JPH09226712A - 包装機における商品搬入装置 - Google Patents

包装機における商品搬入装置

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JPH09226712A
JPH09226712A JP6531096A JP6531096A JPH09226712A JP H09226712 A JPH09226712 A JP H09226712A JP 6531096 A JP6531096 A JP 6531096A JP 6531096 A JP6531096 A JP 6531096A JP H09226712 A JPH09226712 A JP H09226712A
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JP
Japan
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product
lift
carry
packaging machine
motor
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JP6531096A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Nobushige
労 信重
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Ishida Co Ltd
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Ishida Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第二の搬入装置を備える包装機において、搬
送した商品を上下動するリフト装置に確実に受け渡すよ
うにすることを課題とする。 【解決手段】 リフト装置5のリフトポスト55…55
の間に間入してオーバーラップする搬送プレート49…
49を、商品Gを包装機外部から内部に最初に搬入する
第一の搬入装置3の終端部と、上記リフト装置5との間
で、モータ44の駆動により、伝動ベルト45を介して
前後移動させる。そして、前進したときに、搬送プレー
ト49…49の上面49bで商品Gを第一の搬入装置3
から受け取り、後退したときにこれをリフト装置5のリ
フトポスト55…55上に受け渡すように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は包装機における商品
搬入装置に関し、特に、商品の搬入距離が長く設定され
た包装機における商品搬入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スーパーマーケット等で販売される生鮮
食料品の多くは樹脂トレーに収納された状態でそのトレ
ーごとストレッチフィルムで包装されているが、商品を
このように全体包装する包装機においては、一般に、包
装機正面に内外に延びる搬入装置が設けられて、この搬
入装置によって商品がまず包装機内部に運び込まれるよ
うになっている。そして、この搬入装置の終端部に、リ
フトポストが多数立設された構成のリフト装置が備えら
れていて、搬入された商品は該リフト装置に受け渡さ
れ、次にこのリフト装置によって、上方で水平に保持さ
れたフィルムに向けて押し上げられ、該フィルムで包装
されたのち包装機から排出される。その場合に、搬入装
置のコンベアベルトには爪状の部材が立設されて、この
爪状部材によって商品が搬入装置からリフト装置上に押
し出されて、確実に受け渡されるようになっている。
【0003】一方このとき、包装後の商品を包装機の前
面側に排出する所謂前方排出型包装機の場合は、搬入装
置の商品排出端部が商品停止位置となるため、リフト装
置の中央部まで商品を押し込む必要はないが、包装後の
商品を包装機の後側から排出する所謂後方排出型包装機
の場合には、商品をリフト装置の中央部まで押し込む必
要があるため、リフト装置とオーバーラップするまで商
品を移送する第二の搬入装置が必要となる。
【0004】すなわち、複数本の幅の狭いベルト式コン
ベアを櫛状に並行配置したものをリフト装置のリフトポ
ストの間に間入させることにより、第二の搬入装置を構
成するのである。これによれば、第1搬入装置から受け
渡された商品は、リフト装置とオーバーラップした第2
搬入装置の終端部で停止して、該リフト装置に確実に受
