JPH09225546A - 歪み成形装置 - Google Patents

歪み成形装置

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JPH09225546A
JPH09225546A JP8024965A JP2496596A JPH09225546A JP H09225546 A JPH09225546 A JP H09225546A JP 8024965 A JP8024965 A JP 8024965A JP 2496596 A JP2496596 A JP 2496596A JP H09225546 A JPH09225546 A JP H09225546A
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strain forming
forming apparatus
reaction force
pressure roller
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Karl-Heinz Koestermeier
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Leifeld and Co GmbH
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Leifeld GmbH and Co
Leifeld and Co GmbH
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    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D22/00Shaping without cutting, by stamping, spinning, or deep-drawing
    • B21D22/14Spinning

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 汎用性があり、簡単な構造で十分な構造強度
を備えた歪み成形装置を提供する。 【解決手段】 回転可能なスピンドル2と、その端面2
1に組み込まれた加圧治具4上にセットされた製品7の
ために、スピンドル2と軸線方向に関し一直線をなすよ
うに、軸線方向に移動可能な反力支持部3を備えた。さ
らにスピンドル2に対して径方向に移動可能な、少なく
とも2個の回転可能な加圧ローラー55、55’、6
5、65’を、スピンドル2の長手方向の軸に平行な軸
50、60回りに回動する旋回アーム5、6で支持し
た。加圧ローラー55、55’、65、65’は、各旋
回アーム5、6に対して位置調整可能に配置され、所望
の時期に位置決めされ、その設定位置を保持できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機枠と、回転可能
なスピンドルと、スピンドルを回転させる回転駆動部
と、スピンドルの端面に組み込まれた加圧治具と、加圧
治具上にセットされた製品のために、スピンドルと軸線
方向に関し一直線上に配置され、軸線方向に移動可能な
反力支持部と、機枠上をスピンドルに対して半径方向に
機枠上を移動可能な少なくとも2個の回転可能な加圧ロ
ーラーとを備え、これにより、歪み成形動作のために、
駆動部を有するスピンドルと反力支持部とが機枠と加圧
ローラーに対して軸線方向に移動できるようにした歪み
成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の歪み成形装置は、ヨーロッパ特
許公開公報(EP061612A1)に開示されてい
る。この開示された歪み成形装置に関する限り、成形治
具と成形前の素材が一体化した主スピンドルと、その回
転駆動部と反力支持部とが、成形動作の間、スピンドル
の軸線方向に前進し、これにより、加圧ローラーは成形
作業が完了するまで、言い替えると素材が製品形状に成
形されるまで、スピンドルの半径方向の調整により素材
の外周部分に当接状態におかれている。このようにする
と、加圧ローラーは、スピンドルの軸線方向に移動する
必要がなく、成形動作の完了時にスピンドルの半径方向
に再び移動すればよい。従来は、2ないし3個の加圧ロ
