JPH09226776A - コードマークを印字した金属缶 - Google Patents

コードマークを印字した金属缶

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JPH09226776A
JPH09226776A JP8060345A JP6034596A JPH09226776A JP H09226776 A JPH09226776 A JP H09226776A JP 8060345 A JP8060345 A JP 8060345A JP 6034596 A JP6034596 A JP 6034596A JP H09226776 A JPH09226776 A JP H09226776A
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JP
Japan
Prior art keywords
code mark
printed
metal
annular recess
code
Prior art date
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Pending
Application number
JP8060345A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Yoshimura
章 吉村
Kazuyuki Mizuuchi
一之 水内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Seikan Group Holdings Ltd
Original Assignee
Toyo Seikan Kaisha Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Seikan Kaisha Ltd filed Critical Toyo Seikan Kaisha Ltd
Priority to JP8060345A priority Critical patent/JPH09226776A/ja
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  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】剥離することなく、また、印刷を阻害すること
がないコードマークを金属缶に印字する。 【構成】印刷された金属缶の環状凹部の外面に、不可視
インキを用いてコードマークを印字する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は金属缶の製造年月日、時
間、製造工場、製造ライン名等の製造ロット管理用のコ
ードマーク(符号、数字、記号等)を印字した金属缶に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開昭52ー64302に開示さ
れているように、飲料あるいは食品等の缶詰の場合、そ
の製造工場名や缶詰製造年月日をインキジェット印字法
により缶表面に印字することが行われている。
【0003】一方、飲料あるいは食品等の内容物を充填
する金属缶の製造ロット管理用コードマークを、缶底に
インキジェット印字法により透明インクで印字すること
が、本出願人の特公平2−37308に開示されてい
る。
【0004】同様に、上記金属缶が溶接缶で、溶接継目
とその両側の細長い領域の一部にコードマークを印字
し、該コードマークを透明塗膜で保護被覆することが、
特開平6−156503に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】通常缶底には、飲料あ
るいは食品等の缶詰製造のコードマークが印字されるた
め、缶底に金属缶のコードマークを印字すると、その区
別が紛らわしい。
【0006】また、金属缶が溶接缶で溶接継目とその両
側の細長い領域の一部にコードマークを印字し、該コー
ドマークを透明塗膜で保護被覆する場合は、透明塗料、
スプレー、ロール等の塗装装置及び塗装後の乾燥装置が
必要となり、コスト高を招くことになる。
【0007】更に、金属缶が溶接缶で溶接継目とその両
側の細長い領域の一部にコードマークを可視状態で印字
すると、上記溶接継目部分の汚れ、あるいは、可視でき
るために缶詰製造のコードマークと誤認される恐れがあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、印刷された金属缶の環状凹部の外面に不
可視インキを用いて、コードマークを印字した金属缶と
した。
【0009】
【作用】本発明の金属缶は、金属缶同士が接触しても、
接触することがない金属缶の環状凹部の外面にコードマ
ークを印字するので、金属缶の搬送工程、缶蓋巻締工
程、殺菌工程等において、コードマークが剥離すること
がない。
【00010】また、本発明の金属缶は、コードマーク
を不可視インキで印字するため、飲料、食品等の缶詰製
造のコードマークとの混同、改竄、あるいは金属缶外面
の印刷・塗装面の汚れと誤認されることもない。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明の不可視インキのコードマークを印
字した金属缶を示す正面図とその要部拡大図である。図
中1は溶接継目2を有する印刷された溶接缶であり、3
は上部環状凹部、4は下部環状凹部、5は溶接缶1の上
部環状凹部に巻締められた缶蓋、6はコードマークであ
る。
【0012】コードマーク6は、溶接缶1の製造年月
日、時間、製造工場、製造ライン名等の製造ロット管理
用のコードマーク(符号、数字、記号等)を表し、不可
視インキを用いて印字される。
【0013】本実施例の金属缶は、溶接継目2を有する
印刷された溶接缶1に、缶蓋の使用量を減少させるため
に、ネックイン加工により縮径化した上部環状凹部3、
下部環状凹部4が形成されている。
【0014】そして、コードマーク6を、溶接缶1の上
