JP2007313322A - 直交復調器なしにiqデータを形成する超音波診断装置及び方法 - Google Patents

直交復調器なしにiqデータを形成する超音波診断装置及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】直交復調器なしにIQデータを形成する超音波診断装置及び方法を開示する。
【解決手段】ビームフォーマからアナログ受信信号の中心周波数の整数倍のレートで出力される受信集束からλ/4の位相差を有するデータ対を少なくとも1対抽出してI、Qデータを形成する。
【選択図】図9

Description

本発明は超音波映像形成方法に関し、特に直交復調器なしにIQデータを形成する超音波診断装置及び方法に関する。
超音波診断装置は、検査しようとする対象体に超音波信号を送信し、対象体から反射される超音波信号を受信し、受信された超音波反射信号を電気的映像信号に変換して対象体の内部状態を示す装置であって、医療診断、非破壊検査及び水中探索などに広く用いられている。超音波信号はプローブを通じて送受信される。
図1に示された通り、超音波診断装置10はプローブ11、ビームフォーマ12、スキャンラインデータ形成部13、DSC(digital scan converter)14、ディスプレイ部15を備える。プローブ11は電気的信号を超音波信号に変換して対象体に伝送し、対象体から反射された超音波信号をアナログ形態の電気的信号に変換するための複数の変換子を備える。変換子と対象体との間の距離差により対象体から反射された超音波信号は互いに異なる時刻に各変換子に到達する。ビームフォーマ12は、各変換子で生成されたアナログ受信信号をデジタル信号に変換し、対象体から各変換子に到達する時間を考慮してデジタル信号に適切な遅延を加えた後、合算して受信集束信号(RF信号)を形成する。
スキャンラインデータ形成部13は、受信集束信号を基底帯域に変換してスキャンラインデータを形成する。図2に示された通り、スキャンラインデータ形成部13は、RF信号から直流成分(DC)を除去するための高帯域フィルタ13a、コサイン関数乗算器13b、サイン関数乗算器13c、低帯域フィルタ13d,13e及メモリ13fを備える。コサイン関数乗算器13b、サイン関数乗算器13cと低帯域フィルタ13d,13eは直交復調器(quadrature demodulator)から提供される。
高帯域フィルタ13aを通過したRF信号に、コサイン関数及びサイン関数を乗じた後、低帯域フィルタ13d,13eをそれぞれ通過させて基底帯域に復調された同一位相成分(in−phase component)からなるIデータと直交位相成分(quadrature−phase component)からなるQデータを形成する。I、Qデータはメモリ13fに格納され、I、Qデータは対をなしてスキャンラインデータを形成する。図2で“fc”は中心周波数を示す。
ディスプレイ部15は、DSC14でスキャン変換されたスキャンラインデータの入力を受けて超音波映像をディスプレイする。
従来の超音波診断装置10はIQデータ形成のために、図2に示されるコサイン関数乗算器13b、サイン関数乗算器13c及び低帯域フィルタ13d,13eからなる直交復調器(quadrature demodulator)を備えなければならない制約がある。
本発明は、直交復調器なしにIQデータを形成する超音波診断装置及び方法を提供する。
本発明の実施例による超音波診断装置は、対象体から反射された超音波信号をアナログ信号−前記アナログ信号は中心周波数を有し、前記中心周波数により波長λが定義される−に変換して提供するプローブと、前記プローブから入力される前記アナログ信号を変換して複数のデジタル信号を形成するアナログ−デジタルコンバータと、前記中心周波数の整数倍のレートで前記デジタル信号の一部を抽出し、抽出されたデジタル信号から受信集束信号を形成するビームフォーマと、及び前記受信集束信号でλ/4の位相差を有する受信集束信号を少なくとも1対選択し、I、Qデータを形成するデジタル信号処理部とを備える。
本発明の実施例によるIQデータを形成する方法は、対象体から反射された超音波信号をアナログ信号−前記アナログ信号は、中心周波数を有し、前記中心周波数により波長λが定義される−に変換し、前記アナログ信号を変換して複数のデジタル信号を得て、前記中心周波数の整数倍のレートで前記デジタル信号の一部を抽出して受信集束信号を形成し、前記受信集束信号でλ/4の位相差を有する一対の受信集束信号を少なくとも1対選択してIQデータを形成する。
