JPH09224842A - 自動製パン機 - Google Patents

自動製パン機

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JPH09224842A
JPH09224842A JP8041594A JP4159496A JPH09224842A JP H09224842 A JPH09224842 A JP H09224842A JP 8041594 A JP8041594 A JP 8041594A JP 4159496 A JP4159496 A JP 4159496A JP H09224842 A JPH09224842 A JP H09224842A
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JP
Japan
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induction motor
triac
motor
power supply
automatic bread
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JP8041594A
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English (en)
Inventor
Akihisa Nakano
昭久 仲野
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 相当の大きさを有し小型化の困難な進相コン
デンサーを用いずに、誘導モーターを駆動できるように
することで、装置全体の小型化と低コスト化及び回転ト
ルクの任意設定も可能となる自動製パン機を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 第1のトライアック34は誘導モーター
24の主巻線30と直列に、第2のトライアック36は
補助巻線31と直列に接続され、モーター制御回路32
から前記第1及び第2のトライアック34・36へ送る
トリガー信号に任意の位相差を生じさせ、前記誘導モー
ター24を駆動することにより、進相コンデンサーを用
いなくとも誘導モーター24は駆動でき、装置全体の小
型化とそれに伴う製造の自動化による低コスト化が計
れ、トリガー信号を発生させるタイミングを変化するこ
とにより、回転トルクの任意設定も可能な自動製パン機
を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般家庭において使
用する自動製パン機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動製パン機について図8及び図
9を用いて説明する。
【0003】図8において全体構成を説明すると、1は
パンを焼きあげる焼成室で、ヒーター2は焼成室1に設
けられており、これにより加熱を行い、焼成室1の内部
に設けられたパン焼き型3に入れられた材料を焼きあげ
る。また製パンを行うには材料を練るという作業も必要
であるため、誘導モーター4で動力を発生させ、ベルト
5を用いて伝達し、パン焼き型3に設けられた練り羽根
6を回転駆動することによりパンを練っている。
【0004】これらの製パン工程中のパン焼き型3内の
温度を所定の適温に保つために温度検知部7を設けてお
り、これにより検知された値を用いて制御装置8におい
て温度制御を行う。なお制御装置8は他にもモーター制
御などのパン焼きにおける全ての制御を行っている。そ
して9は進相コンデンサーであり、これを用いて誘導モ
ーター4の主巻線電流と補助巻線電流に位相差を生じさ
せることにより、誘導モーター4に動力が発生し、練り
羽根6が回転駆動できる構成となっている。
【0005】次に図9の回路図で制御装置8近傍の構成
・動作を説明する。10は誘導モーター4の主巻線、1
1は誘導モーター4の補助巻線であり、これらには進相
コンデンサー9を用いることにより位相差が生じ、誘導
モーター4に回転磁界を発生させ、動力を生み出すこと
ができ、誘導モーター4を正回転させる際は、マイクロ
コンピューターを有するモーター制御回路12から正転
ゲートトリガー回路13を介し、正転用トライアック1
4へトリガー信号を送ることで、正転用トライアック1
4はオン状態になり、誘導モーター4の主巻線10に主
電流を流すとともに、補助巻線11には進相コンデンサ
ー9を通して主巻線10より進み位相の電流が流れるの
