JP2003037636A - ゲートウェイ装置 - Google Patents

ゲートウェイ装置

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JP2003037636A
JP2003037636A JP2001222143A JP2001222143A JP2003037636A JP 2003037636 A JP2003037636 A JP 2003037636A JP 2001222143 A JP2001222143 A JP 2001222143A JP 2001222143 A JP2001222143 A JP 2001222143A JP 2003037636 A JP2003037636 A JP 2003037636A
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Shigeru Sugitani
滋 杉谷
Hiroo Kamiyo
浩夫 神余
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のネットワークを接続する耐故障性が高
く、端末間の通信を常に継続して行うことができるゲー
トウェイ装置を得る。 【解決手段】 2つの二重化ネットワーク11および1
2に接続された二重化インタフェース15,16と、2
つの二重化ネットワーク11および12間で送信される
メッセージを中継処理する通信制御処理部17と、待機
系のゲートウェイ装置10bの状態監視と自系のゲート
ウェイ装置の状態遷移を管理する診断切替装置18とを
備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はゲートウエイ装置に
関し、特に、耐故障性が要求される通信システムにおい
て、複数の通信ネットワークを相互接続するゲートウェ
イ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、例えば、特開平6−25335
0号公報に示された従来の遠隔加入者二重化制御システ
ムの構成を示したものである。図8のシステムは、交換
機側とディジタル伝送路を介して接続された遠隔側装置
との間で信号の授受を行う場合における遠隔加入者二重
化制御システムである。
【0003】図8において、加入者インターフェース装
置(SLCIF)47と接続された遠隔側伝送装置(以
下、RTとする。)42と、交換機(NW)40と接続
された交換機側伝送装置(以下、CTとする。)41と
がディジタル伝送路48を介して接続され、音声信号と
加入者インターフェース装置47の制御信号を多重化し
て授受し、遠隔地の加入者を交換機40に接続する二重
化構成になっている。交換機40側からは運用系を指示
するビットを、遠隔側からは運用系状態表示を通知する
ビットをそれぞれ該当多重化情報に付与するようになっ
ている。
【0004】43は遠隔側から交換機側への信号系障害
時に、交換機側より加入者制御データを初期設定する初
期設定手段で、交換機側伝送装置41内に設けられてい
る。44は交換機側より遠隔側への信号系障害時に、遠
隔側より加入者制御データを初期設定する初期設定手
段、45は障害検出時における運用系切り換え時には遠
隔側で運用系情報に追随して切り替えを行う系切替手
段、46は切り替え時に一定の初期設定信号を加入者回
路側に送出する初期設定送出手段で、いずれも遠隔側伝
送装置42内に設けられている。
【0005】交換機40側からは運用系を指示するビッ
トを、遠隔側からは運用系状態表示を通知するビットを
それぞれ該当多重化情報に付与する。また、遠隔側から
交換機40側への信号系障害時には、初期設定手段43
により、交換機40側より加入者制御データを初期設定
する。逆に、交換機40側より遠隔側への信号系障害時
には、初期設定手段44により、遠隔側より加入者制御
データを初期設定する。障害検出時における運用系切り
替え時には、系切替手段45により、遠隔側で運用系情
報に追随して切り替えを行う。また、初期設定送出手段
46により、切り替え時に一定の初期設定信号を加入者
回路側に送出する。
【0006】図8の従来システムによれば、運用系切り
替え指定は交換機側伝送装置41に集中させることによ
り、交換機側伝送装置41から遠隔側伝送装置42への
転送系障害時の切り替えは転送時間分遅くなるが、運用
系設定機能が遠隔側伝送装置42には不要であり、アク
トビット(運用系表示)に従うため、遠隔側伝送装置4