前述した本発明は、直交復調器を備えずにIQデータを形成することによって、より容易にシステムを設計することができる長所を提供する。
また、本発明は、ビームフォーマから比較的計算量が一定の受信集束信号が出力されることによって、DSPまたはPCのような映像処理部の処理能力が超音波診断装置の設計に大きな制約として作用しないという長所がある。
本発明は、ビームフォーマにおいてアナログ受信信号の中心周波数の整数倍のレートで出力される受信集束信号からλ/4の位相差を有するデータ対を少なくとも1対抽出してI、Qデータを形成する。ここで、λは前記中心周波数により定義される波長である。本発明によって、直交復調器なしにA−モード(amplitude mode)、B−モード(brightness mode)、M−モード(motion mode)、カラーモード(color mode)またはドップラーモード(doppler mode)の超音波映像形成のためのIQデータを形成する。
図3に示された通り、本発明による超音波診断装置100はプローブ110、ADC(analog−digital converter)120、ビームフォーマ130、DSP(digital signal processor)140、DSC(digital scan converter)150及びディスプレイ部160を備える。
プローブ110は、電気信号を超音波信号に変換して対象体、さらに具体的に対象体内の集束点に超音波信号を送信し、対象体から反射された超音波信号を受信して電気的信号(アナログ受信信号)に変換するための複数の変換子を備える。プローブ110から出力されるアナログ受信信号は変換子及び組織の特性と関連する中心周波数を有する。
ADC120は変換子数だけ備えられ、各変換子にADC120に一対一に対応する。ADC120は、プローブ110から出力されるアナログ信号を一定のレート、例えば60MHZでサンプリングしてデジタル信号に変換する。ADC120ではアナログ信号の中心周波数の大きさに関係なく、一定のレートでサンプリングが進められるため、アナログ信号の中心周波数が低い場合、前記中心周波数により定義される一周期当りに得られるデジタル信号が相対的に多く、中心周波数が高い場合、一周期当り相対的に少ないデジタル信号が得られる。
ビームフォーマ130は、中心周波数の整数倍のレートでデジタル信号の一部を抽出して一定の量の受信集束信号を形成する。さらに具体的には、ビームフォーマ130は、ADC120で一定のサンプリングレートによってサンプリングされて得られたデジタル信号を遅延させ、プローブから出力されるアナログ信号の中心周波数の整数倍に該当するレートで遅延されたデジタル信号の一部を抽出し(extracting)抽出されたデジタル信号を補間(interpolating)して一定の量の受信集束信号を形成する。このために、図4に示された通り、ビームフォーマ130は概略遅延部131及びADC120から出力されるデジタル信号の量を一定に調整するための抽出部132、補間部133及び制御部134を備える。さらに、図4には示されていないが、ビームフォーマ130は、一般的な超音波診断装置に備えられるビームフォーマの基本的な機能を具現するために送信ビーム形成部及び受信ビーム形成部などを備える。また、ビームフォーマは減衰を補償するための利得調節部などをさらに備える。
制御部134は概略遅延部131、抽出部132及び補間部133を制御する。超音波診断装置100の設計によって、制御部134は使用者から中心周波数情報の入力を受ける。または、超音波診断装置100は、プローブ110から出力されるアナログ信号を分析して中心周波数情報を制御部134に提供する中心周波数情報提供部をさらに備える。
概略遅延部131はデュアルポートRAMで具現される。図5に示された通り、デュアルポートRAMは複数の格納領域を有する。この格納領域の数は変換子の数と同一であるか、少ない。デュアルポートRAMの各格納領域は、書き込みポインタと読み出しポインタにより指定される。図5には示されていないが、デュアルポートRAMはデータ書き込みピンと読み出しピンを備え、書き込みピンを通じて入力されたデータを書き込みポインタが指定する格納領域に格納し、読み出しポインタが指定する領域に格納されたデータを読み出しピンを通じて読みだす。各変換子に対応するADC120から入力されるデジタル信号は互いに異なる格納領域に格納される。各変換子のデジタルデータがデュアルポートRAMに書き込まれる前、両ポインタは初期化され、デュアルポートRAMの同一の格納領域を示す。ADC120から入力される各変換子のデータは書き込みポインタが指定する格納領域に格納され、各格納領域は該当格納領域にデータが格納された時刻から、または書き込みポインタにより該当格納領域が指定された時刻から予め決められた時間が経過した後、読み出しポインタにより指定される。予め決められた時間は変換子と対象体内の焦点距離などを反映させて形成された遅延プロファイルによる。このように、各変換子から得た受信信号はADC120で一定のサンプリングレートでサンプリングされた後、概略遅延部131で概略遅延される。
