JPH0922518A - 磁気ヘッド装置およびその製造方法 - Google Patents

磁気ヘッド装置およびその製造方法

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JPH0922518A
JPH0922518A JP7170960A JP17096095A JPH0922518A JP H0922518 A JPH0922518 A JP H0922518A JP 7170960 A JP7170960 A JP 7170960A JP 17096095 A JP17096095 A JP 17096095A JP H0922518 A JPH0922518 A JP H0922518A
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秀治 佐藤
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    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/4806Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed specially adapted for disk drive assemblies, e.g. assembly prior to operation, hard or flexible disk drives
    • G11B5/4826Mounting, aligning or attachment of the transducer head relative to the arm assembly, e.g. slider holding members, gimbals, adhesive

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  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気ヘッド装置において、スライダと支持板
とを強固に接着でき、また接着工程に用いる治具を減ら
すことができるようにする。 【構成】 支持板(フレキシャ)4に形成された舌片4
bとスライダ1とが接着固定されている。舌片4bとス
ライダ1との接合部では、(イ)の領域に光硬化と熱硬
化の両性質を有する接着剤を塗布し、(ロ)の領域に熱
硬化性接着剤を塗布し、(ハ)の領域に導電性接着剤を
塗布する。支持板4とスライダ1を位置決めして光を照
射し、(イ)の領域の接着剤を仮硬化させる。その後に
加熱して全ての接着剤を熱硬化させる。導電性接着剤は
スライダ1と支持板4とを電気的に導通させる機能を発
揮する。接着強度の高い熱硬化性接着剤の塗布領域
(ロ)を舌片4bの基端4e側に配置することにより、
全体の接着強度を高くできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はハードディスク装置や光
磁気ディスク装置などに用いられる浮上式の磁気ヘッド
装置などのように、磁気検出部を有するスライダが支持
板に接着固定されている磁気ヘッド装置に係り、特にス
ライダと支持板との接着作業工程を簡潔にし且つ充分な
接着強度を得ることができるようにした磁気ヘッド装置
およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ハードディスク装置などに使用される浮
上式の磁気ヘッド装置では、記録媒体方向へ付勢されて
いるロードビームの先部にフレキシャと称される支持板
が取り付けられ、この支持板に対しスライダが接着固定
されている。従来は、上記支持板とスライダとの接着の
ためにエポキシ系などの熱硬化性接着剤が使用されてい
た。この接着作業では、支持板とスライダとの接合部に
前記熱硬化性接着剤を塗布して、治具により支持板とス
ライダとを位置合せして保持する。そして支持板とスラ
イダとの接合部を加熱して前記熱硬化性接着剤を硬化さ
せている。
【0003】しかし、この接着作業では、支持板とスラ
イダとを位置決めする工程、加熱炉にて接合部を加熱す
る工程、加熱後に冷却して接着剤を完全に硬化させるま
での工程の、全工程において、治具により支持板とスラ
