JPH09224313A - 電磁誘導ゴルフカートのための誘導ケーブル敷設方法 - Google Patents

電磁誘導ゴルフカートのための誘導ケーブル敷設方法

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JPH09224313A
JPH09224313A JP5415296A JP5415296A JPH09224313A JP H09224313 A JPH09224313 A JP H09224313A JP 5415296 A JP5415296 A JP 5415296A JP 5415296 A JP5415296 A JP 5415296A JP H09224313 A JPH09224313 A JP H09224313A
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JP
Japan
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cable
induction
road surface
road
laying
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JP5415296A
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Masaharu Imai
雅晴 今井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 施工に要する工期が長くて作業コストが高い
ほか、路面に段差や陥没を発生させやすく、さらには、
敷設後の誘導ループ線の交換・補修作業も煩雑だった。 【解決手段】 誘導ループ線12を耐熱性被覆材13で
覆ってなる誘導ケーブル11を舗装カート道21の路面
21a所定位置に接着剤を用いて仮止めするケーブル仮
止め工程と、前記誘導ケーブルを中心に所定のプライマ
ー23を路面21a上に塗布するプライマー塗布工程
と、誘導ケーブル11を含む前記プライマー23の塗布
面に道路用塗料を誘導ケーブル11を覆うに足りる厚さ
で溶着して路面21a上にケーブル保護層24を形成す
ることにより前記誘導ケーブル11を路面21aに固定
するケーブル固定工程とを少なくとも経て誘導ケーブル
11を舗装カート道21に敷設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電磁誘導ゴルフカー
トのための誘導ケーブル敷設方法に係り、さらに詳しく
は、路面に傷を付けることなく誘導ケーブルを舗装カー
ト道に設置できるほか、施工の迅速・低コスト化と保守
作業の容易化とを同時に実現することができる電磁誘導
ゴルフカートのための誘導ケーブル敷設方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電磁誘導ゴルフカートは、予め定められ
ている走行ルートに沿わせて設置されている誘導ループ
線を介して走行を制御することにより自動走行できるよ
うになっており、ゴルフコースにおけるゴルフバッグ等
の自動搬送手段として広く利用されている。
【0003】ところで、電磁誘導ゴルフカートの走行を
制御する上で必要不可欠な上記誘導ループ線は、予め定
められている走行ルートがアスファルト道やコンクリー
ト道(以下、「舗装カート道」という)である場合、該
舗装カート道に埋設することにより設置されることにな
る。
【0004】この場合における施工手法は、まず、舗装
カート道の路面に溝切りカッターを用いて例えば幅10
mmで深さが40mm程度の溝をセンターラインに位置
する走行ルートに沿わせて刻入し、該溝内に誘導ループ
線を配設した後、前記溝内に目地材を充填して埋め戻す
ことにより行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、舗装カート
道に誘導ループ線を埋設する上記従来手法によっても電
磁誘導ゴルフカートを所定の走行ルートに沿わせて走行
制御できるように敷設することはできる。
【0006】しかし、舗装カート道に誘導ループ線を埋
設するためには、まず、路面に対し溝の刻入位置を定め
るガイドラインを付する墨出し作業を行った後、溝切り
カッターを用いて溝切り作業を行って溝を刻入し、しか
る後、高圧洗浄機を用いて路面清掃を行い、誘導ループ
