JP2009232000A - 伝送路終端装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 一部のMAC機能部等に障害が生じた場合でも負荷分散構成及び現用予備構成を切り替えて実現することが可能な伝送路終端装置を提供する。
【解決手段】 2本の回線が1本ずつ接続された第1及び第2のPHY機能部6,7と、それぞれ独立した第1及び第2のHWYカード1,11と、PHY機能部6,7とHWYカード1,11との間の接続を切り替えるためのSW機能部5を備える。HWYカード1,11は第1及び第2のMAC機能部3,4,13,14を備える。SW機能部5は負荷分散構成と現用予備構成のMODE30と、障害を示すALM31,32とに基づいて第1と第2のPHY機能部6,7を一方のHWYカード1(11)の第1のMAC機能部3(13)と他方のHWYカード11(1)の第2のMAC機能部4(14)との間で切り替え可能とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 2本の回線が1本ずつ接続された第1及び第2のPHY機能部6,7と、それぞれ独立した第1及び第2のHWYカード1,11と、PHY機能部6,7とHWYカード1,11との間の接続を切り替えるためのSW機能部5を備える。HWYカード1,11は第1及び第2のMAC機能部3,4,13,14を備える。SW機能部5は負荷分散構成と現用予備構成のMODE30と、障害を示すALM31,32とに基づいて第1と第2のPHY機能部6,7を一方のHWYカード1(11)の第1のMAC機能部3(13)と他方のHWYカード11(1)の第2のMAC機能部4(14)との間で切り替え可能とする。
【選択図】 図1
Description
本発明はIP伝送路による伝送路終端装置の構成に関し、特に移動通信の無線基地局装置その他電子装置などに実装されて負荷分散構成と現用予備構成の切り替えが可能な伝送路終端装置に関するものである。
移動通信システムにおいては、次世代(第4世代)へ向けてIP網の導入が進んでおり、無線基地局装置でも上位装置との伝送路にETHERNET(登録商標)を採用している。ETHERNET通信をするうえで、相手からの送信を受け付けるためにはグローバルMACアドレスを設定しなければならず、無線基地局装置の伝送路終端装置には伝送路終端回路としてのHWYカードのMACにユニークなアドレスを割り当てる必要がある。従来の伝送路終端回路では対をなすHWYカードが設けられて負荷分散構成が可能とされているが、各HWYカードには予備のMAC機能部を有していなかったため、負荷分散構成で運用中、片方のHWYカードに障害が発生すると、障害のあったHWYカードで運用されていたサービスを引き継ぐ手段がなく、サービスを中断せざるをえなかった。また、HWYカードのもつMACアドレスが共通のものでなかったため、ETHERNET伝送路の現用予備構成を実現することができなかった。
このような問題に対し、特許文献1には、二重化構成としたゲートウェイ装置において、通常運用のメディアゲートウェイから冗長用のメディアゲートウェイに切り替えるに際し、切り替えと同時に通常運用のメディアゲートウェイに保持しているMACアドレスを冗長用のメディアゲートウェイに転送する技術が提案されている。この特許文献1の技術を従来の伝送路終端装置に適用すれば、冗長用のMAC機能部を備えて現用予備構成を実現することが考えられる。また、特許文献2には、二重化光ループ型LANシステムにおいて、伝送制御手段の物理層(PHY)とデータリンク層(MAC)とを電気的に結ぶバス線の接続を、予めデータとして保持している接続モードに基づいて切り替えることにより、二重のケーブルの各々の接続を制御し、使用していない予備の回線を現用の回線とともに独立して対等に使用することができるようにした技術が提案されている。
特開2005−333243号公報
特開平3−57345号公報
特許文献1は現用予備構成を実現する上では有効であり、特許文献2は負荷分散構成と現用予備構成の両方を実現する上では有効である。しかし、特許文献1,2のいずれにおいても2つの回線に対してそれぞれ現用と予備となる2つのメディアゲートウェイやMAC機能部を設けたものであるため、一方のメディアゲートウェイやMAC機能部に障害が生じた場合には、正常なメディアゲートウェイやMAC機能部を現用として用いる現用予備構成は確保できるが、2つのメディアゲートウェイやMAC機能部を同時に使用することが要求される負荷分散構成は確保できないという問題がある。
本発明の目的は、一部のMAC機能部等に障害が生じた場合でも負荷分散構成及び現用予備構成を切り替えて実現することが可能な伝送路終端装置を提供するものである。
