JP2665019B2 - 整相回路 - Google Patents
整相回路Info
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- JP2665019B2 JP2665019B2 JP2094501A JP9450190A JP2665019B2 JP 2665019 B2 JP2665019 B2 JP 2665019B2 JP 2094501 A JP2094501 A JP 2094501A JP 9450190 A JP9450190 A JP 9450190A JP 2665019 B2 JP2665019 B2 JP 2665019B2
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- Japan
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- phasing circuit
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- phasing
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- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は入力信号の整相回路に関し、例えば水中の目
標物を探知するソーナーにおいて、目標物から反射した
信号を入力信号として、ビームを形成するための整相回
路に関する。
標物を探知するソーナーにおいて、目標物から反射した
信号を入力信号として、ビームを形成するための整相回
路に関する。
従来、この種の整相回路は、所定の方位にビームを振
らすために各入力チャネルにおいてビームに対応した遅
延量を入力信号に与えるが、この遅延量を与える素子に
アナログ遅延線を使用していた（アナログ整相回路）。
らすために各入力チャネルにおいてビームに対応した遅
延量を入力信号に与えるが、この遅延量を与える素子に
アナログ遅延線を使用していた（アナログ整相回路）。
従来のアナログ整相回路では、寸法，質量等ハード的
規模が大きくなるため、入力チャネル数，ビームチャネ
ル数を増やすことができにくく、従って広範囲の目標物
の捜索や分解能を上げることができるソーナー装置を実
現することが困難であった。
規模が大きくなるため、入力チャネル数，ビームチャネ
ル数を増やすことができにくく、従って広範囲の目標物
の捜索や分解能を上げることができるソーナー装置を実
現することが困難であった。
又、ディジタル整相回路においても、シフトレジスタ
を用いる時間遅延整相回路のみの構成ではシフトレジス
タの段数が非常に多く必要となるため実現は困難であ
り、演算による位相遅延整相回路においても入力信号の
周波数が変移した場合、ビーム方位がずれてしまう、と
いった問題点があった。
を用いる時間遅延整相回路のみの構成ではシフトレジス
タの段数が非常に多く必要となるため実現は困難であ
り、演算による位相遅延整相回路においても入力信号の
周波数が変移した場合、ビーム方位がずれてしまう、と
いった問題点があった。
上記問題面を解決するために、本発明の整相回路は、
入力信号を90゜位相の単位で時間的に遅延する時間遅延
整相回路と、1/w（w:信号の帯域幅）周期で90゜位相差
の信号データを実数部、虚数部の２成分として抽出する
サンプリング回路と、前記２成分のデータを０゜から90
゜の範囲で演算によって位相を遅延する位相遅延整相回
路と、前記位相遅延整相回路から出力される２成分を合
成する演算回路とを有し、前記位相遅延整相回路がサン
プリング回路からの前記２成分に対して位相遅延量に応
じた三角関数を乗算する乗算器を含むものである。
入力信号を90゜位相の単位で時間的に遅延する時間遅延
整相回路と、1/w（w:信号の帯域幅）周期で90゜位相差
の信号データを実数部、虚数部の２成分として抽出する
サンプリング回路と、前記２成分のデータを０゜から90
゜の範囲で演算によって位相を遅延する位相遅延整相回
路と、前記位相遅延整相回路から出力される２成分を合
成する演算回路とを有し、前記位相遅延整相回路がサン
プリング回路からの前記２成分に対して位相遅延量に応
じた三角関数を乗算する乗算器を含むものである。
次に本発明について図面を参照して詳細に説明する。
第１図は本発明によるディジタル整相回路ブロック図
である。図で目標物で反射した音波は、送受波器１によ
って電気信号に変えられ、入力信号としてA/D変換回路
２に入る。ここで入力信号はディジタルデータに変えら
れ、時間遅延整相回路３に送られる。
である。図で目標物で反射した音波は、送受波器１によ
って電気信号に変えられ、入力信号としてA/D変換回路
２に入る。ここで入力信号はディジタルデータに変えら
れ、時間遅延整相回路３に送られる。
時間遅延整相回路３内では第２図のようにディジタル
データをシフトレジスタに取り込み、90゜位相のステッ
プでデータをシフトし時間的に遅延する。遅延されたデ
ータからサンプリング回路４によって1/w周期で（w:信
号帯域幅）実数部，虚数部データを取り出し、これらを
位相遅延整相回路５に送る。
データをシフトレジスタに取り込み、90゜位相のステッ
プでデータをシフトし時間的に遅延する。遅延されたデ
ータからサンプリング回路４によって1/w周期で（w:信
号帯域幅）実数部，虚数部データを取り出し、これらを
位相遅延整相回路５に送る。
位相遅延整送回路５では第３図のようにサンプリング
回路より２成分のデータを受けとり、演算によって０゜
〜90゜位相の遅延を行っている。ここで、位相遅延整相
回路５は、第３図に示されるように、サンプリング回路
４から供給される２成分のデータに対して、位相遅延量
θｉに応じた三角関数SiNθｉおよびCOSθｉをそれぞれ
乗算する複数の乗算器を備えている。ここまでの回路に
よって、ビーム方位に対応した遅延量を入力信号に与
え、なおかつ実数部，虚数部データを取り出している。
この取り出された２成分のデータを演算回路６で受けと
り、これらのデータから第３図のようにビーム出力を演
算し出力する。
回路より２成分のデータを受けとり、演算によって０゜