線を前記溝内に配設し、アスファルト合材やブロンアス
ファルト、モルタルなどの目地材を充填する埋め戻し作
業を経なければならず、工期が長くなるほか、作業コス
トも高くなるという不都合があった。
【0007】また、舗装カート道に刻入された溝には、
目地材が充填されてはいるものの、路面が強度的に不均
一になって段差や陥没が発生しやすくなるほか、特に寒
冷地にあっては溝内に侵入した雨水等の水液が凍結した
り、霜柱となって凍上することにより、路面が持ち上が
って段差が生じ、電磁誘導ゴルフカートの円滑な走行を
阻害する要因となる不具合もあった。
【0008】さらには、誘導ループ線は、埋設構造のも
とで敷設されているが故に保守点検時における不良箇所
の発見が容易でないばかりでなく、発見された不良箇所
に位置する誘導ループ線の交換・補修作業も非常に煩雑
になるなどの不都合もあった。
【0009】本発明は従来手法にみられた上記課題に鑑
み、誘導ループ線の敷設作業を簡易化して工期の短縮と
作業コストの低減化に寄与させることができるほか、路
面の損傷も防ぐことができ、さらには、補修作業の容易
化も同時に実現することができる電磁誘導ゴルフカート
のための誘導ケーブル敷設方法を提供することにその目
的がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するものであり、そのうち、第1の発明の構成上の特徴
は、舗装カート道の路面所定位置に誘導ループ線を耐熱
性被覆材で覆ってなる誘導ケーブルを配設した後、該誘
導ケーブルを覆うに足りる厚さで道路用塗料を溶着して
路面上にケーブル保護層を形成することにより、前記誘
導ケーブルを路面に固定することにある。
【0011】また、第2の発明の構成上の特徴は、誘導
ループ線を耐熱性被覆材で覆ってなる誘導ケーブルを舗
装カート道の路面所定位置に接着剤を用いて仮止めする
ケーブル仮止め工程と、前記誘導ケーブルを中心に所定
のプライマーを路面上に塗布するプライマー塗布工程
と、誘導ケーブルを含む前記プライマーの塗布面に道路
用塗料を誘導ケーブルを覆うに足りる厚さで溶着して路
面上にケーブル保護層を形成することにより前記誘導ケ
ーブルを路面に固定するケーブル固定工程とを少なくと
も経ることにある。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明方法を適用して得
られる誘導ケーブルの敷設状態の一例を示し、図2と図
3とは、その際に用いられる誘導ケーブルの断面構造を
例示するものである。
【0013】これらの図を参照しながら本発明方法にお
ける第1の発明の実施の形態をまず説明すれば、電磁誘
導ゴルフカートの走行ルートである舗装カート道21の
路面21aの所定位置、例えば路面21aの略センター
ライン上には、誘導ループ線12を耐熱性被覆材13で
覆ってなる適宜長さの誘導ケーブル11が配設される。
しかる後、該誘導ケーブル11には、これを覆うに足り
る厚さを保持させた道路用塗料を溶着することにより、
路面21a上にケーブル保護層24が形成され、該ケー
ブル保護層24により前記誘導ケーブル11が路面21
aに固定されることになる。
【0014】この場合、前記誘導ケーブル11は、図2
に示すように錫メッキ軟銅撚り線からなるコアとしての
誘導ループ線12と、内層よりフッ素樹脂被覆層13a
とガラス繊維編組被覆層13bとナイロン被覆層13c
との順で三層構造となって誘導ループ線12を覆う耐熱
性被覆材13とで、3〜6mm程度の外径R、より好ま
しくは4mm程度の外径Rを備えて形成されたものを好
適に用いることができる。
【0015】また、前記誘導ケーブル11は、図3に示
すように多数本の銅素線を結束した結束線を2本平行に
配列してなるるコアとしての誘導ループ線15と、内層
よりシリコーンゴム絶縁層16aとガラス繊維編組被覆
層16bとワニス塗布層16cとの順で三層構造となっ
て誘導ループ線15を覆う耐熱性被覆材16とで、最大
横幅aが10〜6mm程度で、最大高さbが6〜3mm
程度の略長円形状や楕円形状を呈するものを用いること
もできる。
【0016】なお、前記誘導ケーブル11は、路面21
a上にて高温な道路用塗料と直接接触し、しかも、車輪
等の重量を直接受けることがあっても所要の耐久性を保
持し得るものでれば上記構造に限定されることなく、適
宜のものを採用することができる。
【0017】また、上記ケーブル保護層24の形成材料
