JPH0622859A - 自動製パン機 - Google Patents
自動製パン機Info
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- JPH0622859A JPH0622859A JP17799292A JP17799292A JPH0622859A JP H0622859 A JPH0622859 A JP H0622859A JP 17799292 A JP17799292 A JP 17799292A JP 17799292 A JP17799292 A JP 17799292A JP H0622859 A JPH0622859 A JP H0622859A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 家庭で利用される自動製パン機に関し、醗酵
工程において、環境温度の低温時において、パン生地の
温度一定以上上げないようにすることにより、何時も同
品質のパンを得るこを目的とする。 【構成】 製パン材料を入れる練り羽根付きのパン焼き
型3、及び練り羽根2を回転させ混捏調理を行うための
駆動源4、加熱調理を行うための熱源5、焼成室の温度
を検知する温度検知装置6と、熱源への電力供給を可変
させる電力可変装置7と、これらを制御する制御装置8
を備え、発酵工程において、パン生地温度が一定の醗酵
温度を保つために、環境温度が一定温度以下の時、電力
供給量を低い量に設定することを特徴とする自動製パン
機。
工程において、環境温度の低温時において、パン生地の
温度一定以上上げないようにすることにより、何時も同
品質のパンを得るこを目的とする。 【構成】 製パン材料を入れる練り羽根付きのパン焼き
型3、及び練り羽根2を回転させ混捏調理を行うための
駆動源4、加熱調理を行うための熱源5、焼成室の温度
を検知する温度検知装置6と、熱源への電力供給を可変
させる電力可変装置7と、これらを制御する制御装置8
を備え、発酵工程において、パン生地温度が一定の醗酵
温度を保つために、環境温度が一定温度以下の時、電力
供給量を低い量に設定することを特徴とする自動製パン
機。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一定温度以下の環境温
度において、製パンの調理性能を高める醗酵工程を行う
自動製パン機に関するものである。
度において、製パンの調理性能を高める醗酵工程を行う
自動製パン機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から製パンには、混捏・醗酵・焼成
の工程を要し、これらの工程を自動制御によりパンを作
る自動製パン機は実用化されており、醗酵時の加熱制御
方式としては、熱源をON−OFFさせることにより、
焼成室内温度を調節する方式が一般的に知られている。
の工程を要し、これらの工程を自動制御によりパンを作
る自動製パン機は実用化されており、醗酵時の加熱制御
方式としては、熱源をON−OFFさせることにより、
焼成室内温度を調節する方式が一般的に知られている。
【0003】次に、製パンを行うための自動製パン機に
おける一般的な自動製パン機の構成と、醗酵時の制御方
式について説明する。
おける一般的な自動製パン機の構成と、醗酵時の制御方
式について説明する。
【0004】図9は、従来の自動製パン機の構成を示す
ものである。11は焼成室、12は練り羽根、13はパ
ン焼き型、14は練り羽根を回転させる駆動源であり、
パン焼き型13に入れた製パン材料を練り羽根12が駆
動することにより混捏、ガス抜き工程を行う。15は加
熱を行うための熱源であり、混捏により生じたパン生地
の醗酵・焼成の工程を行う。16は焼成室内の温度を検
知する温度検知装置である。そして、17は温度検知装
置16、駆動源14、熱源15等を制御する制御装置で
ある。また、18はこの制御装置の制御条件を設定する
入力装置である。
ものである。11は焼成室、12は練り羽根、13はパ
ン焼き型、14は練り羽根を回転させる駆動源であり、
パン焼き型13に入れた製パン材料を練り羽根12が駆
動することにより混捏、ガス抜き工程を行う。15は加
熱を行うための熱源であり、混捏により生じたパン生地
の醗酵・焼成の工程を行う。16は焼成室内の温度を検
知する温度検知装置である。そして、17は温度検知装
置16、駆動源14、熱源15等を制御する制御装置で
ある。また、18はこの制御装置の制御条件を設定する
入力装置である。
【0005】このような構成で、パン焼き型に材料を投
入し、入力装置に焼き上がり時刻等を入力すると、駆動
源が所定時刻に運転を開始し、焼成室が所定温度、ある
いは所定時間になると、駆動源が停止し醗酵工程に入
る。この醗酵工程では焼成室温度によって、熱源がON
−OFFすることにより温度制御され、途中に、駆動源
の回転によるガス抜き動作が数回行われながら進行し、
そして所定時間経過後に焼成工程が行われ、所望時刻に
パンが焼き上がるものである。
入し、入力装置に焼き上がり時刻等を入力すると、駆動
源が所定時刻に運転を開始し、焼成室が所定温度、ある
いは所定時間になると、駆動源が停止し醗酵工程に入
る。この醗酵工程では焼成室温度によって、熱源がON
−OFFすることにより温度制御され、途中に、駆動源
の回転によるガス抜き動作が数回行われながら進行し、
そして所定時間経過後に焼成工程が行われ、所望時刻に
パンが焼き上がるものである。
【0006】図10は上記構成の自動製パン機による醗
酵工程における、温度変化とその時の電力供給量を示し
ている。まず、環境温度を常温時と低温時に分け、パン
生地温度変化を実線で、温度検知装置による検知温度変
化を点線で表し、θは予め設定された醗酵温度である。
酵工程における、温度変化とその時の電力供給量を示し
ている。まず、環境温度を常温時と低温時に分け、パン
生地温度変化を実線で、温度検知装置による検知温度変
化を点線で表し、θは予め設定された醗酵温度である。
【0007】さて、図10に示すように、混捏終了時温
度は、環境温度が常温、一定温度以下にかかわらず、パ
ン生地温度と検知温度ともにθであり、その後の醗酵工
程において、焼成室の検知温度が高低を繰り返しなが
ら、ほぼ一定温度の約θを保ち醗酵を行なっている。
度は、環境温度が常温、一定温度以下にかかわらず、パ
ン生地温度と検知温度ともにθであり、その後の醗酵工
程において、焼成室の検知温度が高低を繰り返しなが
ら、ほぼ一定温度の約θを保ち醗酵を行なっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】一般に、良いパンは、
キメの細かい、膜の薄い、かつ、これらが均一な、すだ
ちのものとされている。従って、できの良いパンを焼き
上げるには、キメ・膜の均質化を図り、粉の甘さを除
き、更に、パンの容積を大きくすることが重要なのであ
る。又、自動製パン機による製パンにおいては、環境温
度にかかわらず、常に一定品質のパンを提供する必要が
ある。
キメの細かい、膜の薄い、かつ、これらが均一な、すだ