け渡されることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第2搬
入装置をこのようにリフト装置とオーバーラップさせる
構成としたことにより次のような不具合が発生する。
【0006】すなわち、リフト装置による上下動とフィ
ルムによる包み込み過程でトレーが転覆すると、トレー
内の商品が、リフトポスト間に櫛状に配列された複数本
のベルトコンベア上に落下して、下降してきたリフトポ
ストで押し潰されるトラブルが発生する虞がある。
【0007】また、第2搬入装置で搬入された商品は、
リフトポスト間に設けられたストッパに当てて停止させ
るので、そのときにトレー内の商品が踊ったり、トレー
そのものの停止位置が不規則、不正確となる。
【0008】そこで本発明は、このようなトラブルを発
生させない包装機における商品搬入装置の提供を課題と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は次のように特定したことを特徴とする。
【0010】すなわち、本願の請求項1に記載の発明
(以下「本願発明」という。)は、商品を包装機の外部
から内部に搬入する第1搬入装置と、包装機内部のリフ
ト装置とオーバーラップする位置まで延び、上記第1搬
入装置から商品を受け取ってこれを該リフト装置に受け
渡す第2搬入装置とを有する包装機における商品搬入装
置であって、上記第2搬入装置が、第1搬入装置からの
商品受取位置と、リフト装置とのオーバーラップ位置と
の間で往復動可能に設けられていることを特徴とする。
【0011】この本願発明によれば、第2搬入装置がリ
フト装置とのオーバーラップ位置から退避するので、リ
フト装置上の商品が転覆する等の不足の事態が発生して
も、商品はもとよりリフト装置や第2搬入装置等の周辺
装置を商品で汚すことがない。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0013】図1に示すように、この実施の形態におけ
る包装機1は、商品を正面側から搬入して背面側に排出
する後方排出型の包装機であって、その本体2の正面に
内外方向に延びる第一搬入装置3が設けられ、トレーT
に収納された商品Gはまず最初にこの第一搬入装置3の
外部ア地点に作業者の手により載置される。
【0014】そして、この第一搬入装置3に組み込まれ
た計量器12でその重量が計量されたのち、商品Gはこ
の第一搬入装置3によって本体2の内部に向けてa方向
に搬入され、内部イ地点で第二搬入装置4に受け渡され
る。さらに商品Gはこの第二搬入装置4によって本体2
の内部奥に向けてb方向に搬送され、本体2の背面近く
に配置されたリフト装置5にウ地点で受け渡される。
【0015】次いで商品Gはこのリフト装置5によって
今度はc方向に押し上げられエ地点に至る。このとき、
図示しないが該上昇経路途中に包装用ストレッチフィル
ムが水平に張られていて、商品Gの上昇により引っ張ら
れて緊張した状態となる。そして、本体2上部に備えら
れたフィルム折込装置6によってこの緊張状態のフィル
ムの側縁部がトレーTの底面側に折り込まれることによ
り、商品GがそのトレーTごと上記フィルムで全体包装
される。
【0016】このようにして包装された商品Gは、上記
折込装置6に組み込まれた排出用プッシャ(図示せず)
でエ地点から本体2の背面に向けてd方向に押し出さ
れ、該背面に備えられた排出ローラ装置7、及び別途設
けられた搬送装置8を介して次の作業エリアに運び出さ
れる。そして、別途備えられたラベルプリンタ9からこ
の商品の商品名や正味量、あるいは価格等が印字された
値付ラベルが発行されて貼付されるようになっている。
【0017】このように、当該後方排出型包装機1にあ
っては、商品を上方に押し上げるリフト装置5が本体2
の背面近くに配置されて、本体2の正面からの商品の搬
入距離が長くなっているために、商品を本体2の外部か
ら内部に搬入する第一搬入装置3に続けて第二搬入装置
4が併設され、この第二搬入装置4を介して商品がリフ
ト装置5に受け渡されるようになっている。
【0018】次に、これらの第一、第二の搬入装置3,
4及びリフト装置5の構成について説明する。
【0019】まずリフト装置5から説明すると、図2な
いし図4に示すように、このリフト装置5は垂直に立設
された二本のガイド筒51,51を有し、各ガイド筒5
1,51にそれぞれ昇降ロッド52,52が摺動自在に
内嵌されていると共に、これらの昇降ロッド52,52