である道路用塗料については、いわゆる溶着型トラフィ
ックペイントと称されている路面表示用の粉体塗料に例
えば粉体カーボンを混入するなど、所望する色彩を呈す
る粉状混合体を好適に用いることができ、例えばセンタ
ーライン施工機(公知の道路標示区画線施工機等)を利
用して路面21aに溶着するなど、適宜の溶着手法を用
いることにより、誘導ケーブル11が4mm程度の外径
R(図2参照)もしくは最大高さb(図3参照)のもの
であれば、路面21aに例えば8mm程度の厚さを有す
るケーブル保護層24が形成されることになる。
【0018】この際、前記ケーブル保護層24が上記セ
ンターライン施工機を用いて形成されるものである場合
には、図1に示すように、横幅Wが150〜50mm
で、厚さが12〜5mmの範囲内、好ましくは横幅Wを
10mm前後とし、水平な頂面24aに位置する最大厚
さT1 を8mmとし、その左右に形成される傾斜面の終
端に位置する最小厚さT2 を3mm程度にした道路用塗
料を路面21aに溶着することにより形成されることに
なる。なお、作業効率を考慮するならば、上記センター
ライン施工機を用いるのが最も好ましいが、必要により
その他の適宜の手法により前記道路用塗料を所定厚さに
溶着して形成することができ、その際に形成されるケー
ブル保護層24の断面形状についても、例えば円弧形状
や台形形状など、少なくとも誘導ケーブル11を確実、
かつ、安定的に路面21aの側に固定することができる
ものであれば、適宜形状を呈するものを採用することが
できる。
【0019】一方、本発明における第2の発明の実施の
形態を説明すれば、前記誘導ケーブル11を舗装カート
道21の路面21a上の所定位置に仮止めするケーブル
仮止め工程と、仮止めされた前記誘導ケーブル11を中
心にプライマー面23を路面21a上に設けるプライマ
ー塗布工程と、前記誘導ケーブル11を含む前記プライ
マー面23内に道路用塗料を前記誘導ケーブル11を覆
うに足りる厚さで路面21aに溶着して路面21a上に
ケーブル保護層24を形成することにより前記誘導ケー
ブル11を路面21aに固定するケーブル固定工程とを
少なくとも経ることにより行われる。なお、前記誘導ケ
ーブル11は、上述した第1の発明において用いられる
ものと同一構造のものが使用されている。
【0020】このうち、ケーブル仮止め工程は、舗装カ
ート道21の路面21a上の所定位置、好ましくはセン
ターライン上に誘導ケーブル11を載置しながら、例え
ばコンクリートボンドや顔料を混入する前の前記溶着型
トラフィックペイントなど、適宜組成の接着剤を用いた
接合固定手段のほか、くぎ止め等の適宜の機械的固定手
段を用いて所定間隔をあけたポイント毎に路面21aに
固定させることにより行われる。
【0021】上記ケーブル仮止め工程を経た後に行われ
るプライマー塗布工程は、路面21aへの前記道路用塗
料との溶着反応を促進したり、路面21aに対する前記
道路用塗料の馴染みをよくするために行われるものであ
り、誘導ケーブル11を中心にして道路用塗料の塗布幅
よりやや広くして帯状に塗布(例えば、予定している道
路用塗料の塗布幅が100mmであるとするならば、1
20mm程度の横幅で塗布)することにより行われる。
この際に用いられるプライマーについては、特に制限は
なく、例えばトルエン系の接着剤など、相手材との関係
で最適と思われるものを適宜選択使用することができ
る。
【0022】プライマー塗布工程を終えた後に行われる
前記ケーブル固定工程は、本発明における第1の発明の
実施の形態において既に説明したと同様に、既成のセン
ターライン施工機(公知の道路標示区画線施工機等)を
利用して行うのが好ましく、この場合、路面21aへの
道路用塗料の溶着は、横幅Wが150〜50mmで、厚
さが12〜5mmの範囲内、好ましくは横幅Wが10m
m前後、水平な頂面24aに位置する最大厚さT1 が8
mmで、その左右に形成される傾斜面24bの終端に位
置する最小厚さT2 が3mm程度とするのが望ましい。
なお、作業効率を考慮するならば上記センターライン施
工機を用いるのが最も好ましいが、本発明における第1
の発明と同様に、必要によりその他の適宜の手法により
道路用塗料を塗着するものであってもよい。
【0023】上記ケーブル固定工程を経ることにより、
路面21a上に図1に示すケーブル保護層24が形成さ
れる結果、前記誘導ケーブル11は、自然冷却後に固化