本発明の第1の発明は、2本の回線が1本ずつ接続された第1及び第2のPHY機能部(物理層終端回路)と、それぞれ独立した第1及び第2のHWYカード(伝送路終端回路)と、前記PHY機能部とHWYカードとの間に介在されて両者間の接続を切り替えるためのSW機能部(スイッチ回路)とを備え、前記HWYカードはそれぞれ第1及び第2のMAC機能部を備えるとともに、第1のMAC機能部には自HWYカードのMACアドレスを設定し第2のMAC機能部には他HWYカードのMACアドレスを設定でき、前記SW機能部は少なくとも第1のPHY機能部を一方のHWYカードの第1のMAC機能部と他方のHWYカードの第2のMAC機能部との間で切り替えるとともに、第2のPHY機能部を一方のHWYカードの第2のMAC機能部と他方のHWYカードの第1のMAC機能部との間で切り替え可能に構成したことを特徴とする。
本発明の第2の発明は、2本の回線が1本ずつ接続された第1及び第2のPHY機能部(物理層終端回路)と、それぞれ独立した第1及び第2のHWYカード(伝送路終端回路)と、前記第1のPHY機能部と第1のHWYカードとの間に介在されて両者間の接続を切り替えるための第1のSW機能部(スイッチ回路)と、前記第2のPHY機能部と第2のHWYカードとの間に介在されて両者間の接続を切り替えるための第2のSW機能部(スイッチ回路)とを備え、前記HWYカードはそれぞれ第1及び第2のMAC機能部を備えるとともに、第1のMAC機能部には自HWYカードのMACアドレスを設定し第2のMAC機能部には他HWYカードのMACアドレスを設定でき、前記第1のSW機能部は第1のPHY機能部を第1のHWYカードの第1のMAC機能部と第2のHWYカードの第2のMAC機能部との間で切り替え、第2のSW機能部は第2のPHY機能部を第1のHWYカードの第2のMAC機能部と第2のHWYカードの第1のMAC機能部との間で切り替え可能に構成したことを特徴とする伝送路終端装置。
本発明の伝送路終端装置によれば、運用形態信号と監視信号に基づいてSW機能部での切り替えを行うことにより、現用予備構成の冗長構成が実現できる一方で、伝送路終端装置が負荷分散構成で運用中に片側のHWYカードに異常が発生しても、異常のあったHWYカード側のサービス運用を正常なHWYカードに引き継ぐことができ、中断されることはない。なお、一方のHWYカードのMAC機能部がもつMACアドレスと、他方のHWYカードのMAC機能部がもつMACアドレスは同一なので、無線基地局装置に接続される上位装置は物理的に接続先が変わったことを意識することがなく、ルーティングテーブル設定変更の必要はない。
ここで、第1の発明においては次の形態とすることが好ましい。
(1.1)SW機能部には当該伝送路終端装置の負荷分散構成と現用予備構成のいずれかを示す運用形態信号と、各HWYカードでの障害を示す監視信号が入力され、SW機能部はこれらの信号に基づいて切り替え動作を行う。
(1.2)SW機能部は、運用形態が負荷分散構成のときに第1及び第2のHWYカードの一方に障害が生じたときには、障害が生じたHWYカードの第1のMAC機能部に接続されているPHY機能部を正常なHWYカードの第2のMAC機能部に切り替え接続する。
(1.3)SW機能部は、運用形態が現用予備構成のときに、一方のPHY機能部をマスクし、かつ第1及び第2のHWYカードの一方に障害が生じたときには、マスクされないPHY機能部を正常な第1のHWYカードの第1のMAC機能部に、又は正常な第2のHWYカードの第2のMAC機能部に切り替え接続する。
(1.1)SW機能部には当該伝送路終端装置の負荷分散構成と現用予備構成のいずれかを示す運用形態信号と、各HWYカードでの障害を示す監視信号が入力され、SW機能部はこれらの信号に基づいて切り替え動作を行う。
(1.2)SW機能部は、運用形態が負荷分散構成のときに第1及び第2のHWYカードの一方に障害が生じたときには、障害が生じたHWYカードの第1のMAC機能部に接続されているPHY機能部を正常なHWYカードの第2のMAC機能部に切り替え接続する。
(1.3)SW機能部は、運用形態が現用予備構成のときに、一方のPHY機能部をマスクし、かつ第1及び第2のHWYカードの一方に障害が生じたときには、マスクされないPHY機能部を正常な第1のHWYカードの第1のMAC機能部に、又は正常な第2のHWYカードの第2のMAC機能部に切り替え接続する。
また、第2の発明においては次の形態とすることが好ましい。
(2.1)第1及び第2のHWYカードと第2のSW機能部には、それぞれ当該伝送路終端装置の負荷分散構成と現用予備構成のいずれかを示す運用形態信号が入力され、第2のHWYカードと第1のSW機能部には第1のHWYカードでの障害を示す監視信号が入力され、第1のHWYカードと第2のSW機能部には第2のHWYカードでの障害を示す監視信号が入力され、第1及び第2のSW機能部はこれらの信号に基づいて切り替え動作を行う。
(2.2)第1及び第2のSW機能部は、運用形態が負荷分散構成のときに第1及び第2のHWYカードの一方に障害が生じたときには、障害が生じたHWYカードの第1のMAC機能部に接続されているPHY機能部を正常なHWYカードの第2のMAC機能部に切り替え接続する。
(2.3)第2のSW機能部は運用形態が現用予備構成のときには第2のPHY機能部をマスクし、第1のSW機能部は第1及び第2のHWYカードの一方に障害が生じたときには、第1のPHY機能部を正常な第1のHWYカードの第1のMAC機能部に、又は正常な第2のHWYカードの第2のMAC機能部に切り替え接続する。