の上端にベースプレート53が水平に取り付けられてい
る。そして、このベースプレート53に五本のベースロ
ッド54…54が所定の間隔で並行配置されて本体2の
正面方向に片持状態で固設され、 これらのベースロッ
ド54…54にそれぞれ2個づつ計10個のリフトポス
ト55…55が立設された構成となっている。
【0020】その場合に、各リフトポスト55は、その
下部に形成された貫通孔55aにベースロッド54が挿
通されることにより該ベースロッド54に摺動自在に取
り付けられて、前後のポスト55,55の間隔が調節可
能となっていると共に、その上部には搬入された商品G
を受け取って受支するリフトヘッド55bが設けられて
いる。
【0021】また、上記昇降ロッド52,52にはそれ
ぞれラック部52a,52aが形成され、該ラック部5
2a,52aにピニオン56,56が噛合されていると
共に、これらのピニオン56,56を回転させるモータ
57の駆動により上記昇降ロッド52,52がガイド筒
51,51に沿って上下に昇降し、これによりリフトポ
スト55…55が、図3又は図4に実線で示す下降位置
と、図4に鎖線で示す上昇位置との間で上下動して、リ
フトヘッド55b…55bで受支した商品Gを上方に押
し上げるようになっている。
【0022】一方、このリフト装置5の前方には、本体
2の正面壁2aに形成された開口部2bを越えて外部に
延びる矩形状のフレーム30が設置されており、このフ
レーム30に二機の搬入装置3,4が備えられている。
【0023】第一搬入装置3は、上記フレーム30の幅
方向に回転自在に軸支された前後一対のシャフト31
a,31bを有し、各シャフト31a,31bにそれぞ
れ四個のスプロケット32a…32a;32b…32b
が固設されていると共に、前後で対応する各スプロケッ
ト32a,32b間にチェーン33が巻き掛けられて、
計四条の走行用チェーン33…33がフレーム30の前
部上方において所定の間隔で並行配置された構成となっ
ている。
【0024】また、フレーム30の後端部下面には駆動
モータ34がブラケット34aを介して取り付けられ、
その駆動軸34bにスプロケット34cが固設されてい
る一方で、上記二本のシャフト31a,31bのうちの
後部シャフト31bにおいて、その一端部側にも別のス
プロケット32cが固設されていて、これら両スプロケ
ット34c,32c間に伝動用チェーン35が巻き掛け
られ、上記モータ34の駆動により四条の走行用チェー
ン33…33の上側走行部が本体2の外部から内部に向
けて走行するようになっている。
【0025】そして、このフレーム30の前端部側(外
部側)において、上記走行用チェーン33…33の下方
に計量器12が備えられている。その場合に、該計量器
12の計量皿13…13は、図2に鎖線で示したように
五つに分割されて、それぞれ走行用チェーン33…33
と交互に配置されていると共に、ブラケット12a,1
2b,12cを介して上方に配置され、その商品載置面
が走行用チェーン33…33の上側走行部よりも高く位
置している。
【0026】また各チェーン33には二つの供給爪33
a,33aが等間隔に立設されていて、該走行用チェー
ン33…33が走行したときに、上記計量皿13…13
に載置された商品G及びトレーTが供給爪33aによっ
て本体2の内部、つまりフレーム30の後方に向けて押
し出されるようになっている。
【0027】その場合に、図3又は図4に鎖線で示した
ように、上記チェーン33…33の終端部後方に、該チ
ェーン33…33の走行で本体2の内部に搬入された商
品G又はトレーTの先端部を検知するセンサ(商品検知
センサ)61が配置されていて、この商品検知センサ6
1によって商品G又はトレーTの先端部が検知されたと
きに、上記チェーン33…33の走行速度が緩やかとな
り、かつ、後述する距離Lだけ進んだ時点でモータ34
の駆動が停止するようになっている。
【0028】また、同じく図3又は図4に鎖線で示した
ように、上記チェーン33…33の始端部側には、供給
爪33aを検知するセンサ(供給爪原点センサ)61が
配置されていて、この供給爪原点センサ61によって供
給爪33aが検知されたときには、上記モータ34の駆
動が停止し、供給爪33aが計量皿13…13の直前で
停止するようになっている。
【0029】一方、第二搬入装置4は、上記フレーム3
0の後端部側(内部側)において、上記走行用チェーン
33…33の下方で、該フレーム30の幅方向に回転自
