JPH0922639A - 回転スイッチ - Google Patents

回転スイッチ

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JPH0922639A
JPH0922639A JP19118895A JP19118895A JPH0922639A JP H0922639 A JPH0922639 A JP H0922639A JP 19118895 A JP19118895 A JP 19118895A JP 19118895 A JP19118895 A JP 19118895A JP H0922639 A JPH0922639 A JP H0922639A
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rotary switch
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Katsumi Nakada
勝己 中田
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  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 透過性を有すると共に光源によって内側から
照射される表示部を複数有する回転スイッチにおいて、
単一の光源によって複数の表示部を均一に照明すること
ができるようにする。 【解決手段】 略箱状を為し前面に開口を有するハウジ
ング2、43、84を有し、軸方向において偏平で一端
が閉塞され他端が開口した筒状を為すダイヤルノブ19
を上記ハウジングにその一部が前面の開口86から突出
するように配置してこれに回転自在に取着し、光源69
を上記ダイヤルノブの中心軸上に位置するように配置
し、上記光源からの光を外部に透過させて表示を為す表
示部24、51、87を少なくとも上記ダイヤルノブの
周面及びハウジングの前面に設け、上記表示部のうちハ
ウジング前面に設けられた表示部には導光体77によっ
て光源からの光が導かれるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規な回転スイッチ
に関する。詳しくは、透過性を有すると共に光源によっ
て内側から照射される表示部を複数有する回転スイッチ
において、単一の光源によって複数の表示部を均一に照
明することができるようにした新規な回転スイッチを提
供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】制御対象を複数のポジションに適宜選択
的に位置させるために電気的なスイッチ動作を行う選択
スイッチがある。そして、このような選択スイッチの一
に回転操作部の回転により所定のスイッチ操作を行う回
転スイッチがある。
【0003】そして、上記回転スイッチは、例えば、車
両用前照灯の照射角を積載荷重等による車体の位置の変
化に応じて調整する装置、所謂レベリング装置における
操作スイッチとして使用される。
【0004】図10及び図11は上記したような従来の
回転スイッチの一例aを概略的に示すものである。
【0005】ダイヤルノブbは回転操作部として機能す
るものであり、軸方向に偏平な一端が閉塞された筒状を
している。そして、該ダイヤルノブbはハウジングcに
回転可能に支持されている。また、ダイヤルノブbの周
壁dには透過文字状の表示部e、e、・・・が形成され
ている。
【0006】ハウジングcの前面壁fには開口gが形成
されており、上記ダイヤルノブbの一部が前面壁fの開
口gから外方に突出している。
【0007】また、上記開口gの右方には前面壁fから
半円筒状に立ち上げられた周壁から成る覆い部hが前方
へ向かって突出し、そして、該覆い部hの周壁及び前面
壁fには透過文字状の表示部i、jがそれぞれ形成され
ている。
【0008】そして、ハウジングcの内部には基板kが
配置され、該基板kには上下に2つの小型の電球l、m
が取着され、該電球l、mの光がそれぞれ前記表示部
e、e、・・・、i及びjを透過し、これによって、こ
れら表示部e、e、・・・、i及びjが光輝して見える
ようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の回転スイッチにあっては、電球l、mの光が表示部
e、e、・・・及びi、j以外の部分から外へ漏出しな
いようにハウジングcを遮光構造にする必要があった。
【0010】また、電球l、mが基板k上に載置されて
いるため、基板k上に各種回路素子が取着されている場
合においては、電球l、mから発生する熱が基板k上の
各種の回路素子に影響を与え、回路特性が変化してしま
うという問題もある。
【0011】更に、表示部e、e、・・・、i及びjの
位置が離間しているため、それぞれ専用の電球l、mが
各別に必要となり、しかも、表示部e、e、・・・及び
iにおいても、電球lからの距離がそれぞれ異なるため
に明るさが均一とはならない。
【0012】
【課題を解決するための手段】そこで本発明回転スイッ
チは上記した問題を解決するために、略箱状を為し前面
に開口を有するハウジングを有し、軸方向において偏平
で一端が閉塞され他端が開口した筒状を為すダイヤルノ
ブを上記ハウジングにその一部が前面の開口から突出す
るように配置してこれに回転自在に取着し、光源を上記
ダイヤルノブの中心軸上に位置するように配置し、上記
光源からの光を外部に透過させて表示を為す表示部を少
なくとも上記ダイヤルノブの周面及びハウジングの前面
に設け、上記表示部のうちハウジング前面に設けられた
表示部には導光体によって光源からの光が導かれるよう
にしたものである。
【0013】従って、本発明回転スイッチにおいては、
ダイヤルノブの中心に配置された光源によってダイヤル
ノブ周面の表示部を直接照明すると共に、導光体によっ
て上記光源からの光を導くことによってハウジングの前
面に設けられた表示部を照明するようにしたので、各表
示部専用の光源を複数設ける必要がなく、離れた位置に
設けられた表示部であっても単一の光源によって照明す
ることができ、更に、ダイヤルノブ周面上の表示部にお
いては、それぞれ光源からの距離が均等となるので、そ
の明るさが略等しくなる。
【0014】また、光源が着脱自在に設けられているた
め、光源のみを簡単に交換することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に本発明回転スイッチの詳細
を図示した実施例1に従って説明する。
【0016】尚、この実施例1は本発明を自動車のレベ
リング装置、即ち、自動車用前照灯の照射角度を積載荷
重等による車体の姿勢変化に応じて調整する装置におけ
る操作スイッチとして適用したものである。
【0017】回転スイッチ1のハウジングは第1のハウ
ジング、第2のハウジング及び第3のハウジングによっ
て構成される。
【0018】第1のハウジング2は合成樹脂によって形
成され、該第1のハウジング2の上面板3は前側の略2
分の1の部分(以下、「前半部」と言う。)4がその余
の部分(以下、「後半部」と言う。)5より僅かに幅が
狭く形成されている。そして、上記前半部4及び後半部
5の両側縁にはそれぞれ側壁6、6及び7、7が垂設さ
れると共に、前半部4の前縁に前面壁8が垂設され、従
って、上面板3は上記側壁6、6及び7、7と前面壁8
によって左右及び前方の三方を囲まれている。
【0019】また、上記後半部5の側壁7、7の前端
9、9は互いに近付くように屈曲され、前方を向いた段
差面を形成している。そして、これら前半部4及び後半
部5の側壁6、6及び7、7の下端面には、側壁6、6
の前部を除いて、その内側の半部から背の低いリブ1
0、10が垂設されいる。
【0020】上記後半部5の側壁7、7の前端寄りの位
置にはやや下端寄りに係合孔12、12が形成されてい
る。更に、上記前面壁8には、該前面壁8の左右の幅の
約半部の幅を有する切欠13が前面壁8の左右の中心よ
り稍左側に偏って形成されると共に、前面壁8の右端部
には、前面壁8の下端から上方に向かって約半分の位置
まで達する窓14が形成されている。
【0021】そして、上記上面板3の前半部4には、上
記切欠13の中心と対応して稍左側に変位した位置で、
且つ、前面壁8寄りに下端が閉塞された円筒状の支持突
部15が一体に突設され、その中心孔16が前半部4の
上面に開口している。
【0022】上記上面板3の後半部5の前端の左右方向