ちのものとされている。従って、できの良いパンを焼き
上げるには、キメ・膜の均質化を図り、粉の甘さを除
き、更に、パンの容積を大きくすることが重要なのであ
る。又、自動製パン機による製パンにおいては、環境温
度にかかわらず、常に一定品質のパンを提供する必要が
ある。
【0009】しかしながら、上記 従来の構成では、醗
酵工程の温度検知がパン生地温度ではなく、焼成室の温
度を検知することにより行われるため、環境温度の低い
時は、焼成室の温度上昇に時間を要し、その間、パン生
地温度も上昇するため、パン生地温度と検知温度に差が
生じ、パン生地の熟成が十分でないにもかかわらず、イ
−スト菌の活性が促進されていた。
酵工程の温度検知がパン生地温度ではなく、焼成室の温
度を検知することにより行われるため、環境温度の低い
時は、焼成室の温度上昇に時間を要し、その間、パン生
地温度も上昇するため、パン生地温度と検知温度に差が
生じ、パン生地の熟成が十分でないにもかかわらず、イ
−スト菌の活性が促進されていた。
【0010】その結果、醗酵初期におけるパン生地の膨
化は促進されるが、膨化の保持力が弱く、パン生地は弾
力性のない、付着性のあるものとなり、焼き上がったパ
ンのすだちは、キメの粗い、膜の厚い、かつ、これらが
不均一なものとなり、舌触りがザラザラ、粉の甘さのあ
る、時には、パンの型が山型を呈さず陥没し、パン品質
の悪いものができるという問題点を有していた。
化は促進されるが、膨化の保持力が弱く、パン生地は弾
力性のない、付着性のあるものとなり、焼き上がったパ
ンのすだちは、キメの粗い、膜の厚い、かつ、これらが
不均一なものとなり、舌触りがザラザラ、粉の甘さのあ
る、時には、パンの型が山型を呈さず陥没し、パン品質
の悪いものができるという問題点を有していた。
【0011】また、パン生地温度を実測することによ
り、醗酵温度制御を行なうには、パン生地内部に温度検
知装置を挿入しなければならず、焼き上がったパン内部
に温度検知装置の型を残すことになり、パンは見た目の
悪いものになる。
り、醗酵温度制御を行なうには、パン生地内部に温度検
知装置を挿入しなければならず、焼き上がったパン内部
に温度検知装置の型を残すことになり、パンは見た目の
悪いものになる。
【0012】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、醗酵工程において、環境温度の低温時におけるイ−
スト菌の活性を抑制するためにパン生地温度を一定以上
に上げないようにすることを第1の目的とする。
で、醗酵工程において、環境温度の低温時におけるイ−
スト菌の活性を抑制するためにパン生地温度を一定以上
に上げないようにすることを第1の目的とする。
【0013】また、第2、第3と第4の目的は、醗酵工
程において、いかなる環境温度、製パン条件にかかわら
ず、例えば、極低温時、電圧バラツキ等において、イ−
スト菌の活性力を均一にするために、パン生地温度を一
定にすることである。
程において、いかなる環境温度、製パン条件にかかわら
ず、例えば、極低温時、電圧バラツキ等において、イ−
スト菌の活性力を均一にするために、パン生地温度を一
定にすることである。
【0014】また、第5の目的は、醗酵工程において、
環境温度の低温時において、電力供給ON時における、
パン生地の外皮部の乾燥及び熱変性を防ぐために、パン
生地の外皮部の温度を一定以上に上げないことである。
環境温度の低温時において、電力供給ON時における、
パン生地の外皮部の乾燥及び熱変性を防ぐために、パン
生地の外皮部の温度を一定以上に上げないことである。
【0015】また、第6の目的は、醗酵工程において、
環境温度の低温時において、電力供給OFFが続くこと
により、パン生地の外皮部のイ−スト菌の活性力が低下
することをを防ぐために、パン生地の外皮部の温度の低
下を防ぐことである。
環境温度の低温時において、電力供給OFFが続くこと
により、パン生地の外皮部のイ−スト菌の活性力が低下
することをを防ぐために、パン生地の外皮部の温度の低
下を防ぐことである。
【0016】また、第7と第8の目的は、醗酵工程にお
いて、環境温度の低温時において、イ−スト菌が一定の
活性力を維持するために、工程中のパン生地温度を一定
に保たせることである。
いて、環境温度の低温時において、イ−スト菌が一定の
活性力を維持するために、工程中のパン生地温度を一定
に保たせることである。
【0017】また、第9の目的は、焼成工程において、
環境温度にかかわらず、イ−スト菌の活性力の失活速度
を一定にするために、パン生地温度上昇速度を一定にす
ることである。
環境温度にかかわらず、イ−スト菌の活性力の失活速度
を一定にするために、パン生地温度上昇速度を一定にす
ることである。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の第1の課題解決手段は、醗酵工程において、
焼成室の温度を一定の醗酵温度に保つために、熱源への
電力供給をON−OFFすることにより行ない、電力供
給有時の電力量が、一定の環境温度以下において、前記
醗酵温度に達しないような低い量に設定したものであ
る。
に本発明の第1の課題解決手段は、醗酵工程において、
焼成室の温度を一定の醗酵温度に保つために、熱源への
電力供給をON−OFFすることにより行ない、電力供
給有時の電力量が、一定の環境温度以下において、前記
醗酵温度に達しないような低い量に設定したものであ
る。
【0019】また、第2の課題解決手段は、混捏後の醗
酵工程において、焼成室の温度変化を検知し、その変化
量に応じて、発酵温度を補正させたものである。
酵工程において、焼成室の温度変化を検知し、その変化
量に応じて、発酵温度を補正させたものである。
【0020】また、第3の課題解決手段は、熱源への電
力供給量を可変させる電力可変装置を設け、混捏後の醗
酵工程において、焼成室の温度変化を検知し、その変化
量に応じて、熱源への電力供給量を可変させたものであ
る。
力供給量を可変させる電力可変装置を設け、混捏後の醗
酵工程において、焼成室の温度変化を検知し、その変化
量に応じて、熱源への電力供給量を可変させたものであ
る。
【0021】また、第4の課題解決手段は、熱源への電
力供給量を可変させる電力可変装置を設け、混捏後の醗
酵工程において、焼成室の温度変化を検知し、その変化
量に応じて、発酵設定温度を補正するとともに、熱源へ
の電力供給量を可変させたものである。
力供給量を可変させる電力可変装置を設け、混捏後の醗
酵工程において、焼成室の温度変化を検知し、その変化
量に応じて、発酵設定温度を補正するとともに、熱源へ
の電力供給量を可変させたものである。
【0022】また、第5の課題解決手段は、極めて簡単
な構成で電力供給量を調節することが出来るデユ−テイ
−制御を用い、混捏後の醗酵工程において、焼成室の温
度変化を検知し、その変化量に応じて、熱源への電力供
給が有無するON−OFF時間比を変化させたものであ
る。
な構成で電力供給量を調節することが出来るデユ−テイ
−制御を用い、混捏後の醗酵工程において、焼成室の温
度変化を検知し、その変化量に応じて、熱源への電力供