2側の回路は極めて簡単に構成できる。また、運用系切
り替えはアクトビットの反転で検出するため、加入者回
路に対する初期設定データの転送開始条件も簡単であ
り、障害毎に相手装置へのマスク処理等を考慮する必要
がない。また、両系の交差情報も障害表示と自系運用表
示で可能であり、系間の必要信号本数が削減できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8の
従来システムは、交換機側伝送装置(CT)と遠隔側伝
送装置(RT)それぞれの二重化および両者間通信の二
重化であり、両者が接続を行う端末間の通信の二重化で
はない。従って、交換機40や加入者インターフェース
装置47に異常が発生した場合や、ネットワークに異常
が発生した場合には、正常な通信を行うことが出来ず、
端末間において信頼性の高い通信を常に継続して行うこ
とができないという問題点があった。
【0008】本発明は、かかる問題点を解決するために
なされたものであり、少なくとも1つの二重化ネットワ
ークを含む複数のネットワーク同士を接続する耐故障性
が高く常に高信頼性の通信を継続して行うことができる
ゲートウェイ装置を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、少なくとも
1つの二重化ネットワークを含む複数のネットワーク間
を接続するゲートウェイ装置であって、上記ゲートウェ
イ装置が、平常時に駆動される主系と上記主系に異常が
発生した場合に駆動される待機系とから構成されている
ものであって、上記主系と上記待機系のそれぞれが、上
記複数のネットワークの中の上記二重化ネットワークに
接続された二重化構成を有する二重化インタフェース
と、上記複数のネットワークの中の少なくとも1つの他
のネットワークに接続されたインタフェースと、上記複
数のネットワーク間で送信されるメッセージを中継処理
する通信制御処理手段と、上記待機系の状態監視と上記
自系の状態遷移を管理する診断切替手段とを備えている
ゲートウェイ装置である。
【0010】また、上記ネットワークに端末が接続され
ており、上記端末が、上記ネットワークに接続された複
数のネットワークインターフェースを有しているもので
あって、上記通信制御処理手段が、送信されてきた上記
端末に対するメッセージを、複数の上記ネットワークイ
ンタフェースのそれぞれに対応させて分割して送信する
とともに、上記端末から所定の相手に送信するメッセー
ジを、複数の上記ネットワークインタフェースを介して
分割された状態で受信し、当該分割されたメッセージを
再構成して上記相手方に送信する。
【0011】また、分割された上記メッセージに分割構
成情報を含み、受信側が上記分割構成情報に基づいてメ
ッセージ再構成する。
【0012】また、分割された上記メッセージにメッセ
ージ分割定義識別子が含まれ、上記通信制御処理手段
が、自身が有するメッセージ分割定義識別子と上記メッ
セージ分割定義識別子とを比較する。
【0013】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、本発明の
実施の形態1に係る高信頼ゲートウェイ装置が設けられ
たシステムの構成を示した構成図である。本システム
は、二重系ネットワークふたつを相互接続できるよう
に、2つのネットワークインタフェースを備えたゲート
ウェイ装置を二重化構成したことを特徴とする高信頼ゲ
ートウェイシステムである。図1において、10aおよ
び10bはゲートウェイ装置であり、ゲートウェイ装置
10aおよび10bは二重化ネットワーク11および1
2間を接続する。二重化ネットワーク11は、図のよう
に、2つのネットワーク11aおよび11bから構成さ
れており、同様に、二重化ネットワーク12も、2つの
ネットワーク12aおよび12bから構成されている。
端末群13a,13b,…は、ネットワーク11aおよ
び11bの両方に、端末群14a,14b,…は、ネッ
トワーク12aおよび12bの両方にそれぞれ接続され
ている。
【0014】ゲートウェイ装置10aおよび10bは同
一の構成を有しており、内部に、2組のインターフェー
ス15および16を備えている。各インターフェース1
5および16は、2つのインターフェース15a,15
bおよび16a,16bからそれぞれ構成されている。
ゲートウェイ装置10aおよび10bは、ネットワーク
11に対して、内部に設けられたインタフェース15
a,15bにより接続され、ネットワーク12に対し
て、同じく内部に設けられたインタフェース16a,1
