JPH09224937A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JPH09224937A
JPH09224937A JP8036841A JP3684196A JPH09224937A JP H09224937 A JPH09224937 A JP H09224937A JP 8036841 A JP8036841 A JP 8036841A JP 3684196 A JP3684196 A JP 3684196A JP H09224937 A JPH09224937 A JP H09224937A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 超音波受信における直交位相検波のためにチ
ャネルごとにA/D変換器、遅延手段が2つずつ、さら
に加算器も2つ必要になり、受波整相回路の回路規模が
大きくなる。 【解決手段】 各チャネルにおいてA/D変換器46は
受信信号を超音波の送信周波数の4n倍でサンプリング
する。超音波ビームの電子制御のため、この出力を遅延
器50で遅延し位相を揃えた後、加算器52にて各チャ
ネルからの受信信号を加算する。1周期当たり4n個の
データが並ぶ加算器52の出力から、互いにn個ずれた
データを複素信号の実数部信号、虚数部信号とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波診断装置に
関し、特に受信信号からの複素信号の生成に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波ドプラ診断装置では、受信信号に
対して直交位相検波がなされ複素信号が生成される。こ
の複素信号は実数成分、虚数成分とから構成され、これ
ら各成分をそれぞれI信号、Q信号と称する。
【0003】図7は、特公平7−78492号公報に示
されるような、従来の超音波診断装置における受波整相
回路の構成を示す模式図である。この超音波診断装置
は、n個の振動子2を有し、これに対応してnチャネル
の受信信号が得られる。各チャネルの受信信号は、超音
波の送信から受信までの伝播距離の差異に応じて異なる
遅延時間を有するため、受波整相回路4がこれを調整す
る。
【0004】診断距離による減衰量の差はTGC(Time
Gain Compensation)回路6にて補正される。A/D変
換器8、10は、互いに90゜ずれた位相で同一周波数
で受信信号をサンプリングしている。これらA/D変換
器8、10のサンプリング周波数は、送信超音波の中心
周波数f0 に等しい。このA/D変換器8、10におけ
る直交サンプリングによりI信号、Q信号が分離・生成
されるため、受波整相回路4は2系統の構成とされてい
る。A/D変換器8、10にそれぞれ対応して設けられ
た遅延器12、14は、チャネル間での超音波の位相差
を調整するためのものであり、同一チャネルでは遅延器
12、14の遅延量は同じである。2つの加算器16、
18は、それぞれI信号、Q信号に対応するものであ
る。位相差が調整された各チャネルの受信信号は、I信
号、Q信号ごとに加算器16、18にて加算され、整相
加算された受信信号が得られる。
【0005】なお、遅延・加算処置の前にA/D変換を
行う構成も、後にA/D変換を行う構成も可能である
が、受信信号のアナログ処理による劣化を防止し、ま
た、より高精度に遅延量を制御するためには、上記従来
例のように遅延・加算処理の前に行うのが望ましい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の超音波診
断装置では、各振動子に対応したチャネルごとにA/D
変換器、遅延手段が2つずつ、さらに加算器もI信号、
Q信号に対応して2つ必要になり、受波整相回路の回路
規模が大きくなるという問題があった。
【0007】本発明は、受波整相回路の構成を簡単に
し、その回路規模が小さな超音波診断装置を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る超音波診断
装置は、超音波を送受信する複数個並列に設けられた振
動子と、上記超音波の送信周波数の4n倍(nは自然