(2.1)第1及び第2のHWYカードと第2のSW機能部には、それぞれ当該伝送路終端装置の負荷分散構成と現用予備構成のいずれかを示す運用形態信号が入力され、第2のHWYカードと第1のSW機能部には第1のHWYカードでの障害を示す監視信号が入力され、第1のHWYカードと第2のSW機能部には第2のHWYカードでの障害を示す監視信号が入力され、第1及び第2のSW機能部はこれらの信号に基づいて切り替え動作を行う。
(2.2)第1及び第2のSW機能部は、運用形態が負荷分散構成のときに第1及び第2のHWYカードの一方に障害が生じたときには、障害が生じたHWYカードの第1のMAC機能部に接続されているPHY機能部を正常なHWYカードの第2のMAC機能部に切り替え接続する。
(2.3)第2のSW機能部は運用形態が現用予備構成のときには第2のPHY機能部をマスクし、第1のSW機能部は第1及び第2のHWYカードの一方に障害が生じたときには、第1のPHY機能部を正常な第1のHWYカードの第1のMAC機能部に、又は正常な第2のHWYカードの第2のMAC機能部に切り替え接続する。
次に、本発明の第1の発明に対応する実施例1を説明する。無線基地局装置に適用される実施例1の伝送路終端装置は、2つの対をなすHWY(伝送路終端回路)カード1及びHWYカード11と、これらに接続されている1つのPHY(物理層終端回路)カード20から構成される。HWYカード1は、ホスト部2と、第1のMAC機能部3(以下、MAC機能部3)及び第2のMAC機能部4(以下、MAC機能部4)をもち、各MAC機能部3,4はホスト部2に接続される。ホスト部2はMAC機能部3,4を介して上位装置とのデータ中継をおこない、無線基地局装置にアサインされたユーザに対してサービスを運用している。このようにHWYカード1は2つのMAC機能部3,4をもっているが、伝送路に接続するためのグローバルMACアドレスは1つしかもっておらず、ここではMAC機能部3に対して自身のもつグローバルMACアドレスとしてMACアドレスAを設定している。同様に、HWYカード11は、ホスト部12と第1のMAC機能部13(以下、MAC機能部13)及び、第2のMAC機能部14(以下、MAC機能部14)をもち、各MAC機能部13,14はホスト部12に接続される。このようにHWYカード11は2つのMAC機能部13,14をもっているが、伝送路に接続するためのグローバルMACアドレスは1つしかもっておらず、ここでは第1のMAC機能部13に対して自身のもつグローバルMACアドレスとしてMACアドレスBをもつ。自カードのグローバルMACアドレスとしてMACアドレスBを設定している。
HWYカード1のホスト部2と、HWYカード11のホスト部12は装置内バス10でつながっており、互いのMACアドレス情報の交換が可能である。そして、HWYカード1は自身のMAC機能部4に対しては装置内バス10を介して受信したHWYカード11のもつMACアドレスBを設定する。一方、HWYカード11は自身のMAC機能部14に対しては装置内バス10を介して受信したHWYカード1のもつMACアドレスAを設定する。これにより、HWYカード1,11は互いに対となるHWYカードのMACアドレスを知ることで、自身のカード内部に2つの伝送路からのデータを中継することが可能となる。
また、各HWYカード1,11には自カードにおける異常を検出して正常・異常を出力する監視信号31と監視信号32(以下、ALM31,ALM32)が出力可能であるとともに、各カードのホスト部2,12は互いのALM31,ALM32が相互に入力され、これで相手の状態を監視することができる。ここでは、正常なときにはALM31,32は「L」であり、異常のときには「H」となる。また、装置が負荷分散構成であるか現用予備構成であるかの運用形態を表す運用形態信号30(以下、MODE30)が各HWYカード1,11のホスト部2,12に入力されるようになっており、各HWYカード1,11はこのMODE30によって現在の運用形態を認識することができる。ここでは、MODE30が「L」のときには現用予備構成の運用形態であり、「H」のときには負荷分散構成の運用形態である。
前記PHYカード20はPHY機能部を無線基地局装置に接続される回線数分、ここでは第1のPHY機能部6(以下、PHY機能部6)と第2のPHY機能部7(以下、PHY機能部7)をもち、PHY機能部6にて回線#0の物理レイヤ(L1)終端を行い、PHY機能部7にて回線#1の物理レイヤ(L1)終端を行う。回線#0のデータはPHYカード20のPHY機能部6にて中継され、回線#1のデータはPHY機能部7にて中継される。また、PHYカード20はHWYカード1,11とのインタフェース部分にSW機能部5を備えており、このSW機能部5はHWYカード1,11のもつ全てのMAC機能部3,4,13,14に接続する。特に、ここではSW機能部5は、PHY機能部6をHWYカード1のMAC機能部3とHWYカード11のMAC機能部14とに切り替え可能であり、同様にPHY機能部7をHWYカード1のMAC機能部4とHWYカード11のMAC機能部13とに切り替え可能とされている。このSW機能部5には、前記MODE30とALM31,ALM32が制御信号として入力されており、これらの信号に基づいて前述のようにMAC機能部3,4,13,14とPHY機能部6,7間のデジタルインタフェース(MII、GMII、SERDESなど)の経路切り替えを行う。