ーラーがスピンドルの外周位置に一様に配置されてお
り、加圧ローラーは、スピンドルの軸線方向に移動しな
い固定枠体上に配置されることが好ましいとされてい
た。その際、加圧ローラーのガイドのみが、一方向に移
動できるようにすること、すなわちスピンドルの半径方
向へ移動できるようにすることが必要とされていた。こ
の場合、これらのガイドは直線方向ガイドであり、加圧
ローラーは、加圧ローラーを支持している剛体枠体に対
してスピンドルの半径方向のみに移動できるようになっ
ている。
【0003】この開示された歪み成形装置の欠点として
は、加圧ローラーを支持する枠体を設計するのに相当の
構造上の配慮をしなければならない点が挙げられる。す
なわち、加圧ローラーの作用によって製品には相当大き
な圧縮力が作用するので、枠体に好ましくない変形を生
じさせず、またスピンドルと製品に対する位置決めにお
いて、制御不能な偏差が生じさせない設計を行わなけれ
ばならない。
【0004】ヨーロッパ特許公開公報(EP05588
15A1)には、少なくとも内部の輪郭が直線あるいは
製品の軸線方向から所定の角度をなした中空輪郭を有す
る製品を製造するための装置の配置が開示されている。
この配置はいわゆる公知の冷間加工装置であり、製品か
ら離れたり接近したりできるように調整可能なローラー
ヘッドキャリアを備えている。このローラーヘッドキャ
リアは回転駆動するローラーヘッドを内蔵し、さらにロ
ーラーヘッド内には当接用ローラーが配置されており、
ローラーヘッドが回転している状態で円形軌道上を旋回
しているマンドレル上に位置する製品と別個の回転動作
をとれる。さらに、この冷間加工装置のローラーヘッド
キャリア上には加圧ローラーが装着されており、この加
圧ローラーは、マンドレル軸に対して所定角度で傾斜あ
るいは平行状態をなし、また当接ローラーの円形軌道か
らはずれた位置にあるローラー軸上を、駆動されること
なく自由に回転することができる。このような配置であ
っても、加圧ローラーを有するローラーヘッドキャリア
は、直線状ガイドによってスピンドルに対して2方向の
相反する径方向への調整可能に移動できるようになって
いる。また同時に、スピンドルはその長手方向に製品と
ともに移動する。
【0005】この開示された装置の配置の欠点は、ごく
特別な目的に適用するためにのみ使用され、また様々な
製品を製造することに関して限られた範囲にしか提供で
きない点である。
【0006】最後に、ヨーロッパ特許公報(EP039
4531B1)には、折畳み装置が開示されている。こ
の折畳み装置は、シートメタルからなる2箇所のシェル
間の接ぎ目に沿った、折畳みフランジが形成された折畳
みシーム接合部を製作するのに用いられる。この折畳み
装置には、折畳み治具は少なくとも1個の折畳みローラ
ーが示されている。この折畳みローラーは、折畳みフラ
ンジの高さ位置にある製品の回転軸に対して平行に走行
する回転可能な軸上の折畳みアームの自由端に配置され
ている。このようにすることにより、折畳みアームは、
製品の回転軸に対して平行に走行する軸の周囲の製品が
回転する領域の外側を回動し、折畳みフランジに対する
方向の接触圧によって接触が可能になる。この折畳み装
置のさらなる改良点は、ガイドローラーが折畳みローラ
ーのための折畳みアームの自由端上に配置されている点
である。ガイドローラーは少なくともその軸方向分だけ
ずれ、製品の回転軸に平行に走行する軸回りに回転する
ことができ、また製品の固定具の一部を構成する平面状
あるいは曲面状ガイド面上の折り畳み動作の間、回転で
きる。少なくとも、1本のピストン/シリンダユニット
が折り畳み腕の接触圧を生じるために設けられている。
【0007】この開示された折り畳み装置の欠点は、使
用の可能性が、折り畳み接ぎ目を形成するために関する
ことに限定されている点である。歪み成形とスピニング
のみを適用して純粋に製品に成形動作を行うことは、こ
の公知の装置では実現できない。さらに欠点として、平
面状あるいは曲面状ガイド面を必要とするため、構造的
な努力が増加する結果となり、製品の変更や修正に適応
するために装置を改造する費用は高額となる。そこで、
本発明は前文に掲げたタイプの歪み成形装置を創作する
ものであり、前述の欠点を解消し、特に、構造的努力と
経費とを削減し、幅広い適用性を有し、効率的に運用で
