JPH1116502A - プラズマディスプレイパネルの電極接合方法 - Google Patents

プラズマディスプレイパネルの電極接合方法

Info

Publication number
JPH1116502A
JPH1116502A JP10118608A JP11860898A JPH1116502A JP H1116502 A JPH1116502 A JP H1116502A JP 10118608 A JP10118608 A JP 10118608A JP 11860898 A JP11860898 A JP 11860898A JP H1116502 A JPH1116502 A JP H1116502A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
flexible substrate
display panel
glass substrate
plasma display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10118608A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3492195B2 (ja
Inventor
Naoshi Akiguchi
尚士 秋口
Kazuto Nishida
一人 西田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP11860898A priority Critical patent/JP3492195B2/ja
Publication of JPH1116502A publication Critical patent/JPH1116502A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3492195B2 publication Critical patent/JP3492195B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラズマディスプレイパネルへのフレキシブ
ル基板の実装において、高電流が流されることへの信頼
性確保と同時にパネルの高精細化のための電極部の狭ピ
ッチ化に対応可能なプラズマディスプレイパネルの電極
接合方法を提供する。 【解決手段】 プラズマディスプレイパネル1上に形成
された厚膜電極2に、導電粒子4が分散された接着剤シ
ート3を圧着し、フレキシブル基板5の電極6をそのシ
ート3を介して、ガラス基板1上の電極2と重ね合わ
せ、フレキシブル基板5の上から圧着ツール7で加熱加
圧し、接着剤シート3を硬化して、ガラス基板1上の電
極2とフレキシブル基板5の電極6を導通させる。これ
により、ガラス基板上の電極とフレキシブル基板の電極
の良好な接続を確保し、高電流化に対応し、かつ、電極
の狭ピッチ化に対応する、高信頼性の接合品質が得られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマディスプ
レイパネルの電極接合方法に関するものであり、特に、
ガラス基板上の厚膜電極に、フレキシブル基板の電極を
接合するプラズマディスプレイパネルの電極接合方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ガラス基板上の厚膜電極へのフレ
キシブル基板の実装に関する技術としては、プラズマデ
ィスプレイパネルへの実装として、フレキシブル基板の
電極とガラス基板の厚膜電極を加熱加圧ツールで押圧し
て半田付けする方法が知られている。図8においては、
プラズマディスプレイパネルのガラス基板1の電極2
に、あらかじめ、半田めっきされたフレキシブル基板5
の電極6を合わせ、フレキシブル基板5の上から、加熱
加圧ツール7(図1参照)で押圧して、フレキシブル基
板5の半田10を溶解して半田付けされた構成を示して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなプラズマデ
ィスプレイパネルへのフレキシブル基板の実装において
は、例えば端子間電圧が250V程度となるような高電
流が流されることへの信頼性確保と同時に、パネルの高
精細化のための電極の狭ピッチ化が求められている。狭
ピッチの電極に従来の半田付け方法を適用すれば、半田
の濡れが悪かったり、半田ブリッジが発生し、実装品質
言い換えれば接合品質がよくなく、従来の半田付け方法
ではパネルの高精細化のための電極の狭ピッチに対応が
難しいという課題があった。本発明の目的は、接合品質
の不安定性を排除し、高電流化に対応し、かつ、電極の
狭ピッチ化に対応することができて、高信頼性の接合品
質を実現することができるプラズマディスプレイパネル
の電極接合方法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明は、以下のように構成している。本発明の第
1態様によれば、導電粒子が分散された接着剤シートを
介して、ガラス基板に形成された厚膜の電極とフレキシ
ブル基板の電極とを重ね合わせ、上記フレキシブル基板
の上から圧着ツールで、加熱加圧して、上記接着剤シー
トを硬化して、上記ガラス基板の電極と上記フレキシブ
ル基板の電極を導通させるようにしたことを特徴とする
プラズマディスプレイパネルの電極接合方法を提供す
る。このような構成によれば、ガラス基板上の電極とフ
レキシブル基板の電極とを半田を用いることなく導通さ
せるため、両電極間での良好な接続を確保することがで
き、半田による不具合、つまり、半田の酸化や腐食のた
めに、電気的な導通に不具合を生じることや、半田付け
の際の半田の濡れが悪かったり、半田ブリッジが発生
し、接合品質が悪くなることがなくなり、電極の狭ピッ
チ化に対応できる、高信頼性の接合品質を実現すること
ができる。本発明の第2態様によれば、上記ガラス基板
の電極は銀電極であり、前記接着剤シートの導電粒子は
ニッケル粒子である第1態様に記載のプラズマディスプ
レイパネルの電極接合方法を提供する。本発明の第3態
様によれば、前記接着剤シートの導電粒子は金めっきさ
れたニッケル粒子である第2態様に記載のプラズマディ
スプレイパネルの電極接合方法を提供する。上記第2,
3態様によれば、プラズマディスプレイパネルが高温に
曝された場合でも、導電粒子の酸化が生じず、電気的な
導通阻害が防止できる。
【0005】本発明の第4態様によれば、仮止め用接着