〜90゜位相の遅延を行っている。ここで、位相遅延整相
回路５は、第３図に示されるように、サンプリング回路
４から供給される２成分のデータに対して、位相遅延量
θｉに応じた三角関数SiNθｉおよびCOSθｉをそれぞれ
乗算する複数の乗算器を備えている。ここまでの回路に
よって、ビーム方位に対応した遅延量を入力信号に与
え、なおかつ実数部，虚数部データを取り出している。
この取り出された２成分のデータを演算回路６で受けと
り、これらのデータから第３図のようにビーム出力を演
算し出力する。
以上説明したように本発明は、整相回路として時間遅
延整相と位相遅延整相を組合せたことでシフトレジスタ
の段数を大幅に減らすことができ、０゜〜90゜内の限ら
れた位相角範囲の補正のため入力信号の周波数変移によ
る影響も小さく、ビーム振角のずれもほとんどなくすこ
とができる。
延整相と位相遅延整相を組合せたことでシフトレジスタ
の段数を大幅に減らすことができ、０゜〜90゜内の限ら
れた位相角範囲の補正のため入力信号の周波数変移によ
る影響も小さく、ビーム振角のずれもほとんどなくすこ
とができる。
又、整相回路をディジタル化することで、整相回路自
体を小型化することができ、入力チャネルやビームチャ
ネルのチャネル数を増やし、目標物の捜索域を広げ、分
解能を上げるといった効果を有することができる。
体を小型化することができ、入力チャネルやビームチャ
ネルのチャネル数を増やし、目標物の捜索域を広げ、分
解能を上げるといった効果を有することができる。
第１図は本発明の一実施例のブロック図である。 １……送受波器、２……A/D変換回路、３……時間遅延
整相回路、４……サンプリング回路、５……位相遅延整
相回路、６……演算回路、 第２図は第１図における時間遅延整相回路及びサンプリ
ング回路部を示す図である。 第３図は第１図における位相遅延整相回路及び演算回路
部を示す図である。
整相回路、４……サンプリング回路、５……位相遅延整
相回路、６……演算回路、 第２図は第１図における時間遅延整相回路及びサンプリ
ング回路部を示す図である。 第３図は第１図における位相遅延整相回路及び演算回路
部を示す図である。
フロントページの続き (72)発明者 小野 三男 東京都港区西新橋３丁目20番４号 日本 電気エンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 昭52−109966（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−38477（ＪＰ，Ａ) 特開 昭48−15559（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】入力信号を90゜位相の単位で時間的に遅延
する時間遅延整相回路と、1/w（w:信号の帯域幅）周期
で90゜位相差の信号データを実数部、虚数部の２成分と
して抽出するサンプリング回路と、前記２成分のデータ
を０゜から90゜の範囲で演算によって位相を遅延する位
相遅延整相回路と、前記位相遅延整相回路から出力され
る２成分を合成する演算回路とを有し、 前記位相遅延整相回路がサンプリング回路からの前記２
成分に対して位相遅延量に応じた三角関数を乗算する乗
算器を含むことを特徴とする整相回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2094501A JP2665019B2 (ja) | 1990-04-10 | 1990-04-10 | 整相回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2094501A JP2665019B2 (ja) | 1990-04-10 | 1990-04-10 | 整相回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03291580A JPH03291580A (ja) | 1991-12-20 |
| JP2665019B2 true JP2665019B2 (ja) | 1997-10-22 |
Family
ID=14112062
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2094501A Expired - Fee Related JP2665019B2 (ja) | 1990-04-10 | 1990-04-10 | 整相回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2665019B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5074643B2 (ja) * | 1999-07-28 | 2012-11-14 | 古野電気株式会社 | 信号処理方法、信号処理装置およびソナー装置 |
| JP5635540B2 (ja) * | 2011-10-26 | 2014-12-03 | ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー | 受信回路、超音波プローブ及び超音波画像表示装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS585385B2 (ja) * | 1976-03-12 | 1983-01-31 | 沖電気工業株式会社 | 受信ビ−ムフォ−マ |
| JPS6138477A (ja) * | 1984-07-30 | 1986-02-24 | Nec Corp | 指向性ビ−ム形成回路 |
-
1990
- 1990-04-10 JP JP2094501A patent/JP2665019B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03291580A (ja) | 1991-12-20 |
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Legal Events
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