JPH09224040A - 多重化スイッチ - Google Patents

多重化スイッチ

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JPH09224040A
JPH09224040A JP8054022A JP5402296A JPH09224040A JP H09224040 A JPH09224040 A JP H09224040A JP 8054022 A JP8054022 A JP 8054022A JP 5402296 A JP5402296 A JP 5402296A JP H09224040 A JPH09224040 A JP H09224040A
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JP
Japan
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communication address
communication
frame
standby
active
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JP8054022A
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English (en)
Inventor
Masaru Sato
勝 佐藤
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】運用系から予備系に切換えられても、通信相手
の装置における通信アドレスの切り換えを不要とし、長
時間の通信断を解消する装置の提供。 【解決手段】多重化スイッチ1が、運用系の一の装置へ
送信するためにネットワークを経由してスイッチに送ら
れてきたフレームを宛先装置に変換すると共に、装置か
ら多重化スイッチ1に送られてきたフレームの発信元を
多重化スイッチの通信アドレスに変換するフレーム変換
部15と、運用系と予備系のデータパスを切り換えを制
御するデータパス切換部13と、障害を検出する監視部
16と、装置側及びネットワーク側のインタフェース1
1a〜11dと、各バッファ12a〜12dを備え、運
用系の異常を検出した際にデータパス切換部14が予備
系に切り換え、フレーム変換部15は、フレームを予備
系側に自動で変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多重化スイッチに
関し、特にローカルエリアネットワーク(LAN)等を
用いたネットワークシステムの信頼性を向上させるため
に、ホストコンピュータやサーバ等の装置の多重化に用
いて好適な多重化スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】接続される全ての装置に対して、固有の
通信アドレスを割り当て、各装置間の相互通信を実現し
ているネットワークシステムにおいてホストコンピュー
タやサーバ等の装置の多重化を行う従来の方式において
は、障害等により、運用系装置から予備系装置への切り
換えを行う場合、通信相手装置においても、これまで通
信において使用していた運用系装置の通信アドレスを、
予備系装置の通信アドレスに切り換えていた。なお、こ
の種のLANの多重化装置の従来技術としては、特開平
3-205943号公報、特開平1-226242号公報等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のネ
ットワークシステムにおいては、多重化されたホストコ
ンピュータやサーバ等の装置を、障害等により、運用系
装置から予備系装置に切り換える際、通信相手装置にお
いても、これまで通信において使用していた運用系装置
の通信アドレスを、予備系の通信アドレスに切り換える
ことが必要とされ、このため、通信の復旧に時間を要
し、長時間の通信断が生じるという問題点があった。
【0004】従って、本発明は、上記問題点に鑑みて為
されたものであって、多重化された装置が、運用系から
予備系に切り換えられたとしても、その通信相手の装置
における通信アドレスの切り換えを不要とし、長時間の
通信断を解消する装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、接続される全ての装置に対して、固有の
通信アドレスを割り当て、各装置間の相互通信を実現し
ているネットワークシステムにおいて、運用系/予備系
とするハードウェアの多重化が必要となる装置を複数台
接続し、前記複数台接続された装置と通信相手装置との
通信の送受信フレームを変換することにより代行し、前
記運用系装置の異常を検出した場合、前記運用系装置か
ら予備系装置に自動で切り換え、通信相手装置側におい
て、この運用系装置から予備系装置への切り換えの際の
変更作業を不要としたことを特徴とする多重化スイッチ
を提供する。
【0006】本発明においては、前記通信相手装置が、
前記運用系又は予備系の装置にフレームを転送する際
に、前記フレームの通信アドレスとして前記多重化スイ
ッチの通信アドレスを用い、前記多重化スイッチが自動
で前記フレームの通信アドレスを運用系又は予備系の装
置の通信アドレスに変換することを特徴とする。
【0007】本発明によれば、多重化された装置が、運
用系から予備系に切り換えられた際に、その通信相手の