以上の実施例1の伝送路終端回路の動作を図2〜図5を参照して説明する。図2は、HWYカード1,11の起動フローを示す。HWYカード1,11は、起動時にまず運用形態を示すMODE30の状態を確認する(S1)。MODE30の信号レベルが「L」であれば現用予備構成、「H」であれば負荷分散構成となる。次に、HWYカード1,11のホスト部2,12は、他系HWYカード11,1の実装状態確認をおこなう(S2)。他系HWYカード11,1が実装されているのであれば、HWYカード1,11のホスト部2,12は他系HWYカード11,1にMACアドレス情報の送信要求を行い、情報取得する(S3)。MACアドレスの情報取得後、HWYカード1,11は他HWYカード11,1側のMAC機能部14,4の設定を行い、データ受信準備を整える(S4)。その後、HWYカード1,11は自カード側のMAC機能部3,13の設定をして(S5)、運用開始設定を行う(S6)。S2において、他系HWYカードが実装されていないのであれば、他系HWYカード側のデータを受信する必要もないので、他系HWYカードのMACアドレス取得も他系HWYカード側MAC設定も行わない。
図3はPHYカード20のSW機能部5の動作を示す。MODE30の状態と、ALM31,ALM32の状態が異なるとHWYカード1,11がとりうる状態が相違するが、PHYカード20がもつSW機能部5の経路切り替えは、運用形態によって回線#1側との接続をマスクするかしないかの点を除いて動作に差がない。つまり、PHYカード20のSW機能部5の経路切り替えは、ALM31とALM32の論理のみで確定される。ALM31が「L」の場合、HWYカード1が正常運用なので回線#0はHWYカード1のMAC機能部3に接続され、ALM31が「H」の場合、HWYカード1が異常なので回線#0はHWYカード11のMAC機能部14に接続される。同様に、ALM32が「L」の場合、HWYカード11が正常運用なので回線#1はHWYカード11のMAC機能部13に接続され、ALM32が「H」の場合、HWYカード11が異常なので回線#1はHWYカード1のMAC機能部4に接続される。なお、運用形態が現用予備構成の場合は、回線#0のみでHWYカード1枚運用となるため、回線#1との接続はマスクされ、ALM31とALM32がどちらも「L」になる状態は起こらない。
図4を参照して実施例1の伝送路終端装置の負荷分散構成時の動作について説明する。伝送路終端装置の負荷分散構成は2本の回線サービスを2つの終端回路でそれぞれ運用する構成であり、2つの伝送路終端回路でのサービスを行い、負荷分散をはかることで装置の安定動作を保障する。本実施例では、回線#0によるサービスをHWYカード1で行い、回線#1によるサービスをHWYカード11で行う。HWYカード1は、起動時、図2の起動フローにしたがい、MODE30の論理「H」により負荷分散構成での運用を確認後、HWYカード11からMACアドレスBを取得し、MAC機能部4にMACアドレスBの設定を、MAC機能部3に自カード用MACアドレスAの設定をそれぞれ行い運用を開始する。このとき、ALM31は「L」レベルである。一方、HWYカード11は、HWYカード1と同様に図2の起動フローにしたがい、MODE30の論理「H」により負荷分散構成での運用を確認後、HWYカード1からMACアドレスAを取得し、MAC機能部14にMACアドレスAの設定を、MAC機能部13に自カード用MACアドレスBの設定を行い、運用を開始する。このとき、ALM32は「L」レベルである。
PHYカード20のSW機能部5は、HWYカード1のALM31が「L」レベルであるので回線#0とMAC機能部3を接続し、HWYカード11のALM32が「L」レベルであるので回線#1とMAC機能部13を接続する(それぞれ図4の実線)。サービス運用中、HWYカード1が異常になるとALM31は「H」レベルに遷移し、PHYカード20のSW機能部5は、図4の破線のように、回線#0とMAC機能部14の接続に切り替え、HWYカード11に2つの回線が接続される。これにより、HWYカード1にて運用していたサービスをHWYカード11にて継続する。HWYカード1が復旧し、再び運用状態になるとALM31は「L」レベルに遷移するので、図4の実線のように、PHYカード20のSW機能部5は回線#0とMAC機能部3を接続し、経路を切り戻すことで2つのHWYカード1,11による負荷分散構成を再開する。反対に、サービス運用中、HWYカード11が異常になるとALM32は「H」レベルに遷移し、図4の破線のように、PHYカード20のSW機能部5は回線#1とMAC機能部4を接続し、HWYカード1に2つの回線が接続される。これにより、HWYカード11にて運用していたサービスをHWYカード1にて継続する。HWYカード11が復旧し、再び運用状態になるとALM32は「L」レベルに遷移するので、図4の実線のように、PHYカード20のSW機能部5は回線#1とMAC機能部13を接続し、経路を切り戻すことで2つのHWYカードによる負荷分散構成を再開する。