数)の周波数を有したサンプリングクロックを生成する
クロック発生器と、上記各振動子ごとに設けられ、これ
ら振動子から出力される受信信号を上記サンプリングク
ロックに同期してデジタル信号に変換する複数のA/D
変換器と、これらA/D変換器ごとに設けられ、超音波
の電子制御を行うために、これらA/D変換器から出力
されるデジタル信号を遅延する複数のデジタル遅延器
と、これらのデジタル遅延器から出力されるデジタル信
号を互いに加算し、加算デジタル信号を出力するデジタ
ル加算器と、上記加算デジタル信号に含まれる各データ
間における前記超音波の1/4波長位相差関係に基づい
て、実数部信号と虚数部信号とからなる複素信号を抽出
する複素信号生成器と、を有することを特徴とする。
【0009】本発明によれば、A/D変換器は超音波の
送信周波数の4n倍で振動子からの受信信号をサンプリ
ングするので、その出力であるデジタル信号にはn(例
えばn=1)サンプリングごとに90゜位相差(前記超
音波の1/4波長位相差)を有したデータが得られる。
この互いに90°位相差関係にある2つのデータからな
る組は、超音波1周期中に2n個作ることができる。複
素信号生成器は、この90゜位相差関係を有する2つの
データからなる組を抽出して、その各データを複素信号
の実数部信号(I信号)、虚数部信号(Q信号)とす
る。複素信号生成器はデジタル加算器の後に配置されて
いるので、各振動子ごとにA/D変換器、デジタル遅延
器は基本的に1つであり、またデジタル加算器は基本的
に全振動子共通に1つ設ける構成とすることができる。
【0010】本発明に係る超音波診断装置は、超音波を
送受信する複数個並列に設けられた振動子と、上記超音
波の送信周波数の4n倍(nは自然数)の周波数を有し
たサンプリングクロックを生成するクロック発生器と、
上記各振動子ごとに設けられ、これら振動子から出力さ
れる受信信号を上記サンプリングクロックに同期してデ
ジタル信号に変換する複数のA/D変換器と、上記A/
D変換器ごとにm個並列に設けられ、超音波のm通りの
電子制御を行うために、これらA/D変換器から出力さ
れるデジタル信号を遅延する複数のデジタル遅延器と、
上記各振動子ごとに設けられ、前記サンプリングクロッ
クに同期して前記m個のデジタル遅延器のうちのいずれ
かを選択して、遅延された上記デジタル信号を出力する
遅延器切替手段と、これらの遅延器切替手段から出力さ
れるデジタル信号を互いに加算し、加算デジタル信号を
出力するデジタル加算器と、上記加算デジタル信号に含
まれる各データ間における前記超音波の1/4波長位相
差関係に基づいて、実数部信号と虚数部信号とからなる
複素信号を抽出する複素信号生成器と、を有することを
特徴とする。
【0011】本発明によれば、遅延器切替手段は、1つ
のデジタル遅延器からのデジタル信号が送信超音波の1
/4周期の間隔をおいてデジタル加算器に出力されるよ
うに、デジタル遅延器とデジタル加算器との接続を制御
する。各振動子に対応してm個並列に設けられたデジタ
ル遅延器の遅延量が、例えば、異なる受信方向に対応し
て設定されれば、遅延器切替手段によりm通りの異なる
方向に対応する信号が受信される。すなわち、時分割に
て、m方向同時受信が可能となる。
【0012】本発明に係る超音波診断装置においては、
前記複素信号生成器が、上記デジタル信号における相互
にnサンプリングクロックずれた2データを互いに分離
し、前記実数部信号と前記虚数部信号として出力するこ
とを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0014】[実施形態1]図1は、本発明の超音波診
断装置の大まかなブロック構成図である。探触子20は
振動子アレイを有し、この振動子アレイを構成するn個
の振動子に対応したnチャネルの受信信号が受波整相回
路22に入力される。受波整相回路22は超音波の伝播
距離の差異により生じるチャネル間の受信信号の位相差
を調整する。
【0015】受波整相回路22の出力はI/Q生成回路
24に入力され、ドプラ処理に用いられる複素信号成分
であるI信号、Q信号が生成される。組織断層エコー処
理部26、カラードプラ処理部28及びスペクトルドプ
ラ処理部30はそれぞれこの複素信号を処理する。組織