抽出部132は、予め設定されたアナログ信号の中心周波数を基準にデジタル信号の量を調整する。抽出部132は、図6に示された通り、シフトレジスタ132a及びプロセシングレジスタ132bを備える。シフトレジスタ132aとプロセシングレジスタ132bは、それぞれシステムの受信チャネルの数だけ備えられる。一方、時間分割(time divisional multiplexing)方法で多重受信スキャンラインを形成する場合、多重受信スキャンラインの数に応じてシフトレジスタ132aとプロセシングレジスタ132bの数が増加する。
制御部134の制御によって読み出しポインタにより指定された格納領域のデジタル信号は、シフトレジスタ132aに移される。望ましくは、各変換子に該当するデジタル信号は、該当変換子に対応するシフトレジスタ132aに移される。制御部134の制御によって、抽出部132はプローブから受信されたアナログ信号の中心周波数のn倍−ここでnは整数−のレートで各シフトレジスタ132aに格納されたデジタル信号から一部のデジタル信号を抽出する。即ち、プローブから出力されるアナログ信号の中心周波数のn倍に該当するレートでシフトレジスタ132aに格納されたデジタル信号から一部のデジタル信号を抽出してプロセシングレジスタ132bに移す。望ましくは、抽出レートは次の式1のように定義される。
Figure 2007313322
式1において、fcはプローブから出力されるアナログ信号の中心周波数であり、nは正の整数である。帯域幅がアナログ信号の中心周波数の2倍に補正される時、最大周波数は中心周波数の2倍となる。エイリアシングの減少を目的としてナイキストの定理(Nyquist theorem)によって、サンプリングレート(即ち、抽出レート)は最大周波数の少なくとも2倍にならなければならないので、整数nは4となることが望ましいがこれに限定されない。
シフトレジスタ(132a)に格納されたデジタル信号において、アナログ信号の中心周波数のn倍のレートで一部のデジタル信号を抽出することによって、高い中心周波数を有する受信信号の場合(即ち、ADC(120)から中心周波数の一周期当り相対的に少ないデジタル信号が出力される場合)、一定のサンプリングレートを用いるADC出力に比べて相対的に高いレートでデジタル信号を抽出することができる。また、低い中心周波数を有する受信信号の場合(即ち、ADC(120)から中心周波数の一周期当り相対的に多くのデジタル信号が出力される場合)、一定のサンプリングレートを用いるADC出力に比べて低いレートでデジタル信号を抽出する。言い換えれば、一つのフレーム当りのスキャンラインの数(density of scanline)とフレームレートが同一である時、図7に示された通り、アナログ信号の中心周波数が高い場合(高周波信号の場合)には一定のサンプリングレートより比較的高いレートでデジタル信号を抽出し、アナログ信号の中心周波数が低い場合(低周波信号の場合)には一定のサンプリングレートより比較的低いレートでデジタル信号を抽出することによって、低い周波数で高い抽出レートを用いることによって、過度に多くのデータが抽出されることを防止し、高い周波数で低い抽出レートを用いることによって、データが不十分であった点を補完する(説明の便宜のために図7には高周波信号と低周波信号の波形をアナログ信号の波形で示したが、デジタル信号形態の高周波信号または低周波信号でデジタル信号が抽出される)。従って、ADC120から出力される信号の量に関係なく、ほぼ一定の量のデジタル信号をビームフォーマから出力することができる(図8参照)。信号の減衰程度は周波数に比例し、周波数が増加するほど見ることができる深さ(透過深さ)は減少する。一般に、最大の透過深さは中心周波数により定義される波長のほぼ512倍であり、ADCから出力されるデジタル信号の量は中心周波数に直接依存する。しかし、本発明においては、中心周波数と減衰程度の関係を考慮して式1のように定義される抽出レートを用いることによって、一周期当りに出力されるデジタル信号の量を制御することができる。従って、中心周波数の大きさに関係なく比較的一定の量のデジタル信号を抽出することができる。