部環状凹部3の外面に、蛍光材を含有する透明インキで
不可視状能に印字し、必要時にコードマーク6を印字し
た部分に紫外線を照射して、蛍光材から可視光を発光さ
せてコードマーク6を認識する。
【0015】また、本実施例ではコードマーク6を、缶
蓋5を巻締めた溶接缶1の上部環状凹部3の外面に印字
したが、缶蓋5を巻締める前に、溶接缶1の上部環状凹
部3の外面に印字してもよく、また、他の缶蓋を巻締め
る下部環状凹部4の外面に印字してもよく、更に、必要
であれば溶接缶1の上部及び下部環状凹部3、4の両方
の外面に印字してもよい。
【0016】尚、本実施例においては、溶接缶1の上部
環状凹部3あるいは下部環状凹部4を形成後コードマー
ク6を印字しているが、コードマーク6を印字した後、
ネックイン加工により、上部環状凹部3、下部環状凹部
4を形成することも可能である。
【0017】しかしながら、上部環状凹部3あるいは下
部環状凹部4を形成した後に、コードマーク6を印字す
るのが、上記コードマーク6の耐傷性の点から望まし
い。
【0018】図2は本発明の不可視インキのコードマー
クを印字した金属缶の他の実施例の正面図とその要部の
拡大図である。図中10は缶胴と底部が一体に形成され
たシームレス缶で、11は上記シームレス缶10の開口
端部に形成された上部環状凹部、12は底部で、13は
シームレス缶10の底部12に形成された下部環状凹部
で、6はコードマークである。
【0019】本実施例の金属缶は、絞り−しごき成形に
よって、缶胴と底部が一体の印刷されたシームレス缶1
0で、このシームレス缶10の開口端部に、缶蓋の使用
量を減少するために、ネックイン加工により縮径化した
上部環状凹部11が、一方、底部12に、底部絞り加工
によって、上記底部12の耐圧強度あるいは店頭等で積
み重ねて販売する際のスタッキング性を得るための下部
環状凹部13が形成されている。
【0020】そして、コードマーク6を、シームレス缶
10の底部12の下部環状凹部13の外面に、蛍光材を
含有する透明インキで不可視状態に印字し、必要時にコ
ードマーク6を印字した部分に紫外線を照射して、蛍光
材から可視光を発光させてコードマーク6を認識する。
【0021】また、本実施例においては、シームレス缶
10の底部12の下部環状凹部13の外面に不可視イン
キを用いてコードマーク6を印字したが、シームレス缶
10の上部環状凹部11の外面に印字してもよく、更
に、必要であれば上部環状凹部11及び底部12の下部
環状凹部13の両方の外面に印字してもよい。
【0022】また、本実施例においては、シームレス缶
10の上部環状凹部11あるいは下部環状凹部13を形
成後コードマーク6を印字しているが、コードマーク6
を印字した後、ネックイン加工により上記上部環状凹部
11を、あるいは、底部絞り加工により下部環状凹部1
3を形成することも可能である。
【0023】しかしながら、上部環状凹部11あるいは
下部環状凹部13を形成した後に、コードマーク6を印
字するのが、上記コードマーク6の耐傷性の点から望ま
しい。
【0024】本発明のコードマーク6に用いる透明イン
キとしては、アクリル系樹脂が使用され、また、蛍光材
としては、ピロリドン系が使用されるが、特にこれらに
限定されるものではない。しかしながら、上記透明イン
キあるいは蛍光材は、印刷後に塗装される保護塗膜との
密着性、内容物充填・密封後の殺菌時の耐性、密着性に
優れた透明インキあるいは蛍光材を用いるのが望まし
い。
【0025】また、本発明においては、蛍光材を含有し
ない透明インキを塗布し、コードマーク6の認識が必要
な時に、印字した部分に蛍光材を塗布し、この部分に紫
外線を照射して、コードマーク6を認識することも可能
である。
【0026】更に、本発明においては、コードマーク6
を印字する方法としては、インキジェット印字法、スタ
ンプ印字法、あるいはロール印字法等の公知の印字法を
採用することができるが、高速印字性の点からインキジ
ェット印字法が望ましい。
【0027】尚、本発明の金属缶として、溶接継目を有
する溶接缶、絞り−しごき成形によるシームレス缶を実
施例として示したが、本発明の金属缶としては、これら
以外に、側面を接着剤で接着した接着缶、あるいは、絞
り−深絞り成形、絞り−薄肉化絞り成形、絞り−薄肉化
絞り成形−しごき成形等によるシームレス缶を用いるこ
とができる。
【0028】
【発明の効果】本発明の金属缶は、印刷された金属缶の
環状凹部の外面に、不可視インキのコードマークを印字
するので、金属缶の搬送工程、缶蓋巻締工程、殺菌工程
等において、金属缶同士が接触してもコードマークが剥
離することがない。
【0029】また、本発明の金属缶は、コードマークを
印字後に、上記コードマークの剥離を防止する保護皮膜
を形成する必要がなく、保護皮膜用塗料、保護皮膜を形
成するための塗装装置、乾燥装置が不要であり、製造コ
ストを低減できる。
【0030】また、本発明の金属缶は、不可視インキを
用いてコードマークを印字するため、飲料、食品等の缶
詰製造のコードマークと混同、改竄と誤解されることが
なく、更に、缶胴外面の印刷・塗装面の汚れと誤認され
ることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の金属缶の正面図とその要部拡大図であ
る。
【図2】本発明の他の金属缶の正面図とその要部拡大図
である。
【符号の説明】
1 溶接缶 2 溶接継目 3 上部環状凹部 4 下部環状凹部 5 缶蓋 6 コードマーク 10 シームレス缶 11 上部環状凹部 12 底部 13 下部環状凹部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印刷された金属缶の環状凹部の外面に、不
    可視インキを用いてコードマークを印字した金属缶。
JP8060345A 1996-02-23 1996-02-23 コードマークを印字した金属缶 Pending JPH09226776A (ja)

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