されたケーブル保護層24により覆われた状態となって
路面21aに固定され、舗装カート道21に敷設される
ことになる。
【0024】なお、本発明における第2の発明におい
て、前記ケーブル仮止め工程は、道路用塗料を予定位置
に正しく溶着するためのガイドライン22を図1に示す
ように路面21aに付する墨出し工程を経た後の次工程
として行うものであってもよく、この場合、路面21a
に対しケーブル保護層24をより正確な位置関係を確保
しながら形成することができることになる。
【0025】本発明はこのようにして構成されているの
で、誘導ケーブル11は、舗装カート道21に溝を刻入
することなく路面21a上に単にケーブル保護層24を
形成して固定することができるので、舗装カート道21
に対しより簡易に敷設することができる。したがって、
敷設作業は、溝に埋設する従来手法に対し工期を約1/
3程度に短縮して施工することができるほか、敷設コス
トも従来手法による場合の80%程度に低減することが
できる。さらに、路面21aに対し一切傷を付けること
なく施工することができるので、凍上による路面の持上
りなどに起因する段差の発生もなくすることができるの
で、舗装カート道21自体の耐久性も飛躍的に向上させ
ることができる。
【0026】しかも、誘導ケーブル11は、これを確実
に覆うに足りる厚さを備えたケーブル保護層24により
保護されているので、敷設後も十分な耐久性を保持して
長期にわたり安定的に使用継続することができる。
【0027】また、前記誘導ケーブル11は、図2に示
すように中心に位置する誘導ループ線12と、フッ素樹
脂被覆層13aとガラス繊維編組被覆層13bとナイロ
ン被覆層13cとの順で三層構造となって前記誘導ルー
プ線12を覆う耐熱性被覆材13とで形成されている場
合には、道路用塗料を溶着してケーブル保護層24を形
成する際にも優れた耐熱性を発揮させることができる。
【0028】さらに、図3に示すように、二列に平行さ
せて配置した誘導ループ線15,15と、これら誘導ル
ープ線15,15をシリコーンゴム絶縁層16aとガラ
ス繊維編組被覆層16bとワニス塗布層16cとの順で
三層構造となって覆う耐熱性被覆材16とで形成されて
いる場合には、上方からの付加加重に対する耐久性を高
めてやることができるほか、最大高さbもより小さくす
ることができるので、ケーブル保護層24の厚さをより
低くすることができる。
【0029】さらにまた、敷設後の誘導ケーブル11
は、ケーブル保護層24により覆われてはいるもの、舗
装カート道21の路面21a上に単に載置されているに
過ぎないことから、敷設後における誘導ケーブル11の
故障位置の特定も容易に行うことができるほか、特定さ
れた部位のケーブル保護層24を除去して誘導ケーブル
11を取り出し、極く簡単に補修することもできる。
【0030】一方、舗装カート道21に対する誘導ケー
ブル11の敷設が本発明における第2の発明のように、
ケーブル仮止め工程とプライマー塗布工程とケーブル固
定工程とを少なくとも経ることにより行われるものであ
るときは、路面21aへの誘導ケーブル11の配設作業
を円滑に行うことができるほか、道路用塗料の路面21
aへの溶着反応を高めて難剥離状態のもとでケーブル保
護層24を形成することもできるので、敷設作業の効率
化と耐久性確保とを同時に達成することができることに
なる。
【0031】しかも、この場合、上記ケーブル仮止め工
程が事前に行われる墨出し工程を経た後の次工程として
行われるものであるときは、路面21aに付されたガイ
ドラインを目印にしてより正確な位置関係のもとで誘導
ケーブル11を路面21aに仮止めすることができるの
で、道路用塗料の路面21aへの溶着作業もより正確に
遂行することができる。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、誘導
ケーブルは、舗装カート道に溝を刻入することなく単に
ケーブル保護層を形成して固定することができるので、
その敷設作業もそれだけ簡易化して、施工工期の短縮と
施工コストの低減とを同時に達成することができるほ
か、敷設後における故障箇所も容易に特定することがで
き、その補修も非常に簡単に行うことができる。
【0033】また、路面に対し一切傷を付けることなく
施工することができるので、凍上による路面の持上りな
どに起因する段差の発生もなくすることができるので、