における略中央には回転止め突起17が垂設されてい
る。
【0023】また、前半部4の側壁6、6の後端部外側
面の上端寄りの位置には係合突起18、18が突設され
ている。
【0024】ダイヤルノブ19は合成樹脂で上端が閉塞
された軸方向の長さが短い略円筒状に形成され、閉塞壁
20の中心部には円筒状の被支持部21が垂設されてい
る。
【0025】尚、上記ダイヤルノブ19の周壁22の略
半周部分の上半部の外周面には凹凸部23が形成され、
該ダイヤルノブ19を回転させる時の指掛かりとなるよ
うにされていると共に、該凹凸部23が形成された部分
の下半部にはポジションを示す数字24、24、・・・
が透過文字状に形成されている。
【0026】上記周壁22の上記凹凸部23が形成され
た部分の反対側の内周面に沿って軸方向に延びるボス部
25が形成されており、該ボス部25には閉塞壁20の
上面に開口した収納穴26が形成されている。また、上
記ボス部25に近接した位置には後述するコンタクト部
材を取着するための取付部27が形成されている。
【0027】また、周壁22の外周面のうち上記凹凸部
23形成部の反対側の部分は中心角で略110度の範囲
に亘って浅く切り欠かれた切欠部28が形成されてい
る。
【0028】更に、周壁22の下端面の内側半部からは
遮光壁29が垂設され、該遮光壁29の下端には外方へ
突出した重なり部30が形成されている。
【0029】尚、上記したようなダイヤルノブ19は内
側部31と外側部32とがそれぞれ異なった合成樹脂で
形成されており、内側部31は光を透過する合成樹脂
で、また、外側部32は光を透過しない合成樹脂によっ
て所謂2色成形法によって形成されている。
【0030】また、上記数字22、22、・・・の部分
は内側部31に用いられている光を透過する合成樹脂に
よって形成され、また、上記遮光壁29は外側部32に
用いられている光を透過しない合成樹脂によって形成さ
れている。
【0031】コンタクト部材33は導電性を有する金属
材料で形成され、基部34と該基部34から突設され先
端部がそれぞれ2本に分かれた2つのコンタクト片3
5、36とから成る。
【0032】そして、上記コンタクト部材33は取付部
27にカシメによって固定される。
【0033】即ち、詳細に付いては省略するが、コンタ
クト部材33の基部34に設けられた取付孔に取付部2
7から突出したカシメ突起を挿通し、該カシメ突起の基
部34から突出した部分をカシメることによって取り付
ける。これによって、コンタクト部材33のコンタクト
片35、36が斜め下方に向かって延びるようになって
いる。
【0034】上記したダイヤルノブ19は以下のように
して第1のハウジング2に回転自在に支持される。
【0035】即ち、ダイヤルノブ19の被支持部21に
第1のハウジング2の支持突部14が回転可能に内嵌さ
れ、ワッシャ37の中心孔を貫通した軸部材38が支持
突部14の下端壁に挿通されて、該軸部材38の上記下
端壁の上面に突出した部分がカシメられてワッシャ37
及び軸部材38の支持突部14からの脱落が阻止され、
同時に、ワッシャ38がダイヤルノブ19の被支持部2
1の下端を支持し、これによって、ダイヤルノブ19が
支持突部14からの脱落が阻止されて第1のハウジング
2に回転自在に支持されるようになる。
【0036】また、ダイヤルノブ19の前記収納穴26
内にはコイルバネ40が収納されており、その上端に鋼
球41が載置され、該鋼球41が第1のハウジング2の
上面板3の下面に弾接される。尚、第1のハウジング2
の上面板3の下面のうち上記鋼球41の移動範囲内にお
いては上記数字24、24、・・・の数に応じた数の凹
部42、42、・・・(一個のみ図示する。)が周方向
に等間隔に形成されている。
【0037】このようにして、ダイヤルノブ19は第1
のハウジング2に回転可能に支持される。そして、ダイ
ヤルノブ19の回転は、その外周面に形成された切欠部
28の両端が第1のハウジング2に設けられた回転止め
突起17の両端に当接する範囲内で為される。
【0038】そして、上記数字24、24、・・・の一
が正面に来た時に該数字24に対応した凹部42に鋼球
41が嵌合し、そこでクリックストップがかかる。尚、
