JPH09226210A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】ホスト装置のデータがタイムアウト状態になる
と、次ぎに得られるデータ列を解析して新たな印刷処理
業務のデータであるか否かを判断し、続きのデータを送
出したにも関わらず違ったページに印刷されたり、新た
な業務のデータにも関わらず続きのデータとして処理さ
れ希望する印刷が得られないと云う不具合を解消する。 【解決手段】タイムアウト状態を判定する受信タイムア
ウト判定手段６と、タイムアウト状態後の受信したデー
タ列を解析することで、そのデータが新たな印刷処理業
務のデータか、以前の印刷処理業務の継続のデータであ
るかを判定する処理データ判定手段７と、上記処理デー
タ判定手段７が新たな印刷処理業務のデータ列を受信し
たと判定した場合、以前の印刷処理業務のデータ処理か
ら新たな印刷処理業務のデータ処理へ切り換える印刷処
理切換手段８を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真複写機、
プリンタ等の画像形成装置において、特にホスト装置か
らのデータがタイムアウト状態になった場合の処理に関
するものである。

【０００２】

【従来の技術】ホスト装置からのデータを受信して印刷
処理する画像形成装置において、プリンタ等の画像形成
装置で印字処理する速度はホスト装置からのデータの伝
送速度とは比較にならない程遅く、ホスト装置としては
プリンタに所定量のデータを送った後は、他の業務を実
行している場合が殆どである。従って、例えば特開平３
−２２１２８号公報によって開示されたように、ホスト
装置からのデータがタイムアウト状態になったことを判
断すると、プリンタは既に受信バッファに取り込んであ
るデータを印字した後、用紙を強制的に排出していた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術では、プログラムリスト等のように用紙排出
指令を含まないものの場合、タイムアウト状態になった
ことを判断すると一つの業務が終了したとして、取り込
んであるデータを印字した後に用紙を強制的に排出して
いたため、それなりの効果はあるが、今日のように、ホ
スト装置がマルチタスク処理を行うことが一般的になっ
ている状況下では、ホスト装置が他の業務に携わってい
る時間も多くなり、ホスト装置が同じ業務の続きのデー
タを送出したにも拘わらず所望の印字出力を得られない
という問題点があった。また、イメージ転送の途中でホ
スト装置側が転送を中断し、暫く経って新たな業務のデ
ータをホスト装置から転送した場合、新たな業務のデー
タはイメージデータの続きと解釈され、望み通りの印刷
を得られないと云う不具合を生じていた。そこで、本発
明は、ホスト装置からのデータがタイムアウト状態にな
ったことを判断すると、次ぎに得られるデータ列を解析
することで前の印刷処理業務の継続のデータであるか、
新たな印刷処理業務のデータであるかを判断し、続きの
データを送出したにも関わらず違ったページに印刷され
る不具合や、新たな業務のデータにも関わらず続きのデ
ータとして処理され望み通りの印刷を得られないと云う
不具合を解消することにある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明に係る画像形成装置の請求項１記載の発
明は、ホスト装置からのデータを受信して印刷処理する
画像形成装置において、予め定められた一定時間以上に
亙ってデータ受信が無いタイムアウト状態を判定する受
信タイムアウト判定手段と、タイムアウト状態後の受信
したデータ列を解析することで、そのデータが新たな印
刷処理業務のデータか若しくはタイムアウト状態以前の
印刷処理業務の継続のデータであるかを判定する処理デ
ータ判定手段と、前記処理データ判定手段が新たな印刷
処理業務のデータ列を受信したと判定した場合、以前の
印刷処理業務のデータ処理から新たな印刷処理業務のデ
ータ処理へ切り換える印刷処理切換手段を備えたことを
最も主要な特徴とする。本発明に係る画像形成装置の請
求項２記載の発明は、前記請求項１記載の画像形成装置
において、前記処理データ判定手段は、タイムアウト状
態後の先頭からの受信データ列が予め定められたデータ
列と一致すれば、新たな印刷処理業務のデータ処理に切
り換ったと見なし、前記印刷処理切換手段をタイムアウ
ト状態以前の印刷処理業務のデータ処理から新たな印刷
処理業務のデータ処理へ切り換える画像形成装置である
ことを主要な特徴とする。本発明に係る画像形成装置の
請求項３記載の発明は、前記請求項１記載の画像形成装
置において、前記処理データ判定手段は、タイムアウト
状態になる迄に受信したデータを解釈して、印刷排紙を
実行しない残留ページの存在を検知し、残留ページの破
棄指示を出す画像形成装置であることを主要な特徴とす
る。