き、同時に高品質で高精度な製品が得られるようにした
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の目的は、前述
の歪み成形装置において、前記スピンドルおよび、また
は反力支持部を両側方から挟むように設けられ、前記ス
ピンドルの長手方向の軸に平行な軸回りに、駆動部によ
って回動可能な旋回アームを備え、各旋回アームは少な
くとも2個の加圧ローラーを支持し、また各旋回アーム
に位置調整可能に配置された加圧ローラーのうちの1個
が、所望の時期に動作可能な位置に位置決めされ、その
設定位置を保持できる。本発明による旋回アーム上にあ
る加圧ローラーの位置により、構造が大変簡単で、また
同時に安定した組立が容易に実現でき、1または2個の
加圧ローラーが製品に接触しても変形歪みの状態は大変
低くなっている。同時に、旋回アームを回動させるため
の支持部の製作費は、高い圧縮力が作用する直線状ガイ
ドを製作するより圧倒的に安価になる。結論として旋回
アームを使用することでレバー機構の伝達装置を実用化
する機会を得たので、比較的小さな出力の駆動装置によ
って大きな圧縮力を発生させることができ、旋回アーム
を適正に設定することができる。したがって、2個ある
いはそれ以上の数の加圧ローラーを各旋回アームに取り
付けることが可能で、また有効である。製品に使用する
必要のある加圧ローラーを容易に他の加圧ローラーにき
わめて迅速に交換することもできる。このように、本発
明の歪み成形装置は、治具の交換が容易に行え、短い時
間でかつ安いコストで各種の成形作業に適用することが
できる。
【0009】本発明に係る歪み成形装置の有効な実施の
態様は、2本の旋回アームが1本の共通軸回りに回動す
る点である。この解決策は、最も簡素化を目指した設計
による装置を作る努力においてさらなる貢献を果たすも
のである。
【0010】本発明の他の実施の態様は、以下のような
特徴を有している。すなわち、加圧ローラーは、スピン
ドルの回転軸に平行な回転軸回りに回転し、状況に応じ
て作動状態に置かれた加圧ローラーの回転軸と前記スピ
ンドルの長手方向軸とは、前記旋回アームの、それぞれ
連関を持つか共通した回転軸を中心とした共通の半径上
に配置される。
【0011】さらに、スピンドルの長手方向から見てL
字形をなした旋回アームを有し、このL字形の短辺の自
由端側には回動軸が設けられ、またL字形の長辺側の自
由端にはそれぞれ駆動部が設けられていて、さらに前記
長辺の一部には加圧ローラーが配置されていることが好
ましい。この旋回アームの形状は変形に対する安定性と
良好な抵抗性を示すとともに、占有空間が比較的少なく
て済む。さらに、このレバー機構を実用化したことによ
り、加圧力を増加させることができる。
【0012】また、前述の旋回アームの駆動部はボール
ローラースピンドルまたは油圧ピストンシリンダユニッ
トにより直線状に位置調整あるいは移動制御できるよう
に設けられることが好ましく、また、各動作段階におい
ても、その一端は前記旋回アームに接続され、他端は機
枠に支持されるようにすることが好ましい。これら公知
の駆動手段が採用されるのは、第一に、力が確実に付与
される必要があり、第二に、旋回アームの位置が高い位
置決め精度となることが要求されるからで、これにより
製品に対する旋回アームの高い位置精度が保証される。
【0013】旋回アームに対して前述の複数の加圧ロー
ラーを保持させるために、加圧ローラーは製品に対して
任意に選択的に維持されている。このために、各旋回ア
ームに直線状に移動あるいは回転可能な加圧ローラーキ
ャリアを設けることが好ましく、この加圧ローラーキャ
リアは、旋回アームの少なくとも2点の位置の間におい
て位置調整/移動可能である。
【0014】さらに、歪み成形装置の設計に対する最終
的な提案としての実施の態様として、加圧ローラーキャ
リアは旋回アームと同一平面内に設けられたガイドの2
個の停止端間をスピンドルの長手方向軸に対してほぼ垂
直に走行し、停止端において位置保持することができ
る。歪み成形装置のこのような配置により、2個の加圧
ローラーを準備状態に置くことができ、製品の他の部分
の接触に対して迅速かつ精度良く交換することができ、
また停止端までの直線状の移動のみで対応でき、またこ
