン
ド台車３上に設け、その軸15に突起16を設けて、この突
起16が垂直方向にあるときは前述したフレーム８に設け
た水平方向の突起受17を持上げて、下方の２個のフープ
支持繰出ローラ６,６を上げることができる。この上下
は図４中に２点鎖線で示すようにシリンダによることも
できる。レバー14の回動を一定の範囲内へ規制するため
にレバーの先端14aがフープスタンド台車３上に接する
ようにしてストッパの作用をさせるようになっている。
また、ストックヤード５におけるフープの倒れを防止す
るために上部へ倒れ防止杆20があり、これは装置上部に
ほぼ水平方向に支持された支持杆21によってフープの数
に合わせてスライドさせて支持対象を変えることができ
る。
プ支持繰出ローラ６,６を下げてフープを下方から支え
て持ち上げ、フープの繰出し位置ではフープスタンド台
内へフープを入れるために、フープ支持繰出ローラの上
下移動手段７が設けられている。これは図３,図４に示
すようにレバー14によって回動する軸15をフープスタン
ド台車３上に設け、その軸15に突起16を設けて、この突
起16が垂直方向にあるときは前述したフレーム８に設け
た水平方向の突起受17を持上げて、下方の２個のフープ
支持繰出ローラ６,６を上げることができる。この上下
は図４中に２点鎖線で示すようにシリンダによることも
できる。レバー14の回動を一定の範囲内へ規制するため
にレバーの先端14aがフープスタンド台車３上に接する
ようにしてストッパの作用をさせるようになっている。
また、ストックヤード５におけるフープの倒れを防止す
るために上部へ倒れ防止杆20があり、これは装置上部に
ほぼ水平方向に支持された支持杆21によってフープの数
に合わせてスライドさせて支持対象を変えることができ
る。
【００１１】図２の例ではフープスタンド２を左右に二
基備えている。フープカッターなどへ何れかのフープを
供給できるようにベース台１の下方にキャスター18を備
えている。左右にフープ供給のストックヤード５,５が
あり、フープスタンドも前記実施例とほぼ同じ構造のも
のが対称的に設けられている。左方のフープスタンドに
ついては既に説明したものと同じであり、右方のフープ
スタンドも構造的にはさほど変わりない。右方のフープ
19a〜19nはこの例では大径に巻かれた細幅の帯鉄である
が、左方のものと同じものをストックして使用すること
もできる。図５にフープ支持繰出ローラの上下移動手段
７,７が対称的に設けられている様子を示す。ストック
ヤードとフープスタンドのフープのはみ出しを防ぐため
に、はみ出し規制バー22,23が回動可能に設けられてい
る。
基備えている。フープカッターなどへ何れかのフープを
供給できるようにベース台１の下方にキャスター18を備
えている。左右にフープ供給のストックヤード５,５が
あり、フープスタンドも前記実施例とほぼ同じ構造のも
のが対称的に設けられている。左方のフープスタンドに
ついては既に説明したものと同じであり、右方のフープ
スタンドも構造的にはさほど変わりない。右方のフープ
19a〜19nはこの例では大径に巻かれた細幅の帯鉄である
が、左方のものと同じものをストックして使用すること
もできる。図５にフープ支持繰出ローラの上下移動手段
７,７が対称的に設けられている様子を示す。ストック
ヤードとフープスタンドのフープのはみ出しを防ぐため
に、はみ出し規制バー22,23が回動可能に設けられてい
る。
【００１２】図６(a)〜(i)はフープスタンドの作動状態
を示す要部斜視図である。(a)はフープスタンド２内に
フープが無くなった状態であり、レバー14を右へ倒すこ
とによってフープ支持繰出ローラ６,６を上げている。
(b)はフープを受取る為にレバー14を左へ倒してフープ
支持繰出ローラ６,６を下げた状態である。(c)はフープ
倒れ防止枠10とはみ出し規制バー23を回動させて前を開
け、(d)はそのままフープ４へ接近させた様子を示す。
(e)はレバー14を左へ回して内側フープ4aの下方へフー
プ支持繰出ローラ６,６を宛がった状態であり、このと
きフープスタンド台車３とベース台１間にあるロック
(位置固定手段)24は解除されている。(f)はロック24を
掛けてレバー14を右へ回して内側のフープ4aを持上げた
状態、(g)はフープ倒れ防止枠10をフープ4aへ被せてい
る状態であって、ロック24をこのとき外す。更に(h)は
フープ倒れ防止枠10とはみ出し規制バー23を元に戻して
フープスタンドをストックヤードから引き離している状
態である。そして、(i)の状態になったところで所定の
位置へ移動させて左右のフープ４又は19の何れかを使用
する。図７に自動テープカッター25へ本発明のフープ供
給スタンドからフープ４の帯鉄26を供給し、切断してい
る様子を示す。
を示す要部斜視図である。(a)はフープスタンド２内に
フープが無くなった状態であり、レバー14を右へ倒すこ
とによってフープ支持繰出ローラ６,６を上げている。
(b)はフープを受取る為にレバー14を左へ倒してフープ
支持繰出ローラ６,６を下げた状態である。(c)はフープ
倒れ防止枠10とはみ出し規制バー23を回動させて前を開
け、(d)はそのままフープ４へ接近させた様子を示す。
(e)はレバー14を左へ回して内側フープ4aの下方へフー
プ支持繰出ローラ６,６を宛がった状態であり、このと