断層エコー処理部26はI信号とQ信号の2乗和から信
号のパワーを演算し、Bモード画像やMモード画像を形
成する。カラードプラ処理部28は自己相関処理を行っ
て、ドプラ画像を形成する。スペクトルドプラ処理部3
0は周波数解析を行う。これら、組織断層エコー処理部
26、カラードプラ処理部28及びスペクトルドプラ処
理部30はそれぞれ形成した画像データをDSC(Digi
tal Scan Converter)32に出力する。DSC32は、
これら画像データを合成し、表示器34はDSC32か
ら所定のフレームレートにて画像データを読み出し表示
する。
【0016】図2は、上記超音波診断装置に用いられる
受波整相回路22を説明する模式的なブロック構成図で
ある。各振動子40のそれぞれにTGC44が設けられ
ている。TGC44から出力された受信信号は、各チャ
ネルに1つずつ設けられたA/D変換器46にてデジタ
ル信号に変換される。A/D変換器46は、クロック制
御回路48から入力されるサンプリングクロックにて受
信信号をサンプリングする。本実施形態では、このサン
プリング周波数fS は超音波の送信周波数f0の4倍、
すなわちfS =4f0 である。受信信号はA/D変換器
46からfS というデータレートのデジタルデータ列と
して出力される。デジタル遅延器50は遅延量を制御可
能なデジタル遅延器であって、例えばシフトレジスタと
補間回路によって構成される。その機能は、電子フォー
カス等のためのチャネル間の位相調整にあり、これは従
来技術と同様である。その最小遅延量は例えば、前記送
信される超音波の波長の1/32である。各遅延器50
から受信信号は加算器52に入力され、この加算器52
は各チャネルからの受信信号を足し合わせる。なお、サ
ンプリング周波数fS はf0 の4n倍とすることがで
き、ここで述べた4f0 の他、8f0 なども可能であ
る。ここでf0 は探触子により異なるがおよそ数MHz
であり、例えばf0 =3MHz、fS =12MHzであ
る。
【0017】加算器52の出力は、複素信号成分生成器
であるI/Q生成回路24(図1参照)に入力される。
図3は、I/Q生成回路の動作を説明するための、サン
プリングクロックと加算器52の出力信号とのタイミン
グチャートである。加算器52からの出力信号はサンプ
リングクロックに対応して、送信される超音波の1周期
に4データを含む。よって、出力信号中の隣接する2デ
ータは送信される超音波を基準として互いに90°位相
分だけサンプリング点がずれたデータである。I/Q生
成回路24は、この出力信号中のデータを交互にI信
号、Q信号として取り出す。図において、例えばIn、
Qnは、I/Q生成回路24から出力されるI信号、Q
信号のそれぞれn番目のデータを表す。送信される超音
波の1周期に含まれるI信号、Q信号のデータ数はそれ
ぞれ2n個であり、nが大きいほどI信号、Q信号の波
形が精密になり、両信号を利用する処理の精度が向上す
る。I/Q生成回路24は例えば、フリップフロップや
1/4位相器により構成される。
【0018】このように、本装置では、各チャネルの受
信信号を加算器52で加算した後、複素信号成分を分離
するので、この分離までのA/D変換器、遅延器、加算
器といった各チャネルの回路構成はI信号成分とQ信号
成分とで共通にすることができ、回路構成が簡単にな
る。
【0019】[実施形態2]図4は、本発明に係わる他
の受波整相回路を説明する模式的なブロック構成図であ
る。上記実施形態1と同様の構成要素には、同一の符号
を付し、説明を省略する。
【0020】本装置の受波整相回路60の各チャネルの
構成を説明する。まず、TGC44から出力された受信
信号は、各チャネルに1つずつ設けられたA/D変換器
62に入力される。A/D変換器62は、制御回路64
から入力されるサンプリングクロック(周波数fS =4
0 )にて受信信号をサンプリングし、デジタルデータ
列に変換する。本装置においては各チャネルに2つの遅
延器が設けられる。これら遅延器66、68は遅延量を
制御可能なデジタル遅延器であって、それぞれの構成は
第1の実施形態と同様である。その機能も第1の実施形
態の遅延器50と同じく、電子フォーカス等のためのチ
ャネル間の位相調整にある。ただし、本装置では2方向