装置における通信アドレスの切り換えを不要とし、従来
の方式で問題とされた、長時間の通信断を回避したもの
である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して以下に説明する。図1に、本発明の一実施形
態に係る多重化スイッチ1の構成をブロック図にて示
す。
【0009】図1を参照して、多重化スイッチ1は、多
重化する装置との接続用のインタフェース11aおよび
11bと、ネットワークとの接続用のインタフェース1
1c及び11dと、これらの各インタフェースに対応す
る送受信バッファ12a、12b、12c、及び12d
と、異なる2種類の接続インタフェースにおいて、いず
れか一方を選択し、選択したインタフェース間のデータ
パスを確立するデータパス切換部13と、多重化スイッ
チ1自身の通信アドレスと、装置接続インタフェースに
接続される装置の通信アドレスと、データパスの確立情
報と、設定されたデータパスの確立優先順位の情報を保
持する記憶部14と、記憶部14に設定された情報に従
いネットワークから受信したフレームを、データパスが
確立している装置接続インタフェースに接続されている
装置が宛先となるフレームに変換し、装置からの受信フ
レームを多重化スイッチ1が送信元となるフレームに変
換するフレーム変換部15と、データパスが確立してい
るインタフェースの状態を監視し、そのインタフェース
に異常が発生した場合には、データパス切換部13に別
のデータパスに切り換えることを指示する監視部16
と、から構成されている。
【0010】図3に、記憶部14に保持される情報の一
例を示す。
【0011】図3に示す通り、記憶部14には、装置接
続用のインタフェース情報141と、装置接続用のイン
タフェースに接続された装置の通信アドレス情報142
と、ネットワーク接続用のインタフェース情報143
と、多重化スイッチ1自身の通信アドレス情報144
と、現在確立中のデータパスを示すデータパス情報14
5と、データパス確立の優先順位を表す優先順位情報1
46と、が保持される。
【0012】次に、本実施形態に係る多重化スイッチ1
の動作を説明する。図2には、多重化スイッチ1の利用
形態の一例が示されている。
【0013】図2を参照して、多重化が必要となる装置
の運用系装置を装置2a、予備系装置を装置2bとし、
その通信相手を装置3とし、これらの装置の通信アドレ
スをそれぞれ「A2a」、「A2b」、「A3」とし、
更に多重化スイッチ1自身の通信アドレスを「A1」と
する。また、説明の簡略化のため、フレームを(宛先通
信アドレス、送信元通信アドレス)で表す。
【0014】(I)フレーム変換動作 まず、本発明の実施形態におけるフレーム変換動作を説
明する。
【0015】本発明の一実施形態の多重化スイッチ1を
使用する前提として、装置3においては、本来の通信相
手となる装置2aおよび装置2bの通信アドレス「A2
a」、及び「A2b」は認識せず、多重化スイッチ1の
通信アドレス「A1」のみを認識させるものとする。な
お、以下の説明においてデータパスの確立状態は、図3
に示した内容に従うものとする。
【0016】装置3から多重化スイッチ1宛に送信され
たフレーム(A1、A3)は、多重化スイッチ1のイン
タフェース11cにて受信され、バッファ12cに格納
される。
【0017】次に、バッファ12cに格納されたフレー
ム(A1、A3)は、記憶部14に保持されている情報
を元に、フレーム変換部15により、(A2a、A3)
という装置2a宛のフレームに変換され、インタフェー
ス11aに接続されている装置2aに送信される。
【0018】同様に、装置2aから装置3宛に送信され
た応答フレーム(A3、A2a)は、インタフェース1
1aから受信され、バッファ12aを経由してバッファ
12cに格納され、同様の手順により、(A3、A1)
という多重化スイッチ1を送信元とするフレームに変換
され、インタフェース11cから装置3宛に送信され
る。
【0019】以上のフレーム変換動作により、本来、装
置2a(装置2b)と装置3との間で直接行われる通信
を、多重化スイッチ1が代行することが可能となる。
【0020】(II)障害発生時のデータパス切り換え動
作 次に、本発明の実施形態における障害発生時のデータパ
ス切り換え動作を説明する。すなわち、運用系の装置2
aにおいて異常が発生し、多重化スイッチ1が自動的に
予備系の装置2bに切り換える場合の動作を説明する。
【0021】監視部16は、記憶部14の格納情報を元
に、現在データパスが確立されている装置との接続イン
タフェース11aおよびネットワークインタフェース1
1cの状態を定期的なポーリングにより監視する。
【0022】運用系の装置2aが接続されているインタ
フェース11aの異常を検出した監視部16は、データ
パス切換部15に対して、インタフェース11aに異常
が発生したことを通知する。
【0023】この通知を受けたデータパス切換部15
は、記憶部14に格納されている優先順位情報146を
元に、予備系の装置2bが接続されているインタフェー
ス11bとインタフェース11cとのデータパスに切り
換える。
【0024】また、同様にして、運用中のネットワーク
の接続インタフェース11cに異常が発生した場合に
は、監視部16により、同様にインタフェース11dへ
の切り換えが行われる。
【0025】従来の方式においては、運用系の装置2a
の異常により、予備系の装置2bに切り換える場合、そ
