JPH09226458A - アウトサイドミラーの支持装置 - Google Patents

アウトサイドミラーの支持装置

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Publication number
JPH09226458A
JPH09226458A JP8060180A JP6018096A JPH09226458A JP H09226458 A JPH09226458 A JP H09226458A JP 8060180 A JP8060180 A JP 8060180A JP 6018096 A JP6018096 A JP 6018096A JP H09226458 A JPH09226458 A JP H09226458A
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JP
Japan
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mirror
stay
outside
ball joint
ball
Prior art date
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Pending
Application number
JP8060180A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihide Tanigami
吉秀 谷上
Yuuji Tsukigata
祐詞 月形
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd filed Critical Hino Motors Ltd
Priority to JP8060180A priority Critical patent/JPH09226458A/ja
Publication of JPH09226458A publication Critical patent/JPH09226458A/ja
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  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】車両の振動がアウトサイドミラーに伝達される
のを防止する。 【解決手段】アウトサイドミラーが取付けられているメ
インステー10の支持機構に用いられているボールジョ
イント20としてオイルを封入した液封ラバー52を用
いたボールジョイントを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアウトサイドミラー
の支持装置に係り、とくにアウトサイドミラーを車両の
外側面の外側と内側との間で移動可能に支持するように
したアウトサイドミラーの支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば実開平2−75351号公報や特
開平3−25041号公報に開示されているように、ア
ウトサイドミラーをステーに取付けるとともに、ステー
をボールジョイントを介して回動可能に車体側のブラケ
ットに連結し、ステーをボールジョイントを中心として
回動させることによって車両の外側面の外側と内側との
間でアウトサイドミラーを移動可能に支持するようにし
たアウトサイドミラーの支持装置が提案されている。こ
のようにアウトサイドミラーを移動可能に支持すると、
アウトサイドミラーを車幅内に必要に応じて移動させる
ことが可能になり、狭い道で電柱等にアウトサイドミラ
ーが接触することが防止される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようにアウトサイ
ドミラーを車両の外側面の外側と内側との間で移動可能
に支持するようにしたアウトサイドミラーの支持装置に
おいて、アウトサイドミラーの鏡角をリモコンで調整す
る機構を採用すると、、ミラー支持装置の重量が増加
し、走行時の振動やアイドリング時の振動によってアウ
トサイドミラーが振れを発生するという問題がある。こ
のような振れはこのアウトサイドミラーを通して得られ
る画像がぶれるという問題を生ずる。
【0004】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、アウトサイドミラーを車両の外側面の
外側と内側との間で移動可能に支持するようにしたアウ
トサイドミラーの支持装置において、とくにアウトサイ
ドミラーに振動が発生しないようにしたアウトサイドミ
ラーの支持装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、アウトサイド
ミラーが取付けられているミラーステーと、前記ミラー
ステーの基端部を回動可能に車体側に取付けるブラケッ
トと、前記ミラーステーを回動させて前記ミラーステー
に取付けられているアウトサイドミラーを車両の外側面
の外側と内側との間で移動させる移動機構と、をそれぞ
れ具備し、しかも前記ミラーステーと前記ブラケットと
の連結部をボールジョイントによって回動可能に連結
し、前記ボールジョイントのボールを受ける部分を液封
ラバーから構成したことを特徴とするアウトサイドミラ
ーの支持装置に関するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例に係るア
ウトサイドミラーの支持装置の全体の構成を示すもので
あって、この支持装置はパイプをほぼコ字状に屈曲させ
たメインステー10を備えている。このメインステー1
0によってアウトサイドミラー11と、アンダミラー1
2と、サイドアンダミラー13とがそれぞれ取付けられ
ている。アウトサイドミラー11は車両の側方からの後
方視界を得るものである。またアンダミラー12は車両
のすぐ前方の下側の視界を得るためのものである。また
サイドアンダミラー13は車両の側方であってすぐ下側
の部分の視界を得るためのものである。
【0007】メインステー10の上側の端部は固定ボル