図5を参照して実施例1の伝送路終端装置の現用予備構成時の動作について説明する。伝送路終端装置の現用予備構成は、1本の回線サービスを2つの終端回路で運用する構成であり、通常は現用となる終端回路でのサービスを行い、現用側に異常が発生した場合に予備の終端回路に切り替えて装置の安定動作を保障する。実施例1では、回線#0によるサービスを現用HWYカード(状況により、HWYカード1かHWYカード11のいずれかだが、ここでは初期状態はHWYカード1とする)でおこない、現用HWYカード1に異常が発生すると予備HWYカード11がサービスを継続する。現用であるHWYカード1は、起動時、図2の起動フローにしたがい、MODE30の論理「L」により現用予備構成での運用を確認後、HWYカード11からMACアドレスBを取得し、MAC機能部4にMACアドレスBの設定を、MAC機能部3に自カード用MACアドレスAの設定をそれぞれ行い、現用カードとして運用を開始する。このとき、ALM31は「L」レベルである。一方、予備であるHWYカード11は、HWYカード1と同様に図2の起動フローにしたがい、MODE30の論理「L」により現用予備構成での運用を確認後、HWYカード1からMACアドレスAを取得し、MAC機能部14にMACアドレスAを設定し、MAC機能部13に自カード用MACアドレスBを設定し、予備カードとして運用を開始する。このとき、ALM32信号は「H」レベルである。現用予備構成の場合、HWYカード2枚のうちいずれか1枚によるサービス運用であるため、ALM31が「L」レベルのときに、ALM32が「L」レベルになることはない。
PHYカード20のSW機能部5は、MODE30が「L」レベルであるので回線#1とのデータ接続をマスクし、ALM32の論理により回線#1側の経路切り替えが発生しても、装置運用としては無効となる。SW機能部5は、HWYカード1のALM31が「L」レベルであるので、図5の実線のように、回線#0とMAC機能部3を接続し、HWYカード11のALM32が「H」レベルであるので、図5の破線のように、回線#1とMAC機能部4を接続する。ただし、前述の通り、現用予備構成は回線#1によるサービス運用はないので、回線#1側の経路切り替えが発生しても、装置運用としては無効となる。これは、PHYカード20のSW機能部5の経路切り替え動作は、運用形態に左右されない単純な動作とするための工夫である。つまり、経路切り替え動作に限っては現用予備構成と負荷分散構成は同じになる。
HWYカード1によるサービス運用中、HWYカード1が異常になるとALM31は「H」レベルに遷移し、HWYカード11が予備から現用に切り替わり、ALM32が「L」レベルに遷移する。各ALM31,32のレベルが変化することで、PHYカード20のSW機能部5は、図5の破線のように、回線#0とMAC機能部14を接続し、図5の実線のように、回線#1とMAC13を接続する。ただし、回線#1の切り替えは起こっても、現用予備構成のため、回線#1がマスクされているので装置としては無効化されている。これにより、HWYカード11によるサービス運用を継続する。なお、HWYカード11によるサービス運用中にHWYカード11が異常となった場合、PHYカード20のSW機能部5は経路切り替えをおこない、回線#0をMAC機能部3に接続して、HWYカード1が現用となってサービス運用を継続する。
このように、実施例1の伝送路終端装置は、運用状態を示すMODE30に基づいてHWYカード1,11で負荷分散構成と現用予備構成を確認し、MAC機能部に対しMACアドレスの設定を行い、また、正常異常を示すALM31,32に基づいてSW機能部5がPHY機能部6,7、すなわち回線#0,#1とMAC機能部3,4,13,14を相互に切りえることにより、負荷分散構成と現用予備構成を切り替えることができ、かつ現用予備構成では現用HWYカードと予備HWYカードの切り替えが実現できる。これにより、障害発生時においても負荷分散構成と現用予備構成の実現が可能な伝送路終端装置が得られることになる。
図6は本発明の第2の発明に対応する実施例2の伝送路終端装置の構成を示す。なお、実施例1と等価な部分には同一符号を付してある。実施例2の伝送路終端装置は、2つの対をなす第1のHWYカード1及び第2のHWYカード11と、2つの対をなす第1のPHYカード21(以下、PHYカード21)と第2のPHYカード22(以下、PHYカード22)から構成される。第1のHWYカード1と第2のHWYカード11の構成は実施例1と同じであるので詳細な説明は省略する。
PHYカード21は1回線分の第1のPHY機能部6(以下、PHY機能部6)をもち、PHY機能部6にて回線#0の物理レイヤ(L1)終端を行う。また、PHYカード21はHWYカード1がもつMAC機能部3とHWYカード11がもつMAC機能部14とのインタフェース部分に第1のSW機能部5(以下、SW機能部5)をもち、HWYカード1のALM31が入力される。一方、PHYカード22は1回線分の第2のPHY機能部7(以下、PHY機能部7)をもち、PHY機能部7にて回線#1の物理レイヤ(L1)終端を行う。また、PHYカード22はHWYカード1がもつMAC機能部4とHWYカード11がもつMAC機能部13とのインタフェース部分に第2のSW機能部15(以下、SW機能部15)をもち、HWYカード11のALM32と運用形態を示すMODE30が入力される。