イダを保持し続ける必要がある。そのために、前記一連
の工程での作業が実施される1ラインあたりに用意する
治具の数が非常に多くなり、設備コストが嵩む欠点があ
る。
【0004】そこで、支持板とスライダとを接着固定す
るために、熱硬化性接着剤とUV硬化性接着剤の双方を
併用する製造方法が考えられている。この種の製造方法
は、例えば特開平6−60346号公報に開示されてい
る。上記方法では、支持板とスライダとの間に熱硬化性
接着剤とUV硬化性接着剤の双方が塗布される。支持板
とスライダとが位置決めされた状態で両部材の接合部に
紫外線を照射してUV接着剤を硬化する。その後に、U
V硬化性接着剤により接合された支持板とスライダを加
熱して熱硬化性接着剤を硬化させ、スライダと支持板と
の接着固定を完了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、UV硬化性接
着剤は紫外線が照射された部分が硬化するだけで、接着
剤全体を硬化させることが難しく、UV硬化性接着剤に
よる支持板とスライダとの接合強度は低くなる。またU
V硬化性接着剤と熱硬化性接着剤とが併用されるもので
は、支持板とスライダとの接合部にて両接着剤が別々の
領域に設けられることになる。よって、前述のようにU
V硬化性接着剤の領域では接着強度が低くなり、また熱
硬化性接着剤による接着領域が狭められることになるた
め、スライダと支持板との全体的な接着強度を充分に大
きくできない。
【0006】そこで、特開平6−60346号公報に記
載された発明では、UV硬化性接着剤に充分な量の紫外
線を照射できるようにするために、ロードビームの影に
ならない部分で、支持板(フレキシャ)とスライダの接
合部分にUV硬化性接着剤を塗布し、ロードビームの影
になる部分には熱硬化性接着剤を塗布している。そして
UV硬化性接着剤が塗布されている部分で、支持板(フ
レキシャ)に穴を開け、ロードビーム側から照射される
紫外線によりUV硬化性接着剤の硬化効率を向上させて
いる。
【0007】しかし、支持板に穴を開けて紫外線を照射
してもUV硬化性接着剤全体に紫外線を照射することは
困難であり、UV硬化性接着剤の硬化を促進するのに限
界がある。また、支持板に対しロードビーム側から紫外
線を照射しているために、UV硬化性接着剤はロードビ
ームの影にならない部分にしか塗布することができな
い。図2に示すように浮上式磁気ヘッドでは、支持板
(フレキシャ)に舌片が形成され、この舌片とスライダ
とが接合されることになる。また、ロードビームは舌片
の自由端方向(図2の図示下方、図3参照)に延びてい
る。よって前記のようにロードビームの影にならない部
分にUV硬化性接着剤を塗布すると、UV硬化性接着剤
を舌片の基端側にしか塗布できず、よって、熱硬化性接
着剤は舌片の自由端側にしか塗布できないことになる。
【0008】舌片は、図3に示すように基端を支点とし
て曲げ変形した状態になるため、その表面応力は舌片の
基端の方が大きくなる。この応力の大きい部分に接着力
の弱いUV硬化性接着剤が位置していると、UV硬化性
接着剤に舌片からの曲げ応力が常に作用することにな
り、この部分でスライダに剥がれが生じやすくなり、そ
の結果、舌片とスライダとの全体の接着強度が弱いもの
となる。
【0009】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、スライダと支持板とを位置合せした状態で仮固定
でき、且つ最終的にはスライダと支持板とを強固に固定
できるようにした磁気ヘッド装置およびその製造方法を
提供することを目的としている。
【0010】また、本発明は、異種の接着剤の塗布領域
を適正に選択することにより、支持板とスライダとの接
着強度を充分に高くできるようにすることを目的として
いる。
【0011】さらに本発明は、スライダと支持板との接
合部において、スライダを支持板にアース接合でき、静
電破壊などの問題が生じるのを防止したことを目的とし
ている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、磁気検出部を
有するスライダと、支持板とが接合されて接着固定され
ている磁気ヘッド装置において、前記スライダと支持板
との接合部に、光硬化と熱硬化の両性質を有する接着剤
が用いられていることを特徴とするものである。