きフープスタンド台車３とベース台１間にあるロック
(位置固定手段)24は解除されている。(f)はロック24を
掛けてレバー14を右へ回して内側のフープ4aを持上げた
状態、(g)はフープ倒れ防止枠10をフープ4aへ被せてい
る状態であって、ロック24をこのとき外す。更に(h)は
フープ倒れ防止枠10とはみ出し規制バー23を元に戻して
フープスタンドをストックヤードから引き離している状
態である。そして、(i)の状態になったところで所定の
位置へ移動させて左右のフープ４又は19の何れかを使用
する。図７に自動テープカッター25へ本発明のフープ供
給スタンドからフープ４の帯鉄26を供給し、切断してい
る様子を示す。
【００１３】
【発明の効果】本発明により人力によるハンドリングが
皆無になり、中腰、重筋作業の排除が可能となった。フ
ープ運搬時の挾圧や落下による災害及び重量物の運搬に
よる腰痛のおそれがなくなった。
皆無になり、中腰、重筋作業の排除が可能となった。フ
ープ運搬時の挾圧や落下による災害及び重量物の運搬に
よる腰痛のおそれがなくなった。
【図１】フープスタンドを一基備えた本発明のフープ供
給スタンドの斜視図である。
給スタンドの斜視図である。
【図２】フープスタンドを二基備えた本発明のフープ供
給スタンドの斜視図である。
給スタンドの斜視図である。
【図３】上下移動手段の実施例を示す正面図である。
【図４】フープスタンドを一基備えた場合の同側面図で
ある。
ある。
【図５】フープスタンドを二基備えた場合の同側面図で
ある。
ある。
【図６】(a)〜(i)はフープスタンドの作動状態を示す要
部斜視図である。
部斜視図である。
【図７】自動テープカッターへ本発明の装置からフープ
の帯鉄を供給して切断している様子を示す斜視図であ
る。
の帯鉄を供給して切断している様子を示す斜視図であ
る。
１ ベース台 ２ フープスタンド ３ 台車 ４ フープ ５ ストックヤード ６ 下方のフープ支持繰出ローラ ７ 上下移動手段 ８ フープ支持繰出ローラを保持するフレーム ９ 上方のフープ支持繰出ローラ 10 フープ倒れ防止枠 12 レール 13 車輪 14 レバー 15 軸 16 突起 17 突起受 18 キャスター 19 フープ 20 倒れ防止杆 22 はみ出し規制バー 23 はみ出し規制バー 24 ロック
Claims (3)
- 【請求項１】 移動式又は固定式のベース台上に設けた
フープスタンド及びその台車と、該台車の片側又は両側
へ複数巻のフープを整列載置するストックヤードと、前
記フープスタンド下方のフープ支持繰出ローラの上下移
動手段とからなり、フープスタンド台車がストックヤー
ドの内側フープとフープ繰出し位置との間を往復するよ
うにしてなるフープ供給スタンド。 - 【請求項２】 移動式ベース台がキャスタを有し、フー
プスタンド台車が上部にフープの倒れとフープ巻のはね
返りを防止するフープ倒れ防止枠を有してなる請求項１
記載のフープ供給スタンド。 - 【請求項３】 フープ支持繰出ローラの上下移動手段が
レバーの回動又はエアシリンダでローラ支持フレームを
上下させる請求項１記載のフープ供給スタンド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3352596A JPH09226992A (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | フープ供給スタンド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3352596A JPH09226992A (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | フープ供給スタンド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09226992A true JPH09226992A (ja) | 1997-09-02 |
Family
ID=12388971
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3352596A Pending JPH09226992A (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | フープ供給スタンド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09226992A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016022968A (ja) * | 2014-07-18 | 2016-02-08 | Ｊｆｅスチール株式会社 | 帯体収納装置 |
-
1996
- 1996-02-21 JP JP3352596A patent/JPH09226992A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016022968A (ja) * | 2014-07-18 | 2016-02-08 | Ｊｆｅスチール株式会社 | 帯体収納装置 |
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