の加圧ローラーはプリセットできるようにしておくこと
が好ましい。
【0015】さらに歪み成形装置の他の実施の形態とし
て、加圧ローラーキャリアが、旋回アーム上に設けられ
た少なくとも2箇所の回転位置間にあるスピンドルの長
手方向軸に平行に走行している回動軸回りに回動可能に
設けられ、回転の任意の位置で停止できるようになって
いる。この設計は少なくとも2個の、好ましくはもっと
多数の加圧ローラー、例えば各加圧ローラーキャリアに
搭載された6個の加圧ローラーを準備状態に置くことを
許容している。この配置において、加圧ローラーはタレ
ット方式で設けられており、タレットが回転することに
より、所望の加圧ローラーが動作位置に取り出せるよう
になっている。この結果、この歪み成形装置の配置は特
に多数の加圧ローラーをいつでも使えるような準備状態
におけるという可能性を示している。例えば、分解した
り組み立てたりする必要のある加圧ローラーに関して取
り付け動作を行うことが不要となる。
【0016】さらに、本発明は、スピンドルと反力支持
部とが鏡面対称な位置となるように設計されている。ま
た、反力支持部は専用の回転駆動部と軸方向駆動部とを
有している。この歪み成形装置では、スピンドルと反力
支持部とはほとんど同一のアッセンブリとして設計さ
れ、2個の回転駆動部と2個の軸方向駆動部とを有しな
がらも最小の製作コストにより実現することができる。
また、スピンドルの2方向の軸方向プレス動作と成形動
作とを均等に実現できるため、歪み成形装置は多機能用
途に使用することができる。この結果、製品は、例えば
単一のクランプ、加工動作により加工でき、このプレス
動作による成形は正反対をなす2方向の軸方向において
実現される。これにより、製造コストと製造時間とを軽
減できる。
【0017】さらに、歪み成形装置の他の実施の態様と
して、前記スピンドルと反力支持部の回転駆動部と軸方
向駆動部とは、独立してあるいは必要に応じて同期をと
って操作することができることを特徴としている。
【0018】装置の優位性は、スピンドルと反力支持部
がそれぞれ実行されるべき操作段階によって、それぞれ
が独立した動きをする場合でも装置の単体操作ユニット
としての動きをする場合でも発揮される。
【0019】最終的に、スピンドルの長手方向に見て旋
回アームから所定の距離だけ離れた位置の装置内におい
て、素材を供給するためと、成形された製品を取り出す
ために、載荷機構が配置されている。この種の載荷機構
によれば、素材を自動的に供給できるとともに、成形さ
れた製品を自動的に取り出すことができる。また、これ
らの動作は、スピンドルと反力支持部のそれぞれの軸方
向の動作によって同時に実行できる。また載荷動作は、
装置に組み込まれている旋回アームと加圧ローラーに妨
害されることなく、いかなる位置でも実行できる。この
結果、素材と製品とは、単にスピンドルに関して径方向
に移動するだけでよく、載荷機構は比較的簡単な構造に
することができる。歪み成形装置への載荷のために必要
なスピンドル位置への軸方向の移動は、スピンドルと反
力支持部とによって実現する。
【0020】
【発明の実施の形態】図1に示したように、歪み成形装
置1の設計例は、荷重支持機枠10を備え、この枠体の
端面11は後部において上方に向かって立設されてい
る。歪み成形装置1の中央部分にはスピンドル2が配置
されており、その回転軸20は図面上から垂直方向に延
びている。スピンドル2にはスピンドルキャリッジ23
上のスピンドル回転駆動部25が一体的に組み込まれて
いる。スピンドルキャリッジ23は、ガイド12に沿っ
て回転軸20と平行に機枠10内の成形部を移動するこ
とができる。なお、この軸方向への移動のための駆動手
段は図示していない。スピンドル2に対する回転駆動部
25からの回転方向トルクの伝達は、ベルト駆動手段に
よって達成されている。例えば、駆動力は倍力ベルトを
介してスピンドル2の一部に設けられたプーリー22に
伝達される。スピンドル2は図示しない成形装置を支持
している。この成形装置には例えば、カップ状あるいは
中空円筒形状(ブシュ状)のような基本形状をなした軸
対称形状製品7が保持されている。製品7は断面表示さ
れた反力支持部3によって成形装置上の所定位置に固定
されている。反力支持部3はスピンドル2の回転軸と同
じ軸に関して回転でき、スピンドル2の軸方向に移動す