給が有無するON−OFF時間比を変化させたものであ
る。
【0023】また、第6の課題解決手段は、デユ−テイ
−制御を用い、混捏後の醗酵工程において、焼成室の温
度変化を検知し、その変化量に応じて、熱源への電力供
給がON−OFFする時間比を変化させるとともに、更
に、その時間比を周期的に変化させたものである。
−制御を用い、混捏後の醗酵工程において、焼成室の温
度変化を検知し、その変化量に応じて、熱源への電力供
給がON−OFFする時間比を変化させるとともに、更
に、その時間比を周期的に変化させたものである。
【0024】また、第7の課題解決手段は、混捏後に加
えて、第1ガス抜き後の醗酵工程において、焼成室の温
度変化を検知し、その変化量に応じて、電力供給量を変
化させたものである。
えて、第1ガス抜き後の醗酵工程において、焼成室の温
度変化を検知し、その変化量に応じて、電力供給量を変
化させたものである。
【0025】また、第8の課題解決手段は、混捏後、第
1ガス抜き後に加えて、第2ガス抜き後の醗酵工程にお
いて、焼成室の温度変化を検知し、その変化量に応じ
て、電力供給量を変化させたものである。
1ガス抜き後に加えて、第2ガス抜き後の醗酵工程にお
いて、焼成室の温度変化を検知し、その変化量に応じ
て、電力供給量を変化させたものである。
【0026】また、第9の課題解決手段は、混捏後、醗
酵工程後に加えて、焼成工程において、焼成室の温度変
化を検知し、その変化量に応じて、電力供給量を変化さ
せたものである。
酵工程後に加えて、焼成工程において、焼成室の温度変
化を検知し、その変化量に応じて、電力供給量を変化さ
せたものである。
【0027】
【作用】本発明は上記した構成により、第1の手段で
は、発酵工程において、焼成室内の温度を一定の醗酵温
度に保つために、熱源への電力供給をON−OFFする
ことにより行ない、電力供給ON時の電力量が、一定の
環境温度以下において、前記醗酵温度に達しないような
低い量に設定し、環境温度の低温時でも、パン生地温度
が一定以上に上がらないため、イ−スト菌の活性の抑
制、パン生地の膨化抑制、パン生地の劣化抑制などの作
用が得られ、できの良い製パンを可能にならしめたもの
である。
は、発酵工程において、焼成室内の温度を一定の醗酵温
度に保つために、熱源への電力供給をON−OFFする
ことにより行ない、電力供給ON時の電力量が、一定の
環境温度以下において、前記醗酵温度に達しないような
低い量に設定し、環境温度の低温時でも、パン生地温度
が一定以上に上がらないため、イ−スト菌の活性の抑
制、パン生地の膨化抑制、パン生地の劣化抑制などの作
用が得られ、できの良い製パンを可能にならしめたもの
である。
【0028】また、第2の手段では、醗酵工程におい
て、発酵設定温度を補正することにより、家庭における
製パン頻度の最も高い環境温度の常温時において、パン
生地温度が一定温度になるため、イ−スト菌の活性力の
一定化、パン生地の膨化速度の一定化等の作用が得ら
れ、何時も、同じ容積の製パンを可能にならしめたもの
である。
て、発酵設定温度を補正することにより、家庭における
製パン頻度の最も高い環境温度の常温時において、パン
生地温度が一定温度になるため、イ−スト菌の活性力の
一定化、パン生地の膨化速度の一定化等の作用が得ら
れ、何時も、同じ容積の製パンを可能にならしめたもの
である。
【0029】また、第3の手段では、醗酵工程におい
て、熱源への電力供給量を可変させる電力可変装置を設
け、熱源への電力供給量を変化させることにより、環境
温度の低温時において、第2の手段と同様に、パン生地
温度が一定温度になるため、イ−スト菌の一定した活性
力の維持、パン生地の一定した膨化速度の維持、パン生
地の劣化抑制等の作用が得られ、何時も、すだちの均質
な製パンを可能にならしめたものである。
て、熱源への電力供給量を可変させる電力可変装置を設
け、熱源への電力供給量を変化させることにより、環境
温度の低温時において、第2の手段と同様に、パン生地
温度が一定温度になるため、イ−スト菌の一定した活性
力の維持、パン生地の一定した膨化速度の維持、パン生
地の劣化抑制等の作用が得られ、何時も、すだちの均質
な製パンを可能にならしめたものである。
【0030】また、第4の手段では、醗酵工程におい
て、熱源への電力供給量を可変させる電力可変装置を設
け、熱源への電力供給量を変化させるとともに、醗酵温
度を補正するとともに、環境温度の超低温時、製パン中
の電圧バラツキ等においても、パン生地温度が一定温度
を維持することにより、イ−スト菌の適正な活性力の維
持、適正なパン膨化速度の維持等の作用が得られ、あら
ゆるバラツキにもかかわらず、何時も、同品質の、でき
の良い製パンを可能にならしめたものである。
て、熱源への電力供給量を可変させる電力可変装置を設
け、熱源への電力供給量を変化させるとともに、醗酵温
度を補正するとともに、環境温度の超低温時、製パン中
の電圧バラツキ等においても、パン生地温度が一定温度
を維持することにより、イ−スト菌の適正な活性力の維
持、適正なパン膨化速度の維持等の作用が得られ、あら
ゆるバラツキにもかかわらず、何時も、同品質の、でき
の良い製パンを可能にならしめたものである。
【0031】また、第5の手段では、醗酵工程におい
て、熱源への電力供給のON−OFFする時間比を変化
させることにより、環境温度の低温時において、連続的
に電力供給される時間が短くなり、パン生地の外皮部の
温度が一定以上に上がらないため、パン外皮部の乾燥、
及び、熱変性の防止、パン生地の劣化防止等の作用が得
られ、パン内部に縞が生じることのない、パン品質に優
れた製パンを可能にならしめたものである。
て、熱源への電力供給のON−OFFする時間比を変化
させることにより、環境温度の低温時において、連続的
に電力供給される時間が短くなり、パン生地の外皮部の
温度が一定以上に上がらないため、パン外皮部の乾燥、
及び、熱変性の防止、パン生地の劣化防止等の作用が得
られ、パン内部に縞が生じることのない、パン品質に優
れた製パンを可能にならしめたものである。
【0032】また、第6の手段では、醗酵工程におい
て、熱源への電力供給のON−OFFする時間比を変化
させるとともに、更に、その時間比を周期的に変化させ
ることにより、環境温度の低温時において、電力供給の
されない時間が短くなる。これにより、パン生地の外皮
部の温度低下を防止されるため、パン外皮部のイ−スト
菌活性力の低下防止、パン生地膨化力の低下防止等の作
用が得られ、何時も、すだちの均質な。パン容積の一定
な製パンを可能にならしめたものである。
て、熱源への電力供給のON−OFFする時間比を変化
させるとともに、更に、その時間比を周期的に変化させ
ることにより、環境温度の低温時において、電力供給の
されない時間が短くなる。これにより、パン生地の外皮
部の温度低下を防止されるため、パン外皮部のイ−スト
菌活性力の低下防止、パン生地膨化力の低下防止等の作
用が得られ、何時も、すだちの均質な。パン容積の一定
な製パンを可能にならしめたものである。
【0033】また、第7の手段では、醗酵工程におい