【0013】さらに好ましくは、前記接合部では、光硬
化と熱硬化の両性質を有する接着剤の塗布部以外の領域
に熱硬化性接着剤が用いられているものとなる。
【0014】さらに、前記接合部では、光硬化と熱硬化
の両性質を有する接着剤の塗布部および熱硬化性接着剤
の塗布部以外の領域に、スライダと支持板とを電気的に
導通させる導電剤が介在しているものにできる。
【0015】また、支持板には、一端が自由端となる舌
片が設けられて、この舌片とスライダとの接合部が接着
固定されているものでは、スライダと舌片との接合部に
て、舌片の自由端側に光硬化と熱硬化の両性質を有する
接着剤が塗布され、舌片の基端側に熱硬化性接着剤が塗
布されることが好ましい。
【0016】また本発明による磁気ヘッド装置の製造方
法は、磁気検出部を有するスライダと支持板との接合部
に、光硬化と熱硬化の両性質を有する接着剤を塗布し、
前記接合部に光を照射して前記接着剤を仮硬化させ、そ
の後に前記接合部に熱を与えて前記接着剤をさらに硬化
させることを特徴とするものである。
【0017】この製造方法においても、前記接合部で、
且つ光硬化と熱硬化の両性質を有する接着剤の塗布部以
外の領域に熱硬化性接着剤を塗布しておき、接合部を加
熱する際に前記両接着剤を硬化させることが好ましく、
さらに、支持板に、一端が自由端となる舌片を設けられ
ているものでは、舌片とスライダとの接合部では、舌片
の自由端側に光硬化と熱硬化の両性質を有する接着剤を
塗布し、舌片の基端側に熱硬化性接着剤を塗布しておく
ことが好ましい。また前記両接着剤の塗布領域以外の部
分に、支持板とスライダを電気的に導通させる導電剤を
塗布することが可能である。
【0018】さらに、本発明の磁気ヘッド装置の製造方
法では、光硬化と熱硬化の両性質を有する接着剤を仮硬
化させる際に、スライダと支持板の接合部に対し側方か
ら光を照射する方法が採用できる。
【0019】
【作用】本発明では、支持板とスライダとの接合部に、
光硬化と熱硬化の両性質を有する接着剤を用いている。
前記接合部にこの接着剤を塗布し、治具によりスライダ
と接合部とを位置決めし、前記接合部に光を照射して接
着剤を仮硬化させる。接着剤が仮硬化した支持板とスラ
イダとを治具から外し、加熱炉に移行させるなどして接
合部を加熱し、前記接着剤をさらに熱硬化させる。した
がって、光照射により仮硬化した接着剤は加熱によりさ
らに硬化させられ、支持板とスライダとが熱硬化後の接
着剤により強固に固定される。
【0020】また前記光硬化と熱硬化の両性質を有する
接着剤の塗布部以外の領域に熱硬化性接着剤を塗布して
おくと、前記加熱工程において熱硬化性接着剤が硬化す
る。よって、光照射により仮硬化した接着剤と、熱硬化
性接着剤の双方の熱硬化により、支持板とスライダとが
大きな接着強度により固定される。
【0021】また、例えばスライダに設けられた磁気検
出部が磁気抵抗効果素子を用いた薄膜の積層構造である
場合には、静電気に弱いものとなる。この場合には、ス
ライダと支持板との接合部に導電剤を塗布しておく。好
ましくは光硬化と熱硬化の両性質を有する接着剤の塗布
領域と、熱硬化性接着剤の塗布領域の間の領域に導電剤
を塗布しておく。この導電剤により、スライダと支持板
とが電気的に導通され、スライダに設けられて磁気検出
部の静電破壊を防止できる。
【0022】上記導電剤は、導電性接着剤(導電性樹
脂)を使用できる。この導電性接着剤は、エポキシ系な
どの熱硬化性樹脂に銀などの導電材料のフィラーが混入
されたものである。この熱硬化性樹脂をバインダとして
用いた導電性接着剤を用いると、前記加熱工程におい
て、光硬化と熱硬化の両性質を有する接着剤および熱硬
化性接着剤と共に導電性接着剤も熱硬化し、この導電性
接着剤によっても、支持板とスライダとが固定されるこ
とになる。
【0023】前記光硬化と熱硬化の両性質を有する接着
剤の光照射による硬化の程度は、あくまでも支持板とス
ライダとを仮固定できるだけの硬度を発揮すればよいた
め、例えばスライダと支持板との接合部の側方から光を
照射して、前記接合部にて露出しているまたははみ出し
ている接着剤を硬化させればよい。光を接合部の側方か
ら照射する方法を採用すると、光硬化と熱硬化の両性質
を有する接着剤の塗布領域を任意に決めることができ、
例えばロードビームの影になる部分(ロードビームと重