ることもできる。
【0021】さらに、図1によれば、歪み成形装置1は
2本の旋回アーム5、6が、スピンドル2の両側に設け
られている。この旋回アーム5、6は、スピンドル2の
回転軸20の下方において、回転軸20と平行をなして
走行する共通した回動軸50、60を介して取り付けら
れている。2本の旋回アーム5、6は、図1の示された
状態でL字形をなしている。L字の短辺51、61が回
動軸50、60から左右に水平ないしほぼ水平をなし、
長辺52、62は垂直ないしほぼ垂直をなしている。駆
動部56、66が旋回アーム5、6に、それぞれを回動
させるために設けられている。これら駆動部56、66
は本実施の形態では、ボールローラー構造のスピンドル
として構成されている。その一端は、機枠10の枠体の
端面11に支持されており、他端は旋回アーム5、6の
L字の長辺52、62の自由端に作用するようになって
いる。駆動部56、66を操作すると、旋回アーム5、
6は回動軸50、60回りの矢印59、69方向へ回動
することができる。
【0022】旋回アーム5、6の長辺52、62のスピ
ンドル2に面した側には、直線状ガイド53、63の長
手方向に沿って各段階に応じて移動可能なローラーキャ
リッジ54、64が搭載されている。設計例に示したよ
うに、各ローラーキャリッジ54、64には2個の加圧
ローラー55、55’または65、65’が搭載されて
いる。これらは、スピンドル2の回転軸20に平行な軸
回りに回転できるように配置されている。
【0023】歪み成形装置1に関する図1に示した設計
例では、左側の旋回アーム5は駆動部56の操作により
スピンドル2に向けて回動し、これによってローラーキ
ャリッジ54上の加圧ローラー55が製品7の外周に接
触する。ガイド12に沿ったスピンドル2の動きにより
製品7の成形のための成形動作が達成される。これによ
り、製品7はその中心軸回りに、スピンドル2とともに
回転矢印方向29に回転する。
【0024】必要に応じて2個の加圧ローラーを同時に
接触させることもでき、この場合には旋回アーム5、6
を同時にスピンドル2に向けて回動させる。これによ
り、2個の所望の加圧ローラーを動作状態にすることが
できる。また、旋回アーム5、6を離すように回動さ
せ、対をなしたローラーキャリッジ54、64を適当な
距離だけガイド53、63に沿って引き離すようにし
て、製品7に接触させる加圧ローラーを、容易にいつで
も交換することができる。このローラーキャリッジ5
4、64の動作は図示しない固定端部まで行えるように
することが好ましい。また、例えばローラーキャリッジ
54、64は油圧ピストンシリンダユニット(図示せ
ず)によって作動させることが好ましい。
【0025】図2は、歪み成形装置1の平面図を示して
いる。同図より、歪み成形装置1の荷重支持部が機枠1
0からなることが確認できる。歪み成形装置1の左半分
にはスピンドル2が配置され、このスピンドル2は回転
軸20の長手方向に矢印28で示したようにスピンドル
キャリッジ23上を駆動部とともに移動できるようにな
っている。この移動動作は、歪み成形装置1の左端のス
ピンドルの軸方向駆動装置24によって伝達されるよう
になっている。
【0026】基本的には鏡面対称な構造となっている歪
み成形装置1の右側部分には、反力支持部3が配置され
ている。反力支持部3も、その回転駆動部と反力支持部
キャリッジ33とを特徴とするものである。反力支持部
3は、全体として反力支持部3の回転軸30に沿って反
力支持部キャリッジ33によって軸方向38に移動する
ことができる。このとき回転軸30はスピンドル2の回
転軸20と一直線をなし、歪み成形装置1の右端には反
力支持部3の軸方向駆動部34が設けられている。この
ような動作により、スピンドル2は、機枠10の一部を
構成するガイド12に沿ってスピンドルキャリッジ23
によって移動でき、反力支持部3は、機枠10の一部を
構成するガイド13に沿って反力支持部キャリッジ33
によって移動できる。
【0027】反力支持部3の端面31には、加圧治具4
が配置されている。この結果、加圧治具4は反力支持部
3の端面31あるいはスピンドル2の端面21に容易に
組み込める。これは、スピンドル2と反力支持部3が対
称的に設計されているためでもある。この加圧治具の組
