JP4451396B2 - 冗長化ip通信装置および方法 - Google Patents

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本発明は、通信経路や装置の故障などに対して、高信頼なIP通信を行うための系切替方式およびそれを搭載したシステムに関する。
インターネットの普及を契機に、IP通信の利用が急激に増加している。IP通信の利用シーンは現在、WWW(World Wide Web)のようなリアルタイム性を必要としない通信形態のみならず、VoIP(Voice over IP)のような高いリアルタイム性が求められる通信形態に至っている。
いずれの通信形態においても、高信頼な通信を実現するには、網や各種IP通信装置の冗長化を図る必要がある。冗長化の実現方法としては、図2に示すように、特にIP通信のエンドポイントとなるIP通信装置100が現用系200および予備系300の2つ系を備え、現用系200に故障が発生したときに即座に予備系300に切り替える二重化系切替方式を採用するのが主流である。
VoIPのようなリアルタイム性が求められる通信形態の場合、通信データの再送は意味をもたない動作となるため、現用系200に不具合が生じた際の系切替は、通信を切断することなく、かつ、現用系200から予備系300への切り替えの際における瞬断時間を極力短くする工夫が必要である。
通信を切断することなく瞬断時間を短くする従来技術として、例えば特許文献1がある。この特許文献1によれば、図2に示すように、IP通信装置100において、現用系200(特許文献1では運用系と記述されている。)から予備系300(特許文献1では待機系と記述されている。)に切り替える際、現用系200が収容する物理回線8の物理ポートに付与された現用系IPアドレス17を、予備系300が収容する物理回線9の物理ポートが引継ぐ。これによって、IP通信装置100と対向IP通信装置22との間で、IP通信(例えばVoIP通信)が行われているとき、IP通信装置100が現用系200から予備系300に切り替わっても、IPアドレスは替わらない。したがって、対向IP通信装置22は、IP通信装置100の同じIPアドレスを用いて通信を行うことができるため、IP通信装置100との間で通信を維持することができる。
次に、瞬断時間を短くする他の従来技術について、以下に説明する。IP通信装置100の物理回線8および9の物理ポートにそれぞれ付与されているレイヤ2のアドレスであるMAC(Media Control Access)アドレスは、一般に異なっている。ルータ4または5とIP通信装置100とは、同一のセグメント23として接続されており、ルータ4または5は、IP通信装置100のIPアドレスとMACアドレスとの間の対応を管理し、MACアドレスを用いてIP通信装置100へIPパケットを転送する。したがって、IP通信装置100に系切り替えが起こると、現用系200および予備系300はIPアドレスが同じであってもMACアドレスが異なるため、ルータ4または5から送出されるIPパケットを、予備系300へ正しく転送することができなくなる。これを回避するため、IP通信装置100は、系切替を行う際GARP(Gratuitous Address Resolution Protocol)を送出し、自分のMACアドレスが予備系300のMACアドレスに変わったことをルータ4または5へ伝える。これにより、ルータ4または5は、IP通信装置100のIPアドレスとMACアドレスとの間の対応を更新し、IP通信装置100の予備系300へ向けてIPパケットを転送することができる。したがって、瞬断時間は、IP通信装置100とルータ4または5との間のGARP送受時間程度で済む。
なお、瞬断時間を短くするもう1つの従来技術として、特許文献1に示されるように、系切り替えの際、現用系IPアドレス17と同時に、物理回線8の物理ポートに付与されるMACアドレスも予備系300が引継ぐ方法もある。この方法では、GARPの送出が不要となり、瞬断時間をさらに短くすることも可能となる。しかし、実際のところ、前述の方法のGARP送受時間は、現用系200から予備系300へのIPアドレスの引継ぎ処理時間と同等であり、両方法の瞬断時間に大きな開きはない。
特開2005−057461号公報
前記の従来技術では、IP通信装置100とルータ4または5との間のIPパケットの転送(ルーティング)は、静的ルーティングであり、IP通信装置100やルータ4または5のシステム導入時に、保守者がルーティング情報の設定を手動で行う必要がある。これは特に、ネットワークの規模が大きくなるに従って、保守者の設定負担を増やし、初期導入に費やす時間が長くなるという問題がある。