なる部分)での前記接合部に、光硬化と熱硬化の両性質
を有する接着剤を塗布することが可能である。
【0024】したがって、図1に示すように、ロードビ
ームの影になる部分である支持板(フレキシャ)の舌片
の自由端側に光硬化と熱硬化の両性質を有する接着剤を
塗布し、舌片の基端側に熱硬化性樹脂を塗布することが
可能である。光硬化と熱硬化の両性質を有する接着剤は
ロードビームの影になるが、接合部に対して側方から光
を照射することにより、この接着剤の仮硬化により支持
板とスライダとを仮固定できる。次に加熱工程では、光
硬化と熱硬化の両性質を有する接着剤と、熱硬化性接着
剤の双方が硬化する。このように、舌片の基端側に接着
強度の高い熱硬化性接着剤が塗布されていると、舌片の
うちの曲げ応力の最も大きい部分が、熱硬化性接着剤に
よりスライダと強固に固定されることになるため、スラ
イダと支持板との剥がれが生じにくくなり、全体として
接着強度の高いものとなる。
【0025】また、支持板とスライダとの間に導電剤す
なわち導電性接着剤が塗布されるものでは、舌片の基端
側に熱硬化性接着剤を塗布し、自由端側に、導電性接着
剤と、光硬化と熱硬化の両性質を有する接着剤との順に
塗布し、または逆に光硬化と熱硬化の両性質を有する接
着剤と、導電性接着剤の順に塗布することが好ましい。
この3種類の接着剤のうち、光硬化と熱硬化の両性質を
有する接着剤および導電性接着剤の接着強度は、熱硬化
性接着剤に比べて低いため、これらを舌片の自由端側に
配置し、熱硬化性接着剤を舌片の基端側に配置すること
により、舌片の曲げ応力の大きい部分をスライダに強固
に接着することができ、支持板とスライダの接着強度を
高くできる。
【0026】
【実施例】以下、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例として、ハードディスク装
置用の浮上式磁気ヘッド装置での支持板とスライダとに
接着構造を示す平面図、図2は本発明の他の実施例の支
持板とスライダとの接着構造を示す平面図、図3は浮上
式磁気ヘッド装置の側面図、図4は図3のIV矢視の平
面図である。
【0027】図3と図4に示す浮上式磁気ヘッド装置で
は、スライダ1が設けられている。このスライダ1はア
ルミナとチタンカーバイトの複合セラミックなどの導電
性のセラミック材料により形成されている。図3は、ハ
ードディスクDに対向するスライダ1を示している。デ
ィスクDは図示右側へ向かって走行し、スライダ1の底
面とディスクDの表面との間の空気流により、スライダ
1はディスクDの表面に浮上する。スライダ1の図示左
側がリーディング側端部1aであり、図示右側がトレー
リング側端部1bである。このスライダ1では、トレー
リング側端部1bの端面に磁気検出部2が設けられてい
る。この磁気検出部2は、磁気抵抗効果素子を用いた薄
膜構造であり、この磁気検出部2の表面に、薄膜構成の
インダクティブ型の信号記録部が積層される。図3で
は、トレーリング側端部1bの磁気検出部2とディスク
Dの表面の浮上距離をδで示している。
【0028】このヘッド装置では、上記スライダ1を支
持するロードビーム3が設けられている。このロードビ
ーム3は、ばね性を発揮する金属板により形成されてお
り、スライダ1が取り付けられている先部では両側部に
折曲部3aが設けられ、ほぼ剛体に近いものとなってい
る。ロードビーム3の基端側では前記折曲部3aが形成
されておらず、この折曲部3aが形成されていない部分
がばね変形による弾性力を発揮し、この弾性力により前
記スライダ1がディスクDの表面にきわめて軽い押圧力
により加圧されている。図3に示すように、ディスクD
が回転して走行している状態では、スライダ1は前記押
圧力に対抗して浮上することになる。
【0029】ロードビーム3の下面の先部には、フレキ
シャと称される支持板4が取り付けられている。この支
持板4はばね性を有する薄い金属板により形成されてい
る。支持板4の本体部4aは、ロードビーム3の先部底
面にスポット溶接などにより固定されている。図4に示
すように、支持板4には切欠き4dが形成されており、
この切欠き4dにより分離された舌片4bが一体に形成
されている。舌片4bの基端4eは本体部4aに一体に
連続しており、自由端4fはロードビーム3の基端側に
向かって延びている。
【0030】前記スライダ1の上面は、この舌片4bの