剤シートを介して、ガラス基板に形成された厚膜の電極
とフレキシブル基板の電極とを重ね合わせ、上記フレキ
シブル基板の上から圧着ツールで、加熱加圧して、上記
接着剤シートを硬化して、上記ガラス基板の電極の表面
の凹凸が上記フレキシブル基板の電極に食い込むことに
より両電極を導通させるようにしたことを特徴とするプ
ラズマディスプレイパネルの電極接合方法を提供する。
第4態様によれば、厚膜電極の表面に生じる凹凸を利用
して、この凹凸が対向する電極の表面に食い込むことに
より両電極を電気的に接合するようにしたので、導電粒
子が不要となり、導電粒子を接着剤シート中で例えば均
一に配置することなどが不要となる。さらに、ガラス基
板上の電極とフレキシブル基板の電極とを半田を用いる
ことなく導通させるため、両電極間での良好な接続を確
保することができ、半田による不具合、つまり、半田の
酸化や腐食のために、電気的な導通に不具合を生じるこ
とや、半田付けの際の半田の濡れが悪かったり、半田ブ
リッジが発生し、接合品質が悪くなることがなくなり、
電極の狭ピッチ化に対応できる、高信頼性の接合品質を
実現することができる。
【0006】本発明の第5態様によれば、上記フレキシ
ブル基板の電極と上記ガラス基板の電極とが接合された
部分をシリコーン樹脂で覆い隠し、上記シリコーン樹脂
を硬化するようにした第1〜4態様のいずれかに記載の
プラズマディスプレイパネルの電極接合方法を提供す
る。第5態様によれば、両電極の接合部分への水や腐食
性ガスの侵入を防止でき、電極や導電粒子の酸化が生じ
ず、電気的な導通阻害が防止できる。本発明の第6態様
によれば、上記シリコーン樹脂の厚さは0.3μmから
2mm程度てするようにした第5態様に記載のプラズマ
ディスプレイパネルの電極接合方法を提供する。本発明
の第7態様によれば、上記シリコーン樹脂は、上記フレ
キシブル基板の電極と上記ガラス基板の電極とが接合さ
れた部分の表裏の両面を覆いかつ上記接合部分の端部に
おいて表裏両側の上記シリコーン樹脂が一体的に連結さ
れるようにした第5又は6態様に記載のプラズマディス
プレイパネルの電極接合方法を提供する 第6,7態様
によれば、両電極の接合部分への水や腐食性ガスの侵入
を防止でき、電極や導電粒子の酸化が生じず、電気的な
導通阻害が防止できる。。本発明第8態様によれば、上
記フレキシブル基板の電極と上記ガラス基板の電極とが
接合された部分を紫外線硬化型樹脂で覆い隠し、上記紫
外線硬化型樹脂に紫外線を照射して硬化させるようにし
た第1〜4態様のいずれかに記載のプラズマディスプレ
イパネルの電極接合方法を提供する。第8態様によれ
ば、短時間で、両電極の接合部分への水や腐食性ガスの
侵入が防止でき、かつ、電極や導電粒子の酸化が生じな
い、電気的な導通阻害が防止できる被覆が形成でき、高
信頼性の接合品質を実現できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づいて詳細に説明する。 (第1実施形態)図1は、本発明の第1実施形態にかか
るプラズマディスプレイパネルの電極接合方法を示し、
プラズマディスプレイパネルのガラス基板1上の電極2
とフレキシブル基板5の電極6の接合後の断面図を示し
ている。また、図7は両電極2,6の接合状態での平面
図である。図13は上記第1実施形態にかかるプラズマ
ディスプレイパネルの電極接合方法によるガラス基板へ
のフレキシブル基板の接合方法のフローチャートであ
る。この接合方法は、図1において、ガラス基板1上に
形成された厚膜電極の一例としての厚さ5〜15μm程
度の厚膜銀電極2に、導電粒子4の一例としてニッケル
粒子が分散された接着剤シート3を貼り付ける工程(図
13ステップS1)と、フレキシブル基板5の電極6
を、接着剤シート3を介して、前記ガラス基板1上の電
極2と重ね合わせる工程(図13ステップS2)と、次
いで、フレキシブル基板5の上から圧着ツール7で、加
熱加圧して、前記接着剤シート3を硬化して、ガラス基
板1上の電極2とフレキシブル基板5の電極6を導電粒
子4を介して導通させる工程(図13ステップS3)か
ら構成されている。圧着ツール7は、その下端部に接着
剤シート加熱用ヒータ500を内蔵するとともに、その
上端にエアーシリンダ(例えば、藤倉ゴム工業株式会社
製の「ベロフラムシリンダー」)201を配置し、モー
タ200により圧着ツール7全体が昇降されるようにし
ている。モータ200により圧着ツール7が下降して、
受台202上のガラス基板1上のフレキシブル基板5に
接触したのち、ヒータ500により加熱して前記接着剤
シート3を硬化つつ、空気を供給してエアーシリンダー
201が駆動されることにより、ガラス基板1上の電極
2とフレキシブル基板5の電極6とを圧着させて、ガラ
ス基板1上の電極2とフレキシブル基板5の電極6を導
電粒子4を介して導通させるようにしている。なお、こ
の加熱及び加圧装置は以下の実施形態においても使用す
ることができる。
【0008】接着剤シート3の材質は、特に限定される
ものではないが、好ましくは、熱硬化性樹脂である。接
着剤シート3の形状は、特に限定されないが、幅は1m
m以上、厚さは15〜60μmが望ましい。接着剤シー
ト3の幅が1mm未満では、0.5A以上の電流を流せ
なくなり、パネルが動作しなくなるため好ましくない。
また、接着剤シート3の厚さが15μm未満では、接着
強度が不足し剥がれやすく、厚さが60μmを越えると
導通できなくなる。接着剤シート3の厚さとしては、厚
膜電極2の厚さ5〜15μmに対応して35〜40μm
とするのがさらに好ましい。その理由は、この範囲であ
れば接着剤シート3のはみ出し量が適切であり、これよ
り大きくなると、圧着ツール7に接着剤シート3が付着
してしまうため好ましくない。接着剤シート3の貼り付
け長さは、ガラス基板1とフレキシブル基板5とが圧着
する幅より長ければよく、特に制限はない。
【0009】接着剤シート3に分散されている導電粒子
4の粒径は、3〜15μmが望ましい。3μm未満で
は、0.5A以上の電流を流せなくなり、パネルが動作
しなくなるため好ましくなく、15μmを越えると電極
間のショート不良が発生しやすくなるため好ましくな
い。接着剤シート3は、ガラス基板1側に貼り付けられ
るものに限らず、フレキシブル基板5側に貼り付けられ
るようにしてもよく、また、ガラス基板1及びフレキシ
ブル基板5のいずれにも貼り付けられずに、両基板1,
5が重ね合わされるときに所定の位置に位置決めされる
ように配置されてもよい。ガラス基板1やフレキシブル