そこで、本発明は、通信経路や装置の故障などに対して、高信頼なIP通信を提供するためのIP通信装置の二重化系切替方式において、システムの初期導入時にて、保守者の設定負担の削減を可能とするものである。
本発明は、従来技術である動的ルーティングを実現するOSPF(Open Shortest Path First)などのルーティングプロトコルを活用し、以下に説明する手段により、前記課題を解決する。図1を用いて、本発明の手段を説明する。なお、図1は、本発明の二重化方式を説明するためのシステム構成図であるが、本発明はこの構成に限定されるものではない。
通常、ルーティングプロトコルをサポートする装置はルータ4および5のみであるが、本手段では、ルータではないIP通信装置1もルーティングプロトコルをサポートし、IP通信装置1とルータ4または5との間で、通常のルータ間のやりとりと同様に、互いの経路情報のやりとりを行う。このため、IP通信装置1の現用系2および予備系3の物理ポートのそれぞれに、異なる値の現用系IPアドレス17および予備系IPアドレス18を付与する(手段1)。これにより、ルータ4または5に対して、IP通信装置1が2つの物理ポートを有する隣接ルータであるように見せることができる。
また、通常のルーティングプロトコルには、経路の故障などの異常が発生したときに、それを検出したルータが、即座に接続対向のルータに新たな経路情報を伝える機能がある。本手段もそれを活用し、例えば、現用系2が繋がる物理回線8が切断したり、現用系2が故障した場合には、予備系3を通じて、予備系3が新たな転送経路になることをルータ4または5に伝える(手段2)。なお、切替時間は、IP通信装置1とルータ4または5との間の経路情報の送受時間程度で済み、従来技術と同等となる。
一方、IP通信装置1と対向IP通信装置22との間でIP通信が行われているとき、IP通信装置1が現用系2から予備系3に切り替わってもIP通信を維持するためには、前記のとおり、対向IP通信装置22に対して、IP通信装置1の通信用のIPアドレスが同じに見えるようにしなければならない。しかし、本構成では、現用系2および予備系3の物理ポートに異なるIPアドレスを付与するため(手段1)、両系の物理ポートにおけるIPアドレスが異なる。このため、前記手段のみではIP通信を維持することができない。
そこで、本発明では、IP通信装置1と対向IP通信装置22との間のIP通信用に用いるIP通信装置1のIPアドレスとして、内部IPアドレス21を導入する。現用系2から予備系3への系切り替えが起こり、IP通信装置1の予備系3からIPパケットが送出されるようになっても、この内部IPアドレス21を、対向IP通信装置22との間で通信するIPパケットのアドレスとして用いる(手段3)。これによって、IP通信装置1と対向IP通信装置22との間で、IP通信を維持することができる。
以上のように、本発明は、IP通信システム1における現用系2から予備系3への切替において、動的ルーティングを活用し、対向ルータに対し系切替を通知することと、系切替が起こっても対向IP通信装置22との間でIP通信を維持することとを両立させ、かつ、導入時の保守者の設定負担を削減するために、以下の手段が本発明の特徴になっている。
すなわち、本発明による冗長化IP通信装置は、現用系2および予備系3の物理ポートにそれぞれ別のIPアドレス17および18を付与し(手段1)、現用系2から予備系3への系切替が起きた際、予備系3が新たな転送経路になることをルータ4または5に伝える(手段2)とともに、新たに内部IPアドレス21を用い、系切り替えが起きても対向IP通信装置22に対して同じIPアドレスであるように見せ(手段3)、対向IP通信装置22との間でIP通信を維持する。
以上、本発明を冗長化IP通信装置として説明したが、本発明には、前記冗長化IP通信装置が実質的に実現する冗長化IP通信方法も含まれる。
本発明は、冗長化IP通信装置における現用系から予備系への切り替えに対し、動的ルーティングを活用することを可能とするものである。すなわち、本発明によれば、動的ルーティングの利点である、導入時の保守者の設定負担を削減すること効果を奏する。これは特に、大規模ネットワーク環境下で運用する場合に効果を発揮する。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
〔実施例〕
図1は、本発明の二重化方式を説明するためのシステム構成図である。図1は、冗長化を実現するIP通信装置の実施例を示している。