6bにより接続されている。さらに、ゲートウェイ装置
10aおよび10b内には、ネットワーク11および1
2間でメッセージを中継処理する通信制御処理部17が
設けられており、インタフェース15および16は、通
信制御処理部17を介して内部接続されている。また、
ゲートウェイ装置10aおよび10b内には、他系の状
態監視と自系の状態遷移を管理する診断切替装置18が
設けられており、各ゲートウェイ装置10a,10bの
診断切替装置18は、系間接続線19により接続されて
いる。
【0015】次に、図1の動作について説明する。い
ま、端末13aから14aに送信を行う場合について説
明する。端末13aは、ゲートウェイ装置10aおよび
10bのインタフェース15aおよび15bの両方に対
して、ネットワーク11aおよびllbを介してメッセ
ージ送信する。従って、同一データを4回送信すること
になる。ふたつのゲートウェイ装置10aおよび10b
は、いずれかが平常時に駆動される主系で、他方が主系
に異常が発生した場合に駆動される待機系であり、その
状態は診断切替装置18が系間接続線19により相互監
視および排他的切替制御を行っている。ここで、ゲート
ウェイ装置10aを主系とし、ゲートウェイ装置10b
を待機系とすると、例えば、主系10a側の通信制御処
理部17において自己診断による異常検出があったり、
一定時間の受信タイムアウトが観測されると、自系障害
に遷移する。待機系10bは主系障害を検出し、主系に
遷移する。主系となったゲートウェイ装置10bは、受
信メッセージを送信先の端末14aに対して、インタフ
ェース16a,16bからネットワーク12aおよび1
2bを介して送信する。受信端末14aは、ネットワー
ク12aおよび12bから届いたメッセージのうち早い
ものを正規メッセージとして採用する。また、その場合
に限らず、ふたつのメッセージが規定時間内に届き、か
つ、一致するときのみ採用してもよい。
【0016】上述したように、ゲートウェイ装置10a
または10b自身に異常発生した場合、自系障害を系間
接続線19により、他のゲートウェイ装置10b、すな
わち、待機系が検出して、診断切替装置18が通信制御
処理部17に主系切替通知して、ゲートウェイ装置10
aおよび10bの主系待機系切替が行われ、端末13a
から14aへの通信処理が継続される。
【0017】一方、ネットワーク11aまたは11bに
障害が発生した場合、いずれかによりゲートウェイ装置
10aおよび10bが受信できていれば、ゲートウェイ
装置の系切替することなく処理継続する。ネットワーク
12aまたは12bに障害発生した場合も、受信端末1
4aは、ネットワーク12aおよび12bの障害が発生
していないいずれかから受信できるため通信継続でき
る。
【0018】以上のように、本実施の形態においては、
ふたつのネットワーク11および12を接続するゲート
ウェイ装置10aおよび10bのインターフェースを共
に二重化し、さらに、ゲートウェイ装置も主系と待機系
の2台設けて2重化したので、ゲートウェイ装置10a
および10bやネットワーク11および12に障害があ
ってもネットワーク間の通信を常に継続させることがで
き、信頼性の高い通信を行うことができる。
【0019】実施の形態2.本実施の形態においては、
受信端末のネットワークインタフェースが負荷分散目的
で複数台装備されている場合について説明する。図2
は、本実施の形態1に係わるシステムの構成を示したも
のである。図2において、20aは、図1の端末14a
と同様の端末であり、21A、21B、21Cは、端末
20a内に設けられたネットワークインタフェースであ
る。ネットワークインターフェース21A、21B、2
1Cは、それぞれ、ペア構成で(すなわち、対になって
いる)、ネットワーク12aおよび12bに各1つずつ
が接続されている。また、ネットワークインターフェー
ス21A、21B、21Cは、図2に示すように、内部
バスを介して制御処理装置22に接続されている。ここ
で、特に、端末20aを分割端末と呼ぶ。
【0020】動作について説明する。ゲートウェイ装置
10aおよび10bのうち主系10a側は予め設定され
たメッセージ分割方式に従って、端末13aからの受信
メッセージを21A、21B、21Cそれぞれ向けに分
割し、インタフェース16a、16bよりネットワーク
12a、12bを介してインタフェース21A、21
B、21Cに送信する。インタフェース21A、21
B、21Cは自身が受信したメッセージ(以下、受信メ
ッセージとする。)を処理し、制御処理装置22に通知