基板5の材質は、特に限定されない。厚膜の銀電極2
は、スクリーン印刷やフォトグラフ法により形成され、
焼成される。電極2の材質は特に限定されない。フレキ
シブル基板5の電極6の材質も、特に限定されないが、
好ましくは、銅にニッケルめっき後、さらに金めっきし
たものがある。圧着ツール7による加圧力の一例として
は、20kg/cm2程度が好ましい。
【0010】上記第1実施形態によれば、ガラス基板1
上の電極2とフレキシブル基板5の電極6とを半田を用
いることなく導通させるため両電極2,6間での良好な
接続を確保することができ、半田による不具合、つま
り、半田の酸化や腐食のために、電気的な導通に不具合
を生じることや、半田付けの際の半田の濡れが悪かった
り、半田ブリッジが発生し、接合品質が悪くなることが
なくなり、かつ、高電流化に対応することができ、さら
に、電極の狭ピッチ化、例えば0.3mm以下のピッチ
にも対応できる、高信頼性の接合品質を実現することが
できる。
【0011】(第2実施形態)図2は、本発明の第2実
施形態にかかるプラズマディスプレイパネルの電極接合
方法において、ガラス基板1上の電極2とフレキシブル
基板5の電極6の接合後の断面図を示している。図7は
両電極2,6の接合状態での平面図である。第1実施形
態と異なるのは、図2において、接着剤シート3に分散
された導電粒子4が、8μm±2μmの粒径のニッケル
粒子の表面に金めっきしたものである点である。導電粒
子4に被覆される金の厚さは、特に限定されない。ま
た、金めっき方法等についても、特に限定されない。接
着剤シート3の材質、形状や、導電粒子4の大きさ、ガ
ラス基板1、ガラス基板1上の電極2やフレキシブル基
板5、フレキシブル基板5上の電極6の材質、形成方法
については、第1実施形態と同様である。第2実施形態
によれば、第1実施形態の奏する作用効果に加えて、プ
ラズマディスプレイパネルが高温に曝された場合でも、
導電粒子4の酸化が生じず、電気的な導通阻害が防止で
きる。
【0012】(第3実施形態)図3は、本発明の第3実
施形態においてプラズマディスプレイパネルの電極接合
方法において、ガラス基板1上の電極2とフレキシブル
基板5の電極6の接合後の断面図を示している。図7は
両電極2,6の接合状態での平面図である。図14は上
記第3実施形態にかかるプラズマディスプレイパネルの
電極接合方法によるガラス基板へのフレキシブル基板の
接合方法のフローチャートである。第1,第2実施形態
と異なるのは、図3において、ガラス基板1上の電極2
とフレキシブル基板5の電極6の接合部を各電極の両端
も含めて覆い隠すように、シリコーン樹脂8が塗布され
ている点(図14のステップS4参照)である。このよ
うにシリコーン樹脂8を接合部に塗布する理由は、以下
のとおりである。一般に、プラズマディスプレイパネル
においては端子間に250V程度の高電圧がかけられる
ため、水分と金属イオンが電極間に存在すると、高電圧
と合わさってマイグレーションが発生する原因となって
しまう。そこで、シリコーン樹脂8を接合部を覆うよう
に塗布すれば、電極間の接合部に水分が侵入することが
確実に防止でき、マイグレーションの発生を効果的に防
止することができる。このように水分の侵入を防止する
ためには、シリコーン樹脂8は少なくとも0.3μm以
上の厚さが必要であり、2mmを超える厚さとした場合
には、シリコーン樹脂8の硬化に相当な時間を要してし
まい、実用上問題がある。よって、シリコーン樹脂8の
厚さは0.3μmから2mm程度、好ましくは0.5μ
mから2mm程度とするのが実際的であり、好ましい。
ここで、図9は上記第3実施形態にかかるプラズマディ
スプレイパネルの電極接合方法によりプラズマディスプ
レイパネルのガラス基板の電極とフレキシブル基板の電
極とを接合する状態を示す部分斜視図である。101a
は表面側のガラス基板、101bは裏面側のガラス基
板、103はACF(異方導電性シート)である。ま
た、図10は、上記第3実施形態にかかるプラズマディ
スプレイパネルの電極接合方法によりプラズマディスプ
レイパネルのガラス基板の電極とフレキシブル基板の電
極とを接合したのちシリコ−ン樹脂を塗布する状態を示
す部分斜視図である。さらに、図11は、図10におい
て、プラズマディスプレイパネルのガラス基板の電極と
フレキシブル基板の電極との接合部分の表裏両面に塗布
したシリコ−ン樹脂が上記接合部分の端面にて境界を形
成することなく連続的にかつ一体的に連結される状態
(8a参照)を示す部分拡大断面図である。 シリコー
ン樹脂8は、いかなる種類のシリコーン樹脂でもよい
が、好ましくは、室温硬化型シリコーン樹脂である。こ
のような室温硬化型シリコーン樹脂8を使用した場合に
は、塗布後、室温で放置して自然乾燥させるだけでよ
い。シリコーン樹脂8の材質としては、銀電極2に水分
などが接触して腐食しないようにするため、脱アルコー
ル型又は脱アセトン型のシリコーンが好ましい。シリコ
ーン樹脂8の厚さとしては、0.3μmから2mm程
度、好ましくは0.5μmから2mm程度とするのが実
際的であり、好ましい。このように室温硬化型シリコー
ン樹脂を、ガラス基板1上の電極2とフレキシブル基板
5の電極6の接合部を各電極の両端も含めて覆い隠すよ
うに塗布するとき、より詳細には、以下のように行う。
図15に示すように、ディスペンサーを使用して、ま
ず、図9に示すような矩形のプラズマディスプレイパネ
ルの場合には、その4辺の各辺の接合部における表面及
び裏面のうちいずれか一方、例えば表面側の接合部に室
温硬化型シリコーン樹脂8を塗布する(図15ステップ
S4a)。そして、このまま室温に放置して自然乾燥さ
せ(図15ステップS4b)、たとえば、3から5分程
度経過すれば、表裏反転しても室温硬化型シリコーン樹
脂8が垂れない状態となるため、表裏反転したのち、表
面及び裏面のうちいずれか他方、例えば裏面側の接合部
に室温硬化型シリコーン樹脂8を塗布する(図15ステ
ップS4c)。このとき、室温硬化型シリコーン樹脂8
が完全に硬化した状態ではなく半硬化状態のとき、例え
ば、室温硬化型シリコーン樹脂8を塗布してから5分経
過後から60分経過後までの間に、他方の面の接合部に
室温硬化型シリコーン樹脂8を塗布することにより、図
10に示すように、電極5の単面において表面側接合部
から裏面側接合部に達しようとしている部分の室温硬化
型シリコーン樹脂8が、図10及び11において8aに
より示すように、裏面側で塗布される室温硬化型シリコ