上記凹部42、42、・・・の深さをそれぞれ異ならせ
ておけば、該深さに応じたクリック感の違いによって、
数字24を目で見なくても、選択したポジションを認識
することが可能となる。
【0039】次に、第2のハウジング43について説明
する。該第2のハウジング43は前記第1のハウジング
2と同様に合成樹脂によって形成され、その底面板44
は前側の略2分の1の部分(以下、「前半部」と言
う。)45がその余の部分(以下、「後半部」と言
う。)46より僅かに幅が狭く形成されている。そし
て、上記前半部45及び後半部46の両側縁と前半部4
5の前縁には、それぞれ側壁47、47及び48、48
と前面壁49が底面板44を左右及び前方の三方から囲
むように連続して垂設されている。
【0040】尚、上記側壁47、47、48、48及び
前面壁49の底面板44からの高さは、前記第1のハウ
ジング2の側壁6、6、7、7及び前面壁8の上面板3
からの高さの略半分程度とされている。
【0041】また、上記前半部45の前縁の中央稍左寄
りで前半部45の左右の幅の略半分程度の幅を占める部
分が半円弧状に前方に突出し、これに伴って、前面壁4
9も部分的に上記前半部45の前縁の半円弧状に突出し
た部分の周縁を取り囲んで円筒の一部を形成するように
前方に突出し、この部分が周壁部50を形成している。
【0042】尚、該周壁部50の周面の略中央には光を
透過する合成樹脂によって透過文字状に指示マーク51
が形成されている。
【0043】また、上記後半部46の側壁48、48の
前端52、52は互いに近付くように屈曲され、前方を
向いた段差面を形作っている。そして、これら前半部4
5及び後半部46の側壁47、47及び48、48の上
端面には、側壁47、47の前部を除いて、その外側の
半部から背の低いリブ53、53が垂設されている。
【0044】そして、、前面壁49の周縁部50の上端
面にもその外側の半部から背の低いリブ54が形成され
ている。
【0045】更に、後半部46の側壁48、48の前端
寄りの部分には切欠55、55が形成され、該切欠5
5、55の奥端からは上方へ向けて係合片56、56が
突設され、該係合片56、56の上端部外側面には係合
爪57、57が突設されている。
【0046】そして、底面板44の前半部45の後端部
には、側壁47、47の内側面に沿って載置突部58、
58が突設され、また、底面板44の後半部46の中央
から稍後端に寄った位置には側壁48、48の内側面に
沿ってボス部59、59が突設されており、その上面は
側壁47、47の高さの略半分程度の高さを有する載置
突部58、58の上端面と同じ高さに位置するようにさ
れている。
【0047】また、底面板44の前半部45の中央から
稍前方左寄りの位置には後述する電球の着脱に用いる円
形をした開口60が形成されている。
【0048】61は基板であり、前方の略半分を占める
部分(以下、「前半部」と言う。)62がそれ以外の部
分(以下、「後半部」と言う。)63より稍幅狭に形成
されている。
【0049】そして、上記前半部62は、その前端縁の
中央から稍左に寄った部分が円弧状に前方に突出して突
出縁64が形成され、該円弧状をした突出縁64の略中
心の位置には電球取付孔65が形成されている。
【0050】尚、上記電球取付孔65には周方向に18
0度離間した位置に開口縁を切り欠いて切欠66、66
が形成されている。
【0051】また、基板61の後半部63の下面には図
示しない所定の回路が形成され、前半部62の上面には
円弧状をした2つの接点部67、68が印刷抵抗により
形成されている。
【0052】尚、後半部63にのみ所定の回路が形成さ
れているのは、電球の熱によって回路が影響を受けない
ようにするためである。
【0053】電球69は、図1、図4及び図6に示すよ
うに、上記基板61の電球取付孔65に着脱自在に取着
される。即ち、電球69は略円筒形をした口金部70を
有し、該口金部70の下端にはフランジ71が形成さ
れ、該フランジ71の稍上方の周方向に180度離間し
た位置には係合突起72、72が突出形成されている。
【0054】しかして、電球69は以下のようにして取
着される。
【0055】即ち、電球69は第2のハウジング43の