在に軸支された前後一対のシャフト41a,41bを有
し、各シャフト41a,41bにそれぞれ二個のプーリ
42a,42a;42b,42bが固設されていると共
に、前後で対応する各プーリ42a,42b間にタイミ
ングベルト43が巻き掛けられて、計二条のタイミング
ベルト43,43が所定の間隔で並行配置された構成と
なっている。
【0030】また、フレーム30の後端部下面には駆動
モータ44がブラケット44aを介して取り付けられ、
その駆動軸44bにプーリ44cが固設されている一方
で、上記二本のシャフト41a,41bのうちの後部シ
ャフト41bにおいて、その一端部側にも別のプーリ4
2cが固設されていて、これら両プーリ44c,42c
間に伝動用タイミングベルト45が巻き掛けられ、上記
モータ44の駆動により二条のタイミングベルト43…
43が本体2の内外方向に走行するようになっている。
【0031】さらに、フレーム30の長手方向の略中間
位置において幅方向にビーム30bが架設され、このビ
ーム30bとフレーム30の後端面30cとの間に二本
のガイドロッド46,46がそれぞれ上記タイミングベ
ルト43,43の直上部に配設されている。
【0032】また、これらの各ガイドロッド46,46
にブロック部材47,47が摺動自在に外嵌されている
と共に、各ブロック部材47,47がそれぞれ直下のタ
イミングベルト43,43にジョイント47a,47a
を介して結合されて、上記のように該タイミングベルト
43…43が本体2の内外方向に走行したときに、これ
らの両ブロック部材47,47がガイドロッド46,4
6に沿って前後に移動するようになっている。
【0033】そして、これらのブロック部材47,47
の上面にベースプレート48が取り付けられ、このベー
スプレート48の上面に、四つの搬送プレート49…4
9が、上記第一搬入装置3の走行用チェーン33…33
の側方に位置するように所定の間隔で立設されている。
【0034】各搬送プレート49は幅の狭い矩形状のベ
ース部材49aを有し、該ベース部材49aの前端部が
上記ベースプレート48に固定されて後方に向けて片持
状態となっていると共に、このベース部材49aの後端
部において、細長い受支部材49bが連結部材49cを
介して前方に向けて片持状態に取り付けられて、この受
支部材49b…49bとベース部材49a…49aとの
間隙に第一搬入装置3の後部シャフト31bが入り込む
構造とされている。また各搬送プレート49の後端面に
は、受支部材49bの上面より上方向に突出するストッ
パプレート49dが取り付けられている。
【0035】その場合に、上記受支部材49b…49b
は、その上面の高さ位置が計量皿13…13の商品載置
面と略同じ高さ位置とされて、該計量皿13…13から
第一搬入装置3により押し出された商品Gを受支部材4
9b…49bの上面で受け取るようになっている。
【0036】また、図2に示したように、上記ブロック
部材47,47のうちの一方には、フレーム30方向に
延びる被検知体65が取り付けられていると共に、該フ
レーム30における上記タイミングベルト43…43の
始端部側及び終端部側には、図3又は図4にも示したよ
うに、この被検知体65を検知する前後一対のセンサ
(前進位置センサ63及び後退位置センサ64)が配置
されていて、各位置センサ63,64によって被検知体
65が検知されたときに、上記モータ44の駆動が停止
し、これにより搬送プレート49…49が、図2ないし
図4に実線で示す前進位置と、図2又は図4に鎖線で示
す後退位置との間で前後動するようになっている。
【0037】そして、搬送プレート49…49が前方移
動したときには、これらの四つの搬送プレート49…4
9がそれぞれ上記第一搬入装置3の走行用チェーン33
…33の側方に入り込んで該第一搬入装置3とオーバー
ラップし、これにより、該チェーン33…33の走行で
計量皿13…13から後方に押し出された商品Gを受支
部材49b…49bの上面で受け取る一方で、搬送プレ
ート49…49が後方移動したときには、これらの四つ
の搬送プレート49…49がフレーム30の後端面30
c上部に形成された切欠き部30dを介して後方に櫛状
に突出し、それぞれ上記リフト装置5のリフトポスト5
5…55の間に入り込んで該リフト装置5とオーバーラ
ップし、これにより、第一搬入装置3から受け取った商
品Gをこのリフト装置5に受け渡すようになっている。
【0038】その場合に、図4に示したように、第二搬
入装置4とリフト装置5とのオーバーラップ時には該リ