このシステムは、IP通信装置1、スイッチ6,7、ルータ4,5、IP中継網16、および対向IP通信装置22により構成され、IP中継網16を経由してIP通信装置1と対向IP通信装置22との間でIP通信、すなわち、IPパケットのやりとりを行うものとする。IP通信装置1は、冗長化構成を有しており、現用系2および予備系3の2つの系を備えている。IP通信装置1は、通常、現用系2を用いて動作しており、対向IP通信装置22との間で、現用系2に有した内部IPアドレス21を用いてIP通信を行う。現用系2が繋がる物理回線8が切断したり、現用系2が故障したりなど、運用系2に不具合が生じた場合、IP通信装置1の図示しない制御手段は、対向IP通信装置22との間のIP通信の動作を行う系を、現用系2から予備系3へ即座に切り替え、以後、予備系3を通じて、対向IP通信装置22との間で、同一の内部IPアドレス21を用いてIP通信を行う。この切り替えの際に、予備系3は、内部IPアドレス21を現用系2または制御手段から入力するなどして、当該アドレスを引き継ぐ。
スイッチ6,7およびルータ4,5も、それぞれ2台により、IP通信装置1とIP中継網16との間で冗長的にネットワークを構成する。IP通信装置1の現用系2およびスイッチ6は物理回線8により、IP通信装置1の予備系3およびスイッチ7は物理回線9によりそれぞれ接続される。また、スイッチ6および7は物理回線14により、スイッチ6およびルータ4は物理回線10により、スイッチ7およびルータ5は物理回線11により、ルータ4およびIP中継網16は物理回線12により、ルータ5およびIP中継網16は物理回線13により、ルータ4および5は物理回線15によりそれぞれ接続される。
なお、ルータおよびスイッチの台数は、図1に示した実施例のようにそれぞれ2台である必要はなく、3台以上でもよいし、1台でもよい。これらの台数は、冗長性の度合いと装置コストのバランスにより決められる。
IP通信装置1の図示しない制御手段は、現用系2および予備系3の物理ポートのそれぞれに、異なる値の現用系IPアドレス17および予備系IPアドレス18を付与する。これにより、ルータ4および5に対して、IP通信装置1を2つの物理ポートを有するそれぞれの隣接ルータのように見せることができる。
IP通信装置1、ルータ4および5は、ルーティングプロトコルをサポートしており、現用系2、予備系3、ルータ4および5との間で、通常のルータ間のやりとりと同様に、互いの経路情報の送受信を行う。経路の故障などによる不具合が発生したときは、それを検出した現用系2、予備系3、ルータ4または5が、接続対向に対して、新たな経路情報を伝える。例えば、IP通信装置の図示しない制御手段は、現用系2が繋がる物理回線8の切断や現用系2の故障など、現用系2の不具合を検出した場合、予備系3を通じて、予備系3が新たな転送経路になることをルータ4および5へ伝える。これにより、例えば、IP通信装置1と対向IP通信装置22との間のIP通信経路が、現用系2→物理回線8→スイッチ6→物理回線10→ルータ4→物理回線12→IP中継網16→対向IP通信装置22のときに、現用系2が故障した場合、新たなIP通信経路は、予備系3→物理回線9→スイッチ7→物理回線14→スイッチ6→物理回線10→ルータ4→物理回線12→IP中継網16→対向IP通信装置22となる。
IP通信装置1は、対向IP通信装置22との間のIP通信用に用いるIPアドレスとして、内部IPアドレス21を有する。内部IPアドレス21は、前記のような系切り替えが起こり、IP通信装置1の予備系3からパケットを送出するようになった場合にも、対向IP通信装置22との間で通信するためのIPパケットに付与するIPアドレスとして使用する。これによって、系切り替えが起きても、IP通信装置1は対向IP通信装置22との間のIP通信を維持することができる。
図3は、図1に示したIP通信装置1による系切替処理を示すフローチャート図である。図1に示したシステム構成において、IP通信装置1の図示しない制御手段は、現用系2および予備系3の物理ポートのそれぞれに、異なる値の現用系IPアドレス17および予備系IPアドレス18を付与する(ステップS1)。そして、IP通信装置1の現用系2および予備系3は、ルーティングプロトコルにより、ルータ4および5との間で、通常のルータ間のやりとりと同様に、互いの経路情報の送受信を行う(ステップS2)。
IP通信装置1の現用系2は、内部IPアドレスを用いて、対向IP通信装置22との間でIPパケットの通信を行う(ステップS3)。また、現用系2が繋がる物理回線8の切断や現用系2の故障など、現用系2に不具合が発生すると(ステップS4)、ルーティングプロトコルにより、予備系3を通じて、予備系3が新たな転送経路になることをルータ4および5へ伝える(ステップS5)。そして、IP通信装置1の予備系3は、前記同一の内部IPアドレスを用いて、対向IP通信装置22との間でIPパケットの通信を行う(ステップS6)。