ト19を介してサブステー17に連結されている。なお
メインステー10とサブステー17とによって本発明の
ミラーステーが構成される。そしてサブステー17の他
端部およびミラーステー10の下側の端部はそれぞれブ
ラケット23およびサポートステー18とボールジョイ
ント21、20を介して回動可能に連結されている。そ
してサポートステー18の基端側が固定ボルト22を介
して取付け用ブラケット24に取付けられるようになっ
ている。またメインステー10の下端部とサポートステ
ー18との連結部には別のサポートステー25が連結さ
れるようになっており、メインステー10の下端部の支
持をより安定にしている。
【0008】次に上記3つのミラー11、12、13を
それぞれ支持しているメインステー10を移動させるた
めの機構について説明すると、この機構は図2および図
4に示すようにモータ29を備えている。モータ29の
出力軸にはウオーム30が固着されている。ウオーム3
0はウオームギヤ31と噛合っている。そしてウオーム
ギヤ31に駆動アーム32が固着されている。駆動アー
ム32の先端側はピン33を介して駆動リンク34と連
結されるようになっている。また駆動リンク34の先端
部は揺動レバー35とピン36を介して連結されるよう
になっている。
【0009】上記揺動レバー35の基端部は揺動軸40
に固着されている。この揺動軸40の上端部には基端側
屈伸リンク41が連結されている。そしてこの基端側屈
伸リンク41が先端側屈伸リンク42とボールジョイン
ト43を介して連結されるようになっている。上記先端
側屈伸リンク42の先端部はサブステー17に設けられ
ている連結板44とボールジョイント45を介して連結
されるようになっている。
【0010】次にボールジョイント20、21、43、
45の構造をボールジョイント20を例にとって説明す
ると、図6に示すように、ボールジョイントを構成する
ボール50はハウジング51内に保持されており、しか
もこのボール50の外周側の部分はラバー52を介して
ハウジング51に保持されるようになっている。そして
ラバー52に凹部53が形成されるとともに、この凹部
53内には非圧縮性の流体、例えばオイルが封入されて
いる。またハウジング51の下端側はダストシール54
によって覆われるとともに、このダストシール54の中
心部から下方に突出するようにボール50に固着されて
いるボルト55が突出されている。またハウジング51
の外側面にはボス56が固着されている。このボス56
はパイプ57と連結されるようになっている。
【0011】次にアウトサイドミラー11、アンダミラ
ー12、およびサイドミラー13をそれぞれ支持してい
るメインステー10を車両の外側面の外側と内側との間
で移動させるための移動機構の動作について説明する。
通常の走行時においては図2および図4に示すように、
メインステー10が車両の外側面の外側に位置してお
り、これによってとくにアウトサイドミラー11によっ
て十分な後方視界を得るようにしている。
【0012】狭い道を通過する場合であって、例えばア
ウトサイドミラー11が電柱に干渉する恐れがある場合
や、車庫に入れるときには、このアウトサイドミラー1
1を車両の外側面の内側に移動させる。この動作はモー
タ29によって図5に示すようにウオーム30を駆動
し、ウオームギヤ31によって駆動アーム32を介して
駆動リンク34を図5に示すように下方へ移動し、揺動
レバー35を回動させ、これによって揺動軸40を介し
て基端側屈伸リンク41および先端側屈伸リンク42が
互いにくの字状の屈曲するようにする。これによって揺
動軸40とサブステー17の連結板44間の距離が短く
なり、このためにサブステー17がボールジョイント2
1を中心として図5に示すように時計方向に回動され
る。
【0013】従ってこのようなサブステー17の先端部
に固定ボルト19を介して支持されているメインステー
10が図3に示すように車両の外側面の内側へ移動され
る。すなわちアウトサイドミラー11、アンダミラー1
2、およびサイドアンダミラー13を支持しているミラ
ーの支持装置の全体が車幅内に入るようになり、これに
よってこれらのミラー11、12、13が電柱や車庫の
側面等に干渉することが防止される。
【0014】なおアウトサイドミラー11を外側へ移動
させる場合には、上記と逆の動作を行なえばよく、これ
によってメインステー10が図5に示す位置から図4に
示す位置に移動される。従ってアウトサイドミラー11
は図3に示す車幅の内側の位置から図2に示す車幅の外
側の位置へ移動するようになり、通常の使用状態に復帰
される。
【0015】またアウトサイドミラー11が車幅の外側
の位置にある状態において、アウトサイドミラー11、
アンダミラー12、またはサイドアンダミラー13の内
の何れかに不測に外力が作用した場合には、図2におい
て鎖線で示すように枢軸19を中心としてメインステー
10が内側へ回動されるようになる。これによって外力
が作用した場合における衝撃の緩和が図られるようにな
る。このような動作は自動車の保安基準を満たすもので
ある。
【0016】このようにして車両の外側面の外側と内側
との間で移動される移動機構を有するミラーの支持装置
において、ボールジョイント20、21、43、45は
何れも図6に示すような液封ラバー52を用いたボール
ジョイントから構成されている。そしてこのようにラバ
ー52の凹部53に充填されている非圧縮正のオイルに
よって、ボールジョイント20の部分における振動の伝
達が遮断される。
【0017】従ってこのようなボールジョイント20を
用いることによって、メインステー10に支持されてい
る3つのミラー11、12、13がそれぞれ振動し難く
なる。このことはこれらのミラー11、12、13を通
して得られる反射映像がぶれなくなることを意味してい
る。すなわちこのような液封ラバー52から成るボール
ジョイント20を採用することによって、走行時やアイ
ドリング時に車両が受ける振動がメインステー10に伝
達されるのが防止されるようになる。またこのボールジ
ョイント20は外部からのゴミの侵入を防ぐためのダス
トシール54を備えているために、走行中にこのボール