で、回転磁界が発生し誘導モーター4が正転起動するよ
うにしていた。
【0006】また誘導モーター4を逆回転させるために
は、マイクロコンピューターを有するモーター制御回路
12から逆転ゲートトリガー回路15を介し、逆転用ト
ライアック16へトリガー信号を送ることで、逆転用ト
ライアック16はオン状態になり、誘導モーター4の補
助巻線11に主電流を流すとともに、主巻線10には進
相コンデンサー9を通して補助巻線11より進み位相の
電流が流れるので、回転磁界が発生し誘導モーター4が
逆転起動するようにしていた。
【0007】なお、ここでいう制御装置8とはモーター
制御回路12、各ゲートトリガー回路13・15、各ト
ライアック14・16、リレー制御回路17及びリレー
18を含む部分のことをいう。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では単相誘導モーターに回転磁界を発生させ、
回転駆動させるために進相コンデンサーが不可欠であっ
たが、この進相コンデンサーは相当の大きさであり、半
導体等の電子部品のように小型化が困難であるために、
装置全体の小型化や製造の自動化の妨げとなっていた。
【0009】また、マイクロコンピューターの一定の信
号によりトライアックをオンするだけであるため、回転
トルクは一定値にしかならず、任意に設定することがで
きなかった。従って電源周波数が60Hzのときや電源
電圧が高いとき、従来ではトライアックをオン・オフし
て間欠運転を行い、トルクが高くなるのを補正していた
が、この方法ではモーターに振動が発生したり、強弱の
トルク変動があるためぶどうパン等を作る際にその生地
に含まれる干しぶどう等の柔らかい材料がトルクが大き
いときに潰れてしまう等の不具合もあった。
【0010】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、進相コンデンサーを使用せずに、誘導モ
ーターに回転磁界を発生させ、駆動できるようにするこ
とにより、装置全体の小型化と低コスト化及び回転トル
クの任意設定を可能とし、安定した調理性能が得られる
自動製パン機を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、ヒーターを有する焼成室と、前記焼成室内
にあり材料を入れるパン焼き型と、前記パン焼き型内に
ありパンを練る練り羽根と、前記練り羽根を駆動させる
誘導モーターと、前記誘導モーターの主巻線と補助巻線
にそれぞれ接続された第1及び第2のトライアックと、
前記第1及び第2のトライアックに第1及び第2のゲー
トトリガー回路を介して、各々トリガー信号を送るモー
ター制御回路とを備え、前記トリガー信号に任意の位相
差を生じさせることにより前記誘導モーターを駆動する
制御装置を設けたものである。これにより進相コンデン
サーを用いないことによる装置全体の小型化とそれに伴
う製造の自動化による低コスト化が計れ、トリガー信号
を発生させるタイミングを変化させることにより回転ト
ルクの任意設定も可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明は、ヒーターを有する焼成
室と、前記焼成室内にあり材料を入れるパン焼き型と、
前記パン焼き型内にありパンを練る練り羽根と、前記練
り羽根を駆動させる誘導モーターと、前記誘導モーター
の主巻線と補助巻線にそれぞれ接続された第1及び第2
のトライアックと、前記第1及び第2のトライアックに
第1及び第2のゲートトリガー回路を介して、各々トリ
ガー信号を送るモーター制御回路とを備え、前記トリガ
ー信号に任意の位相差を生じさせることにより前記誘導
モーターを駆動する制御装置を設けたものであり、位相
差を生じさせる方法として、第1及び第2のトライアッ
クは誘導モーターの主巻線と補助巻線に各々直列に接続
するか、もしくは第1のトライアックを誘導モーターの
主巻線に直列に、第2のトライアックを前記誘導モータ
ーの主巻線に並列に接続し、かつ前記第1及び第2のト
ライアックは前記誘導モーターの補助巻線と直列に接続
する接続の仕方があり、前記第1及び第2のトライアッ
クを制御するトリガー信号を前記モーター制御回路によ
り発生させる際、一方のトライアックを制御するトリガ
ー信号に比べて、他方のトライアックを制御するトリガ
ー信号は位相角を遅らせて発生させることによりモータ
ーが駆動できるというものである。
【0013】また本発明は制御装置に電源周波数判定回
路を設けたものである。さらに本発明は制御装置に電源