て、混捏、第1ガス抜き後に熱源への電力供給量を変化
させることにより、環境温度の低温時において、製パン
中のバラツキ、例えば、環境温度の変化、混捏後の電力
供給量の設定のバラツキ、及び、計量バラツキ等によ
る、生地熟成速度、及び、イ−スト菌の活性力の修正を
することにより、パンのできばえのバラツキを防ぎ、何
時も同品質の、できの良い製パンを可能にならしめたも
のである。
て、混捏、第1ガス抜き後に熱源への電力供給量を変化
させることにより、環境温度の低温時において、製パン
中のバラツキ、例えば、環境温度の変化、混捏後の電力
供給量の設定のバラツキ、及び、計量バラツキ等によ
る、生地熟成速度、及び、イ−スト菌の活性力の修正を
することにより、パンのできばえのバラツキを防ぎ、何
時も同品質の、できの良い製パンを可能にならしめたも
のである。
【0034】また、第8の手段では、醗酵工程におい
て、混捏、第1ガス抜き、第2ガス抜き後、熱源への電
力供給量を変化させることにより、環境温度の低温時に
おいて、工程中のパン生地温度を終始一定温度に保つこ
とができるため、イ−スト菌の適正な活性力の維持、パ
ンの膨化促進等により、パン容積を大きくし、すだちも
良い製パンを可能ならしめたものである。
て、混捏、第1ガス抜き、第2ガス抜き後、熱源への電
力供給量を変化させることにより、環境温度の低温時に
おいて、工程中のパン生地温度を終始一定温度に保つこ
とができるため、イ−スト菌の適正な活性力の維持、パ
ンの膨化促進等により、パン容積を大きくし、すだちも
良い製パンを可能ならしめたものである。
【0035】また、第9の手段では、焼成工程におい
て、焼成室の検知温度の変化量に応じて、電力供給を行
なうことにより、焼成によるパン生地温度上昇速度の一
定化が図れる。これにより、環境温度にかかわらず、イ
−スト菌の活性力の失活速度の一定化、パン生地のタン
パク質が熱変成する速度の一定化、パン生地の澱粉のα
化速度の一定化等の等の作用が得られ、、環境温度にか
かわらず、舌触りのソフトな、歯ごたえのある食感に優
れた製パンを可能にならしめたものである。
て、焼成室の検知温度の変化量に応じて、電力供給を行
なうことにより、焼成によるパン生地温度上昇速度の一
定化が図れる。これにより、環境温度にかかわらず、イ
−スト菌の活性力の失活速度の一定化、パン生地のタン
パク質が熱変成する速度の一定化、パン生地の澱粉のα
化速度の一定化等の等の作用が得られ、、環境温度にか
かわらず、舌触りのソフトな、歯ごたえのある食感に優
れた製パンを可能にならしめたものである。
【0036】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0037】図1において本発明の自動製パン機の構成
図を示す。1は焼成室、2は練り羽根、3はパン焼き
型、4は練り羽根を回転させる駆動源であり、パン焼き
型3に入れた製パン材料を練り羽根2が駆動することに
より混捏工程を行う。5は加熱を行うための熱源であ
り、混捏により生じたパン生地の発酵・焼成工程を行
う。
図を示す。1は焼成室、2は練り羽根、3はパン焼き
型、4は練り羽根を回転させる駆動源であり、パン焼き
型3に入れた製パン材料を練り羽根2が駆動することに
より混捏工程を行う。5は加熱を行うための熱源であ
り、混捏により生じたパン生地の発酵・焼成工程を行
う。
【0038】6は焼成室の温度を検知する温度検知装置
である。7は温度検知装置6の検知温度に基ずいて、電
源8から熱源への電力供給を行なう電力可変装置であ
る。そして、8は温度検知装置6、駆動源4、熱源5等
を制御する制御装置である。また、9はこの制御装置の
制御条件を設定する入力装置である。
である。7は温度検知装置6の検知温度に基ずいて、電
源8から熱源への電力供給を行なう電力可変装置であ
る。そして、8は温度検知装置6、駆動源4、熱源5等
を制御する制御装置である。また、9はこの制御装置の
制御条件を設定する入力装置である。
【0039】このような構成で、パン焼き型に材料を投
入し、入力装置に焼き上がり時刻等を入力すると、駆動
源が所定時刻に運転を開始し、焼成室が所定温度、ある
いは所定時間になると、駆動源が停止し醗酵工程に入
る。この醗酵工程では、熱源への電力供給量が調節さ
れ、途中に、駆動源の回転によるガス抜き動作が数回お
こなわれながら進行し、所定時間経過後に焼成工程が行
われ、所定時刻にパンが焼き上がるものである。
入し、入力装置に焼き上がり時刻等を入力すると、駆動
源が所定時刻に運転を開始し、焼成室が所定温度、ある
いは所定時間になると、駆動源が停止し醗酵工程に入
る。この醗酵工程では、熱源への電力供給量が調節さ
れ、途中に、駆動源の回転によるガス抜き動作が数回お
こなわれながら進行し、所定時間経過後に焼成工程が行
われ、所定時刻にパンが焼き上がるものである。
【0040】上記構成をもとに本発明の醗酵工程におけ
る加熱方法の特徴について説明する。 (実施例1)図2において、醗酵工程における、温度変
化とその時の電力供給量を示している。まず、環境温度
を常温時(約15℃〜25℃)と一定温度以下の場合
(約10℃以下)に分け、パン生地温度変化を実線、温
度検知装置による検知温度変化を点線で表し、θ1 はパ
ン生地が所望としている温度であり、自動製パン機の場
合、その温度は約26℃〜34℃(最適温度は約30℃
の時)である。
る加熱方法の特徴について説明する。 (実施例1)図2において、醗酵工程における、温度変
化とその時の電力供給量を示している。まず、環境温度
を常温時(約15℃〜25℃)と一定温度以下の場合
(約10℃以下)に分け、パン生地温度変化を実線、温
度検知装置による検知温度変化を点線で表し、θ1 はパ
ン生地が所望としている温度であり、自動製パン機の場
合、その温度は約26℃〜34℃(最適温度は約30℃
の時)である。
【0041】さて、図2に示すように、混捏終了時温度
は、環境温度が常温、一定度以下にかかわらず、パン生
地温度と検知温度ともにθ1 である。しかし、その後の
醗酵工程における電力供給を、一定温度以下の環境温度
において、パン生地温度が所望温度であるθ1 以上に上
がらないような量とする。例えば、上記、自動製パン機
の場合は電力供給量を約12ワット〜18ワット(最適電力量
は15ワットの時)に設定する。これにより、環境温度が
常温時は電力供給がON−OFFすることにより、検知
温度は高低を繰り返しながら、ほぼ、θ1 を保ち、又、
パン生地温度は所望温度であるθ1 を維持する。また、
環境温度が一定温度以下の場合は電力供給が連続して行
われるにもかかわらず、検知温度はθ1 に達することが
ない。しかし、パン生地温度が所望温度以上に上昇する
ことを防いでいる。つまり、環境温度が常温、或いは、
低温(一定温度以下)にかかわらず、パン生地温度は所
望温度であるθ1 以上になることがなくなる。
は、環境温度が常温、一定度以下にかかわらず、パン生
地温度と検知温度ともにθ1 である。しかし、その後の
醗酵工程における電力供給を、一定温度以下の環境温度
において、パン生地温度が所望温度であるθ1 以上に上