【０００５】本発明に係る画像形成装置の請求項４記載
の発明は、前記請求項１記載の画像形成装置において、
前記処理データ判定手段は、タイムアウト状態になる迄
に受信したデータを解釈して、データ解釈状態の初期化
指示を出す画像形成装置であることを主要な特徴とす
る。本発明に係る画像形成装置の請求項５記載の発明
は、前記請求項２記載の画像形成装置において、前記処
理データ判定手段が新たな印刷処理業務のデータ列を受
信したと判定する予め定められたデータ列は、複数組保
持される画像形成装置であることを主要な特徴とする。

【０００６】

【作用】請求項１記載のように構成された画像形成装置
は、タイムアウト状態後の受信したデータ列を、処理デ
ータ判定手段によって解析し、新たな印刷処理業務のデ
ータ列を受信したと判定すると、印刷処理切換手段によ
り新たな印刷処理業務のデータ処理へ切り換えるので、
続きのデータを送出したにも関わらず違ったページに印
刷される不具合や、新たな業務のデータにも関わらず続
きのデータとして処理され望み通りの印刷を得られない
と云う不具合を解消できる。請求項２記載のように構成
された画像形成装置では、前記処理データ判定手段によ
って比較されるデータ列は予め定められたデータ列であ
り、一致すれば新たな印刷処理業務のデータ処理に切り
換ったと見なすので、簡単にしかも瞬時に判断すること
ができる。請求項３記載のように構成された画像形成装
置では、前記処理データ判定手段は、タイムアウト状態
になる迄の受信したデータを解釈して、印刷排紙を実行
しない残留ページの存在を検知し、残留ページの破棄指
示を出すことができるようになっているので、新たな印
刷処理業務のデータではページに関して初期状態からの
印刷処理を行うことができる。請求項４記載のように構
成された画像形成装置では、前記処理データ判定手段
は、タイムアウト状態になる迄の受信したデータを解釈
して、一連の印刷処理業務がひとまず終了したと見れ
ば、データ解釈状態の初期化指示を出すことができる。
請求項５記載のように構成された画像形成装置では、タ
イムアウト状態後、次ぎに続くデータ列を受信して、新
たな印刷処理業務に入るか否かを判断する際に比較され
るデータ列は、複数組用意してあるので、新たな印刷処
理業務に入る切り換え点を間違いなく捉えることがで
き、しかも、ホスト装置の転送するデータに面倒な制約
をもたすことなく、プリンタ側だけの対応で済む。

【０００７】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳細に説明する。図１は、通常印刷処理
におけるプリンタ制御部内の受信データの流れ（図中実
線の矢印）を示した図であり、図２は、予め定められた
一定時間以上に渡ってデータ受信が無い（以下本文で
は、タイムアウトと云う）状態を認識した後の受信デー
タの流れ（図中実線の矢印）と、処理情報の流れ（図中
点線の矢印）を示した図である。これらの図において、
１０はプリンタ制御手段であって、該プリンタ制御手段
はデータ受信手段１、受信バッファ２、データ解釈手段
３、データ印刷手４、一時バッファ５、受信タイムアウ
ト判定手段６、処理データ判定手段７、印刷処理切換手
段８からなる。図１において、ホスト装置からの受信デ
ータは、先ずプリンタ制御手段１０のデータ受信手段１
で受け取り、ＦＩＦＯ（ファーストイン・ファーストア
ウト）形式の受信バッファ２に格納される。データ解釈
手段３は、受信バッファ２にデータが格納されていれ
ば、入力された順に受信データを取り出して、印刷すべ
きデータ、プリンタの設定条件を指定するデータ等を解
釈し、印刷に関する文字、図形、イメージ等の要素ごと
に展開してデータ印刷手段４に印刷の指示を出す。デー
タ印刷手段４は、内部にページ単位のページバッファ、
ビットマップに展開して印刷イメージで格納するフレー
ムバッファ等を備えており、図示していないプリンタエ
ンジン部にビデオデータの信号形式で送り、プリンタエ
ンジン部をして印刷を実行させる。