補間部133は、プロセシングレジスタ132bから出力されるデジタル信号を補間する。このために補間部133は図6に示された通り、係数RAM133a、乗算器133b、加算器133c及びレジスタ133dを備える。係数RAM133aは、補間フィルタ係数のルック−アップテーブルを提供する。補間は乗算器133bがプロセシングレジスタ132bから入力されるデジタル信号に係数RAM133aに格納された補間フィルタ係数を乗じ、乗算器133bの出力信号を加算器133cで加える過程を備える。加算器133cの出力信号、即ち受信集束信号はレジスタ133dに格納される。
再度図3を参照すれば、DSP140は、ビームフォーマ130から出力される受信集束信号からA、B、C、MまたはDモードなどの超音波映像を形成するためのIQデータを形成する。DSP140は、アナログ受信信号の中心周波数のn倍のレートでビームフォーマ130から出力される受信集束信号でλ/4の位相差を有する一対の受信集束信号を少なくとも1対抽出し、I、Qデータを形成する。例えば、図9に示された通り、ビームフォーマ130がアナログ受信信号の中心周波数の4倍のレートで受信集束信号(d)例えば、d1、d2、d3、d4を選択する。d1とd2はλ/4の位相差を有し、d2とd3、d3とd4もλ/4の位相差を有する。ビームフォーマから出力される受信集束信号が順にd1、d2、d3、d4、d5、d6、d7、d8・・・である時、Qデータを格納するメモリにd1、−d3、d5、−d7などを格納し、Iデータを格納するメモリにd2、−d4、d6、−d8、・・・を格納し、それぞれQとIデータを形成する。この時、(d1、d2)、(−d3、−d4)、(d5、d6)、(−d7、−d8)・・・はそれぞれ対をなす。中心周波数のn倍に該当するビームフォーマ出力が出る時、中心周波数の2周期当りn対のI、Qデータを得られる(図10及び図11参照)。
ここで、各対をなす受信集束データは互いに異なる時間に選択されたものである。従って、このような時間差が補償される。微細遅延のための補間フィルタのフィルタ係数を用いて補償することができる。
一対の受信集束信号は同時に選択されたものとみなすと、他の対との組合わせを通じて新たな対を得ることもできる。例えば、(d1−d3、d2−d4)もλ/4位相差を有する新たな受信集束信号の対となり得る。
他の例として、DSP140は、ビームフォーマの微細遅延のための補間フィルタに代わって、各対の受信集束信号の選択時間差を補償するための補償部がさらに備えられる。
DSC150は、DSP140から入力された映像データをディスプレイするためにスキャン変換し、ディスプレイ部160はスキャン変換された映像フレームデータの入力を受けて超音波映像をディスプレイする。
図12に示された通り、本発明の他の実施例による超音波診断装置200は、図3に示されたDSP140とDSC150に代わってPC210を備える。即ち、DSPとDSCの機能をPC210を通じてソフトウェアで具現する。
本発明のIQデータ形成方法によれば、対象体から反射された超音波信号をアナログ信号−前記アナログ信号は中心周波数を有する−に変換し、前記アナログ信号を変換して複数のデジタル信号を得て、前記中心周波数の整数倍のレートで前記デジタル信号の一部を抽出して受信集束信号を形成し、前記受信集束信号でλ/4の位相差を有する一対のデータを少なくとも1対抽出し、前記受信集束信号でλ/4の位相差を有する一対のデータを少なくとも1対抽出し、各データ対の位相差が同一の時間帯に得られた位相差になるように補間部で処理して同一の時間帯のIQデータを形成する。
従来の超音波診断装置の構成を示す概略図である。 従来の超音波診断装置に備えられる直交復調器を用いたIQデータの形成方法を示す概略図である。 本発明の実施例による超音波診断装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例によるビームフォーマの細部構成を示すブロック図である。 本発明の実施例のデュアルポートRAMを用いたデータ遅延を説明するための概略図である。 本発明の実施例によるデジタル信号の量を調節するための抽出部の細部構成と補間部の細部構成を示すブロック図である。 本発明による高周波信号と低周波信号の抽出を説明するための例示図である。 本発明による超音波診断装置から出力されるデジタル信号の計算量と中心周波数の関係を示すグラフである。 本発明の実施例によるIQデータ形成方法を説明するための概略図である。 本発明の実施例によるIQデータ形成方法を説明するための概略図である。 本発明の実施例によるIQデータ形成方法を説明するための概略図である。 本発明の他の実施例による超音波診断装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