がらないような量とする。例えば、上記、自動製パン機
の場合は電力供給量を約12ワット〜18ワット(最適電力量
は15ワットの時)に設定する。これにより、環境温度が
常温時は電力供給がON−OFFすることにより、検知
温度は高低を繰り返しながら、ほぼ、θ1 を保ち、又、
パン生地温度は所望温度であるθ1 を維持する。また、
環境温度が一定温度以下の場合は電力供給が連続して行
われるにもかかわらず、検知温度はθ1 に達することが
ない。しかし、パン生地温度が所望温度以上に上昇する
ことを防いでいる。つまり、環境温度が常温、或いは、
低温(一定温度以下)にかかわらず、パン生地温度は所
望温度であるθ1 以上になることがなくなる。
【0042】この結果、環境温度が低温時において、従
来では得られなかったイ−スト菌の活性の抑制、パン生
地の膨化抑制、および、パン生地の劣化抑制により、キ
メの細かい、膜の薄い、かつ、すだちが均一なものとな
るため、舌触りがソフトであり、形は山型を呈したパン
を得ることができるものである。
来では得られなかったイ−スト菌の活性の抑制、パン生
地の膨化抑制、および、パン生地の劣化抑制により、キ
メの細かい、膜の薄い、かつ、すだちが均一なものとな
るため、舌触りがソフトであり、形は山型を呈したパン
を得ることができるものである。
【0043】(実施例2)図3(環境温度の低温時を図
示)において、醗酵工程における、温度変化とその時の
電力供給量を示し、図の表示方法は実施例1と同様であ
る。
示)において、醗酵工程における、温度変化とその時の
電力供給量を示し、図の表示方法は実施例1と同様であ
る。
【0044】さて、図3に示すように、混捏後の発酵工
程のスタ−トにより、焼成室の検知温度は上昇する。
(t2 )時において焼成室温度を検知し、その変化量よ
り、(t2 )以後の発酵温度(θ2 )を設定する。つま
り、(t2 )以後の発酵設定温度(θ2 )=K(Δt)
/(Δθ)である、例えば、上記、自動製パン機の場合
は、環境温度が常温時の発酵温度を約26℃〜32℃
(最適温度は30℃)、環境温度が低温時の発酵温度を
約22℃〜32℃(最適℃は24℃)に設定する。これ
により、この図の様に、(t2 )以後、検知温度は高低
を繰り返しながら、(θ2 )を維持し、パン生地温度は
所望温度である(θ1 )を呈するものである。
程のスタ−トにより、焼成室の検知温度は上昇する。
(t2 )時において焼成室温度を検知し、その変化量よ
り、(t2 )以後の発酵温度(θ2 )を設定する。つま
り、(t2 )以後の発酵設定温度(θ2 )=K(Δt)
/(Δθ)である、例えば、上記、自動製パン機の場合
は、環境温度が常温時の発酵温度を約26℃〜32℃
(最適温度は30℃)、環境温度が低温時の発酵温度を
約22℃〜32℃(最適℃は24℃)に設定する。これ
により、この図の様に、(t2 )以後、検知温度は高低
を繰り返しながら、(θ2 )を維持し、パン生地温度は
所望温度である(θ1 )を呈するものである。
【0045】この結果、環境温度にかかわらず、パン生
地温度が一定になることにより、イ−スト菌の活性力の
一定化、パン膨化速度の一定化により、何時も同容積
で、かつ、できの良いパンを得ることができるものであ
る。
地温度が一定になることにより、イ−スト菌の活性力の
一定化、パン膨化速度の一定化により、何時も同容積
で、かつ、できの良いパンを得ることができるものであ
る。
【0046】(実施例3)図4(環境温度の低温時を図
示)において、醗酵工程における、温度変化とその時の
電力供給量を示し、図の表示方法は実施例1と同様であ
る。
示)において、醗酵工程における、温度変化とその時の
電力供給量を示し、図の表示方法は実施例1と同様であ
る。
【0047】さて、図4に示すように、(t2 )以後の
電力供給量を実施例2と同様の方法にて設定する。つま
り、(t2 )以後の電力供給量(w2 )=K(Δt)/
(Δθ)である。例えば、上記、自動製パン機の場合、
環境温度が常温時の電力供給量を約8ワット〜12ワット(最
適ワットは10ワット)、環境温度が低温時の電力供給量を約
15ワット〜20ワット(最適ワットは18ワット)に設定する。こ
れにより、この図の様に、検知温度は環境温度の低温時
において、(θ1 )に達しないようなこともあるが、パ
ン生地温度は所望温度であるθ1 を呈するものである。
また、(t2 )直後においても、電力供給がコンスタン
トに行われるため、急激なパン生地温度変化がなくなる
ものである。
電力供給量を実施例2と同様の方法にて設定する。つま
り、(t2 )以後の電力供給量(w2 )=K(Δt)/
(Δθ)である。例えば、上記、自動製パン機の場合、
環境温度が常温時の電力供給量を約8ワット〜12ワット(最
適ワットは10ワット)、環境温度が低温時の電力供給量を約
15ワット〜20ワット(最適ワットは18ワット)に設定する。こ
れにより、この図の様に、検知温度は環境温度の低温時
において、(θ1 )に達しないようなこともあるが、パ
ン生地温度は所望温度であるθ1 を呈するものである。
また、(t2 )直後においても、電力供給がコンスタン
トに行われるため、急激なパン生地温度変化がなくなる
ものである。
【0048】この結果、環境温度にかかわらず、パン生
地温度が一定になることにより、パン生地の劣化防止、
イ−スト菌の一定した活性力の維持により、何時も、す
だちの均質で、かつ、できの良いパンを得ることができ
るものである。
地温度が一定になることにより、パン生地の劣化防止、
イ−スト菌の一定した活性力の維持により、何時も、す
だちの均質で、かつ、できの良いパンを得ることができ
るものである。
【0049】(実施例4)図5(環境温度の低温時を図
示)において、醗酵工程における、温度変化とその時の
電力供給量を示し、図の表示方法は実施例1と同様であ
る。
示)において、醗酵工程における、温度変化とその時の
電力供給量を示し、図の表示方法は実施例1と同様であ
る。
【0050】さて、図5に示すように、(t2 )以後の
醗酵温度と電力供給量を実施例2と同様の方法にて設定
する。つまり、(t2 )以後の電力供給量(w2 )=K
(Δt)/(Δθ)であり、発酵設定温度(θ2 )=K
(Δt)/(Δθ)である。例えば、上記、自動製パン
機の場合、環境温度が常温時の電力供給量を約8ワット〜
12ワット(最適ワットは10ワット)、発酵温度を約26℃〜
32℃(最適温度は30℃)、環境温度が低温時の電力
供給量を約15ワット〜20ワット(最適ワットは18ワット)、発
酵温度を約22℃〜32℃(最適℃は24℃)に設定す
る。これにより、この図の様に、(t2 )以後、検知温
度は高低を繰り返しながら(θ2 )を維持し、その高低
周期は実施例1の場合より長くなることにより、環境温
度の極低温時、製パン中の電圧バラツキにおいても、パ
ン生地温度は所望温度である(θ1 )を呈しやすくな
る。
醗酵温度と電力供給量を実施例2と同様の方法にて設定
する。つまり、(t2 )以後の電力供給量(w2 )=K
(Δt)/(Δθ)であり、発酵設定温度(θ2 )=K