【０００８】上述したデータ受信からプリンタエンジン
部の印刷過程までに、ホスト装置からのデータは絶えず
入力しているので、データ受信手段１でデータを受け取
るたびに該データ受信手段１より受信タイムアウト判定
手段６に対してデータ受信割込み信号が送られる。受信
タイムアウト判定手段６は、データ受信割込み信号の間
隔時間が予め定められた一定時間以上経ったかどうか、
割込み発生の毎に判定する。通常の印刷処理の場合に
は、前記データ受信割込み信号の間隔時間が予め定めら
れた一定時間内であるため、一時バッファ５、処理デー
タ判定手段７、印刷処理切換手段８等には動作指示の伝
達が行われない。一方、データ受信割り込み信号の時間
間隔が予め定められた一定時間以上の場合には、図２に
示すように、受信タイムアウト判定手段６はデータ受信
割込み信号の間隔時間が予め定められた一定時間以上経
ったことを認識して、タイムアウト発生の信号を処理デ
ータ判定手段７に送り、該処理データ判定手段７から判
断終了の通知があるまで、受信タイムアウト判定手段６
は割込み発生の毎に判定しているタイムアウト判定動作
を一時停止する。

【０００９】また、タイムアウト発生信号を受信した処
理データ判定手段７は、データ受信手段１の受信データ
の送り出し先を、受信バッファ２から一時バッファ５に
変更するようデータ受信手段１に指示する。即ち、一時
バッファ５には、タイムアウト状態後の先頭データから
一致を比較するためのデータの桁数になる迄集められ、
その後、一時バッファ５に保持されたデータと処理デー
タ判定手段７予め記憶されたデータ列とを比較し、その
一致を調べる。ここで、処理データ判定手段７に予め記
憶されたデータ列は新たな印刷処理業務の開始時に送信
されるデータ列である。したがって、判定の結果、一時
バッファ５に保持されたデータ列と処理データ判定手段
７に予め記憶されたデータ列とが一致した場合には、処
理データ判定手段７は新たな印刷処理業務のデータ列を
受信したと判断し、印刷処理切換手段８にデータ処理の
切り換え指示信号を出す。切り換え指示信号を受けた印
刷処理切換手段８は、データ解釈手段３に対してデータ
の解釈状態を初期化させ、残留ページや印刷待ちページ
の破棄指示等を出す。また同時に、印刷処理切換手段８
は、処理データ判定手段７に新たな印刷処理業務への切
り換え指示終了の通知を送信し、処理データ判定手段７
はその通知を受けて、一時バッファ５のデータを受信バ
ッファ２の入力ポイントから書き込み、データ受信手段
１の受信データの格納先を受信バッファ２の入力ポイン
トに戻し、さらに受信タイムアウト判定手段６にデータ
受信割込み信号のタイムアウトの判定再開を指示し、新
たな印刷処理業務へのデータ処理の開始が速やかに行え
るように備える。

【００１０】一方、一時バッファ５に保持されたデータ
列と処理データ判定手段７に予め保持されたデータ列と
が一致しなかった場合には、処理データ判定手段７はタ
イムアウト状態後のデータもタイムアウト状態以前の印
刷処理業務の続きデータであると判断して、印刷処理切
換手段８を動作させることなく、一時バッファ５のデー
タを受信バッファ２に戻し、データ受信手段１の受信デ
ータの格納先を受信バッファ２の入力ポイントに戻し、
受信タイムアウト判定手段６にデータ受信割込み信号の
タイムアウトの判定開始を指示する等、通常印刷処理の
状態に戻す。上述した説明においては、受信タイムアウ
ト判定手段６がタイムアウト状態になったことを認識す
ると、データ受信手段１の受信データの送り出し先を、
受信バッファ２から一時バッファ５に変更させたが、デ
ータ受信手段１の受信データの送り出し先を受信バッフ
ァ２にしたままで、タイムアウト後の先頭データから一
致を比較されるデータの桁数になる迄のデータが、受信
バッファ２から一時バッファ５に複写され、処理データ
判定手段７によって予め定められたデータ列との一致を
調べ、データ解釈手段３に対してはデータ解釈動作の禁
止を行わせるようにすることも可能である。また、処理
データ判定手段７に保持している新たな印刷処理業務の
先頭開始データ列として、複数組のデータ列を保持し、
該保持されたデータ列と一時バッファ５に保持されたデ
ータとを比較するようにすれば、新たな印刷処理業務の
検知能力が一段と高まることは云うまでもない。