下面に接着固定されている。舌片4bの中腹部には、ロ
ードビーム3の方向へ球面状に隆起形成されたピボット
4cが一体に形成されている。ピボット4cの頂部はロ
ードビーム3の底面に接触し、その結果、舌片4bは基
端4eを支点としてディスクDの方向へ曲げられてい
る。この曲げによる舌片4bの弾性復帰力によりピボッ
ト4cの頂部がロードビーム3の底面に圧接されてい
る。舌片4bに接着固定されたスライダ1は前記ピボッ
ト4cの頂点を支点として各方向へ傾斜でき、ディスク
Dの表面の形状に倣うことができるようになっている。
【0031】上記スライダ1の上面と舌片4bの下面と
の接合部には、光硬化と熱硬化の両性質を有する接着
剤、例えばUV(紫外線)硬化と熱硬化の両性質を有す
る接着剤が用いられている。図1と図2では、UV硬化
と熱硬化の両性質を有する接着剤の塗布領域を(イ)で
示している。UV硬化と熱硬化の両性質を有する接着剤
は、光重合性を有し且つ加熱により網状構造を呈する性
質を有するプレポリマーまたはオリゴマーを主体とする
ものであり、例えばエポキシアクリレート、ウレタンア
クリレート、不飽和ポリエステルなどが使用される。
【0032】本発明では、スライダ1と舌片4bとが上
記のUV硬化と熱硬化の両性質を有する接着剤のみによ
り接着されるものであってもよいが、本発明の好ましい
例では、スライダ1と舌片4bとの接合部での、前記接
着剤の塗布領域(イ)以外の領域に熱硬化性接着剤が塗
布されている。図1と図2では、熱硬化性接着剤の塗布
領域を(ロ)で示している。熱硬化性接着剤は、加熱に
より網状構造を呈する樹脂材料を主体としたものであ
り、この主体となる樹脂は、例えばエポキシ系、フェノ
ール系、ウレタン系などである。
【0033】本発明では、スライダ1と舌片4bとが、
UV硬化と熱硬化の両性質を有する接着剤、および熱硬
化性接着剤のみで接着固定されてもよいが、これらの接
着剤の他に導電性接着剤を用いることができる。図1と
図2では、スライダ1と舌片4bとの接合部での導電性
接着剤の塗布領域を(ハ)で示している。導電性接着剤
は、前記エポキシ系、フェノール系、ウレタン系などの
熱硬化性のバインダー樹脂に、銀などの導電性材料のフ
ィラーが混入されたものである。この導電性接着剤によ
り、スライダ1と舌片4bとが電気的に導通させられ、
前記磁気検出部2の薄膜構造が静電破壊を受けるのを防
止できるようになっている。この磁気ヘッド装置の製造
方法としては、スライダ1の上面と、支持板4の舌片4
bとの接合部に、UV硬化と熱硬化の両性質を有する接
着剤を塗布し、またはこの接着剤と熱硬化性接着剤を塗
布し、あるいは前記2種類の接着剤および導電性接着剤
を塗布する。
【0034】接合部に接着剤が塗布された磁気ヘッド装
置は、支持板4の舌片4bとスライダ1とが位置合せさ
れた状態で治具に保持される。そしてUV硬化と熱硬化
の両性質を有する接着剤を硬化させるための紫外線を接
合部に照射する。本発明では、図4に示すように、舌片
4bとスライダ1との接合部に対し、側方から紫外線が
照射される。この紫外線の照射方向は、ロードビーム3
の位置に無関係であり、UV硬化と熱硬化の両性質を有
する接着剤が接合部のどの領域に塗布されていても、こ
の接着剤に対し紫外線を照射することが可能である。
【0035】図4に示す方向から紫外線が照射される
と、スライダ1と舌片4bとの接合部の側方に現れて、
またははみ出しているUV硬化と熱硬化の両性質を有す
る接着剤が光重合により仮硬化させられ、この仮硬化に
より、スライダ1と舌片4bは互いに位置合せされた状
態で仮固定される。この状態で磁気ヘッド装置を治具か
ら外すことが可能である。治具から外した磁気ヘッド装
置は、加熱炉などの加熱工程に移送され、所定の温度に
てスライダ1と舌片4bとが加熱される。この加熱によ
り、UV硬化と熱硬化の両性質を有する接着剤がさらに
熱硬化し、また熱硬化性接着剤を使用している場合に
は、この接着剤も硬化する。さらに導電性接着剤が使用
されている場合、この導電性接着剤の熱硬化性のバイン
ダーが硬化する。これらの接着剤の熱硬化により、スラ
イダ1と舌片4bとの接着固定が完了する。上記におい
て、UV硬化と熱硬化の両性質を有する接着剤は、紫外
線照射により仮硬化し、さらに加熱により硬化するた
め、この接着剤の硬化は充分なものとなる。