フト装置5は下降していて、そのリフトヘッド55b…
55bの上面が、櫛状に後方突出した受支部材49b…
49bの上面よりも低く位置し、次にリフト装置5が上
昇したときに、リフトヘッド55b…55bが商品Gの
底面を持ち上げて該商品Gを受け取り、上方に押し上げ
るようになっている。
【0039】なお、図3及び図4では図示を省略した
が、フレーム30の内部側開口上面30a付近には、図
2に鎖線で示したように、第一搬入装置3のチェーン3
3…33及び第二搬入装置4の搬送プレート49…49
と交互に配置されたプレート部材14…14が介在され
ている。
【0040】その場合に、上記プレート部材14…14
の上面の高さ位置は計量皿13…13の商品載置面と略
同じ高さ位置とされて、第二搬入装置4が前進位置に復
帰していない場合であっても、計量皿13…13から押
し出された商品Gがこれらのプレート部材14…14に
受け取られるようになっている。
【0041】一方、本体2の正面上部には、表示部10
aと操作部10bとを有する作業操作卓10が備えら
れ、図5に示すように、この操作卓10に内蔵された制
御部(CPU)11によって上記第一、第二の搬入装置
3,4及びリフト装置5の各動作が統括管理されるよう
になっている。なお、これ以外の折込装置6や排出ロー
ラ装置7、並びにラベルプリンタ9等も同じく制御部1
1からの制御信号でその動作が管理されるが、図5にお
いてはそれらの図示は省略した。次に、この制御部11
によって統括管理される当該包装機1の商品搬入動作
を、上記図5の制御システム図、及び図6ないし図13
の動作概念図、並びに図14のタイムチャート図を参照
しながら説明する。
【0042】まず最初は、供給爪33aは計量皿13の
直前で、搬送プレート49は前進位置で、及びリフトポ
スト55は下降位置でそれぞれ停止している(図6)。
【0043】この状態で商品Gが計量皿13に載置さ
れ、計量器12からの計量値が安定すると、制御部11
はチェーン用モータ34を駆動させる(t1)。これに
より供給爪33aが計量皿13を通過し、商品Gが該計
量皿13から押し出されて包装機1内部に向けて搬入さ
れ、搬送プレート49に受け渡される。
【0044】そして、商品Gの先端部が商品検知センサ
61によって検知されると(図7)、制御部11はチェ
ーン用モータ34の駆動を低速に切り換えて供給爪33
aの走行速度を低下させ(t2)、さらにこの時点から
供給爪33aを距離Lだけ走行させたのちにチェーン用
モータ34の駆動を停止する(図8、t3)。
【0045】その場合に、上記距離Lは、商品検知セン
サ61と、搬送プレート49におけるストッパプレート
49dとの間の距離に設定されている。これにより、商
品Gは搬送プレート49のストッパプレート49dに緩
やかに当接され、この状態で該商品Gの搬送プレート4
9への受渡しが終了することとなる。なお、距離Lと走
行速度(低速切換後の走行速度)とに基づいて、チェー
ン用モータ34の駆動停止タイミングを時間で管理して
もよい。
【0046】また、制御部11は、商品Gが計量皿13
から排出されて計量器12からの計量値信号が変化した
ときに、当該計量値に基づいて商品Gの正味量等を算出
し、これをラベルプリンタ9に送信するようになってい
る。そして、このラベルプリンタ9への信号送信によっ
て該計量値についての処理が終り、図7に示したよう
に、次の商品G’を計量皿13に載置することが可能と
なる。
【0047】次いで制御部11はベルト用モータ44を
後退駆動させて搬送プレート49を後方に移動させ、商
品Gを後方移動させる(図9、t4)。そして搬送プレ
ート49が充分に後退した時点でチェーン用モータ34
を再駆動させて、供給爪33aを下側走行部に回行させ
たのち(図10、t5)、次にもう一方の供給爪33a
が供給爪原点センサ62によって検知されると(図1
1)、チェーン用モータ34の駆動を停止して(t
8)、供給爪33aを計量皿13の直前で停止させる。
これ以降、第一搬入装置3は以上の動作を繰り返し行な
うことになる。
【0048】一方、制御部11は、後退位置センサ64
がブロック部材47の被検知体65を検知したときに、
ベルト用モータ44の駆動を停止し(図11、t6)、
この状態でリフト用モータ53を上昇駆動させて(図1
2、t7〜t10)、商品Gをリフト装置5で上方に押
し上げる。そして、包装終了後に、今度はリフト用モー
タ53を下降駆動させて(t11〜t12)、リフトポ