実施例2の伝送路終端回路の動作について説明する。HWYカード1,11の起動フローは図2を参照して説明した実施例1のHWYカード1,11の動作と同じであるので説明は省略する。
図7はPHYカード21のSW機能部5の動作を示す。PHYカード21のSW機能部5の経路切り替え動作は、運用形態によって左右されずに、HWYカード1のALM31の論理によって決まる。ALM31が「L」の場合、HWYカード1が正常運用なので回線#0はHWYカード1のMAC機能部3に接続され、ALM31が「H」の場合、HWYカード1が異常なので回線#0はHWYカード11のMAC機能部14に接続される。
図8はPHYカード22のSW機能部15の動作を示す。PHYカード22のSW機能部15の経路切り替え動作は、HWYカード1のSW機能部5と同様に運用形態によって左右されずに、HWYカード11のALM32の論理によって決まる。しかし、運用形態が現用予備構成の場合に回線#1をマスクするかしないかという機能を備える点でSW機能部5と相違する。ALM32が「L」の場合、HWYカード11が正常運用なので回線#1はHWYカード11のMAC機能部13に接続され、ALM32が「H」の場合、HWYカード11が異常なので回線#1はHWYカード1のMAC機能部4に接続される。ただし、前述の通りMODE30が「L」レベルで運用形態が現用予備構成の場合は、回線#1は運用に使用しないのでマスクされる。
図9を参照して実施例2の伝送路終端装置の負荷分散構成時の動作について説明する。実施例1と同様に、伝送路終端装置の負荷分散構成は、2本の回線サービスを2つの終端回路でそれぞれ運用する構成であり、2つの伝送路終端回路でのサービスをおこない、負荷分散をはかることで装置の安定動作を保障する。実施例2でも、回線#0によるサービスをHWYカード1で行い、回線#1によるサービスをHWYカード11で行う。
HWYカード1は、起動時、図2の起動フローにしたがい、MODE30の論理「H」により負荷分散構成での運用を確認後、HWYカード11からMACアドレスBを取得し、MAC機能部4にMACアドレスBの設定を、MAC機能部3に自カード用MACアドレスAの設定をそれぞれ行い、運用を開始する。このとき、ALM31は「L」レベルである。一方、HWYカード11は、HWYカード1と同様に図2の起動フローにしたがい、MODE30の論理「H」により負荷分散構成での運用を確認後、HWYカード1からMACアドレスAを取得し、MAC機能部14にMACアドレスAを設定し、MAC機能部13に自カード用MACアドレスBを設定し、運用を開始する。このとき、ALM32は「L」レベルである。
PHYカード21のSW機能部5は、HWYカード1のALM31が「L」レベルであるので、図9実線のように、回線#0とMAC機能部3を接続する。PHYカード22のSW機能部15は、HWYカード11のALM32が「L」レベルであるので、図9の実線のように、回線#1とMAC機能部13を接続する。サービス運用中、HWYカード1が異常になるとALM31は「H」レベルに遷移し、図9の破線のように、PHYカード21のSW機能部5は回線#0とMAC機能部14を接続し、HWYカード11に2つの回線が接続される。これにより、HWYカード1にて運用していたサービスをHWYカード11にて継続する。HWYカード1が復旧し、運用状態に再びなるとALM31は「L」レベルに遷移するので、図9の実線のように、PHYカード21のSW機能部5は回線#0とMAC機能部3を接続し、経路を切り戻すことで2つのHWYカード1,11による負荷分散構成を再開する。同様に、サービス運用中、HWYカード11が異常になるとALM32は「H」レベルに遷移し、図9の破線のように、PHYカード22のSW機能部15は回線#1とMAC機能部4を接続し、HWYカード1に2つの回線が接続される。これにより、HWYカード11にて運用していたサービスをHWYカード1にて継続する。HWYカード11が復旧し、運用状態に再びなるとALM32は「L」レベルに遷移するので、図9の実線のように、PHYカード22のSW機能部15は回線#1とMAC機能部13を接続し、経路を切り戻すことで2つのHWYカードによる負荷分散構成を再開する。
図10を参照して実施例2の伝送路終端装置の現用予備構成時の動作について説明する。実施例1同様に、伝送路終端装置の現用予備構成は、1本の回線サービスを2つの終端回路で運用する構成であり、通常は現用となる終端回路でのサービスをおこない、現用側に異常が発生した場合に予備の終端回路に切り替え、装置の安定動作を保障する。実施例2では、回線#0によるサービスを現用HWYカード(状況により、HWYカード1かHWYカード11のいずれかだが、ここでは初期状態はHWYカード1)で行い、現用HWYカードに異常が発生すると、予備HWYカード11がサービスを継続する。