舗装カート道自体の耐久性も飛躍的に向上させることが
できる。
【0034】しかも、誘導ケーブルは、これを確実に覆
うに足りる厚さを備えたケーブル保護層により保護され
ているので、敷設後も十分な耐久性を保持して長期にわ
たり安定的に使用継続することができる。
【0035】さらに、前記誘導ケーブルは、誘導ループ
線を耐熱性被覆材で覆って形成されているので、道路用
塗料を溶着してケーブル保護層を形成する際にも優れた
耐熱性を発揮させることができる。
【0036】一方、本発明における第2の発明のよう
に、舗装カート道に対する誘導ケーブルの敷設が、ケー
ブル仮止め工程とプライマー塗布工程とケーブル固定工
程とを少なくとも経ることにより行われるものであると
きは、路面への誘導ケーブルの配設作業を円滑に行うこ
とができるほか、道路用塗料の路面への溶着反応を高め
て難剥離状態のもとでケーブル保護層を形成することも
できるので、敷設作業の効率化と耐久性確保とを同時に
達成することができることになる。
【0037】しかも、この場合、上記ケーブル仮止め工
程が事前に行われる墨出し工程を経た後の次工程として
行われるものであるときは、路面に付されたガイドライ
ンを目印にしてより正確な位置関係のもとで誘導ケーブ
ルを路面に仮止めすることができるので、道路用塗料の
路面への溶着作業もより正確に遂行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を適用して形成される誘導ケーブル
の配設構造の一例を示す説明図である。
【図2】本発明方法に用いられる誘導ケーブルの一例を
示す拡大断面図である。
【図3】本発明方法に用いられる誘導ケーブルの他例を
示す拡大断面図である。
【符号の説明】
11 誘導ケーブル 12,15 誘導ループ線 13,16 耐熱性被覆材 13a フッ素樹脂被覆層 13b ガラス繊維編組被覆層 13c ナイロン被覆層 16a シリコーンゴム絶縁層 16b ガラス繊維編組被覆層 16c ワニス塗布層 21 舗装カート道 21a 路面 22 ガイドライン 23 プライマー 24 ケーブル保護層 24a 頂面 24b 傾斜面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 舗装カート道の路面所定位置に誘導ルー
    プ線を耐熱性被覆材で覆ってなる誘導ケーブルを配設し
    た後、該誘導ケーブルを覆うに足りる厚さで道路用塗料
    を溶着して路面上にケーブル保護層を形成することによ
    り、前記誘導ケーブルを路面に固定することを特徴とす
    る電磁誘導ゴルフカートのための誘導ケーブル敷設方
    法。
  2. 【請求項2】 誘導ループ線を耐熱性被覆材で覆ってな
    る誘導ケーブルを舗装カート道の路面所定位置に接着剤
    を用いて仮止めするケーブル仮止め工程と、前記誘導ケ
    ーブルを中心に所定のプライマーを路面上に塗布するプ
    ライマー塗布工程と、誘導ケーブルを含む前記プライマ
    ーの塗布面に道路用塗料を誘導ケーブルを覆うに足りる
    厚さで溶着して路面上にケーブル保護層を形成すること
    により前記誘導ケーブルを路面に固定するケーブル固定
    工程とを少なくとも経ることを特徴とする電磁誘導ゴル
    フカートのための誘導ケーブル敷設方法。
  3. 【請求項3】 前記ケーブル仮止め工程は、道路用塗料
    を予定位置に正しく溶着するためのガイドラインを路面
    に付する墨出し工程を経た後の次工程として行うことを
    特徴とする請求項2記載の電磁誘導ゴルフカートのため
    の誘導ケーブル敷設方法。
  4. 【請求項4】 路面に対する道路用塗料の溶着は、横幅
    を150〜50mmとし、厚さを15〜5mmの範囲内
    として行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
    記載の電磁誘導ゴルフカートのための誘導ケーブル敷設
    方法。
JP5415296A 1996-02-16 1996-02-16 電磁誘導ゴルフカートのための誘導ケーブル敷設方法 Pending JPH09224313A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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