【００１１】図３は、本発明の実施の形態例のプリンタ
におけるタイムアウト状態後の主要動作を示すフローチ
ャートである。受信タイムアウト判定手段６にてタイム
アウトと判定された後のデータは、データ受信手段１で
１バイトづつ受信され（ステップＳ１）、一時バッファ
５に格納される（Ｓ２）。処理データ判定手段７によっ
て、予め定められたデータ列との一致を調べられるデー
タ長に達したか否かを判定し（Ｓ３）、一致を調べられ
るデータ長に達していなければ（Ｓ３、Ｎｏ）、ステッ
プＳ１に戻って、ステップＳ１からステップＳ３を繰り
返す。ステップＳ３で一致を調べられるデータ長になっ
た場合には（Ｓ３、Ｙｅｓ）、ステップＳ４に進み、処
理データ判定手段７によって予め定められたデータ列と
比較される（Ｓ４）。そこで、予め定められたデータ列
と一致していれば（Ｓ５、Ｙｅｓ）、処理データ判定手
段７が新たな印刷処理業務のデータ列を受信したと判断
し、印刷処理切換手段８はデータ処理の切り換え動作を
行い、タイムアウト状態後の受信データを新たな印刷処
理業務へのデータとして扱い（Ｓ６）、ステップＳ７に
進む。また、予め定められたデータ列と一致していなけ
れば（Ｓ５、Ｎｏ）、処理データ判定手段７はタイムア
ウト状態後のデータもタイムアウト状態以前の印刷処理
業務の続きデータであると判断して、ステップＳ７に進
む。ステップＳ７では、一時バッファ５に保有したデー
タを受信バッファ２に戻し（Ｓ７）、データ受信手段１
の受信データの格納先を受信バッファ２の入力ポイント
に戻し（Ｓ８）、受信タイムアウト判定手段６にデータ
受信割込み信号のタイムアウト判定を再開させ（Ｓ
９）、通常印刷処理の状態に戻し、本フローを終了す
る。

【００１２】図４は、本発明に係る画像形成装置の他の
形態例を説明するための主要動作を示したフローチャー
トである。すなわち、図３に示した動作フローに加え、
印刷処理切換手段８及びデータ解釈手段３の処理フロー
を示した図である。処理データ判定手段７が新たな印刷
処理業務のデータ列を受信したと判断した後、データ解
釈手段３は印刷処理切換手段８から新たな印刷処理業務
の処理を行うよう指示を受けるが、データ解釈手段３
は、前の印刷処理業務のコマンド等の解釈状態がセット
された状態において新たな印刷処理業務のデータを受け
取った場合、コマンド等の解釈が間違う恐れがある。例
えば、前の印刷処理業務のデータをバイナリ状態で受け
取る解釈状態にあって、ホスト装置からのデータが中断
され、その後のデータは新たな印刷処理業務のものと判
断されても、データ解釈手段３の解釈状態はデータをバ
イナリ状態で受け取るままになっていれば、新たな印刷
処理業務のデータも間違って解釈されることになる。従
って、データ解釈手段３は、新たな印刷処理業務の処理
を行うよう指示された場合、先ずコマンド等のデータの
解釈状態を初期の状態にリセットする（Ｓ１１）。その
後、残留ページや印刷待ちのページが残っているか否か
が調べられ（Ｓ１２）、残留ページや印刷待ちのページ
が残っていなければ（Ｓ１２、Ｎｏ）、本フローを終了
し、残留ページや印刷待ちのページが残っていれば（Ｓ
１２、Ｙｅｓ）、残留ページや印刷待ちのページを破棄
して（Ｓ１３）、本フローを終了する。このようにする
ことによって、新たな印刷処理業務の印刷処理を新しい
先頭ページから行うことができる。