する。制御処理装置22は、すべてのインタフェース2
1A〜21Cのペアのいずれかからの通知が揃ったら、
通知があったインタフェース21A〜21Cから受信メ
ッセージを読みこみ、それらを組み合わせて、送信端末
13aからのメッセージを再構築する。
【0021】制御処理装置22がインタフェース21A
〜21Cのメッセージデータを読みに行く条件として
は、上述の他に、ネットワーク12a側またはネットワ
ーク12b側の受信通知が揃ったとき、そのネットワー
ク側のインタフェースに読みに行く方法がある、あるい
は、インタフェースペアが受信したメッセージが一致し
たときに読みにいく方法がある、また、通知が揃わなく
ても、一定時間に達すればいずれかのインタフェースの
メッセージを読み出す方法がある。
【0022】逆に、端末20aから端末13aに送信す
る場合、制御処理装置22はメッセージを指定方法に従
って分割し、各インタフェース21A、21B、21C
に送信する。各インタフェース21A〜21Cは、それ
ぞれネットワーク12a、12bによりゲートウェイ装
置10a、10bに通信する。両ゲートウェイ装置10
a,10bは、インタフェース21A〜21Cのペアの
先着側メッセージを選んで、分割再構成方法にしたがっ
て端末装置20aからのメッセージを再構成する。な
お、メッセージ選択方法は、インタフェース16a、1
6bのいずれかで受信したものを選ぶ方法もある。ある
いは、インタフェースペアからのメッセージが一致した
ものを採用する方法もある。再構成したメッセージは、
主系であるゲートウェイ装置10aがネットワーク11
a、11bを介して端末13aに送信する。
【0023】以上のように、本実施の形態によれば、通
信処理能力が低い端末を二重化ネットワーク装置に接続
することができる。
【0024】図3は、本実施の形態における変形例であ
り、ネットワーク12が一重系(12aのみ)の場合で
ある。この場合には、ゲートウェイ装置10a,10b
のネットワーク12側のインタフェースおよび分割端末
20aのネットワークインタフェース21A、21B、
21Cもペアでなく、一重化される。分割送信および受
信動作は、図2と同じであるため、ここでは説明を省略
する。
【0025】図3の変形例においても、図2の実施の形
態と同様に、通信処理能力が低い端末を二重化ネットワ
ーク装置に接続することができる。
【0026】実施の形態3.本実施の形態においては、
上述の実施の形態2において、ゲートウェイ装置と複数
インタフェース内蔵端末とにおける送受信メッセージの
分割再構成方法について説明する。
【0027】図4に、本実施の形態におけるメッセージ
の構成の一例を示す。各メッセージは、図4に示すよう
に、通信のプロトコルが記述されているprotoco
l(プロトコル)ヘッダと、メッセージのパート構成情
報が記述されているメッセージヘッダと、n個のメッセ
ージの各パートとから構成されている。メッセージヘッ
ダ部分には、図4に示すように、各パート毎に、タイ
プ、オフセット、サイズ、元オフセット等が記述されて
いる。
【0028】動作について説明する。ふたつのネットワ
ーク11および12間で交換されるメッセージ内容およ
び全体構造は、予め、図4に示すようなメッセージ構造
として定義されている。さらに、ゲートウェイ装置およ
び複数インタフェース内蔵端末は、それぞれ送信時の分
割定義を持つ。分割定義とは、メッセージのどの内容
(タイプ)の、どのオフセットアドレスから、どれだけ
のサイズを、どのインタフェースに送信するかを含む。
【0029】ゲートウェイ装置が端末13aから分割端
末20aにメッセージ中継するとき、全体メッセージを
分割定義に従ってパート分割し、各メッセージパートを
送信先のインタフェース21A、21B、21C毎のバ
ッファにコピーする。さらに、送信先インタフェース毎
に、バッファのパート構成、すなわち各パートの内容を
示すタイプと、メッセージ中のスタートオフセットと、
サイズおよびパートの元メッセージにおけるオフセット
アドレスをヘッダ部分に記述する。すべての送信メッセ
ージを作成したら、二重系ネットワーク12a、12b
を介してインタフェース21A、21B、21Cに送信
する。受信した分割端末20aの制御処理装置22は、
各インタフェース21A〜21Cの受信メッセージを、
パート情報に従って取り出し、端末13aからのオリジ
ナルメッセージとして再構成する。
【0030】逆に、分割端末20aが端末13aに送信
する場合、制御処理装置22が分割定義に従って、各イ