HWYカード1は、起動時、図2の起動フローにしたがい、MODE30の論理「L」により現用予備構成での運用を確認後、HWYカード11からMACアドレスBを取得し、MAC機能部4にMACアドレスBの設定、MAC機能部3に自カード用MACアドレスAの設定を行い、現用カードとして運用を開始する。このとき、ALM31は「L」レベルである。一方、HWYカード11は、HWYカード1と同様に図2の起動フローにしたがい、MODE30の論理「L」により現用予備構成での運用を確認後、HWYカード1からMACアドレスAを取得し、MAC機能部14にMACアドレスAを設定し、MAC機能部13に自カード用MACアドレスBを設定し、予備カードとして運用を開始する。このとき、ALM32は「H」レベルである。現用予備構成の場合、HWYカード2枚のうちいずれか1枚によるサービス運用であるため、ALM31が「L」レベルのときに、ALM32が「L」レベルになることはない。
PHYカード22のSW機能部15は、MODE30が「L」レベルであるので回線#1とのデータ接続をマスクし、ALM32の論理により回線#1側の経路切り替えが発生しても装置運用としては無効となる。PHYカード21のSW機能部5は、HWYカード1のALM31が「L」レベルであるので、図10の実線のように、回線#0とMAC機能部3を接続する。PHYカード22のSW機能部15は、HWYカード11のALM32が「H」レベルであるので、図10の破線のように、回線#1とMAC機能部4を接続する。ただし、前述の通り、現用予備構成は回線#1によるサービス運用はないので、回線#1側の経路切り替えが発生しても装置運用としては無効となる。これは、PHYカード21のSW機能部5の経路切り替え動作とPHYカード22のSW機能部15の経路切り替え動作を共通にするための工夫である。つまり、経路切り替え動作に限っては現用予備構成と負荷分散構成は同じになる。
HWYカード1によるサービス運用中、HWYカード1が異常になるとALM31は「H」レベルに遷移し、HWYカード11が予備から現用に切り替わり、ALM32が「L」レベルに遷移する。各ALM31,32のレベルが変化することで、図10の破線のように、PHYカード21のSW機能部5は回線#0とMAC機能部14を接続する。これにより、HWYカード11によるサービス運用を継続する。なお、HWYカード11によるサービス運用中にHWYカード11が異常となった場合、PHYカード21のSW機能部5は経路切り替えを行い、図10の実線のように、回線#0をMAC機能部3に接続して、HWYカード1が現用となってサービス運用を継続する。
このように、実施例2の伝送路終端装置においても、運用状態を示すMODE30に基づいてHWYカード1,11で負荷分散構成と現用予備構成を確認し、MAC機能部に対しMACアドレスの設定を行い、また、正常・異常を示す監視信号ALM31,32に基づいてSW機能部5がPHY機能6,7、すなわち回線#0,#1とMAC機能部3,4,13,14を相互に切りえることにより、負荷分散構成と現用予備構成を切り替えることができ、かつ現用予備構成では現用HWYカードと予備HWYカードの切り替えが実現できる。これにより、障害発生時においても負荷分散構成と現用予備構成が実現できる伝送路終端装置が得られることになる。
1 第1のHWYカード
11 第2のHWYカード
2,12 ホスト部
3,13 第1のMAC機能部
4,14 第2のMAC機能部
5 SW機能部(第1のSW機能部)
15 第2のSW機能部
6 第1のPHY機能部
7 第2のPHY機能部
10 装置内バス
20 PHYカード
21 第1のPHYカード
22 第2のPHYカード
MODE30 運用状態信号
ALM31,ALM32 監視信号
11 第2のHWYカード
2,12 ホスト部
3,13 第1のMAC機能部
4,14 第2のMAC機能部
5 SW機能部(第1のSW機能部)
15 第2のSW機能部
6 第1のPHY機能部
7 第2のPHY機能部
10 装置内バス
20 PHYカード
21 第1のPHYカード
22 第2のPHYカード
MODE30 運用状態信号
ALM31,ALM32 監視信号
Claims (8)
- 2本の回線が1本ずつ接続された第1及び第2のPHY機能部(物理層終端回路)と、それぞれ独立した第1及び第2のHWYカード(伝送路終端回路)と、前記PHY機能部とHWYカードとの間に介在されて両者間の接続を切り替えるためのSW機能部(スイッチ回路)とを備え、前記HWYカードはそれぞれ第1及び第2のMAC機能部を備えるとともに、第1のMAC機能部には自HWYカードのMACアドレスを設定し第2のMAC機能部には他HWYカードのMACアドレスを設定でき、前記SW機能部は少なくとも第1のPHY機能部を一方のHWYカードの第1のMAC機能部と他方のHWYカードの第2のMAC機能部との間で切り替えるとともに、第2のPHY機能部を一方のHWYカードの第2のMAC機能部と他方のHWYカードの第1のMAC機能部との間で切り替え可能に構成したことを特徴とする伝送路終端装置。
- 前記SW機能部には当該伝送路終端装置の負荷分散構成と現用予備構成のいずれかを示す運用形態信号と、前記各HWYカードでの障害を示す監視信号が入力され、前記SW機能部はこれらの信号に基づいて切り替え動作を行うことを特徴とする請求項1に記載の伝送路終端装置。