開口60を通して基板61の電球取付孔65に基板61
の下面側から挿入する。
【0056】尚、この時、電球取付孔65の切欠66、
66の位置と口金部70の係合突起72、72の位置を
合わせ、そのままフランジ71が基板61の下面に当接
するまで挿入する。すると、口金部70の係合突起7
2、72は電球取付孔65の切欠66、66を貫通し基
板61の上面側に突出する。
【0057】そして、電球69を電球取付孔65内で時
計回り方向若しくは反時計回り方向に略90度回転させ
る。すると、電球69は基板61の電球取付孔65の開
口縁を口金部70のフランジ71と係合突起72、72
でこれを上下から挟み、これによって基板61上に固定
されるようになっている。
【0058】尚、この状態において、電球69は、後述
するように、第1のハウジング2と第2のハウジング4
3が結合された場合においては、ダイヤル19の中心軸
の延長線上に位置するようになり、同時に、基板61の
電球取付孔65から上方に突出した部分の周囲がダイヤ
ルノブ19の周壁22によって囲まれるようになる。
【0059】コネクタ73は後端が開口した箱状のコネ
クターケース74と該コネクターケース74に支持され
た複数のコネクタピン75、75、・・・とから成る。
また、コネクターケース74の左右両側面の下端寄りの
位置からは取付片76、76が突設されている。
【0060】そして、このようなコネクタ73はコネク
タピン74、74、・・・の接続端が基板61上の所定
の回路と各別に半田付けにより接続されることによって
基板61と電気的に接続されると共に基板61を支持し
一体化するようにされる。
【0061】そして次に、上記したようにして一体化さ
れた基板61及びコネクタ73が第2のハウジング43
に載置される。即ち、基板61の前半部62の側縁の後
端部が載置突部58、58の上面に、コネクタ73の取
付片76、76がボス部59、59上に載置され、上方
から取付片76、76を挿通したビスがボス部59、5
9に螺合され、これによって第2のハウジング43内に
固定される。
【0062】また、第2のハウジング43の前面壁49
の内面に沿った右側には透明の合成樹脂によってブロッ
ク状に形成された導光体77が接着等の適宜な手段によ
って固定されている。
【0063】該導光体77は、電球69の光を後述する
第3のハウジングに設けられた透過性を有する表示マー
クに導きこれを照明して光輝させるためのものであり、
図4、図6及び図8に示すように、第2のハウジング4
3内に前面壁49の右半部に沿って基板61の突出縁6
4の右方に延びるように配置され、右端部78は前面壁
49の上端よりも上方に突出し、且つ、他の部分よりも
稍前方に突出し、左端部79は基板61の上部に被さる
ように斜め上方に向かって基板61上の電球69の近傍
にまで達し、従って、前方から見た形状は略横方向に引
き伸ばされたJ字状を為している。
【0064】そして、上記導光体77は、左端部79の
稍左斜め後方を向いて電球69と対向した端面が受光面
80とされ、また、右端部78の前方を向いた端面が出
射面81とされる。
【0065】また、導光体77は、図6に示すように、
右下の角部82が斜めにカットされ、また、図4及び図
8に示すように、右後方の角部83も斜めにカットされ
た形状をしている。
【0066】しかして、第1のハウジング2と第2のハ
ウジング43とが結合される。
【0067】即ち、第1のハウジング2を第2のハウジ
ング43の上側を覆うように位置させて、両者を近づけ
る。これによって、互いの前半部4、45及び後半部
5、46の側壁6、6及び7、7の下面と側壁47、4
7及び48、48の上面とが突き合わされ、リブ10と
リブ53とが内外に互い違いに位置して係合される。そ
して、同時に、ダイヤル19の周壁22の遮光壁29と
周壁部50のリブ54も内外に互い違いに非接触の状態
で位置し、重なり部30と周壁部50の上端面も上下に
重なり合って非接触の状態で位置する。
【0068】そして、図7及び図9に示すように、第2
のハウジング43の係合片56、56の係合爪57、5
7が第1のハウジング2の係合孔12、12に側壁7、
7の内側から係合して、第1のハウジング2と第2のハ
ウジング43とが結合される。尚、この時、第1のハウ