み込み動作は、個々の状況における要求にのみ依存して
いるため、技術者が決定できる。また、一方をスピンド
ル2に取り付け、他方を反力支持部3側に取り付けるよ
うにして2個の加圧治具を同時に使用することもでき
る。
【0028】スピンドル2の両側部、すわなち図2にお
ける上下位置には、旋回アーム5、6の一部の断面が示
されており、この状態でL字形の長辺52、62が各段
階に応じて横たわる。これらのうちスピンドル2に面し
ている側で、L字形の長辺52、62は、ローラーキャ
リッジ54、64が組み込まれたガイド53、63を各
段階で支持する。さらに、加圧ローラーはローラーキャ
リッジ54、64上に回転可能に位置する。図中には上
側加圧ローラー55、65が示されている。図2で示し
た平面の上方に位置する、図示しない駆動部の操作によ
って旋回アーム5、6は矢印59、69で示した移動方
向に回動でき、この結果、旋回アーム5、6は平面図に
おいて、スピンドル2に関して加圧ローラー55、65
を、スピンドル2の回転軸20に対して垂直に移動する
ことができる。
【0029】加圧治具4とスピンドル2の端面21との
間には、歪み成形装置1から取り除くことができる既に
成形された製品7が示されている。また、従来の歪み成
形装置と同様に、歪み成形装置1に素材を供給するとと
もに、完成した製品7を取り除くための載荷機構8が設
けられている。この載荷機構8によって、すでに成形さ
れた製品7は、スピンドル2の回転軸20と反力支持部
3の回転軸30に対して平面図上、垂直方向に向かっ
て、外周部が把持されるようになっている。素材は加圧
治具4とスピンドル2の端面21との間に位置させ、ス
ピンドル2と反力支持部3を矢印28、38方向に移動
させることで固定させることができる。このようにする
ことにより、スピンドル2または反力支持部3の軸方向
のいかなる動作に対しても載荷機構8あるいは旋回アー
ム5、6が衝突したり、空間的に重なり/占有が生じる
おそれがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】歪み成形装置の一実施の態様による装置の一部
の断面を示した概略正面図。
【図2】図1に示した歪み成形装置の平面形状を示した
概略平面図。
【符号の説明】
1 歪み成形装置 2 スピンドル 3 反力支持部 4 加圧治具 5,6 旋回アーム 7 製品(素材) 10 機枠 20,30 回転軸 24,34 軸方向駆動部 25,35 回転駆動部 50,60 回動軸(共通軸) 51,61 L字形の短辺 52,62 L字形の長辺 53,63 ガイド 54,64 加圧ローラーキャリア 55,55’,65,65’ 加圧ローラー 56,66 駆動部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機枠(10)と、回転可能なスピンドル
    (2)と、スピンドル(2)を回転させる回転駆動部
    (25)と、スピンドル(2)の端面(21)に組み込
    まれた加圧治具(4)と、加圧治具(4)上にセットさ
    れた製品(7)のために、スピンドル(2)と軸線方向
    に関し一直線上に配置され、軸線方向に移動可能な反力
    支持部(3)と、機枠(10)上をスピンドル(2)に
    対して径方向に機枠(10)上を移動可能な、少なくと
    も2個の回転可能な加圧ローラー(55、55’、6
    5、65’)とを備え、これにより歪み成形動作のため
    に、駆動部(25)を有するスピンドル(2)と反力支
    持部(3)とが機枠(10)と加圧ローラー(55、5
    5’、65、65’)に対して軸線方向に移動できるよ
    うにした歪み成形装置において、 前記スピンドル(2)および、または反力支持部(3)
    を両側方から挟むように設けられ、前記スピンドルの長
    手方向の軸に平行な軸(50、60)回りに、駆動部
    (56、66)によって回動可能な旋回アーム(5、
    6)を備え、各旋回アーム(5、6)は少なくとも2個
    の加圧ローラー(55、55’、65、65’)を支持
    し、また各旋回アーム(5、6)に位置調整可能に配置
    された加圧ローラー(55、55’、65、65’)の
    うちの1個が、所望の時期に動作可能な位置に位置決め