同時受信を行うため、各チャネルの遅延器66、68に
は互いに異なるビーム方向A、Bに対応した遅延量を設
定することができる。つまり、各チャネルの遅延器66
はビーム方向Aに対応したグループを形成し、一方遅延
器68はビーム方向Bに対応したグループを形成する。
制御回路64がサンプリングクロックに基づきチャネル
間の同期をとって切換器70を制御する。加算器72に
は受信信号が、同一時相においては異なるビーム方向に
対応した遅延器の2つのグループのうちいずれかからの
み入力される。
【0021】図5は、遅延器の切換動作及びI/Q生成
回路の動作を説明するための、切換器に対する切換制御
信号と加算器72の出力信号とのタイミングチャートで
ある。出力信号には、送信される超音波の1周期に4デ
ータが含まれる。切換器70に対する制御回路64から
の切換制御信号は、4サンプリングクロックの周期を有
し、切換器70は、この切換制御信号がローレベルのと
き、遅延器66を加算器72に接続し、逆にハイレベル
のとき、遅延器68を加算器72に接続する。これによ
り、遅延器66、68からはそれぞれ2データずつ交互
に出力される。その2データはサンプリングのタイミン
グが互いに90°ずれており、I/Q生成回路はこの各
データをそれぞれI信号、Q信号として取り出す。すな
わち、I/Q生成回路からはビーム方向Aに対応するI
信号、Q信号のn番目のデータが順次出力され、続い
て、ビーム方向Bに対応するn組目のI信号、Q信号、
ビーム方向Aに対応する(n+1)組目のI信号、Q信
号、…という並びでデータが順次出力される。図におい
て、例えばIAnは、I/Q生成回路24から出力され
るA方向に対応するI信号のn番目のデータを表す。
【0022】このように、本装置では、各チャネルに2
つの遅延器を設け、これを送信される超音波の1周期中
において切り換えることにより、時分割で異なるビーム
方向を同時に観測する、いわゆる2方向同時受信を行う
ことができる。
【0023】本実施形態の構成において、各チャネルの
遅延器の個数は2つに限られず、一般にはその個数は2
個以上のm個とすることができる。図6は、各チャネル
に遅延器を4つ設けた場合、すなわちm=4とした場合
の切換器の切換動作及びI/Q生成回路の動作を説明す
るための、切換器に対する切換制御信号と加算器の出力
信号とのタイミングチャートである。
【0024】受信信号は、TGCの後に設けられたA/
D変換器において超音波の送信周波数f0 の8倍のサン
プリング周波数fS 、すなわちfS =8f0 でサンプリ
ングされる。よって出力信号には、送信される超音波の
1周期に8データが含まれる。遅延器の切換器に対する
切換制御信号は、8サンプリングクロックの周期を有す
る。各チャネルの4つ遅延器が、4つのビーム方向A、
B、C、Dに対応する場合、切換制御信号は、1サンプ
リングクロックごとに順次、ビーム方向A、B、A、
B、C、D、C、D、…を選択するよう切換器を制御す
る。
【0025】これにより、加算器の出力信号には、上記
1周期中に各ビーム方向に対応するデータが2つずつ含
まれ、これら2つのデータは2サンプリングクロックの
時間差を有する。ここで、サンプリング周波数fS =8
0 であるので、両データのサンプリングのタイミング
は互いに90°ずれており、I/Q生成回路はこの各デ
ータをそれぞれI信号、Q信号として取り出す。
【0026】一般に、サンプリング周波数fS =4nf
0 でサンプリングした場合、互いにnサンプリングクロ
ックずれた2データは90°異なるサンプリングのタイ
ミングを有する。これに基づいて、切換器を切換制御す
れば、この一般の場合について、複数設定されるフォー
カス点のそれぞれについてI信号、Q信号を得ることが
できる。
【0027】本発明による装置の受波整相回路の構成で
は、各チャネルの遅延器の個数をm個とし、切換器をこ
れに応じたものとすれば、m方向同時受信を行うことが
でき、A/D変換器、加算器はm方向に対して共通のも
のを使用することができるので、回路構成が簡単で、そ
の規模が大きくなることが防止され、コストも抑制され
る。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、受波整相回路の構成が