ジング2の窓14からは第2のハウジング43に固定さ
れた導光体76の出射面81が露出するようになる。
【0069】また、第1のハウジング2と第2のハウジ
ング43とが結合されると、ダイヤルノブ17のコンタ
クト片35はその先端部が基板61上の接点部67と接
触し、コンタクト片36はその先端部が接点部68と接
触する。そして、基板61の前半部62に形成された電
球取付孔65に取着された電球69は略ダイヤルノブ1
9の中心軸上で被支持部21の下方に位置するようにな
り、基板61から上方に突出した部分の周囲が殆ど、即
ち、光を発するガラス球の部分がダイヤルノブ19の周
壁22によってその周囲を囲まれた状態となる。このよ
うに電球69を配置させることによって、電球69の光
はダイヤルノブ19の周壁22によって遮光されるの
で、第1のハウジング2や第2のハウジング43に特別
な遮光構造を設ける必要がなくなる。
【0070】最後に第3のハウジング84について説明
する。該第3のハウジング84も前記第1のハウジング
2及び第2のハウジング43と同様、合成樹脂によって
形成されている。
【0071】フロントパネル85は板状をした横長の長
方形を為し、該フロントパネル85の中央から稍左側に
寄った位置には横長の長方形をした開口86が形成さ
れ、該開口86の右側には透過性を有する合成樹脂によ
って透過文字状に表示マーク87が形成されている。
【0072】また、フロントパネル85の後面の開口8
6の左右側縁から僅かに外側に寄った位置からは後方へ
向けて側壁88、88が突設されている。そして、該側
壁88、88の上下方向における中央部分89、89は
僅かに内側へ向かって変位し、該中央部分89、89の
後端寄りの位置には係合孔90、90が形成されてい
る。
【0073】更に、上記側壁88、88の上記中央部分
89、89を挟んだ上下の部分には、それぞれ後方に向
かって開いた略コ字状をしたスリット91、91、・・
・が形成され、該スリット91、91、・・・によって
囲まれた部分が取付片92、92、・・・とされ、該取
付片92、92、・・・の前端部外側面に係合爪93、
93、・・・が突設されている。
【0074】尚、上記第3のハウジング84は前記ダイ
ヤルノブ19と同様、フロントパネル85の前面側部分
とそれ以外の部分とがそれぞれ異なった合成樹脂で形成
されており、上記フロントパネル85の前面側部分は光
を透過しない合成樹脂で、また、それ以外の部分は光を
透過する合成樹脂によって所謂2色成形法によって形成
されている。尚、上記表示マーク86の部分は光を透過
する合成樹脂によって形成されている。
【0075】しかして、かかる第3のハウジング84
は、上記第1及び第2のハウジング2、43の結合体に
以下のようにして結合される。
【0076】即ち、第1、第2のハウジング2、43の
結合体の各前半部4、45を第3のハウジング84の側
壁88、88の間に後方から挿入して行く。すると、第
1のハウジング2に支持されたダイヤルノブ19のハウ
ジング2の前端から突出している部分及び該ダイヤルノ
ブ19と重なり合った周壁部50がフロントパネル85
の開口86から前方へ突出し、そして、図7に示すよう
に、第1のハウジング2の前半部4の側壁6、6に形成
された係合突起18、18が第3のハウジング85の側
壁88、88の中央部89、89の係合孔90、90と
係合し、これによって、第1、第2及び第3のハウジン
グ2、43及び84が結合され、回転スイッチ1が形成
される。
【0077】そして、上記した回転スイッチ1は、自動
車の図示しないフロントパネルに取り付けられる。この
時、第3のハウジング84に形成された取付片92、9
2の係合爪93、93が自動車のフロントパネルに形成
された凹部の側面に形成された係合孔と係合されて、回
転スイッチ1が自動車のフロントパネルに取り付けられ
ることになる。
【0078】尚、実際の取付に際しては、上記説明にお
ける上下が左右になり、左右が上下になる。これは、上
記説明では説明の分かり易さから、その方向性を上記し
たようにしたために生じたものである。従って、ダイヤ
ルノブ19は上下方向に回転することになる。
【0079】また、回転スイッチ1の取付向きをこのよ