ーン樹脂8と境界面を形成することなく混ざり合って一
体化することになり、より確実に接合部を覆うことがで
きる。もし、表裏両面に塗布したシリコーン樹脂8の間
で境界が形成されてしまうと、その境界から水分が接合
部分に侵入する恐れがあるため好ましくない。接着剤シ
ート3に分散されている導電粒子4の種類は、ニッケル
粒子または、金めっきされたニッケル粒子である。接着
剤シート3の材質、形状や、導電粒子4の大きさ、ガラ
ス基板1、ガラス基板1上の電極2やフレキシブル基板
5、フレキシブル基板5上の電極6の材質、形成方法に
ついては、前記と同様である。第3実施形態によれば、
第1実施形態の奏する作用効果に加えて、シリコーン樹
脂8により、電極2,6間の接合部分への水や腐食性ガ
スの侵入を防止でき、電極2,6や導電粒子4の酸化が
生じず、電気的な導通阻害が防止できる。
【0013】(第4実施形態)図4は、本発明の第4実
施形態にかかるプラズマディスプレイパネルの電極接合
方法において、ガラス基板1上の電極2とフレキシブル
基板5の電極6の接合後の断面図を示している。図7は
両電極2,6の接合状態での平面図である。図16は、
上記第4実施形態にかかるプラズマディスプレイパネル
の電極接合方法によるガラス基板へのフレキシブル基板
の接合方法のフローチャートである。前記第1〜3実施
形態と異なるのは、図3において、ガラス基板1上の電
極2とフレキシブル基板5の電極6との接合部を覆い隠
すように、紫外線硬化型樹脂9が塗布されている点(図
16ステップS14)及びその紫外線硬化型樹脂9に紫
外線を照射して硬化させる点(図16ステップS15)
である。紫外線硬化型樹脂9は、いかなる種類の紫外線
硬化型樹脂でもよいが、硬化強度が大きく耐湿性が良い
エポキシアクリレート系樹脂が好ましい。接着剤シート
3に分散されている導電粒子4の種類は、ニッケル粒子
または、金めっきされたニッケル粒子である。接着剤シ
ート3の材質、形状や、導電粒子4の大きさ、ガラス基
板1、ガラス基板上電極2やフレキシブル基板5、フレ
キシブル基板電極6の材質、形成方法については、前記
第1実施形態と同様である。第4実施形態によれば、第
1実施形態の奏する作用効果に加えて、紫外線硬化型樹
脂9により、短時間で、電極2,6間の接合部分への水
や腐食性ガスの侵入が防止でき、かつ、電極2,6や導
電粒子4の酸化が生じない、電気的な導通阻害が防止で
きる被覆が形成でき、高信頼性の接合品質を実現でき
る。
【0014】(第5実施形態)図5,6は、本発明の第
5実施形態にかかるプラズマディスプレイパネルの電極
接合方法を示す。図7は両電極2,6の接合状態での平
面図である。図17は、上記第5実施形態にかかるプラ
ズマディスプレイパネルの電極接合方法によるガラス基
板へのフレキシブル基板の接合方法のフローチャートで
ある。この第5実施形態は、第1〜4実施形態とは異な
り、接着剤シート3に導電粒子4を含まずに、両電極
2,6を接合する方法(図17ステップS23参照)を
示す。この第5実施形態では、ガラス基板1の厚膜電極
2に対して導電粒子が含有されていない接着剤シート3
を介してフレキシブル基板5等の電極6に圧着して加熱
することにより、表面粗さが2から3μm程度の厚膜電
極2の表面に厚膜ゆえに元々形成されている凹凸がフレ
キシブル基板5等の電極(銅製)6に食い込むようにな
り、両電極2,6が電気的に接合される。この場合、接
着剤シート3は、加圧により最終的に両電極間を電気的
に接触させる前に両電極2,6の位置を一時的に位置決
めするとともに、後工程でシリコ−ン樹脂8が両電極間
に入り込むのを防止するためのものであり、導電粒子は
含有されていない。この場合の加圧力としては40〜5
0kg/cm2、加熱温度としては180℃以上が好ま
しい。厚膜電極2の表面の凹凸は一例としては±2μm
程度である。両電極2,6の接合幅は3mm程度以上と
するのが実用的である。
【0015】接着剤シート3としては、異方導電性シー
ト(ACF)であってもよく、またこのACFに限ら
ず、任意の仮止め用の接着剤シートとしては、例えばA
CFと比較して安価なエポキシ樹脂を使用することがで
きる。第5実施形態によれば、厚膜電極2の表面に生じ
る凹凸を利用して、この凹凸が対向する電極6の表面に
食い込むことにより両電極2,6を電気的に接合するよ
うにしたので、導電粒子が不要となり、導電粒子を接着
剤シート3中で例えば均一に配置することなどが不要と
なる。さらに、上記第5実施形態によれば、ガラス基板
1上の電極2とフレキシブル基板5の電極6とを半田を
用いることなく導通させるため両電極2,6間での良好
な接続を確保することができ、半田による不具合、つま
り、半田の酸化や腐食のために、電気的な導通に不具合
を生じることや、半田付けの際の半田の濡れが悪かった
り、半田ブリッジが発生し、接合品質が悪くなることが
なくなり、かつ、高電流化に対応することができ、さら
に、電極の狭ピッチ化、例えば0.3mm以下のピッチ
にも対応できる、高信頼性の接合品質を実現することが
できる。
【0016】この第5実施形態においても、第3,4実
施形態を適用すれば、紫外線硬化型樹脂9、または、シ
リコーン樹脂8により、電極2,6間の接合部分への水
や腐食性ガスの侵入を防止でき、電極2,6や導電粒子
4の酸化が生じず、電気的な導通阻害が防止できる。例
えば、図12は、上記第5実施形態にかかるプラズマデ
ィスプレイパネルの電極接合方法の変形例として、図5
の接合方法での接合後の状態の後にシリコーン樹脂をさ
らに塗布した状態を示す断面図である。前記第1〜4実
施形態において、導電粒子4の材質としては特に限定さ
れないが、厚膜電極2が銀電極の場合には、銀の酸化を
防止する観点から、導電粒子4はニッケル粒子、金メッ
キされたニッケル粒子、又は金そのものからなる粒子と
するのが好ましい。なお、本発明は、DCタイプ及びA
Cタイプの両方のプラズマディスプレスパネルに適用で
きるものである。
【0017】
【実施例】次に、本発明の具体例としての実施例を説明
する。 (実施例1)図1を参照しながら説明する。ガラス1
(厚さ3mm)上にスクリーン印刷法と焼成により形成
された厚膜の銀電極2(厚さ10μm、0.3mmピッ
チ)に、導電粒子4としてニッケル粒子(粒径5μm)
が分散された接着剤シート3(熱硬化性エポキシ樹脂、
幅3mm、厚さ40μm)を貼り付ける。このとき、加
熱温度は100℃、加圧力は10kg/cm2、加圧時
間は5秒加圧である。次いで、フレキシブル基板5の電