(Δt)/(Δθ)である。例えば、上記、自動製パン
機の場合、環境温度が常温時の電力供給量を約8ワット〜
12ワット(最適ワットは10ワット)、発酵温度を約26℃〜
32℃(最適温度は30℃)、環境温度が低温時の電力
供給量を約15ワット〜20ワット(最適ワットは18ワット)、発
酵温度を約22℃〜32℃(最適℃は24℃)に設定す
る。これにより、この図の様に、(t2 )以後、検知温
度は高低を繰り返しながら(θ2 )を維持し、その高低
周期は実施例1の場合より長くなることにより、環境温
度の極低温時、製パン中の電圧バラツキにおいても、パ
ン生地温度は所望温度である(θ1 )を呈しやすくな
る。
【0051】この結果。環境温度にかかわらず、パン生
地温度が一定になりやすく、イ−スト菌の適正な活性力
の維持、適正なパン生地膨化速度の維持により、あらゆ
るバラツキにもかかわず、何時も同品質の、できの良い
パンを得ることができるものである。
地温度が一定になりやすく、イ−スト菌の適正な活性力
の維持、適正なパン生地膨化速度の維持により、あらゆ
るバラツキにもかかわず、何時も同品質の、できの良い
パンを得ることができるものである。
【0052】(実施例5)図6(環境温度の低温時を図
示)において、醗酵工程における、温度変化とその時の
電力供給量を示し、図の表示方法は実施例1と同様であ
り、更に、パン外皮部の温度を鎖線で表している。
示)において、醗酵工程における、温度変化とその時の
電力供給量を示し、図の表示方法は実施例1と同様であ
り、更に、パン外皮部の温度を鎖線で表している。
【0053】さて、図6に示すように、(t2 )以後の
電力供給をON−OFFさせる時間比を実施例1と同様
の方法にて設定する。つまり、(t2 )以後の電力供給
ON時間比(t3 −t4 )/(t4 −t5 )=K(Δ
t)/(Δθ)である。例えば、上記、自動成パン機の
場合、環境温度が常温時の電力供給をON−OFFさせ
る時間比を約(1〜11/2)/(30)、環境温度が低
温時の電力供給をON−OFFさせる時間比を約(11/
2〜2)/(30)に設定する。これにより、この図の
様に、電力供給連続的に行われることがないため、パン
生地外皮部温度が所望とするパン生地温度以上に上がら
ないものである。
電力供給をON−OFFさせる時間比を実施例1と同様
の方法にて設定する。つまり、(t2 )以後の電力供給
ON時間比(t3 −t4 )/(t4 −t5 )=K(Δ
t)/(Δθ)である。例えば、上記、自動成パン機の
場合、環境温度が常温時の電力供給をON−OFFさせ
る時間比を約(1〜11/2)/(30)、環境温度が低
温時の電力供給をON−OFFさせる時間比を約(11/
2〜2)/(30)に設定する。これにより、この図の
様に、電力供給連続的に行われることがないため、パン
生地外皮部温度が所望とするパン生地温度以上に上がら
ないものである。
【0054】この結果。環境温度の低温時において、パ
ン生地外皮部の乾燥、及び、熱変性防止、パン生地の劣
化防止により、パン内部に縞を生じることなく、何時も
同品質の、できの良いパンを得ることができるものであ
る。
ン生地外皮部の乾燥、及び、熱変性防止、パン生地の劣
化防止により、パン内部に縞を生じることなく、何時も
同品質の、できの良いパンを得ることができるものであ
る。
【0055】(実施例6)図7(環境温度の低温時を図
示)において、醗酵工程における、温度変化とその時の
電力供給量を示し、図の表示方法は実施例5と同様であ
る。
示)において、醗酵工程における、温度変化とその時の
電力供給量を示し、図の表示方法は実施例5と同様であ
る。
【0056】さて、図7に示すように、(t2 )以後の
電力供給をON−OFFさせる時間比とその回数、更
に、時間比と回数を変え、それを周期的に繰り返す条件
を実施例1と同様の方法にて設定する。つまり、(t2
)以後の電力供給をON−OFFさせる時間比と回数
(t3 −t4 )/(t2 −t3 )×P=K(Δt)/
(Δθ)と第1周期、(t6 −t7 )/(t5 −t6 )
×P1 =K1 (Δt)/(Δθ)を第2周期とし、これ
を繰り返すものである。例えば、上記、自動成パン機の
場合、第1周期において、環境温度が常温時の電力供給
をON−OFFさせる時間比を約(1/2)/(30)、
環境温度が低温時の電力供給をON−OFFさせる時間
比を約(1)/(30)に設定する。次ぎに、第2周期
において、環境温度が常温時の電力供給をON−OFF
させる時間比を約(1〜11/2)/(30)、環境温度
が低温時の電力供給をON−OFFさせる時間比を約
(11/2〜2)/(30)に設定する。これにより、こ
の図の様に、電力供給の1回のON時間、OFF時間が
非常に短いものとなるため、パン生地外皮部の急激な温
度変化がなくなり、更に、パン生地全体の温度が所望温
度である(θ1 )を呈するものである。 この結果。環
境温度の低温時における、パン生地外皮部のイ−スト菌
の活性力の低下防止、パン生地の膨化力低下の防止によ
り、何時も、すだちの均質な、パン容積の一定した、で
きの良いパンを得ることができるものである。
電力供給をON−OFFさせる時間比とその回数、更
に、時間比と回数を変え、それを周期的に繰り返す条件
を実施例1と同様の方法にて設定する。つまり、(t2
)以後の電力供給をON−OFFさせる時間比と回数
(t3 −t4 )/(t2 −t3 )×P=K(Δt)/
(Δθ)と第1周期、(t6 −t7 )/(t5 −t6 )
×P1 =K1 (Δt)/(Δθ)を第2周期とし、これ
を繰り返すものである。例えば、上記、自動成パン機の
場合、第1周期において、環境温度が常温時の電力供給
をON−OFFさせる時間比を約(1/2)/(30)、
環境温度が低温時の電力供給をON−OFFさせる時間
比を約(1)/(30)に設定する。次ぎに、第2周期
において、環境温度が常温時の電力供給をON−OFF
させる時間比を約(1〜11/2)/(30)、環境温度
が低温時の電力供給をON−OFFさせる時間比を約
(11/2〜2)/(30)に設定する。これにより、こ
の図の様に、電力供給の1回のON時間、OFF時間が
非常に短いものとなるため、パン生地外皮部の急激な温
度変化がなくなり、更に、パン生地全体の温度が所望温
度である(θ1 )を呈するものである。 この結果。環
境温度の低温時における、パン生地外皮部のイ−スト菌
の活性力の低下防止、パン生地の膨化力低下の防止によ
り、何時も、すだちの均質な、パン容積の一定した、で
きの良いパンを得ることができるものである。
【0057】(実施例7)図8(環境温度の低温時を図
示)において、醗酵工程、焼成工程における、温度変化
とその時の電力供給量を示し、図の表示方法は実施例1
と同様である。
示)において、醗酵工程、焼成工程における、温度変化
とその時の電力供給量を示し、図の表示方法は実施例1
と同様である。
【0058】さて、図8に示すように、まず、発酵工程
のスタ−ト(t1 )より一定時間(Δt)後の(t2 )
に加えて、第1ガス抜き(t4 )後において、一定時間
(Δt)前との温度変化量(Δθ1 )より、(t4 )以