10、100、200: 超音波診断装置
11、110: プローブ
12、130: ビームフォーマ
13: スキャンラインデータ形成部
13a: 高帯域フィルタ
13b、13c: 乗算器
13d、13e: 低帯域フィルタ
13f: メモリ
14、150: DSC
15、160: ディスプレイ部
120: ADC
140: DSP
131: 概略遅延部
132: 抽出部
132a: シフトレジスタ
132b: プロセシングレジスタ
133: 補間部
133a: 係数RAM
133b: 乗算器
133c: 加算器
133d: レジスタ
134: 制御部

Claims (12)

  1. 対象体から反射された超音波信号をアナログ信号−前記アナログ信号は中心周波数を有し、前記中心周波数により波長λが定義される−に変換して提供するプローブと、
    前記プローブから入力される前記アナログ信号を変換して複数のデジタル信号を形成するアナログ−デジタルコンバータと、
    前記中心周波数の整数倍のレートで前記デジタル信号の一部を抽出し、抽出されたデジタル信号から受信集束信号を形成するビームフォーマと、
    前記受信集束信号でλ/4の位相差を有する受信集束信号を少なくとも1対選択してI、Qデータを形成するデジタル信号処理部と、
    を備える超音波診断装置。
  2. 前記中心周波数で定義される一周期の間に前記少なくとも一対の受信集束信号を選択する請求項1記載の超音波診断装置。
  3. 前記デジタル信号処理部は、
    前記各対の前記受信集束信号の互いに異なる選択時間を補償するための補償部を備えることを特徴とする請求項1記載の超音波診断装置。
  4. 前記ビームフォーマは、
    前記中心周波数の大きさの整数倍のレートで前記デジタル信号の一部を抽出して前記受信集束信号の量を調節するための抽出部を備える請求項1〜3記載の超音波診断装置。
  5. 前記抽出部は、
    前記アナログ−デジタルコンバータから入力されるデジタル信号を格納するためのシフトレジスタと、
    前記シフトレジスタから前記中心周波数の整数倍のレートで抽出されたデジタル信号を格納するためのプロセシングレジスタとを備える請求項4記載の超音波診断装置。
  6. 前記ビームフォーマは、抽出部から出力されるデジタル信号を用いて補間を実施するための補間部をさらに備える請求項5記載の超音波診断装置。
  7. 前記補間部は、
    補間フィルタ係数のルック−アップテーブルを提供するための係数RAMと、
    前記抽出されたデジタル信号に前記補間フィルタ係数を反映させて前記デジタル信号を補間するための乗算器と、
    前記乗算器の出力を加算して前記受信集束信号を形成するための加算器とをさらに備える請求項6記載の超音波診断装置。
  8. 前記プローブは複数の変換子を含み、
    前記ビームフォーマは、前記各変換子の位置を反映させて各変換子に対応するデータを遅延させるための遅延器を備える請求項4記載の超音波診断装置。
  9. 前記遅延器はデュアルポートRAMからなる請求項8記載の超音波診断装置。
  10. 対象体から反射された超音波信号をアナログ信号−前記アナログ信号は、中心周波数を有し、前記中心周波数により波長λが定義される−に変換し、
    前記アナログ信号を変換して複数のデジタル信号を得て、
    前記中心周波数の整数倍のレートで前記デジタル信号の一部を抽出して受信集束信号を形成し、
    前記受信集束信号でλ/4の位相差を有する一対の受信集束信号を少なくとも1対選択してIQデータを形成する方法。
  11. 前記各対の前記受信集束信号の互いに異なる選択時間を補償してなる請求項10記載のIQデータを形成する方法。
  12. 前記中心周波数で定義される一周期の間に前記少なくとも一対の受信集束信号を選択する請求項11記載のIQデータ形成方法。
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