極6を前記ガラス基板1の電極2に合わせるように貼り
付ける。次いで、前記フレキシブル基板5の上から圧着
ツール7で、加熱加圧して、前記の接着剤シート3を硬
化し、ガラス基板1上に厚膜銀電極2とフレキシブル基
板5の電極6を導通させる。このとき、加熱温度は17
0℃、加圧力は20kg/cm2、加圧時間は20秒加
圧である。なお、以上の説明では、ガラス基板、ガラス
基板上の電極、フレキシブル基板、フレキシブル基板の
電極、接着剤シート、導電粒子等の材質、大きさ、厚み
や、また、工程での圧力、温度、時間を限定したが、こ
れらは、一つの例であり、限定されるものではない。
【0018】(実施例2)実施例1における接着剤シー
ト3に分散されている導電粒子4を金めっきニッケル粒
子(粒径5μm)に置き換えたものを使用した。金めっ
きは、フラッシュめっき法により作製した。その他の工
程と条件は、実施例1と同じ。
【0019】(実施例3)実施例1における、ガラス基
板1上の電極2とフレキシブル基板5の電極6を接合、
導通させたものに、その接合部を覆い隠すように、シリ
コーン樹脂8(脱アルコール型シリコーン樹脂、SE4
486、東レダウコーニングシリコーン社製)を塗布
し、硬化させた(25℃で3時間放置させて硬化)。そ
の他の工程と条件は、実施例1と同じ。
【0020】(実施例4)実施例1における、ガラス基
板1上の電極2とフレキシブル基板5の電極6を接合、
導通させたものに、その接合部を覆い隠すように、紫外
線硬化型樹脂8(エポキシアクリレート系樹脂、PSR
−310、互応化学社製)を塗布し、硬化させた。(紫
外線365nm、1000mJ/cm、10秒照射硬
化)。その他の工程と条件は、実施例1と同じ。
【0021】(比較例)ガラス1(厚さ3mm)上にス
クリーン印刷法と焼成により形成された厚膜の銀電極2
(厚さ10μm、0.3mmピッチ)に、半田めっき
(めっき厚さ15μm)されたフレキシブル基板5の電
極6を前記ガラス基板1の電極2に合わせ、ついで、前
記フレキシブル基板5の上から圧着ツール7で、加熱加
圧して、半田10を溶融させ、ガラス基板1上に厚膜銀
電極2とフレキシブル基板5の電極6を導通させた。
(230℃、2kg/cm2、3秒加圧)。実施例1〜
4と比較例のサンプルをn=50個ずつ作製し、各種の
信頼性試験後の導通不良率とIC部品交換時の基板の破
損不良率を調べた。
【表1】 このように、比較例と比べて、本実施例によれば、不良
率および破損率を0にすることができることがわかる。
なお、本発明はプラズマディスプレイパネルに適用した
例を説明したが、プラズマディスプレイパネル以外に、
情報又はデータなどを表示するために高電圧を端子間に
かけるディプレイ装置にも適用することができる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ガラス基
板上の電極とフレキシブル基板の電極の良好な接続を確
保し、高電流化に対応し、かつ、電極の狭ピッチ化に対
応する、高信頼性の接合品質の接合方法が実現できると
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態にかかるプラズマディ
スプレイパネルの電極接合方法によるガラス基板へのフ
レキシブル基板の接合方法の接合工程での接合状態を示
す一部断面図である。
【図2】 本発明の第2実施形態にかかるプラズマディ
スプレイパネルの電極接合方法によるガラス基板へのフ
レキシブル基板の接合方法の接合工程での接合状態を示
す断面図である。
【図3】 本発明の第3実施形態にかかるプラズマディ
スプレイパネルの電極接合方法によるガラス基板へのフ
レキシブル基板の接合方法の接合工程での接合状態を示
す断面図である。
【図4】 本発明の第4実施形態にかかるプラズマディ
スプレイパネルの電極接合方法によるガラス基板へのフ
レキシブル基板の接合方法の接合工程での接合状態を示
す断面図である。
【図5】 本発明の第5実施形態にかかるプラズマディ
スプレイパネルの電極接合方法によるガラス基板へのフ
レキシブル基板の接合方法の接合工程での接合状態を示
す断面図である。
【図6】 図5の接合方法での接合後の状態を示す断面
図である。
【図7】 上記接合状態を示す平面図である。
【図8】 従来のガラス基板へのフレキシブル基板の実
装方法の接合工程での接合状態を示す断面図である。
【図9】 本発明の上記第3実施形態にかかるプラズマ
ディスプレイパネルの電極接合方法によりプラズマディ
スプレイパネルのガラス基板の電極とフレキシブル基板
の電極とを接合する状態を示す部分斜視図である。
【図10】 本発明の上記第3実施形態にかかるプラズ
マディスプレイパネルの電極接合方法によりプラズマデ
ィスプレイパネルのガラス基板の電極とフレキシブル基
板の電極とを接合したのちシリコ−ン樹脂を塗布する状
態を示す部分斜視図である。
【図11】 図10において、プラズマディスプレイパ
ネルのガラス基板の電極とフレキシブル基板の電極との
接合部分の表裏両面に塗布したシリコ−ン樹脂が上記接
合部分の端面にて境界を形成することなく連続的にかつ
一体的に連結される状態を示す部分拡大断面図である。
【図12】 本発明の第5実施形態にかかるプラズマデ
ィスプレイパネルの電極接合方法の変形例として、図5
の接合方法での接合後の状態の後にシリコーン樹脂をさ
らに塗布した状態を示す断面図である。
【図13】 本発明の第1実施形態にかかるプラズマデ
ィスプレイパネルの電極接合方法によるガラス基板への
フレキシブル基板の接合方法のフローチャートである。
【図14】 本発明の第3実施形態にかかるプラズマデ
ィスプレイパネルの電極接合方法によるガラス基板への
フレキシブル基板の接合方法のフローチャートである。
【図15】 本発明の第3実施形態にかかるプラズマデ
ィスプレイパネルの電極接合方法によるガラス基板への
フレキシブル基板の接合方法のさらに詳細なフローチャ
ートである。
【図16】 本発明の第4実施形態にかかるプラズマデ
ィスプレイパネルの電極接合方法によるガラス基板への
フレキシブル基板の接合方法のフローチャートである。
【図17】 本発明の第5実施形態にかかるプラズマデ
ィスプレイパネルの電極接合方法によるガラス基板への
フレキシブル基板の接合方法のフローチャートである。
【符号の説明】 1 ガラス基板 2 ガラス基板上の電極 3 接着剤シート 4 導電粒子 5 フレキシブル基板 6 フレキシブル基板の電極 7 圧着ツール 8 シリコーン樹脂 9 紫外線硬化樹脂 10 半田