後の電力供給量を設定する。
のスタ−ト(t1 )より一定時間(Δt)後の(t2 )
に加えて、第1ガス抜き(t4 )後において、一定時間
(Δt)前との温度変化量(Δθ1 )より、(t4 )以
後の電力供給量を設定する。
【0059】次に、(t2 )時、第1ガス抜き(t4 )
時に加えて、第2ガス抜き(t6 )後において、一定時
間(Δt)前との温度変化量(Δθ2 )より、(t6 )
以後の電力供給量を設定する。
時に加えて、第2ガス抜き(t6 )後において、一定時
間(Δt)前との温度変化量(Δθ2 )より、(t6 )
以後の電力供給量を設定する。
【0060】次に、(t2 )時、第1ガス抜き(t4 )
時、第2ガス抜き(t6 )時に加えて、焼成工程のスタ
−ト(t8 )において、一定時間(Δt)前との温度変
化量(Δθ3 )より、(t8 )以後の電力供給量を設定
する。
時、第2ガス抜き(t6 )時に加えて、焼成工程のスタ
−ト(t8 )において、一定時間(Δt)前との温度変
化量(Δθ3 )より、(t8 )以後の電力供給量を設定
する。
【0061】つまり、(t4 )以後の電力供給量(w3
)=K1 (Δt)/(Δθ1 )である。例えば、上
記、自動製パン機の場合、環境温度が常温時の電力供給
量を約6〜12 (最適は10)、環境温度が低温時の
電力供給量を約8〜20(最適は15)に設定する。
)=K1 (Δt)/(Δθ1 )である。例えば、上
記、自動製パン機の場合、環境温度が常温時の電力供給
量を約6〜12 (最適は10)、環境温度が低温時の
電力供給量を約8〜20(最適は15)に設定する。
【0062】次に、(t6 )以後の電力供給量(w4 )
=K2 (Δt)/(Δθ2 )である。
=K2 (Δt)/(Δθ2 )である。
【0063】例えば、上記、自動製パン機の場合、環境
温度が常温時の電力供給量を約12ワット〜18ワット(最適
ワットは15ワット)、環境温度が低温時の電力供給量を約1
2ワット〜20ワット(最適ワットは15ワット)に設定する。
温度が常温時の電力供給量を約12ワット〜18ワット(最適
ワットは15ワット)、環境温度が低温時の電力供給量を約1
2ワット〜20ワット(最適ワットは15ワット)に設定する。
【0064】次に、(t8 )以後の電力供給量(w5 )
=K3 (Δt)/(Δθ3 )である。
=K3 (Δt)/(Δθ3 )である。
【0065】例えば、上記、自動製パン機の場合、環境
温度が常温時の電力供給量を約350 環境温度が低温
時の電力供給量を約400 に設定する。
温度が常温時の電力供給量を約350 環境温度が低温
時の電力供給量を約400 に設定する。
【0066】これにより、この図の様に、各工程毎に電
力供給量を設定することにより、発酵工程、焼成工程に
おいて、温度検知が所望温度である(θ1 )または、
(θ3)に達しないようなこともあるが、パン生地温度
は所望温度である(θ1 )または(θ3 )を呈するもの
である。
力供給量を設定することにより、発酵工程、焼成工程に
おいて、温度検知が所望温度である(θ1 )または、
(θ3)に達しないようなこともあるが、パン生地温度
は所望温度である(θ1 )または(θ3 )を呈するもの
である。
【0067】この結果、環境温度にかかわらず、発酵工
程において、工程中の、パン生地温度が一定になること
による、終始イ−スト菌の活性力の一定化、パン生地の
ガス保持時間の長時間化、環境温度や材料配合などのバ
ラツキにおいても、何時も同品質の、容積の大きい、で
きの良いパンを得ることができるものである。特に、発
酵時間の長いフランスパン、タンパク含量の少ない全粒
粉パンにおいて出来の良いパンをえるとこができる。ま
た、焼製工程において、パン生地温度上昇速度の一定化
により、イ−スト菌の活性力の失活速度の一定化によ
り、何時も、食感の優れた同品質の、できの良いパンを
得ることができるものである。
程において、工程中の、パン生地温度が一定になること
による、終始イ−スト菌の活性力の一定化、パン生地の
ガス保持時間の長時間化、環境温度や材料配合などのバ
ラツキにおいても、何時も同品質の、容積の大きい、で
きの良いパンを得ることができるものである。特に、発
酵時間の長いフランスパン、タンパク含量の少ない全粒
粉パンにおいて出来の良いパンをえるとこができる。ま
た、焼製工程において、パン生地温度上昇速度の一定化
により、イ−スト菌の活性力の失活速度の一定化によ
り、何時も、食感の優れた同品質の、できの良いパンを
得ることができるものである。
【0068】
【発明の効果】以上のように本発明の自動製パン機は、
環境温度の低温時における、醗酵工程において、焼成室
が醗酵温度に達しないような、低い電力の供給により、
パン生地温度を所望の醗酵温度以上に上がらないように
することにより、イ−スト菌の活性に抑制、パン生地の
膨化抑制、パン生地の劣化抑制により、キメに細かい、
膜の薄い、かつ、すだちが均一、舌触りのソフトな、形
は山型を呈したパンを得ることができる。
環境温度の低温時における、醗酵工程において、焼成室
が醗酵温度に達しないような、低い電力の供給により、
パン生地温度を所望の醗酵温度以上に上がらないように
することにより、イ−スト菌の活性に抑制、パン生地の
膨化抑制、パン生地の劣化抑制により、キメに細かい、
膜の薄い、かつ、すだちが均一、舌触りのソフトな、形
は山型を呈したパンを得ることができる。
【0069】又、環境温度の低温時における、醗酵工程
において、醗酵設定温度の補正、電力供給量の変更、ま
たは、醗酵設定温度の補正と電力供給量の変更を行なう
ことにより、パン生地温度はを一定に保つことにより、
イ−スト菌の活性力の一定化、及び、適正な活性力の維
持、パン生地劣化防止、パン生地の膨化速度の一定化、
及び、適正なパン生地膨化速度の維持により、製パンに
おける、あらゆるバラツキにかかわらず、何時も同容積
で、かつ、できの良いパンを得ることができるものであ
る。
において、醗酵設定温度の補正、電力供給量の変更、ま
たは、醗酵設定温度の補正と電力供給量の変更を行なう
ことにより、パン生地温度はを一定に保つことにより、
イ−スト菌の活性力の一定化、及び、適正な活性力の維
持、パン生地劣化防止、パン生地の膨化速度の一定化、
及び、適正なパン生地膨化速度の維持により、製パンに
おける、あらゆるバラツキにかかわらず、何時も同容積
で、かつ、できの良いパンを得ることができるものであ
る。
【0070】又、環境温度の低温時における、醗酵工程
において、電力供給をON−OFFさせる時間比の設
定、更に、電力供給をON−OFFさせる時間比と回数
を2種類設定し、これを繰り替えすことにより、パン生
地外皮部温度の急激な温度変化を少なくし、パン生地全
体が一定に保つことにより、パン生地外皮部の乾燥、及
び、熱変性防止、パン生地の適正な活性力の維持によ
り、パンの内部に縞を生じることなく何時も同容積で、
かつ、できの良いパンを得ることができるものである。
において、電力供給をON−OFFさせる時間比の設
定、更に、電力供給をON−OFFさせる時間比と回数