〔応用例1〕
次に、図1に示した実施例における応用的な使い方について説明する。
図4は、IP通信装置が電話加入者を収容する例である。このIP通信装置1−1は、電話加入者24〜26を収容して成り、その他の構成は図1に示したものと同様である。電話加入者24〜26がそれぞれ電話通信をする場合、IP通信装置1−1の現用系2が、IPパケット化(VoIP通信)を行い、対向通信相手との間で電話通信を行う。前記のような系切り替えが起きた場合、予備系3は、図示しない制御手段からの指令により、電話加入者24〜26の各電話通信のIPパケット化処理および内部IPアドレス21を引き継ぐ。これにより、結果として、前記のようにIP通信を維持することができる。
〔応用例2〕
図5は、IP通信装置が複数の現用系を有する例である。このIP通信装置1−2は、複数の現用系2,27および単数の予備系3を備えており、現用系2はIP内部アドレス21を、現用系27は内部IPアドレス28をそれぞれ有している。また、現用系27は電話加入者24,25を収容し、現用系2は電話加入者26を収容し、電話加入者24〜26は電話通信を行うものとする。電話加入者24,26がそれぞれ電話通信を行う場合は、現用系27がIPパケット化を行い、電話加入者26が電話通信を行う場合は現用系2がIPパケット化を行い、各電話加入者24〜26は対向通信相手との間でそれぞれ電話通信を行う。その他の構成は図4に示したものと同様である。
例えば、現用系2が繋がる物理回線8が切断したり、現用系2が故障したりなど、現用系2に不具合が生じた場合、予備系3は、図示しない制御手段からの指令により、現用系2に収容される電話加入者26のIPパケット化処理および内部IPアドレス21を引き継ぐ。これにより、結果として、前記のようにIP通信を維持することができる。なお、物理回線8の切断や現用系2の故障などに影響のない現用系27は、そのまま継続してIPパケット化処理を行う。
以上のように、本発明の実施例によれば、IP通信装置1の現用系2および予備系3の物理ポートのそれぞれに、異なる値の現用系IPアドレス17および予備系IPアドレス18を付与し、現用系2が繋がる物理回線8の切断などが発生した場合には、ルーティングプロトコルにより、予備系3を通じて、予備系3が新たな転送経路になることをルータ4または5へ伝え、そして、予備系3からIPパケットの送出されるようになっても、現用系2が用いていた同一の内部IPアドレス21を用いて対向IP通信装置22との間で通信を行うようにした。これにより、IP通信装置1,1−1,1−2、ルータ4,5との間のIPパケットの転送は、静的ルーティングではなく動的ルーティングにより実現することができる。一般に、静的ルーティングの場合は、システム導入時に保守者が、静的ルーティングを実現するための複雑な情報を手動により設定する必要がある。これに対し、本発明のような動的ルーティングの場合は、静的ルーティングのような複雑な情報の設定は必要ない。したがって、本発明によれば、システム導入時において、保守者は、ルーティング情報の設定負担を削減することができる。
インターネットおよびブローバンド通信を核とした情報通信産業は拡大の一途にあるが、その流れの一つとしてVoIP技術の普及がある。今後は、VoIP技術を用いた網が既存電話網に置き換わる形態が主流になるものと考えられる。そのため、VoIP通信に対し、通信経路や装置の故障などに対して高信頼性が求められるのは必至となる。また、網の規模が大きいことが想定されることから、初期導入時の設定負担を削減できる本発明の産業上の利用可能性は高い。
本発明の二重化方式を説明するためのシステム構成図である。 従来の二重化方式を説明するためのシステム構成図である。 図1のIP通信装置による系切替処理を示すフローチャート図である。 IP通信装置が電話加入者を収容する場合のシステム構成図である。 IP通信装置が複数の現用系を有する場合のシステム構成図である。
符号の説明
1、1−1、1−2、100 IP通信装置
2、27、200 現用系
3、300 予備系
4、5 ルータ
6、7、29 スイッチ
8、9、10、11、12、13、14、15、30、32 物理回線
16 IP中継網
17、31 現用系IPアドレス
18 予備系IPアドレス
19、20 ルータIPアドレス
21、28 内部IPアドレス
22 対向IP通信装置
23 セグメント
24、25、26 電話加入者

Claims (4)