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電粒子(4)が分散された接着剤シー
    ト(3)を介して、ガラス基板(1)に形成された厚膜
    の電極(2)とフレキシブル基板(5)の電極(6)と
    を重ね合わせ、 上記フレキシブル基板の上から圧着ツール(7)で、加
    熱加圧して、上記接着剤シートを硬化して、上記ガラス
    基板の電極と上記フレキシブル基板の電極を導通させる
    ようにしたことを特徴とするプラズマディスプレイパネ
    ルの電極接合方法。
  2. 【請求項2】 上記ガラス基板の電極は銀電極であり、
    前記接着剤シートの導電粒子はニッケル粒子である請求
    項1に記載のプラズマディスプレイパネルの電極接合方
    法。
  3. 【請求項3】 前記接着剤シートの導電粒子は金めっき
    されたニッケル粒子である請求項2に記載のプラズマデ
    ィスプレイパネルの電極接合方法。
  4. 【請求項4】 仮止め用接着剤シート(3)を介して、
    ガラス基板(1)に形成された厚膜の電極(2)とフレ
    キシブル基板(5)の電極(6)とを重ね合わせ、 上記フレキシブル基板の上から圧着ツール(7)で、加
    熱加圧して、上記接着剤シートを硬化して、上記ガラス
    基板の電極の表面の凹凸が上記フレキシブル基板の電極
    に食い込むことにより両電極を導通させるようにしたこ
    とを特徴とするプラズマディスプレイパネルの電極接合
    方法。
  5. 【請求項5】 上記フレキシブル基板の電極と上記ガラ
    ス基板の電極とが接合された部分をシリコーン樹脂
    (8)で覆い隠し、 上記シリコーン樹脂を硬化するようにした請求項1〜4
    のいずれかに記載のプラズマディスプレイパネルの電極
    接合方法。
  6. 【請求項6】 上記シリコーン樹脂(8)の厚さは0.
    3μmから2mm程度てするようにした請求項5に記載
    のプラズマディスプレイパネルの電極接合方法。
  7. 【請求項7】 上記シリコーン樹脂(8)は、上記フレ
    キシブル基板の電極と上記ガラス基板の電極とが接合さ
    れた部分の表裏の両面を覆いかつ上記接合部分の端部に
    おいて表裏両側の上記シリコーン樹脂が一体的に連結さ
    れるようにした請求項5又は6に記載のプラズマディス
    プレイパネルの電極接合方法。
  8. 【請求項8】 上記フレキシブル基板の電極と上記ガラ
    ス基板の電極とが接合された部分を紫外線硬化型樹脂
    (9)で覆い隠し、 上記紫外線硬化型樹脂に紫外線を照射して硬化させるよ
    うにした請求項1〜4のいずれかに記載のプラズマディ
    スプレイパネルの電極接合方法。
JP11860898A 1997-04-30 1998-04-28 プラズマディスプレイパネルの電極接合方法 Expired - Lifetime JP3492195B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11860898A JP3492195B2 (ja) 1997-04-30 1998-04-28 プラズマディスプレイパネルの電極接合方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9-112377 1997-04-30
JP11237797 1997-04-30
JP11860898A JP3492195B2 (ja) 1997-04-30 1998-04-28 プラズマディスプレイパネルの電極接合方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003276769A Division JP2004004947A (ja) 1997-04-30 2003-07-18 プラズマディスプレイパネル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1116502A true JPH1116502A (ja) 1999-01-22
JP3492195B2 JP3492195B2 (ja) 2004-02-03