ンタフェース21A、21B、21C毎のメッセージお
よびパート分割情報をヘッダとして生成する。各インタ
フェース21A〜21Cはネットワーク12a、12b
を介してメッセージをゲートウェイ装置10a,10b
に送信し、ゲートウェイ装置10a,10bは受信した
メッセージのヘッダ情報に従って全体メッセージを再構
築し、ネットワーク11a、11bを介して端末13a
に送信する。
【0031】以上のように、本実施の形態によれば、送
信側の分割定義はあらかじめ設定する必要があるが、受
信側が分割メッセージから全体情報を再現するためのパ
ート構成情報は通信メッセージ自体に含まれるため、受
信側を交換しても再設定の必要はない。
【0032】なお、メッセージヘッダの情報の並びはど
のような順序であってもよいので、例えば、図5に示す
ように、情報種類ごとに(すなわち、タイプ、オフセッ
ト、サイズ、元オフセット毎に)、パート順に並べるよ
うにしてもよい。
【0033】実施の形態4.本実施の形態はにおいて
は、メッセージ内容と構成の不一致を抑止するために、
ゲートウェイ装置と分割端末が交換するメッセージの分
割定義が一致していることを確認するものである。
【0034】図6は、本実施の形態におけるメッセージ
の構成の一例を示した図である。上述の図4の実施の形
態に対して、メッセージヘッダの先頭に分割定義の識別
子であるバージョンが追加されている点が異なる。
【0035】メッセージをどのように分割するかの分割
定義は、分割端末の構成やメッセージサイズや内容に依
存する。従って、分割定義を決めたときに識別子(バー
ジョン)により分割定義の一意性を管理する。そして、
ゲートウェイ装置10a,10bおよび分割端末装置2
0aは、分割メッセージを生成したときにメッセージヘ
ッダに分割識別子(バージョン)を付加して、送信す
る。受信した側は、受信メッセージヘッダのバージョン
と自身の分割定義バージョンを比較して、一致していれ
ばメッセージ再構成を行い、不一致であればメッセージ
を破棄する。必要であれば、バージョン不一致をゲート
ウェイ装置または分割端末の外部装置に出力する。
【0036】本実施の形態においては、ゲートウェイ装
置10a,10bと分割端末20aがメッセージ内容と
構成の一致を保証でき、通信端末がメッセージ内容を信
頼することができる。
【0037】なお、上述においては、分割識別子(バー
ジョン)がメッセージヘッダの先頭にある例について説
明したが、その場合に限らず、分割識別子(バージョ
ン)はヘッダのどこにあっても良い。例えば、図7に示
すように、上述の実施の形態3で示した図5の構成に対
して、メッセージヘッダの最後に分割識別子を配置する
ようにしてもよい。
【0038】
【発明の効果】この発明は、少なくとも1つの二重化ネ
ットワークを含む複数のネットワーク間を接続するゲー
トウェイ装置であって、上記ゲートウェイ装置が、平常
時に駆動される自系と上記自系に異常が発生した場合に
駆動される待機系とから構成されているものであって、
上記主系と上記待機系のそれぞれが、上記複数のネット
ワークの中の上記二重化ネットワークに接続された二重
化構成を有する二重化インタフェースと、上記複数のネ
ットワークの中の少なくとも1つの他のネットワークに
接続されたインタフェースと、上記複数のネットワーク
間で送信されるメッセージを中継処理する通信制御処理
手段と、上記待機系の状態監視と上記主系の状態遷移を
管理する診断切替手段とを備えたゲートウェイ装置であ
るため、複数のネットワーク間において信頼性の高い通
信を常に継続して行うことができる。
【0039】また、上記ネットワークに端末が接続され
ており、上記端末が、上記ネットワークに接続された複
数のネットワークインターフェースを有しているもので
あって、上記通信制御処理手段が、送信されてきた上記
端末に対するメッセージを、複数の上記ネットワークイ
ンターフェースのそれぞれに対応させて分割して送信す
るとともに、上記端末から所定の相手に送信するメッセ
ージを、複数の上記ネットワークインターフェースを介
して分割された状態で受信し、当該分割されたメッセー
ジを再構成して相手方に送信するので、通信制御処理を
複数インタフェースに分割した端末があっても、メッセ
ージ分割してゲートウェイ通信を行うことができる。
【0040】また、分割された上記メッセージに分割構
成情報を含み、受信側が上記分割構成情報に基づいてメ
ッセージ再構成するので、送信側の分割定義はあらかじ
め設定する必要があるが、受信側が分割メッセージから