うにしたのは、レベリング調整は前照灯の照射軸を上下
方向に調整するものであり、従って、照射軸を上方へ調
整する時はダイヤルノブ19を上方へ回転し、下方へ調
整する時はダイヤルノブ19を下方へ回転するようにし
た方が操作の方向感覚と制御対象の調整の方向とが適合
して、感覚的な不自然さを生じさせないためである。
【0080】そして、電球69が点灯すると、該電球6
9からの光が直接、ダイヤルノブ19の数字24、2
4、・・・及び第2のハウジング43の周壁部50の支
持マーク51を透過してこれを光輝させる。また、同時
に電球69の光は、受光面80から導光体77内に入射
し、導光体77内部で反射しながら最終的に出射面81
から外部に出射し、この出射面81から出射した光がフ
ロントパネル85の表示マーク87を透過して光輝させ
る。
【0081】従って、回転スイッチ1を前方からみると
数字24、24、・・・、支持マーク51及び表示マー
ク87が全て光って見えるようになるわけである。
【0082】尚、球切れ等によって電球69を交換する
必要が生じた時は、前記した回転スイッチ1の自動車の
フロントパネルへの取り付け時とは逆に、回転スイッチ
1を、例えば、マイナスドライバー等で抉ることによっ
て取付片92、92の係合爪93、93と自動車のフロ
ントパネルに形成された凹部の側面に形成された係合孔
との係合を解除し、回転スイッチ1を上記凹部から引き
出す。すると、第2のハウジングの底面板44の開口6
0を通して電球69の口金部70の後端部が露出するの
で上記開口60から電球69を取り外して交換すること
ができる。
【0083】そして、レベリング調整を行う時は、ダイ
ヤルノブ19を上方へ又は下方へ回転させて、所望の調
整角に見合った数字24を指示マーク51に合わせる。
ダイヤルノブ19が回転すると、コンタクト片35の接
点部67に対する接触位置及びコンタクト片36の接点
部68に対する接触位置が移動する。
【0084】すると、接点部67の反時計回り側端と接
点部68の時計回り側端との間の抵抗値が変化し、ここ
を流れる電流値が変化する。従って、この電流値の変化
を制御信号として取り出して、例えば、定電流制御によ
ってモータ等の駆動部の制御を行って前照灯の照射角を
調整することが可能になる。
【0085】尚、上記した回転スイッチ1にあっては、
電球69の光の外部への漏光を確実に防止することがで
きる構造を有している。
【0086】即ち、電球69は前述したようにダイヤル
ノブ19の周壁22によって回りを囲まれているわけで
あるが、漏光の可能性のあるダイヤルノブ19の中心軸
上に位置し、周壁22と第2のハウジング43の前面壁
49の周壁部50との間には、非接触の状態で近接し、
かつ、内外方向で重なり合う遮光壁29とリブ54が形
成され、しかも、これら遮光壁29とリブ54にはダイ
ヤルノブ19の軸方向で非接触な状態で近接し、かつ、
重なり部28と周壁部50の上端面が上下に非接触の状
態で重なり合っているので、これらの間の空間が所謂迷
路状となり、電球69の光がこれらの間の空間を通って
外部に漏光することが確実に防止される構造となってい
る。
【0087】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明回転スイッチは、ダイヤルノブの回転によっ
て所定のスイッチ動作を行う回転スイッチであって、略
箱状を為し前面に開口を有するハウジングを有し、軸方
向において偏平で一端が閉塞され他端が開口した筒状を
為すダイヤルノブを上記ハウジングにその一部が前面の
開口から突出するように配置してこれに回転自在に取着
し、光源を上記ダイヤルノブの中心軸上に位置するよう
に配置し、上記光源からの光を外部に透過させて表示を
為す表示部を少なくとも上記ダイヤルノブの周面及びハ
ウジングの前面に設け、上記表示部のうちハウジング前
面に設けられた表示部には導光体によって光源からの光
が導かれるようにされたことを特徴とするものである。
【0088】従って、本発明回転スイッチにおいては、
ダイヤルノブの中心に配置された光源によってダイヤル
ノブ周面の表示部を直接照明すると共に、導光体によっ
て上記光源からの光を導くことによってハウジングの前
面に設けられた表示部を照明するようにしたので、各表