  1. 現用系および予備系の2つの系を備え、現用系に不具合が生じたときに現用系から予備系に切り替えるIP通信装置であって、
    前記現用系および予備系の物理回線のそれぞれに、異なる値の現用系IPアドレスおよび予備系IPアドレスを付与する手段と、
    接続する対向ルータとの間で、前記現用系IPアドレスおよび予備系IPアドレスを用いて経路情報を送受信する手段と、
    前記現用系に不具合が生じたときに、現用系から予備系に切り替えるとともに、該予備系を通じて、予備系が新たな転送経路になることを示す経路情報を前記対向ルータへ送信する手段と、
    当該IP通信装置と対向IP通信装置との間で通信する際のIPアドレスとして、前記現用系から予備系に切り替わった場合のために前記現用系IPアドレスおよび予備系IPアドレスとは別の内部IPアドレスが予め規定されており、前記現用系から予備系に切り替わった場合に、内部IPアドレスを用いて前記予備系を介して前記対向IP通信装置と通信を行う手段とを具備することを特徴とする冗長化IP通信装置。
  2. 複数の現用系と単数の予備系とを備え、現用系に不具合が生じたときに予備系に切り替えるIP通信装置であって、
    前記複数の現用系および単数の予備系の物理回線のそれぞれに、異なる値の現用系IPアドレスおよび予備系IPアドレスを付与する手段と、
    接続する対向ルータとの間で、前記現用系IPアドレスおよび予備系IPアドレスを用いて経路情報を送受信する手段と、
    前記複数の現用系のうちのいずれかの現用系に不具合が生じたときに、該現用系から予備系に切り替えるとともに、該予備系を通じて、予備系が該現用系に代わって新たな転送経路になることを示す経路情報を前記対向ルータへ送信する手段と、
    当該IP通信装置と対向IP通信装置との間で通信する際のIPアドレスとして、前記現用系から予備系に切り替わった場合のために前記現用系IPアドレスおよび予備系IPアドレスとは別の内部IPアドレスが予め規定されており、前記現用系から予備系に切り替わった場合に、内部IPアドレスを用いて前記予備系を介して前記対向IP通信装置と通信を行う手段とを具備することを特徴とする冗長化IP通信装置。
  3. 現用系および予備系の2つの系を備えたIP通信装置により、現用系に不具合が生じたときに現用系から予備系に切り替えるIP通信方法であって、
    前記現用系および予備系の物理回線のそれぞれに、異なる値の現用系IPアドレスおよび予備系IPアドレスを付与し、
    接続する対向ルータとの間で、前記現用系IPアドレスおよび予備系IPアドレスを用いて経路情報を送受信し、
    当該IP通信装置と対向IP通信装置との間で通信する際のIPアドレスとして、前記現用系から予備系に切り替わった場合のために前記現用系IPアドレスおよび予備系IPアドレスとは別の内部IPアドレスが予め規定されており、
    前記内部IPアドレスを用いて、現用系と対向IP通信装置との間で通信を行い、
    現用系に不具合が生じたときに、現用系から予備系に切り替え、
    該切り替えの際に、予備系を通じて、予備系が新たな転送経路になることを示す経路情報を前記対向ルータへ送信し、
    記内部IPアドレスを用いて、前記予備系を介して対向IP通信装置と通信を行うことを特徴とする冗長化IP通信方法。
  4. 複数の現用系および単数の予備系を備えたIP通信装置により、現用系に不具合が生じたときに現用系から予備系に切り替えるIP通信方法であって、
    前記複数の現用系および単数の予備系の物理回線のそれぞれに、異なる値の現用系IPアドレスおよび予備系IPアドレスを付与し、
    接続する対向ルータとの間で、前記現用系IPアドレスおよび予備系IPアドレスを用いて経路情報を送受信し、
    当該IP通信装置と対向IP通信装置との間で通信する際のIPアドレスとして、前記現用系から予備系に切り替わった場合のために前記現用系IPアドレスおよび予備系IPアドレスとは別の内部IPアドレスが予め規定されており、
    前記内部IPアドレスを用いて、現用系と対向IP通信装置との間で通信を行い、
    前記複数の現用系のうちのいずれかの現用系に不具合が生じたときに、該現用系から予備系に切り替え、
    該切り替えの際に、予備系を通じて、予備系が該現用系に代わって新たな転送経路になることを示す経路情報を前記対向ルータへ送信し、
    記内部IPアドレスを用いて、前記予備系を介して対向IP通信装置と通信を行うことを特徴とする冗長化IP通信方法。
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