【0036】次に、UV硬化と熱硬化の両性質を有する
接着剤と、熱硬化性接着剤とを併用した場合、図1に示
す実施例では、UV硬化と熱硬化の両性質を有する接着
剤が塗布された領域(イ)が舌片4bの自由端4fの側
で、熱硬化性接着剤が塗布される領域(ロ)が舌片4b
の基端4e側である。一方、図2に示す実施例では、U
V硬化と熱硬化の両性質を有する接着剤が塗布された領
域(イ)が、舌片4bの基端4e側であり、熱硬化性接
着剤が塗布された領域(ロ)が舌片4bの自由端4f側
である。
【0037】表1は、上記図1と図2に示したそれぞれ
の実施例での接着強度を比較したものである。表1に示
す接着強度の測定は、図1と図2に示すそれぞれの磁気
ヘッド装置を試料数として10個ずつ用い、それぞれの
試料に関し、スライダ1の接合面(図3の図示上面)か
ら舌片4bを垂直方向へ引き剥がしたときに要した力を
測定したものである。図1では引き剥がし力の最大値が
286(gf)、図2では175(gf)、図1では最
小値が253(gf)、図2では121(gf)であっ
た。また、平均値およびσの値は表1に示す通りであ
る。
【0038】
【表1】
【0039】表1から、図1に示す接着構造が図2に示
す接着構造よりも接着強度が高いことが解る。これは、
舌片4bは、支持板4の本体部4aに対し図3に示す状
態で曲げ変形しているが、この曲げ変形による表面応力
は、基端4e側の方が大きくなり、この応力の大きい部
分に、接着強度の高い熱硬化性接着剤を用いる方が、ス
ライダ1と舌片4bとの接着強度を向上できるからであ
る。
【0040】ここで、各接着剤の接着強度についてであ
るが、エポキシ系樹脂を主体とする熱硬化性接着剤単独
でスライダ1と舌片4bとを接着した場合、前記と同様
の剥離試験により測定される接着強度は250(gf)
以上であった。UV硬化と熱硬化の両性質を有する接着
剤としてエポキシアクリレート樹脂を主体としたものを
使用してスライダ1と舌片4bとを接着したとき、接着
強度は約100(gf)であった。またエポキシ系樹脂
に銀のフィラーを混入した導電性接着剤単独でスライダ
1と舌片4bとを接着した場合、接着強度は約100
(gf)であった。UV硬化と熱硬化の両性質を有する
接着剤と、熱硬化性接着剤とでは、接着強度に前記のよ
うな差があるが、舌片4bの基端側に接着強度の高い熱
硬化性接着剤を塗布することにより、全体の接着強度が
高いものとなる。したがって、3種類の接着剤を使用す
る場合に、熱硬化性の接着剤の塗布領域(イ)を舌片4
bの基端4e側とし、UV硬化と熱硬化の両性質を有す
る接着剤の塗布領域(イ)を舌片4bの自由端4f側と
し、同様に導電性接着剤の塗布領域(ハ)も自由端4f
側とすることが好ましい。前記のように、UV硬化と熱
硬化の両性質を有する接着剤と導電性接着剤との接着強
度はほぼ同等であるため、図1において両接着剤の塗布
領域(イ)と(ハ)の位置を入れ替えても、全体の接着
強度はほぼ同じである。
【0041】また図1に示すように、UV硬化と熱硬化
の両性質を有する接着剤の塗布領域(イ)が舌片4bの
自由端4f側である場合に、この部分の上方にはロード
ビーム3が位置している。しかしUV硬化と熱硬化の両
性質を有する接着剤に対しては図4に示すように紫外線
が側方から照射されるため、紫外線照射による接着剤の
仮硬化の工程において、ロードビーム3の位置が支障に
なることはない。なお、本発明は、ハードディスク装置
用の浮上式磁気ヘッド装置に限られず、光磁気ディスク
装置に用いられる浮上式磁気ヘッド、さらには浮上式で
はない例えばフロッピーディスク装置用の磁気ヘッド装
置などにも実施可能である。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明では、スライダと支
持板との接合部に、光硬化と熱硬化の両性質を有する接
着剤を用いているため、この接着剤に光を照射し仮硬化
させた時点で治具から外すことができ、治具の数を減ら
すことができる。その後に前記接着剤を熱硬化させてい
るため、前記接着剤は最終的には充分に硬化し、スライ
ダと支持板とを強固に接着することが可能である。
【0043】前記光硬化と熱硬化の両性質を有する接着
剤と、熱硬化性接着剤を併用したものでは、加熱工程に
て両接着剤が硬化し、スライダと支持板をさらに強固に