Family

ID=26451555

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11860898A Expired - Lifetime JP3492195B2 (ja) 1997-04-30 1998-04-28 プラズマディスプレイパネルの電極接合方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3492195B2 (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001343903A (ja) * 2000-05-31 2001-12-14 Canon Inc 電極の相互接続構造、電極の相互接続方法、画像表示装置及びその製造方法
EP1137048A3 (en) * 2000-03-13 2002-01-23 Nec Corporation High pressure discharge lamp and method for sealing a bulb thereof
JP2003295786A (ja) * 2002-02-01 2003-10-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd プラズマディスプレイ装置の製造方法
JP2005031684A (ja) * 2003-07-09 2005-02-03 Lg Electronics Inc プラズマディスプレイパネルの接続構造及び接続方法
WO2005066992A1 (ja) * 2003-12-26 2005-07-21 Sony Chemicals Corp. 回路の接続構造及び接続方法
US6923703B2 (en) 2002-02-01 2005-08-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method of manufacturing plasma display device
JP2007041389A (ja) * 2005-08-04 2007-02-15 Nec Lcd Technologies Ltd 表示装置及びその製造方法
JP2007094412A (ja) * 2005-09-27 2007-04-12 Samsung Sdi Co Ltd プラズマディスプレイ装置
KR100823196B1 (ko) * 2007-03-26 2008-04-18 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 디스플레이 장치
US7985078B2 (en) 2008-12-25 2011-07-26 Panasonic Corporation Electrode junction structure and manufacturing method thereof
US8064028B2 (en) 2007-03-16 2011-11-22 Sony Corporation Method for manufacturing electro-optical device wherein an electrostatic protection circuit is shielded by a light-shielding sheet that is separate and apart from the electro-optical device
JP2012186486A (ja) * 2007-05-09 2012-09-27 Hitachi Chem Co Ltd 太陽電池モジュールの製造方法、太陽電池モジュール用導電体接続用部材及び太陽電池モジュール
JP2012194242A (ja) * 2011-03-15 2012-10-11 Seiko Epson Corp 電気光学基板、電気光学装置、および電子機器
JP2016001311A (ja) * 2015-06-29 2016-01-07 セイコーエプソン株式会社 電気光学基板、電気光学装置、製造方法、および電子機器
US9660131B2 (en) 2007-05-09 2017-05-23 Hitachi Chemical Company, Ltd. Method for connecting conductor, member for connecting conductor, connecting structure and solar cell module
JP2020064889A (ja) * 2018-10-15 2020-04-23 東洋インキScホールディングス株式会社 配線シート