スト55を下降位置で停止させ、次の商品G’の受け渡
しのため待機させることになる(図13)。
【0049】また、制御部11は、リフトポスト55が
上昇したのち所定時間経過後に、今度はベルト用モータ
44を前進駆動させて搬送プレート49を前方に移動さ
せ(図12、t9)、前進位置センサ63がブロック部
材47の被検知体65を検知したときに、ベルト用モー
タ44の駆動を停止し、搬送プレート49を前進位置で
停止させる(図13、t13)。
【0050】このとき、搬送プレート49は、リフトポ
スト55が再び下降してくる前に(t11〜t12)、
前進を開始してフレーム30内に退避する(t9)の
で、搬送プレート49…49とリフトポスト55…55
とが相互に櫛状にオーバーラップする構成とされていて
も、物理的に干渉し合うことがなくなり、特に搬送プレ
ート49が下降してくるリフトポスト55によって挟み
込まれるようなことが回避される。
【0051】また、搬送プレート49が充分に前進位置
に戻り切る前に(t9〜t13)、次の商品G’が供給
爪33aによって先に受渡位置まで搬入されていてもよ
い(図12)。この場合は、第一搬入装置3のチェーン
33…33と搬送プレート49…49との間に介在する
プレート部材14…14によって商品G’が保持されて
いて、これに対して、搬送プレート49がオーバーラッ
プしていって、ストッパプレート49dが商品G’に当
接して停止することにより、商品の授受が行なわれるこ
とになる。
【0052】そして、このように商品Gが搬送プレート
49のストッパプレート49dに当接された状態で第一
搬入装置3から第二搬入装置4に受け渡されるので、該
ストッパプレート49dのリフトポスト56…56に対
する後方移動位置に基づいて、商品Gのリフト装置5へ
の位置決めが正確に行なわれることになる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第二の搬入装置が、第一の搬入装置からの商品受取位置
と、リフト装置への商品受渡位置であるオーバーラップ
位置との間で往復動することにより、上下動するリフト
装置から退避するので、リフト装置上の商品が転覆する
等の不足の事態が発生しても、リフト装置や第2搬入装
置等の周辺装置を商品で汚すことがなく、また商品が保
護されて損傷することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る包装機の概略側面
図である。
【図2】 上記包装機の要部平面図である。
【図3】 図2のあ−あ線断面図である。
【図4】 図2のい−い線断面図である。
【図5】 上記包装機の制御システム図である。
【図6】 上記包装機の商品搬入動作の概念図である。
【図7】 同じく商品搬入動作の概念図である。
【図8】 同じく商品搬入動作の概念図である。
【図9】 同じく商品搬入動作の概念図である。
【図10】 同じく商品搬入動作の概念図である。
【図11】 同じく商品搬入動作の概念図である。
【図12】 同じく商品搬入動作の概念図である。
【図13】 同じく商品搬入動作の概念図である。
【図14】 上記商品搬入動作のタイムチャート図であ
る。
【符号の説明】
1 後方排出型包装機 3 第一搬入装置 4 第二搬入装置 5 リフト装置 13 計量皿 33 走行用チェーン 33a 供給爪 34 チェーン駆動モータ 44 ベルト駆動モータ 49 搬送プレート 55 リフトポスト 57 リフト駆動モータ 61 商品検知センサ 62 供給爪原点センサ 63 前進位置センサ 64 後退位置センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品を包装機の外部から内部に搬入する
    第1搬入装置と、包装機内部のリフト装置とオーバーラ
    ップする位置まで延び、上記第1搬入装置から商品を受
    け取ってこれを該リフト装置に受け渡す第2搬入装置と
    を有する包装機における商品搬入装置であって、上記第
    2搬入装置が、第1搬入装置からの商品受取位置と、リ
    フト装置とのオーバーラップ位置との間で往復動可能に
    設けられていることを特徴とする包装機における商品搬
    入装置。
JP6531096A 1996-02-26 1996-02-26 包装機における商品搬入装置 Pending JPH09226712A (ja)

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