簡単となり、小型で低コストの超音波診断装置が実現さ
れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の超音波診断装置のブロック構成図。
【図2】 本発明の第1の実施形態における受波整相回
路を示すブロック構成図。
【図3】 本発明の第1の実施形態におけるサンプリン
グクロックと加算器の出力信号とのタイミングチャー
ト。
【図4】 本発明の第2の実施形態における受波整相回
路を示すブロック構成図。
【図5】 本発明の第2の実施形態における切換制御信
号と加算器の出力信号とのタイミングチャート。
【図6】 本発明のm=4の場合における切換制御信号
と加算器の出力信号とのタイミングチャート。
【図7】 従来の超音波診断装置における受波整相回路
の構成を示す模式図。
【符号の説明】
2,40 振動子、4,22,60 受波整相回路、
8,10,46,62A/D変換器、 12,14,5
0,66,68 遅延器、16,18,52,72 加
算器、20 探触子、24 I/Q生成回路、26 組
織断層エコー処理部、28 カラードプラ処理部、30
スペクトルドプラ処理部、32 DSC、34 表示
器、48 クロック制御回路、64 制御回路、70
切換器。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波を送受信する複数個並列に設けら
    れた振動子と、 上記超音波の送信周波数の4n倍(nは自然数)の周波
    数を有したサンプリングクロックを生成するクロック発
    生器と、 上記各振動子ごとに設けられ、これら振動子から出力さ
    れる受信信号を上記サンプリングクロックに同期してデ
    ジタル信号に変換する複数のA/D変換器と、 これらA/D変換器ごとに設けられ、超音波の電子制御
    を行うために、これらA/D変換器から出力されるデジ
    タル信号を遅延する複数のデジタル遅延器と、 これらのデジタル遅延器から出力されるデジタル信号を
    互いに加算し、加算デジタル信号を出力するデジタル加
    算器と、 上記加算デジタル信号に含まれる各データ間における前
    記超音波の1/4波長位相差関係に基づいて、実数部信
    号と虚数部信号とからなる複素信号を抽出する複素信号
    生成器と、 を有することを特徴とする超音波診断装置。
  2. 【請求項2】 超音波を送受信する複数個並列に設けら
    れた振動子と、 上記超音波の送信周波数の4n倍(nは自然数)の周波
    数を有したサンプリングクロックを生成するクロック発
    生器と、 上記各振動子ごとに設けられ、これら振動子から出力さ
    れる受信信号を上記サンプリングクロックに同期してデ
    ジタル信号に変換する複数のA/D変換器と、 上記A/D変換器ごとにm個並列に設けられ、超音波の
    m通りの電子制御を行うために、これらA/D変換器か
    ら出力されるデジタル信号を遅延する複数のデジタル遅
    延器と、 上記各振動子ごとに設けられ、前記サンプリングクロッ
    クに同期して前記m個のデジタル遅延器のうちのいずれ
    かを選択して、遅延された上記デジタル信号を出力する
    遅延器切替手段と、 これらの遅延器切替手段から出力されるデジタル信号を
    互いに加算し、加算デジタル信号を出力するデジタル加
    算器と、 上記加算デジタル信号に含まれる各データ間における前
    記超音波の1/4波長位相差関係に基づいて、実数部信
    号と虚数部信号とからなる複素信号を抽出する複素信号
    生成器と、 を有することを特徴とする超音波診断装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の超音波診断
    装置において、 前記複素信号生成器が、上記デジタル信号における相互
    にnサンプリングクロックずれた2データを互いに分離
    し、前記実数部信号と前記虚数部信号として出力するこ
    とを特徴とする超音波診断装置。
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