ジョイント20にゴミが侵入することが防止される。
【0018】図7は別の実施の形態に係るボールジョイ
ント20を示している。ここではラバー52に上下にそ
れぞれ凹部53を形成するとともに、これらの凹部53
間を連通させる断面積が小さなオリフィス60を形成す
るようにしている。従ってこのオリフィス60を通過す
る際にオイルによって減衰力を生ずるようになり、この
ような減衰力によって振動の減衰効果を高めるようにし
ている。従ってより防振効果の高いボールジョイント2
0によってメインステー10への振動の伝達の防止が図
られる。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明は、ミラーステーに
アウトサイドミラーを取付け、このミラーステーの基端
部をブラケットを介して車体側に取付け、ミラーステー
を回動させてミラーステーに取付けられているアウトサ
イドミラーを車両の外側面の外側と内側との間で移動機
構によって移動させるようにし、しかもミラーステーと
ブラケットとの連結部をボールジョイントによって回動
可能に連結し、ボールジョイントのボールを受ける部分
を液封ラバーから構成するようにしたものである。
【0020】従って本発明によれば、とくに液封ラバー
から成るボールジョイントによってアウトサイドミラー
が取付けられているミラーステーの振動の伝達が防止さ
れるようになる。従ってアウトサイドミラーを通して得
られる反射映像がぶれることが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】アウトサイドミラーの支持装置の全体の構成を
示す要部外観斜視図である。
【図2】同要部平面図である。
【図3】アウトサイドミラーを車両の外側面の内側に移
動させたときの要部平面図である。
【図4】アウトサイドミラーの移動機構を示す要部拡大
平面図である。
【図5】アウトサイドミラーが内側へ移動されたときの
移動機構の要部拡大平面図である。
【図6】ボールジョイントの一部を破断した正面図であ
る。
【図7】別の実施の形態に係るボールジョイントの一部
を破断した正面図である。
【符号の説明】
10 メインステー 11 アウトサイドミラー 12 アンダミラー 13 サイドアンダミラー 17 サブステー(上) 18 サポートステー 19 固定ボルト(枢軸) 20 ボールジョイント 21 ボールジョイント 22 固定ボルト 23 取付け用ブラケット(上) 24 取付け用ブラケット(下) 25 サポートステー 29 モータ 30 ウオーム 31 ウオームギヤ 32 駆動アーム 33 ピン 34 駆動リンク 35 揺動レバー 36 ピン 40 揺動軸 41 基端側屈伸リンク 42 先端側屈伸リンク 43 ボールジョイント 44 連結板 45 ボールジョイント 50 ボール 51 ハウジング 52 ラバー 53 凹部 54 ダストシール 55 ボルト 56 ボス 57 パイプ 60 オリフィス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アウトサイドミラーが取付けられているミ
    ラーステーと、 前記ミラーステーの基端部を回動可能に車体側に取付け
    るブラケットと、 前記ミラーステーを回動させて前記ミラーステーに取付
    けられているアウトサイドミラーを車両の外側面の外側
    と内側との間で移動させる移動機構と、 をそれぞれ具備し、しかも前記ミラーステーと前記ブラ
    ケットとの連結部をボールジョイントによって回動可能
    に連結し、前記ボールジョイントのボールを受ける部分
    を液封ラバーから構成したことを特徴とするアウトサイ
    ドミラーの支持装置。
JP8060180A 1996-02-22 1996-02-22 アウトサイドミラーの支持装置 Pending JPH09226458A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8060180A JPH09226458A (ja) 1996-02-22 1996-02-22 アウトサイドミラーの支持装置

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JP8060180A JPH09226458A (ja) 1996-02-22 1996-02-22 アウトサイドミラーの支持装置

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JPH09226458A true JPH09226458A (ja) 1997-09-02

Family

ID=13134711

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JP8060180A Pending JPH09226458A (ja) 1996-02-22 1996-02-22 アウトサイドミラーの支持装置

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JP (1) JPH09226458A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005513376A (ja) * 2001-12-21 2005-05-12 メクラ・ラング・ゲーエムベーハー・ウント・コー・カーゲー 特に自動車用リアビューミラーを調節するための連結構成
JP2011148386A (ja) * 2010-01-21 2011-08-04 Nichijo Manufacturing Co Ltd 重量物運搬車のサイドミラーステー機構

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005513376A (ja) * 2001-12-21 2005-05-12 メクラ・ラング・ゲーエムベーハー・ウント・コー・カーゲー 特に自動車用リアビューミラーを調節するための連結構成
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