- 前記SW機能部は、運用形態が負荷分散構成のときに前記第1及び第2のHWYカードの一方に障害が生じたときには、障害が生じたHWYカードの第1のMAC機能部に接続されているPHY機能部を正常なHWYカードの第2のMAC機能部に切り替え接続することを特徴とする請求項2に記載の伝送路終端装置。
- 前記SW機能部は、運用形態が現用予備構成のときに、一方のPHY機能部をマスクし、かつ前記第1及び第2のHWYカードの一方に障害が生じたときには、マスクされないPHY機能部を正常な第1のHWYカードの第1のMAC機能部に、又は正常な第2のHWYカードの第2のMAC機能部に切り替え接続することを特徴とする請求項2に記載の伝送路終端装置。
- 2本の回線が1本ずつ接続された第1及び第2のPHY機能部(物理層終端回路)と、それぞれ独立した第1及び第2のHWYカード(伝送路終端回路)と、前記第1のPHY機能部と第1のHWYカードとの間に介在されて両者間の接続を切り替えるための第1のSW機能部(スイッチ回路)と、前記第2のPHY機能部と第2のHWYカードとの間に介在されて両者間の接続を切り替えるための第2のSW機能部(スイッチ回路)とを備え、前記HWYカードはそれぞれ第1及び第2のMAC機能部を備えるとともに、第1のMAC機能部には自HWYカードのMACアドレスを設定し第2のMAC機能部には他HWYカードのMACアドレスを設定でき、前記第1のSW機能部は第1のPHY機能部を第1のHWYカードの第1のMAC機能部と第2のHWYカードの第2のMAC機能部との間で切り替え、第2のSW機能部は第2のPHY機能部を第1のHWYカードの第2のMAC機能部と第2のHWYカードの第1のMAC機能部との間で切り替え可能に構成したことを特徴とする伝送路終端装置。
- 前記第1及び第2のHWYカードと前記第2のSW機能部には、それぞれ当該伝送路終端装置の負荷分散構成と現用予備構成のいずれかを示す運用形態信号が入力され、前記第2のHWYカードと第1のSW機能部には前記第1のHWYカードでの障害を示す監視信号が入力され、前記第1のHWYカードと第2のSW機能部には前記第2のHWYカードでの障害を示す監視信号が入力され、前記第1及び第2のSW機能部はこれらの信号に基づいて切り替え動作を行うことを特徴とする請求項5に記載の伝送路終端装置。
- 前記第1及び第2のSW機能部は、運用形態が負荷分散構成のときに前記第1及び第2のHWYカードの一方に障害が生じたときには、障害が生じたHWYカードの第1のMAC機能部に接続されているPHY機能部を正常なHWYカードの第2のMAC機能部に切り替え接続することを特徴とする請求項6に記載の伝送路終端装置。
- 前記第2のSW機能部は運用形態が現用予備構成のときには第2のPHY機能部をマスクし、前記第1のSW機能部は前記第1及び第2のHWYカードの一方に障害が生じたときには、第1のPHY機能部を正常な第1のHWYカードの第1のMAC機能部に、又は正常な第2のHWYカードの第2のMAC機能部に切り替え接続することを特徴とする請求項6に記載の伝送路終端装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008072784A JP2009232000A (ja) | 2008-03-21 | 2008-03-21 | 伝送路終端装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008072784A JP2009232000A (ja) | 2008-03-21 | 2008-03-21 | 伝送路終端装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009232000A true JP2009232000A (ja) | 2009-10-08 |
Family
ID=41246941
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008072784A Pending JP2009232000A (ja) | 2008-03-21 | 2008-03-21 | 伝送路終端装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009232000A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011087251A (ja) * | 2009-10-19 | 2011-04-28 | Toshiba Corp | 分離型基地局および無線部制御装置 |
WO2012169145A1 (ja) * | 2011-06-10 | 2012-12-13 | 日本電気株式会社 | スイッチ装置、フレーム送受信制御方法 |
-
2008
- 2008-03-21 JP JP2008072784A patent/JP2009232000A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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