【００１３】

【発明の効果】上述したように、請求項１記載の発明に
よれば、タイムアウト状態後の受信したデータ列を、処
理データ判定手段によって解析し、新たな印刷処理業務
のデータ列を受信したと判定すると、印刷処理切換手段
により新たな印刷処理業務のデータ処理へ切り換えるよ
うにしたので、続きのデータを送出したにも関わらず違
ったページに印刷される不具合や、新たな業務のデータ
にも関わらず続きのデータとして処理され望み通りの印
刷を得られないと云う不具合を解消した画像形成装置を
提供することが出来るようになった。請求項２記載の発
明によれば、予め定められたデータ列との比較の結果、
一致するか否かで新たな印刷処理業務に切り換ったかど
うかを判断しているので、簡単にしかも瞬時に判断する
ことができるようになって、処理効率が上がった。請求
項３記載の発明によれば、印刷処理業務の処理が不完全
に終って残留ページがあるか否かが、受信したデータか
ら解釈されるので、間違いが少なく、不完全に終ったデ
ータは破棄させるようにしたので、印刷用紙や印刷処理
時間の無駄をなくした。請求項４記載の発明によれば、
前記処理データ判定手段は、タイムアウト状態になる迄
の受信したデータを解釈して、一連の印刷処理業務がひ
とまず終了したとすれば、データ解釈状態の初期化指示
を出すようにしたので、新たな印刷処理業務のデータを
受信しても解釈状態を間違えることがなくなった。請求
項５記載の発明によれば、新たな印刷処理業務に入ると
判断させるデータ列を複数組用意したので、新たな印刷
処理業務に入る切り換え点を間違いなく捉えることがで
き、しかも、ホスト装置の転送するデータに面倒な制約
をもたすことなく、プリンタ側だけの対応で済むように
なった。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態例を示す画像形成装置の制
御部内の通常印刷処理における受信データの流れを説明
する説明図である。

【図２】本発明の実施の形態例を示す画像形成装置の制
御部内のタイムアウト後における受信データと処理情報
の流れを説明する説明図である。

【図３】本発明の実施の形態例を示す画像形成装置の主
要動作を示すフローチャートである。

【図４】本発明の実施の形態例を示す画像形成装置での
請求項３及び請求項４の発明の主要動作を示すフローチ
ャートである。

【符号の説明】

１・・・データ受信手段、２・・・受信バッファ、３・
・・データ解釈手段、４・・・データ印刷手段、５・・
・一時バッファ、６・・・受信タイムアウト判定手段、
７・・・処理データ判定手段、８・・・印刷処理切換手
段。

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ホスト装置からのデータを受信して印刷
   処理する画像形成装置において、予め定められた一定時
   間以上に亙ってデータ受信が無いタイムアウト状態を判
   定する受信タイムアウト判定手段と、タイムアウト状態
   後の受信したデータ列を解析することで、そのデータが
   新たな印刷処理業務のデータか若しくはタイムアウト状
   態以前の印刷処理業務の継続のデータであるかを判定す
   る処理データ判定手段と、前記処理データ判定手段が新
   たな印刷処理業務のデータ列を受信したと判定した場
   合、以前の印刷処理業務のデータ処理から新たな印刷処
   理業務のデータ処理へ切り換える印刷処理切換手段を備
   えたことを特徴とする画像形成装置。
2. 【請求項２】 請求項１記載の画像形成装置において、
   前記処理データ判定手段は、タイムアウト状態後の先頭
   からの受信データ列が予め定められたデータ列と一致す
   れば、新たな印刷処理業務のデータ処理に切り換ったと
   見なし、前記印刷処理切換手段をタイムアウト状態以前
   の印刷処理業務のデータ処理から新たな印刷処理業務の
   データ処理へ切り換えることを特徴とする画像形成装
   置。
3. 【請求項３】 請求項１記載の画像形成装置において、
   前記処理データ判定手段は、タイムアウト状態になる迄
   に受信したデータを解釈して、印刷排紙を実行しない残
   留ページの存在を検知し、残留ページの破棄指示を出す
   ことを特徴とする画像形成装置。
4. 【請求項４】 請求項１記載の画像形成装置において、
   前記処理データ判定手段は、タイムアウト状態になる迄
   に受信したデータを解釈して、データ解釈状態の初期化
   指示を出すことを特徴とする画像形成装置。
5. 【請求項５】 請求項２記載の画像形成装置において、
   前記処理データ判定手段が新たな印刷処理業務のデータ
   列を受信したと判定する予め定められたデータ列は、複
   数組保持されることを特徴とする画像形成装置。