示部専用の光源を複数設ける必要がなく、離れた位置に
設けられた表示部であっても単一の光源によって照明す
ることができ、更に、ダイヤルノブ周面上の表示部にお
いては、それぞれ光源からの距離が均等となるので、そ
の明るさが略等しくなる。
【0089】また、光源が着脱自在に設けられているた
め、光源のみを簡単に交換することができる。
【0090】尚、前記実施例において示した各部の具体
的な形状乃至構造は、本発明を実施するに当たっての具
体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによっ
て本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあっ
てはならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図8と共に本発明回転スイッチの実施
の一例を示すものであり、本図は全体の拡大縦断面図で
ある。
【図2】正面図である。
【図3】図2のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】図2のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】底面図である。
【図6】図5のVI−VI線に沿う拡大断面図である。
【図7】右側面図である。
【図8】導光体を示す斜視図である。
【図9】図7のIX−IX線に沿う拡大断面図である。
【図10】図11と共に従来の回転スイッチを示すもの
であり、本図は正面図である。
【図11】概略断面図である。
【符号の説明】
1 回転スイッチ 2 第1のハウジング(ハウジング) 19 ダイヤルノブ 22 周壁(周面) 24 数字(表示部) 33 コンタクト部材(ダイヤルノブの端子) 43 第2のハウジング(ハウジング) 50 周壁部 61 基板 69 電球(光源) 77 導光体 84 第3のハウジング(ハウジング) 85 フロントパネル(前面) 86 開口 87 表示マーク(表示部)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイヤルノブの回転によって所定のスイ
    ッチ動作を行う回転スイッチであって、略箱状を為し前
    面に開口を有するハウジングを有し、軸方向において偏
    平で一端が閉塞され他端が開口した筒状を為すダイヤル
    ノブを上記ハウジングにその一部が前面の開口から突出
    するように配置してこれに回転自在に取着し、光源を上
    記ダイヤルノブの中心軸上に位置するように配置し、上
    記光源からの光を外部に透過させて表示を為す表示部を
    少なくとも上記ダイヤルノブの周面及びハウジングの前
    面に設け、上記表示部のうちハウジング前面に設けられ
    た表示部には導光体によって光源からの光が導かれるよ
    うにされたことを特徴とする回転スイッチ。
  2. 【請求項2】 ハウジングの前面には周壁部が突出形成
    され、該周壁部の内面に沿って導光体が配置されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の回転スイッチ。
  3. 【請求項3】 光源をハウジングに内包された基板に着
    脱自在に取着したことを特徴とする請求項1又は請求項
    2に記載の回転スイッチ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012069247A (ja) * 2010-09-21 2012-04-05 Stanley Electric Co Ltd 回転スイッチ
EP2479053A1 (en) 2011-01-24 2012-07-25 Kanzaki Kokyukoki Mfg. Co., Ltd. Electric transaxle
JP2012533151A (ja) * 2009-07-09 2012-12-20 デースン エレクトリック シーオー エルティーディー ロータリースイッチ装置

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