Cited By (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1137048A3 (en) * 2000-03-13 2002-01-23 Nec Corporation High pressure discharge lamp and method for sealing a bulb thereof
US6759806B2 (en) 2000-03-13 2004-07-06 Nec Microwave Tube, Ltd. High pressure discharge lamp and method for sealing a bulb thereof
US6773320B2 (en) 2000-03-13 2004-08-10 Nec Microwave Tube, Ltd. High pressure discharge lamp and method for sealing a bulb thereof
US7038379B2 (en) 2000-03-13 2006-05-02 Nec Microwave Tube, Ltd. High pressure discharge lamp and method for sealing a bulb thereof
EP2360714A3 (en) * 2000-03-13 2011-09-07 Ushio Denki Kabushiki Kaisya High pressure discharge lamp and method for sealing a bulb thereof
JP2001343903A (ja) * 2000-05-31 2001-12-14 Canon Inc 電極の相互接続構造、電極の相互接続方法、画像表示装置及びその製造方法
KR100884145B1 (ko) 2002-02-01 2009-02-17 파나소닉 주식회사 플라즈마 디스플레이 장치의 제조 방법
JP2003295786A (ja) * 2002-02-01 2003-10-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd プラズマディスプレイ装置の製造方法
US6923703B2 (en) 2002-02-01 2005-08-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method of manufacturing plasma display device
JP2005031684A (ja) * 2003-07-09 2005-02-03 Lg Electronics Inc プラズマディスプレイパネルの接続構造及び接続方法
WO2005066992A1 (ja) * 2003-12-26 2005-07-21 Sony Chemicals Corp. 回路の接続構造及び接続方法
KR100939607B1 (ko) * 2003-12-26 2010-02-01 소니 케미카루 앤드 인포메이션 디바이스 가부시키가이샤 회로의 접속 구조 및 접속 방법
JP2007041389A (ja) * 2005-08-04 2007-02-15 Nec Lcd Technologies Ltd 表示装置及びその製造方法
JP2007094412A (ja) * 2005-09-27 2007-04-12 Samsung Sdi Co Ltd プラズマディスプレイ装置
US8064028B2 (en) 2007-03-16 2011-11-22 Sony Corporation Method for manufacturing electro-optical device wherein an electrostatic protection circuit is shielded by a light-shielding sheet that is separate and apart from the electro-optical device
KR100823196B1 (ko) * 2007-03-26 2008-04-18 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 디스플레이 장치
US9660131B2 (en) 2007-05-09 2017-05-23 Hitachi Chemical Company, Ltd. Method for connecting conductor, member for connecting conductor, connecting structure and solar cell module
JP2012186486A (ja) * 2007-05-09 2012-09-27 Hitachi Chem Co Ltd 太陽電池モジュールの製造方法、太陽電池モジュール用導電体接続用部材及び太陽電池モジュール
US10032952B2 (en) 2007-05-09 2018-07-24 Hitachi Chemical Company, Ltd. Connecting structure and solar cell module
US10186627B2 (en) 2007-05-09 2019-01-22 Hitachi Chemical Company, Ltd. Conductor connection member, connection structure, and solar cell module
US7985078B2 (en) 2008-12-25 2011-07-26 Panasonic Corporation Electrode junction structure and manufacturing method thereof
JP2012194242A (ja) * 2011-03-15 2012-10-11 Seiko Epson Corp 電気光学基板、電気光学装置、および電子機器
JP2016001311A (ja) * 2015-06-29 2016-01-07 セイコーエプソン株式会社 電気光学基板、電気光学装置、製造方法、および電子機器
JP2020064889A (ja) * 2018-10-15 2020-04-23 東洋インキScホールディングス株式会社 配線シート

Also Published As

Publication number Publication date
JP3492195B2 (ja) 2004-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6086441A (en) Method for connecting electrodes of plasma display panel
JPH1116502A (ja) プラズマディスプレイパネルの電極接合方法
US5375003A (en) Method of connecting a tab film and a liquid crystal display panel
JPH0553129A (ja) 液晶表示素子およびその製造方法
JP2006049917A (ja) プラズマディスプレイパネルの電極接合方法、及びプラズマディスプレイパネル
JPH07226569A (ja) 回路基板並びに電極接続体及びその製造方法
JPH08146451A (ja) 回路装置の製造装置
JP2004004947A (ja) プラズマディスプレイパネル
JPH07170047A (ja) フレキシブルプリント基板と配線基板の接続体及びその製造方法
JP2003297516A (ja) フレキシブル基板の接続方法
JP2006276881A (ja) プラズマディスプレイパネルの製造方法
JPH06235928A (ja) 液晶表示装置
JP3719925B2 (ja) プラズマディスプレイパネルの電極接合方法、及びプラズマディスプレイパネル
JP4648294B2 (ja) 電極接合方法及び電極接合構造体
JP2005141244A (ja) プラズマディスプレイパネルの製造方法
JP3072602U (ja) フレキシブル基板の接続構造
KR100792555B1 (ko) 개선된 패턴 전극의 본딩 구조 및 그 본딩 방법
JPH05203976A (ja) 液晶表示装置及びその製造方法
JP2762813B2 (ja) 半導体チップの接続方法
JPS63269598A (ja) 電子部品の端子接続方法
JPS6348157B2 (ja)
KR980013552A (ko) 서로 마주보는 전극들을 상호접속하기 위한 접속시트 및 이 접속시트를 사용하는 전극 접속구조 및 접속방법
JP3100436B2 (ja) 異方性導電膜
JP2008071700A (ja) 電気接続部材
JPH0618909A (ja) 異方性導電膜を有するフレキシブル回路基板

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071114

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081114

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091114

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091114

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101114

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111114

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121114

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121114

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131114

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term