を2種類設定し、これを繰り替えすことにより、パン生
地外皮部温度の急激な温度変化を少なくし、パン生地全
体が一定に保つことにより、パン生地外皮部の乾燥、及
び、熱変性防止、パン生地の適正な活性力の維持によ
り、パンの内部に縞を生じることなく何時も同容積で、
かつ、できの良いパンを得ることができるものである。
【0071】又、環境温度の低温時における、混捏終了
時、第1ガス抜き時、第2ガス抜き時において、電力供
給量を変化させることにより、パン生地温度上昇速度を
一定にすることになり、イ−スト菌の活性力の失活速度
が一定化され、何時も、食感の優れた同品質の、できの
良いパンを得ることができるものである。以上の様に、
いかなる環境温度にかかわらず、パン品質に差が生じる
ことがなく、一定品質の製パンのできる非常に優れた自
動製パン機を提供することができる。
時、第1ガス抜き時、第2ガス抜き時において、電力供
給量を変化させることにより、パン生地温度上昇速度を
一定にすることになり、イ−スト菌の活性力の失活速度
が一定化され、何時も、食感の優れた同品質の、できの
良いパンを得ることができるものである。以上の様に、
いかなる環境温度にかかわらず、パン品質に差が生じる
ことがなく、一定品質の製パンのできる非常に優れた自
動製パン機を提供することができる。
【図1】本発明の実施例における構成図
【図2】第1の実施例における温度変化と電力供給図
【図3】第2の実施例における温度変化と電力供給図
【図4】第3の実施例における温度変化と電力供給図
【図5】第4の実施例における温度変化と電力供給図
【図6】第5の実施例における温度変化と電力供給図
【図7】第6の実施例における温度変化と電力供給図
【図8】第7、第8、第9の実施例における温度変化と
電力供給図
電力供給図
【図9】従来の自動製ぱん機における構成図
【図10】従来の自動製パン機における温度変化と電力
供給図
供給図
1 焼成室 2 練り羽根 3 パン焼き型 4 駆動源 5 熱源 6 温度検知装置 7 電力可変装置 8 制御装置
Claims (9)
- 【請求項1】製パンを行うための焼成室内に、製パン材
料を入れる練り羽根付きのパン焼き型、及び練り羽根を
回転させ混捏、及び、ガス抜き調理を行うための駆動
源、加熱調理を行うための熱源、焼成室の温度を検知す
る温度検知装置、これらを制御する制御装置と、この制
御装置の制御条件を設定する入力装置を備え、醗酵工程
において、前記制御装置により焼成室の温度を一定の醗
酵温度に温度制御を行い、一定の環境温度以下において
は、最大供給電力を前記醗酵温度に達しないような低い
電力に設定することを特徴とする自動製パン機。 - 【請求項2】醗酵工程において、焼成室の検知温度の変
化量に応じて、焼成室の発酵温度を補正することを特徴
とする請求項1記載の自動製パン機。 - 【請求項3】熱源への電力供給量を可変させる電力可変
装置を設け、醗酵工程において、焼成室の検知温度の変
化量に応じて、電力供給量を変化させることを特徴とす
る請求項1記載の自動製パン機。 - 【請求項4】熱源への電力供給量を可変させる電力可変
装置を設け、発酵工程において、焼成室の検知温度の変
化量に応じて、電力供給量を変化させるとともに、発酵
温度を補正することを特徴とする請求項1記載の自動製
パン機。 - 【請求項5】発酵工程において、極めて簡単な構成で電
力供給量を調節することが出来るデユ−テイ−制御を用
い、焼成室の検知温度の変化量に応じて、熱源への電力
供給が有無する時間比を変化させることを特徴とする請
求項1記載の自動製パン機。 - 【請求項6】発酵工程において、デユ−テイ−制御を用
い、焼成室の検知温度の変化量に応じて、熱源への電力
供給が有無する時間比を変化させるとともに、更に、そ
の時間比を周期的に変化させることを特徴とする請求項
1記載の自動製パン機。 - 【請求項7】、混捏後の発酵工程直後に加え、第1ガス
抜き後において、焼成室の検知温度の変化量に応じて、
電力供給量を変化させることを特徴とする請求項1記載
の自動製パン機。 - 【請求項8】混捏後の発酵工程直後、第1ガス抜き後に
加え、第2ガス抜き後において、焼成室の検知温度の変
化量に応じて、電力供給量を変化させることを特徴とす
る請求項1記載の自動製パン機。 - 【請求項9】焼成工程において、焼成室の検知温度の変
化量に応じて、電力供給量を変化させることを特徴とす
る請求項1記載の自動製パン機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17799292A JPH0622859A (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | 自動製パン機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17799292A JPH0622859A (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | 自動製パン機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0622859A true JPH0622859A (ja) | 1994-02-01 |
Family
ID=16040649
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17799292A Pending JPH0622859A (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | 自動製パン機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0622859A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0989072A2 (en) | 1998-09-25 | 2000-03-29 | Sumitomo Rubber Industries Ltd. | Wide-mouth container made of synthetic resin and method of manufacturing pressure resistant wide-mouth container |
-
1992
- 1992-07-06 JP JP17799292A patent/JPH0622859A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0989072A2 (en) | 1998-09-25 | 2000-03-29 | Sumitomo Rubber Industries Ltd. | Wide-mouth container made of synthetic resin and method of manufacturing pressure resistant wide-mouth container |
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