の通信相手である装置3においても、これまで通信に用
いていた通信アドレス「A2a」を「A2b」に切り換
えることが必要とされていたが、本発明の一実施形態に
係る多重化スイッチ1の上記(I)および(II)の動作
により、本来、装置3と装置2a、又は装置2bとで行
う通信が、全て多重化スイッチ1にて代行され、装置2
aから装置2bへの切り換えも自動的に多重化スイッチ
1の内部で行われるため、装置3での通信アドレスの切
り換えが不要となり、装置2aから装置2bへの切り換
えによる長時間の通信断が解消される。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
多重化された装置が、運用系から予備系に切り換えられ
た際に、その通信相手の装置における通信アドレスの切
り換えを不要としたため、長時間の通信断が解消され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多重化スイッチの一実施形態の構成を
示す図である。
【図2】本発明の多重化スイッチの一実施形態のネット
ワークシステムへの適用例を示す図である。
【図3】本発明の多重化スイッチの一実施形態の記憶部
に保持する情報の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 多重化スイッチ 2a 運用系装置 2b 予備系装置 3 装置 11a、11b 装置側インタフェース 11c、11d ネットワーク側インタフェース 12a〜12d バッファ 13 データパス切換部 14 記憶部 15 フレーム変換部 16 監視部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】接続される全ての装置に対して、固有の通
    信アドレスを割り当て、各装置間の相互通信を実現して
    いるネットワークシステムにおいて、 運用系/予備系とするハードウェアの多重化が必要とな
    る装置を複数台接続し、前記複数台接続された装置と通
    信相手装置との通信の送受信フレームを変換することに
    より代行し、 前記運用系装置の異常を検出した場合、前記運用系装置
    から予備系装置に自動で切り換え、通信相手装置側にお
    いて、この運用系装置から予備系装置への切り換えの際
    の変更作業を不要としたことを特徴とする多重化スイッ
    チ。
  2. 【請求項2】前記通信相手装置が、前記運用系又は予備
    系の装置にフレームを転送する際に、前記フレームの通
    信アドレスとして前記多重化スイッチの通信アドレスを
    用い、前記多重化スイッチが、前記フレームの通信アド
    レスを前記運用系又は予備系の装置の通信アドレスに変
    換して転送することを特徴とする請求項1記載の多重化
    スイッチ。
  3. 【請求項3】接続される全ての装置に対してそれぞれ固
    有の通信アドレスを割り当て、各装置間の相互通信を行
    うようにしてなるネットワークシステムにおいて、 一の装置が、ネットワークと、該ネットワークに接続さ
    れ運用系と予備系とを備えてなる多重化装置と、を介し
    て、運用系又は予備系の少なくとも一の装置と相互に通
    信を行い、 前記多重化装置が、 送信元の装置から前記ネットワークを経由して前記多重
    化装置に送られてきたフレームの宛先通信アドレスを前
    記運用系又は予備系の装置の通信アドレスに変換すると
    共に、前記運用系又は予備系の装置が送信元の場合、該
    送信元から宛先である前記ネットワークに接続された装
    置へ送信するために前記多重化装置に送られてきたフレ
    ームの発信元通信アドレスを前記多重化装置の通信アド
    レスに変換するフレーム変換手段と、 運用系と予備系のデータパスの切り換えを制御するデー
    タパス切換手段と、 障害を検出する監視手段と、 を少なくとも備え、 前記監視手段が前記運用系の異常を検出した際に、前記
    データパス切換手段は前記運用系から前記予備系に切り
    換え、これに伴い、前記フレーム変換手段が、フレーム
    の通信アドレスを運用系の装置から前記予備系の装置に
    自動で変換し、運用系から予備系への切換時に、前記ネ
    ットワークに接続された装置(通信相手装置)におい
    て、運用系から予備系への通信アドレスの変換を不要と
    したことを特徴とする多重化スイッチ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999037060A1 (fr) * 1998-01-13 1999-07-22 Yokogawa Electric Corporation Systeme de commande de transmission
JP2007104283A (ja) * 2005-10-04 2007-04-19 Megachips System Solutions Inc サーバ及びネットワークシステム並びにそれらの制御方法
US8189589B2 (en) 2008-03-28 2012-05-29 Fujitsu Limited Apparatus and method for forwarding packet data

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990330