全体情報を再現するためのパート構成情報は通信メッセ
ージ自体に含まれるため、受信側を交換しても再設定の
必要はない。
【0041】また、分割された上記メッセージにメッセ
ージ分割定義識別子が含まれ、上記通信制御処理手段
が、自身が有するメッセージ分割定義識別子と上記メッ
セージ分割定義識別子とを比較するので、ゲートウェイ
装置と分割端末とがメッセージ内容と構成の一致を保証
でき、通信端末がメッセージ内容を信頼することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1のシステム構成を示した構成図
である。
【図2】 実施の形態2のシステム構成を示した構成図
である。
【図3】 実施の形態2のシステム構成の変形例を示し
た構成図である。
【図4】 実施の形態3におけるメッセージの構成の一
例を示した説明図である。
【図5】 実施の形態3におけるメッセージの構成の他
の例を示した説明図である。
【図6】 実施の形態4におけるメッセージの構成の一
例を示した説明図である。
【図7】 実施の形態4におけるメッセージの構成の一
例を示した説明図である。
【図8】 従来のシステム構成を示した構成図である。
【符号の説明】
10a,10b ゲートウェイ装置、11,12 二重
化ネットワーク、13a,13b 端末群、14a,1
4b 端末群、15,16 ネットワークインタフェー
ス、17 通信制御処理部、18 診断切替装置、19
系間接続線、20a 分割端末、21A,21B,2
1C ネットワークインタフェース、22 制御処理装
置、41 交換機側伝送装置(CT)、42 遠隔側伝
送装置(RT)、43 初期設定手段、44 初期設定
手段、45 系切替手段、46初期設定送出手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K019 AA08 BA26 EA28 5K030 GA11 HA04 HD03 MD02 5K050 AA07 BB00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの二重化ネットワークを
    含む複数のネットワーク間を接続するゲートウェイ装置
    であって、 上記ゲートウェイ装置が、平常時に駆動される主系と上
    記主系に異常が発生した場合に駆動される待機系とから
    構成されているものであって、 上記主系と上記待機系のそれぞれが、 上記複数のネットワークの中の上記二重化ネットワーク
    に接続された二重化構成を有する二重化インタフェース
    と、 上記複数のネットワークの中の少なくとも1つの他のネ
    ットワークに接続されたインタフェースと、 上記複数のネットワーク間で送信されるメッセージを中
    継処理する通信制御処理手段と、 上記待機系の状態監視と上記主系の状態遷移を管理する
    診断切替手段とを備えていることを特徴とするゲートウ
    ェイ装置。
  2. 【請求項2】 上記ネットワークに端末が接続されてお
    り、 上記端末が、上記ネットワークに接続された複数のネッ
    トワークインターフェースを有しているものであって、 上記通信制御処理手段が、 送信されてきた上記端末に対するメッセージを、複数の
    上記ネットワークインタフェースのそれぞれに対応させ
    て分割して送信するとともに、 上記端末から所定の相手に送信するメッセージを、複数
    の上記ネットワークインタフェースを介して分割された
    状態で受信し、当該分割されたメッセージを再構成して
    上記相手方に送信することを特徴とする請求項1に記載
    のゲートウェイ装置。
  3. 【請求項3】 分割された上記メッセージに分割構成情
    報を含み、受信側が上記分割構成情報に基づいてメッセ
    ージ再構成することを特徴とする請求項2に記載のゲー
    トウェイ装置。
  4. 【請求項4】 分割された上記メッセージにメッセージ
    分割定義識別子が含まれ、 上記通信制御処理手段が、自身が有するメッセージ分割
    定義識別子と上記メッセージ分割定義識別子とを比較す
    ることを特徴とする請求項2または3に記載のゲートウ
    ェイ装置。
JP2001222143A 2001-07-23 2001-07-23 ゲートウェイ装置 Withdrawn JP2003037636A (ja)

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