電圧検知回路を設けたものである。
【0014】このようにモーター制御回路から前記第1
及び第2のトライアックへ送るトリガー信号に任意の位
相角を生じさせると、進相コンデンサーを用いることな
く前記誘導モーターの主巻線と補助巻線に位相差が生
じ、前記誘導モーターの駆動ができるので、装置全体の
小型化とそれに伴う製造の自動化による低コスト化が計
れ、トリガー信号を発生させるタイミングを変化するこ
とにより回転トルクの任意設定も可能となる。
【0015】また前記制御装置に電源周波数判定回路を
設けることにより、電源周波数が50Hzか60Hzか
の判定値に従って、前記モーター制御回路により前記誘
導モーターの回転数が一定になるように位相を遅らせて
オンする方のトライアックの位相角を決定することで、
電源周波数による差異をなくせ、調理性能を安定させる
ことができる。
【0016】さらに前記制御装置に電源電圧検知回路を
設けることにより、検知した電源電圧に従って、前記モ
ーター制御回路により前記誘導モーターの回転数が一定
になるように位相を遅らせてオンする方のトライアック
の位相角を決定することで、電源電圧による差異をなく
せ、調理性能を安定させることができる。
【0017】
【実施例】以下本発明の実施例について、図1から図7
を用いて説明する。
【0018】(実施例1)図1において全体構成を説明
すると、21はパンを焼きあげる焼成室で、ヒーター2
2は焼成室21に設けられており、これにより加熱を行
い、焼成室21の内部に設けられたパン焼き型23に入
れられた材料を焼きあげる。また製パンを行うには材料
を練るという作業も必要であるため、誘導モーター24
で動力を発生させ、ベルト25を用いて伝達し、パン焼
き型23に設けられた練り羽根26を回転駆動すること
によりパンを練っている。これらの製パン工程中のパン
焼き型23内の温度を所定の適温に保つために温度検知
部27を設けており、これにより検知された値を用いて
制御装置28において温度制御を行う。なお制御装置2
8は他にもモーター制御などのパン焼きにおける全ての
制御を行っている。
【0019】図2の回路図において制御装置28近傍の
構成・動作を説明すると、30は誘導モーター24の主
巻線、31は誘導モーター24の補助巻線であり、これ
らに位相差が生じることにより誘導モーター24は回転
磁界を発生させ、動力を生み出すことができるので、誘
導モーター24を正回転させる際は、マイクロコンピュ
ーターを有するモーター制御回路32から第1のゲート
トリガー回路33を介し、第1のトライアック34に送
るトリガー信号に対し、第2のゲートトリガー回路35
を介し、第2のトライアック36に送るトリガー信号を
位相を遅らせて発生させることにより、誘導モーター2
4の主巻線30と補助巻線31に位相差を生じさせ、回
転磁界を発生させて誘導モーター24を正転駆動するよ
うにしていた。
【0020】また誘導モーター24を逆回転させる際
は、マイクロコンピューターを有するモーター制御回路
32から第2のゲートトリガー回路35を介し、第2の
トライアック36に送るトリガー信号に対し、第1のゲ
ートトリガー回路33を介し、第1のトライアック34
に送るトリガー信号を位相を遅らせて発生させることに
より、誘導モーター24の主巻線30と補助巻線31に
位相差を生じさせ、回転磁界を発生させて誘導モーター
24を逆転駆動するようにしていた。
【0021】なおここでいう制御装置28とはモーター
制御回路32、第1及び第2のゲートトリガー回路33
・35、第1及び第2のトライアック34・36、リレ
ー制御回路37及びリレー38を含む部分のことをい
う。
【0022】図3は本構成において、誘導モーター24
を駆動し練り羽根26を正回転するために、第1及び第
2のトライアック34、36をオンしたときの各部の電
流、電圧波形である。
【0023】Aは電源電圧であり、Bはモーター制御回
路32から遅れ位相角0°のトリガー信号を受けて、第
1のゲートトリガー回路33により流される第1のトラ
イアック34を駆動するためのゲート電流、CはBのゲ
ート電流によって第1のトライアック34がオンして主
巻線30に流れる電流であり、電源電圧よりも90°弱
遅れ位相の電流となる。また、Dはモーター制御回路3
2から遅れ位相角約110°のトリガー信号を受けて第
2のゲートトリガー回路35により流される第2のトラ
イアック36を駆動するためのゲート電流、EはDのゲ
ート電流によって第2のトライアック36がオンして補
助巻線31に流れる電流であり、Cの主巻線電流よりも
遅れ位相の電流となる。