接着固定できる。さらに導電剤を使用すると、スライダ
と支持板とを電気的に導通させることができ、スライダ
に設けられた磁気検出部の静電破壊を防止できる。また
導電剤として熱硬化性樹脂に導電性フィラーが混入され
た導電性接着剤を用いれば、加熱時にこの導電性接着剤
も硬化し、スライダと支持板とを接着する機能を発揮で
きる。
【0044】また支持板の舌片にスライダが接着されて
いるものでは、舌片の基端側に熱硬化性接着剤を配置す
ることにより、さらに接着強度を高くできる。
【0045】本発明では光硬化と熱硬化の両性質を有す
る接着剤を使用しているが、この接着剤の光硬化の程度
は、支持板とスライダとを位置決めできれば充分であ
り、その後の加熱工程により、前記接着剤が完全に硬化
できるものとなる。よって接着剤の仮硬化のための光量
は多く要求されず、よってスライダと支持板との接合部
にて側方から光を照射する程度で充分である。この光の
照射方向はロードビームなどにより邪魔をされず、光照
射工程が簡単で且つ確実である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例でのスライダと支持板との
接着構造を示す平面図、
【図2】本発明の第2実施例でのスライダと支持板との
接着構造を示す平面図、
【図3】浮上式ヘッド装置の側面図、
【図4】図3のIV矢視平面図
【符号の説明】
1 スライダ 2 磁気検出部 3 ロードビーム 4 支持板 4b 舌片 4e 基端 4f 自由端 (イ) 光硬化と熱硬化の両性質を有する接着剤の塗布
領域 (ロ) 熱硬化性接着剤の塗布領域 (ハ) 導電性接着剤の塗布領域

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気検出部を有するスライダと、支持板
    とが接合されて接着固定されている磁気ヘッド装置にお
    いて、前記スライダと支持板との接合部に、光硬化と熱
    硬化の両性質を有する接着剤が用いられていることを特
    徴とする磁気ヘッド装置。
  2. 【請求項2】 前記接合部では、光硬化と熱硬化の両性
    質を有する接着剤の塗布部以外の領域に熱硬化性接着剤
    が用いられている請求項1記載の磁気ヘッド装置。
  3. 【請求項3】 前記接合部では、光硬化と熱硬化の両性
    質を有する接着剤の塗布部および熱硬化性接着剤の塗布
    部以外の領域に、スライダと支持板とを電気的に導通さ
    せる導電剤が介在している請求項2記載の磁気ヘッド装
    置。
  4. 【請求項4】 支持板には、一端が自由端となる舌片が
    設けられて、この舌片とスライダとの接合部が接着固定
    されており、スライダと舌片との接合部では、舌片の自
    由端側に光硬化と熱硬化の両性質を有する接着剤が塗布
    され、舌片の基端側に熱硬化性接着剤が塗布されている
    請求項2または3記載の磁気ヘッド装置。
  5. 【請求項5】 磁気検出部を有するスライダと支持板と
    の接合部に、光硬化と熱硬化の両性質を有する接着剤を
    塗布し、前記接合部に光を照射して前記接着剤を仮硬化
    させ、その後に前記接合部に熱を与えて前記接着剤をさ
    らに硬化させることを特徴とする磁気ヘッド装置の製造
    方法。
  6. 【請求項6】 前記接合部で、且つ光硬化と熱硬化の両
    性質を有する接着剤の塗布部以外の領域に熱硬化性接着
    剤を塗布しておき、接合部を加熱する際に前記両接着剤
    を硬化させる請求項5記載の磁気ヘッド装置の製造方
    法。
  7. 【請求項7】 支持板に、一端が自由端となる舌片を設
    け、舌片とスライダとの接合部では、舌片の自由端側に
    光硬化と熱硬化の両性質を有する接着剤を塗布し、舌片
    の基端側に熱硬化性接着剤を塗布しておく請求項6記載
    の磁気ヘッド装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 光硬化と熱硬化の両性質を有する接着剤
    を仮硬化させる際に、スライダと支持板の接合部に対し
    側方から光を照射する請求項5ないし7のいずれかに記
    載の磁気ヘッド装置の製造方法。
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