    され、その設定位置を保持できるようにしたことを特徴
    とする歪み成形装置。
  2. 【請求項2】2本の旋回アーム(5、6)は、共通軸
    (50、60)回りに回動可能であることを特徴とする
    請求項1記載の歪み成形装置。
  3. 【請求項3】加圧ローラー(55、55’、65、6
    5’)は、スピンドルの回転軸(20)に平行な回転軸
    回りに回転し、状況に応じて作動状態に置かれた加圧ロ
    ーラー(55、55’、65、65’)の回転軸と前記
    スピンドルの長手方向の回転軸(20)とは、旋回アー
    ム(5、6)の、それぞれ連関を持つか共通した回動軸
    (50、60)を中心とした共通の半径上に配置された
    ことを特徴とする請求項1記載の歪み成形装置。
  4. 【請求項4】スピンドルの長手方向から見てL字形をな
    した旋回アーム(5、6)を有し、このL字形の短辺
    (51、61)の自由端側には回動軸(50、60)が
    設けられ、またL字形の長辺(52、62)側の自由端
    にはそれぞれ駆動部(56、66)が設けられていて、
    さらに長辺(52、62)の一部には加圧ローラー(5
    5、55’、65、65’)が配置されたことを特徴と
    する請求項1記載の歪み成形装置。
  5. 【請求項5】旋回アーム(5、6)の駆動部(56、6
    6)は、ボールローラースピンドルまたは油圧ピストン
    シリンダユニットにより直線状に位置調整あるいは移動
    制御できるように設けられ、また各動作段階において
    も、その一端は旋回アーム(5、6)に接続され、他端
    は機枠(10、11)に支持されたことを特徴とする請
    求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の歪み成形装
    置。
  6. 【請求項6】各旋回アーム(5、6)に直線状に移動あ
    るいは回転可能な加圧ローラーキャリア(54、64)
    が設けられ、該加圧ローラーキャリアは、旋回アーム
    (5、6)の少なくとも2点の位置の間において位置調
    整と移動が可能であることを特徴とする請求項1乃至請
    求項5のいずれか1項に記載の歪み成形装置。
  7. 【請求項7】加圧ローラーキャリア(54、64)は、
    旋回アーム(5、6)と同一平面内に設けられたガイド
    (53、63)の2個の停止端間をスピンドルの長手方
    向軸に対してほぼ垂直に走行し、前記停止端において位
    置保持できることを特徴とする請求項6記載の歪み成形
    装置。
  8. 【請求項8】加圧ローラーキャリア(54、64)は、
    前記旋回アーム上に設けられた少なくとも2箇所の回転
    位置間にあるスピンドルの長手方向軸に平行に走行して
    いる回動軸回りに回動可能に設けられたことを特徴とす
    る請求項6記載の歪み成形装置。
  9. 【請求項9】スピンドル(2)と反力支持部(3)と
    は、鏡面対称な位置となるように配置され、反力支持部
    (3)は専用の回転駆動部(35)と軸方向駆動部(3
    4)とを備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項8
    のいずれか1項に記載の歪み成形装置。
  10. 【請求項10】スピンドル(2)と反力支持部(3)の
    回転駆動部(25、35)と、スピンドル(2)と反力
    支持部(3)の軸方向駆動部(24、34)とは、独立
    してあるいは必要に応じて同期をとって操作することが
    できることを特徴とする請求項9記載の歪み成形装置。
  11. 【請求項11】載荷機構(8)が、スピンドルの長手方
    向に見て旋回アーム(5、6)から所定の距離だけ離れ
    た位置の装置内において、素材を供給するためと、成形
    された製品(7)を取り出すために配置されたことを特
    徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載
    の歪み成形装置。
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