【0024】このように、Cの主巻線電流よりもEの補
助巻線電流が遅れ位相であるために誘導モーター24に
回転磁界が発生し、起動トルクが得られる。
【0025】次に、図2の回路構成により練り羽根26
を逆回転する場合を説明する。補助巻線電流を制御する
第2のトライアック36を遅れ位相角0°で点弧するた
めに、ゲート電流は遅れ位相角0°の波形となり、補助
巻線31には電源電圧よりも90°弱遅れ位相の電流が
流れる。そして主巻線電流を制御する第1のトライアッ
ク34を遅れ位相角110°で点弧するために、ゲート
電流は遅れ位相角110°の波形となり、主巻線30に
は補助巻線電流よりも遅れ位相の電流が流れる。これに
より、誘導モーター24の主巻線30には補助巻線31
より遅れ位相の電流が流れるため、誘導モーター24に
逆方向の回転磁界を発生させ、逆転の起動トルクが得ら
れる。
【0026】ここで本実施例における誘導モーター24
の正回転は、従来例で進相コンデンサーを用いた場合と
逆回りになるが、主巻線30に主電流を流す方向を正回
転とした。
【0027】この際、遅れて点弧する方のトリガー信号
の位相角を変化させて、製パン工程の中で前練り工程、
後練り工程、ガス抜き工程等の各工程で最も効率の良い
モーター制御を行うこともできる。例えば、練りの初期
で製パン材料が粉状で負荷が軽い場合は遅れ角を150
°〜160°にして軽く回転させながら間欠運転するこ
とにより粉の飛び散りをなくし、練り工程の後半で大き
なトルクを必要とする場合は、遅れ角を110°程度に
して回転中に大きなトルクを確保する。また、ガス抜き
工程のように練り羽根26を間欠運転するものは大きな
初期トルクを必要とするので遅れ角を100°程度にす
るなど、各工程に合わせて最適な遅れ角を設定すること
ができる。
【0028】これにより、進相コンデンサーを用いなく
とも誘導モーター24は駆動できるので、装置全体の小
型化とそれに伴う製造の自動化による低コスト化が計
れ、遅れ角を調整することにより回転トルクの任意設定
も可能となる。
【0029】(実施例2)本実施例において、誘導モー
ターに位相差を生じさせるための他の回路構成を図4に
示す。図4において制御装置28近傍の構成・動作を説
明すると、30は誘導モーター24の主巻線、31は誘
導モーター24の補助巻線であり、これらに位相差が生
じることにより誘導モーター24は回転磁界を発生さ
せ、動力を生み出すことができる。また第1及び第2の
トライアックは誘導モーター24の補助巻線31と直列
に、主巻線30とは第1のトライアック34は直列で、
第2のトライアック36は並列に接続されている。
【0030】この接続方法によると、両トリガー信号を
受けて主巻線30及び補助巻線31に流れる電流が大き
くなるため、大きなトルクが得られるという利点があ
る。
【0031】また図5に示すように制御装置28が電源
周波数判定回路39を有している場合、この電源周波数
判定回路39により電源周波数が50Hzか60Hzか
を判定し、50Hzの場合と60Hzの場合で、遅れて
点弧する方のトリガー信号の位相角を変化させること
で、回転速度及び回転トルクを合わせることができる。
例えば、電源周波数が50Hzで、遅れて点弧する方の
トリガー信号の位相角を最もトルクが大きく取れる位相
角(約110°)に設定した場合、60Hzの時は50
Hzの時と同じトルクが得られる位相角(約120°)
に設定する。ただし、この位相角はモーターの特性によ
り変化するので、使用するモーターの特性に合わせて設
定する必要がある。
【0032】そして、練り工程の連続回転が多い工程で
は回転速度が一定になるように遅れ角を設定し、ガス抜
き工程では回転の初期トルクが等しくなるように遅れ角
を設定することにより、電源周波数が50Hzでも60
Hzでも同じ製パン性能が得られるものである。
【0033】同様に図6に示すように制御装置28が電
源電圧検知回路40を有している場合、この電源電圧検
知回路40により電源電圧を検知し、検知した電源電圧
によって、遅れて点弧する方のトリガー信号の位相角を
変化させることで、回転速度及び回転トルクを電源電圧
によらずほぼ一定にすることができる。すなわち、電源
電圧に対して遅れて点弧する方のトリガー信号の位相角
を、例えば図7のグラフに示すように設定することで、
電源電圧の変動によって誘導モーター24の回転速度や
トルクが変化して製パン性能に影響があるのを防ぎ、電
源電圧が変動しても安定した製パン性能を得られるもの
である。
【0034】なお上記各実施例においては、回路構成は
図2に示すように第1及び第2のトライアック34・3
6を誘導モーター24の主巻線30と補助巻線31にそ
れぞれ直列に接続した構成と図4に示すように第1及び
第2のトライアックは誘導モーター24の補助巻線31
と直列に、主巻線30とは第1のトライアック34は直
列で、第2のトライアック36は並列に接続した構成と
したが、他の回路構成でも、モーター制御回路32から
第1及び第2のトライアック34・36へ送るトリガー
信号により誘導モーター24の主巻線30と補助巻線3
1に位相差を生じさせ、誘導モーター24を駆動するこ
とができるならば、同等の効果が得られることはいうま
でもない。
【0035】
【発明の効果】このように本発明によれば、モーター制
御回路から第1及び第2のトライアックへ送るトリガー
信号に任意の位相差を生じさせることにより、進相コン
デンサーを用いなくとも誘導モーターを駆動できるの
で、制御装置の小型化とそれに伴う製造の自動化による
低コスト化を計れる自動製パン機を提供できる。
【0036】また、遅れて点弧する方のトリガー信号を
発生させるタイミングを変化することにより、調理メニ
ューに応じて回転トルク及び回転速度の任意設定ができ
る自動製パン機を提供できる。
【0037】さらに、電源周波数判定回路や電源電圧検
知回路を制御装置に設けた場合、この電源周波数や電源
電圧に従ってモーター制御回路により、位相差を変化さ
せることで、モーターの不要な振動もなく、ぶどうパン
の生地に含まれる干しぶどう等の柔らかい材料が潰れて
しまう不具合もない安定した調理性能を持つ自動製パン
機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における自動製パン機の構成図
【図2】本発明の実施例における自動製パン機の回路図
【図3】本発明の実施例における自動製パン機の電圧、
電流波形図
【図4】本発明の他の実施例における自動製パン機の回
路図
【図5】本発明の他の実施例における自動製パン機の回
路図
【図6】本発明の他の実施例における自動製パン機の回
路図
【図7】本発明の他の実施例における自動製パン機の電
圧・位相角特性図
【図8】従来例における自動製パン機の構成図
【図9】従来例における自動製パン機の回路図
【符号の説明】
1,21 焼成室 2,22 ヒーター 3,23 パン焼き型 4,24 誘導モーター 6,26 練り羽根 8,28 制御装置 10,30 主巻線 11,31 補助巻線 12,32 モーター制御回路 33 第1のゲートトリガー回路 34 第1のトライアック 35 第2のゲートトリガー回路 36 第2のトライアック 39 電源周波数判定回路 40 電源電圧検知回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒーターを有する焼成室と、前記焼成室
    内にあり材料を入れるパン焼き型と、前記パン焼き型内
    にありパンを練る練り羽根と、前記練り羽根を駆動させ
    る誘導モーターと、前記誘導モーターの主巻線と補助巻
    線にそれぞれ接続された第1及び第2のトライアック
    と、前記第1及び第2のトライアックに第1及び第2の
    ゲートトリガー回路を介して各々トリガー信号を送るモ
    ーター制御回路とを備え、前記トリガー信号に任意の位
    相差を生じさせることにより前記誘導モーターを駆動す
    る制御装置を設けたことを特徴とする自動製パン機。
  2. 【請求項2】 第1のトライアックを誘導モーターの主
    巻線に直列に、第2のトライアックを前記誘導モーター
    の補助巻線に直列に接続したことを特徴とする請求項1
    記載の自動製パン機。
  3. 【請求項3】 第1のトライアックを誘導モーターの主
    巻線に直列に、第2のトライアックを前記誘導モーター
    の主巻線に並列に接続し、かつ前記第1及び第2のトラ
    イアックは前記誘導モーターの補助巻線と直列に接続す
    ることを特徴とする請求項1記載の自動製パン機。
  4. 【請求項4】 制御装置に電源周波数判定回路を設け、
    電源周波数によりトリガー信号の位相差を決定すること
    を特徴とする請求項1記載の自動製パン機。
  5. 【請求項5】 制御装置に電源電圧検知回路を設け、電
    源電圧によりトリガー信号の位相差を決定することを特
    徴とする請求項1記載の自動製パン機。
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